JP4478271B2 - 画像処理装置およびシステム、並びに、それらの制御方法 - Google Patents
画像処理装置およびシステム、並びに、それらの制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4478271B2 JP4478271B2 JP2000022098A JP2000022098A JP4478271B2 JP 4478271 B2 JP4478271 B2 JP 4478271B2 JP 2000022098 A JP2000022098 A JP 2000022098A JP 2000022098 A JP2000022098 A JP 2000022098A JP 4478271 B2 JP4478271 B2 JP 4478271B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color image
- destination
- determination
- digital watermark
- watermark information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は画像処理装置およびシステム、並びに、それらの制御方法に関し、例えば、ネットワーク接続された複数の機器から構成される画像処理装置およびシステム、並びに、それらの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スキャナのような画像読取手段によって読み取った画像に含まれる電子透かし情報を解析し、読み取った画像をネットワークへ配信したり、ローカルプリンタでプリントアウトするのに相応しくないと判断される場合、配信やプリントを禁止するのが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、画像がスキャンされる度に電子透かし情報を解析するには、それなりの時間を要する。その結果、ファーストコピーアウトプットタイム(FCOT)が長くなり、コピー時間を増大させる一因になる。
【0004】
また、たとえ電子透かし情報が埋め込まれた画像でも、それが白黒コピーされた場合には色情報が欠落し、完全な複製とはならない。加えて、オフィスで用いられるコピーが主として白黒コピーであることを考慮すれば、コピー出力に要する時間を短縮する方が望ましいと言える。
【0005】
しかし、ネットワークを介して配布された画像の偽造防止には困難が伴うので、電子透かし情報が埋め込まれた画像のネットワークを介した配布は避けたい。
【0006】
本発明は、電子透かし情報が付加された画像の送信を制御する際に、画像の送信先に応じて画像を送信する装置の処理時間の短縮を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の目的を達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0008】
本発明にかかる画像処理システムは、ネットワーク接続された複数の機器から構成される画像処理システムであって、読取手段により読み取られるカラー画像の送信先を設定する設定手段と、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能であるか否かを示す情報を取得する取得手段と、前記取得した情報に基づき、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能であるか否かを判断する判断手段と、前記カラー画像の送信先に従い、前記読取手段により読み取られたカラー画像を送信する送信手段と、前記読取手段により読み取られたカラー画像に電子透かし情報が埋め込まれているか否かを判定する判定手段とを有し、前記判断手段による判断の結果、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能な場合は前記判定手段に電子透かし情報の判定を行わせ、前記判定の結果が電子透かし情報の存在を示す場合は前記送信手段による前記カラー画像の送信を行わず、前記判定の結果が電子透かし情報の存在を示さない場合は前記送信手段により前記カラー画像を前記送信先に送信し、前記判断手段による判断の結果、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力できない場合は前記判定手段による電子透かし情報の判定を行わずに前記送信手段により前記カラー画像を前記送信先に送信することを特徴とする。
【0009】
本発明にかかる制御方法は、ネットワーク接続された複数の機器から構成される画像処理システムの制御方法であって、読取手段により読み取られるカラー画像の送信先を設定するステップと、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能であるか否かを示す情報を取得するステップと、前記取得した情報に基づき、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能であるか否かを判断するステップと、前記カラー画像の送信先に従い、前記読取手段により読み取られたカラー画像を送信するステップと、前記読取手段により読み取られたカラー画像に電子透かし情報が埋め込まれているか否かを判定するステップとを有し、前記判断の結果、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能な場合は前記電子透かし情報の判定を行い、前記判定の結果が電子透かし情報の存在を示す場合は前記カラー画像の送信を行わず、前記判定の結果が電子透かし情報の存在を示さない場合は前カラー記画像を前記送信先に送信し、前記判断の結果、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力できない場合は前記電子透かし情報の判定を行なわずに前記カラー画像を前記送信先に送信することを特徴とする。
【0010】
本発明にかかる画像処理装置は、ネットワーク接続された複数の機器から構成される画像処理システムで使用される画像処理装置であって、読取手段により読み取られるカラー画像の送信先を設定する設定手段と、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能であるか否かを示す情報を取得する取得手段と、前記取得した情報に基づき、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能であるか否かを判断する判断手段と、前記カラー画像の送信先に従い、前記読取手段により読み取られたカラー画像を送信する送信手段と、前記読取手段により読み取られたカラー画像に電子透かし情報が埋め込まれているか否かを判定する判定手段とを有し、前記判断手段による判断の結果、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能な場合は前記判定手段に電子透かし情報の判定を行わせ、前記判定の結果が電子透かし情報の存在を示す場合は前記送信手段による前記カラー画像の送信を行わず、前記判定の結果が電子透かし情報の存在を示さない場合は前記送信手段により前記カラー画像を前記送信先に送信し、前記判断手段による判断の結果、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力できない場合は前記判定手段による電子透かし情報の判定を行わずに前記送信手段により前記カラー画像を前記送信先に送信することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる一実施形態の画像処理システムを図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
[システム構成]
図1は本実施形態のシステム構成例を説明する概念図である。
【0013】
図1において、101は機器間を接続する既知の技術を用いたネットワークで、本実施形態ではTCP/IP(Transfer Control Protocol/Internet Protocol)を使用するEthernetの使用を想定する。
【0014】
102は原稿画像を光学的に読み取るスキャナで、ネットワークインタフェイスを備え、ネットワーク101に接続されている。なお、スキャナ102は読み取った画像のRGB画像データを出力する。
【0015】
103は管理サーバで、スキャナ102、プリンタ2095、2902および2903、並びに、ファクシミリ装置2904を組み合わせてバーチャルマルチファンクション機器(VMFP)を構成する際の構成情報(以下「転送パスプロファイル」と呼ぶ)を格納し、入力機器または出力機器の要請により転送パスプロファイルの提供を行う。なお、管理サーバ103は、パーソナルコンピュータやワークステーションにサーバソフトウェアをインストールすることで実現される。また、管理サーバ103は、ネットワークインタフェイスを備え、ネットワーク101に接続されている。
【0016】
2095、2902および2903はそれぞれプリンタで、ネットワークインタフェイスを備え、ネットワーク101を介して受信される印刷データや画像データに基づき、電子写真技術など既知の印刷技術により記録紙などのメディアに印刷を行う。なお、本実施形態においては、2095は白黒ディジタル複合機2070のプリンタ部、2902はカラーレーザビームプリンタ、2903は白黒レーザビームプリンタとする。
【0017】
2904はファクシミリ装置で、ネットワークインタフェイスを備え、ネットワーク101を介してスキャナ102などから受信される画像を、公衆回線2905へ送出したり、あるいは、公衆回線2905を介して受信される画像をプリンタ2095、2902または2903へ送り印刷させることができる。また、管理サーバ103によりファイル化された画像が公衆回線2905へ送出されることもあるし、公衆回線2905を介して受信される画像が管理サーバ103によりファイル化されることもあるので、ファクシミリ装置2904は、公衆回線2905とのインタフェイスとしても機能する。
【0018】
なお、本実施形態においては、スキャナ102から送信される画像データはプリンタ2095、2902または2903によって、直ちに印刷可能であることを想定し、画像データのページ記述言語(PDL)への変換などについては言及しない。
【0019】
[複合機の構成]
図2は白黒ディジタル複合機2070のコントローラの構成例を示すブロック図である。
【0020】
図2において、CPU401は、メモリ402のRAMなどを作業領域として、メモリ402のROMなどに格納された制御プログラムを実行し、共有内部バス430を介して装置全体の動作を制御する。メモリ402はRAMには画像データなども蓄えられる。
【0021】
406はネットワーク101に接続するためのネットワークI/F、410はマルチファンクションシステムとして構成されるネットワーク101上にある機器のIPアドレスが登録される機器登録部、412はRAM402に蓄えられた画像データを解析して画像中に電子透かし情報が含まれているか否かを判定する電子透かし判定部である。
【0022】
404はネットワーク101に接続された機器のデバイスプロファイルが格納されるデバイスプロファイルデータベースである。デバイスプロファイルは、VMFPを構成するために必要な、各機器に関する性能や特徴を示すデータで、例えば、機器がカラー出力が可能か否か、あるいは、出力可能な記録紙サイズなどの情報が格納される。
【0023】
411はファイル転送部で、ネットワークI/F406を介してプリンタドライバファイルをネットワーク101上の機器へ転送する。
【0024】
420はスキャナI/Fで、白黒ディジタル複合機2070のスキャナ部に接続され、スキャナ部から出力される画データをRAM402に格納するなどの機能を有する。421はプリンタI/Fで、白黒ディジタル複合機2070のプリンタ部2095に接続され、RAM402に格納された画像データをプリンタ部2095へ供給するなどの機能を有する。
【0025】
上記のプリンタI/F421を除く構成は、ネットワークスキャナとして機能するすべての装置が備えるべき構成で、白黒ディジタル複合機2070のコントローラのほかに、スキャナ102のコントローラも同様の構成を有している。
【0026】
[電子透かし判定部]
次に、電子透かし判定部412の概要について説明する。
【0027】
電透かし判定部412は、CDROM、DVD、HDなどの記憶媒体に記憶されたディジタル画像データ、もしくは、ネットワークを介して入力されるディジタル画像データを入力し、入力されたディジタル画像データを複数画素のブロックに分割し、それらブロックごとにフーリエ変換を施して画像の空間周波数成分を抽出する。
【0028】
フーリエ変換により得られた空間周波数成分のデータは、振幅スペクトルおよび位相スペクトルに分離され、振幅スペクトルに含まれるレジストレーション信号が検出される。
【0029】
レジストレーション信号の埋め込みは次の二点を考慮して行われる。つまり、一つは、低周波数成分へレジストレーション信号を埋め込むと、高周波数成分へレジストレーション信号を埋め込む場合に比べて、人間の視覚特性からノイズとして認識され易いという点、もう一つは、JPEG圧縮などの非可逆圧縮方式にはローパスフィルタ的な作用があるため圧縮伸長処理により高周波数成分が除去されてしまう点である。これらの点を考慮すると、人間の視覚には認識され難い第一の周波数以上、かつ、画像の非可逆圧縮および伸長により除去されない第二の周波数以下の中間周波数領域へ、インパルス信号によりレジストレーション信号を埋め込むのが望まし。
【0030】
従って、レジストレーション信号の検出は、振幅スペクトルに含まれる中間周波数領域のインパルス信号を検出することになる。そして、抽出されたインパルス信号の座標から、ディジタル画像データのスケーリング率を算出する。電子透かし判定部412は、スケーリングが行われていない対象画像のどの周波数にインパルス信号が埋め込まれているかを予め認識している。つまり、予め認識されている周波数と、検出されたインパルス信号の周波数の比により、スケーリング率を算出することができる。予め認識されている周波数をa、検出されたインパルス信号の周波数をbとすればa/bのスケーリングが施されていることがわかる。これは公知のフーリエ変換の性質である。
【0031】
得られたスケーリング率により、ディジタル画像データに含まれる電子透かしを検出するためのパターンのサイズを決定し、このパターンを用いた畳み込みを行うことでディジタル画像データに含まれる電子透かしが検出される。
【0032】
なお、電子透かしは、ディジタル画像データを構成する何れの成分に付加されていてもよいが、本実施形態では人間の視覚上、最も鈍感である青色成分に付加されているものとする。従って、パターン検出は青色成分に対して行われることになる。
【0033】
また、ディジタル画像データを構成する可視の色成分に電子透かしが埋め込まれているのではなく、特定周波数成分に情報が埋め込まれている場合は、ディジタル画像データをフーリエ変換した後、その特定周波数に対して電子透かしを検出する処理を行えばよい。
【0034】
電透かし判定部412は、上記の処理により、対象画像に電子透かし情報が埋め込まれているか否かを判定し、電子透かし情報が埋め込まれていると判定される場合は判定信号を生成する。
【0035】
[操作部の概要]
図3はVMFPの操作部の一例を示す図である。VMFPの操作部は、VMFPを構成する機器で、かつ、LCDおよびタッチパネルを有する操作パネル、または、モニタとキーボードなどを備えればどの機器にも設定することができる。以下では、白黒ディジタル複合機2070の操作パネルにVMFPの操作部としての機能が設定された場合を説明する。
【0036】
操作部3000のLCD3001は、その上にタッチパネルシートが貼られていて、VFMPの操作画面を表示するとともに、表示されたキーが押されるとその位置情報をコントローラのCPU401に伝える。スタートキー3002は、原稿画像の読み取りを開始する場合などに用いられる。スタートキー3002の中央部には、緑および赤の二色LED3006があり、その発光色によってスタートキー3002が使える状態にあるか否かが示される。ストップキー3003は、稼働中の動作を停止させる働きをする。IDキー3004は、使用者のユーザDを入力するときに用いられる。リセットキー3005は、操作部3000から設定し動作条件などを初期化する場合に用いられる。
【0037】
図4は[SEND]ボタンが押された場合の操作画面(SENDメイン画面)3200を示す図である。SENDメイン画面3200が表示されている際にスタートキー3002が押されると、スキャナが動作し、読み取られた画像を設定された宛先に指定された送信方法で送信する処理が開始される。
【0038】
SENDメイン画面3200は、宛先表示領域3202、詳細宛先数表示3203、宛先スクロールボタン3204、アドレスブックに対応する[AddBook]ボタン3208 、[New]ボタン3209、[Edit]ボタン3210、[Delete]ボタン3211、Subjectの入力枠3205、Messageの入力枠3206、FileNameの入力枠3207、Cover Pageのチェックボタン3212、Put Into HDチェックボタン3213、Print Outチェックボタン3214およびScan Settingボタン3215から構成される。なお、リセットを含む初期化時は、宛先表示領域3202には、一つの宛先も表示されず、操作説明画面が表示される。
【0039】
宛先表示領域3202には、入力された宛先の一覧が表示される。入力は順次末尾に追加される。詳細宛先数表示3203には現在設定されている宛先数が表示される。宛先表示領域3202からある宛先を選択した後、[Delete]ボタン3211を押すと、選択された宛先が削除される。
【0040】
Subjectの入力領域3205、Messageの入力領域3206およびFileNameの入力領域3207を押すと、画面にフルキーボードが表示され、それを使用して文字列の入力が可能になる。
【0041】
[動作]
図5は本実施形態の動作例を説明するフローチャートである。
【0042】
ステップS1で画像の転送先が設定される。ここでは、白黒ディジタル複合機2070により原稿画像を読み取り、プリンタ2903およびファックシミリ装置2904に画像データを配信するように設定され。さらに、同時に、白黒ディジタル複合機2070で画像をプリントアウトするよう設定されたものとする。従って、プリンタ2095も画像の転送先である。画像の転送先の設定は、図4に示したSENDメイン画面3200よって行われ、選択された転送先の機器情報はデバイスプロファイルデータベース404から入手される。
【0043】
ステップS2で、デバイスプロファイルデータベース404から得られた画像転送先の機器情報に基づき、画像転送先にカラー機器が含まれているか否かが判定される。プリンタ2903、ファックシミリ装置2904およびプリンタ2095は白黒機器であるから、電子透かし判定部412による電子透かし情報の解析は行わず、ステップS5で画像の転送を行う。
【0044】
一方、ステップS1で設定される画像の転送先にカラー機器、例えばプリンタ2902が含まれる場合は、ステップS3で電子透かし情報の解析が行われ、ステップS4で画像に電子透かし情報が含まれているか否かが判定され、含まれていなければステップS5で画像が転送され、含まれていれば画像の転送は行われず、その旨がステップS6でSENDメイン画面3200などに表示された後、処理が終了する。
【0045】
このように、本実施形態によれば、画像の転送(送信)先にカラー画像を出力することが可能な機器がない場合は、電子透かし情報の解析および判定を行わないので画像の最初の出力時間(FCOT)を短縮することができる。勿論、画像の転送(送信)先にカラー画像を出力することが可能な機器があれば、電子透かし情報の解析および判定を行い、電子透かし情報が埋め込まれた画像の転送は行わない。
【0046】
【他の実施形態】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0047】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0048】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0049】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した図5フローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、電子透かし情報が付加された画像の送信を制御する際に、画像の送信先に応じて画像を送信する装置の処理時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のシステム構成例を説明する概念図、
【図2】図1に示す白黒ディジタル複合機のコントローラの構成例を示すブロック図、
【図3】バーチャルマルチファンクションシステムの操作部の一例を示す図、
【図4】操作画面の一つであるSENDメイン画面を示す図、
【図5】本実施形態の動作例を説明するフローチャートである。
Claims (4)
- ネットワーク接続された複数の機器から構成される画像処理システムであって、
読取手段により読み取られるカラー画像の送信先を設定する設定手段と、
前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能であるか否かを示す情報を取得する取得手段と、
前記取得した情報に基づき、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能であるか否かを判断する判断手段と、
前記カラー画像の送信先に従い、前記読取手段により読み取られたカラー画像を送信する送信手段と、
前記読取手段により読み取られたカラー画像に電子透かし情報が埋め込まれているか否かを判定する判定手段とを有し、
前記判断手段による判断の結果、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能な場合は前記判定手段に電子透かし情報の判定を行わせ、前記判定の結果が電子透かし情報の存在を示す場合は前記送信手段による前記カラー画像の送信を行わず、前記判定の結果が電子透かし情報の存在を示さない場合は前記送信手段により前記カラー画像を前記送信先に送信し、
前記判断手段による判断の結果、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力できない場合は前記判定手段による電子透かし情報の判定を行わずに前記送信手段により前記カラー画像を前記送信先に送信することを特徴とする画像処理システム。 - ネットワーク接続された複数の機器から構成される画像処理システムの制御方法であって、
読取手段により読み取られるカラー画像の送信先を設定するステップと、
前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能であるか否かを示す情報を取得するステップと、
前記取得した情報に基づき、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能であるか否かを判断するステップと、
前記カラー画像の送信先に従い、前記読取手段により読み取られたカラー画像を送信するステップと、
前記読取手段により読み取られたカラー画像に電子透かし情報が埋め込まれているか否かを判定するステップとを有し、
前記判断の結果、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能な場合は前記電子透かし情報の判定を行い、前記判定の結果が電子透かし情報の存在を示す場合は前記カラー画像の送信を行わず、前記判定の結果が電子透かし情報の存在を示さない場合は前カラー記画像を前記送信先に送信し、
前記判断の結果、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力できない場合は前記電子透かし情報の判定を行なわずに前記カラー画像を前記送信先に送信することを特徴とする制御方法。 - コンピュータ装置を制御して、請求項2に記載された制御を行うプログラムが記録されたことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
- ネットワーク接続された複数の機器から構成される画像処理システムで使用される画像処理装置であって、
読取手段により読み取られるカラー画像の送信先を設定する設定手段と、
前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能であるか否かを示す情報を取得する取得手段と、
前記取得した情報に基づき、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能であるか否かを判断する判断手段と、
前記カラー画像の送信先に従い、前記読取手段により読み取られたカラー画像を送信する送信手段と、
前記読取手段により読み取られたカラー画像に電子透かし情報が埋め込まれているか否かを判定する判定手段とを有し、
前記判断手段による判断の結果、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力可能な場合は前記判定手段に電子透かし情報の判定を行わせ、前記判定の結果が電子透かし情報の存在を示す場合は前記送信手段による前記カラー画像の送信を行わず、前記判定の結果が電子透かし情報の存在を示さない場合は前記送信手段により前記カラー画像を前記送信先に送信し、
前記判断手段による判断の結果、前記カラー画像の送信先がカラー画像を出力できない場合は前記判定手段による電子透かし情報の判定を行わずに前記送信手段により前記カラー画像を前記送信先に送信することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000022098A JP4478271B2 (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | 画像処理装置およびシステム、並びに、それらの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000022098A JP4478271B2 (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | 画像処理装置およびシステム、並びに、それらの制御方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001217965A JP2001217965A (ja) | 2001-08-10 |
JP2001217965A5 JP2001217965A5 (ja) | 2007-03-15 |
JP4478271B2 true JP4478271B2 (ja) | 2010-06-09 |
Family
ID=18548432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000022098A Expired - Fee Related JP4478271B2 (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | 画像処理装置およびシステム、並びに、それらの制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4478271B2 (ja) |
-
2000
- 2000-01-31 JP JP2000022098A patent/JP4478271B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001217965A (ja) | 2001-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8780372B2 (en) | Image processing apparatus and image processing method to read and prevent loss of coded information | |
EP1102466A2 (en) | Information processing apparatus and processing method therefor | |
US9723177B2 (en) | Image processing system, image processing apparatus, and image forming apparatus | |
US20070157827A1 (en) | Image processing apparatus and method | |
US20110170124A1 (en) | Image processing system and image processing apparatus | |
US7130086B2 (en) | Image processing apparatus and method with forgery and/or fraud control | |
JP2003087563A (ja) | 画像処理装置およびその制御方法 | |
JP2009260721A (ja) | 画像処理装置、画像読取装置、画像出力システム、画像蓄積システム、画像印刷装置、画像複写装置、画像蓄積装置、プログラムおよび記録媒体 | |
JP4900941B2 (ja) | 情報処理装置、その制御方法、プログラム及び情報処理システム | |
JP6536703B2 (ja) | 画像形成装置とその制御方法及びプログラム | |
JP4478271B2 (ja) | 画像処理装置およびシステム、並びに、それらの制御方法 | |
JP2002248829A (ja) | 画像処理装置および画像処理プログラムを記録した記憶媒体 | |
JP2002237940A (ja) | 画像処理装置 | |
JP3882657B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP2004153567A (ja) | 画像入出力装置及びその制御方法、画像入出力システム、及び制御プログラム | |
JPH11346288A (ja) | 画像処理装置のパラメータ共有方法およびシステム | |
JPH10190927A (ja) | 情報処理システムと情報処理方法 | |
JP2001144940A (ja) | 情報処理装置および情報処理装置の画像処理方法および記憶媒体 | |
JP3787476B2 (ja) | 情報処理装置及びその処理方法 | |
JP3814455B2 (ja) | 情報処理装置及びその処理方法 | |
US20040008364A1 (en) | Image processing apparatus and control method thereof | |
JP2001218042A (ja) | 画像処理装置およびシステム、並びに、それらの制御方法 | |
JP2002290749A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2004258939A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2009290550A (ja) | 画像処理装置、ログ記録方法、およびコンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070125 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070125 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20070125 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080808 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090227 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090731 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090928 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091023 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100121 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20100217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100308 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100315 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |