JP4478151B2 - 複数のリモートノードをイーサネット(登録商標)受動光ネットワークに登録する方法および装置 - Google Patents

複数のリモートノードをイーサネット(登録商標)受動光ネットワークに登録する方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、受動光ネットワークの設計に関する。特に詳しくは、本発明は、イーサネット(登録商標)受動光ネットワーク内の複数のリモートノードを検出する方法および装置に関する。
ますます増えつつあるインターネットトラフィックに歩調を合わせるために、光ファイバおよび対応する光伝送設備を幅広く配置して、基幹ネットワークの容量を大幅に増加している。しかしながら、このような基幹ネットワーク容量の増加は、対応するアクセスネットワーク容量における増加と一致していない。デジタル加入者回線(DSL)およびケーブルモデム(CM)等のブロードバンドソリューションを用いたとしても、現在のアクセスネットワークが提供する限定された帯域幅では、高帯域幅をエンドユーザに提供する際に深刻な障害が発生している。
現在開発中の異なる技術のうち、イーサネット(登録商標)受動光ネットワーク(EPON)は、次世代アクセスネットワークとして最も良い候補の1つである。EPONは、ユビキタスイーサネット(登録商標)技術を安価な受動光学素子と組み合わせたものである。従って、費用対効果の高い、高容量の受動光学素子を用いて、イーサネット(登録商標)の簡易性および拡張性を提供するものである。特に、高帯域幅の光ファイバにより、EPONは、ブロードバンド音声、データおよびビデオトラフィックに同時に対応することができる。このような一体型サービスを、DSLまたはCM技術で提供することは難しい。また、EPONがインターネットプロトコル(IP)トラフィックにさらに適しているのは、イーサネット(登録商標)フレームが大きさ異なるネイティブIPパケットを直接カプセル化することができるのに対し、ATM受動光ネットワーク(APON)は大きさが決まっているATMセルを用いいているので、結果としてパケットの断片化および再構築が必要となるからである。
一般に、EPONは、ネットワークの”最初の1マイル”に用いられている。これにより、サービスプロバイダの中央局と、業務または個人加入者との間に接続性を構成する。理論的には、最初の1マイルは、多数の加入者にサービスを提供する中央局を備える、ポイントツーマルチポイントネットワークである。ツリートポロジをEPONに用いることができる。1本のファイバで中央局を受動光分配器と接続して、下流側の光信号を分割して加入者に分配して、加入者からの上流側の光信号を合成する(図1を参照)。
EPON内の伝送は一般に、光加入者線端局装置(OLT)と光ネットワーク装置(ONU)との間で行われる(図2を参照)。ONUは、しばしば光加入者線終端装置(ONT)とも呼ばれることに留意されたい。OLTは一般に中央局に常駐し、光アクセスネットワークを地下基幹に接続する。これは一般に、インターネットサービスプロバイダ(ISP)またはローカル公衆網に属する外部ネットワークである。ONUを、CURBまたはエンドユーザの位置のいずれかに配置することができ、ブロードバンド音声データおよびビデオサービスを提供することができる。ONUは一般に、1×N(1×N)受動光カプラに接続する。NはONUの数である。受動光カプラは一般に、1つの光リンクを介してOLTに接続している。この構成により、EPONが必要とするファイバの本数とハードウェアの量とを大幅に節約することができる。
EPON内の通信は、下流側トラフィック(OLTからONU)と上流側トラフィック(ONUからOLT)とを含む。下流側方向では、1×N受動光カプラの一斉送信の性質のために、OLTによる下流側データフレーム一斉送信が全ONUに届いて、続いて宛て先ONUが抽出することができる。上流側方向では、ONUがチャネル容量およびリソースを共有する必要があるのは、受動光カプラをOLTと接続しているリンクが1つしかないからである。
それに対応して、EPONは一般に、あるアービトレーション機構を用いて、データの衝突を防止し、上流側ファイバチャネル容量を公平に共有するようにしている。これは、伝送ウインドウ(タイムスロット)を各ONUに割り当てることにより、行われる。各タイムスロットは、数個のイーサネット(登録商標)パケットを伝送することができる。ONUは一般に、そのタイムスロットに達するまで、加入者から受信するパケットを緩衝する。そのタイムスロットに達したならば、ONUは、保存した全フレームをOLTまで、全チャネル速度で”バーストする”。
任意の時にONUをEPONに接続可能にするために、EPONは一般に2つの動作モードを有している。ディスカバリ(初期化)モードおよび通常動作モードである。通常動作モードは、通常の上流側データ伝送に対応する。伝送の機会を全ての初期化したONUに順に割り当てる。OLTは定期的にディスカバリモードになって、ONUをEPONに加入させることに留意されたい。ディスカバリモードは、通常の上流側データ伝送を一時停止している間に、新規に加入したONUを検出するために用いる時間ウインドウを用意する。OLTが新規に加入したONUを正常に登録した場合は、ONUに論理リンクID(LLID)を割り当てる。これは、ONU媒体アクセス制御(MAC)アドレスに対応する。このLLIDにより、後にOLTと通信する間に、特定のONUを識別する。
現在のEPONアーキテクチャにより、ONUが複数のLLIDを有することができる。OLTが複数のLLIDをONUに割り当てた場合、LLIDは全て、共通物理ONUに対応付けられているが、各LLIDは、OLTに対する論理ONUの等価物を表す。この特徴により、多数のユーザ装置を共通物理ONUに接続して、仮想ONU(VONU)として動作させることができる。ディスカバリの間は、共通物理ONUを介して全データを送信するが、これらのVONUは、通常のONUのように動作する。
2以上の未登録VONUが、OLTを用いて登録を要求でき、上流側応答メッセージをスケジュール設定していないので(新規に加入したVONUをまだ初期化していないので)、ディスカバリ処理では、応答メッセージの間で衝突が発生しやすい。衝突の可能性が高い場合は、EPONを長時間ディスカバリモードのままにする必要が有り、さらに頻繁にディスカバリモードに入るようにすることにより、通常のデータ伝送に利用可能な帯域幅を低減してしまうことになる。
従って、ディスカバリ処理の間の衝突を低減して、上流側で帯域幅をさらに効率的に利用する、EPON内のリモートノードを検出する方法および装置が必要である。
本発明の一実施の形態は、イーサネット(登録商標)受動光ネットワーク(EPON)内のリモートノードの登録を容易にするシステムを提供する。システムは、中央ノードと少なくとも1つのリモートノードとを含む。多数の仮想リモートノードは、共通物理リモートノードに接続していて、共通物理リモートノード内で共通送信機を介して上流側データを送信する。初期ディスカバリサイクルの間は、システムは、未登録のリモートノードが登録のための応答メッセージを送信するようにディスカバリスロットを割り当てる要請メッセージを、中央ノードからリモートノードで受信する。システムは次に、割り当てられたディスカバリスロット内で、応答メッセージを未登録のリモートノードから送信して登録する。共通物理リモートノードに接続した複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合は、システムは、異なるリモートノードからの応答メッセージの間で衝突を回避するように、これらの仮想リモートノードから中央ノードへの応答メッセージの伝送を制御する。
本実施の形態の一変形例では、共通物理リモートノードが待ち行列を維持して、仮想リモートノードからの応答メッセージを保存する。共通物理リモートノードに接続した複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合は、共通物理リモートノードは、割り当てられたディスカバリスロットの間に、待ち行列から中央ノードへ応答メッセージを1つだけ送信する。
さらに一変形例では、共通物理リモートノードに接続した複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合は、共通物理リモートノードが、待ち行列の先頭の応答メッセージを送信する。応答メッセージの登録が正常に行われなかった場合は、共通物理リモートノードは、同じ応答メッセージを待ち行列の最後に再挿入する。
さらに一変形例では、共通物理リモートノードに接続した複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合は、共通物理リモートノードが、待ち行列の先頭の応答メッセージを多数回、送信試行させて、正常に登録を行わせる。その伝送の回数でも応答メッセージの登録が正常に行われなかった場合は、共通物理リモートノードは、待ち行列の最後に応答メッセージを再挿入する。
さらに一変形例では、共通物理リモートノードに接続した複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合で、かつ、その伝送の回数でも応答メッセージの登録が正常に行われなかった場合は、共通物理リモートノードは、所定の時間間隔または所定の数のディスカバリサイクルの間、応答メッセージの伝送を一時停止する。一時停止の後で、共通物理リモートノードは、待ち行列の最後に応答メッセージを再挿入する。
本実施の形態の一変形例では、共通物理リモートノードに接続した複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合は、共通物理リモートノードは、割り当てられたディスカバリスロット内で多数の応答メッセージを送信し、各応答メッセージが登録を求める仮想リモートノード対応付けられていて、その多数の応答メッセージがディスカバリスロット内で互いに重複していない。
さらに一変形例では、共通物理リモートノードは、割り当てられたディスカバリスロット内でその多数の応答メッセージを背中合わせに送信する。
本実施の形態の一変形例では、共通物理リモートノードに接続した複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合は、共通物理リモートノードは、共通物理ノードに接続した未登録の全仮想リモートノードの登録情報を含む、1つの集合応答メッセージを送信する。この集合応答メッセージにより複数の仮想リモートノードを同時に登録する。
本実施の形態の一変形例では、先に伝送した応答メッセージが所定の回数正常に登録されなかった場合は、システムは、未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージの伝送を一時停止期間の間、一時停止する。
さらに一変形例では、一時停止期間は、所定の時間間隔または所定の数のディスカバリサイクルである。
さらに一変形例では、システムは、中央ノードからユニキャスト要請メッセージを受信すると直ちに応答メッセージの伝送を再開する。
本実施の形態の一変形例では、未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが中央ノードからの明示された否定応答になった場合は、システムは、この先の応答メッセージの伝送を所定の期間一時停止する。
本実施の形態の一変形例では、未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが中央ノードからの明示された否定応答になった場合は、システムは、中央ノードからユニキャスト要請を受信するまで、この先の応答メッセージの伝送を一時停止する。
さらに一変形例では、一時停止が、タイムアウト期間に基づいていて、その終了時に応答メッセージの伝送を再開する。
さらに一変形例では、未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが中央ノードからの明示された否定応答になった場合は、システムは、中央ノードが送信した下流側データを継続して監視する。中央ノードでの電源の喪失またはシステム再開を示す、中央ノードが送信した下流側データに分断がある場合は、システムは、一時停止を終了して、応答メッセージの伝送を再開する。
本発明の別の実施の形態では、イーサネット(登録商標)受動光ネットワーク(EPON)内のリモートノードの登録を容易にするシステムを提供する。システムは、中央ノードと少なくとも1つのリモートノードとを含む。多数の仮想リモートノードが共通物理リモートノードに接続していて、共通物理リモートノード内で共通送信機を介して上流側データを送信する。初期ディスカバリサイクルの間、システムは、未登録のリモートノードが登録のための応答メッセージを中央ノードに送信するようにディスカバリスロットを割り当てる要請メッセージを、ディスカバリサイクルの間に中央ノードからリモートノードで受信する。システムは次に、割り当てられたディスカバリスロット内で、未登録のリモートノードまたは未登録仮想リモートノードからの登録のための応答メッセージを、選択的に送信することにより、送信した応答メッセージ間の衝突の可能性を低減する。
本実施の形態の一変形例では、先に伝送した応答メッセージが所定の回数正常に登録されなかった場合は、システムは、応答メッセージの伝送を一時停止期間の間、一時停止する。
さらに一変形例では、一時停止期間が、所定の時間間隔または所定の数のディスカバリサイクルである。
さらに一変形例では、先に伝送した応答メッセージが所定の回数正常に登録されなかった場合は、システムは、中央ノードからユニキャスト要請メッセージを受信すると直ちに応答メッセージの伝送を再開する。
本実施の形態の一変形例では、未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが中央ノードからの明示された否定応答になった場合は、システムは、この先の応答メッセージの伝送を所定の期間、一時停止する。
本実施の形態の一変形例では、未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが中央ノードからの明示された否定応答になった場合は、システムは、中央ノードからユニキャスト要請を受信するまで、この先の応答メッセージの伝送を一時停止する。
さらに一変形例では、一時停止が、タイムアウト期間に基づいていて、その終了時に応答メッセージの伝送を再開する。
さらに一変形例では、未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが中央ノードからの明示された否定応答になった場合は、システムは、中央ノードが送信した下流側データを継続して監視する。中央ノードでの電源の喪失またはシステム再開を示す、中央ノードが送信した下流側データに分断がある場合は、システムは一時停止を終了して、応答メッセージの伝送を再開する。
本実施の形態の一変形例では、システムは、共通物理ノード内の待ち行列を維持して、仮想リモートノードからの応答メッセージを保存する。共通物理リモートノードに接続した複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合は、システムは、割り当てられたディスカバリスロットの間に、待ち行列から中央ノードへ応答メッセージを1つだけ送信する。
さらに一変形例では、システムは、待ち行列の先頭の応答メッセージを送信する。応答メッセージの登録が正常に行われなかった場合は、システムは、待ち行列の最後に応答メッセージを再挿入する。
さらに一変形例では、共通物理リモートノードに接続した複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合は、システムは、待ち行列の先頭の応答メッセージを多数回、送信試行させて、正常に登録を行わせる。その伝送の回数でも応答メッセージの登録が正常に行われなかった場合は、システムは、待ち行列の最後に応答メッセージを再挿入する。
さらに一変形例では、共通物理リモートノードに接続した複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合で、かつ、その伝送の回数でも応答メッセージの登録が正常に行われなかった場合は、システムは、所定の時間間隔または所定の数のディスカバリサイクルの間、応答メッセージの伝送を一時停止する。一時停止の後で、システムは、待ち行列の最後に応答メッセージを再挿入する。
本実施の形態の一変形例では、共通物理リモートノードに接続した複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合は、システムは、割り当てられたディスカバリスロット内で多数の応答メッセージを送信することを含み、各応答メッセージが登録を求める仮想リモートノード対応付けられていて、その多数の応答メッセージがディスカバリスロット内で互いに重複していない。
さらに一変形例では、システムは、割り当てられたディスカバリスロット内でその多数の応答メッセージを背中合わせに送信する。
本実施の形態の一変形例では、共通物理リモートノードに接続した複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合は、システムは、共通物理ノードに接続した未登録の全仮想リモートノードの登録情報を含む、1つの集合応答メッセージを送信することにより、集合応答メッセージによって複数の仮想リモートノードを同時に登録する。
(詳細な説明)
当業者が本発明を利用し用いることができるように、特定の適用例およびその要件を背景として、以下に説明する。開示した実施の形態に対する各種の変形例は、当業者にとって容易に明らかになるであろう。そして、ここで定義する一般的な原理を、本発明の精神及び範囲から逸脱しない範囲で(例えば、一般的な受動光ネットワーク(PON)アーキテクチャ)、他の実施の形態および適用例に適用することもできる。従って、本発明は、示した実施の形態に限定されるものではなく、ここに開示した原理および特徴に一致した最も広い範囲に基づくものである。
この詳細な説明に記載のデータ構造および手順を一般に、コンピュータ読取可能記憶媒体に保存する。これは、コンピュータシステムが用いるコードおよび/またはデータを格納する任意の装置または媒体であっても良い。これに限定しないが、特定用途向けIC(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、半導体メモリ、ディスクドライブ磁気テープ、CD(コンパクトディスク)およびDVD(ディジタル多目的ディスクまたはデジタルビデオディスク)等の磁気および光記憶装置、伝送媒体埋め込みコンピュータ命令信号(信号を変調した搬送波があるもの、またはないもの)を含む。
(受動光ネットワークトポロジ)
図1は、中央局および多数の加入者が、光ファイバおよび受動光分配器を介してともに接続している、受動光ネットワーク(PON)を示している。図1に示すように、多数の加入者が、光ファイバ102および受動光分配器102を介して中央局101と接続している。受動光分配器102をエンドユーザ位置の近傍に配置することができるので、初期ファイバ設置コストを最小限にすることができる。中央局101を、インターネットサービスプロバイダ(ISP)が運営する都市圏ネットワーク等の外部ネットワーク103と接続することができる。図1ではツリートポロジを示しているが、PONは、リングまたはバス等の他のトポロジの基づくこともできることに留意されたい。
(通常動作モード)
図2は、通常動作モードでのEPONを示す。ONUを任意の時にEPON内に接続できるようにするために、EPONは一般に、2つの動作モードを有している。通常動作モードおよびディスカバリ(初期化)モードである。通常動作モードは、伝送機会を初期化した全ONUに割り当てている、通常の上流側データ伝送に対応している。
図2に示すように、下流側の方向では、0LT201が下流側データをONU1(211)、ONU2(212)およびONU3(213)に一斉送信する。全ONUは同じコピーの下流側データを受信する間に、各ONUは、自身のその対応するユーザに宛てたデータのみを選択的に転送する。それぞれ、ユーザ1(221)、ユーザ2(222)、ユーザ3(223)である。
上流側の方向では、ONUのサービスレベルの契約により、OLT201は始めに、伝送ウインドウをスケジュール設定して、各ONUに割り当てる。その伝送タイムスロットではない場合は、ONUは一般に、そのユーザから受信したデータをバッファする。そのスケジュール設定した伝送タイムスロットになった場合は、ONUは、そのすべてのバッファしたユーザデータを割り当てられた伝送ウインドウ内で送信する。
全ONUがOLTのスケジュール設定に従って順番に上流側データを送信するので、上流側リンクの容量を効率的に利用することができる。しかしながら、適切にスケジュール設定を行うには、OLTは、新規に加入したONUを検出して初期化する必要がある。検出の間は、OLTは、ONUの往復伝搬遅延、その媒体アクセス(MAC)アドレス、そのサービスレベルの契約等の、伝送スケジュール設定に重要な情報を収集しても良い(場合によっては、サービスレベルの契約をすでにOLTがわかっている場合もあることに留意されたい)。
(EPON内でのディスカバリモード)
図3は、ディスカバリ処理を説明する時間空間図である。ディスカバリ処理を開始する時に、OLT301は始めに、OLT301がディスカバリモードに入って、新規のONUを登録することができる開始時間tの時間間隔を設定する(この時間間隔をディスカバリウインドウと呼ぶ)。現在時間からtまで、OLT301は登録したONUから通常の上流側データを受信し続けることができることに留意されたい。OLT301はまた、各新規に加入したONUが応答メッセージをOLT301に送信して登録を要求できるように、時間間隔を設定する(ディスカバリスロットと呼ぶ)。ディスカバリスロットの開始時間は、ディスカバリウインドウtの開始時間と同じである。登録をしようとする2以上のONUがあり、かつ、未登録のONUとOLT301との間の距離がわかっていないので、ディスカバリウインドウの大きさは、少なくともディスカバリスロットの大きさと、ONUとOLT301との間の最大可能往復遅延とを含む必要がある。
時間t(t<t)では、OLT301はディスカバリ要請メッセージ311(IEEE802.3ahマルチポイント制御プロトコル(MPCP)によるDISCOVERY_GATEメッセージとすることができる)を、新規に加入した未登録のONU302を含む、全ONUに一斉送信する。ディスカバリ要請メッセージ311は、OLT301がメッセージを送信した時間であるtの時間スタンプと、ディスカバリスロットの開始時間であるtの時間スタンプとを含む。ディスカバリ要請メッセージ311を受信すると、ONU302は、ディスカバリ要請メッセージ311が持つ時間スタンプに従って、そのローカルクロックをtに設定する。
ONU3O2のローカルクロックがディスカバリスロットの開始時間tになったら、ONU302は、さらにランダム遅延を待ってから、応答メッセージ314を送信する(IEEE802.3ahMPCP規格に基づくREGISTER_REQUESTメッセージとすることができる)。複数の初期化していないONUからの応答メッセージが常に衝突する場合は、このランダム遅延を適用して、永続的な衝突を回避することができる。応答メッセージ314は、ONU3O2のMACアドレスおよび応答メッセージ314を送信したONU3O2のローカル時間の時間スタンプtを含む。
OLT301が時間tでONU302から応答メッセージ314を受信した場合は、ONU3O2のMACアドレスおよび応答メッセージ314を送信したONU3O2のローカル時間tを知ることになる。OLT301は次に、ONU302の往復遅延を計算することができる。[(t−t)−(t−t)]=(t−t)である。
図4は、ディスカバリ処理の間の応答メッセージ間の衝突を説明する時間空間図である。tでは、OLT401は、ディスカバリ要請メッセージ411を時間スタンプtおよびディスカバリスロット開始時間tとともに送出する。ディスカバリ要請メッセージ411を受信すると、未検出のONU402および403は、それらのローカルクロックをそれぞれtに設定する。ONU403は、ONU402よりもOLT401から離れた位置にあるので、0NU4O3のローカルクロックは実際にはONU4O2のローカルクロックよりも遅れている。しかしながら、ONU4O2のローカルクロックおよび4O3のローカルクロックがともにtになった場合は、ONUはともにディスカバリスロットにはいる。0NU402は、応答メッセージ422を送出する前に、ランダム遅延を待つ。同様に、ONU403は、応答メッセージ423を送出する前に、ランダム遅延を待つ。
図4に示すように、互いに1つの応答メッセージ長内で応答メッセージ422および423がOLT401に達した場合は、衝突が発生する。その結果、応答メッセージ422および423がともに化けてしまい、登録要求はいずれも失敗することになる。
図5は、共通物理ONUに対応する複数のVONUを示す。現在のEPONアーキテクチャにより、ONUは複数のLLIDを有することができる。全LLIDは共通物理ONUに対応付けられているが、OLTがONUに複数のLLIDを割り当てた場合、各LLIDは、OLTに対する論理ONUの等価物を表す。実際、OLTは、独立した、個別のONUを表すように各LLIDを扱うこともできる。この特徴により、多数のユーザ装置を共通物理ONUに対応する異なるVONUに接続することができ、独立したONUの状態を享受することができる。ディスカバリの間、これらのVONUは、通常の物理ONUのように動作して、共通物理ONUは、VONUが送信する任意のデータに対して”トランスペアレント”である。図5に示すように、OLT501は
1つのONUとして動作する物理ONU511および513にLLEDを1つずつ発行することもできる。OLT501は、3つのLLIDをVONU521、522および523と対応する共通物理ONU512に割り当てても良い。これらのVONUは順に、ユーザ531、532および533に接続する。
明らかに、非常に数多くのVONUがEPONに加入している場合は、応答メッセージ間の衝突の可能性は非常に高くなる。従って、本発明の目的の1つは、上流側の帯域幅を効率的に利用しながら、複数のONUからの応答メッセージ間の衝突の可能性を低減することである。
(遅延登録)
共通物理ONUに接続したVONUの応答メッセージ間の衝突を低減するアプローチの1つは、これらの応答メッセージの伝送を共通物理ONUで制御することである。本発明の一実施の形態では、複数のVONUが同時に登録しようとする場合は、OLTは、1つのディスカバリスロットの間に1つの応答メッセージしか送信しないで、OLTが次のディスカバリスロットを割り当てるまで、他の応答メッセージの伝送を遅延する。このアプローチにより、競合するVONUの数を、せいぜいEPON内に含まれる物理ONUの数に低減する。
共通物理ONUは、伝送を遅延するために、先入れ先出し(FIFO)待ち行列を用いたラウンドロビン手法等の任意の手法を採用しても良い。また、共通物理ONUは、各応答メッセージに、連続するディスカバリスロットで登録試行を多数回行わせるようにしても良い。VONUがこれらの試行を行っても登録できない場合は、その応答メッセージをFIFO待ち行列の最後に移動する。また、FIFO待ち行列に戻す前に、所定の時間間隔または所定の数のディスカバリサイクルの間、応答メッセージを一時停止しても良い。
図6は、本発明の一実施の形態による、複数のVONUからの応答メッセージのラウンドロビン伝送を行うフローチャートを示す。共通物理ONUのシステムは、OLTからディスカバリゲートメッセージを受信することにより開始する(ステップ601)。システムは次に、要請に応答して所属するVONUから送られた応答メッセージを受信する(ステップ602)。システムは続いて、受信した応答メッセージを先入れ先出し(FIFO)待ち行列に挿入する(ステップ603)。次に、システムは、FIFO待ち行列が空かどうか判定する(ステップ604)。送信する応答メッセージがないことを意味する、待ち行列が空の場合は、システムはスタートに戻り、次の要請メッセージを待つ。空でない場合は、システムは待ち行列内の最初の応答メッセージを送信する(ステップ605)。システムは次に、登録が正常に行われたかどうか判定する(ステップ606)。登録が正常に行われた場合は、システムはスタートに戻り、次の要請メッセージを待つ。失敗した場合は、システムは同じ応答メッセージをFIFO待ち行列の最後に挿入するので、後で再び送信することができる(ステップ607)。
(複数登録)
応答メッセージ間の衝突を低減する別のアプローチは、互いに重複することなく、同じディスカバリスロット内に収まるように、VONU応答メッセージを再構成することである。従って、共通物理ONUは、ディスカバリスロットの開始点と応答メッセージとの間にランダム遅延を挿入しない。その代わり、重複しない配列でスロット内に複数の応答メッセージを配置する。一実施の形態では、異なる物理ONUから送信した応答メッセージ間で衝突の可能性が低減するように、応答メッセージを互いに背中合わせに配置する。
図7は、本発明の一実施の形態による、割り当てられたディスカバリスロット内で重複しないように配列した複数のVONUからの応答メッセージを伝送するフローチャートを示す。共通物理ONUのシステムは、OLTからディスカバリゲートメッセージを受信することにより開始する(ステップ701)。システムは次に、要請に応答して送信した応答側VONUからの応答メッセージを受信する(ステップ702)。次に、システムは複数の応答メッセージを重複しないように構成したので、次のディスカバリスロット内で送信することができる(ステップ703)。システムは続いて、再構成する応答メッセージを割り当てられたディスカバリスロット内で送信する(ステップ704)。
(一括登録)
現在、EPON規格では、OLTは各VONUを、個別の物理ONUのように扱っている。従って、各VONUを登録するには、個別の独立した登録処理が必要である。本発明は、このアプローチを変更して提案する。一実施の形態では、物理ONUが応答メッセージを1つだけ送信する。これは、複数の未登録のVONUからの登録情報(例えば,MACアドレス)を含んでいる。このアプローチにより、OLTが1つのディスカバリサイクル内で複数のLLIDを1つの物理ONUに割り当てることができるようになるので、衝突の可能性および上流側帯域幅の使用量を大幅に低減することになる。
図8は、本発明の一実施の形態による、複数のVONUからの応答メッセージを1つの集合応答メッセージに集める処理を示すフローチャートである。共通物理ONUでは、システムは、OLTからディスカバリゲートメッセージを受信することにより開始する(ステップ801)。システムは次に、要請に応答して送信した応答側VONUからの応答メッセージを受信する(ステップ802)。次に、システムは、応答側VONUからの登録情報を含む集合応答メッセージを集める(ステップ803)。システムは続いて、割り当てられたディスカバリスロット内で集合応答メッセージを送信する(ステップ804)。
(ONUタイムアウト)
現在、EPON規格では、未登録のONUは通常、OLTに正常に登録するまで、ディスカバリスロット毎にそれ自身の応答メッセージを送信し続ける。OLTが何らかの理由で、ONUの登録を拒絶すると決定した場合でも、このONUはディスカバリスロット毎にその応答メッセージを送信し続けて、ディスカバリスロット毎に上流側帯域幅を使用して、他の未登録ONUとの衝突の可能性が増加してしまうことになる。この不要のONUの動作を緩和する1つのアプローチは、多数の登録試行が失敗した後で、登録タイムアウトを行うことである。タイムアウトが発生した場合は、ONUはその伝送を一時的に一時停止して、ハイバネーションモードに切り替える。ハイバネーションが経過した後、ONUは、OLTの要請メッセージに対する応答を再開する。ハイバネーション期間の継続時間は、所定の時間間隔とすることもできるし、所定の数のディスカバリサイクルとすることもできる。あるいは、OLTから明示的に命令された場合は、ONUはハイバネーションモードを終了しても良い。一実施の形態では、OLTはユニキャストディスカバリゲートメッセージをONUに送信して、これをハイバネーションから抜けるようにしても良い。
図9は、本発明の一実施の形態による、多数の登録試行が失敗した後で、応答メッセージの伝送を一時停止する処理を示すフローチャートである。ONUのシステムは、カウンタをゼロに設定することにより開始する(ステップ901)。カウンタは、ONUが行った、失敗した登録の数を記録する。システムは次に、OLTからディスカバリゲートメッセージを受信する(ステップ902)。応答として、システムは、その登録応答メッセージを送信する(ステップ903)。次に、システムは、登録が正常に行われたかどうか判定する(ステップ904)。正常に行われた場合は、登録処理を完了して、システムは通常の動作に入る。失敗した場合は、システムは、カウンタが所定の回数Nに達したかどうか、さらに判定する。達した場合は、システムは、所定の時間または所定の数のディスカバリサイクルの間、ハイバネーションに入る(ステップ906)。この後、システムはステップ901で再開する。達していない場合は、システムはカウンタを1増加して(ステップ907)、応答メッセージを再送信する次のディスカバリスロットを待つ(ステップ902)。
(ONU一時停止)
OLTは、様々な理由でONUの登録を拒絶する場合がある。この場合は、OLTは、ONUの応答メッセージに否定応答で応答する。ONUのデフォルト動作は、次のディスカバリスロットで応答メッセージを送信し続けることである。これは、上流側帯域幅を不必要に浪費することになる。本発明は、否定応答を受信した場合は直ちに、ONUが所定の時間、または所定の数のディスカバリサイクルの間、ハイバネーションモードに入ることを提案する。
また、OLTからの否定応答は、OLTはONUから登録が完了したことを受信したが(ONUのMACアドレスを含む)、登録が当分の間許可されないことを示していることもある。それにも関わらず、OLTはONUの全アドレス情報を有し、ユニキャストディスカバリゲートメッセージをONUに後から送信することができる。ユニキャストディスカバリゲートメッセージを受信すると直ちに、ONUはハイバネーションから抜けて送信を再開する。
OLTの電源が低下して、未登録のONUの全アドレス情報を喪失してしまうことも考えられる。この結果、ユニキャストディスカバリゲートメッセージが未登録のONUには送信されず、ONUがいつまでも休止状態になってしまうことになる。この問題に対する1つの解決法は、ハイバネーションタイムアウト期間である。この期間が経過した後直ちに、ONUがハイバネーションから抜けて、登録を再開する。
別の実施の形態では、ONUがOLTからの伝送を継続して監視することもできる。通常の連続したビットストリームをOLTが送信する限りにおいて、ONUは、ユニキャストディスカバリゲートメッセージを受信するまで、休止状態のままになる。OLTのビットストリームに分断がある場合は、OLTの電源が無くなって、ONUのアドレス情報を失ってしまったことを意味する。この考えられ得る問題に対処するために、ビットストリームの分断を検出した後で、ONUはハイバネーションから抜けて、ブロードキャストディスカバリゲートメッセージに対する応答を再開する。
図10は、本発明の一実施の形態による、OLTから否定応答を受信して直ちに応答メッセージの伝送を一時停止する処理を示すフローチャートである。未登録のONUは、OLTからディスカバリゲートメッセージを受信することにより開始する(ステップ1001)。ONUは次に、割り当てられたディスカバリスロット内で応答メッセージを送信する(ステップ1002)。登録が正常に行われた場合は(ステップ1003)、ONUは登録処理を完了して、通常動作モードに入る。失敗した場合は、ONUはOLTから否定応答を受信したかどうかさらに判定する(ステップ1004)。正常に行われた場合は、ONUはハイバネーションモードに入る(ステップ1005)。ハイバネーションの間は、ONUは、ユニキャストディスカバリゲートメッセージを送信したかどうか監視し続ける(ステップ1006)。ONUがこのようなメッセージを受信した場合は、ハイバネーションモードから抜けて、その応答メッセージを送信する(ステップ1002)。受信していない場合は、ONUは、電源喪失もしくは再開を示す、OLTの下流側トラフィックに分断があるかについても監視する(ステップ1003)。分断がある場合は、ONUはハイバネーションから抜けて、その通常の登録処理を再開する(ステップ1001)。
本発明の実施の形態に関する前述の説明は、説明のためだけになされたものである。本発明を開示した形態に徹底して、限定するためのものではない。従って、多くの変形例および変更例が当業者にとって明らかであろう。また、上記の開示は、本発明に限定されるものではない。本発明の範囲は、添付の請求の範囲に定められるものである。
図1は、中央局および多数の加入者を光ファイバおよび受動光分配器を介して接続した受動光ネットワークを示す。 図2は、通常動作モードでのEPONを示す。 図3は、ディスカバリ処理を説明する時間空間図である。 図4は、ディスカバリ処理の間のメッセージ応答の衝突を説明する時間空間図である。 図5は、共通物理ONUに接続した複数のVONUを示す。 図6は、本発明の一実施の形態による複数のVONUからの応答メッセージのラウンドロビン伝送を説明するフローチャートである。 図7は、本発明の一実施の形態による、割り当てられたディスカバリスロット内での非重複配列における複数のVONUからの応答メッセージの伝送を説明するフローチャートである。 図8は、本発明の一実施の形態による、複数のVONUからの応答メッセージを1つの集合応答メッセージに集合させる処理を説明するフローチャートである。 図9は、本発明の一実施の形態による、多数回の登録試行が失敗した後で、応答メッセージの伝送を一時停止する処理を説明するフローチャートである。 図10は、本発明の一実施の形態による、OLTからの否定応答を受信して応答メッセージの伝送を一時停止する処理を説明するフローチャートである。

Claims (40)

  1. 中央ノードと少なくとも1つのリモートノードとを含イーサネット(登録商標)受動光ネットワーク(EPON)内で複数のリモートノードを登録する方法であって、複数の仮想リモートノードは、共通物理リモートノードに結合されており、該複数の仮想リモートノードは、該共通物理リモートノード内で共通送信機を介して上流側データを送信し、該方法は、
    ディスカバリサイクルの間に、リモートノードにおいて、要請メッセージを該中央ノードから受信することであって、該リモートノードは、該複数の仮想リモートノードに結合されており、該要請メッセージは、登録のために、未登録の仮想リモートノードが応答メッセージを該中央ノードに送信することが可能なディスカバリスロットを割り当てる、ことと、
    該割り当てられたディスカバリスロット内で登録するために、未登録の仮想リモートノードから応答メッセージを送信することと
    を含み
    該共通物理リモートノードに結合された該複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合には、該方法は、これらの仮想リモートノードから該中央ノードへの複数の応答メッセージの伝送を制御することにより、複数の異なるリモートノードからの複数の応答メッセージの間で衝突を回避することをさらにみ、
    該共通物理リモートノードに結合された該複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合に複数の応答メッセージの伝送を制御することは、該割り当てられたディスカバリスロット内で複数の応答メッセージを送信することを含み、
    各応答メッセージは、登録を求めている仮想リモートノードに関連付けられており、
    該複数の応答メッセージは、該ディスカバリスロット内で互いに重複していない、方法。
  2. 前記複数の応答メッセージを送信することは、前記割り当てられたディスカバリスロット内で該複数の応答メッセージを継続して送信することをさらに含む、請求項に記載の方法。
  3. 前記共通物理リモートノードに結合された前記複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合に複数の応答メッセージ伝送を制御することは、
    該共通物理ノードに結合されたすべての未登録のリモートノードの登録情報を含む、1つの集合応答メッセージを送信することを含み、これにより、該集合応答メッセージ複数の仮想リモートノードを同時に登録することを可能にする、請求項1に記載の方法。
  4. 前記応答メッセージを、所定の回数、先に伝送した結果として正常な登録に至らなかった場合に、前記方法は、一時停止期間の間、未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージの伝送一時停止することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記一時停止期間は、所定の時間間隔または所定の数のディスカバリサイクルである、請求項に記載の方法。
  6. 前記中央ノードからユニキャスト要請メッセージを受信すると直ちに前記応答メッセージの伝送を再開することをさらに含む、請求項に記載の方法。
  7. 未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが前記中央ノードからの明示された否定応答になった場合に、前記方法は、この先の該応答メッセージの伝送を所定の期間一時停止することを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが前記中央ノードからの明示された否定応答になった場合に、前記方法は、該中央ノードからユニキャスト要請を受信するまで、この先の該応答メッセージの伝送を一時停止することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記一時停止が、タイムアウト期間に基づいていて、その終了時に前記応答メッセージの伝送を再開する、請求項に記載の方法。
  10. 未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが前記中央ノードからの明示された否定応答になった場合に、前記方法は、
    該中央ノードが送信した下流側データを継続して監視することと、
    該中央ノードでの電源の喪失またはシステム再開を示し得る、該中央ノードが送信した下流側データに分断がある場合は、一時停止を終了して、該応答メッセージの伝送を再開することと
    をさらに含む、請求項に記載の方法。
  11. 中央ノードと少なくとも1つのリモートノードとを含イーサネット(登録商標)受動光ネットワーク(EPON)内で複数のリモートノードを登録する方法であって、複数の仮想リモートノードは、共通物理リモートノードに結合されており、該複数の仮想リモートノードは、該共通物理リモートノード内で共通送信機を介して上流側データを送信し、
    該方法は、
    ディスカバリサイクルの間に、リモートノードにおいて、要請メッセージを該中央ノードから受信することであって、該リモートノードは、該複数の仮想リモートノードに結合されており、該要請メッセージは、登録のために、未登録の仮想リモートノードが応答メッセージを該中央ノードに送信することが可能なディスカバリスロットを割り当てる、ことと、
    該割り当てられたディスカバリスロット内で登録するために、未登録の仮想リモートノードまたは未登録仮想リモートノードから応答メッセージ選択的に送信することにより、送信した複数の応答メッセージ間の衝突の可能性を低減することと
    を含み、
    該共通物理リモートノードに結合された該複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合には、該方法は、該割り当てられたディスカバリスロット内で複数の応答メッセージを送信することを含み、
    各応答メッセージは、登録を求めている仮想リモートノードに関連付けられており、
    該複数の応答メッセージは、該ディスカバリスロット内で互いに重複していない、方法。
  12. 前記応答メッセージを、所定の回数、先に伝送した結果として正常な登録に至らなかった場合に、応答メッセージ選択的送信することは、一時停止期間の間、該応答メッセージの伝送一時停止することを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記一時停止期間が、所定の時間間隔または所定の数のディスカバリサイクルである、請求項12に記載の方法。
  14. 前記応答メッセージを、所定の回数、先の伝送した結果として正常な登録に至らなかった場合に、該応答メッセージ選択的送信することは、前記中央ノードからユニキャスト要請メッセージを受信すると直ちに該応答メッセージの伝送を再開することをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  15. 未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが前記中央ノードからの明示された否定応答になった場合に、前記方法は、この先の該応答メッセージの伝送を所定の期間、一時停止することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  16. 未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが前記中央ノードからの明示された否定応答になった場合に、前記方法は、該中央ノードからユニキャスト要請を受信するまで、この先の該応答メッセージの伝送を一時停止することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  17. 前記一時停止が、タイムアウト期間に基づいていて、その終了時に前記応答メッセージの伝送を再開する、請求項16に記載の方法。
  18. 未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが前記中央ノードからの明示された否定応答になった場合に、前記方法は、
    該中央ノードが送信した下流側データを継続して監視することと、
    該中央ノードでの電源の喪失またはシステム再開を示し得る、中央ノードが送信した下流側データに分断がある場合には、一時停止を終了して、該応答メッセージの伝送を再開することと
    さらに含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記複数の応答メッセージを送信することは、前記割り当てられたディスカバリスロット内で該複数の応答メッセージを継続して送信することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  20. 前記共通物理リモートノードに結合された前記複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合に、前記方法は、該共通物理ノードに結合されたすべての未登録仮想リモートノードの登録情報を含む、1つの集合応答メッセージを送信することをさらに含み、これにより、該集合応答メッセージ複数の仮想リモートノードを同時に登録することを可能にする、請求項11に記載の方法。
  21. イーサネット(登録商標)受動光ネットワーク(EPON)内で複数のリモートノードを登録する装置であって、該装置は、
    中央ノードと、
    少なくとも1つの物理リモートノードと、
    共通物理リモートノードに結合された複数の仮想リモートノードであって、該共通物理リモートノード内共通送信機を介して上流側データを送信する複数の仮想リモートノードと、
    ディスカバリサイクルの間に、リモートノードにおいて、要請メッセージを該中央ノードから受信するように構成された受信機構であって、該リモートノードは、該複数の仮想リモートノードに結合されており、該要請メッセージは、登録のために、未登録の仮想リモートノードが応答メッセージを該中央ノードに送信することが可能なディスカバリスロットを割り当てる、受信機構と、
    該割り当てられたディスカバリスロット内で登録するために、未登録の仮想リモートノードから応答メッセージを送信するように構成された伝送機構と、
    該共通物理リモートノードに結合された該複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合には、これらの仮想リモートノードから該中央ノードへの複数の応答メッセージの伝送を制御することにより、複数の異なるリモートノードからの複数の応答メッセージの間で衝突を回避するように構成された制御機構と
    含み、
    該共通物理リモートノードに結合された該複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合には、該制御機構は、該割り当てられたディスカバリスロット内で複数の応答メッセージを送信するように構成されており、
    各応答メッセージは、登録を求めている仮想リモートノードに関連付けられており、
    該複数の応答メッセージは、該ディスカバリスロット内で互いに重複していない、装置。
  22. 前記制御機構は、前記複数の応答メッセージを送信する際に、前記割り当てられたディスカバリスロット内で該複数の応答メッセージを継続して送信するようにさらに構成されている、請求項21に記載の装置。
  23. 前記共通物理リモートノードに結合された前記複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合には、前記制御機構は、該共通物理ノードに結合されたすべての未登録仮想リモートノードの登録情報を含む、1つの集合応答メッセージを送信するようにさらに構成されており、これにより、該集合応答メッセージが複数の仮想リモートノードを同時に登録することを可能にする、請求項21に記載の装置。
  24. 応答メッセージを、所定の回数、先に伝送した結果として正常な登録に至らなかった場合には、未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードは、一時停止期間の間、前記応答メッセージの伝送一時停止するように構成されている、請求項21に記載の装置。
  25. 前記一時停止期間は、所定の時間間隔または所定の数のディスカバリサイクルである、請求項24に記載の装置。
  26. 応答メッセージを、所定の回数、先に伝送した結果として正常な登録に至らなかった場合は、未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードは、前記中央ノードからユニキャスト要請メッセージを受信すると直ちに該応答メッセージの伝送を再開するようにさらに構成されている、請求項24に記載の装置。
  27. 未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが前記中央ノードからの明示された否定応答になった場合は、該未登録のリモートノードまたは該未登録の仮想リモートノードは、この先の該応答メッセージの伝送を所定の期間一時停止するように構成されている、請求項21に記載の装置。
  28. 未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが前記中央ノードからの明示された否定応答になった場合は、該未登録のリモートノードまたは該未登録の仮想リモートノードは、該中央ノードからユニキャスト要請を受信するまで、この先の該応答メッセージの伝送を一時停止するように構成されている、請求項21に記載の装置。
  29. 前記一時停止が、タイムアウト期間に基づいていて、その終了時に前記応答メッセージの伝送を再開する、請求項28に記載の装置。
  30. 未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが前記中央ノードからの明示された否定応答になった場合は、該未登録のリモートノードまたは該未登録の仮想リモートノードは、
    該中央ノードが送信した下流側データを継続して監視することと、
    該中央ノードでの電源の喪失またはシステム再開を示し得る、中央ノードが送信した下流側データに分断がある場合は、前記一時停止を終了して、該応答メッセージの伝送を再開することと
    を行うようにさらに構成されている、請求項28に記載の装置。
  31. イーサネット(登録商標)受動光ネットワーク(EPON)内で複数のリモートノードを登録する装置であって、該装置は、
    中央ノードと、
    少なくとも1つの物理リモートノードと、
    共通物理リモートノードに結合された複数の仮想リモートノードであって、該共通物理リモートノード内共通送信機を介して上流側データを送信する複数の仮想リモートノードと、
    ディスカバリサイクルの間に、リモートノードにおいて、要請メッセージを該中央ノードから受信するように構成された受信機構であって、該要請メッセージは、登録のために、未登録のリモートノードが応答メッセージを該中央ノードに送信することが可能なディスカバリスロットを割り当てる、受信機構
    含み、
    未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードは、該割り当てられたディスカバリスロット内で登録するために、応答メッセージを選択的に送信することにより、送信した複数の応答メッセージの間の衝突の可能性を低減するように構成されており、
    該共通物理リモートノードに結合された該複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合には、該制御機構は、該割り当てられたディスカバリスロット内で複数の応答メッセージを送信するように構成されており、
    各応答メッセージは、登録を求めている仮想リモートノードに関連付けられており、
    該複数の応答メッセージは、該ディスカバリスロット内で互いに重複していない、装置。
  32. 前記応答メッセージを、所定の回数、先に伝送した結果として正常な登録に至らなかった場合は、前記制御機構は、一時停止期間の間、該応答メッセージの伝送一時停止するように構成されている、請求項31に記載の装置。
  33. 前記一時停止期間は、所定の時間間隔または所定の数のディスカバリサイクルである、請求項32に記載の装置。
  34. 前記応答メッセージを、所定の回数、先に伝送した結果として正常な登録に至らなかった場合は、前記制御機構は、前記中央ノードからユニキャスト要請メッセージを受信すると直ちに該応答メッセージの伝送を再開するようにさらに構成されている、請求項32に記載の装置。
  35. 未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが前記中央ノードからの明示された否定応答になった場合は、該未登録のリモートノードまたは該未登録の仮想リモートノードは、この先の該応答メッセージの伝送を所定の期間一時停止するようにさらに構成されている、請求項31に記載の装置。
  36. 未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが前記中央ノードからの明示された否定応答になった場合は、該未登録のリモートノードまたは該未登録の仮想リモートノードは、該中央ノードからユニキャスト要請を受信するまで、この先の該応答メッセージの伝送を一時停止するようにさらに構成されている、請求項31に記載の装置。
  37. 前記一時停止が、タイムアウト期間に基づいていて、その終了時に前記応答メッセージの伝送を再開する、請求項36に記載の装置。
  38. 未登録のリモートノードまたは未登録の仮想リモートノードからの応答メッセージが前記中央ノードからの明示された否定応答になった場合は、該未登録のリモートノードまたは該未登録の仮想リモートノードは、
    該中央ノードが送信した下流側データを継続して監視することと、
    該中央ノードでの電源の喪失またはシステム再開を示し得る、該中央ノードが送信した下流側データに分断がある場合は、前記一時停止を終了して、該応答メッセージの伝送を再開することと
    を行うようにさらに構成されている、請求項36に記載の装置。
  39. 前記制御機構は、前記複数の応答メッセージを送信する際に、前記割り当てられたディスカバリスロット内で該複数の応答メッセージを継続して送信するようにさらに構成されている、請求項31に記載の装置。
  40. 前記共通物理リモートノードに結合された前記複数の仮想リモートノードが同時に登録を求めている場合は、前記制御機構は、該共通物理ノードに結合されたすべての未登録仮想リモートノードの登録情報を含む、1つの集合応答メッセージを送信するように構成されており、これにより、該集合応答メッセージ複数の仮想リモートノードを同時に登録することを可能にする、請求項31に記載の装置。
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