JP4529747B2 - Ponシステムにおける論理リンク確立方法及び光終端装置 - Google Patents

Ponシステムにおける論理リンク確立方法及び光終端装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4529747B2
JP4529747B2 JP2005077246A JP2005077246A JP4529747B2 JP 4529747 B2 JP4529747 B2 JP 4529747B2 JP 2005077246 A JP2005077246 A JP 2005077246A JP 2005077246 A JP2005077246 A JP 2005077246A JP 4529747 B2 JP4529747 B2 JP 4529747B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side optical
user
priority
termination device
logical link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005077246A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006262129A (ja
Inventor
啓仁 田中
登 枝川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2005077246A priority Critical patent/JP4529747B2/ja
Publication of JP2006262129A publication Critical patent/JP2006262129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4529747B2 publication Critical patent/JP4529747B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は、受動光ネットワークシステム、即ちPON(Passive Optical Network)システムにおける論理リンク確立方法及び光終端装置に関する。
IEEE802.3ahで標準化されたEPON(Ethernet Passive Optical Network)では、新規にユーザ側の光終端装置(ONU:Optical Network Unit)をセンター局の光終端装置(OLT:Optical Line Terminal)に登録し、論理リンク(Logical Link)を確立する為に、Discoveryプロセスと呼ばれるLLID登録プロセスが用意されている。なお、「Ethernet」は登録商標である。
具体的に説明すると、OLTは、電源投入後、定期的にDiscovery Gateメッセージ、即ち、登録問合せメッセージを全ONUに送信する。各ONUは、所定時間内のランダムなタイミングでこのメッセージに応答する。OLTは応答のあった各ONUに対して順次、OLTとONU間の距離の測定、及びONUの送信タイミング制御などの所定のプロセスの後に、論理リンク(Logical Link)を設定する。論理リンクは、その識別番号であるLLID(Logical Link IDentifier)で識別される。これで、ONUのOLTへの登録が完了する。
このDiscovery Gateメッセージによる登録問い合わせは、定期的に実行される。これにより、新規に電源を投入したONUを自動的に検知登録できる。
従来のDiscoveryプロセスでは、ONUの優先度、及びアプリケーションの優先度は、全く考慮されていない。即ち、OLTは、登録問合せメッセージに対して返答のあったONUの各アプリケーションに順番にLLIDを付与している。アプリケーションには、少なくとも、放送受信、インターネット接続及びIP電話が想定され得る。
以下の理由により、配下のONUが多くなる程、また、各ONUで利用されるアプリケーションが多くなる程、全部のONUの全部のアプリケーションにLLIDを付与し終えるまでに長い時間がかかってしまう。例えば、不慮の事情又はファームウエアアップデートによりOLTがリブートした場合を想定する。OLTは、Discovery Gateメッセージを配下のONUにブロードキャストし、そのDiscovery Gateメッセージに対する多数のONUからの返信、具体的には、リンクIDを要求するRegister_Requestをまとめて受け付ける状態になる。各ONUが、Discovery Gateメッセージに対してランダムな応答遅れの下で要求信号Register_Requestを送信したとしても、OLTは、実質的に一度に複数の要求信号を受け付けることになり、受信エラーを生じやすい。Discovery Gateメッセージに対する返信をOLTが受信しなかったONUは、次のDiscovery Gateメッセージを待つことになる。このような結果、OLTが、全ONUとの間で論理リンクを確立するまでに長い時間がかかってしまう。
また、Discovery Gateメッセージを送信し、各ONUからのRegister_Requestを受信してから論理リンクを確立するまでの論理リンク確立プロセスは、1つの論理リンクに対して1つ起動される。従って、ONUに複数の論理リンクを割り当てる場合、論理リンクの数だけ、論理リンク確立プロセスを起動することになる。例えば、64台のONUが接続するPONシステムで、1台のONUに3つの論理リンクを割り当てる場合、OLTのリブート時に、所定時間内に192個の論理リンク確立要求がOLTに送信される。従って、全ONUに対する論理リンクの確立にかなりの時間を要する結果となる。この論理リンク数の場合で、全ONUに対する論理リンクの確立に約30分、かかる。
しかし、例えば、警察署や消防署に設置されるONUのIP電話は、他のアプリケーションに優先してLLIDが付与されるべきであり、かつまた、他の一般ユーザのONUに優先されるべきである。また、病院等もまた、一般ユーザのONUよりも優先されるべきである。
従来の方法では、OLTは、ONUからのランダムな応答に対して受付順にリンク確立プロセスを起動するので、ONU間に不公平性が生じる。また、優先度の高いユーザ又は緊急性の高いアプリケーションに対処できないという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決し、PONシステムにおいて、論理リンクを迅速に確立することができる論理リンク確立方法及び光終端装置を提示することを目的とする。
本発明に係る論理リンク確立方法は、受動光ネットワークシステムにおけるセンター側光終端装置とユーザ側光終端装置との間の論理リンクを確立する方法であって、(A)当該センター側光終端装置は、ユーザ側光終端装置に登録問合せメッセージを送信するステップと、(B)当該ユーザ側光終端装置は、当該登録問合せメッセージに応じて、当該ユーザ側光終端装置自身及び当該ユーザ側光終端装置に適用されるアプリケーションを特定するユーザ識別子情報を有する応答メッセージを当該センター側光終端装置に送信するステップと、(C)当該センター側光終端装置は、所定時間内に到達したユーザ側光終端装置からの応答メッセージを、ユーザ側光終端装置とそのアプリケーションの優先度を規定する優先度テーブルと照合し、当該優先度に従う順序で当該ユーザ側光終端装置の各アプリケーションに論理リンクを付与するステップとを有し、当該ステップ(C)が、(C1)当該センター側光終端装置は、所定時間内に到達したユーザ側光終端装置からの各応答メッセージをバッファに格納し、(C2)当該バッファに格納される各応答メッセージから最も優先度の高いものを探索し、(C3)最も優先度の高い応答メッセージが示す当該ユーザ側光終端装置の各アプリケーションに論理リンクを付与すると共に、当該応答メッセージを当該バッファから削除し、(C4)ステップC2,C3を繰り返すことからなることを特徴とする。
本発明に係る論理リンク確立方法は、受動光ネットワークシステムにおけるセンター側光終端装置とユーザ側光終端装置との間の論理リンクを確立する方法であって、(A)当該センター側光終端装置は、ユーザ側光終端装置に登録問合せメッセージを送信するステップと、(B)当該ユーザ側光終端装置は、当該登録問合せメッセージに応じて、当該ユーザ側光終端装置自身及び当該ユーザ側光終端装置に適用されるアプリケーションを特定するユーザ識別子情報を有する応答メッセージを当該センター側光終端装置に送信するステップと、(C)当該センター側光終端装置は、所定時間内に到達したユーザ側光終端装置からの応答メッセージを、ユーザ側光終端装置とそのアプリケーションの優先度を規定する優先度テーブルと照合し、当該優先度に従う順序で当該ユーザ側光終端装置の各アプリケーションに論理リンクを付与するステップとを有し、当該ステップ(C)が、(C1)当該センター側光終端装置は、所定時間内に到達したユーザ側光終端装置からの各応答メッセージを、当該優先度テーブルに規定される優先度に従い、優先度毎に区分される記憶領域を具備するバッファの該当する記憶領域に格納し、(C2)当該バッファの優先度の高い記憶領域に記憶される当該応答メッセージが示す当該ユーザ側光終端装置の各アプリケーションに論理リンクを付与することからなることを特徴とする。
本発明に係る光終端装置は、受動光素子を介して接続する複数のユーザ側光終端装置の優先度を規定する優先度テーブルと、複数のユーザ側光終端装置に論理リンクの登録問合せメッセージを送信する登録問合せ装置と、当該登録問合せメッセージに対する当該複数のユーザ側光終端装置からの応答メッセージを受信する受信手段と、当該受信手段で受信された複数の応答メッセージを記憶するバッファと、当該優先度テーブルの優先度に従う順序で、当該バッファに記憶される応答メッセージが示す当該ユーザ側光終端装置に論理リンクを付与する論理リンク付与装置とを具備することを特徴とする。
本発明では、ユーザ側光終端装置とそのアプリケーションに優先度を設け、当該優先度に従う順序で論理リンクを付与する。これにより、優先度の高いユーザのリンクや緊急性の高いアプリケーション用途に使用されているリンクを早期に確立でき、また、リンク確立に対する公平性も確保できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロック図を示す。本実施例では、各ONUとそのアプリケーションの論理リンク確立をEthernet(登録商標)のMACアドレスと同じフォーマットの仮想MACアドレスで管理及び識別する。これにより、MACアドレスによる通信管理を流用できる。
OLT10は、光ファイバ12を介して光スプリッタ14に接続する。光スプリッタ14は、個々の光ファイバ16−1〜16−nを介してONU18−1〜18−nに接続する。各ONU18−1〜18−nには、典型的には、放送受信用のセットトップボックス20,コンピュータ22及びIP電話24が接続する。
OLT制御回路30は、配下のONU18−1〜18−nに対するDiscovery Gateメッセージを発行するDiscovery Gate発生回路(又はプログラム)32と、Discovery Gateメッセージに対する各ONU18−1〜18−nからの応答を所定量だけ記憶できるバッファ34と、バッファ34に記憶される応答に対し所定の優先順に論理リンクを割り当てるLLID付与回路(又はプログラム)35を具備する。優先度テーブル36は、配下のONU18−1〜18−nの優先度を記憶する。優先度は、ONU18−1〜18−n間で規定される場合と、ONU18−1〜18−n間及び各ONU18−1〜18−n内でのアプリケーション間で規定される場合と、より一般的に全ONU18−1〜18−nの全アプリケーション間で規定される場合とがありうる。LLIDテーブル38は、各ONU18−1〜18−nの各アプリケーションに割り当てられたLLIDを記憶する。詳細は後述するが、LLID付与回路35は、優先度テーブル36を参照して、優先度の高いONU又はアプリケーションに時間的に優先してLLIDを付与する。
OLT10は、PONインターフェースとして、下り電気信号を光信号に変換する電気/光変換器40と、上り光と下り光を所定方向に分配する波長分割多重(WDM)光カップラ42と、上り光信号を電気信号に変換する光/電気変換器44を具備する。OLT10はまた、上位のネットワークに接続するネットワークインターフェース46を具備する。なお、PONシステムでは、ONU8−1〜18−nからOLT10への上り信号光には1.31μm帯が使用され、OLT10からONU18−1〜18−nへの下り信号光には1.49μm帯が使用される。
ONU18−1のONU制御回路50は、OLT10との間の論理リンク確立の処理を担当する。MACアドレス管理テーブル52は、ONU18−1に接続する各アプリケーションと、仮想MACアドレスと、LLIDとの対応を記憶する。ONU18−1は、PONインターフェースとして、上り電気信号を光信号に変換する電気/光変換器54と、上り光と下り光を所定方向に分配するWDM光カップラ56と、下り光信号を電気信号に変換する光/電気変換器58を具備する。ONU18−1はまた、セットトップボックス20、コンピュータ22及びIP電話24にLAN(ローカルエリアネットワーク)を介して接続するネットワークインターフェース60を具備する。
他のONU18−nの構成は、ONU18−1のそれと同じである。但し、MACアドレス管理テーブル52に記憶される仮想MACアドレス値は、各ONU18−1〜18−nで互いに異なる。
図2は、MACアドレス管理テーブル52の構造と内容の一例を示す。テーブル52は、LLIDのフィールド52aと、仮想MACアドレスのフィールド52bと、アプリケーションを特定するID(APL_ID)のフィールド52cを具備する。
フィールド52aには、後述するLLID付加処理によりOLT10から割り当てられたLLIDが格納される。仮想MACアドレスフィールド52bには、MACアドレスと同じフォーマットでONUとそのアプリケーションを特定するユーザ識別情報としての仮想MACアドレスが格納される。MACアドレスフィールド52bに格納される仮想MACアドレスの上位10桁の数値が、ONU18−1を特定する識別値を示し、仮想MACアドレスの下2桁の数値が、アプリケーションを特定する識別値を示す。
アプリケーションIDフィールド52cには、アプリケーションの識別値として、仮想MACアドレスに対応するデバイス(セットトップボックス、コンピュータ及びIP電話等)のMACアドレス、IPアドレス、TOS(Type Of Service)値、COS(Class Of Service)値又はポート番号が格納される。図2に示す例では、アプリケーションIDにはTOS値又はCOS値を設定しており、VoIPに対してアプリケーションID=7とし、放送サービスに対して、アプリケーションID=4とし、データ通信(インターネット)に対して、アプリケーションID=0としている。フィールド52b,52cの値は、設置前に各ONU18−1〜18−nにセットされる。
図3は、優先度テーブル36の内容例を示す。図3に示す例では、各ONU18−1〜18−nに優先度を設定し、更に、各ONU18−1〜18−nのアプリケーションに対して優先度を設定している。図3に示す例では、仮想MACアドレスAA.BB.CC.DD.01.xxで特定されるONUを他のONUに優先し、同じONU内で、アプリーションの優先度をVoIP、放送及びデータ通信の順にしている。この逆に、アプリケーションで優先度を設定し、同一アプリケーション内でONU毎に優先度を設定しても良い。
図4は、優先度テーブル36の別の内容例を示す。図4では、原則として、ONUに関わらず、VoIP,放送及びデータ通信の順に優先度を設定しつつ、例外として、2つのONUのVoIP(仮想MACアドレス:AA.BB.CC.DD.01.01とAA.BB.CC.DD.02.01)を特別に最優先としている。これ以外に、1又は複数の特定のONUの1又は複数のアプリケーションを他に優先し、残るONU及びアプリケーションに、適宜により低い優先度を設定しても良い。
また、サービスレベルアグリーメント(SLA)に規定される最低帯域保証値の大きい順に高い優先度を割り当てるようにしてもよい。更には、同一の最低帯域保証値が設定されている仮想MACアドレスが存在する場合は、OLT10のリブート直前に当該仮想MACアドレスを用いてデータ通信を行っていたと考えられる順に高い優先度を割り当てる。
優先度テーブル36の内容は、例えば、上位ネットワークからOLT10を遠隔操作して書き換えることができる。
本実施例におけるLLID設定手順を詳細に説明する。OLT制御回路30のDicovery Gate発生回路32は、OLT10の電源後、配下のONU18−1〜18−nに、LLID設定のためのDiscovery Gateメッセージをブロードキャストする。Discovery Gateメッセージは、OLT10のローカルなタイマの時刻情報を含む。OLT制御回路30は、このDiscovery Gateメッセージを電気/光変換器40に印加する。電気/光変換器40は、Discovery Gateメッセージを光信号に変換する。電気/光変換器40の出力光信号は、WDMカップラ42、光ファイバ12、光スプリッタ14、光ファイバ16−1〜16−nを介して各ONU18−1〜18−nに入射する。各ONU18−1〜1−nでは、WDM光カップラ56が、光ファイバ16−1〜16−nからの下り光信号を光/電気変換器58に印加する。光/電気変換器58は、入力光信号を電気信号に変換し、ONU制御回路50に印加する。
各ONU18−1〜18−nのONU制御回路50は、Discovery Gateメッセージに含まれるOLT10のローカルなタイマの時刻情報に内部時計を同期させ、ランダムな遅延時間の後に、送信時刻と仮想MACアドレス情報を含むLLID登録要求(Register Request)をOLT10に送信する。LLID登録要求は、1つの仮想MACアドレスに対して行うものでも、利用登録されている全アプリケーションの仮想MACアドレスに対して行うものでもよい。ONU制御回路50から出力されるLLID登録要求は、電気/光変換器54、WDM光カップラ56、光ファイバ16−1〜16−n、光スプリッタ14、光ファイバ12、WDM光カップラ42及び光/電気変換器44を介してOLT制御回路30のバッファ34に入力する。
バッファ34は、所定量、例えば、複数のLLID登録要求を収容可能な容量を具備する。その容量は、最大限で、配下に接続する全ONU18−1〜18−nからのLLID登録要求を全て収容可能な容量である。Discoveryプロセスでは、OLT10がONU18−1〜18−nからのLLID登録要求を待つ時間(Discovery Window)が規定されている。OLT10は、Discovery Gateで規定される待ち時間(Discovery Window)内にOLT10に到達したLLID登録要求を、バッファ34に格納する。なお、1つのLLID登録要求に複数の仮想MACアドレスが収容されている場合、1つの仮想MACアドレスに1つのLLID登録要求となるように、そのLLID登録要求を予め展開してバッファ34に格納しておくことで、バッファ34内でのLLID登録要求の扱いが容易になる。
図5は、バッファ34に格納される複数のLLID登録要求の処理手順のフローチャートを示す。LLID付与回路35は、先ず、バッファ34に収容される登録要求の仮想MACアドレスを優先度テーブル36と照合し、優先度テーブル36で規定される優先度順で最優先のLLID登録要求をバッファ34から読み出す(S1)。LLID付与回路35は、読み出した最優先度の仮想MACアドレスに対してLLIDを付与し、対応するONUにLLIDの登録をRegisterメッセージで通知する(S2)。LLID付与回路35は、仮想MACアドレスとこれに対して付与したLLIDの対応を暫定的にLLIDテーブル38に登録し(S3)、LLIDを付与したLLID登録要求をバッファ34から削除する(S4)。バッファ34に収容されるLLID登録要求が無くなるまで、ステップS1〜S4を繰り返す(S5)。
同じ優先度の登録要求が複数ある場合には,到着順でLLIDを付与することはいうまでもない。
図6は、LLIDテーブル38の構造と内容の一例を示す。LLIDテーブル38は、LLIDを収容するフィールド38aと、対応する仮想MACアドレスを収容するフィールド38bを具備する。図6に示す例は、図3に示す優先度順に対応している。
LLIDの登録を対応するONUに通知した後、LLID付与回路35は、LLIDを付与した仮想MACアドレスのONUにGateメッセージで送信可能時刻と期間を通知する。このGateメッセージを受けたONUは、LLIDの登録を通知するRegisterメッセージに対する承認応答を、許可された送信可能時刻からの送信許可期間内にOLT10に通知する。各ONU18−1〜18−nは、登録されたLLIDをMACアドレス管理テーブル52のLLIDフィールド52aに格納する。OLT10は、対応するONUからの承認応答を受けると、仮想MACアドレスとLLIDとの対応のLLIDテーブル38への登録を確定する。これで、Discovery手続き、即ちLLID付与手続きが、完了する。
電源投入時のLLID付与手続き以外にも、OLT10のDiscovery Gate発生回路32は、一定時間ごとに、Discovery Gateメッセージを配下のONU18−1〜18−Nに通知し、新規接続の有無を確認する。電源投入時にDiscovery手続きでLLIDを付与されなかったアプリケーションを有するONUは、この段階でのDiscovery Gateメッセージに応じて、LLID登録要求をOLT10に送信することで、論理リンクの割り当てを受けることができる。
優先度テーブル36に全ONU18−1〜18−nの全アプリケーションを登録する実施例を説明したが、優先すべきONU又はアプリケーションを優先度テーブル36に登録し、優先度テーブル36に登録されていないONU又はアプリケーションを劣後順位として処理してもよい。
上記実施例では、バッファ34に到着順に格納されているLLIDから最優先のLLID登録要求を検索するようにしたが、最優先のLLID登録要求を検出する手段として、他の方法を採用しても良い。図7は、その変更例の概略構成ブロック図を示す。バッファ34を優先度毎の複数の記憶領域34a〜34dに区分する。書込み回路48が、各ONU18−1〜18−nからのLLID登録要求の優先度を、優先度テーブル36を参照して判別し、その優先度に応じた何れかの記憶領域34a〜34dに格納する。LLID付与回路35は、優先度の高いLLID登録要求を格納する記憶領域34a〜34dから順にLLID登録要求を読み出す。具体的には、LLID付与回路35は、記憶領域34aの全LLID登録要求にLLIDを付与し、その後、記憶領域34bの全LLID登録要求、記憶領域34cの全LLID登録要求及び記憶領域34dの全LLID登録要求の順にLLIDを付与する。
図7に示す構成では、最優先のLLID登録要求を探索するプロセスを省略できるので、最優先のLLID登録要求を容易且つ迅速に検出できる。最高優先度のLLID登録要求は、バッファ34を迂回して、書込み回路48からLLID付与回路35に直接、供給するようにしてもよい。
ファームウエアの更新又はエラーによるOLT10のリブートの際には、上述した電源オン時のDiscovery手続きと同様の手続きでLLIDを配下のONUの全アプリケーションに順に付与してもよいが、それでは時間がかかりすぎる。電源オンによる起動は、いわゆるコールドブートであり、ファームウエアの更新等によるリブートは、いわゆるウオームブートである。ウオームブートによる瞬断の場合には、断の前の論理リンクを維持できる可能性が高い。
そこで、このようなウオームブートに対しては、本実施例では、次のように、可能な範囲で論理リンクを維持する。即ち、LLID付与回路35は、LLIDテーブル38に記録されるLLIDと仮想MACアドレスの対応を維持できるか否かを、各ONU18−1〜18−nに問い合せ、確認がとれた論理リンクについては、付与済みのLLIDを維持する。確認できなかったLLIDは破棄し、改めて、破棄したLLIDのONU又はアプリケーションにLLIDを付与する手続きを開始する。このために、LLIDテーブル38は、リブートによっても記憶内容を保持できるメモリ、例えば電源オフでも記憶データを維持できる不揮発性メモリ、又はリブートの間でも記憶データを維持できるメモリに格納される。
以上の処理により、図1に示すPONシステムで、OLT−ONU間は、登録された論理リンクを使って、通信が実行される。即ち、OLT10とONU18−1〜18−n間では、MACフレームのプリアンブルにLLIDを埋込んだ形でデータが転送される。OLT10は上位ネットワークとPON内との間でMACアドレスをブリッジする機能を具備し、ONU18−1〜18−nは、PON内とユーザ装置20,22,24との間でLLID又は仮想MACアドレスと、ユーザ装置の実際のMACアドレスとをブリッジする機能を具備する。OLT10とONU18−1〜18−nのブリッジ機能、およびPONシステム内のLLIDをこのように使用することで、上位ネットワークに接続する機器とユーザ装置20,22,24は、所望のデータを相互に通信することができる。
LLID割り当ての優先度を静的に決定する実施例を説明したが、動的に決定しても良い。例えば、サービスレベルアグリーメント(SLA)に規定される最低帯域保証値の大きい順にLLID割当を実施する。
特定の説明用の実施例を参照して本発明を説明したが、特許請求の範囲に規定される本発明の技術的範囲を逸脱しないで、上述の実施例に種々の変更・修整を施しうることは、本発明の属する分野の技術者にとって自明であり、このような変更・修整も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。 MACアドレス管理テーブル52の構造と内容の例である。 優先度テーブル36の構造と内容の例を示す。 優先度テーブル36の別の内容例を示す。 バッファ34に格納される複数のLLID登録要求の処理手順のフローチャートである。 LLIDテーブル38の構造と内容の例を示す。 LLID登録要求を処理する部分の別の構成例である。
符号の説明
10:OLT
12:光ファイバ
14:光スプリッタ
16−1〜16−n:光ファイバ
18−1〜18−n:ONU
20:セットトップボックス
22:コンピュータ
24:IP電話
30:OLT制御回路
32:Discovery Gate発生回路(又はプログラム)
34:バッファ
35:LLID付与回路
36:優先度テーブル
38:LLIDテーブル
38a:LLIDフィールド
38b:仮想MACアドレスフィールド
40:電気/光変換器
42:波長分割多重(WDM)光カップラ
44:光/電気変換器
46:ネットワークインターフェース
48:書込み回路
50:ONU制御回路
52:MACアドレス管理テーブル
52a:LLIDフィールド
52b:仮想MACアドレスフィールド
52c:APL_IDフィールド
54:電気/光変換器
56:WDM光カップラ
58:光/電気変換器
60:ネットワークインターフェース

Claims (7)

  1. 受動光ネットワークシステムにおけるセンター側光終端装置(10)とユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)との間の論理リンクを確立する方法であって、
    (A)当該センター側光終端装置(10)は、ユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)に登録問合せメッセージを送信するステップと、
    (B)当該ユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)は、当該登録問合せメッセージに応じて、当該ユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)自身及び当該ユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)に適用されるアプリケーションを特定するユーザ識別子情報を有する応答メッセージを当該センター側光終端装置(10)に送信するステップと、
    (C)当該センター側光終端装置(10)は、所定時間内に到達したユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)からの応答メッセージを、ユーザ側光終端装置とそのアプリケーションの優先度を規定する優先度テーブルと照合し、当該優先度に従う順序で当該ユーザ側光終端装置の各アプリケーションに論理リンクを付与するステップ
    とを有し、
    当該ステップ(C)が、
    (C1)当該センター側光終端装置(10)は、所定時間内に到達したユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)からの各応答メッセージをバッファ(34)に格納し、
    (C2)当該バッファ(34)に格納される各応答メッセージから最も優先度の高いものを探索し、
    (C3)最も優先度の高い応答メッセージが示す当該ユーザ側光終端装置の各アプリケーションに論理リンクを付与すると共に、当該応答メッセージを当該バッファ(34)から削除し、
    (C4)ステップC2,C3を繰り返す
    ことからなることを特徴とす論理リンク確立方法。
  2. 受動光ネットワークシステムにおけるセンター側光終端装置(10)とユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)との間の論理リンクを確立する方法であって、
    (A)当該センター側光終端装置(10)は、ユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)に登録問合せメッセージを送信するステップと、
    (B)当該ユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)は、当該登録問合せメッセージに応じて、当該ユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)自身及び当該ユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)に適用されるアプリケーションを特定するユーザ識別子情報を有する応答メッセージを当該センター側光終端装置(10)に送信するステップと、
    (C)当該センター側光終端装置(10)は、所定時間内に到達したユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)からの応答メッセージを、ユーザ側光終端装置とそのアプリケーションの優先度を規定する優先度テーブルと照合し、当該優先度に従う順序で当該ユーザ側光終端装置の各アプリケーションに論理リンクを付与するステップ
    とを有し、
    当該ステップ(C)が、
    (C1)当該センター側光終端装置(10)は、所定時間内に到達したユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)からの各応答メッセージを、当該優先度テーブルに規定される優先度に従い、優先度毎に区分される記憶領域を具備するバッファ(34)の該当する記憶領域に格納し、
    (C2)当該バッファ(34)の優先度の高い記憶領域に記憶される当該応答メッセージが示す当該ユーザ側光終端装置の各アプリケーションに論理リンクを付与する
    ことからなることを特徴とす記載の論理リンク確立方法。
  3. 当該ユーザ識別子が、MACアドレスと同じフォーマットの仮想MACアドレスで表現され、当該仮想MACアドレスの上位が、当該ユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)自身を特定し、当該仮想MACアドレスの下位が当該ユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)に適用されるアプリケーションを特定することを特徴とする請求項1または2に記載の論理リンク確立方法。
  4. 受動光素子を介して接続する複数のユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)の優先度を規定する優先度テーブル(36)と、
    複数のユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)に論理リンクの登録問合せメッセージを送信する登録問合せ装置(32)と、
    当該登録問合せメッセージに対する当該複数のユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)からの応答メッセージを受信する受信手段(40)と、
    当該受信手段で受信された複数の応答メッセージを記憶するバッファ(34)と、
    当該優先度テーブルの優先度に従う順序で、当該バッファに記憶される応答メッセージが示す当該ユーザ側光終端装置に論理リンクを付与する論理リンク付与装置(35)
    とを具備することを特徴とする光終端装置。
  5. 当該バッファが、当該優先度に従った区画される複数の記憶領域を具備し、
    当該光終端装置が更に、当該優先度テーブルを参照し、当該複数のユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)からの応答メッセージを、その優先度に応じた当該バッファの記憶領域に書き込む書込み回路(48)を具備し、
    当該論理リンク付与装置(35)が、当該バッファ(34)の優先度の高い記憶領域に記憶される当該応答メッセージから順に論理リンクを付与する
    ことを特徴とする請求項に記載の光終端装置。
  6. 当該応答メッセージが、送信元のユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)とそのアプリケーションを特定するユーザ識別子を含むことを特徴とする請求項又はに記載の光終端装置。
  7. 当該ユーザ識別子が、MACアドレスと同じフォーマットの仮想MACアドレスで表現され、当該仮想MACアドレスの上位が、当該ユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)自身を特定し、当該仮想MACアドレスの下位が当該ユーザ側光終端装置(18−1〜18−n)に適用されるアプリケーションを特定することを特徴とする請求項に記載の光終端装置。
JP2005077246A 2005-03-17 2005-03-17 Ponシステムにおける論理リンク確立方法及び光終端装置 Expired - Fee Related JP4529747B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005077246A JP4529747B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 Ponシステムにおける論理リンク確立方法及び光終端装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005077246A JP4529747B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 Ponシステムにおける論理リンク確立方法及び光終端装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006262129A JP2006262129A (ja) 2006-09-28
JP4529747B2 true JP4529747B2 (ja) 2010-08-25

Family

ID=37100862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005077246A Expired - Fee Related JP4529747B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 Ponシステムにおける論理リンク確立方法及び光終端装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4529747B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012056537A1 (ja) * 2010-10-27 2012-05-03 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラ
JP5683243B2 (ja) * 2010-12-08 2015-03-11 三菱電機株式会社 Pon親装置
JP5649458B2 (ja) * 2011-01-07 2015-01-07 株式会社オー・エフ・ネットワークス アクセス制御装置及びプログラム
JP5423701B2 (ja) 2011-02-15 2014-02-19 住友電気工業株式会社 局側装置、制御方法およびponシステムの制御方法
CA2947129A1 (en) 2014-04-30 2015-11-05 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical line terminal, communication control method, and communication control program
CN104022816B (zh) * 2014-06-25 2017-01-04 成都广达新网科技股份有限公司 以太网无源光网络中的报文模拟交互方法及其交互单元
JP6350388B2 (ja) * 2015-05-14 2018-07-04 住友電気工業株式会社 局側装置、宅側装置の登録方法および光通信システム
JP7218597B2 (ja) * 2019-02-05 2023-02-07 住友電気工業株式会社 局側装置、通信システムおよび通信制御方法
JP7170584B2 (ja) * 2019-05-23 2022-11-14 三菱電機株式会社 親局側光回線終端装置、子局側光回線終端装置及び光通信システム
WO2021001939A1 (ja) * 2019-07-02 2021-01-07 日本電信電話株式会社 光加入者線終端装置、通信ネットワークシステム及び通信方法
WO2021199250A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 日本電信電話株式会社 光通信ネットワークシステム、光加入者線終端装置及び光通信方法
WO2021199249A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 日本電信電話株式会社 光通信ネットワークシステム、光加入者線終端装置及び光通信方法
WO2022259430A1 (ja) * 2021-06-09 2022-12-15 日本電信電話株式会社 アクセスネットワーク装置、ネットワークシステム、オーダ処理方法及びオーダ処理プログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02241247A (ja) * 1989-03-15 1990-09-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> フレーム通信方法
WO2005022836A1 (en) * 2003-08-26 2005-03-10 Teknovus, Inc. Method and apparatus for registering multiple remote nodes in an ethernet passive optical network

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02241247A (ja) * 1989-03-15 1990-09-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> フレーム通信方法
WO2005022836A1 (en) * 2003-08-26 2005-03-10 Teknovus, Inc. Method and apparatus for registering multiple remote nodes in an ethernet passive optical network

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006262129A (ja) 2006-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4529747B2 (ja) Ponシステムにおける論理リンク確立方法及び光終端装置
KR101071889B1 (ko) EPON(Ethernet passive opticalnetwork) 환경에서의 다수의 원격 노드들을등록하기 위한 방법과 장치
JP4534708B2 (ja) Ponシステムにおける動的論理リンク確立方法及びユーザ側光終端装置
US6658474B2 (en) Home network system and method of allocating node identification
US8548327B2 (en) Dynamic management of polling rates in an ethernet passive optical network (EPON)
JP6394695B2 (ja) 局側装置、通信制御方法および通信制御プログラム
CN101827099A (zh) 一种光网络单元的逻辑链路标识的分配方法和装置
JP4947729B2 (ja) 局側装置
JP2009188519A (ja) Ponシステム
WO2011038692A1 (zh) 网络节点配置信息处理方法、网络节点以及通信系统
JP2002009804A (ja) 光バースト送受信制御システム、これに用いる親局装置、子局装置および光バースト送受信制御方法
WO2017167076A1 (zh) 设备管理方法及装置
WO2010149078A1 (zh) 一种无源光网络中的节能方法、系统和光网络单元
WO2016202127A1 (zh) 无源光纤网络中波长通道的分配方法、光线路终端及系统
WO2015067051A1 (zh) 测试代理方法及其装置
Alaelddin et al. Grant management procedure for energy saving TDM-PONs
CN114827781B (zh) 网络协同方法、装置、设备及存储介质
JP3905031B2 (ja) 親局及び子局及び通信制御方法及び通信制御プログラム
WO2011003260A1 (zh) 一种自动交换光网络中业务迁移的方法和装置
JP2001197097A (ja) パケット通信システム
JPH11252035A (ja) 帯域割当て方法、及び伝送システム
JP6585546B2 (ja) 帯域割当装置
WO2019161652A1 (zh) 支持多种私有协议的onu的管理方法及系统
JP4932024B2 (ja) マルチポイント制御処理回路および方法
KR20040006635A (ko) 비동기 전송 모드 수동형 광통신망 슬레이브장치 및 그장치의 송수신방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100518

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4529747

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees