JP2001197097A - パケット通信システム - Google Patents
パケット通信システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】1つの上位パケット通信ネットワークと2つ以
上のローカルパケット通信ネットワークとを1対多の接
続形態で接続するために用いられるパケット通信システ
ムにおいて、同報パケットを送信した通信端末と同じロ
ーカルパケット通信ネットワークに所属する通信端末
に、該同報パケットが2度届いてしまう場合、これを解
決する。 【解決手段】OLT(1)は、ONU(2)から同報パ
ケットを受信した場合に、該ONU(2)以外の全ての
ONU(2)が対象である旨を示すアドレスを付加して
から、該同報パケットを送信する。送信された同報パケ
ットは、光カプラ(3)を通して全てのONU(2)に
届くが、各ONU(2)では、自装置が対象から除かれ
ている同報パケットを受信した場合には、該同報パケッ
トを破棄する。
上のローカルパケット通信ネットワークとを1対多の接
続形態で接続するために用いられるパケット通信システ
ムにおいて、同報パケットを送信した通信端末と同じロ
ーカルパケット通信ネットワークに所属する通信端末
に、該同報パケットが2度届いてしまう場合、これを解
決する。 【解決手段】OLT(1)は、ONU(2)から同報パ
ケットを受信した場合に、該ONU(2)以外の全ての
ONU(2)が対象である旨を示すアドレスを付加して
から、該同報パケットを送信する。送信された同報パケ
ットは、光カプラ(3)を通して全てのONU(2)に
届くが、各ONU(2)では、自装置が対象から除かれ
ている同報パケットを受信した場合には、該同報パケッ
トを破棄する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの上位パケッ
ト通信ネットワークと2つ以上のローカルパケット通信
ネットワークとを1対多の接続形態で接続するために用
いられ、ローカルパケット通信ネットワークに所属する
パケット通信端末(以下、「通信端末」と略す。)が同
報パケットを送信することを可能とするパケット通信シ
ステムに関する。
ト通信ネットワークと2つ以上のローカルパケット通信
ネットワークとを1対多の接続形態で接続するために用
いられ、ローカルパケット通信ネットワークに所属する
パケット通信端末(以下、「通信端末」と略す。)が同
報パケットを送信することを可能とするパケット通信シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパケット通信システムと
しては、例えば、電子情報通信学会技術研究報告IN9
8−1〜11に記載されているように、光ファイバや光
カプラを用いて2台以上のIP通信端末を多重化し、I
P通信ネットワークに接続するためのSTM−PDS
(Synchronous Transfer Mode-Passive Double Star)
形光加入者伝送システムが提案されている。
しては、例えば、電子情報通信学会技術研究報告IN9
8−1〜11に記載されているように、光ファイバや光
カプラを用いて2台以上のIP通信端末を多重化し、I
P通信ネットワークに接続するためのSTM−PDS
(Synchronous Transfer Mode-Passive Double Star)
形光加入者伝送システムが提案されている。
【0003】また、この種のパケット通信システムにお
いて同報通知を行う方式として、例えば、特開平10−
210030号公報に記載されているように、MACア
ドレスと固有の通信アドレスとを有するシステムにおい
て、使用する周波数を切り替える方式が提案されてい
る。
いて同報通知を行う方式として、例えば、特開平10−
210030号公報に記載されているように、MACア
ドレスと固有の通信アドレスとを有するシステムにおい
て、使用する周波数を切り替える方式が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】パケット通信ネットワ
ークでは、ネットワークに所属する通信端末が、該ネッ
トワークに所属する他の全ての通信端末に対して同一パ
ケットを送信する同報通信が存在する。
ークでは、ネットワークに所属する通信端末が、該ネッ
トワークに所属する他の全ての通信端末に対して同一パ
ケットを送信する同報通信が存在する。
【0005】前述のSTM−PDS形光加入者伝送シス
テムのように、上位パケット通信ネットワーク接続装置
(以下、「上位ネットワーク接続装置」と略す。),多
重分離装置,ローカルパケット通信ネットワーク接続装
置(以下、「ローカルネットワーク接続装置」と略
す。)により、1つの上位パケット通信ネットワークと
2つ以上のローカルパケット通信ネットワークとを1対
多の接続形態で接続するパケット通信システムでは、上
位パケット通信ネットワークに所属する通信端末からの
同報パケットは、多重分離装置を通して、全ローカルネ
ットワーク接続装置に送信されるようになっているの
で、同報通信を容易に実現することができる。
テムのように、上位パケット通信ネットワーク接続装置
(以下、「上位ネットワーク接続装置」と略す。),多
重分離装置,ローカルパケット通信ネットワーク接続装
置(以下、「ローカルネットワーク接続装置」と略
す。)により、1つの上位パケット通信ネットワークと
2つ以上のローカルパケット通信ネットワークとを1対
多の接続形態で接続するパケット通信システムでは、上
位パケット通信ネットワークに所属する通信端末からの
同報パケットは、多重分離装置を通して、全ローカルネ
ットワーク接続装置に送信されるようになっているの
で、同報通信を容易に実現することができる。
【0006】しかし、ローカルパケット通信ネットワー
クに所属する通信端末が同報通信を行う場合、上位ネッ
トワーク接続装置は、他のローカルパケット通信ネット
ワークに所属する通信端末が受信できるように、同報パ
ケットを折り返すようになっている。その結果、上位パ
ケット通信ネットワークに所属する通信端末が同報通知
を行った場合と同様の処理により、同報パケットの送信
元であるローカルパケット通信ネットワークにも同報パ
ケットが送信されることから、同報パケットを2度受信
する通信端末が生じるという問題が起きる。
クに所属する通信端末が同報通信を行う場合、上位ネッ
トワーク接続装置は、他のローカルパケット通信ネット
ワークに所属する通信端末が受信できるように、同報パ
ケットを折り返すようになっている。その結果、上位パ
ケット通信ネットワークに所属する通信端末が同報通知
を行った場合と同様の処理により、同報パケットの送信
元であるローカルパケット通信ネットワークにも同報パ
ケットが送信されることから、同報パケットを2度受信
する通信端末が生じるという問題が起きる。
【0007】本発明では、ローカルパケット通信ネット
ワークに所属する通信端末が同報パケットを送信した場
合でも、前述の不具合が発生しない通信方式を実現する
パケット通信システムを提案することを目的とする。
ワークに所属する通信端末が同報パケットを送信した場
合でも、前述の不具合が発生しない通信方式を実現する
パケット通信システムを提案することを目的とする。
【0008】さらに、ローカルパケット通信ネットワー
クに複数の通信端末が接続される場合、同一のローカル
パケット通信ネットワークに所属する通信端末間でパケ
ットが送受信されることが予想される。従って、ローカ
ルネットワーク接続装置が受信したパケットを、無条件
に上位ネットワーク接続装置に送信した場合、意味のな
いパケットにより、通信量が増大することが問題とな
る。本発明は、この通信量の増大を防止することも目的
とする。
クに複数の通信端末が接続される場合、同一のローカル
パケット通信ネットワークに所属する通信端末間でパケ
ットが送受信されることが予想される。従って、ローカ
ルネットワーク接続装置が受信したパケットを、無条件
に上位ネットワーク接続装置に送信した場合、意味のな
いパケットにより、通信量が増大することが問題とな
る。本発明は、この通信量の増大を防止することも目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、上位ネットワーク接続装置が、
ローカルネットワーク接続装置から同報パケットを受信
した場合に、該ローカルネットワーク接続装置以外の全
てのローカルネットワーク接続装置が対象である旨を示
すアドレスを付加してから、該同報パケットを送信する
ようにしている。そして、各ローカルネットワーク接続
装置が、自装置が対象から除かれている同報パケットを
受信した場合には、該同報パケットを破棄するようにし
ている。
に、本発明においては、上位ネットワーク接続装置が、
ローカルネットワーク接続装置から同報パケットを受信
した場合に、該ローカルネットワーク接続装置以外の全
てのローカルネットワーク接続装置が対象である旨を示
すアドレスを付加してから、該同報パケットを送信する
ようにしている。そして、各ローカルネットワーク接続
装置が、自装置が対象から除かれている同報パケットを
受信した場合には、該同報パケットを破棄するようにし
ている。
【0010】具体的には、上位ネットワーク接続装置が
ローカルネットワーク接続装置を指定する識別アドレス
として、特定の通信端末に対するパケットに付加する
「指定装置アドレス」,上位パケット通信ネットワーク
に所属する通信端末が送信した同報パケットに付加する
「全装置アドレス」,ローカルパケット通信ネットワー
クに所属する通信端末が送信した同報パケットに付加す
る「指定装置以外の全装置アドレス」を規定するように
すれば、各ローカルネットワーク接続装置は、自装置が
指定された「指定装置以外の全装置アドレス」が付加さ
れた同報パケットを破棄することで、同報パケットを送
信した通信端末と同じローカルパケット通信ネットワー
クに所属する通信端末に、該同報パケットが2度届いて
しまうという問題を解決することができる。
ローカルネットワーク接続装置を指定する識別アドレス
として、特定の通信端末に対するパケットに付加する
「指定装置アドレス」,上位パケット通信ネットワーク
に所属する通信端末が送信した同報パケットに付加する
「全装置アドレス」,ローカルパケット通信ネットワー
クに所属する通信端末が送信した同報パケットに付加す
る「指定装置以外の全装置アドレス」を規定するように
すれば、各ローカルネットワーク接続装置は、自装置が
指定された「指定装置以外の全装置アドレス」が付加さ
れた同報パケットを破棄することで、同報パケットを送
信した通信端末と同じローカルパケット通信ネットワー
クに所属する通信端末に、該同報パケットが2度届いて
しまうという問題を解決することができる。
【0011】また、本発明においては、通信量の増大を
防止するために、同一のローカルパケット通信ネットワ
ークに所属する通信端末間で送受信されるパケットにつ
いて、ローカルネットワーク接続装置から上位ネットワ
ーク接続装置に送信されないようにしている。
防止するために、同一のローカルパケット通信ネットワ
ークに所属する通信端末間で送受信されるパケットにつ
いて、ローカルネットワーク接続装置から上位ネットワ
ーク接続装置に送信されないようにしている。
【0012】具体的には、ローカルネットワーク接続装
置が、ローカルパケット通信ネットワークから受信した
パケットの送信元アドレスを学習し、学習したアドレス
群とローカルパケット通信ネットワークから受信したパ
ケットの宛先アドレスとを比較照合することで、ローカ
ルパケット通信ネットワークに所属する通信端末を宛先
としたパケットであるか否かを判定し、ローカルパケッ
ト通信ネットワークに所属する通信端末を宛先としたパ
ケットであるならば、該パケットを上位ネットワーク接
続装置に送信しないようにしている。
置が、ローカルパケット通信ネットワークから受信した
パケットの送信元アドレスを学習し、学習したアドレス
群とローカルパケット通信ネットワークから受信したパ
ケットの宛先アドレスとを比較照合することで、ローカ
ルパケット通信ネットワークに所属する通信端末を宛先
としたパケットであるか否かを判定し、ローカルパケッ
ト通信ネットワークに所属する通信端末を宛先としたパ
ケットであるならば、該パケットを上位ネットワーク接
続装置に送信しないようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0014】図1に、本実施形態に係るパケット通信シ
ステムが適用されるパケット通信ネットワークのネット
ワーク構成例を示す。
ステムが適用されるパケット通信ネットワークのネット
ワーク構成例を示す。
【0015】図1では、パケット通信システムとして、
STM−PDS形光加入者伝送システム(100)を用
い、上位パケット通信ネットワークであるIP通信ネッ
トワーク(4)と、ローカルパケット通信ネットワーク
であるLAN(Local Area Network)(6)とを、1対
nの接続形態で接続した例を示している。
STM−PDS形光加入者伝送システム(100)を用
い、上位パケット通信ネットワークであるIP通信ネッ
トワーク(4)と、ローカルパケット通信ネットワーク
であるLAN(Local Area Network)(6)とを、1対
nの接続形態で接続した例を示している。
【0016】STM−PDS形光加入者伝送システム
(100)は、ローカルネットワーク接続装置であるO
NU(Optical Network Unit)(2)と、上位ネットワ
ーク接続装置であるOLT(Optical Line Terminal)
(1)と、多重分離装置である光カプラ(3)とを備え
て構成され、各LAN(6)には、複数のIP通信端末
(5)が接続されている。
(100)は、ローカルネットワーク接続装置であるO
NU(Optical Network Unit)(2)と、上位ネットワ
ーク接続装置であるOLT(Optical Line Terminal)
(1)と、多重分離装置である光カプラ(3)とを備え
て構成され、各LAN(6)には、複数のIP通信端末
(5)が接続されている。
【0017】また、本例では、OLT(1)とIP通信
ネットワーク(4)との間に、ルータ(8)を設置し、
ONU(2)とIP通信端末(5)との間にハブ(7)
を設置した構成としている。
ネットワーク(4)との間に、ルータ(8)を設置し、
ONU(2)とIP通信端末(5)との間にハブ(7)
を設置した構成としている。
【0018】従来技術のままであると、例えば、IP通
信端末(500)が同報通信を行った場合に、IP通信
端末(500)から送信された同報パケットは、ONU
1(2)および光カプラ(3)を経由してOLT(1)
へと届き、OLT(1)で折り返されることとなる。そ
こで、OLT(1)で折り返された同報パケットは、光
カプラ(3)およびONU2〜ONUn(2)を経由し
て、IP通信端末(500)が所属するLAN(6)以
外のLAN(6)にも届き、それらのLAN(6)に所
属する全てのIP通信端末(5)へと届くこととなる。
しかし、光カプラ(3)およびONU1(2)を経由し
て、IP通信端末(500)が所属するLAN(6)に
も同様にして届くので、IP通信端末(500)と同じ
LAN(6)に所属するIP通信端末(5)には、その
LAN(6)内で届いているにも関わらず、もう1度同
じ内容の同報パケットを受信することとなってしまう。
信端末(500)が同報通信を行った場合に、IP通信
端末(500)から送信された同報パケットは、ONU
1(2)および光カプラ(3)を経由してOLT(1)
へと届き、OLT(1)で折り返されることとなる。そ
こで、OLT(1)で折り返された同報パケットは、光
カプラ(3)およびONU2〜ONUn(2)を経由し
て、IP通信端末(500)が所属するLAN(6)以
外のLAN(6)にも届き、それらのLAN(6)に所
属する全てのIP通信端末(5)へと届くこととなる。
しかし、光カプラ(3)およびONU1(2)を経由し
て、IP通信端末(500)が所属するLAN(6)に
も同様にして届くので、IP通信端末(500)と同じ
LAN(6)に所属するIP通信端末(5)には、その
LAN(6)内で届いているにも関わらず、もう1度同
じ内容の同報パケットを受信することとなってしまう。
【0019】本実施形態は、この問題を解決するため
に、同報パケットの送信元のIP通信端末(5)が所属
するLAN(6)には、該同報パケットが1度しか届か
ないようにするものである。
に、同報パケットの送信元のIP通信端末(5)が所属
するLAN(6)には、該同報パケットが1度しか届か
ないようにするものである。
【0020】そのために、本実施形態では、STM−P
DS形光加入者伝送システム(100)内で使用される
パケットの構成、並びに、OLT(1)およびONU
(2)の処理を、以下に説明するようにしている。
DS形光加入者伝送システム(100)内で使用される
パケットの構成、並びに、OLT(1)およびONU
(2)の処理を、以下に説明するようにしている。
【0021】まず、STM−PDS形光加入者伝送シス
テム(100)内で使用されるパケットの構成例を、図
2に示す。
テム(100)内で使用されるパケットの構成例を、図
2に示す。
【0022】本実施形態では、図2に示すように、ON
U(2)からOLT(1)に送信されるパケットでは、
IP通信ネットワーク(4)用のパケットに、送信元の
ONU(2)を示す送信元ONUアドレス(21)が付
加されるようにしている。また、OLT(1)からON
U(2)へ送信されるパケットでは、送信先のONU
(2)を示す送信先ONUアドレス(22)が付加され
るようにしている。
U(2)からOLT(1)に送信されるパケットでは、
IP通信ネットワーク(4)用のパケットに、送信元の
ONU(2)を示す送信元ONUアドレス(21)が付
加されるようにしている。また、OLT(1)からON
U(2)へ送信されるパケットでは、送信先のONU
(2)を示す送信先ONUアドレス(22)が付加され
るようにしている。
【0023】本構成は、最も単純な例であり、使用可能
なパケット長に制限がある場合には、分割総数,パケッ
ト分割番号,パケット長を付加することで、パケットを
分割することも可能である。
なパケット長に制限がある場合には、分割総数,パケッ
ト分割番号,パケット長を付加することで、パケットを
分割することも可能である。
【0024】ここで、送信元ONUアドレス(21)お
よび送信先ONUアドレス(22)を付加する方法につ
いて説明する。
よび送信先ONUアドレス(22)を付加する方法につ
いて説明する。
【0025】一般に、アドレスをビット形式で表記する
場合、装置数をnとすると、log2(n+1)ビット
のデータとなる。そこで、図3に示すように、このよう
なlog2(n+1)ビットのデータを、装置識別ビッ
ト列として、ONU(2)を識別するために使用する。
また、図3に示すように、装置識別ビット列に1ビット
を追加し、この1ビットを、通知種別識別ビットとし
て、通知種別を識別するために使用する。
場合、装置数をnとすると、log2(n+1)ビット
のデータとなる。そこで、図3に示すように、このよう
なlog2(n+1)ビットのデータを、装置識別ビッ
ト列として、ONU(2)を識別するために使用する。
また、図3に示すように、装置識別ビット列に1ビット
を追加し、この1ビットを、通知種別識別ビットとし
て、通知種別を識別するために使用する。
【0026】すなわち、送信元ONUアドレス(21)
および送信先ONUアドレス(22)は、共に、通知種
別識別ビットと装置識別ビット列とを合わせたlog2
(n+1)+1ビットのデータから構成されるようにす
ることができる。
および送信先ONUアドレス(22)は、共に、通知種
別識別ビットと装置識別ビット列とを合わせたlog2
(n+1)+1ビットのデータから構成されるようにす
ることができる。
【0027】なお、通知種別識別ビットに設定される通
知種別としては、「通常」と「同報」を用意し、あるO
NU(2)を対象として指定する場合、通知種別識別ビ
ットに「通常」を設定すると共に、装置識別ビット列に
ONU(2)の装置番号を設定するようにする。また、
全てのONU(2)を対象として指定する場合、通知種
別識別ビットに「同報」を設定すると共に、装置識別ビ
ット列にALL“0”を設定するようにする。また、あ
るONU(2)以外の全てのONU(2)を対象として
指定する場合、通知種別識別ビットに「同報」を設定す
ると共に、装置識別ビット列にONU(2)の装置番号
(対象から除くONU(2)の装置番号)を設定するよ
うにする。
知種別としては、「通常」と「同報」を用意し、あるO
NU(2)を対象として指定する場合、通知種別識別ビ
ットに「通常」を設定すると共に、装置識別ビット列に
ONU(2)の装置番号を設定するようにする。また、
全てのONU(2)を対象として指定する場合、通知種
別識別ビットに「同報」を設定すると共に、装置識別ビ
ット列にALL“0”を設定するようにする。また、あ
るONU(2)以外の全てのONU(2)を対象として
指定する場合、通知種別識別ビットに「同報」を設定す
ると共に、装置識別ビット列にONU(2)の装置番号
(対象から除くONU(2)の装置番号)を設定するよ
うにする。
【0028】これにより、特定のIP通信端末(5)に
対するパケットに付加する「指定装置アドレス」,IP
通信ネットワーク(4)に所属するIP通信端末が送信
した同報パケットに付加する「全装置アドレス」,LA
N(6)に所属するIP通信端末(5)が送信した同報
パケットに付加する「指定装置以外の全装置アドレス」
を規定することが可能となる。
対するパケットに付加する「指定装置アドレス」,IP
通信ネットワーク(4)に所属するIP通信端末が送信
した同報パケットに付加する「全装置アドレス」,LA
N(6)に所属するIP通信端末(5)が送信した同報
パケットに付加する「指定装置以外の全装置アドレス」
を規定することが可能となる。
【0029】そこで、ONU(2)が、「指定装置以外
の全装置アドレス」が付加された同報パケットを受信し
たときに、指定装置が自装置である場合に、該同報パケ
ットを破棄することで、送信元のIP通信端末(5)が
所属するLAN(6)に該同報パケットが流れるのを防
止することができるので、LAN(6)に所属する各I
P通信端末(5)が同報パケットを2度受信するのを防
止することができる。
の全装置アドレス」が付加された同報パケットを受信し
たときに、指定装置が自装置である場合に、該同報パケ
ットを破棄することで、送信元のIP通信端末(5)が
所属するLAN(6)に該同報パケットが流れるのを防
止することができるので、LAN(6)に所属する各I
P通信端末(5)が同報パケットを2度受信するのを防
止することができる。
【0030】さて、以下に、OLT(1)の処理および
ONU(2)の処理について説明する。
ONU(2)の処理について説明する。
【0031】まず、OLT(1)の処理について、図4
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0032】図4に示すように、OLT(1)は、IP
通信ネットワーク(4)からパケットを受信した場合は
(ステップ401)、宛先MACアドレスが同報MAC
アドレスであるか否かを調べることで、受信したパケッ
トが同報パケットであるか否かを判定する(ステップ4
02)。
通信ネットワーク(4)からパケットを受信した場合は
(ステップ401)、宛先MACアドレスが同報MAC
アドレスであるか否かを調べることで、受信したパケッ
トが同報パケットであるか否かを判定する(ステップ4
02)。
【0033】同報パケットであるならば、OLT(1)
は、全てのONU(2)を対象として指定するために、
送信先ONUアドレス(22)中の通知種別識別ビット
に「同報」を設定すると共に、装置識別ビット列にAL
L“0”を設定することで、該同報パケットに「全装置
アドレス」を付加してから(ステップ403)、各ON
U(2)に送信する(ステップ407)。
は、全てのONU(2)を対象として指定するために、
送信先ONUアドレス(22)中の通知種別識別ビット
に「同報」を設定すると共に、装置識別ビット列にAL
L“0”を設定することで、該同報パケットに「全装置
アドレス」を付加してから(ステップ403)、各ON
U(2)に送信する(ステップ407)。
【0034】また、ステップ402の判定で、同報パケ
ットでないならば、OLT(1)は、例えば、図6に示
すような構成を持つ端末MACアドレス管理テーブル
(600)を参照し、宛先MACアドレスと一致するM
ACアドレスを持つIP通信端末(5)が所属するLA
N(6)に対応するONU(2)の装置番号を検索する
(ステップ404)。ここで、一致するデータがない場
合には、受信したパケットを破棄し(ステップ40
5)、一致するデータがある場合には、検索したONU
(2)を対象として指定するために、送信先ONUアド
レス(22)中の通知種別識別ビットに「通常」を設定
すると共に、装置識別ビット列に該ONU(2)の装置
番号を設定することで、該パケットに「指定装置アドレ
ス」を付加してから(ステップ406)、各ONU
(2)に送信する(ステップ407)。
ットでないならば、OLT(1)は、例えば、図6に示
すような構成を持つ端末MACアドレス管理テーブル
(600)を参照し、宛先MACアドレスと一致するM
ACアドレスを持つIP通信端末(5)が所属するLA
N(6)に対応するONU(2)の装置番号を検索する
(ステップ404)。ここで、一致するデータがない場
合には、受信したパケットを破棄し(ステップ40
5)、一致するデータがある場合には、検索したONU
(2)を対象として指定するために、送信先ONUアド
レス(22)中の通知種別識別ビットに「通常」を設定
すると共に、装置識別ビット列に該ONU(2)の装置
番号を設定することで、該パケットに「指定装置アドレ
ス」を付加してから(ステップ406)、各ONU
(2)に送信する(ステップ407)。
【0035】一方、OLT(1)は、ONU(2)から
パケットを受信した場合は(ステップ411)、宛先M
ACアドレスが同報MACアドレスであるか否かを調べ
ることで、受信したパケットが同報パケットであるか否
かを判定する(ステップ412)。
パケットを受信した場合は(ステップ411)、宛先M
ACアドレスが同報MACアドレスであるか否かを調べ
ることで、受信したパケットが同報パケットであるか否
かを判定する(ステップ412)。
【0036】同報パケットであるならば、OLT(1)
は、送信元のONU(2)以外の全てのONU(2)を
対象として指定するために、送信先ONUアドレス(2
2)中の通知種別識別ビットに「同報」を設定すると共
に、装置識別ビット列に送信元のONU(2)の装置番
号を設定することで、該同報パケットに「指定装置以外
の全装置アドレス」を付加してから(ステップ41
3)、各ONU(2)に送信する(ステップ415)。
なお、送信元のONU(2)の装置番号は、後述するO
NU(2)の処理において、送信元ONUアドレス(2
1)中の装置識別ビット列に設定されているので、OL
T(1)は、これを参照する。
は、送信元のONU(2)以外の全てのONU(2)を
対象として指定するために、送信先ONUアドレス(2
2)中の通知種別識別ビットに「同報」を設定すると共
に、装置識別ビット列に送信元のONU(2)の装置番
号を設定することで、該同報パケットに「指定装置以外
の全装置アドレス」を付加してから(ステップ41
3)、各ONU(2)に送信する(ステップ415)。
なお、送信元のONU(2)の装置番号は、後述するO
NU(2)の処理において、送信元ONUアドレス(2
1)中の装置識別ビット列に設定されているので、OL
T(1)は、これを参照する。
【0037】また、OLT(1)は、送信元ONUアド
レス(21)を削除したパケットをIP通信ネットワー
ク(4)に送信する(ステップ414)。
レス(21)を削除したパケットをIP通信ネットワー
ク(4)に送信する(ステップ414)。
【0038】また、ステップ412の判定で、同報パケ
ットでないならば、OLT(1)は、端末MACアドレ
ス管理テーブル(600)を参照し、宛先MACアドレ
スと一致するMACアドレスを持つIP通信端末(5)
が所属するLAN(6)に対応するONU(2)の装置
番号を検索する(ステップ416)。ここで、一致する
データがない場合には、送信元ONUアドレス(21)
を削除したパケットをIP通信ネットワーク(4)に送
信し(ステップ418)、一致するデータがある場合に
は、検索したONU(2)を対象として指定するため
に、送信先ONUアドレス(22)中の通知種別識別ビ
ットに「通常」を設定すると共に、装置識別ビット列に
該ONU(2)の装置番号を設定することで、該パケッ
トに「指定装置アドレス」を付加してから(ステップ4
17)、各ONU(2)に送信する(ステップ41
5)。
ットでないならば、OLT(1)は、端末MACアドレ
ス管理テーブル(600)を参照し、宛先MACアドレ
スと一致するMACアドレスを持つIP通信端末(5)
が所属するLAN(6)に対応するONU(2)の装置
番号を検索する(ステップ416)。ここで、一致する
データがない場合には、送信元ONUアドレス(21)
を削除したパケットをIP通信ネットワーク(4)に送
信し(ステップ418)、一致するデータがある場合に
は、検索したONU(2)を対象として指定するため
に、送信先ONUアドレス(22)中の通知種別識別ビ
ットに「通常」を設定すると共に、装置識別ビット列に
該ONU(2)の装置番号を設定することで、該パケッ
トに「指定装置アドレス」を付加してから(ステップ4
17)、各ONU(2)に送信する(ステップ41
5)。
【0039】なお、OLT(1)の処理において使用さ
れる端末MACアドレス管理テーブル(600)の作成
に関しては、管理装置からネットワーク管理者が固定的
にテーブルを設定する方式や、通信端末の送信パケット
中のアドレスを用いて、アドレステーブルを動的に自動
作成する方式など、従来のシステムにおいて用いられる
方式を利用することが可能である。
れる端末MACアドレス管理テーブル(600)の作成
に関しては、管理装置からネットワーク管理者が固定的
にテーブルを設定する方式や、通信端末の送信パケット
中のアドレスを用いて、アドレステーブルを動的に自動
作成する方式など、従来のシステムにおいて用いられる
方式を利用することが可能である。
【0040】また、OLT(1)とONU(2)と間の
通信方法に関しては、電子情報通信学会技術研究報告I
N98−1〜11中の論文に記述されている方式が一般
的であり、それを用いることが可能である。
通信方法に関しては、電子情報通信学会技術研究報告I
N98−1〜11中の論文に記述されている方式が一般
的であり、それを用いることが可能である。
【0041】次に、ONU(2)の処理について、図5
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0042】図5に示すように、ONU(2)は、OL
T(1)からパケットを受信した場合は(ステップ50
1)、「全装置アドレス」が付加されているか否かを判
定する(ステップ502)。すなわち、ONU(2)
は、送信先ONUアドレス(22)中の通知種別識別ビ
ットに「同報」が設定され、装置識別ビット列にALL
“0”が設定されているならば、「全装置アドレス」が
付加されていると判定する。
T(1)からパケットを受信した場合は(ステップ50
1)、「全装置アドレス」が付加されているか否かを判
定する(ステップ502)。すなわち、ONU(2)
は、送信先ONUアドレス(22)中の通知種別識別ビ
ットに「同報」が設定され、装置識別ビット列にALL
“0”が設定されているならば、「全装置アドレス」が
付加されていると判定する。
【0043】「全装置アドレス」が付加されている場合
は、ONU(2)は、受信したパケットが、自装置に対
応するLAN(6)に所属する全てのIP通信端末
(5)へ送信すべき同報パケットであるので、送信先O
NUアドレス(22)を削除してから、自装置に対応す
るLAN(6)に送信する(ステップ506)。
は、ONU(2)は、受信したパケットが、自装置に対
応するLAN(6)に所属する全てのIP通信端末
(5)へ送信すべき同報パケットであるので、送信先O
NUアドレス(22)を削除してから、自装置に対応す
るLAN(6)に送信する(ステップ506)。
【0044】また、「全装置アドレス」が付加されてい
ない場合は、ONU(2)は、「指定装置以外の全装置
アドレス」が付加されているか否かを判定する(ステッ
プ503)。すなわち、ONU(2)は、送信先ONU
アドレス(22)中の通知種別識別ビットに「同報」が
設定され、装置識別ビット列にONU(2)の装置番号
が設定されているならば、「指定装置以外の全装置アド
レス」が付加されていると判定する。
ない場合は、ONU(2)は、「指定装置以外の全装置
アドレス」が付加されているか否かを判定する(ステッ
プ503)。すなわち、ONU(2)は、送信先ONU
アドレス(22)中の通知種別識別ビットに「同報」が
設定され、装置識別ビット列にONU(2)の装置番号
が設定されているならば、「指定装置以外の全装置アド
レス」が付加されていると判定する。
【0045】「指定装置以外の全装置アドレス」が付加
されている場合は、ONU(2)は、受信したパケット
が、LAN(6)に所属するIP通信端末(5)から送
信された同報パケットであるので、さらに、送信先ON
Uアドレス(22)中の装置識別ビット列に設定されて
いるONU(2)の装置番号が、自装置の装置番号と一
致するか否かを調べることで、自装置に対応するLAN
(6)に所属するIP通信端末(5)から送信された同
報パケットであるか否か、すなわち、自装置がOLT
(1)へ送信した同報パケットであるか否かを判定する
(ステップ504)。
されている場合は、ONU(2)は、受信したパケット
が、LAN(6)に所属するIP通信端末(5)から送
信された同報パケットであるので、さらに、送信先ON
Uアドレス(22)中の装置識別ビット列に設定されて
いるONU(2)の装置番号が、自装置の装置番号と一
致するか否かを調べることで、自装置に対応するLAN
(6)に所属するIP通信端末(5)から送信された同
報パケットであるか否か、すなわち、自装置がOLT
(1)へ送信した同報パケットであるか否かを判定する
(ステップ504)。
【0046】そして、ONU(2)は、自装置がOLT
(1)へ送信した同報パケットであるならば、該同報パ
ケットを破棄し(ステップ505)、他装置がOLT
(1)へ送信した同報パケットであるならば、送信先O
NUアドレス(22)を削除してから、自装置に対応す
るLAN(6)に送信する(ステップ506)。
(1)へ送信した同報パケットであるならば、該同報パ
ケットを破棄し(ステップ505)、他装置がOLT
(1)へ送信した同報パケットであるならば、送信先O
NUアドレス(22)を削除してから、自装置に対応す
るLAN(6)に送信する(ステップ506)。
【0047】また、ONU(2)は、「指定装置アドレ
ス」が付加されている場合、すなわち、送信先ONUア
ドレス(22)中の通知種別識別ビットに「通常」が設
定され、装置識別ビット列に自装置の装置番号が設定さ
れている場合は(ステップ503)、受信したパケット
が、自装置に対応するLAN(6)に所属するIP通信
端末(5)を宛先としたパケットであるので、送信先O
NUアドレス(22)を削除してから、自装置に対応す
るLAN(6)に送信する(ステップ506)。
ス」が付加されている場合、すなわち、送信先ONUア
ドレス(22)中の通知種別識別ビットに「通常」が設
定され、装置識別ビット列に自装置の装置番号が設定さ
れている場合は(ステップ503)、受信したパケット
が、自装置に対応するLAN(6)に所属するIP通信
端末(5)を宛先としたパケットであるので、送信先O
NUアドレス(22)を削除してから、自装置に対応す
るLAN(6)に送信する(ステップ506)。
【0048】一方、ONU(2)は、自装置に対応する
LAN(6)からパケットを受信した場合は(ステップ
511)、送信元ONUアドレス(21)中の装置識別
ビット列に自装置の装置番号を設定してから(ステップ
512)、該パケットをOLT(1)へ送信する(ステ
ップ513)。
LAN(6)からパケットを受信した場合は(ステップ
511)、送信元ONUアドレス(21)中の装置識別
ビット列に自装置の装置番号を設定してから(ステップ
512)、該パケットをOLT(1)へ送信する(ステ
ップ513)。
【0049】なお、図4を用いて説明したように、OL
T(1)が、宛先MACアドレスが同報MACアドレス
であるか否かを調べることで、受信したパケットが同報
パケットであるか否かを判定するようになっているの
で、ステップ512では、ONU(2)は、送信元ON
Uアドレス(21)中の通知種別識別ビットを特に意識
しないようにしているが、ONU(2)も、OLT
(1)と同様に、宛先MACアドレスが同報MACアド
レスであるか否かを調べることで、受信したパケットが
同報パケットであるか否かを判定し、判定結果に応じ
て、送信元ONUアドレス(21)中の通知種別識別ビ
ットに「通常」または「同報」を設定するようにしても
よい。
T(1)が、宛先MACアドレスが同報MACアドレス
であるか否かを調べることで、受信したパケットが同報
パケットであるか否かを判定するようになっているの
で、ステップ512では、ONU(2)は、送信元ON
Uアドレス(21)中の通知種別識別ビットを特に意識
しないようにしているが、ONU(2)も、OLT
(1)と同様に、宛先MACアドレスが同報MACアド
レスであるか否かを調べることで、受信したパケットが
同報パケットであるか否かを判定し、判定結果に応じ
て、送信元ONUアドレス(21)中の通知種別識別ビ
ットに「通常」または「同報」を設定するようにしても
よい。
【0050】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、同報パケットの送信元のIP通信端末(5)が所属
するLAN(6)には、該同報パケットが1度しか届か
ないようにすることができる。
ば、同報パケットの送信元のIP通信端末(5)が所属
するLAN(6)には、該同報パケットが1度しか届か
ないようにすることができる。
【0051】なお、本実施形態では、STM−PDS光
加入者伝送システム(100)を用いて説明を行った
が、STM−PDS光加入者伝送システム(100)に
限定されず、上位ネットワーク接続装置とローカルネッ
トワーク接続装置との間の通信方式に無線や電気信号を
用いる場合でも、これらの装置間に多重分離装置を持つ
ような構成であれば適用可能である。また、多重分離装
置が独立した装置である必要はなく、上位ネットワーク
接続装置と一体化していてもよい。
加入者伝送システム(100)を用いて説明を行った
が、STM−PDS光加入者伝送システム(100)に
限定されず、上位ネットワーク接続装置とローカルネッ
トワーク接続装置との間の通信方式に無線や電気信号を
用いる場合でも、これらの装置間に多重分離装置を持つ
ような構成であれば適用可能である。また、多重分離装
置が独立した装置である必要はなく、上位ネットワーク
接続装置と一体化していてもよい。
【0052】本実施形態によって、同報パケットの送信
元のIP通信端末(5)と同じLAN(6)に所属する
IP通信端末(5)が、同報パケットを2度受信するこ
とを防止することが可能となった。しかし、通常のパケ
ットについては、ONU(2)は、送信元ONUアドレ
ス(21)中の装置識別ビット列に自装置の装置番号を
設定してから、該パケットをOLT(1)へ送信するよ
うになっているので、同じLAN(6)に所属するIP
通信端末(5)間で送受信されるパケットも、OLT
(1)へ送信されることとなり、いたずらに通信量が増
大してしまう。
元のIP通信端末(5)と同じLAN(6)に所属する
IP通信端末(5)が、同報パケットを2度受信するこ
とを防止することが可能となった。しかし、通常のパケ
ットについては、ONU(2)は、送信元ONUアドレ
ス(21)中の装置識別ビット列に自装置の装置番号を
設定してから、該パケットをOLT(1)へ送信するよ
うになっているので、同じLAN(6)に所属するIP
通信端末(5)間で送受信されるパケットも、OLT
(1)へ送信されることとなり、いたずらに通信量が増
大してしまう。
【0053】そこで、このような通信量の増大を防止す
るためには、ONU(2)が、自装置に対応するLAN
(6)に所属するIP通信端末(5)間で送受信される
パケットをOLT(1)へ送信しないようにすればよ
く、以下、その実現例について、図7を用いて説明す
る。
るためには、ONU(2)が、自装置に対応するLAN
(6)に所属するIP通信端末(5)間で送受信される
パケットをOLT(1)へ送信しないようにすればよ
く、以下、その実現例について、図7を用いて説明す
る。
【0054】図7は、通信量の抑制を実現するONU
(2)のブロック構成図である。
(2)のブロック構成図である。
【0055】ONU(2)においては、ローカルネット
ワークインタフェース部(71)は、自装置に対応する
LAN(6)に所属するIP通信端末(5)から送信さ
れたパケットを受信すると、該パケットを、アドレス学
習部(75)およびパケット選択部(72)に送信す
る。
ワークインタフェース部(71)は、自装置に対応する
LAN(6)に所属するIP通信端末(5)から送信さ
れたパケットを受信すると、該パケットを、アドレス学
習部(75)およびパケット選択部(72)に送信す
る。
【0056】アドレス学習部(75)は、ローカルネッ
トワークインタフェース部(71)から受信したパケッ
ト中の送信元MACアドレスを取得して、アドレス管理
メモリ(76)に保存する。このとき、同じ送信元MA
Cアドレスが既にアドレス管理メモリ(76)に保存さ
れている場合には、アドレス学習部(75)は、上書き
保存をするか保存を中止する。
トワークインタフェース部(71)から受信したパケッ
ト中の送信元MACアドレスを取得して、アドレス管理
メモリ(76)に保存する。このとき、同じ送信元MA
Cアドレスが既にアドレス管理メモリ(76)に保存さ
れている場合には、アドレス学習部(75)は、上書き
保存をするか保存を中止する。
【0057】また、パケット選択部(72)は、ローカ
ルネットワークインタフェース部(71)から受信した
パケットが同報パケットでない場合には、該パケット中
の宛先MACアドレスと、アドレス管理メモリ(76)
に保存されている全ての送信元MACアドレスとを比較
照合し、一致するアドレスがない場合にのみ、該パケッ
トをインタフェース変換部(73)に送信する。
ルネットワークインタフェース部(71)から受信した
パケットが同報パケットでない場合には、該パケット中
の宛先MACアドレスと、アドレス管理メモリ(76)
に保存されている全ての送信元MACアドレスとを比較
照合し、一致するアドレスがない場合にのみ、該パケッ
トをインタフェース変換部(73)に送信する。
【0058】インタフェース変換部(73)は、図5を
用いて説明したように、パケット選択部(72)から受
信したパケットに送信元ONUアドレス(21)を設定
して、STM−PDSインタフェース部(74)に送信
し、STM−PDSインタフェース部(74)は、イン
タフェース変換部(73)から受信したパケットをOL
T(1)に送信する。
用いて説明したように、パケット選択部(72)から受
信したパケットに送信元ONUアドレス(21)を設定
して、STM−PDSインタフェース部(74)に送信
し、STM−PDSインタフェース部(74)は、イン
タフェース変換部(73)から受信したパケットをOL
T(1)に送信する。
【0059】なお、ONU(2)においては、STM−
PDSインタフェース部(74)は、OLT(1)から
パケットを受信した場合は、図5を用いて説明したよう
に、自装置に対応するLAN(6)に送信する場合にの
み、該パケットをインタフェース部(73)に送信する
ようにする。そして、インタフェース変換部(73)
は、STM−PDSインタフェース部(74)からパケ
ットを受信すると、図5を用いて説明したように、送信
先ONUアドレス(22)を削除してから、該パケット
をローカルネットワークインタフェース部(71)に送
信し、ローカルネットワークインタフェース部(71)
は、インタフェース変換部(73)から受信したパケッ
トをLAN(6)に送信するようにする。
PDSインタフェース部(74)は、OLT(1)から
パケットを受信した場合は、図5を用いて説明したよう
に、自装置に対応するLAN(6)に送信する場合にの
み、該パケットをインタフェース部(73)に送信する
ようにする。そして、インタフェース変換部(73)
は、STM−PDSインタフェース部(74)からパケ
ットを受信すると、図5を用いて説明したように、送信
先ONUアドレス(22)を削除してから、該パケット
をローカルネットワークインタフェース部(71)に送
信し、ローカルネットワークインタフェース部(71)
は、インタフェース変換部(73)から受信したパケッ
トをLAN(6)に送信するようにする。
【0060】本実現例では、アドレス学習部(75)の
機能として、アドレスの取得のみを説明したが、ブロッ
ク構成にタイマを追加し、アドレス管理メモリ(76)
に取得アドレスおよび最新保存時刻を保存後、一定期間
が経過したら削除する機能を追加すれば、IP通信端末
(5)の交換に対して動的に対応することが可能とな
る。
機能として、アドレスの取得のみを説明したが、ブロッ
ク構成にタイマを追加し、アドレス管理メモリ(76)
に取得アドレスおよび最新保存時刻を保存後、一定期間
が経過したら削除する機能を追加すれば、IP通信端末
(5)の交換に対して動的に対応することが可能とな
る。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つの上位パケット通信ネットワークと2つ以上のロー
カルパケット通信ネットワークとを1対多の接続形態で
接続するために用いられ、上位パケット通信ネットワー
クに接続される1つの上位ネットワーク接続装置と、ロ
ーカルパケット通信ネットワークの各々に接続するため
の2つ以上のローカルネットワーク接続装置との間が多
重分離装置で接続されているパケット通信システムにお
いて、ローカルパケット通信ネットワークに所属する通
信端末が同報通信を行った場合に、各ローカルパケット
通信ネットワークおよび上位パケット通信ネットワーク
に所属する全ての通信端末が、同報パケットをただ1度
だけ受信することが可能となる。
1つの上位パケット通信ネットワークと2つ以上のロー
カルパケット通信ネットワークとを1対多の接続形態で
接続するために用いられ、上位パケット通信ネットワー
クに接続される1つの上位ネットワーク接続装置と、ロ
ーカルパケット通信ネットワークの各々に接続するため
の2つ以上のローカルネットワーク接続装置との間が多
重分離装置で接続されているパケット通信システムにお
いて、ローカルパケット通信ネットワークに所属する通
信端末が同報通信を行った場合に、各ローカルパケット
通信ネットワークおよび上位パケット通信ネットワーク
に所属する全ての通信端末が、同報パケットをただ1度
だけ受信することが可能となる。
【0062】また、同一のローカルパケット通信ネット
ワークに所属する通信端末間で送受信されるパケットに
ついて、ローカルネットワーク接続装置から上位ネット
ワーク接続装置に送信されないようにすることで、通信
量の増大を防止することが可能となる。
ワークに所属する通信端末間で送受信されるパケットに
ついて、ローカルネットワーク接続装置から上位ネット
ワーク接続装置に送信されないようにすることで、通信
量の増大を防止することが可能となる。
【図1】本実施形態に係るパケット通信システムが適用
されるパケット通信ネットワークのネットワーク構成例
を示す説明図。
されるパケット通信ネットワークのネットワーク構成例
を示す説明図。
【図2】STM−PDS形光加入者伝送システム内で使
用されるパケットの構成例を示す説明図。
用されるパケットの構成例を示す説明図。
【図3】送信先ONUアドレスおよび送信元ONUアド
レスの構成例を示す説明図。
レスの構成例を示す説明図。
【図4】OLTのパケット転送処理を示すフローチャー
ト。
ト。
【図5】ONUのパケット転送処理を示すフローチャー
ト。
ト。
【図6】端末MACアドレス管理テーブルの構成例を示
す説明図。
す説明図。
【図7】通信量の抑制を実現するONUのブロック構成
図。
図。
100…STM−PDS(Synchronous Transfer Mode-
Passive Double Star)形光加入者伝送システム、1…
OLT(Optical Line Terminal)、2…ONU(Optic
al Network Unit)、3…光カプラ、4…IP通信ネッ
トワーク、5,500…IP通信端末、6…LAN(Lo
cal Area Network)、7…ハブ、8…ルータ、21…送
信元ONUアドレス、22…送信先ONUアドレス、6
00…端末MACアドレス管理テーブル、71…ローカ
ルネットワークインタフェース部、72…パケット選択
部、73…インタフェース変換部、74…STM−PD
Sインタフェース部、75…アドレス学習部、76…ア
ドレス管理メモリ。
Passive Double Star)形光加入者伝送システム、1…
OLT(Optical Line Terminal)、2…ONU(Optic
al Network Unit)、3…光カプラ、4…IP通信ネッ
トワーク、5,500…IP通信端末、6…LAN(Lo
cal Area Network)、7…ハブ、8…ルータ、21…送
信元ONUアドレス、22…送信先ONUアドレス、6
00…端末MACアドレス管理テーブル、71…ローカ
ルネットワークインタフェース部、72…パケット選択
部、73…インタフェース変換部、74…STM−PD
Sインタフェース部、75…アドレス学習部、76…ア
ドレス管理メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA03 HA08 HC01 HC14 HD03 HD07 HD09 HD10 JA01 JL03 LC18 LD02 5K033 AA01 CB08 CB13 DA06 DB05 DB12 DB16 DB17 DB19 DB22 EC04
Claims (4)
- 【請求項1】1つの上位パケット通信ネットワークと2
つ以上のローカルパケット通信ネットワークとを1対多
の接続形態で接続するために用いられるパケット通信シ
ステムであって、 上記上位パケット通信ネットワークに接続される1つの
上位パケット通信ネットワーク接続装置と、上記ローカ
ルパケット通信ネットワークの各々に接続するための2
つ以上のローカルパケット通信ネットワーク接続装置
と、これらの接続装置間を1対多の接続形態で接続する
ための多重分離装置とを備え、 上記上位パケット通信ネットワーク接続装置は、 上記ローカルパケット通信ネットワーク接続装置へのパ
ケット転送時に、 特定の通信端末を宛先としたパケットには、該通信端末
が所属するローカルパケット通信ネットワークに対応し
たローカルパケット通信ネットワーク接続装置を指定す
る旨を示す識別アドレスを付加し、 上記上位パケット通信ネットワークに所属する通信端末
が送信した同報パケットには、全てのローカルパケット
通信ネットワーク接続装置を指定する旨を示す識別アド
レスを付加し、 上記ローカルパケット通信ネットワークに所属する通信
端末が送信した同報パケットには、該通信端末が所属す
るローカルパケット通信ネットワークに対応したローカ
ルパケット通信ネットワーク接続装置以外の、全てのロ
ーカルパケット通信ネットワーク接続装置を指定する旨
を示す識別アドレスを付加し、 上記ローカルパケット通信ネットワーク接続装置は、 上記上位パケット通信ネットワーク接続装置から受信し
たパケットに付加されている識別アドレスが、自装置を
指定する旨を示している場合には、該識別アドレスを削
除してから、対応するローカルパケット通信ネットワー
クに該パケットを転送し、自装置を指定する旨を示して
いない場合には、該パケットを破棄することを特徴とす
るパケット通信システム。 - 【請求項2】請求項1記載のパケット通信システムであ
って、 上記ローカルパケット通信ネットワーク接続装置は、 対応するローカルパケット通信ネットワークに所属する
通信端末から受信したパケットに、自装置を示す識別ア
ドレスを付加してから、上記上位パケット通信ネットワ
ーク接続装置に送信し、 上記上位パケット通信ネットワーク接続装置は、 上記ローカルパケット通信ネットワーク接続装置から受
信したパケットが同報パケットである場合に、該同報パ
ケットに付加されている識別アドレスが示すローカルパ
ケット通信ネットワーク接続装置以外の、全てのローカ
ルパケット通信ネットワーク接続装置を指定する旨を示
す識別アドレスを、該同報パケットに付加することを特
徴とするパケット通信システム。 - 【請求項3】1つの上位パケット通信ネットワークと2
つ以上のローカルパケット通信ネットワークとを1対多
の接続形態で接続するために用いられ、 上記上位パケット通信ネットワークに接続される1つの
上位パケット通信ネットワーク接続装置と、上記ローカ
ルパケット通信ネットワークの各々に接続するための2
つ以上のローカルパケット通信ネットワーク接続装置
と、これらの接続装置間を1対多の接続形態で接続する
ための多重分離装置とを備えたパケット通信システムに
おけるローカルパケット通信ネットワーク接続装置であ
って、 対応するローカルパケット通信ネットワークに所属する
通信端末から受信したパケット中の送信元アドレスを取
得するアドレス学習部と、 上記アドレス学習部が取得した送信元アドレスを記憶保
持するアドレス管理メモリと、 上記上位パケット通信ネットワーク接続装置に送信すべ
きパケットを選択するパケット選択部とを有し、 上記パケット選択部は、 対応するローカルパケット通信ネットワークに所属する
通信端末から受信したパケット中の宛先アドレスと、上
記アドレス管理メモリに記憶保持されている送信元アド
レスとを比較照合し、一致する送信元アドレスを検出し
た場合には、該パケットを上記上位パケット通信ネット
ワーク接続装置に送信しないことを特徴とするローカル
パケット通信ネットワーク接続装置。 - 【請求項4】請求項3記載のローカルパケット通信ネッ
トワーク接続装置であって、 上記パケット選択部が選択したパケットに、自装置を示
す識別アドレスを付加するインタフェース変換部と、 上記上位パケット通信ネットワーク接続装置から受信し
たパケットに、自装置を指定する旨を示している識別ア
ドレスが付加されている場合には、該パケットを取り込
んで、該識別アドレスを削除し、自装置を指定する旨を
示していない識別アドレスが付加されている場合には、
該パケットを破棄するインタフェース部とを有すること
を特徴とするローカルパケット通信ネットワーク接続装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001276A JP2001197097A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | パケット通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001276A JP2001197097A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | パケット通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001197097A true JP2001197097A (ja) | 2001-07-19 |
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ID=18530522
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000001276A Pending JP2001197097A (ja) | 2000-01-07 | 2000-01-07 | パケット通信システム |
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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