JP4477904B2 - 梱包構造 - Google Patents

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この発明は、冷蔵ショーケースや冷蔵庫等の重量のある被梱包物の梱包構造に関するものである。
冷蔵庫やショーケース等の重量のある被梱包物を梱包する場合、図6に示すように、木製の梱包枠台14に被梱包物である冷蔵ショーケース10を載置した状態で、該冷蔵ショーケース10の上側から段ボールケース16を被せ、該梱包枠台14と段ボールケース16とに結束バンド18,18を掛渡して締着することで梱包するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。前記梱包枠台14は、前記冷蔵ショーケース10の底部を保護するのみではなく、梱包品(梱包された冷蔵ショーケース10)を移動する際に、運搬装置であるフォークリフトやパレットトラック等のフォークが挿入される差込口20を、冷蔵ショーケース10と床面FLとの間に画成している。しかし、前記梱包枠台14は木製であるため、それ自体が重く、梱包作業に際しての運搬が不便で、作業者の負担が大きくなり、作業性に劣る欠点が指摘される。
そこで、木材ではなく段ボールから形成した梱包枠台を用いて梱包する梱包構造が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この梱包枠台は、被梱包物の底面を支持する第1の板体と、この第1の板体に対向して床面に当接する第2の板体と、両板体の間に介在してフォークリフト等のフォークが入る差込口を画成するスペーサおよび緩衝材とから構成され、これらの部材は何れも段ボールから形成されている。
特開平6−312763号公報 特開平8−58870号公報
ところで、段ボールで梱包枠台を形成することで軽量になり、梱包の作業性を向上させることはできるが、段ボール製の梱包枠台は水に弱く、湿気や雨等により濡れた場合、強度が保てず被梱包物の重量に負けて潰れて変形してしまう虞れがある。この場合に、前記梱包枠台が部分的に変形すると、載置されている被梱包物が傾いて倒れる虞れが指摘される。また、結束バンドを巻掛けた際に、梱包枠台が該結束バンドの緊結力に負けて潰れ、結束バンドが緩んでしまうため、被梱包物に結束バンドが摺接して被梱包物を傷付けてしまう難点もあった。
すなわちこの発明は、従来の技術に係る梱包構造に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、梱包枠台が変形しても被梱包物が転倒しない梱包構造を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係る梱包構造は、
段ボールからなる梱包枠台に被梱包物を載置し、結束バンドにより締着して該被梱包物の底部を保護する梱包構造において、
前記梱包枠台は、
前記被梱包物が、その底面において当接載置される上板と、
床面に敷かれ、前記上板にスペーサを介して対向的に離間配置される下板と、
前記被梱包物の底面四隅に突設した各脚部に対応して、前記上板に開設され、該脚部を収容する孔部と
前記上板、下板およびスペーサの間に画成される搬送装置用の差込口とを備え、
前記スペーサは、前記被梱包物を前記上板に載置した際に、前記脚部の下端が床面から離間するよう構成され、
前記孔部に収容した前記脚部の下端から床面までの間隔を、前記梱包枠台に載置された前記被梱包物が、該梱包枠台の変形により何れかの脚部の下端が床面に当接するよう傾いた際に、該床面に当接した脚部の下端から他の脚部の下端を結ぶ線と床面とがなす傾斜角度が被梱包物の転倒角度より小さくなるよう設定したことを特徴とする。
請求項1に係る梱包構造によれば、梱包枠台に載置された被梱包物が、梱包枠台の変形により何れかの脚部の下端が床面に当接するよう傾いた際に、該床面に当接した脚部の下端から他の脚部の下端を結ぶ線と床面とがなす傾斜角度を被梱包物の転倒角度より小さくなるよう設定することで、梱包枠台を構成する各部材が濡れたり、その他の要因で部分的に変形した場合であっても、被梱包物が転倒角度より大きく傾くことがないから、該被梱包物の転倒を防止することができる。また、被梱包物を本発明に係る梱包構造で梱包した梱包品は、被梱包物の脚部の下端と床面との間が前記間隔分だけ離れているので、該梱包品が落下しても、その部分が緩衝領域として作用し、被梱包物の傷付きを防止し得る。
請求項3に係る梱包構造によれば、上板の端縁部に、該端縁と直交する方向に延在する一対の切込みを所定間隔離間して設け、結束バンドを一対の切込み間に形成されるフラップに当接するよう締着した際に、該フラップが被梱包物に沿って上方に立上がるよう構成することで、結束バンドはフラップを介して被梱包物の底角部に密着的に締着力を加えることになり、結束バンドの緩みが発生し難くなると共に、結束バンドによる傷付きを防止し得る。
次に、本発明に係る梱包構造につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお実施例では、被梱包物として冷蔵ショーケースを挙げて説明するが、冷蔵ショーケースに限らず冷蔵庫、冷凍庫または温蔵庫等の貯蔵庫であって、重量のあるものであれば、特に限定されない。また、実施例の冷蔵ショーケースは扉が配設された面を前面とし、後述する梱包枠台の前後および左右方向は、冷蔵ショーケースの前後および左右方向に対応する。ここで、実施例の梱包構造で冷蔵ショーケース等の被梱包物を梱包したものを梱包品と云う。
図1に示すように、被梱包物である冷蔵ショーケース10は、その内部に図示しない収納室を画成した箱体の前面を扉22で開閉自在に閉成するように構成され、該箱体の底面における四隅に突設された複数の脚部12で、床面FLから離間した状態で設置される。実施例の梱包構造は、梱包枠台32に冷蔵ショーケース10を載置した状態で、該冷蔵ショーケース10の上側から段ボールケース46を被せ、該梱包枠台32と段ボールケース46とに結束バンド48を掛渡して結束することで梱包するようになっている。前記段ボールケース46は、前記冷蔵ショーケース10の上面の外形寸法より大きく設定した板体の4辺が下垂して下方に開口する箱状体であって、該冷蔵ショーケース10の上部を被覆している。
図2に示すように、前記梱包枠台32は、これを構成する各部材を段ボールで形成した所謂両面型パレットであって、前記冷蔵ショーケース10の底面が当接載置される上板34と、床面FLに敷かれ、該上板34にスペーサ42,42を介して対向的に配置される下板40と、該冷蔵ショーケース10における底面の四隅に突設した各脚部12に対応して、上板34に開設されて、該脚部12を収容する孔部38とを備えている。
前記上板34および下板40は、対応する前記冷蔵ショーケース10の底面の外形寸法より大きく設定された矩形状の段ボール板からなり、該上板34と下板40とは略同一寸法に設定される。実施例の上板34は、2枚の段ボール板を積層して形成され、前記冷蔵ショーケース10の底面に配設された複数の脚部12の位置に対応して、該脚部12の挿入を許容する通孔34aが穿設され、該上板34の下方に配設されたスペーサ42に形成された後述する貫通孔42aに夫々整合している。また、前記上板34の左右の端縁部には、各側縁(端縁)と直交して内方へ向けて所定長で延在すると共に、前後方向に離間した一対の切込み34b,34bが夫々形成され、同一端縁部の切込み34b,34b間に該切込み34b,34bの終端を基点として上方へ向けて折り曲げることで、該上板34の載置面から立上がるフラップ36,36が形成される(図2参照)。このフラップ36,36は、前後に配設される一対のスペーサ42,42の間に画成される後述する差込口44に対応して形成され、前記切込み34b,34bは、各側縁から該差込口44の貫通方向内方に向けて延在している。前記上板34に形成される切込み34b,34bは、該上板34に冷蔵ショーケース10を載置した際に、立上げたフラップ36,36が該冷蔵ショーケース10の対応する側面に沿って当接し得るよう延在長さが設定される。すなわち、前記上板34は、前記フラップ36,36を立上げると、このフラップ36,36が位置していた端縁部が、スペーサ42,42が位置する端縁部より内方に凹欠した状態になる。なお、前記上板34および下板40は、段ボール板を必要に応じて複数枚積層することで強度が調整される。
図3に示すように、向い合う上板34と下板40との間に、前後に離間して配設された一対のスペーサ42,42は、例えば複数の段ボール板を並べて一体化したブロック体である。前記各スペーサ42は、その左右方向の寸法が、前記上板34および下板40の左右方向の寸法と略同一に設定されている。また、前側のスペーサ42には、前記上板34の前側に位置する通孔34a,34aに連通する貫通孔42a,42aが設けられ、後側のスペーサ42には、前記上板34の後側に位置する通孔34a,34aに連通する貫通孔42a,42aが設けられ、各通孔34aから挿入した冷蔵ショーケース10の脚部12を、該貫通孔42a内に受容し得るようになっている。すなわち、前記上板34の通孔34aとスペーサ42の貫通孔42aとで、冷蔵ショーケース10の脚部12を収容するよう上板34側で開口する孔部38が構成される。なお、前記スペーサ42の前後方向の寸法は、対応する前記上板34の通孔34a,34aを少なくとも覆い得る寸法で、かつ前後のスペーサ42,42が離間するように設定される。このように、前記梱包枠台32の前後方向の略中間部位には、前記上板34、下板40および前後のスペーサ42,42で左右方向に貫通する差込口44が画成され、梱包品30を搬送する際に、この差込口44を利用して搬送装置であるフォークリフトやパレットトラック等のフォークが挿入される。
前後のスペーサ42,42は、同一高さに設定され、前記上板34を水平状態で支持するようになっている。また、前記梱包枠台32の高さを規定する前記スペーサ42の高さは、前記冷蔵ショーケース10を梱包枠台32に載置した際に、前記貫通孔42aに受容した脚部12の下端12aが床面FLから所要の間隔tだけ離間するよう設定されると共に、前記上板34と下板40とがフォークリフト等のフォークの挿入を許容する寸法以上で離間するよう設定される。前記間隔tは、仮に梱包枠台32の一側端が潰れて変形し、この一側端に対応する一の脚部12(何れかの脚部)の下端12aが床面FLに当接した状態で、該一側端を傾斜下端として下方傾斜する冷蔵ショーケース10の底面(床面FLに当接した脚部12の下端12aから他の脚部12の下端12aとを結んだ線)と床面FLとがなす傾斜角度Rが、冷蔵ショーケース10の転倒角度より小さくなるように設定される(図4または図5参照)。ここで、前記冷蔵ショーケース10の転倒角度とは、該冷蔵ショーケース10を傾けていった場合、冷蔵ショーケース10自体が自重により傾斜姿勢を維持できなくなり、バランスを崩して転倒を開始する角度を云う。そして、前記梱包枠台32が潰れた際になす冷蔵ショーケース10の傾斜角度Rは、10°以下で、好適には4°以下になるように、傾斜時の上下方向の変位量である脚部12の下端12aと床面FLとの間隔tが設定される。
前記冷蔵ショーケース10は、前記各孔部38に対応する脚部12を挿入した状態で、該冷蔵ショーケース10の底面が上板34に当接して載置されている。また、前記上板34の左右のフラップ36,36が、前記冷蔵ショーケース10の対応する側面に沿って夫々立上がっている。そして、前記梱包枠台32の左右に貫通した差込口44に挿通し、各フラップ36,36に当接している一対の結束バンド48,48を、前記冷蔵ショーケース10の左右方向の外周および該冷蔵ショーケース10の上部を覆う段ボールケース46に巻掛けて締着して、実施例の梱包構造で梱包された梱包品30が構成される(図1参照)。なお、前記結束バンド48,48は、前記差込口44の前側および後側に離間して夫々巻掛けられる。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係る梱包構造の作用について説明する。前記冷蔵ショーケース10が載置される梱包枠台32は、段ボール製で軽量であるので、梱包作業に際しての運搬は容易で、作業者の負担を少なくし得ると共に作業性が良好となる。また、前記梱包枠台32の上板34に冷蔵ショーケース10を載置し、該冷蔵ショーケース10の底面と上板34が当接するよう構成したから、フォークリフト等による運搬に際し、該梱包枠台32の差込口44に差し込まれたフォークが冷蔵ショーケース10の底面に直接接触することなく、該底面が傷付くのを防止することができる。前記冷蔵ショーケース10の底面と上板34が当接しているので、前記差込口44から挿入されたフォークにより梱包品30を持ち上げる際に、該冷蔵ショーケース10の重量をフォークで直接受けるから、該上板34に強度がなくてもフォークが上板34を突き破ることがない。すなわち、前記冷蔵ショーケース10を梱包枠台32に載置した際の重量は、前記スペーサ42,42で支持され、運搬時の重量も上板34で支持することがないので、必要とされる上板34の強度を最低限に抑えることができ、コストが低減する利点がある。しかも、前記冷蔵ショーケース10の脚部12は、前記孔部38に収容されて前記差込口44には突出しないから、運搬に際して脚部12の損傷等も防止し得る。
更に、前記梱包枠台32において、前記冷蔵ショーケース10の脚部12の下端12aと床面FLとの間に間隔tを設けたことにより、落下事故等に際して該間隔tの部分が緩衝領域として作用するから、該冷蔵ショーケース10への落下によるダメージは大幅に改善される。前記冷蔵ショーケース10を保護する梱包枠台32および段ボールケース46等の梱包材料の全てを、同一材質(段ボール)としたから、材料費を低減することができ、梱包コストを大幅に低減することができる。しかも、梱包材料の分別は必要ないから廃棄処理が容易となり、廃棄コストを低廉にし得ると共に作業時間の短縮が可能となる。
そして、前記孔部38に収容した前記冷蔵ショーケース10における脚部12の下端12aと床面FLとの間の間隔tは、何れかの脚部12の下端12aが床面FLに当接した際に、床面FLに当接した脚部12側を傾斜下端として下方傾斜する冷蔵ショーケース10の底面(床面に当接した脚部12の下端12aと他の脚部12の下端12aとを結んだ線)と床面FLとがなす傾斜角度Rが、冷蔵ショーケース10の転倒角度より小さくなる寸法に設定されているから、雨天等により地面が濡れている場所に置かれて濡たり、前記梱包枠台32を構成する段ボール自体が吸湿したり、その他の要因で該梱包枠台32の一側部が冷蔵ショーケース10の重量に負けて潰れて変形した場合においても、傾いた冷蔵ショーケース10は、該冷蔵ショーケース10の転倒角度以上に傾斜しないから転倒することはない。すなわち、前記梱包枠台32の材料として段ボールを採用することで危惧される濡れ等に起因する構成部材の強度の低下による該梱包枠台32の圧潰に際して、梱包品30の転倒が回避されるから、段ボールに別段の防水処理等を施す必要がなく、コストの増加を防止し得る。
前記上板34に前記冷蔵ショーケース10の側面に対応して立上がるフラップ36,36を夫々設けることで、該フラップ36,36が冷蔵ショーケース10の左右の側面に当接して梱包枠台32における左右の位置決めを容易に実施できる。また、前記フラップ36,36は、前記冷蔵ショーケース10の側面に密着的に立上がり、前記結束バンド48,48を巻掛けた際に、該結束バンド48,48と冷蔵ショーケース10の底角部とが直接摺接しないよう保護しているから、結束バンド48,48による傷付きを防止できる。そして、前記冷蔵ショーケース10の側面に密着的に立上がっているフラップ36,36に結束バンド48,48が当接するよう巻掛けてあるので、結束バンド48,48の当接部分が潰れて、結束バンド48,48が緩むことはなく、締着力が向上する。更に、前記フラップ36,36は、前記上板34に切込み34b,34bを入れて、該上板34の一部を上方に折り曲げることで形成されているので、該上板34における他の部位(スペーサ42,42が配設された部分)は、冷蔵ショーケース10の外壁面から外方に突出しており、該冷蔵ショーケース10の壁面は傷付き難くなっている。
実施例では、前後に離間させて一対のスペーサ42,42を配設するよう構成したが、これに限定されず、左右に離間して一対のスペーサ42,42を配設する構成も採用し得る。この場合は、前記フラップ36,36を、冷蔵ショーケース10の前面および後面に対応して立上げ、結束バンド48,48を前後に貫通する差込口44に挿通して冷蔵ショーケース10における前後方向の外周に巻掛けて締結する構成となる。
また実施例では、梱包枠台32に載置した冷蔵ショーケース10が、該梱包枠台32の一部の変形により傾いた際に転倒しないように、梱包枠台32の孔部38に収容した冷蔵ショーケース10における脚部12の下端12aと床面FLとの間の間隔tを、前述した通りに設定するものにおいて、更に上板34にフラップ36,36を設ける場合で説明したが、該フラップ36,36を設ける構成に関しては、前記冷蔵ショーケース10の転倒を防止する構成と併用することなく単独で採用するものであってもよい。すなわち、段ボールからなる梱包枠台32に被梱包物である冷蔵ショーケース10を載置し、結束バンド48,48により締着して該冷蔵ショーケース10の底部を保護する梱包構造において、上板34の端縁部に、該端縁と直交する方向に延在する一対の切込み34b,34bを所定間隔離間して設け、前記結束バンド48,48を一対の切込み34b,34b間に形成されるフラップ36,36に当接するよう締着した際に、該フラップ36,36が冷蔵ショーケース10に沿って上方に立上がるよう構成するものであってもよい。そして、この構成によれば、前述した如く結束バンド48,48はフラップ36,36を介して冷蔵ショーケース10の底角部に密着的に締着力を加えることになり、結束バンド48,48の緩みが発生し難くなると共に、結束バンド48,48による傷付きを防止する効果が得られ、結束バンド48,48が緩み難い梱包構造を提供する目的を達成し得るものである。
本発明の好適な実施例に係る冷蔵ショーケースの梱包構造を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 実施例の冷蔵ショーケースの梱包構造における梱包枠台を示す概略斜視図である。 実施例の冷蔵ショーケースの梱包構造における梱包枠台を示す側面図である。 実施例の梱包枠台の前端部が潰れた状態を示す側面図である。 実施例の梱包枠台の一方の側端部が潰れた状態を示す正面図である。 従来の冷蔵ショーケースの梱包構造を示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
符号の説明
10 冷蔵ショーケース(被梱包物),12 脚部 ,12a 下端,32 梱包枠台,
34 上板,34b 切込み,36 フラップ,38 孔部,42 スペーサ,40 下板,
48 結束バンド,FL 床面,R 傾斜角度,t 間隔

Claims (3)

  1. 段ボールからなる梱包枠台(32)に被梱包物(10)を載置し、結束バンド(48,48)により締着して該被梱包物(10)の底部を保護する梱包構造において、
    前記梱包枠台(32)は、
    前記被梱包物(10)が、その底面において当接載置される上板(34)と、
    床面(FL)に敷かれ、前記上板(34)にスペーサ(42,42)を介して対向的に離間配置される下板(40)と、
    前記被梱包物(10)の底面四隅に突設した各脚部(12)に対応して、前記上板(34)に開設され、該脚部(12)を収容する孔部(38)と
    前記上板(34)、下板(40)およびスペーサ(42,42)の間に画成される搬送装置用の差込口(44)とを備え、
    前記スペーサ(42,42)は、前記被梱包物(10)を前記上板(34)に載置した際に、前記脚部(12)の下端(12a)が床面(FL)から離間するよう構成され、
    前記孔部(38)に収容した前記脚部(12)の下端(12a)から床面(FL)までの間隔(t)を、前記梱包枠台(32)に載置された前記被梱包物(10)が、該梱包枠台(32)の変形により何れかの脚部(12)の下端(12a)が床面(FL)に当接するよう傾いた際に、該床面(FL)に当接した脚部(12)の下端(12a)から他の脚部(12)の下端(12a)を結ぶ線と床面(FL)とがなす傾斜角度(R)が被梱包物(10)の転倒角度より小さくなるよう設定した
    ことを特徴とする梱包構造。
  2. 前記傾斜角度(R)は、10°以下に設定される請求項1記載の梱包構造。
  3. 前記スペーサ(42,42)は、前記上板(34)と下板(40)とが前記搬送装置のフォークの挿入を許容する寸法以上で離間するよう構成される請求項1または2記載の梱包構造。
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