JP4476714B2 - ポンプ式吐出容器のカバーキャップ - Google Patents

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Description

本発明は、ポンプ式吐出容器のカバーキャップに関するものである。
ポンプ式吐出容器のノズルヘッドに被着されるカバーキャップは、従来より周知であり、カバーキャップにおける不正使用防止手段は、主としてシュリンクフィルム等により包装するものであった。
この方法は、内容液充填後に、シュリンクするために熱源等の装置を必要としており、コストアップにつながるという問題があった。
上記の問題を解決するため、ノズル体のストッパーに不正使用防止手段を設けたものも、従来より知られているが(例えば特許文献1参照)、構造の複雑化によるコストアップや、離脱したストッパーの処分が必要となるという問題があった。
特開2002−159893号公報
本発明は、上記問題を解決することを課題として、カバーキャップの周壁下方に切断可能な連結部で係止体を連設し、該係止体を保持体によって、取付キャップに抜出し不能に装着し、不正使用防止を確実にしたポンプ式吐出容器のカバーキャップを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、ポンプ式吐出容器のカバーキャップとして、上方にノズルヘッドを取着したポンプを、容器口部に取付キャップを介して取付けたポンプ式吐出容器のカバーキャップであって、カバーキャップは、側周壁の下端部内周に係合部を設け、下面に切断可能な連結部を介して係止体を連設しており、取付キャップには、取付フランジが設けられ、該取付フランジに上記係止体を抜出し不能に保持する保持体が装着されていることを特徴とする構成を採用する。
係止体と保持体の実施例として、係止体は、リング状に形成され、その下端外周に歯車状の突条を設けており、保持体は、前記突条に係合する突条を設けていることを特徴とする構成を採用する。
本発明のポンプ式吐出容器のカバーキャップは、カバーキャップの周壁下方に切断可能な連結部を介して係止体を連設し、該係止体を取付キャップに装着される保持体により抜出し不能としているから、不正使用防止手段が容易にできるようになった。
次に、本発明のポンプ式吐出容器のカバーキャップについて、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明のポンプ式吐出容器は、容器本体A、容器口部に取付けられたポンプBとノズルヘッドC、ポンプBを容器本体Aに取着するための取付キャップD、およびカバーキャップEと保持体Fとから構成されている。
ポンプ式吐出容器内には、内容物として、シャンプー、リンス、化粧料、薬剤等の内容液が充填される。
容器本体Aは、容器口部1と胴部2,底部3とからなり、容器口部1には、嵌合突条4と回動防止突条5が形成されている。
胴部2には、ポンプBにより内容液が吐出されると上方に移動する皿体6が嵌挿されており、底部3には、底板7が嵌着されている。
ポンプBは、シリンダー10と、スプリングによって上方に付勢されたピストン11、ピストン11に嵌着されたステム12とを具えており、ステム12の上端には、吐出ノズル13を具えたノズルヘッドCが嵌着されている。
ポンプBは、ノズルヘッドCの押下げと、スプリングの付勢によるピストン11の上昇に応じて内容液を吸上げられるものであればよい。
また、皿体6に変え、吸込みパイプを設けたもの等、公知の機構のものであればよく、ポンプBの構成は、前記実施例に限定されない。
図1、4に示すように、取付キャップDは、上壁15と側周壁16とからなっており、上壁15には、シリンダー10の取付部17と、案内筒18が立設されている。
案内筒18の内周は、ノズルヘッドCの上下動を案内し、外周下端には、嵌合突条19が設けられている。
側周壁16は、取付フランジ20が設けられた上段部21と、拡径された下段部22とからなり、側周壁16内周には、嵌合突条4に係合する嵌合突条23と回動防止突条24が設けられている。
取付フランジ20の外周面には、ローレットが刻設されている。
図2に示すように、カバーキャップEは、ノズルヘッドCを覆う頂壁25と側周壁26とからなり、側周壁26の外周面にはローレットが刻設され、下端部内周には、案内筒18の嵌合突条19と係合する嵌合突条27が設けられている。
側周壁26の下端面には、等間隔をおいて複数の連結片28が垂設され、該連結片28を介して下端外周に歯車状の突条29を設けたリング体30が連設されている。
前記実施例では、リング体30を複数の連結片28をもってカバーキャップEに連設したが、連結片に変え、切断可能な薄肉の連結板を用いてもよい。
図3、4に示すように、保持体Fは、リング体30の外周面に接合する内周面31と、突条29に係合する突条32を設けた上部係合部33と、取付キャップDの取付フランジ20との接合面34と、嵌合突条35とを具えている。
接合面34には、ローレットが刻設され、嵌合突条35は、フランジの下側に係合するようになっており、保持体Fの下面は、取付キャップDの下段部22の上面に載置されるようになっている。
上記突条32は、リング体30の突条29に係合してリング体30を回動不能にするもであればよく、歯車状の突条であっても、複数個の突条であってもよい。
次に本発明吐出容器のカバーキャップの作用効果について説明する。
まず始めに、本発明吐出容器の組立てについて説明すると、容器内に内容物が充填された後、ノズルヘッドCを取着したポンプBを組み込んだ取付キャップDを、容器口部1に嵌着する。
その際、取付キャップDは、容器口部1の嵌合突条4と回動防止突条5に対して、嵌合突条23と回動防止突条24が係合して容器口部1に嵌着されるので、取付キャップD自体は、抜出し、回動不能として容器に取着される。
次に、カバーキャップEを被嵌する。
その際、取付キャップDの案内筒18の嵌合突条19に、側周壁26の内周下端部の嵌合突条27が係合し、下端は取付キャップDの上壁15周縁に載置され、連結片28を介して連設されたリング体30は、取付キャップDの取付フランジ20上に載置される。
次に、保持体FをカバーキャップEの上方から挿入し、突条32をリング体30の突条29に係合させ、嵌合突条35を取付フランジ20を乗り越え、その下側に係合させるとともに、取付フランジ20と接合面34がローレットで噛合することによって、カバーキャップEを抜出し不能、回動不能として取付キャップDに保持することができる。
ポンプ式吐出容器の店頭への陳列時に、顧客が手にとってみるとき、カバーキャップEを取外そうとしても、リング体30は抜出し不能、回動不能となっているから、カバーキャップEは、簡単には開蓋できないようになっている。
また、故意にカバーキャップEを強くねじって開蓋したときには、連結片28が切断され、外から見て不正行為の有無を簡単に知ることができる。
また、容器本体Aと取付キャップD、保持体Fの外周は、ほぼ同一径に形成されているので外観がスマートになり、きれいになっているので、顧客の購買意欲を高めることができる。
吐出容器の使用にあたっては、カバーキャップEを強くねじると、連結片28が切断され、カバーキャップEを上方に引上げると、嵌合突条19と嵌合突条27の係合を外すことによって簡単に開蓋することができる。
次いで、ノズルヘッドCを押下げ操作することによって、吐出ノズル13から内容液を吐出することができ、吐出が終わったときにカバーキャップEを被嵌しておくと吐出容器をそのまま保存しておくことができる。
前記実施形態では、取付キャップDの案内筒18の嵌合突条19に、カバーキャップEの嵌合突条27を嵌合させるようにしているが、案内筒18の下端部外周にねじを設け、カバーキャップの側周壁26の下端部内周にねじを設けて螺着するようにしてもよい。
また、リング体30に変えて、等間隔をおいて配設された円弧状の係止体であってもよい。
また、前記実施形態では、リング体30の下端に歯車状の突条29を設けているが、突条に変え、外方に突出する突出環とし、保持体Fの突条32をなくして、突出環と遊合、或いは接合する凹部を設けてもよい。
さらに、取付フランジ20のローレット、および保持体Fの接合面34のローレットをなくしてもよい。
これらの場合には、カバーキャップの回動が可能となることもあるが、抜出しを防止することはでき,不正使用を防止する効果を発揮することができる。
また、保持体Fの下端に嵌合突条35を設け、取付フランジ20の下側に係合させるようにしているが、取付フランジ20の外周面を下段部22まで延長し、外周面下端部にねじを螺設し、嵌合突条35に変え、保持体下端部に上記ねじに螺合するねじを螺設して保持体を螺着体としてもよい。
カバーキャップの側周壁下方に、切断可能な連結片を介して連設された係止体を、ポンプ取付キャップに装着される保持体により、抜出し不能に装着し、不正使用防止が確実となったので、シャンプー、リンス、化粧料、薬剤等の収納にも利用できる。
さらに、係止体が離脱しないので、使用開始時に、係止体を処分する手間を省くことができる。
また、吐出容器だけでなく、噴霧ノズルを取着したポンプ式容器のカバーキャップにも利用できる。
本発明のポンプ式吐出容器の一部断面立面図である。 カバーキャップの説明図で、(a)は一部断面立面図、(b)は底面図である。 保持体の説明図で、(a)は断面立面図、(b)は図(a)のA−A線における断面図である。 リング体と保持体の関連を説明する要部説明図である。
符号の説明
A 容器本体
B ポンプ
C ノズルヘッド
D 取付キャップ
E カバーキャップ
F 保持体
1 容器口部
2 胴部
3 底部
4、19、23、27、35 嵌合突条
5、24 回動防止突条
6 皿体
7 底板
10 シリンダー
11 ピストン
12 ステム
13 吐出ノズル
15 上壁
16、26 側周壁
17 取付部
18 案内筒
20 取付フランジ
21 上段部
22 下段部
25 頂壁
28 連結片
29、32 突条
30 リング体
31 内周面
33 上部係合部
34 接合面

Claims (1)

  1. 上方にノズルヘッドを取着したポンプを、容器口部に取付キャップを介して取付けたポンプ式吐出容器のカバーキャップであって、
    カバーキャップは、側周壁の下端部内周に係合部を設け、下面に切断可能な連結部を介して係止体を連設しており、
    取付キャップには、取付フランジが設けられ、該取付フランジに上記係止体を抜出し不能に保持する保持体が装着され、
    係止体は、リング状に形成され、その下端外周に歯車状の突条を設けており、
    保持体は、前記突条に係合する突条を設けていることを特徴とするポンプ式吐出容器のカバーキャップ。
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