JP4476388B2 - 収納庫 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納庫(建物に造り付けのものも含む)に関する。
【0002】
【発明の目的】
本発明は、引き戸を前側から簡単にガイドレールに支持させることが出来るにも拘らず、引き戸が簡単にガイドレールから外れないようになされた収納庫を提供することを目的とするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために以下の如き手段を採用した。
請求項1の発明は、前部に出し入れ口を有する収納庫本体と、収納庫本体の前部の上下部に長手方向を左右方向に向けるようにして設けられた上下一対のガイドレールと、これらガイドレールに案内されて左右動する引き戸とを有し、前記ガイドレールが、前方に向かって開放した車輪案内溝を有する本体と、本体下部の前縁に設けられた立上り片とを有し、前記引き戸の後面上部には軸心を前後方向に向けた少なくとも2つの車輪が回転自在に設けられ、引き戸の後面下部には軸心を前後方向に向けた少なくとも1つの車輪が回転自在に設けられ、上部の車輪が上部のガイドレールの車輪案内溝にその前方から嵌められると共に下部の車輪が下部のガイドレールの車輪案内溝にその前方から嵌められており、上下部のガイドレールの少なくとも一方の車輪案内溝の上部に、車輪が浮き上がって立上り片を乗り越えて車輪案内溝から外れるのを防止する少なくとも2本の長尺スペーサーが引き戸を一番右側に移動させた状態及び引き戸を一番左側に移動させた状態で引き戸に隠蔽されていない車輪案内溝の前方から取り付けられ、前記長尺スペーサーの後部に可撓性の垂直片が連設され、この垂直片の上下部が車輪案内溝の後部の上下部に設けられた垂直片嵌合溝に嵌められているものである。
請求項2の発明は、前記ガイドレールは、前記本体の後部に形成された貫通孔を通じてねじを前記収納庫本体にねじ嵌めることによって該収納庫本体に取り付けられている請求項1記載のものである。
【0004】
【発明の効果】
本発明は前記した如き構成によって以下の如き効果を奏する。
(1)請求項1の発明によれば、引き戸の後面上部に設けた少なくとも2つの車輪を上部のガイドレールの車輪案内溝に前方から嵌めると共に引き戸の後面下部に設けた少なくとも1つの車輪を下部のガイドレールの車輪案内溝に前方から嵌めることによって、引き戸を前側から簡単にガイドレールに支持させることが出来るにも拘らず、上下部のガイドレールの少なくとも一方の車輪案内溝の上部に設けた少なくとも2本の長尺スペーサーによって、車輪が浮き上がって立上り片を乗り越えて車輪案内溝から外れるのを防止し、引き戸が簡単にガイドレールから外れないようにすることが出来る。さらに、長尺スペーサーの後部に連設された可撓性の垂直片の上下部を車輪案内溝の後部の上下部に設けられた垂直片嵌合溝に嵌めることにより、長尺スペーサーの取り付けをねじ等を使用することなく簡単に行なうことが出来る。
(2)請求項2の発明によれば、ガイドレールがその後部に形成された貫通孔を通じてねじを収納庫本体にねじ嵌めることによって収納庫本体に取り付けられ、そのねじを垂直片によって覆い隠すことが出来る。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明する。
なお、この説明において、前とは図1紙面表側を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同図右側をいう。
【0006】
収納庫1は、前部に出し入れ口を有する収納庫本体2と、収納庫本体2の前部の上下部に長手方向を左右方向に向けるようにして設けられた上下一対のガイドレール3と、これらガイドレール3に案内されて左右動する引き戸4とを有している。
【0007】
前記上下部のガイドレール3は、長さが「L」の、アルミニウム等の金属製押出型材からなるもので、前方に向かって開放した車輪案内溝7を有する本体8と、本体8の下部の前縁に設けられた立上り片9とを有している。
ガイドレール3は、本体8の後部に左右方向に所定間隔で形成された貫通孔11を通じてねじ12を収納庫本体2にねじ嵌めることによって、収納庫本体2に取り付けられている。
前記ガイドレール3の左右端部はキャップ14によって閉塞されている。前記キャップ14は、図3に示すごとく、左右厚みが「M」の本体15と、本体15に連設された、左右長さが「N」であり、ガイドレール3内に嵌入する嵌入部16とを有している。嵌入部16は、ガイドレール3の下部に形成された貫通孔(図示略)を通じてねじ(図示略)を嵌入部16にねじ嵌めることによりガイドレール3に固定されている。
収納庫1の左右長さは、「L+2M」となされている。
【0008】
引き戸4は、枠19と、枠19に嵌め止められたガラス板20とを有している。
引き戸4の後面上部には軸心を前後方向に向けた少なくとも2つ、この実施の形態では2つの車輪22が回転自在に設けられ、引き戸4の後面下部には軸心を前後方向に向けた少なくとも1つ、この実施の形態では2つの車輪22が回転自在に設けられている。
そして、上部の車輪22が上部のガイドレール3の車輪案内溝7にその前方から嵌められると共に下部の車輪22が下部のガイドレール3の車輪案内溝7にその前方から嵌められている。その状態で、立上り片9によって車輪22が車輪案内溝7から脱落しないようになされると共に、立上り片9とこれに車輪22の前後幅に相当する間隔をあけて対向する車輪案内溝7の底部の凸部とによって車輪22が前後方向にガタ付かないようになされている。
【0009】
上下部のガイドレール3の車輪案内溝7の上部に、車輪22が浮き上がって立上り片9を乗り越えて車輪案内溝7から外れるのを防止する少なくとも2本、この実施の形態では2本の長尺スペーサー24が、引き戸4を一番右又は一番左に移動させた状態で引き戸4に隠蔽されていない車輪案内溝7の前方から以下に詳述するようにして取り付けられている。
引き戸4を一番右側に移動させた状態で右側の車輪22がキャップ14の嵌入部16に当たり、その状態で引き戸4の左側の側面は、図1に示すごとく、収納庫1の左右方向中心Cに重なるか又は左右方向中心Cより右に位置するようになされている。また、引き戸4を一番左側に移動させた状態で左側の車輪22がキャップ14の嵌入部16に当たり、その状態で引き戸4の右側の側面は、収納庫1の左右方向中心Cに重なるか又は左右方向中心Cより左に位置するようになされている。
【0010】
前記長尺スペーサー24の後部に可撓性(弾性も含む)を有する垂直片25が連設され、この垂直片25の上下部が車輪案内溝7の後部の上下部に設けられた垂直片嵌合溝26に嵌められるようになされている。
【0011】
図1の状態において、長さが「(L−2N)/2」の左側の長尺スペーサー24の垂直片25の下部を左側のガイドレール3の下部の垂直片嵌合溝26に嵌めた後、垂直片25を撓ませつつ垂直片25の上部を上部の垂直片嵌合溝26に嵌める。その後、引き戸4を一番左に移動させた状態で、長さが「(L−2N)/2」の右側の長尺スペーサー24の垂直片25の下部を右側のガイドレール3の下部の垂直片嵌合溝26に嵌めた後、垂直片25を撓ませつつ垂直片25の上部を上部の垂直片嵌合溝26に嵌める。
【0012】
収納庫本体2の左半分には、上下2段の引き出し28が前後摺動自在に設けられている。これら引き出し28は、収納庫本体2に完全に押し込められた状態では、引き戸4と衝突しないように引き戸4の移動軌跡内に突出しないようになされている。
【0013】
【変形例等】
以下に変形例等について説明を加える。
(1)上下部のガイドレール3の少なくとも一方の車輪案内溝7に長尺スペーサー24を設ければ、引き戸4はガイドレール3より外れない。
(2)垂直片25をなくして、長尺スペーサー24を車輪案内溝7の上面に接着剤等で固定してもよい。
(3)車輪案内溝7は車輪22の案内作用を有するものであば、断面形状は任意である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す一部破砕の正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う中間省略の拡大断面図である。
【図3】図1のA部分の一部破砕の拡大平面図である。
【符号の説明】
1 収納庫
2 収納庫本体
3 ガイドレール
4 引き戸
7 車輪案内溝
8 本体
9 立上り片
22 車輪
24 長尺スペーサー
Claims (2)
- 前部に出し入れ口を有する収納庫本体と、収納庫本体の前部の上下部に長手方向を左右方向に向けるようにして設けられた上下一対のガイドレールと、これらガイドレールに案内されて左右動する引き戸とを有し、前記ガイドレールが、前方に向かって開放した車輪案内溝を有する本体と、本体下部の前縁に設けられた立上り片とを有し、前記引き戸の後面上部には軸心を前後方向に向けた少なくとも2つの車輪が回転自在に設けられ、引き戸の後面下部には軸心を前後方向に向けた少なくとも1つの車輪が回転自在に設けられ、上部の車輪が上部のガイドレールの車輪案内溝にその前方から嵌められると共に下部の車輪が下部のガイドレールの車輪案内溝にその前方から嵌められており、上下部のガイドレールの少なくとも一方の車輪案内溝の上部に、車輪が浮き上がって立上り片を乗り越えて車輪案内溝から外れるのを防止する少なくとも2本の長尺スペーサーが引き戸を一番右側に移動させた状態及び引き戸を一番左側に移動させた状態で引き戸に隠蔽されていない車輪案内溝の前方から取り付けられ、
前記長尺スペーサーの後部に可撓性の垂直片が連設され、この垂直片の上下部が車輪案内溝の後部の上下部に設けられた垂直片嵌合溝に嵌められている収納庫。 - 前記ガイドレールは、前記本体の後部に形成された貫通孔を通じてねじを前記収納庫本体にねじ嵌めることによって該収納庫本体に取り付けられている請求項1記載の収納庫。
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JP22503499A JP4476388B2 (ja) | 1999-08-09 | 1999-08-09 | 収納庫 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP22503499A JP4476388B2 (ja) | 1999-08-09 | 1999-08-09 | 収納庫 |
Publications (2)
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JP2001049941A JP2001049941A (ja) | 2001-02-20 |
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ID=16823032
Family Applications (1)
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JP22503499A Expired - Fee Related JP4476388B2 (ja) | 1999-08-09 | 1999-08-09 | 収納庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4476388B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5213989B2 (ja) | 2011-04-27 | 2013-06-19 | 住友金属鉱山株式会社 | アルカリ二次電池正極活物質用被覆水酸化ニッケル粉末及びその製造方法 |
-
1999
- 1999-08-09 JP JP22503499A patent/JP4476388B2/ja not_active Expired - Fee Related
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