JP4476087B2 - 発光ダイオード素子の製造方法 - Google Patents

発光ダイオード素子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4476087B2
JP4476087B2 JP2004279861A JP2004279861A JP4476087B2 JP 4476087 B2 JP4476087 B2 JP 4476087B2 JP 2004279861 A JP2004279861 A JP 2004279861A JP 2004279861 A JP2004279861 A JP 2004279861A JP 4476087 B2 JP4476087 B2 JP 4476087B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dicing
water
etching
manufacturing
hydrogen peroxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004279861A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006093594A (ja
Inventor
勝利 古城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2004279861A priority Critical patent/JP4476087B2/ja
Publication of JP2006093594A publication Critical patent/JP2006093594A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4476087B2 publication Critical patent/JP4476087B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Led Devices (AREA)
  • Weting (AREA)
  • Dicing (AREA)

Description

本発明は発光ダイオード素子、特に反射層(DBR(Distributed Bragg Refractor))付きAlGaInP素子の製造方法に関する。更に詳しくは、本発明は特に反射層を損傷(サイドエッチング)することなく、ダイシング加工歪を除去できる製造方法に関する。
発光ダイオード素子は、近年携帯電話のバックライト光源や、液晶パネルのバックライト光源として注目されている。また、屋内外表示灯、サインボード、交通信号装置など広く利用されている。今後はさらに自動車のストップランプ、方向指示器、室内照明、インパネ照明等での利用も広がっている。その中、AlGaInP系材料は、特に注目を集めている材料のひとつである。
図7は、反射層付きAlGaInP発光ダイオード素子の構造断面図を示す。図8は、工程フロー図を示す。
この発光ダイオード素子の製造方法を説明すると、まずn−GaAs基板31上にAlAs/Al0.6Ga0.4Asのペア20対からなる光反射層(DBR層)32、n−Al0.5In0.5Pの Nクラッド層33、p−(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pの40対からなるMQW活性層34、p−Al0.5In0.5Pの Pクラッド層35、p−Al0.01Ga0.98In0.01P電流拡散層36を順次、例えばMOCVD(Metal Organic Chemical Deposition)法により形成する(S81)。
次に、上面側(電流拡散層36上)にp側電極37を例えば蒸着法により形成し(S82)、その後、GaAs基板21を所望の厚みに加工し(S83)、n側電極38を例えば蒸着法により形成する(S84)。この後、スクライブ法によりケガキを施し(S85)、ブレイクローラーにてチップに分割する(S86)。
チップに分割後、所定の抜取り頻度でチップを抜取り、電気的特性を検査し(S87)、チップを出荷する(S88)。このようにして製造されたチップはランプなどへ組み立てる(S89)。
図7において、GaAs基板31を加工する厚みは、およそ0.12mmである。これ以上厚みがあると、チップ分割するのが非常にむずかしくなる。またスクライブ法による分割では、チップ断面形状が例えば、GaAs基板のOFF角度により決まることから、図7に示すように平行四辺形状になる。これにより、ランプ等への組み立て時にチップをフレームに接着するAgペースト等の導電性接着剤の這い上がりが発生し易く、リーク不良の原因となる。
またプロービング法による素子検査はpn接合の分割がチップ分割後となるため、分割前に全数検査が出来ない。したがって、抜取りでの検査方法となり、組み立て後の歩留が低下する原因となり、製造ロスが大きくなる。
また、チップ分割法として、ハーフダイシング→プロービング→スクライブ又はフルダイシングの順序で行うことが知られている。しかし、ハーフダイシング時及びフルダイシング時にダイシング加工歪が入ってしまい、素子の信頼性が著しく低下してしまう。
このダイシング加工歪を除去する技術が、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1はGaAs基板上にAlGaInP系発光素子を形成後、ダイシング分離し、その後、塩酸(HCl)−過酸化水素水(H22)系エッチャントを使用してエッチング処理するものである。
特開平6−350136号公報
しかしながら、DBR層付きAlGaInP発光ダイオード素子は、DBR層がAlAs/AlGaAs混晶層よりなり、このAlAs/AlGaAs混晶層の塩酸(HCl)−過酸化水素水(H22)系エッチャントに対するエッチングレートは、AlGaInP発光ダイオード素子を構成する他の材料層に比べ著しく速いため、サイドエッチングが進行し、DBR層を損傷してしまう問題があった。
本発明は上記問題を解決するものであって、DBR層を損傷することなく、且つダイシング加工歪を完全に除去するエッチャントを提供するものである。
本発明の発光ダイオード素子の製造方法は、GaAs基板上にAlAs/AlGaAs混晶からなる光反射層を形成し、その上にAlGaInP混晶からなるpn接合を形成し、次に前記pn接合をダイシングにより分断した後、(硫酸+過酸化水素水+水)の混合液よりなるエッチング液を用いてエッチング処理することにより、前記課題を解決する。
また本発明の発光ダイオード素子の製造方法は、前記ダイシング分断がハーフダイシングであり、前記エッチング処理の後、フルダイシングによりチップ状態に分断し、再度(硫酸+過酸化水素水+水)の混合液を用いてエッチング処理を行うものである。
また本発明の発光ダイオード素子の製造方法は、前記エッチング液が濃硫酸と30%過酸化水素水として、硫酸:過酸化水素水:水=3:1:1の混合比とするのがよい。特にエッチャントの液温を25℃以下、詳しくは20℃〜25℃の範囲が望ましい。
また本発明の発光ダイオード素子の製造方法は、前記ハーフダイシング及びフルダイシングする際のダイシングスピードは、25mm/s未満であることが望ましい。詳しくは20mm/s〜24mm/sであり、20mm/sが望ましく、ダイシングブレードの回転数は30,000rpmである。
また本発明の発光ダイオード素子の製造方法は、前記チップ状態に分断する前に、プローピング検査を行うとよい。
更に本発明の発光ダイオード素子の製造方法は、GaAs基板上にAlAs/AlGaAs混晶からなる光反射層を形成し、その上にAlGaInP混晶からなるpn接合を形成し、次に表面側に電極を形成した後、前記pn接合を分断するハーフダイシングを行い、次に(硫酸+過酸化水素水+水)の混合液よりなるエッチング液を用いてエッチング処理し、裏面側に電極を形成して、プローピング検査を行い、その後、チップ状態に分断するフルダイシングを行い、再度(硫酸+過酸化水素水+水)の混合液を用いてエッチング処理するものである。
本発明の発光ダイオード素子の製造方法は、GaAs基板上にAlAs/AlGaAs混晶からなる光反射層を形成し、その上にAlGaInP混晶からなるpn接合を形成し、次に前記pn接合をダイシングにより分断した後、(硫酸+過酸化水素水+水)の混合液よりなるエッチング液を用いてエッチング処理するので、光反射層のサイドエッチングによる損傷をなくすことがない。(硫酸+過酸化水素水+水)の混合液よりなるエッチング液は、AlAs/AlGaAs混晶からなる光反射層と、AlGaInP混晶層をほぼ均等にエッチングするので、反射層が損傷されない。このため微小電流領域でリーク電流が極めて少なくなる。
また本発明の発光ダイオード素子の製造方法は、前記ダイシング分断がハーフダイシングであり、前記エッチング処理の後、フルダイシングによりチップ状態に分断し、再度(硫酸+過酸化水素水+水)の混合液を用いてエッチング処理を行うので、逆バイアス電圧印加時のリーク電流を極めて小さくすることができる。エッチング処理によりダイシング加工歪が除去され、リーク電流が極めて小さくなる。またフルダイシングするので、チップ形状をほぼ立方体形状に形成することができ、ランプ等への組み立て時にチップをフレームに接着するAgペースト等の導電性接着剤の這い上がりがない。
更に本発明の発光ダイオード素子の製造方法は、GaAs基板上にAlAs/AlGaAs混晶からなる光反射層を形成し、その上にAlGaInP混晶からなるpn接合を形成し、次に表面側に電極を形成した後、前記pn接合を分断するハーフダイシングを行い、次に(硫酸+過酸化水素水+水)の混合液よりなるエッチング液を用いてエッチング処理し、裏面側に電極を形成して、プローピング検査を行い、その後、チップ状態に分断するフルダイシングを行い、再度(硫酸+過酸化水素水+水)の混合液を用いてエッチング処理するので、チップ分割前に素子の全数検査を行うことができ、製造ロスを小さくできる。
本発明の光反射層付きAlGaInP素子は、発光ダイオード、半導体レーザ、化合物系太陽電池、光デバイスに適用可能であるが、ここでは発光ダイオードの実施の形態について説明する。
図1は、本発明の製造方法によって製造された発光ダイオード素子(チップ)の断面図を示す。図2は、本発明の発光ダイオード素子の製造方法の工程フロー図である。
最初に、ウエハの厚さが500μmのn−GaAs基板11上にAlAs/Al0.6Ga0.4Asのペア20対からなる光反射層(DBR層)12、n−Al0.5In0.5Pの Nクラッド層13、p−(Al0.7Ga0.30.5In0.5Pの40対からなるMQW活性層14、p−Al0.5In0.5Pの Pクラッド層15、p−Al0.01Ga0.98In0.01P電流拡散層16を順次、例えばMOCVD(Metal Organic Chemical Deposition)法により形成する(S41)。
その後、上面側(電流拡散層16上)にp側電極(ワイヤーボンド側電極)17をAuBe/Auの構造で、例えば蒸着法により形成し、パターン化する(S42)。次に、例えばフォトレジスト19をウェハ表面全面に塗布、ベーキングする(図2参照)。その後、例えばダイシング用粘着シートにウェハを貼付し、ダイヤモンドの粒径が4μm以下、詳しくは2〜4μmのダイヤモンド粒径のブレード20を用いて、ウェハ表面より40μmの深さ、詳しくは60〜20μmの深さに、ダイシングブレードの回転数30,000rpm、ダイシングスピード25mm/秒以下、詳しくは20mm/秒にてハーフダイシングを行い、溝21を形成する(S43)(図3参照)。
その後、(硫酸+過酸化水素水+水)の混合液よりなるエッチング液、詳細には、H2SO4:H22:H2O=3:1:1をエッチャントとして用いて1回目のエッチング処理を行う。ここで硫酸としては97%濃硫酸がDBR層をエッチングするために使用される。過酸化水素水としては30%過酸化水素水が使用され、エッチングムラをなくして、かつエッチングスピードを速くするため使用される。水としては好ましくは純水を使用し、水はエッチング時間のコントロール性を上げるように、混合液の濃度調整の目的で使用され、この時のエッチヤントの液温を20℃〜25℃の範囲、詳しくは25℃以下で、30秒エッチング処理を行い、ハーフダイシングのダイシング加工歪を除去する(S44)。
次に、GaAs基板11を例えばケミカルエッチング処理にて、ウェハ厚みが200μmになるまで加工し(S45)、更に図2に示すフォトレジスト19を除去し、AuBe/Mo/Auよりなるn側電極18を例えば蒸着法により形成する(S46)。続いて上記ウェハを、プロービング検査装置にて全個数電気的特性検査を実施する(S47)。その後、再び例えばダイシング用粘着シートにウェハを貼付する。次にダイヤモンドの粒径が4μm以下、詳しくは2〜4μmのダイヤモンド粒径のブレードにて、ダイシングブレードの回転数30,000rpm、ダイシングスピード25mm/秒未満、詳しくは20mm/秒〜24mm/秒にてフルカットダイシングを施しチップに分断する(S48)。チップに分断後、例えば、チップ間隔がチップサイズ×1.6倍になるよう拡張装置にて拡大する。このときのチップ形状は図1に示すように、ほぼ直方体である。
その後、1回目と同じエッチング液、即ち、H2SO4:H22:H2O=3:1:1を用いて同様の処理を行い、ダイシング加工歪を除去するために2回目のエッチングを行う(S49)。2回目のエッチング処理された光反射層付きAlGaInP発光ダイオードは、チップ側面が鏡面状態である。このようにして製造したチップの外観検査等の処理を施し、チップを出荷する(S50)。その後、例えばランプに組み立てる(S51)。
以上のようにして製造された、光反射層付きAlGaInP発光ダイオードは、図5に示すように順方向電圧(VF)0.75〔V〕のときの順方向電流(IF)は1×10-12〔A〕以下であった。また図6に示すように逆バイアス電圧(VR)12〔V〕を印加した際のリーク電流(IR)は、1.2×10-12〔A〕であった。
上記実施例1の製造方法において、ハーフダイシング後のエッチング処理をなくして、フルダイシング後のエッチング処理だけを行った場合は、図5に示すように順方向電圧(VF)0.75〔V〕のときの順方向電流(IF)は1.5×10-12〔A〕であり、1.2×10-12〔A〕以下を達成する。また図6に示すように逆バイアス電圧(VR)12〔V〕を印加した際のリーク電流(IR)は、1.4×10-11〔A〕であり、1.5×10-10〔A〕以下を達成する。
実施例1の製造方法において、ハーフダイシング後、1回目のエッチング処理を行い、次にフルダイシング後の2回目のエッチング処理を行わなかった場合は、実施例2よりも順方向電流及びリーク電流が若干大きくなる。
(比較例1)
上記実施例で使用するダイシングブレードのダイヤモンド粒径を例えば2〜6μm、詳しくは6μmのものを使用して、ダイシングスピードを20mm/秒、ダイシング深さを40μmにハーフダイシングして、上記と同条件で1回目のエッチング処理し、次にフルダイシング後、2回目のエッチング処理した結果は、ダイシング加工歪が十分に除去されず、微電流域でリークが確認された。
また同条件でダイシングしたものについて、エッチング時間を30秒以上に長くした場合は、GaAs基板とAlGaInP混晶層のエッチングレートの差により、発光層が鍔状になってしまい、ランプへの組み立て不良が発生した。具体的には、樹脂応力によるダイボンドハガレ不良を起こし易くなった。
(比較例2)
上記実施例で、ダイシングスピードを25mm/秒以上にてダイシングした場合は、チッピングと呼ばれるカケが多くなり且つ、ダイシング加工歪が多くなり、エッチング処理を施してもリーク電流が減少しなかった。
(比較例3)
上記実施例で、pn接合を分断する(ハーフダイシング)深さを40μmより浅く設定した場合、最小のダイシング深さが20μmより浅くなる箇所があり、ダイシングが浅い箇所ではpn接合が完全に分断されず、プロービング検査がなされない素子が発生した。次にダイシング深さを40μmより深く設定した場合、最大の深さが60μmより深くなってしまう箇所が発生する。ダイシングが深い箇所では、2回目のダイシング(フルカット)時に1回目と同一カットライン上をダイシングする必要があるが、ダイシングラインが1回目とズレを発生すると、ダイシングブレードのライフが低下してしまい、コスト上昇の要因となる。
(比較例4)
ダイシング加工歪を除去するエッチャントについて、例えば塩酸系エッチャントにて30秒エッチングを実施したところ、DBR層がサイドエッチングされ、損傷してしまい、光出力が低下した。またサイドエッチされた層より剥れる不具合も発生した。燐酸系エッチャントもDBR層をサイドエッチングして、損傷してしまい、光出力が低下した。
(比較例5)
本発明によるエッチング処理は、ハーフダイシング後とフルダイシング後の2回実施するため、例えば、AuBe/Mo/Auのような多層構造電極では、フォトレジスト等での保護が無いと、エッチャントによりバリアメタルであるMoがエッチングされてしまい、層界面より剥れてしまう不具合が発生する。
上記実施例1及び2と、上記比較例1〜3で製造した発光ダイオード素子(チップ)のダイシング条件と出来栄えを以下の表1に示す。
Figure 0004476087
上記実施例1及び2と、比較例1及び2の発光ダイオード素子(チップ)の電気的特性を図5及び図6に示す。図5は発光ダイオード素子に順方向電圧(VF)を印加したときの順方向電流(IF)の関係を示す。図6は逆方向電圧(VR)を印加したときの逆方向電流(IR)の関係を示す。図5から本発明の実施例1及び2は、比較例1及び2に比べて順方向電流が小さいことが分かる。また図6から本発明の実施例1及び2は、比較例1及び2に比べて逆方向電流が小さいことが分かる。これにより本発明の実施例1及び2はハーフダイシング及びフルダイシングの加工歪がエッチング処理により除去されることが分かる。
本発明の製造方法により製造されたAlGaInP素子(チップ)の構造断面図である。 本発明の製造方法を説明する製造途中のウェハ断面図である。 本発明の製造方法を説明する製造途中のウェハ断面図である。 本発明の製造方法を説明する製造工程フロー図である。 本発明の実施例1及び2と、比較例の発光ダイオード素子のVF-IF特性を示す。 本発明の実施例1及び2と、比較例の発光ダイオード素子のVR-IR特性を示す。 従来の発光ダイオード素子(チップ)の構造断面図である。 従来の製造方法を説明する製造工程フロー図である。
符号の説明
11、31 n型GaAs基板
12、32 光反射層
13、33 nクラッド層)
14、34 MQW活性層(発光層)
15、35 pクラッド層
16、36 電流拡散層
17、37 p側電極
18、38 n側電極

Claims (8)

  1. GaAs基板上にAlAs/AlGaAs混晶からなる光反射層を形成し、その上にAlGaInP混晶からなるpn接合を形成し、次に前記pn接合をダイシングにより分断した後、(硫酸+過酸化水素水+水)の混合液よりなるエッチング液を用いてエッチング処理することを特徴とする発光ダイオード素子の製造方法。
  2. 前記ダイシング分断がハーフダイシングであり、前記エッチング処理の後、フルダイシングによりチップ状態に分断し、再度(硫酸+過酸化水素水+水)の混合液を用いてエッチング処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記エッチング液は、濃硫酸と30%過酸化水素水として、硫酸:過酸化水素水:水=3:1:1の混合比であることを特徴とする請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 前記ハーフダイシング及びフルダイシングする際のダイシングスピードは、25mm/s未満であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の製造方法。
  5. 前記チップ状態に分断する前に、プローピング検査を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の製造方法。
  6. GaAs基板上にAlAs/AlGaAs混晶からなる光反射層を形成し、その上にAlGaInP混晶からなるpn接合を形成し、次に表面側に電極を形成した後、前記pn接合を分断するハーフダイシングを行い、次に(硫酸+過酸化水素水+水)の混合液よりなるエッチング液を用いてエッチング処理し、裏面側に電極を形成して、プローピング検査を行い、その後、チップ状態に分断するフルダイシングを行い、再度(硫酸+過酸化水素水+水)の混合液を用いてエッチング処理することを特徴とする光反射層付きAlGaInP発光素子の製造方法。
  7. 前記エッチング液は、濃硫酸と30%過酸化水素水として、硫酸:過酸化水素水:水=3:1:1の混合比であることを特徴とする請求項6に記載の製造方法。
  8. 前記ハーフダイシング及びフルダイシングする際のダイシングスピードは、25mm/s未満であることを特徴とする請求項6または7に記載の製造方法。
JP2004279861A 2004-09-27 2004-09-27 発光ダイオード素子の製造方法 Expired - Fee Related JP4476087B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004279861A JP4476087B2 (ja) 2004-09-27 2004-09-27 発光ダイオード素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004279861A JP4476087B2 (ja) 2004-09-27 2004-09-27 発光ダイオード素子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006093594A JP2006093594A (ja) 2006-04-06
JP4476087B2 true JP4476087B2 (ja) 2010-06-09

Family

ID=36234246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004279861A Expired - Fee Related JP4476087B2 (ja) 2004-09-27 2004-09-27 発光ダイオード素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4476087B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5250856B2 (ja) 2006-06-13 2013-07-31 豊田合成株式会社 窒化ガリウム系化合物半導体発光素子の製造方法
EP1950326A1 (en) * 2007-01-29 2008-07-30 Interuniversitair Microelektronica Centrum Method for removal of bulk metal contamination from III-V semiconductor substrates
WO2014167745A1 (ja) 2013-04-10 2014-10-16 三菱電機株式会社 半導体装置、半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006093594A (ja) 2006-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3724620B2 (ja) 発光ダイオードの製造方法
TWI405350B (zh) Light emitting element and manufacturing method thereof
US20050104081A1 (en) Semiconductor light emitting diode and method for manufacturing the same
TWI405257B (zh) 分離基板與半導體層的方法
JP2006295124A (ja) 窒化物半導体素子およびその製造方法
KR20070013273A (ko) 반도체 장치의 제조
JP2006086516A (ja) 半導体発光素子の製造方法
JP2008263214A (ja) 半導体発光素子およびその製造方法
JP2010027643A (ja) 窒化物半導体発光素子および窒化物半導体発光素子の製造方法
JP2006073619A (ja) 窒化物系化合物半導体発光素子
JP2008042143A (ja) Iii族窒化物系化合物半導体発光素子及びその製造方法
JP2008306021A (ja) Ledチップの製造方法
TW201216503A (en) Method for fabricating a vertical light-emitting diode with high brightness
TWI416763B (zh) A light-emitting element, a method of manufacturing the same, and a light-emitting device
JP6519593B2 (ja) 発光素子及び発光素子の製造方法
CN111106214B (zh) 一种发光二极管芯片及其制备方法
KR20050089120A (ko) 발광 다이오드 및 그 제조 방법
WO2010088613A1 (en) Photoelectrochemical etching for laser facets
JP4476087B2 (ja) 発光ダイオード素子の製造方法
KR100576317B1 (ko) 질화물계 반도체 발광다이오드 및 그의 제조방법
TW201414004A (zh) 發光二極體的製作方法
WO2016072050A1 (ja) 発光素子及び発光素子の製造方法
TW202004851A (zh) 發光元件的製造方法
CN113097358B (zh) 一种发光二极管及其制作方法
JP2005142532A (ja) 窒化物半導体素子の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100302

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees