JP4473105B2 - 車両用の油圧緩衝器 - Google Patents

車両用の油圧緩衝器 Download PDF

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本発明は車両用の油圧緩衝器に関する。
車両の油圧緩衝器では、エンジン振動等に起因する車体側の振動が、ダンパシリンダとピストンロッドとの間に配設した懸架コイルスプリングに伝わってこれを共振させる。この共振は、特に線径が小さい素線からなり、ピッチが小さい密巻部分と大きい粗巻部分を備えた懸架コイルスプリングであって、ピッチが小さい密巻部分に発生する。この懸架コイルスプリングの共振振動は、油圧緩衝器の各部に異常な荷重をもたらし、例えば、ピストンロッドのねじ部の切り上がり部等を振動疲労破壊させたり、また、隣接する素線同士が接触して、いわゆる線間音を発生させたり、また、懸架コイルスプリングの内周がスプリングガイドの表面に接触して異音を発生させる。
スプリングガイドは懸架コイルスプリングの胴曲がり対策として装着されるが、スプリングガイドを懸架コイルスプリングの内周に接触させることで、懸架コイルスプリングの自由振動部の巻数を変化させ、懸架コイルスプリングの共振点をずらすことにてその共振振動を抑えることができる。
スプリングガイドを採用した油圧緩衝器として、特許文献1、2に記載のものがある。
実用新案登録2596400 特許2710982
特許文献1の油圧緩衝器は、ピストンロッドの外周上部で、懸架コイルスプリングの内周側に、円筒基部13aと、円筒基部の外周に軸方向に沿って形成した放射状の複数のリブ13bと、リブとリブとの間に軸方向に沿って形成した溝とで構成されるスペーサ13を配設している。
しかしながら、特許文献1のものでは、懸架コイルスプリングの内径寸法とスペーサの基部外周のリブの外径寸法のバラツキに起因して、懸架コイルスプリングをスペーサの外周に挿入することができない場合がある。
特許文献2の油圧緩衝器は、スプリングガイド49、50の周方向に間隔をおいた2箇所に2つのスリットSを形成し、そのうちの1つのスリットS1を下端部まで延設するとともに、複数の突条53、54を周方向に間隔をおいて形成したもの、をシリンダの外周に設けている。
スプリングガイド49、50は、スリットS1に起因する弾性により、クッションスプリング47、48の内面に密着してクッションスプリング47、48に生じる振動を、スプリングガイドの弾性により吸収する。また、スプリングガイドの突条53、54を上端部に行くに従い漸次小径となるように形成することにより、クッションスプリング47、48の装着性を向上している。
しかしながら、クッションスプリング47、48のピッチが小さい密巻部分がスプリングガイドの上端部に位置する場合には、突条53、54の外周とクッションスプリング47、48の内周との間の隙間が大きくなり、スプリングガイドのクッションスプリング47、48に生じる振動の吸収性が悪くなる。
本発明の課題は、懸架スプリングの振動吸収性と装着性を両立することのできるスプリングガイドを備えた油圧緩衝器を提供することにある。
請求項1の発明は、ダンパシリンダ内にピストンロッドを摺動自在に挿入し、ダンパシリンダとピストンロッドとの間に懸架コイルスプリングを配設し、懸架コイルスプリングの内周をガイドする複数のリブを外周に形成したスプリングガイドを懸架コイルスプリングに同軸に嵌挿した車両用の油圧緩衝器において、前記スプリングガイドの外周に形成する複数のリブのうちの1つのリブを、前記懸架コイルスプリングの内周に接触又は近接するように形成するとともに、他のリブを該1つのリブより低く形成したものである。
請求項2の発明は、ダンパシリンダ内にピストンロッドを摺動自在に挿入し、ダンパシリンダとピストンロッドとの間に懸架コイルスプリングを配設し、懸架コイルスプリングの内周をガイドする複数のリブを外周に形成したスプリングガイドを懸架コイルスプリングに同軸に嵌挿した車両用の油圧緩衝器において、前記スプリングガイドの外周に沿う180度より小さい一側の円周上に、前記懸架スプリングの内周に接触又は近接する2つ以上のリブを形成するとともに、該スプリングガイドの外周に沿う他側の円周上に、該一側の円周上に設けた2つ以上のリブより低いリブを形成したものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記複数のリブが前記スプリングガイドの外周に沿う円周上に等間隔に形成されたものである。
(請求項1)
(a)スプリングガイドの外周に形成する複数のリブのうちの1つのリブを、懸架コイルスプリングの内周に接触又は近接するように形成するとともに、他のリブを該1つのリブより低く形成したので、スプリングガイドの外周に懸架コイルスプリングを装着する際に、懸架コイルスプリングを高いリブと低いリブの高さの差だけ径方向に偏心又は移動することができる。従って、高いリブと低いリブの高さの差を、懸架コイルスプリングの内周半径寸法の製造上のバラツキの最小値と、スプリングガイドの低いリブの半径寸法の製造上のバラツキの最大値の差より大きく設定すれば、懸架コイルスプリングの装着性に優れる。
そして、スプリングガイドの外周側に懸架コイルスプリングを装着した後には、車体側の振動によって振れようとする懸架コイルスプリングがスプリングガイドの高いリブに接触し、懸架コイルスプリングの自由振動部(スプリングのリブに接触していない長さ部分)の巻数を変化させ、懸架コイルスプリングの共振振動を抑える。
(請求項2)
(b)スプリングガイドの外周に沿う180度より小さい一側の円周上に、懸架コイルスプリングの内周に接触又は近接する2つ以上のリブを形成するとともに、該スプリングガイドの外周に沿う他側の円周上に、該一側の円周上に設けたリブより低いリブを形成したので、スプリングガイドの外周に懸架コイルスプリングを装着する際に、懸架コイルスプリングを高いリブと低いリブの高さの差だけ径方向に偏心又は移動することができる。従って、高いリブと低いリブの高さの差を、懸架コイルスプリング内周半径寸法の製造上のバラツキの最小値とスプリングガイドの低いリブの半径寸法の製造上のバラツキの最大値との差より大きく設定すれば、懸架コイルスプリングの装着性に優れる。
そして、スプリングガイドの外周側に懸架コイルスプリングを装着した後には、車体側の振動によって振れようとする懸架コイルスプリングがスプリングガイドの高いリブに接触し、懸架コイルスプリングの自由振動部(スプリングのリブに接触していない長さ部分)の巻数を変化させ、懸架コイルスプリングの共振振動を抑える。
(請求項3)
(c)複数のリブがスプリングガイドの外周に沿う円周上に等間隔に形成されたものであるから、懸架コイルスプリングの胴曲がりを円周上均一に規制できる。
図1は油圧緩衝器を示す半断面図、図2はピストンバルブ装置を示し、(A)は断面図、(B)は孔開きバルブを示す平面図、(C)は閉塞バルブを示す平面図、(D)はバルブシートを示す平面図、(E)はバルブスプリングを示す断面図、図3はスプリングガイドを示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面図、図4はスプリングガイドを示し、(A)は図3のスプリングガイドを示す模式図、(B)〜(D)は変形例のスプリングガイドを示す模式図である。
油圧緩衝器10は、図1に示す如く、例えば自動2輪車の後部車軸側と車体側との間に介装され、車体側に取付けられるダンパシリンダ11に、車軸側に取付けられるピストンロッド12を挿入し、ダンパシリンダ11の外周部とピストンロッド12の間に懸架コイルスプリング13を介装して構成されている。
ダンパシリンダ11は車体側取付部材14、上ばね受け15を一体に備える。ピストンロッド12は車軸側取付部材16をロックナット17で固定され、車軸側取付部材16に下ばね受け18を備えている。懸架コイルスプリング13はダンパシリンダ11とピストンロッド12の間に上下のばね受け15、18を介して介装される。
油圧緩衝器10は、ダンパシリンダ11の開口部にロッドガイド21、Oリング22、オイルシール23、エンドプレート24をかしめ保持し、ダンパシリンダ11のロッドガイド21、Oリング22、オイルシール23を経てダンパシリンダ11に挿入されるピストンロッド12の先端部にピストン25をかしめ固定し、ピストンロッド12がピストン25を介してダンパシリンダ11に摺動自在にされる。ピストン25は、ダンパシリンダ11の内部を上下の油室26A、26Bに2分するとともに、両油室26A、26Bを連絡する流路27を備え、この流路27にピストンロッド12の伸縮に際し圧側減衰力と伸側減衰力を発生するピストンバルブ装置30を備える。
ピストンバルブ装置30は、図2に示す如く、ピストンロッド12の先端側から順に、バルブストッパ31、バルブスプリング32(図2(E))、孔開きバルブ33(図2(B))、閉塞バルブ34(図2(C))、バルブシート35(図2(D))、ピストン25を挿入し、これらをピストンロッド12の中間段差部と先端かしめ部の間に固定する。ピストンバルブ装置30は、流路27を下油室26Bにつなぐオリフィス27Aを備えるとともに、バルブストッパ31により背面支持されるバルブスプリング32により、孔開きバルブ33、閉塞バルブ34(閉塞バルブ34は孔開きバルブ33の小孔33Aを塞ぐように孔開きバルブ33に積層する)をピストン25の端面及びバルブシート35に押付け、流路27を閉じる方向に付勢する。油圧緩衝器10は、圧側行程において、孔開きバルブ33、閉塞バルブ34を押し開くことにより圧側減衰力を発生する。また、伸側行程において、ピストンロッド12の低速域では、オリフィス27Aの流路抵抗により伸側減衰力を発生し、ピストンロッド12の中高速域では、閉塞バルブ34の変位により孔開きバルブ33の小孔33Aを開いてその流路抵抗により伸側減衰力を発生する。
油圧緩衝器10は、最圧縮時に、ピストンロッド12の基端部に挿着したストッパラバー36をダンパシリンダ11の端面に衝合させて最圧縮ストロークを規制し、最伸長時に、ロッドガイド21に担持されるリバウンドスプリング37をピストン25のバルブストッパ31に衝合させて最伸長ストロークを規制する。
これにより、油圧緩衝器10にあっては、車両が路面から受ける衝撃力を懸架スプリング13の弾発力で吸収し、ピストン25に設けたピストンバルブ装置30が発生する減衰力で懸架スプリング13の衝撃力吸収に伴なう伸縮振動を制振する。
しかるに、油圧緩衝器10は、スプリングガイド40を以下の如くに有している。
スプリングガイド40は、図1に示す如く、概ね円筒状をなし、ダンパシリンダ11の円筒状の外周に嵌装されて上ばね受け15に背面支持される。スプリングガイド40は、図3に示す如く、懸架コイルスプリング13の上端部が着座するつば部41を基端部に備えるとともに、懸架コイルスプリング13を嵌挿して該懸架コイルスプリング13の内周をガイドする複数のリブ42を外周に形成する。複数のリブ42は、スプリングガイド40の外周に沿う円周上に等間隔に形成される。スプリングガイド40は、ダンパシリンダ11の外周において、懸架コイルスプリング13と同軸に嵌挿され、懸架コイルスプリング13の内周をリブ42のスプリングガイド径方向に沿う半径方向外面によってガイドすることにより、懸架コイルスプリング13が胴曲がりしてダンパシリンダ11の外周に接触することを防止する。尚、スプリングガイド40の軸方向でつば部41の反対側に位置する、リブ42の先端側外面には、懸架コイルスプリング13の嵌挿用ガイド面43を面取り形成している。
スプリングガイド40は、図3、図4(A)に示す如く、本実施例では全4個のリブ42を有し、1つのリブ42Aのスプリングガイド径方向に沿う半径方向高さを、懸架コイルスプリング13の内周に接触又は近接するように形成するとともに、他の3つのリブ42Bの半径方向高さをリブ42Aより低く形成する。
ここで、高いリブ42Aと低いリブ42Bの高さの差hは、懸架コイルスプリング13の内周半径寸法r1の製造上のバラツキの最小値と、スプリングガイド40の低いリブ42Bの半径寸法r2の製造上のバラツキの最大値と差より大きく設定する。
尚、図3(A)は懸架コイルスプリング13を2点鎖線で示し、図4(A)は懸架スプリング13を実線で示してある。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)スプリングガイド40の外周に形成する複数のリブ42のうちの1つのリブ42Aを、懸架コイルスプリング13の内周に接触又は近接するように形成するとともに、他のリブ42Bを該1つのリブ42Aより低く形成したので、スプリングガイド40の外周に懸架コイルスプリング13を装着する際に、懸架コイルスプリング13を高いリブ42Aと低いリブ42Bの高さの差だけ径方向に偏心又は移動することができる。従って、高いリブ42Aと低いリブ42Bの高さの差を、懸架コイルスプリング13の内周半径寸法の製造上のバラツキの最小値と、スプリングガイド40の低いリブ42Bの半径寸法の製造上のバラツキの最大値の差より大きく設定すれば、懸架コイルスプリング13の装着性に優れる。
そして、スプリングガイド40の外周側に懸架コイルスプリング13を装着した後には、車体側の振動によって振れようとする懸架コイルスプリング13がスプリングガイド40の高いリブ42Aに接触し、懸架コイルスプリング13の自由振動部(スプリング13のリブ41Aに接触していない長さ部分)の巻数を変化させ、懸架コイルスプリング13の共振振動を抑える。
(b)複数のリブ42がスプリングガイド40の外周に沿う円周上に等間隔に形成されたものであるから、懸架コイルスプリング13の胴曲がりを円周上均一に規制できる。
図4(B)〜(D)は、スプリングガイド40の変形例のスプリングガイド50〜70を示すものである。スプリングガイド50〜70は、スプリングガイド40と同様のつば部41、リブ42を有するに際し、複数のリブ42をそれらスプリングガイド50〜70の外周に沿う円周上に等間隔に形成してある。
スプリングガイド50〜70は、それらスプリングガイド50〜70の外周に沿う180度より小さい一側の円周上に、懸架コイルスプリング13の内周に接触又は近接する2つ以上のリブ42Aを形成するとともに、スプリングガイド50〜70の外周に沿う他側の円周上に、該一側の円周上に設けた2つ以上のリブ42Aより低いリブ42Bを形成した。即ち、2つ以上のリブ42Aのスプリングガイド径方向に沿う半径方向高さを、懸架コイルスプリング13の内周に接触又は近接するように形成するとともに、他のリブ42Bの半径方向高さをリブ42Aより低く形成した。
ここで、スプリングガイド50〜70の外周に沿う一側の円周上に形成したリブ42Aは、懸架コイルスプリング13とスプリングガイド50〜70が互いに偏心移動した状態で、懸架コイルスプリング13の内周の一側の180度内に納まる範囲内に形成される。このとき、懸架コイルスプリング13は高いリブ42Aと低いリブ42Bの半径方向高さの差hだけ径方向に偏心移動できる。
尚、図4(B)のスプリングガイド50は2個の高いリブ42Aと2個の低いリブ42Bを備え、図4(C)のスプリングガイド60は2個の高いリブ42Aと1個の低いリブ42Bを備え、図4(D)のスプリングガイド70は3個の高いリブ42Aと3個の低いリブ42Bを備える。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)スプリングガイド50〜70の外周に沿う180度より小さい一側の円周上に、懸架コイルスプリング13の内周に接触又は近接する2つ以上のリブ42Aを形成するとともに、該スプリングガイド50〜70の外周に沿う他側の円周上に、該一側の円周上に設けたリブ42Aより低いリブ42Bを形成したので、スプリングガイド50〜70の外周に懸架コイルスプリング13を装着する際に、懸架コイルスプリング13を高いリブ42Aと低いリブ42Bの高さの差だけ径方向に偏心又は移動することができる。従って、高いリブ42Aと低いリブ42Bの高さの差を、懸架コイルスプリング13の内周半径寸法の製造上のバラツキの最小値とスプリングガイド50〜70の低いリブ42Bの半径寸法の製造上のバラツキの最大値との差より大きく設定すれば、懸架コイルスプリング13の装着性に優れる。
そして、スプリングガイド50〜70の外周側に懸架コイルスプリング13を装着した後には、車体側の振動によって振れようとする懸架コイルスプリング13がスプリングガイド50〜70の高いリブ42Aに接触し、懸架コイルスプリング13の自由振動部(スプリング13のリブ42Aに接触していない長さ部分)の巻数を変化させ、懸架コイルスプリング13の共振振動を抑える。
(b)複数のリブ42がスプリングガイド50〜70の外周に沿う円周上に等間隔に形成されたものであるから、懸架コイルスプリング13の胴曲がりを円周上均一に規制できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
図1は油圧緩衝器を示す半断面図である。 図2はピストンバルブ装置を示し、(A)は断面図、(B)は孔開きバルブを示す平面図、(C)は閉塞バルブを示す平面図、(D)はバルブシートを示す平面図、(E)はバルブスプリングを示す断面図である。 図3はスプリングガイドを示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面図である。 図4はスプリングガイドを示し、(A)は図3のスプリングガイドを示す模式図、(B)〜(D)は変形例のスプリングガイドを示す模式図である。
符号の説明
10 油圧緩衝器
11 ダンパシリンダ
12 ピストンロッド
13 懸架コイルスプリング
40、50、60、70 スプリングガイド
42 リブ
42A 高いリブ
42B 低いリブ

Claims (3)

  1. ダンパシリンダ内にピストンロッドを摺動自在に挿入し、
    ダンパシリンダとピストンロッドとの間に懸架コイルスプリングを配設し、
    懸架コイルスプリングの内周をガイドする複数のリブを外周に形成したスプリングガイドを懸架コイルスプリングに同軸に嵌挿した車両用の油圧緩衝器において、
    前記スプリングガイドの外周に形成する複数のリブのうちの1つのリブを、前記懸架コイルスプリングの内周に接触又は近接するように形成するとともに、他のリブを該1つのリブより低く形成したことを特徴とする車両用の油圧緩衝器。
  2. ダンパシリンダ内にピストンロッドを摺動自在に挿入し、
    ダンパシリンダとピストンロッドとの間に懸架コイルスプリングを配設し、
    懸架コイルスプリングの内周をガイドする複数のリブを外周に形成したスプリングガイドを懸架コイルスプリングに同軸に嵌挿した車両用の油圧緩衝器において、
    前記スプリングガイドの外周に沿う180度より小さい一側の円周上に、前記懸架スプリングの内周に接触又は近接する2つ以上のリブを形成するとともに、該スプリングガイドの外周に沿う他側の円周上に、該一側の円周上に設けた2つ以上のリブより低いリブを形成したことを特徴とする車両用の油圧緩衝器。
  3. 前記複数のリブが前記スプリングガイドの外周に沿う円周上に等間隔に形成された請求項1又は2に記載の車両用の油圧緩衝器。
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