JP4472738B2 - 負荷駆動装置 - Google Patents

負荷駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4472738B2
JP4472738B2 JP2007233066A JP2007233066A JP4472738B2 JP 4472738 B2 JP4472738 B2 JP 4472738B2 JP 2007233066 A JP2007233066 A JP 2007233066A JP 2007233066 A JP2007233066 A JP 2007233066A JP 4472738 B2 JP4472738 B2 JP 4472738B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
switch
transformer
dummy load
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007233066A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009064728A (ja
Inventor
田 重 巳 増
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minebea Co Ltd filed Critical Minebea Co Ltd
Priority to JP2007233066A priority Critical patent/JP4472738B2/ja
Priority to US12/230,759 priority patent/US20090066158A1/en
Priority to EP20080015706 priority patent/EP2034599A2/en
Publication of JP2009064728A publication Critical patent/JP2009064728A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4472738B2 publication Critical patent/JP4472738B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M5/00Conversion of ac power input into ac power output, e.g. for change of voltage, for change of frequency, for change of number of phases
    • H02M5/02Conversion of ac power input into ac power output, e.g. for change of voltage, for change of frequency, for change of number of phases without intermediate conversion into dc
    • H02M5/04Conversion of ac power input into ac power output, e.g. for change of voltage, for change of frequency, for change of number of phases without intermediate conversion into dc by static converters
    • H02M5/22Conversion of ac power input into ac power output, e.g. for change of voltage, for change of frequency, for change of number of phases without intermediate conversion into dc by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M5/275Conversion of ac power input into ac power output, e.g. for change of voltage, for change of frequency, for change of number of phases without intermediate conversion into dc by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M5/293Conversion of ac power input into ac power output, e.g. for change of voltage, for change of frequency, for change of number of phases without intermediate conversion into dc by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/26Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc
    • H05B41/28Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters
    • H05B41/282Circuit arrangements in which the lamp is fed by power derived from dc by means of a converter, e.g. by high-voltage dc using static converters with semiconductor devices
    • H05B41/285Arrangements for protecting lamps or circuits against abnormal operating conditions
    • H05B41/2851Arrangements for protecting lamps or circuits against abnormal operating conditions for protecting the circuit against abnormal operating conditions
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/14Circuit arrangements
    • H05B41/36Controlling
    • H05B41/38Controlling the intensity of light
    • H05B41/39Controlling the intensity of light continuously
    • H05B41/392Controlling the intensity of light continuously using semiconductor devices, e.g. thyristor
    • H05B41/3921Controlling the intensity of light continuously using semiconductor devices, e.g. thyristor with possibility of light intensity variations
    • H05B41/3927Controlling the intensity of light continuously using semiconductor devices, e.g. thyristor with possibility of light intensity variations by pulse width modulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

本発明は、トランスの二次側に接続された負荷を駆動する負荷駆動装置に関する。
従来、スイッチング電源や放電灯点灯装置などの負荷駆動装置では、駆動制御方法の一つとして、バースト制御が行われている。バースト制御は、スイッチング電源では待機時の消費電力の低減、また、放電灯点灯装置では調光を主な目的としている。例えば、放電灯点灯装置におけるバースト調光方式は、放電灯の駆動電圧を間欠的に出力して放電灯に消灯期間と点灯期間とを設け、放電灯に流れる高周波電流の間欠動作におけるオン期間とオフ期間との比、すなわち点灯期間と消灯期間の比を変動させることによって、時間平均的な輝度を制御する方式である。
このようなバースト制御では、その間欠動作の駆動周波数(以下、バースト周波数ともいう)が数100Hz〜数kHzの可聴周波数であるため、スイッチング電源あるいは放電灯点灯装置に使用されるトランスやコイルのコアに生じる磁歪によって、バースト周波数の騒音が発生することが知られている。磁歪は、トランスやコイルの内部磁束の急激な変化によって生じる磁性材の物理的な歪みのことである。
従来、バースト制御方式における騒音対策は、発生した騒音を減衰または遮断する受動的な対策と、騒音自体を抑制する能動的な対策に大別される。受動的な対策としては、遮音または吸音効果のある材料を用いてトランスやコイルをシールドする方法や、真空気密封止により騒音の伝達媒体を無くす方法等が考えられる。また、能動的な対策としては、騒音の発生自体を電子回路の工夫で抑制あるいは低減する方法として、バースト制御時にインバータに印加される入力電圧の振幅の変動幅を小さくする方法(例えば、特許文献1参照)や入力電圧波形に傾斜を持たせて、立ち上がり/立ち下がり時間を長くする方法(例えば、特許文献2参照)等が考えられる。
放電灯点灯装置の場合、バースト調光時におけるランプ電流の変化をゆるやかにすることにより、騒音が低減されることが、聴感上も騒音レベルの実測からもわかっており、その性質を利用することで能動的な対策を行うことができる。
特許文献1に記載された放電灯点灯装置は、トランスやコイルへの印加電圧の振幅変動幅を低減させる方法を採用した放電灯点灯装置の一例であり、放電灯と、放電灯に高周波電力を供給する高周波電源と、高周波電源から上記放電灯に供給する電力を調整して放電灯を調光点灯させる調光手段と、低光束の調光点灯時に高周波電源に直流電圧を重畳する直流電圧重畳手段と、低温時に断続的な直流高電圧を上記放電灯に印加する第2の電源とを備え、低温且つ上記調光手段による調光時には、負荷線とランプ特性曲線とが1カ所で重なるように、上記直流電圧重畳手段にて放電灯に直流電圧を重畳するとともに、上記第2の電源にて放電灯に断続的な直流高電圧を加えることを特徴とするものである。
また、特許文献2に記載された放電灯点灯装置は、バースト調光時にインバータに印加される入力電圧波形に傾斜を持たせる方法を採用した放電灯点灯装置の一例であり、直流電圧から交流電圧を発生するインバータ回路を備え、該インバータ回路の出力電圧を放電灯に印加して該放電灯を点灯する放電灯点灯装置において、前記放電灯を流れる管電流を検出して電圧に変換して出力する管電流検出手段と、制御電圧に基づいて前記インバータ回路のトランス一次巻線への通電方向及び通電電流を制御する電流制御手段と、所定の閾値電圧レベル以下の電圧レベルを有し、前記インバータ回路から出力される交流電圧の周波数よりも低い周波数となる周期で電圧レベルが所定の傾斜をもって変化するバースト信号電圧を生成して出力するバースト信号生成手段と、供給された前記バースト信号電圧と前記管電流検出手段の出力電圧とをダイオードの論理和結合によって加算し、前記バースト信号電圧と前記管電流検出手段の出力電圧の合成電圧に応じた帰還電圧を生成して出力する帰還電圧生成手段と、前記帰還電圧に応じた制御電圧を前記電流制御手段に供給する制御電圧生成手段と、前記制御電圧生成手段に接続され、前記制御電圧の直流レベルを変化させる直流レベル可変手段とを備えていることを特徴とするものである。
特開平6−68980号公報(請求項1) 特開2000−58289号公報(請求項3)
しかしながら、特許文献1に記載された放電灯点灯装置では、放電灯に直流電圧を重畳するため、放電灯の寿命が短縮されるという問題がある。
また、特許文献2に記載された放電灯点灯装置では、調光パルス信号の方形波電圧を三角波に変換する三角波発生回路を用いているが、立ち上がり時間または立ち下がり時間を緩やかにするのには限界があり、騒音抑制に対する十分な効果が見込めないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、簡易で安価な回路構成でありながら、騒音抑制効果の優れた負荷駆動装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、二次側に一つ以上の巻線を有するトランスと、
前記トランスの一次側に交流信号を供給するトランス駆動回路と、
前記トランスの二次側に接続された一つ以上の負荷と、
前記トランスの二次側に接続されたダミー負荷と、
前記負荷に対応して設けられ、前記トランスの二次側信号を前記負荷に供給するか否かを切り替える第1切替器と、
前記ダミー負荷に対応して設けられ、前記二次側信号を前記ダミー負荷に供給するか否かを切り替える第2切替器と、
前記二次側信号を前記負荷に供給する際には前記ダミー負荷への前記二次側信号の供給を停止し、かつ前記二次側信号を前記ダミー負荷に供給する際には前記負荷への前記二次側信号の供給を停止するよう前記第1および第2切替器を制御可能な切替制御部と、
前記第1切替器が前記二次側信号を前記負荷に供給する際に、前記巻線、前記負荷および前記第1切替器を通過するように形成される第1電流経路と、
前記第2切替器が前記二次側信号を前記ダミー負荷に供給する際に、前記巻線、前記ダミー負荷および前記第2切替器を通過するように形成される第2電流経路と、
を備えることを特徴とする負荷駆動装置が提供される。
本発明によれば、簡易で安価な回路構成でありながら、騒音抑制効果の優れた負荷駆動装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る負荷駆動装置20の概略構成を示すブロック図である。図1の負荷駆動装置20は、トランス1と、トランス1の一次側に交流信号を供給するトランス駆動回路2と、トランス1の二次側に接続された負荷3と、トランス1の二次側信号を負荷3に供給するか否かを切り替える第1切替器4と、トランス1の二次側に接続されたダミー負荷5と、二次側信号をダミー負荷5に供給するか否かを切り替える第2切替器6と、第1および第2切替器4,6を制御する切替制御部7とを備えている。
切替制御部7は、バースト信号を生成するバースト信号生成部8と、バースト信号を反転する信号反転回路9とを有する。
トランス1とトランス駆動回路2はインバータ回路10を構成し、ダミー負荷5と、第1および第2切替器4,6と、信号反転回路9とは騒音低減回路11を構成している。
切替制御部7は、二次側信号を負荷3に供給する際にはダミー負荷5への二次側信号の供給を停止し、かつ二次側信号をダミー負荷5に供給する際には負荷3への二次側信号の供給を停止するよう第1および第2切替器4,6を制御できることを特徴とする。
このように、切替制御部7は、負荷3とダミー負荷5の一方を交互に駆動制御することができるが、このような駆動制御を行うのは、負荷3をバースト駆動する場合である。負荷3を定常駆動する場合には、切替制御部7はダミー負荷5には二次側信号を供給せずに、負荷3のみに常に二次側信号を供給するように第1および第2切替器4,6を制御する。これにより、定常駆動時には、騒音低減回路11がない負荷駆動装置20と同様の動作を行うことができる。
図2は図1の具体例の一つであり、スイッチング電源20aの具体的な構成を示すブロック図である。図2では、図1と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下では、相違点を中心に説明する。
図2のスイッチング電源20aは、トランスT1の二次側に、ともに一次巻線Wp1と磁気結合する二次巻線Wsp1と補助巻線Wa1を有する。二次巻線Wsp1には、第1のスイッチSP1と負荷LP1が接続されており、二次巻線Wsp1、第1のスイッチSP1および負荷LP1で第1の閉回路CT1を構成している。補助巻線Wa1には、第2のスイッチSDP1とダミー負荷DP1が接続されており、補助巻線Wa1、第2のスイッチSDP1およびダミー負荷DP1で第2の閉回路CT2を構成している。
負荷LP1は、インバータ回路10aによって駆動される電子機器または電子部品である。第1のスイッチSP1は、2個のn型MOSFET(Q1,Q2)を縦続接続したものである。これらn型MOSFET(Q1,Q2)は、第1のドライブ回路21によってオン・オフが制御される。同様に、第2のスイッチSDP1も、2個のn型MOSFET(Qd1,Qd2)を縦続接続したものであり、これらn型MOSFET(Qd1,Qd2)は、第2のドライブ回路22によってオン・オフが制御される。
第1のドライブ回路21は、2個のn型MOSFET(Q1,Q2)の中間ノードの電位を基準として、各n型MOSFET(Q1,Q2)にゲート電圧を供給する。このゲート電圧が所定の閾値電圧を超えれば、両方のn型MOSFET(Q1,Q2)とも略同タイミングでオンし、ゲート電圧が閾値電圧未満になると、両方のn型MOSFET(Q1,Q2)とも略同タイミングでオフする。
2個のn型MOSFET(Q1,Q2)がオンの間は、二次巻線Wsp1の両端間に発生する誘導起電力の極性に応じた方向で、負荷LP1に電流が流れる。トランス駆動回路2は、一次巻線Wp1に交流信号を供給するため、二次巻線Wsp1の両端間に発生する起電力も交流となり、したがって、負荷LP1に流れる電流の向きも周期的に変化する。
同様に、第2のドライブ回路22は、2個のn型MOSFET(Qd1,Qd2)の接続ノードの電位を基準として、各n型MOSFET(Qd1,Qd2)にゲート電圧を供給する。このゲート電圧が所定の閾値電圧を超えれば、両方のn型MOSFET(Qd1,Qd2)とも略同タイミングでオンし、ゲート電圧が閾値電圧未満になると、両方のn型MOSFET(Qd1,Qd2)とも略同タイミングでオフする。
第1および第2のドライブ回路21,22は、バースト信号生成部8で生成されたバースト信号に同期して、第1および第2のスイッチSP1,SDP1のオンオフを制御する。第2のドライブ回路22とバースト信号生成部8の間には、信号反転回路INV1が設けられており、この信号反転回路INV1は、バースト信号生成部8で生成したバースト信号の極性を反転して第2のドライブ回路22に供給する。これにより、第1のスイッチSP1がオンする間は第2のスイッチSDP1はオフし、第2のスイッチSDP1がオンする間は第1のスイッチSP1はオフする。
なお、図2のスイッチング電源20aは、負荷LP1をバースト駆動する場合を念頭に置いているが、負荷LP1を定常駆動する場合は、バースト信号生成部8から常に固定レベルの信号を出力する。これにより、第1のドライブ回路21から常にハイレベルの信号を出力して、第2のドライブ回路22から常にローレベルの信号を出力でき、第1のスイッチSP1を常にオンにして、第2のスイッチSDP1を常にオフすることができる。
図2のダミー負荷DP1と、第1および第2のスイッチSP1,SDP1と、第1および第2のドライブ回路21,22と、信号反転回路INV1とは騒音低減回路11aを構成している。また、バースト信号生成部8と信号反転回路INV1は切替制御部7aを構成している。
図3は図2のスイッチング電源20aのバースト駆動時の動作タイミングの一例を示す図である。図3には、図2中のノードA〜Eの信号波形が図示されている。以下、図3を参照して、図2のスイッチング電源20aの動作を説明する。
バースト信号生成部8は、図3(a)に示すように、パルス状のバースト信号を出力する。以下では、図3(a)の各パルスをバースト信号と呼ぶ。第1のドライブ回路21は、ハイレベルのバースト信号が入力されている間だけ、第1のスイッチSP1をオンする。第1のスイッチSP1がオンすると、トランスT1の二次巻線Wsp1の両端間に発生する誘導起電力に応じた電流が負荷LP1に流れて、負荷LP1が駆動される。二次巻線Wsp1に発生する誘導起電力の方向は周期的に切り替わるため、図3(b)に示すように、負荷LP1に流れる電流の向きも周期的に変化する。
一方、第2のドライブ回路22には、図3(c)に示すように、バースト信号生成部8の出力信号を信号反転回路INV1にて反転した信号が供給される。したがって、バースト信号生成部8がローレベルのバースト信号を出力している期間内だけ、第2のドライブ回路22はハイレベルのバースト信号を出力して第2のスイッチSDP1をオンする。第2のスイッチSDP1がオンすると、トランスT1の補助巻線Wa1の両端間に発生する誘導起電力に応じた電流がダミー負荷DP1に流れて、ダミー負荷DP1が駆動される。補助巻線Wa1に発生する誘導起電力の方向は周期的に切り替わるため、図3(d)に示すように、ダミー負荷DP1に流れる電流の向きも周期的に変化する。
一方、図2のスイッチング電源20aを定常駆動する場合は、バースト信号生成部8は常にハイレベルの信号を出力し、第1のドライブ回路21は常に第1のスイッチSP1をオンする。これにより、負荷LP1には図3(e)のような交流電流が継続して流れて、負荷LP1は連続駆動される。
図2のスイッチング電源20aは、バースト駆動時に負荷LP1を駆動していない期間内に、常にダミー負荷DP1を駆動しており、トランスT1の内部磁束の変化が、バースト駆動時であっても常に高い周波数で継続する。トランスT1の内部磁束の変化に着目すると、バースト駆動時も定常駆動時と同様であり、磁歪の原因である内部磁束の低い周波数での変化が生じなくなることから、バースト駆動時に特有の騒音も抑制できる。
このように、第1の実施形態では、トランスT1の二次側にダミー負荷DP1を設けて、バースト駆動時には、負荷LP1を駆動していない期間内に必ずダミー負荷DP1を駆動するようにしたため、トランスT1の内部磁束を定常駆動時と同様に高い周波数で変化させることができ、内部磁束の低周波での変化が原因で生じる磁歪が起きなくなり、磁歪を原因とする騒音も抑制できる。
また、第1の実施形態では、負荷LP1を定常駆動する場合には、定常駆動時にダミー負荷DP1を一切駆動しないようにするため、ダミー負荷DP1で不要な電力を消費することもなく、騒音低減回路11aがないスイッチング電源と同様の性能が得られる。
(第2の実施形態)
以下に説明する第2の実施形態では、本発明を放電灯点灯装置に適用したものである。
図4は本発明の第2の実施形態に係る放電灯点灯装置20bの具体的構成を示すブロック図である。図4では、図2と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
図4の放電灯点灯装置20bは、負荷LL1の内部構成と第1のスイッチSL1の接続箇所が異なる他は、図2と同様に構成されている。負荷LL1は、二次巻線WsL1の一端と第1のスイッチSL1の一端との間に接続された第1の放電灯La1と、二次巻線WsL1の他端と第1のスイッチSL1の他端との間に接続された第2の放電灯La2とを有する。二次巻線WsL1、第1の放電灯La1、第1のスイッチSL1および第2の放電灯La2で閉回路が構成される。
以下、図4の放電灯点灯装置20bの動作を説明する。バースト信号生成部8がハイレベルのバースト信号を出力すると、第1のドライブ回路21はハイレベルのバースト信号を出力し、第1のスイッチSL1をオンする。これにより、上述した第1の閉回路に交流電流が流れて、第1および第2の放電灯La1、La2がともに点灯する。
バースト信号生成部8がハイレベルのバースト信号を出力している期間は、第2のドライブ回路22は第2のスイッチSDL1をオフし、ダミー負荷DL1には電流は流れない。
一方、バースト信号生成部8がローレベルのバースト信号を出力している期間は、第1のスイッチSL1はオフになって、代わりに第2のドライブ回路22がハイレベルのバースト信号を出力し、第2のスイッチSDL1がオンする。これにより、補助巻線Wa1、第2のスイッチSDL1およびダミー負荷DL1を含む第2の閉回路に電流が流れて、ダミー負荷DL1が駆動される。
以上により、第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、バースト駆動時には、負荷LL1とダミー負荷DL1の一方が必ず駆動され、トランスT1の内部磁束が常に高い周波数で変化することになって、磁歪を原因とする騒音を抑制できる。
また、第2の実施形態では、一つの二次巻線WsL1の両端に別個の放電灯La1、La2を接続するため、各放電灯を別個の二次巻線WsL1と別個の第1のスイッチSL1で駆動する場合よりも、回路構成を簡略化でき、部品コストの削減と装置の小型化を図れる。
図4の変形例として、第1および第2の放電灯La1、La2を直列接続して、直列接続された第1および第2の放電灯La1、La2の中間点側ではなく、端部側と二次巻線WsL1との間に第1のスイッチSL1を接続することも考えられる。直列接続された第1および第2の放電灯La1、La2の中間点は仮想接地になっていて電位が低いため、端部側に第1のスイッチSL1を接続するよりも中間点側に第1のスイッチSL1を接続した方が、第1のスイッチSL1の耐圧を低くでき、低耐圧タイプの安価なスイッチを使用できることから、より望ましい。
(第3の実施形態)
以下に説明する第3の実施形態は、複数の二次巻線と複数の負荷を設けるものである。
図5は本発明の第3の実施形態に係る放電灯点灯装置20cの具体的構成を示すブロック図である。図5では、図4と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
図5の放電灯点灯装置20cは、トランスT1の二次側に2個の二次巻線WsL1、WsL2を備えている。各二次巻線WsL1、WsL2には、それぞれ別個の負荷LL1、LL2と、別個の第1のスイッチSL1、SL2と、別個の第1のドライブ回路21a、21bとが接続されている。
バースト信号生成部8は、第1のドライブ回路21a、21bのそれぞれに対して、それぞれ異なるタイミングのバースト信号を供給する。
信号反転回路9aは、バースト信号生成部8から出力された2つのバースト信号同士のNOR演算を行う。信号反転回路9aから出力された信号は、第2のドライブ回路22に供給される。
各二次巻線WsL1、WsL2に接続される2つの負荷LL1、LL2は、図4と同様に、二次巻線WsL1の両端部にそれぞれ接続された第1および第2の放電灯(La1、La2)、(La3、La4)を有する。
図6は図5の放電灯点灯装置のバースト駆動時の動作タイミングの一例を示す図である。図6には、図5のノードF〜Lの信号波形が図示されている。図6(a)に示すように、バースト信号生成部8aが第1のドライブ回路21a用のバースト信号を出力すると、対応する第1のドライブ回路21aは第1のスイッチSL1をオンする。これにより、図6(b)に示すように第1および第2の放電灯La1、La2に交流電流が流れて、第1および第2の放電灯La1、La2が点灯する。第1のドライブ回路21aによりハイレベルのバースト信号が出力されている期間内は、他の第1および第2の放電灯La3、La4とダミー負荷DL1には電流は流れない。
次に、図6(c)に示すように、図6(a)とは異なるタイミングでバースト信号生成部8aが第1のドライブ回路21b用のバースト信号を出力すると、対応する第1のドライブ回路21bはハイレベルのバースト信号を出力して第1のスイッチSL2をオンする。これにより、図6(d)に示すように第1および第2の放電灯La3、La4に交流電流が流れて、第1および第2の放電灯La3、La4が点灯する。第1のドライブ回路21bからハイレベルのバースト信号が出力されている期間内は、他の第1および第2の放電灯La1、La2とダミー負荷DL1には電流は流れない。
バースト信号生成部8aがいずれのバースト信号も出力していない場合には、図6(e)に示すように信号反転回路9aの出力はハイレベルになり、このハイレベルの期間内にダミー負荷DL1が駆動される。
一方、図5の放電灯点灯装置20cが定常駆動を行う場合には、バースト信号生成部8aは、すべての第1のドライブ回路21a、21bに対して、ハイレベルの信号を出力してもよいし、各第1のドライブ回路21を別個のタイミングで駆動してもよい。前者の場合は、すべての第1および第2の放電灯La1、La2が常に点灯するため、図4よりも輝度を高くすることができる。一方、同時に駆動可能な放電灯の数を制御できるようにすれば、輝度を調節する調光制御が可能となる。いずれにしても、定常駆動を行う際は、ダミー負荷DL1には電流を流さないようにする。
このように、第3の実施形態では、2つの二次巻線WsL1、WsL2を設けて、各二次巻線WsL1、WsL2に対応して別個の第1および第2の放電灯(La1、La2)、(La3、La4)と、別個の第1のスイッチSL1、SL2と、別個の第1のドライブ回路21a、21bを設けるため、バースト駆動時には、二次巻線WsL1、WsL2ごとに別個のタイミングで、第1および第2の放電灯(La1、La2)、(La3、La4)を点灯制御することができる。どの放電灯も点灯しないときのみ、ダミー負荷DL1を駆動するため、ダミー負荷DL1を駆動する期間を図4よりも短縮することが可能であり、ダミー負荷DL1で消費する電力を削減できる。
(第4の実施形態)
以下に説明する第4の実施形態は、第3の実施形態よりもさらに、第1および第2の放電灯の数を増やしたものである。
図7は本発明の第4の実施形態に係る放電灯点灯装置20dの具体的構成を示すブロック図である。図7では、図5と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
図7の放電灯点灯装置20dは、3つの二次巻線WsL1、WsL2、WsL3を備えており、各二次巻線WsL1、WsL2、WsL3に対応して、別個の第1および第2の放電灯(La1、La2)、(La3、La4)、(La5、La6)と、別個の第1のスイッチSL1、SL2、SL3と、別個の第1のドライブ回路21a、21b、21cとを備えている。
バースト信号生成部8bは、バースト駆動時には、各第1のドライブ回路21a、21b、21c用のバースト信号を、それぞれ別個のタイミングで出力する。信号反転回路9bは、バースト信号生成部8bから出力される3つのバースト信号の排他的論理和を演算する。したがって、バースト信号生成部8bが第1のドライブ回路21a、21b、21cのいずれにもハイレベルのバースト信号を出力していない場合に、信号反転回路9bの出力はハイレベルになり、ダミー負荷DL1を駆動する。
図8は図7のスイッチング電源のバースト駆動時の動作タイミングの一例を示す図である。図8には、図7のノードN〜Uの信号波形が図示されている。図8(a)、図8(c)、図8(e)に示すように、バースト信号生成部8bは、それぞれ異なるタイミングで3種類のバースト信号を出力する。バースト信号生成部8bがいずれかのバースト信号を出力すると、対応する第1のドライブ回路21a、21b、21cは、図8(b)、図8(d)、図8(f)に示すように、対応する第1および第2の放電灯(La1、La2)、(La3、La4)または(La5、La6)に交流電流を流し、第1および第2の放電灯(La1、La2)、(La3、La4)または(La5、La6)を点灯する。
一方、図8(g)に示すように、バースト信号生成部8bが第1のドライブ回路21a、21b、21cのいずれにもハイレベルのバースト信号を出力していない期間内に、信号反転回路9bの出力はハイレベルになり、図8(h)に示すようにダミー負荷DL1が駆動される。
図7の放電灯点灯装置20dが定常駆動を行う場合、定常駆動時には、第3の実施形態と同様に、すべての第1および第2の放電灯(La1、La2)、(La3、La4)、(La5、La6)をすべて点灯させてもよいし、各放電灯を交互に駆動してもよいし、駆動する放電灯の数を制御して調光制御を行ってもよい。
このように、第4の実施形態は、第3の実施形態よりも二次巻線WsL1、WsL2、WsL3、第1および第2の放電灯(La1、La2)、(La3、La4)、(La5、La6)、第1のスイッチSL1、SL2、SL3および第1のドライブ回路21a、21b、21cを増やして、バースト駆動時には第1および第2の放電灯を順に駆動するため、結果としてダミー負荷DL1を駆動する期間を短縮でき、ダミー負荷DL1での消費電力をより削減できる。
(第5の実施形態)
以下に説明する第5の実施形態は、トランス1aの二次側とダミー負荷5との接続形態が第1〜第4の実施形態とは異なるものである。
図9は本発明の第5の実施形態に係る負荷駆動装置20eの概略構成を示すブロック図である。図9では、図1と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
図9の負荷駆動装置20eは、トランス1aの二次側線路の両端に、負荷3および第1切替器4が直列接続されるとともに、ダミー負荷5および第2切替器6が直列接続されている。すなわち、ダミー負荷5および第2切替器6は、負荷3および第1切替器4と並列接続されている。
図9の負荷駆動装置20eでは、トランス1aの二次側に、負荷3を接続するための線路と、ダミー負荷5を接続するための線路とを共通化しているため、トランス1aの構成を簡略化できる。
以下、第5の実施形態の構成を具体的に説明する。図10は図9の具体例の一つであり、スイッチング電源の具体的な構成を示すブロック図である。図10では、図2と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
図10のスイッチング電源は、トランスT1dの二次側に補助巻線は設けられておらず、トランスT1dの二次巻線Wsp1の両端に、第1のスイッチSP1および負荷LP1が接続されるとともに、第2のスイッチSDP1およびダミー負荷DP1が接続されている。すなわち、第2のスイッチSDP1およびダミー負荷DP1は、第1のスイッチSP1および負荷LP1と並列接続されている。
以下、図10のスイッチング電源の動作を説明する。バースト信号生成部8は、バースト駆動時には、間欠的にパルス状のバースト信号を出力する。ハイレベルのバースト信号が出力されている場合の動作は図2と同様であり、第1のドライブ回路21は第1のスイッチSP1をオンする。これにより、二次巻線Wsp1の両端に発生した起電力により、負荷LP1に交流電流が流れて、負荷LP1が駆動される。この期間内は第2のスイッチSDP1はオフであり、ダミー負荷DP1は駆動されない。
一方、バースト信号生成部8がローレベルのバースト信号を出力している期間内は、信号反転回路INV1の出力がハイレベルになって、第2のドライブ回路22は第2のスイッチSDP1をオンする。これにより、二次巻線Wsp1の両端に発生した起電力により、ダミー負荷DP1に交流電流が流れて、ダミー負荷DP1が駆動される。この期間内は第1のスイッチSP1はオフであり、負荷LP1は駆動されない。
このように、第5の実施形態では、トランスT1dの二次巻線Wsp1に負荷LP1および第1のスイッチSP1だけでなく、ダミー負荷DP1および第2のスイッチSDP1も接続するため、図2のような補助巻線Wa1が不要となり、トランスT1dを小型化でき、トランスT1dのコストも削減できる。補助巻線Wa1を省略しても、放電灯の点灯制御は補助巻線Wa1がある場合(図2)と同様に行うことができる。
(第6の実施形態)
以下に説明する第6の実施形態は、第3の実施形態と同様に、負荷LL1として放電灯を用いたものである。
図11は本発明の第6の実施形態に係る放電灯点灯装置20gの具体的構成を示すブロック図である。図11では、図10と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下では、相違点を中心に説明する。図11の放電灯点灯装置20gは、トランスT1eの二次巻線WsL1の一端と第1のスイッチSL1の一端との間に接続される第1の放電灯La1と、二次巻線WsL1の他端と第1のスイッチSL1の他端との間に接続される第2の放電灯La2とを備えている。二次巻線WsL1の両端にダミー負荷DL1および第2のスイッチSDL1が接続されている点は、図10と共通する。
図11の放電灯点灯装置20gは、バースト駆動時には、バースト信号生成部8からバースト信号が出力されている期間内に、第1のスイッチSL1がオンして、第1および第2の放電灯La1、La2はともに点灯する。この期間内は、ダミー負荷DL1には電流は流れない。
一方、バースト信号生成部8からバースト信号が出力されていない期間内は第2のスイッチSDL1がオンして、ダミー負荷DL1に電流が流れる。この期間内は第1および第2の放電灯La1、La2は点灯しない。
図11の放電灯点灯装置20gが定常駆動を行う場合は、定常駆動時にはバースト信号生成部8から常にハイレベルの信号を出力することで、第1および第2の放電灯La1、La2を連続的に点灯させることができる。
このように、第6の実施形態においても、トランスT1eの二次側に補助巻線Wa1が不要となり、トランスT1eを小型化できる。補助巻線Wa1を省略しても、放電灯の点灯制御は補助巻線Wa1がある場合(図4)と同様に行うことができる。
(第7の実施形態)
以下に説明する第7の実施形態は、トランスT1eの二次側に複数組の放電灯を接続するものである。
図12は本発明の第7の実施形態に係る放電灯点灯装置20hの具体的構成を示すブロック図である。図12では、図11と共通する構成部分には同一符号を付しており、以下では、相違点を中心に説明する。図12の放電灯点灯装置20hでは、トランスT1eの二次巻線WsL1の両端の間に、第1の放電灯La1、第1のスイッチSL1および第2の放電灯La2からなる直列回路と、第1の放電灯La3、第1のスイッチSL2および第2の放電灯La4からなる直列回路とが並列接続されており、第1のスイッチSL1、SL2のそれぞれごとに、別個に第1のドライブ回路21a、21bが設けられている。
この二次巻線WsL1の両端間には、図11と同様に、ダミー負荷DL1と第2のスイッチSDL1からなる直列回路も接続されている。結局、3つの直列回路が二次巻線WsL1の両端間に並列接続されていることになる。
図12の放電灯点灯装置20hは、バースト駆動時には、バースト信号生成部8aが第1のドライブ回路21a用のハイレベルのバースト信号を出力した場合には、対応する第1および第2の放電灯La1、La2を点灯する。この期間内は、他の放電灯は点灯せず、ダミー負荷DL1にも電流は流れない。また、別のタイミングで、バースト信号生成部8aが第1のドライブ回路21b用のハイレベルのバースト信号を出力した場合には、対応する第1および第2の放電灯La3、La4を点灯する。この期間内は、他の放電灯は点灯せず、ダミー負荷DL1にも電流は流れない。それ以外のタイミングでは、信号反転回路9aの出力がハイレベルになり、ダミー負荷DL1に電流が流れる。この期間内はどの放電灯も駆動されない。
このように、第7の実施形態では、バースト駆動時に駆動すべき放電灯の数が多い分、第6の実施形態よりもダミー負荷DL1を駆動する期間を短縮でき、ダミー負荷DL1で消費する電力を削減できる。また、トランスT1eの二次側に補助巻線Wa1が不要となることから、トランスT1eを小型化できる。補助巻線Wa1を省略しても、放電灯の点灯制御は補助巻線Wa1がある場合(図5)と同様に行うことができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の代表的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態の構造のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上述した第1〜第5の実施形態において、装置の一部および全部はディスクリート部品で構成してもよいし、半導体基板上に集積化してもよい。
図7では、トランスT1cの二次側に3組の第1および第2の放電灯(La1、La2)、(La3、La4)、(La5、La6)と、第1のスイッチSL1、SL2、SL3と、第1のドライブ回路21a、21b、21cとを設けているが、4組以上の放電灯等を接続してもよい。同様に、図12では、トランスT1eの二次側に2組の第1および第2の放電灯(La1、La2)、(La3、La4)と、第1のスイッチSL1、SL2と、第1のドライブ回路21a、21bとを設けているが、3組以上接続してもよい。また、二次巻線WsL1の両端に別個の放電灯を接続する代わりに、二次巻線WsL1の一端側のみに放電灯を接続してもよい。
上述した第1〜第5の実施形態は、第1および第2のスイッチを切替制御するために第1および第2のドライブ回路21,22を設けているが、第1および第2のドライブ回路21,22を設けることにより、第1および第2のスイッチ内のMOSFETを飽和領域で高速に駆動することができる。ただし、第1および第2のドライブ回路21,22は必ずしも必須要件ではなく、省略してもよい場合もある。
また、上記の各実施形態では、第1および第2のスイッチをn型MOSFETで構成する例を説明したが、p型MOSFETで構成してもよいし、バイポーラトランジスタやバイCMOS等の他の各種のスイッチング素子(例えば、サイリスタ、ダイオード、トライアック、ダイアック)を用いて構成してもよい。あるいは、第1および第2のスイッチSP1,SDP1を、フォトMOSリレー、フォトトライアック、フォトダイオード、フォトカプラ、フォトトランジスタ、光導電セルなどの光スイッチ、または、機械式リレー、または、それらの組合せで構成してもよい。
また、負荷LL1の種類やその接続構成やその接続個数も、上記の実施形態の構成に限定されるものではなく、さまざまな構成が可能である。例えば、放電灯は直管以外のタイプであってもよい。
本発明の第1の実施形態に係る負荷駆動装置の概略構成を示すブロック図。 図1の具体例の一つであり、スイッチング電源の具体的な構成を示すブロック図。 図2のスイッチング電源のバースト駆動時の動作タイミングの一例を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る放電灯点灯装置の具体的構成を示すブロック図。 本発明の第3の実施形態に係る放電灯点灯装置の具体的構成を示すブロック図。 図5のスイッチング電源のバースト駆動時の動作タイミングの一例を示す図。 本発明の第4の実施形態に係る放電灯点灯装置の具体的構成を示すブロック図。 図7の放電灯点灯装置のバースト駆動時の動作タイミングの一例を示す図。 本発明の第5の実施形態に係る負荷駆動装置の概略構成を示すブロック図。 図9の具体例の一つであり、スイッチング電源の具体的な構成を示すブロック図。 本発明の第6の実施形態に係る放電灯点灯装置の具体的構成を示すブロック図。 本発明の第7の実施形態に係る放電灯点灯装置の具体的構成を示すブロック図。
符号の説明
1、1a、T1、T1a、T1b、T1c、T1d、T1e トランス
2 トランス駆動回路
3 LP1、LL1、LL2、LL3 負荷
4 第1切替器
5 DP1、DL1 ダミー負荷
6 第2切替器
7、7a、7b、7c 切替制御部
8、8a、8b バースト信号生成部
9、INV1、9a、9b 信号反転回路
10、10a、10b、10c、10d、10e、10f、10g インバータ回路
11、11a、11b、11c、11d、11e 騒音低減回路
21、21a、21b、21c 第1のドライブ回路
22 第2のドライブ回路
CT1 第1の閉回路
CT2 第2の閉回路
Wp1 一次巻線
Wsp1、WsL1、WsL2、WsL3 二次巻線
Wa1 補助巻線
SP1、SL1、SL2、SL3 第1のスイッチ
SDP1、SDL1 第2のスイッチ
Q1、Q2、Qd1、Qd2 n型MOSFET
La1、La3、La5 第1の放電灯
La2、La4、La6 第2の放電灯

Claims (11)

  1. 二次側に一つ以上の巻線を有するトランスと、
    前記トランスの一次側に交流信号を供給するトランス駆動回路と、
    前記トランスの二次側に接続された一つ以上の負荷と、
    前記トランスの二次側に接続されたダミー負荷と、
    前記負荷に対応して設けられ、前記トランスの二次側信号を前記負荷に供給するか否かを切り替える第1切替器と、
    前記ダミー負荷に対応して設けられ、前記二次側信号を前記ダミー負荷に供給するか否かを切り替える第2切替器と、
    前記二次側信号を前記負荷に供給する際には前記ダミー負荷への前記二次側信号の供給を停止し、かつ前記二次側信号を前記ダミー負荷に供給する際には前記負荷への前記二次側信号の供給を停止するよう前記第1および第2切替器を制御可能な切替制御部と、
    前記第1切替器が前記二次側信号を前記負荷に供給する際に、前記巻線、前記負荷および前記第1切替器を通過するように形成される第1電流経路と、
    前記第2切替器が前記二次側信号を前記ダミー負荷に供給する際に、前記巻線、前記ダミー負荷および前記第2切替器を通過するように形成される第2電流経路と、
    を備えることを特徴とする負荷駆動装置。
  2. 前記切替制御部は、定常駆動時には、常に前記二次側信号を前記負荷に供給して前記ダミー負荷への供給を停止し、バースト駆動時には、前記二次側信号を前記負荷または前記ダミー負荷に交互に供給するよう前記第1および第2切替器を制御することを特徴とする請求項1に記載の負荷駆動装置。
  3. 前記負荷は複数個設けられ、
    前記切替制御部は、前記バースト駆動時には、前記複数個の負荷をそれぞれ時間をずらして順に駆動し、前記複数個の負荷のうちいずれかを駆動している期間内は前記ダミー負荷の駆動を停止し、前記複数個の負荷のいずれも駆動していない期間内は前記ダミー負荷を駆動するよう前記第1および第2切替器を制御することを特徴とする請求項2に記載の負荷駆動装置。
  4. 前記トランスは、
    一次巻線と、
    この一次巻線と磁気結合されて前記負荷が接続される二次巻線と、
    前記二次巻線とともに前記トランスの二次側に配置され、前記ダミー負荷が接続される補助巻線と、を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の負荷駆動装置。
  5. 前記二次巻線、前記負荷および前記第1切替器を含む第1の閉回路と、
    前記補助巻線、前記ダミー負荷および前記第2切替器を含む第2の閉回路と、を備えることを特徴とする請求項4に記載の負荷駆動装置。
  6. 前記トランスは、
    一次巻線と、
    この一次巻線と磁気結合されて前記負荷および前記ダミー負荷が接続される二次巻線と、を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の負荷駆動装置。
  7. 前記二次巻線、前記負荷および前記第1切替器を含む第1の閉回路と、
    前記二次巻線、前記ダミー負荷および前記第2切替器を含む第2の閉回路と、を備えることを特徴とする請求項6に記載の負荷駆動装置。
  8. 前記二次巻線の一端側と他端側に、それぞれ別個の前記負荷が接続されることを特徴とする請求項4乃至7のいずれかに記載の負荷駆動装置。
  9. 前記二次巻線は複数個設けられ、それぞれの前記二次巻線には別個の前記負荷と別個の前記第1切替器とが接続され、
    前記切替制御部は、前記バースト駆動時には、前記複数個の負荷をそれぞれ時間をずらして順に駆動し、前記複数個の負荷のうちいずれかを駆動している期間内は前記ダミー負荷の駆動を停止し、前記複数個の負荷のいずれも駆動していない期間内は前記ダミー負荷を駆動するよう前記第1および第2切替器を制御することを特徴とする請求項4または5に記載の負荷駆動装置。
  10. 前記負荷は放電灯であり、
    前記切替制御部は、放電灯の点灯制御を行うことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の負荷駆動装置。
  11. 前記負荷は電子機器または電子部品であり、
    前記切替制御部は、スイッチング電源の電源制御を行うことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の負荷駆動装置。
JP2007233066A 2007-09-07 2007-09-07 負荷駆動装置 Expired - Fee Related JP4472738B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007233066A JP4472738B2 (ja) 2007-09-07 2007-09-07 負荷駆動装置
US12/230,759 US20090066158A1 (en) 2007-09-07 2008-09-04 Load Driving apparatus
EP20080015706 EP2034599A2 (en) 2007-09-07 2008-09-05 Load driving apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007233066A JP4472738B2 (ja) 2007-09-07 2007-09-07 負荷駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009064728A JP2009064728A (ja) 2009-03-26
JP4472738B2 true JP4472738B2 (ja) 2010-06-02

Family

ID=40091763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007233066A Expired - Fee Related JP4472738B2 (ja) 2007-09-07 2007-09-07 負荷駆動装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20090066158A1 (ja)
EP (1) EP2034599A2 (ja)
JP (1) JP4472738B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2244383A1 (en) * 2009-04-23 2010-10-27 Mitsubishi Electric R&D Centre Europe B.V. Method and apparatus for controlling the operation of a snubber circuit
ITMI20120216A1 (it) 2012-02-15 2013-08-16 Morsettitalia Spa Elemento conduttore di serraggio per la trattenuta e il collegamento conduttivo di fili elettrici
CN111629504B (zh) * 2017-04-01 2023-02-03 广东易百珑智能科技有限公司 免布控制线的照明系统及其应用方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3363179B2 (ja) 1992-08-13 2003-01-08 松下電工株式会社 放電灯点灯装置
JP3599570B2 (ja) 1998-08-10 2004-12-08 太陽誘電株式会社 放電灯の輝度調整方法及び放電灯点灯装置
JP4258500B2 (ja) * 2005-07-28 2009-04-30 サンケン電気株式会社 放電灯点灯装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20090066158A1 (en) 2009-03-12
JP2009064728A (ja) 2009-03-26
EP2034599A2 (en) 2009-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9991811B1 (en) Control method and control apparatus for flyback circuit
JP4620151B2 (ja) 非接触電力伝送回路
KR100481444B1 (ko) 에너지 절약형 조도 조절기
JP2010178411A (ja) 絶縁型スイッチング電源装置
KR20170097216A (ko) 고주파 절연 게이트 드라이버 회로, 및 게이트 회로 구동방법
JP5937455B2 (ja) Led駆動回路
JP2010183656A (ja) 電流均衡化装置及び電流均衡化方法並びに電力供給装置
JP2010220196A (ja) スイッチング出力回路およびスイッチング電源
JP4472738B2 (ja) 負荷駆動装置
TWI571055B (zh) 可降低電磁干擾與電源擾動之切換式驅動器
JP2010288194A (ja) 半導体スイッチング素子のドライブ回路
JP2008544740A (ja) ガス放電供給回路のインバータを駆動する方法
JP6707003B2 (ja) スイッチ駆動回路及びこれを用いたスイッチング電源装置
KR20130083538A (ko) 전원 장치 및 전원 회로
KR20150050119A (ko) 전원 공급 장치
JP4423648B2 (ja) 放電灯点灯装置
KR101042431B1 (ko) 반복적인 전압 펄스들로 동작되는 램프를 위한 전자 안정기
JP4193798B2 (ja) 放電管点灯装置
US20080037299A1 (en) Method for driving dc-ac converter
JP4765532B2 (ja) モータ入力制御装置及びこれを用いた電気掃除機
JP2012048985A (ja) 点灯装置及びそれを用いる照明器具
TW201826682A (zh) 主動箝位式轉換器及其控制方法
JP5107544B2 (ja) 蛍光表示管駆動回路
KR20070073532A (ko) 직류 교류 컨버터
JP5587691B2 (ja) インバータ駆動方式

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100205

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100303

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees