JP4471944B2 - 塗布装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に液処理を行う液処理ユニットと、液処理が行われる前後において基板を加熱する加熱ユニットとを含んだ塗布装置に関する。
一般に、基板である半導体ウエハ(以下ウエハという)にレジストパターンを形成する一連の処理はウエハに薬液としてレジスト液を塗布するための塗布ユニットと、レジストが塗布されたウエハに薬液として現像液を塗布する液処理ユニット(現像ユニット)とを備えた塗布装置の一形態である塗布、現像装置に露光装置を接続した半導体製造装置を用いて行われており、この塗布、現像装置にはレジスト液が塗布される前及びレジスト液が塗布された後の基板を夫々加熱処理する加熱ユニットが含まれている。また基板に絶縁膜を形成する塗布装置は、絶縁膜の形成材料を含んだ薬液を塗布する液処理ユニットである塗布ユニットと、その薬液が塗布される前の基板及びその薬液が塗布された後の基板を夫々加熱処理する加熱ユニットとを含んでいる。
近年、これらの塗布装置及び塗布、現像装置においては、スループットを高くする要請から設けられる加熱ユニット及び液処理ユニットの数が増加し、これらの加熱ユニット及び液処理ユニットは夫々各装置の占有床面積を抑えるために各装置に積層され、多段化されて設けられている。図16は加熱ユニットが10段に積層された様子を示した図である。図中12は上下に間隔をおいて配列された載置板であり、これら載置板12の各々に例えば内部に基板を加熱するための熱板を備えた加熱ユニット11が載置されている。また図中13はこれら載置板12を支持する支柱であり、これら加熱ユニット11、載置板12、支柱13により棚状のユニット(棚ユニット)14が構成されている。支柱13及び載置板12は例えばステンレス系鋼材(SUS)やアルミニウムなどの金属により構成される。図中15は加熱ユニット11の内部に設けられた不図示の熱板と、塗布装置及び塗布、現像装置に設けられた基板の搬送機構との間で基板を受け渡すための基板の搬送口である。
通常、これら加熱ユニット11、載置板12、支柱13は製造工場において製造された後、ユーザのもとへ出荷される前に一度棚ユニット14に組み立てられる。そして前記搬送機構が各加熱ユニット11に正常に基板を受け渡すことができるように各加熱ユニット11の熱板の水平度、高さ及び熱板に対して基板の受け渡しを行うための3ピンなどと呼ばれている3本の昇降ピンの上端を含む面の水平度などが調整される。この調整が適切でないと搬送機構から加熱ユニット11に基板を受け渡すことができないハンドリングミスを起こす場合がある他、通常高いスループットを実現するために装置の搬送機構は高速で動くため、熱板上に基板を受け渡すことができても、水平度が悪いと昇降ピンが降下した後、いわゆるエアベアリング作用により基板が熱板上を滑って予定の位置からずれてしまい、不良品となってしまう場合もある。
ところで加熱ユニット11は、例えば百度前後あるいはそれ以上の温度で基板を加熱処理することから加熱ユニット11の周囲に放散される熱の影響により載置板12及び支柱13の各部が膨張することにより変形し、このため加熱ユニット11内の熱板などの水平度が狂うおそれがある。棚ユニット14の周囲の空気は加熱されることで上方へ向かうため、この狂いは、上段の加熱ユニット11ほど大きくなる。一方、その製造工場での加熱ユニット11の既述の調整は作業者の危険を避けるために各加熱ユニットの熱板が加熱されていない状態で行われるため、作業者は各部の熱による変形量を見込んで前記水平度などの調整を行う必要があった。
しかし各部品は、工場から出荷された後、装置内に据え付けられるまでの搬送時に受ける衝撃により歪み、変形する場合がある。また加熱ユニット11の積層された数が多くなるとこの棚ユニット14の各部における熱の分布が複雑になるなどの理由から出荷前の調整どおりにならない場合がある。そこで出荷後についてユーザ側で装置内に棚ユニット14を据え付けた後に各加熱ユニット11の熱板を基板の処理時と同じ温度に加熱した後、その装置内の基板の搬送機構と各加熱ユニット11との間で基板の受け渡しが行われるかどうかをテストしなければならず手間がかかっていた。
また調整時には全部の加熱ユニット11が加熱されているものとして調整しているので実稼動時には未使用の加熱ユニット11の熱板も加熱させる必要があるので消費電力が大きかった。
さらにまた搬送機構から加熱ユニット11への基板の受け渡し位置についてもメーカ側で予め調整されるが、メーカからユーザに装置を搬送するときに揺れや衝撃などにより、出荷前の各部の位置がずれてしまうことがある。このためユーザ側で前記基板の受け渡し位置の確認を行い、必要に応じて再調整を行うこともある。この点においても作業効率が低下する一因となっている。
さらにまた液処理ユニットの支持フレームに関しても次のような課題がある。例えば塗布ユニットのステージが回転されると前記駆動部の振動が現像ユニットに伝わることにより、静止現像時の形成されたパドルが崩れたり、パドル中に微小な泡が生じたりすることで正常な現像処理が妨げられるおそれがあるといった問題もある。
なお特許文献1、特許文献2には炭素繊維複合材(CFRP)により基板が載置される基板保持部が構成された気相成長装置、加熱処理装置について記載されており、これらの基板保持部の熱変形が抑えられるとされているが上述の塗布装置における問題については記載されていない。
特開平4−324625号公報(段落0015、図1) 特開平9−209152号公報(段落0014、図1)
本発明は、このような事情のもとになされたものであり、その目的は、加熱ユニットと基板の搬送機構との間で高い精度で基板を受け渡すために行われる加熱ユニットの調整作業の手間を抑えることができる塗布装置を提供することである。
本発明の塗布装置は、基板に薬液を供給して液処理を行う液処理ユニットと、前記液処理ユニットにより液処理される前あるいは液処理された後の基板を加熱処理するための加熱ユニットを複数段に積み重ねて構成されたタワーと、加熱ユニットと液処理ユニットとの間で基板の受け渡しを行う搬送手段と、前記タワーを構成すると共に加熱ユニットが装着されて支持され、炭素繊維強化複合材により構成された支持枠部と、を備えたことを特徴とする。なお支持枠部はパネル、フレームの両方を含む。
前記支持枠部は、例えば垂直に伸びる縦部材と、縦部材の間に設けられる横部材とを含み、縦部材は、液体が収容される液体収容部を備えており、この場合液体収容部は、支持枠部の外部からの液体が流通する流路であってもよく、また前記液体は、例えば縦部材を冷却する冷却液である。また前記横部材は、冷却液が流通する流路を備えていてもよい。加熱ユニットは防振部材を介して支持枠部に取り付けられていてもよい。
本発明の塗布装置によれば、複数段に積み重ねられた加熱ユニットを炭素繊維強化複合材(CFRP)により構成された支持枠部により支持している。CFRPは、鉄やアルミニウムよりも熱による変形量が小さいので加熱ユニットから放熱される熱を受けて変形することが抑えられる。従って基板の非加熱処理時における加熱ユニットの位置と基板の加熱処理時における加熱ユニットの位置とのずれが抑えられるので、加熱ユニットの高さ、水平度などの位置調整を容易に行うことができる。
以下、本発明に係る塗布装置を、塗布装置の一つの実施の形態である塗布、現像装置に適用した実施の形態について説明する。図1は、前記塗布、現像装置に露光装置を接続することにより構成された半導体製造装置における平面図を示し、図2は同概略斜視図、図3は同概略側面図である。この半導体製造装置は、例えば基板であるウエハWが13枚密閉収納されたキャリア20を搬入出するためのキャリアブロックS1と、ウエハWに液処理及び加熱処理などの各処理を行う処理ブロックS2と、インターフェイスブロックS3と、露光装置S4と、を備えている。
前記キャリアブロックS1には、前記キャリア20を複数個載置可能な載置台21と、この載置台21から見て前方の壁面に設けられる開閉部22と、開閉部22を介してキャリア20からウエハWを取り出すためのトランスファーアームCとが設けられている。このトランスファーアームCは、後述する単位ブロックB2の受け渡しステージTRS1,2,3との間でウエハWの受け渡しを行うように、進退自在、昇降自在、鉛直軸回りに回転自在、キャリア20の配列方向に移動自在に構成されている。
キャリアブロックS1の奥側には筐体24にて周囲を囲まれる処理ブロックS2が接続されている。処理ブロックS2は、この例では、下方側から、下段側の2段が現像処理を行うための第1及び第2の単位ブロック(DEV層)B1,B2、レジスト膜の下層側に形成される反射防止膜(以下「下部反射防止膜」という)の形成処理を行うための第3の単位ブロック(BCT層)B3、レジスト液の塗布処理を行うための第4の単位ブロック(COT層)B4、レジスト膜の上層側に形成される反射防止膜(以下「上部反射防止膜」という)の形成処理を行うための第5の単位ブロック(TCT層)B5として割り当てられている。各層は中間壁25によって夫々区画されている。各単位ブロックBは略同様のレイアウトで構成されている。
図1に示したCOT層B4についてその構成を説明する。このCOT層B4の中央部には、横方向、詳しくはCOT層B4の長さ方向(図1中Y方向)に、ウエハWの搬送用通路R1が形成されている。この搬送用通路R1のキャリアブロックS1側から見て、手前側(キャリアブロックS1側)から奥側に向かって右側には、薬液としてレジストの塗布処理を行うための液処理ユニットであるレジスト塗布ユニット34が、液処理タワー3に装着され、搬送用通路R1に沿って設けられている。液処理タワー3については後述する。
またCOT層B4の手前側から奥側に向かって左側には、加熱処理タワーTがCOT層の下層側からその上層側に向けて中間壁25を貫くように設けられており、この加熱処理タワーTには前記搬送用通路R1に面し、レジスト塗布ユニット34と対向するように2段に積層された処理ユニット41がCOT層B4の長さ方向に向けて4列配列されている。これら計8つの処理ユニット41には例えば加熱・冷却系の熱系処理ユニット及び露光前のウエハWの周縁部のみを選択的に露光するための周縁露光ユニット41cなどが含まれており、その加熱・冷却系の熱系処理ユニットは例えばレジスト液の塗布後にウエハWの加熱処理を行うためのプリベーキングユニット(PAB)などと呼ばれている加熱ユニット41a、レジストの塗布前にウエハWを所定の温度に調整するための冷却ユニット41bを含んでいる。これら加熱処理タワーT及び処理ユニット41については後に詳しく説明する。
図中A4は、前記搬送用通路R1に設けられた搬送手段であるメインアームであり、このメインアームA4は、当該COT層B4内の全てのモジュール(ウエハWが置かれる場所)、例えば加熱処理タワーTに含まれる各処理ユニット41、塗布ユニット34、後述する棚ユニットU5及び棚ユニットU6の各部との間でウエハWの受け渡しを行う。
搬送用通路R1におけるキャリアブロックS1と隣接する領域は、第1のウエハ受け渡し領域R2となっていて、この領域R2には、図1及び図3に示すように、トランスファーアームCとメインアームA4がアクセスできる位置に棚ユニットU5が設けられると共に、この棚ユニットU5に対してウエハWの受け渡しを行うための第1の受け渡しアームD1を備えている。前記棚ユニットU5は、図3に示すように、各単位ブロックB1〜B5のメインアームA1〜A5との間でウエハWの受け渡しを行うように、この例では各単位ブロックB1〜B5は、1個以上例えば2個の受け渡しステージTRS1〜TRS5を備えている。
また第1の受け渡しアームD1は各受け渡しステージTRS1〜TRS5に対してウエハWの受け渡しを行うことができるように、進退自在及び昇降自在に構成されている。また前記受け渡しステージTRS1〜TRS3は、この例ではトランスファーアームCとの間でウエハWの受け渡しが行われるように構成されている。
さらに搬送用通路R1のインターフェイスブロックS3と隣接する領域は、第2のウエハ受け渡し領域R3となっていて、この領域R3には、図3に示すように、メインアームA4がアクセスできる位置に棚ユニットU6が設けられると共に、この棚ユニットU6に対してウエハWの受け渡しを行うための第2の受け渡しアームD2を備えている。
前記棚ユニットU6は、図3に示すように、各単位ブロックB1〜B5のメインアームA1〜A5と第2の受け渡しアームD2との間でウエハWの受け渡しが行えるように、この例では各単位ブロックB1〜B5は、1個以上例えば2個の受け渡しステージTRS6〜TRS10を備えており、第2の受け渡しアームD2は各受け渡しステージTRS6〜TRS10に対してウエハWの受け渡しを行うことができるように、進退自在及び昇降自在に構成されている。このように本実施形態では、5段に積層された各単位ブロックB1〜B5の間で、上述の第1の受け渡しアームD1と第2の受け渡しアームD2とにより、夫々受け渡しステージTRS1〜TRS5、TRS6〜TRS10を介して、自由にウエハWの受け渡しを行うことができるように構成されている。
また処理ブロックS2における棚ユニットU6の奥側には、インターフェイスブロックS3を介して露光装置S4が接続されている。インターフェイスブロックS3には、処理ブロックS2の棚ユニットU6と露光装置S4とに対してウエハWの受け渡しを行うためのインターフェイスアームGを備えている。このインターフェイスアームGは進退自在、昇降自在、鉛直軸回りに回転自在に構成され、処理ブロックS2と露光装置S4との間に介在するウエハWの搬送手段をなすものであり、この実施形態では、下段側の4段の単位ブロックB1〜B4の受け渡しステージTRS6〜9に対してウエハWの受け渡しを行うように構成されている。
単位ブロックB4以外の他の単位ブロックについて簡単に説明する。DEV層B1,B2、BCT層B3、TCT層B5は、COT層B4と同様に構成されており、差異としては、液処理ユニットとしてレジスト塗布ユニット34の代わりにウエハWに夫々異なる薬液を供給して液処理を行う液処理ユニット31,32,33,35が設けられていること、また加熱系、冷却系の処理ユニットにおける処理条件が異なる点などが挙げられる。
なおDEV層B1,B2における液処理ユニット31,32は、薬液として現像液をウエハWに供給してレジストの現像を行う現像ユニット、BCT層B3における液処理ユニット33は、薬液としてレジストの下層に反射防止膜を形成するための原料液をウエハWに供給する下部反射防止膜形成ユニット、TCT層B5における液処理ユニット35は、薬液としてレジストの上層に反射防止膜を形成するための原料液をウエハWに供給する上部反射防止膜形成ユニットとして夫々構成されている。
続いて本発明の要部が構成されている加熱処理タワーTについて説明する。図4は、加熱処理タワーTを構成する支持枠部5について示した図である。この支持枠部5は処理ブロックS2の各層B1〜B5に跨るように設けられており、間隔をおいて上下に配列された多数の仕切り用横板51と、この横板51を左右から挟み、支持する支持板53とを含んでいる。横板51に仕切られた各空間には、上から1つおきに、鉛直方向に向かう3枚の仕切り用縦板52が、横方向に間隔をおいて設けられている。仕切り用横板51、縦板52により区画され、横方向に一列に並んだ4つの空間は、夫々前記加熱ユニットを含む処理ユニット41の収納部54をなし、この収納部54列は上下方向に間隔をおいて5つ設けられ、これら5つの横方向に並んだ収納部54列は各層B1〜B5に割り当てられている。支持枠部5を構成するこれら横板51、縦板52及び支持板53はCFRPにより構成されており、横板51は特許請求の範囲でいう横部材に、縦板52及び支持板53は縦部材に夫々相当する。
図5に示すように処理ユニット41が、支持枠部5の各収納部54に2段ずつ積層されて収納され、加熱処理タワーTが構成される。各処理ユニット41は筺体40を備えており、図中42はその筺体40に設けられたウエハWの搬送口である。これら各搬送口42が各層B1〜B5の搬送用通路R1に面するように処理ユニット41は収納部54に収納される。なお各処理ユニット収納部54の下部の横板51,51により区画される空間は、各層B1〜B5に設けられ、各層の搬送用通路R1の排気を行うための排気ユニット56の収納部55として構成されている。
なお図6に示すように各支持板53の内部には鉛直方向に向かう液体の流路61が形成されており、また仕切り用横板51の内部には横方向に向かう液体の流路62が形成されている。これら流路61,62は、例えば図6中表裏方向に間隔をおいて夫々多数、形成されている。なお流路62は支持板53の厚さ方向を貫くように形成された接続路63に連通している。図6中右側の支持板53の接続路54及び支持板53の下部には夫々液体供給管64の一端が夫々接続されており、各液体供給管64の他端側は合流してバルブV1を介して例えば支持板53及び仕切り用横板51を冷却するための冷却水が貯留された液体供給源65に接続されている。また図6中左側の支持板53の外側及び支持板53の上部には夫々排液管66の一端が夫々接続されており、各排液管66の一端側は前記支持板53の接続路63及び流路61に連通している。各排液管66の他端側は合流し、バルブV2を介して例えば真空ポンプなどからなる排液部67に接続されている。なお図4、5においては図示の便宜上供給管64及び排液管66を省略している
バルブV1,V2が開かれると液体供給源65から冷却水が、液体供給管64内に流入し、その冷却水は支持板53の接続路63を介して横板51の流路62に流入すると共に支持板53の流路61に流入する。これら流路61,62に流入した冷却水は、横板51及び支持板53を冷却し、その後、排液管66へ流入して排液部67によりこの塗布、現像装置から除去される。
図7は前記加熱処理タワーTの収納部54を示した図であり、この図に示すように支持板53及び縦板52には処理ユニット41を水平に支持するための逆L字形状の支持具71が取り付けられている。支持板53及び縦板52に設けられたこれら支持具71の上側の平面部には防振部材である防振パッド72が設けられている。防振パッド72は、例えば図8に示すように層72bと、この層72bの上下に積層された層72aとからなり、層72bは例えば衝撃吸収性の高いウレタンにより構成される。また層72aは、防振パッド72の支持具71及び処理ユニット41への密着性を向上させるために例えばシリコンゴムにより構成される。処理ユニット41は、防振パッド72を介して支持具71にその下縁部を支持されるように固着されることで、この加熱処理タワーTを構成する支持枠部51に装着される。
なお各処理ユニット41の支持具71への固定は、例えば前記防振パッド72の密着力によってなされることにより、例えばこの加熱処理タワーTのメンテナンスなどを行う際に各処理ユニット41の支持枠部51への着脱が、固定ボルトなどの固着具により固定する場合に比べて容易になるように構成されている。
図9はCOT層B4の斜視図である。このCOT層B4に設けられた処理ユニット41としては図9中左奥から右手前に向かい夫々当該処理ユニットの縦列を順にE1,E2,E3,E4とすると、例えば縦列E1,E2は加熱ユニット(PAB)41aにより構成され、列E3は冷却ユニット41bにより構成されている。また列E4は周縁露光ユニット41cによって構成されている。
前記縦列E1,E2を構成する加熱ユニット(PAB)41aの構成について図10を用いて説明する。図中43は基台であり、図中44は手前側(搬送用通路R1に向かう側)から奥側へ水平に移動自在な冷却プレートである。図中45は基台43に埋めこまれたウエハWを加熱処理する熱板である。また図中45aは熱板の下方を覆うように設けられた断熱構造体であり、熱板45からの熱の放散を抑える役割を有する。図中46,47は昇降ピンであり、夫々駆動機構46a,47aに接続され、これら駆動機構46a,47aにより基台43、熱板45上に夫々突没自在に構成されており、昇降ピン46を介してメインアームA4と冷却プレート44との間で、昇降ピン47を介して冷却プレート44と熱板45との間で夫々ウエハWの受け渡しが行われる。なお図1に示すように冷却プレート44には各昇降ピン46,47が通過するためのスリットが形成されている。他の各層B1〜B3,B5に設けられる加熱ユニットも例えばこの加熱ユニット(PAB)41aと同様に構成されている。
続いて処理ブロックS2に設けられた液処理タワー3について図11を用いて説明する。この液処理タワー3は各層B1〜B5に跨るように処理ブロックS2に設けられており、液処理ユニット31〜35、5つの載置板37及び例えば4つの角状の支柱36により構成されている。支柱36及び載置板37はCFRPにより構成されており、各載置板37は上下に間隔をおいて支柱36により支持され、液処理ユニット31〜35は、これら各載置板37上に載置されることで夫々間隔をおいて上下に積層されるように処理ブロックS2内に設けられている。また液処理タワー3の耐震性を向上させるために各支柱36の内部には例えば当該支柱36の長さ方向に沿って空間が設けられており、この空間には振動吸収用の液体例えば水またはオイルなどが封入されている。なお液体の代わりにジェルが前記空間に封入されていてもよい。
各液処理ユニット31〜35は略同様の構成を有しており、これらの中から代表してCOT層B4のレジスト塗布ユニット34について図1、図12を用いて説明する。このレジスト塗布ユニット34は例えば角形の筺体38を備えており、この筺体38の搬送用通路R1に面する側には筺体38内にウエハWを搬送するための搬送口38aが横方向に3つ設けられている。図1に示すように筺体38内には筺体38の長さ方向に沿って例えば3つの基板保持部をなすスピンチャック39が配列されている。各スピンチャック39は駆動部39aに接続され、当該駆動部39aにより鉛直軸回りに回転自在、かつ昇降自在に構成されている。
図12中39bは、スピンチャック39に保持されたウエハWの中心部上に薬液としてレジストを塗布するための供給ノズルであり、スピンチャック39により回転されたウエハWの中心部に当該ノズル39bからが供給されるとその薬液は遠心力によりウエハWの周縁に向けて広げられる。なお図中39cは筺体35内の薬液の飛散を抑えるためのカップであり、スピンチャック39の周囲に設けられている。なお図12中29は装置の床板であり、例えばこの床板29上に液処理タワー3の支柱36及び加熱処理タワーTの支持板53が設置、支持されている。
なおこれら液処理ユニット31〜35のうち一の液処理ユニットにおいてウエハWに液処理を行う際に、その駆動部39aがスピンチャック39を駆動させることで振動を発しても、既述のように支柱36及び載置台37は振動吸収性の高い材質であるCFRPにより構成され、また支柱36の内部には液体が封入されているため、その振動はこれら支柱36及び載置台37により吸収される。従って他の液処理ユニットにその振動が伝達されることが抑えられ、その結果、他の液処理ユニットにおける液処理が影響を受けることが抑えられる。具体的な例としては現像ユニット31,32において静止現像が行われる際に、ウエハWに液盛りされて形成されたパドルが崩れたり、パドル中に微小な泡が生じたりすることが抑えられる結果として、正常な現像処理が妨げられることが抑えられる。
上述の塗布、現像装置における作用についてレジスト膜の上下に夫々反射防止膜を形成する場合を例にして説明する。先ず例えば熱処理タワーTに含まれる、各層B1〜B5の加熱ユニットとして構成された処理ユニット41の熱板45が、夫々ウエハWを処理する所定の温度に昇温される。例えば熱板の昇温と略同時に例えばバルブV1,V2が開かれ、液体供給源65から冷却水が、液体供給管64内に供給され、その冷却水は一方側の支持板53の接続路63を介して横板51の流路62に流入すると共に支持板53の流路61に流入して、横板51及び支持板53が冷却される。流路61の冷却水は排液管66へ流入し、また流路62の冷却水は、他方側の支持板53の接続路63を介して排液管66へ流入して、排液部67によりこの塗布、現像装置から除去される。
続いて外部からキャリア20がキャリアブロック21に搬入され、トランスファーアームCによりこのキャリア20内からウエハWが取り出される。ウエハWは、トランスファーアームCからBCT層B3にウエハWを受け渡すために、棚ユニットU5の受け渡しステージTRS3を介してBCT層B3のメインアームA3に受け渡される。そしてBCT層B3では、メインアームA3により、加熱処理タワーTの冷却ユニット→下部反射防止膜形成ユニット33→加熱処理タワーTの加熱ユニット→棚ユニットU5の受け渡しステージTRS8の順序で搬送されて、下部反射防止膜が形成される。
続いて受け渡しステージTRS8のウエハWは第2の受け渡しアームD2により、COT層B4にウエハWを受け渡すために受け渡しステージTRS9に搬送され、次いで当該COT層B4のメインアームA4に受け渡される。そしてCOT層B4では、メインアームA4により、ウエハWは加熱処理タワーTの冷却ユニット41b→レジスト塗布ユニット33→加熱処理タワーTの加熱ユニット41aの順序で搬送されて下部反射防止膜の上層にレジスト膜が形成された後、加熱処理タワーTの周縁露光ユニット41cに搬送されて周縁部が露光され、さらに棚ユニットU5の受け渡しステージTRS4に搬送される。
次いで受け渡しステージTRS4のウエハWは第1の受け渡しアームD1により、TCT層B5にウエハWを受け渡すために受け渡しステージTRS5に搬送され、当該TCT層B5のメインアームA5に受け渡される。そしてTCT層B5では、メインアームA5により、加熱処理タワーTの冷却ユニット→上部反射防止膜形成ユニット35→加熱処理タワーTの加熱ユニット→棚ユニットU6の受け渡しステージTRS10の順序で搬送されて、レジスト膜の上層に上部反射防止膜が形成される。
続いて受け渡しステージTRS10のウエハWは第2の受け渡しアームD2により、棚ユニットU6の受け渡しステージTRS8に搬送され、このステージTRS8に搬送されたウエハWはインターフェイスアームGにより露光装置S4に搬送され、ここで所定の露光処理が行われる。
露光処理後のウエハWは、インターフェイスアームGにより、DEV層B1(B2)にウエハWを受け渡すために、棚ユニットU6の受け渡しステージTRS6(TRS7)に搬送され、このステージTRS6(TRS7)上のウエハWは、DEV層B1(B2)のメインアームA1(A2)に受け取られ、当該DEV層B1(B2)にて、加熱処理タワーTの加熱ユニット→現像ユニット31(32)の順序で搬送され、所定の現像処理が行われる。こうして現像処理が行われたウエハWは、トランスファーアームCにウエハWを受け渡すために、棚ユニットU5の受け渡しステージTRS1(TRS2)に搬送され、トランスファーアームCにより、キャリアブロックS1に載置されている元のキャリア20に戻される。
例えば所定の枚数のウエハWについてこのような搬送及び処理が完了すると熱板45への電力供給がカットされて熱板45の温度が下がる。また例えばバルブV1が閉じられ横板51の流路62及び支持板53の流路61への冷却水の供給が停止し、例えばバルブV1の閉鎖に若干遅れてバルブV2が閉じられる。
上述の塗布、現像装置によれば、各層B1〜B5において複数段に積み重ねられた加熱ユニット41aである処理ユニット41が、冷却ユニット41bや周縁露光ユニット41cなどのウエハWに他の処理を行う処理ユニット41と共にCFRPにより構成された支持枠部5により夫々支持されて、加熱処理タワーTが構成されている。CFRPは、鉄やアルミニウムよりも熱による変形量が小さいので加熱ユニット41aから放熱される熱を受けて変形することが抑えられる。従ってウエハWの非加熱処理時におけるこれら各処理ユニット41の位置とウエハWの加熱処理時における各処理ユニット41の位置とのずれが抑えられるので、各処理ユニット41の高さ、水平度などの位置調整を容易に行うことができ、またこのような位置調整を行う回数を抑えることができる。
さらにこの塗布、現像装置の実稼動時において未使用の加熱ユニット41aの熱板45を加熱させた場合と加熱させない場合とで他の各処理ユニット41の位置が変動することが抑えられるため、未使用の加熱ユニット41aの熱板45を加熱させる必要がなくなる結果として消費電力を抑えることができる。また支持枠部5を構成する仕切り用横板51及び支持板53の内部には夫々冷却水の流路61,62,63が設けられ、ウエハWの加熱処理時にはこれら流路61,62,63に冷却水が供給されるため、これら横板51及び支持板53の熱による変形がより確実に抑えられる。
また支持枠部51を構成するCFRPは耐震性に優れた材質であり、さらに各処理ユニット41は防振パッド72を介して支持枠部51に装着されることで加熱処理タワーTが構成されているため、製造工場で加熱処理タワーTを製造してから、この塗布、現像装置に据え付けるまでの搬送時に、加熱処理タワーTに振動が加えられても、この振動により各処理ユニット41の位置がずれることが抑えられる。従ってこの加熱処理タワーTを前記装置に据え付けた後の各処理ユニット41の位置調整にかかる手間を軽減したり、省いたりすることができる。また加熱処理タワーTの据え付け後も例えば地震などの際に床板29から受ける衝撃や、例えばメインアームAと各処理ユニット41との間の受け渡しの際に各処理ユニット41に加わる衝撃がより確実に抑えられるため、各処理ユニット41の位置がずれることが抑えられる。従ってメインアームAと各処理ユニット41との間でウエハWの受け渡しに異常が発生することが抑えられる結果として、各処理ユニット41の位置の調整にかかる手間を軽減することができる。
また、このように支持枠部51がCFRPにより構成されること、各処理ユニット41が防振パッド72を介して支持枠部51に装着されることに加えて、ウエハWの処理中、塗布、現像装置の床板29に対して各仕切り板51,52を支持している支持板53の流路61には冷却水が供給されており、この冷却水が支持板53に加わる振動を吸収するため、加熱処理タワーTの耐震性がより高くなる結果として各処理ユニット41の位置がずれることが抑えられる。
また本発明の塗布装置は基板にレジスト膜を形成する以外にも例えば液体である絶縁膜の前駆体を既述の液処理ユニット31〜35により基板に塗布し、その後既述のような加熱ユニット41aにより加熱することで絶縁膜を形成する場合にも用いられる。
なお処理ユニット41を含む加熱処理タワーとしては図13に示すような構成としてもよい。この加熱処理タワーT2は縦部材である例えば角形の4つの支柱81と、この支柱81により水平に保持され、夫々間隔をおいて上下に重ねられた、横部材である計10枚の載置板82とを備えており、各載置板82には処理ユニット41が載置されている。この例では上5段の処理ユニット41が加熱ユニット41として構成されている。なお支柱81、載置板82はCFRPにより構成されており、また支柱81において載置板82との接合部の表面は例えば当該載置板82及び他の部材を連絡することを目的としてアルミニウムまたはSUSなどの金属により被覆されている。
図14に示すようにこの支柱81は中空構造となっており、その長さ方向に沿って流路93が設けられている。各支柱81の下部には流路83と連通する液体供給管84の一端が接続され、各液体供給管84の他端は合流してバルブV3を介して液体供給源65に接続されている。また各支柱81の上部には流路83と連通する排液管87の一端が接続され、各排液管87の他端は合流してバルブV4を介して排液部67に接続されている。
この加熱処理タワーT2における各処理ユニット41の稼動時には例えば、バルブV3,V4が開かれて液体供給源65から冷却水が液体供給管84を介して流路83に流入して支柱81を冷却した後、排液管87に流入して排液部67により除去される。このような構成としても既述の処理ユニット41の熱により支柱81が変形することがより抑えられ、支柱81の耐震性を高めることができる。なお例えば支柱81の内部に既述の流路83を形成する代わりに、例えば支柱81の伸長方向に沿って空間を設け、その空間に衝撃を吸収するための液体やジェルなどを封入することで加熱処理タワーT2の耐震性を高めてもよい。
次にこの加熱処理タワーT2が適用された塗布、現像装置の一例について、その平面図である図15及びその斜視図である図16を参照しながら簡単に説明する。なおこの塗布、現像装置は既述の塗布、現像装置と異なり上部反射防止膜形成ユニット35を備えておらず、ウエハWに上部反射防止膜は形成されない。またこの塗布、現像装置の各部については既述の塗布、現像装置を構成する各部に対応するものには同じ番号を付しており、それらについての説明は省略する。この塗布、現像装置の処理ブロックS2には手前側から順に加熱・冷却系のユニットを多段化した棚ユニットP1,P2,P3及び液処理ユニットP4,P5の各ユニット間のウエハWの受け渡しを行う主搬送手段92,93とが交互に配列して設けられている。また主搬送手段92,93は、キャリアブロックS1から見て前後方向に配置される棚ユニットP1,P2,P3側に一面部と、後述する例えば右側の液処理ユニットP4,P5側の一面側と、左側の一面側をなす背面部とで構成される区画壁91により囲まれる空間内に置かれている。
前記棚ユニットP1,P2,P3は、液処理ユニットP4,P5にて行われる処理の前処理及び後処理を行うための各種ユニットを複数段例えば10段に積層した構成とされており、その組み合わせはウエハWを加熱(ベーク)する複数の加熱ユニット(PAB)、ウエハWを冷却する冷却ユニット等が含まれる。この棚ユニットP1〜P3は既述の加熱処理タワーT2に相当する。
また液処理ユニットP4,P5は、例えばレジストや現像液などの薬液収納部の上に下部反射防止膜塗布ユニット33、レジスト塗布ユニット34、ウエハWに現像液を供給して現像処理する現像ユニット31等を複数段例えば5段に積層して構成されている。インターフェイスブロックS3は、処理ブロックS2と露光装置S4との間に前後に設けられる第1の搬送室3A及び第2の搬送室3Bにより構成されており、夫々に昇降自在、鉛直軸回りに回転自在かつ進退自在なウエハ搬送機構94,95を備えている。
第1の搬送室3Aには、棚ユニットP6及びバッファカセットC0が設けられている。棚ユニットP6にはウエハ搬送機構94とウエハ搬送機構95との間でウエハWの受け渡しを行うための受け渡しステージ(TRS)、露光処理を行ったウエハWを加熱処理する加熱ユニット(PEB)及び冷却プレートを有する高精度温調ユニットなどが上下に積層された構成となっている。
続いて、この塗布、現像装置のウエハWの流れについて説明する。先ず外部からウエハWの収納されたキャリア20がキャリアブロックS1に搬入されると、ウエハWは、トランスファーアームC→棚ユニットP1の受け渡しユニット(TRS)→主搬送手段92→下部反射防止膜形成ユニット33→主搬送手段92(93)→加熱ユニット→主搬送手段92(93)→冷却ユニット→主搬送手段92(93)→疎水化処理ユニット→冷却ユニット→主搬送手段92(93)→レジスト塗布ユニット(COT)34→主搬送手段92(93)→加熱ユニット→主搬送手段92(93)→冷却ユニット→主搬送手段93→棚ユニットP3の受け渡しユニット(TRS)→ウエハ搬送機構94→棚ユニットP6の受け渡しユニット(TRS)→ウエハ搬送機構95→露光装置S4の順に搬送される。
露光処理を受けたウエハWは、ウエハ搬送機構95→棚ユニットP6の受け渡しユニット(TRS)→ウエハ搬送機構94→棚ユニットP3の受け渡しユニット(TRS)→ウエハ搬送機構94→棚ユニットU6の加熱ユニット→ウエハ搬送機構94→棚ユニットU6の温調ユニット→ウエハ搬送機構94→棚ユニットP6の受け渡しステージ(TRS)→主搬送手段93→現像ユニット31→主搬送手段92→棚ユニットP1の受け渡しユニット(TRS)→トランスファーアームCの順で搬送されてキャリア20に戻される。
本発明に係る半導体製造装置を塗布、現像装置に適用した実施の形態を示す平面図である。 前記塗布、現像装置を示す斜視図である。 前記塗布、現像装置を示す側部断面図である。 前記塗布、現像装置に設けられた加熱処理タワーの支持枠部の斜視図である。 前記加熱処理タワーの斜視図である。 前記加熱処理タワーに設けられた配管を示した説明図である。 前記加熱処理タワーの処理ユニットの収納部の斜視図である。 前記加熱処理タワーの防振パッドの構成を示した説明図である。 前記塗布現像装置のCOT層の処理ブロックの斜視図である。 前記加熱処理タワーに設けられた加熱ユニットの説明図である。 前記処理ブロックに設けられた液処理タワーの斜視図である。 前記処理ブロックの側面図である。 加熱ユニットを含んだ棚ユニットの構成の一例を示した斜視図である。 前記棚ユニットの支柱の縦断側面図である。 前記塗布、現像装置とは異なる塗布、現像装置の実施の形態を示す平面図である。 前記塗布、現像装置を示す斜視図である。 加熱ユニットを含む従来の棚ユニットの斜視図である。
符号の説明
W 半導体ウエハ
S2 処理ブロック
S3 インターフェイスブロック
S4 露光装置
A1〜A5 メインアーム
R1 搬送用通路
T,T2 加熱処理タワー
3 液処理タワー
41 処理ユニット
41a 加熱ユニット
5 支持枠部

Claims (6)

  1. 基板に薬液を供給して液処理を行う液処理ユニットと、
    前記液処理ユニットにより液処理される前あるいは液処理された後の基板を加熱処理するための加熱ユニットを複数段に積み重ねて構成されたタワーと、
    加熱ユニットと液処理ユニットとの間で基板の受け渡しを行う搬送手段と、
    前記タワーを構成すると共に加熱ユニットが装着されて支持され、炭素繊維強化複合材により構成された支持枠部と、
    を備えたことを特徴とする塗布装置。
  2. 支持枠部は、垂直に伸びる縦部材と、縦部材の間に設けられる横部材とを含み、縦部材は、液体が収容される液体収容部を備えていることを特徴とする請求項1記載の塗布装置。
  3. 液体収容部は、支持枠部の外部からの液体が流通する流路である請求項2記載の塗布装置。
  4. 前記液体は、縦部材を冷却する冷却液であることを特徴とする請求項3記載の塗布装置。
  5. 横部材は、冷却液が流通する流路を備えていることを特徴とする請求項2記載の塗布装置。
  6. 加熱ユニットは防振部材を介して支持枠部に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一に記載の塗布装置。
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