JP4471781B2 - 着脱自在のフェンス - Google Patents

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Description

本発明は、所定の位置に立設したり、不要の時は撤去して別の場所に移動保管したりすることができる着脱自在のフェンスに関する。
従来の着脱自在のフェンスは、フェンス単体の各支柱の下端部を、フェンス立設希望位置の地面に定置したコンクリートブロックなどの重りに設けた穴に差し込み、隣接する支柱を上下少なくとも2カ所において結束金具を用いて結束して、フェンスを立設していた。また、フェンスが不要な時、あるいは移設又は移動が必要な時は、結束金具を解放し、各支柱を重りの穴から抜き出し、重りを移設場所又は移動先に移動して定置し、再び、その重りの穴に各フェンス単体の支柱の下端部を差し込み、結束金具で結束して固定していた。
特になし。
上記従来技術は、風その他の外力が加わっても転倒しないように立設するため、大きい重りを用いる必要があるから、場所移動が困難であるほか、支柱の差し込み又は抜き出しが面倒であるので、一般家庭や小事務所の道路と敷地に設けた例えば駐車場との境界に着脱式フェンスを設けることは普及していない。
しかしながら、道路に面する個人住宅や小事務所などの駐車場は、何らかの理由により一定期間閉鎖したい場合がある。あるいは、必要に応じて着脱式フェンスにより駐車場の面積の一部を閉鎖したり、開放したりしたい場合がある。このような一定の地域の閉鎖又は開放を簡単に行うことができる着脱式フェンスの市場への出現が待望されている。
本発明は、上記要望に応えようとするものである。すなわち、本発明が解決しようとする課題は、立設及び分解移動が簡単にでき、しかも、立設状態で外力に対して高い安定性を有する着脱自在のフェンスを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明による着脱自在のフェンスは、支柱立設用の筒体を所定間隔をもって埋設し、隣接するフェンス単体の隣接する2本の支柱を前記筒体に挿入し、その挿入された2本の支柱の上端部にキャップを嵌合してその2本の支柱を分離不能に連結してなるものであって、前記キャップはフェンス非立設時の前記筒体の上端開口を閉塞するキャップと、フェンス立設時の前記筒体に挿入された2本の支柱の上端部に嵌合して連結するキャップとを兼ねるものであることを特徴としている。
隣接するフェンス単体の隣接する2本の支柱は、背中合わせにして筒体に挿入されることが望ましい。
請求項1の発明によれば、筒体は地中に埋設されているから、フェンス非立設時は障害物にならず、また、フェンスが立設されている間は、風などの外力に対して大きな耐力を有する。また、隣接するフェンス単体の隣接する2本の支柱の上端部がキャップを嵌合して連結されているから、フェンスが堅固である。そして、フェンスを取り外す時は、キャップを外し、支柱を筒体の穴から抜き出すことにより、簡単に分解して保管場所に容易に移動できる。
さらに、キャップはフェンス非立設時の筒体の上端開口を閉塞するキャップと、フェンス立設時の筒体に挿入された支柱の上端部に嵌合して連結するキャップを兼ねるので、フェンス非立設時は筒体の上端開口をそのキャップで閉塞して異物の侵入を防ぐことができ、また、フェンス立設時は同じキャップを立設するフェンスの支柱の上端部の連結に利用することができるから、保管の手間が掛からないばかりでなく、紛失の煩わしさから免れ、かつ、部材削減によるコスト低減の効果が得られる。
続いて、本発明の最良の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は本発明の着脱式フェンスの一実施の形態を示す正面図、図2は筒体の一部省略縦断面図、図3は図2のX−X線断面図、図4は図1のY−Y線断面図、図5はフェンス単体の筒体及びキャップによる固定作用を説明する要部の断面図、図6は本発明の着脱式フェンスの一実施の形態を示す正面図である。
図1において、101,102,103〜10n は、本発明の重要な構成要素の一つで ある支柱立設用の筒体である。この筒体は、いずれも同じ構造を有するので、その一つについて図2及び図3に基づいて説明すると、筒体10は少なくとも上端部に開口を有する筒状に形成されており、筒体の上端部に嵌合して開口を閉塞するキャップ17を着脱自在に備えている。好ましい実施態様においては、筒体10は、図3に示すように、両端部に外向きフランジを有する横断面コ字形の二つの型材11a,11bをその開口が対向するように突き合わせ、フランジ同士をねじ12で固着してなっている。そして、その開口の外側に、一例として、L字状部材13a,13b及びねじ14a,14bにより方形環状の口金15が固着されて、筒体の上端部との間に矩形に連続する嵌合溝16が形成されて、その嵌合溝16に凹部を下向きにした皿状のキャップ17が嵌合して着脱自在に装着されている。なお、図1,図2の18は、筒体10の埋設状態を安定化するためのアンカーである。
上記筒体10は、後述されるフェンス単体20の長手方向両端部の支柱の間隔と等しい間隔をもって、フェンス立設位置に沿って地面に、その筒体の開口面及びキャップ17が地面とほぼ面一になるように埋設される。
フェンスが立設されない場合は、いずれの筒体10も、その開口がキャップ17で閉塞された状態に放置される。従って、筒体が道路と例えば駐車場の境界に設置された場合は、道路からその駐車場への車の出入りを自由に行うことができる。
図1において、201,202,203〜20nは通常のフェンス単体であり、その基本的構成は、パネル21の左右両端部にパネルの上端部から若干上方に突出し、かつパネルの下方に延長する支柱22a,22bを有している。そして、各支柱は、その下部が他のもう1本の支柱と、一例として図示の例のように背中合わせの状態で、前記筒体10の中に緊密に挿入することができる断面形状と大きさに形成されている。両端部の支柱間の部分のパネルの構造は任意であり、上下の横桟の間に縦格子を配設した格子パネル又はパンチングメタルもしくは目隠しパネルなどのいずれでも良い。
二つのフェンス単体を一つの共通な垂直面上において隣接した場合に背中合わせになった支柱22a,22bの上端部には、前記筒体10から取り外したキャップ17を緊密に嵌合して分離不能に連結することができるようになっている。
図1に示すように、右側終端のフェンス単体201 の右端の支柱22aを挿入される筒体101 及び左側終端のフェンス単体20n の左端の支柱22bを挿入される筒体10n には、フェンス単体の支柱と同一断面形状を有する補助支柱22Eの下部が挿入され、かつ、その上端部がそれぞれ隣接するフェンスの支柱の上端部とともにその筒体101、10n のキャップ17に嵌合されて連結される。
上述のようにして、筒体101,102,103〜10nが予め設置されている場所にフェンスを立設したい場合は、各筒体10のキャップ17を取り外して、所定の場所に保管して置き、かつ、各筒体の中にフェンス単体の隣接する2本の支柱22a,22bを順次挿入し、背中合わせにされた2本の支柱22a,22bの上端部に前記キャップ17を緊密に嵌合して連結固定するとともに、最右端及び最左端の筒体の開口にそれぞれ1本の補助支柱22Eの下部を挿入し、かつ、その補助支柱の上端部と右端又は左端のフェンス単体の支柱の上端部に最後のキャップ17を緊密に嵌合して連結することにより、フェンスの立設作業が完了する。
上記実施例によるフェンスは、オープンスペースに新設する場合に適切であるが、図6は、一例として、駐車場の既設の門扉又はシャッターを撤去した後、門扉又はシャッターの閉鎖位置に本発明によるフェンスを設ける場合の実施の態様を示す。すなわち、図示の例では、門柱又はシャッター収容体30の下方に3個の筒体101,102,103が埋設 され、右側には2個の規格のフェンス単体201,202が立設され、左端の筒体103に は、2個目のフェンス単体202の左端支柱から門柱30又はシャッター柱までの隙間の 距離に応じた幅と、1本の支柱22aのみを有する調整用フェンス体20Eの支柱22aを挿入し、支柱22b,22aの上端部に同様のキャップ17を嵌合して連結固定している。これにより、駐車場と道路の間の境界、あるいは広場や駐車場などの仕切りを設けたい場所にフェンスを容易に設置することができる。
図1及び図6のいずれの実施の形態の場合も、上端部の各キャップ17を取り外し、補助支柱22E及び支柱22a,22bを順次筒体101〜10n又は101,102,103から抜き出すことにより、容易にフェンスを撤去し、任意の場所に保管することができ、また、必要になったときに随意立設することができる
図2において、キャップ17は筒体10の上端部の嵌合溝16に緊密に嵌合し、また、筒体10に挿入された2本の支柱の上端部に緊密に嵌合するためには、2本の支柱の筒体10に挿入される部分の外形よりも2本の支柱の上端部における外形が若干大きくなければならない。図4に示す例では、フェンス単体の少なくとも各支柱22a,22bの外表面に木調の模様色彩を備えるために、アルミ形材221の外側に木粉入り樹脂形材222で被覆してある。そして、図5に示すように、外側の形材222を支柱の筒体10に挿入される部分よりも上側で終止させることにより、上記の外形上の要件を満たしている。また、図2に示すように、キャップの嵌合凹部の縦面にテーパ17を設けることにより、寸法上の若干の誤差に対応できるようにしてある。これにより、組み付け上の誤差又は熱変形に左右されずに、キャップの確実かつ緊密な嵌合が可能とされている。
本発明の着脱式フェンスの一実施の形態を示す正面図。 筒体の一部省略縦断面図。 図2のX−X線断面図。 図1のY−Y線断面図。 フェンス単体の筒体及びキャップによる固定作用を説明する要部の断面図。 本発明の着脱式フェンスの一実施の形態を示す正面図。
符号の説明
10,101,102…10n 筒体
17 キャップ
20,201,202…20n フェンス単体
22a,22b 支柱

Claims (2)

  1. 支柱立設用の筒体を所定間隔をもって埋設し、隣接するフェンス単体の隣接する2本の支柱を前記筒体に挿入し、その挿入された2本の支柱の上端部にキャップを嵌合してその2本の支柱を分離不能に連結してなる着脱自在のフェンスであって、前記キャップはフェンス非立設時の前記筒体の上端開口を閉塞するキャップと、フェンス立設時の前記筒体に挿入された2本の支柱の上端部に嵌合して連結するキャップとを兼ねるものであることを特徴とする着脱自在のフェンス。
  2. 隣接するフェンス単体の隣接する2本の支柱は、背中合わせにして筒体に挿入されることを特徴とする請求項1に記載の着脱自在のフェンス。
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