JP4471691B2 - 遊技ホールにおける売上管理システム - Google Patents

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本発明は、遊技機を設置して営業する遊技ホールにおける売上を、第三者によって管轄される売上管理機関が正確に把握して管理できるようにした売上管理システムに関する。
遊技ホールでは、パチンコ機、プリペイドカード専用のパチンコ機(CRパチンコ機)、スロットマシンなどの遊技機を設置して、娯楽施設として提供すべく運営している。これらの機種の異なる遊技機は、通常は一つの遊技ホールに混在して設置され、遊技ホールにおける売上の把握を複雑にしている。そのような状況にあって、遊技ホールの売上が正しく把握され、正しく納税されることは、遊技ホールが健全な娯楽産業として発展していくうえでの重要課題となっている。
従来技術として、たとえば特許文献1には、数種類の機種の異なる遊技機を混在させた状態で設置した遊技ホールにあって、その遊技ホールにおける売上情報や、景品交換情報等の支出情報といった収益に関連する管理情報について、データを改竄して対外的に公表するという不正行為を極力防止するために、遊技ホールにおける管理情報を第三者機関によって正しく管理できるようにしたとする仕組みが開示されている。
すなわち、この特許文献1に記載された遊技用装置は、遊技ホールの収支の管理に用いられる遊技用装置であって、遊技機による遊技を行なうために使用した遊技者の支出情報を収集して遊技ホールの売上情報として外部へ送信可能な売上情報送信手段と、前記遊技機による遊技の結果としての遊技結果価値を用いて景品交換するための処理を行なう景品処理手段と、該景品処理手段による景品交換情報を遊技ホールの支出情報として外部へ送信可能な支出情報送信手段とを含むことを特徴とするものである。
さらに、前記売上情報送信手段は、遊技を行なうために使用可能な有価価値を特定可能な情報が記録された記録媒体が、遊技を行なうために用いられた場合に、該記録媒体により特定された有価価値の使用量を支出情報として収集する使用有価価値収集手段と、遊技者所有の貨幣が遊技を行なうために用いられた場合に、該用いられた貨幣の金銭価値を支出情報として収集する使用金銭価値収集手段とを含むことを特徴としている。
その結果、上記引用の遊技用装置によれば、遊技機による遊技を行なうために使用した遊技者の支出情報を売上情報として遊技機外へ送信可能であるとともに、景品交換情報を遊技ホールの支出情報として遊技機外へ送信可能であるために、その売上情報と支出情報とを遊技ホール外のたとえば第三者機関等により管理することが可能となり、遊技ホールにおける売上情報や支出情報の改竄を監視することが可能となる。さらに加えて、記録媒体により特定された有価価値を使用して遊技が可能となる遊技機ばかりではなく、貨幣を使用して遊技が可能となる遊技機を設置している遊技ホールであっても、当該遊技ホール全体の収支管理を第三者機関等が行ない得るようになる、とするものである。
特開平9−201467号公報(段落番号5〜6、69〜70)
本発明は、売上情報と支出情報といった二つの情報を集計し比較することによって管理システムを構成するという上記引例とは多少異なる視点から構築された方法を利用する売上管理システムを基本とするものであって、この方法の特徴は、遊技ホールにおける売上を第三者機関が総合的に一括して把握できることである。すなわち、この売上管理システムは、遊技媒体計数機からの遊技媒体の計数情報を、遊技媒体貸機および遊技機における遊技媒体の売上・計数情報と絡めて比較分析することによって、不正があるか否かを判別できるとするシステムである。
そして、前記売上管理システムは、カード対応の遊技機と非対応の遊技機とを一元的に管理することができるシステムであり、このような売上管理システムを多くの遊技ホールに普及させて売上管理の透明性の向上を促進するためには、その遊技ホールが導入しやすいシステムとなっていることが重要である。
すでにCR遊技機を設置済みである遊技ホールが、この売上管理システムの導入を図ろうとする場合に、この売上管理システムの一部を構成する売上管理機関が、それまで導入しているCR遊技機の売上を管理するカード管理会社と異なることは、手続が面倒であったり、以前からの取り引き上の都合があったりする場合には、それによって普及が阻害されるケースも考えられる。あるいは逆に、この折に、売上管理機関を別の売上管理機関に変更したいという要望もあるかもしれない。また、新規に開設される遊技ホールにとっても、同じような要望が出されることは十分に考えられる。
さらに、将来的には、複数の売上管理会社が、行政の指導により、あるいは時代の要請や状況の変化に応じて統合や再編成などがなされるときにも、たやすく対応することのできる売上管理システムが構築されていることは、融通性が高くて好ましい。
この発明は、上記の如き課題に鑑みなされたもので、遊技媒体貸機に投入される金額に対して払い出されるべき遊技媒体の数量データと、遊技機に投入される遊技媒体数と入賞の態様に応じて払い出される賞遊技媒体数との差から求められる差遊技媒体の数量データとからその差を求め、遊技媒体計数機によって計数される遊技媒体の計数データとの整合性を判定することによって、遊技ホールの一営業日における売上が正確に把握できるようにするとともに、ホールサーバには、第三者によって管轄される売上管理機関に送信可能に形成されたデータ送信手段が備わり、前記各種データが該売上管理機関に送信されて保存されるように構成されてなる遊技ホールにおける売上管理システムにおいて、前記ホールサーバには、異なる複数の前記売上管理機関の中から択一的に選択できるように構成される売上管理機関選択手段が備わっていることを特徴とする。
さらに、前記売上管理機関選択手段は、前記ホールサーバに接続されたホールコンピュータの表示画面に表示される前記売上管理機関のリスト画面から選択できるように構成されたものであることを特徴とする。
さらに、前記ホールサーバには、異なる複数の前記売上管理機関のそれぞれに対応する暗号化手段が備わり、前記売上管理機関選択手段における選択の操作と連動して自動的に暗号化処理されるように構成されていることを特徴とする。
この発明の遊技ホールにおける売上管理システムは、遊技媒体貸機、遊技機の差遊技媒体、遊技媒体計数機から得られる計数に関わる各データを、通常は閉店後に総数データでもって比較検討することによって、その遊技ホールにおける不正の介在の有無が判別できるという方法を応用するものである。しかも、この売上管理システムは、異なる遊技機種が混在する遊技ホールであっても、すべて同等の手法でもって一括して売上を管理することができるという特徴を有している。そして、その売上を第三者によって管轄される売上管理機関が管理するシステムとして構成される際に、その売上管理機関を複数の選択肢の中から選択できるように形成されているので、遊技ホールにとって導入しやすく、もって、この売上管理システムの普及促進を図ることができる。
具体的には、売上管理機関選択手段は、ホールコンピュータの画面に表示される売上管理機関のリストの中から選択するという操作だけでよいので、簡単に選択することができる。遊技ホールにおける各種計数データは、データ送信の安全性を確保するために暗号化処理されて売上管理機関に送信されるようになっている。
その際、リストに掲載された売上管理機関にそれぞれ対応して、その売上管理機関が使用している暗号に合せた暗号化処理が、売上管理機関の選択操作と連動して自動的に行われるように形成されているので、売上管理機関を前記のようにして選択操作する以外に特別な追加操作は必要としない。
売上管理機関に送信される各種データは、遊技ホールと同じように分析されて記憶されることになり、その遊技ホールにおける不正の有無が第三者によって捕捉されることになる。売上管理機関では、管理している遊技ホールごとに一営業日における売上を正確に把握し、このデータを累積保存することによって、各遊技ホールのたとえば年間の売上を正確に把握することができるようになる。
次に、本発明の最良の実施形態について、図を参照しながら以下に説明する。図1は、この発明に関わる売上管理システムSの全体構成を示す図であって、遊技ホールHには、機種の異なる3種類の遊技機10が、複数台ずつ並列されてそれぞれ遊技機設置島に収納される形で設置されている。3種類の遊技機10とは、図1の上段から順にパチンコ機11、CRパチンコ機12、スロットマシン13である。
遊技機10には、遊技媒体貸機20が隣接して並置されている。すなわち、遊技媒体貸機20は、玉貸機21、CR玉貸機22、メダル貸機23を総称するものであって、それぞれパチンコ機11、CRパチンコ機12、スロットマシン13の一台一台に隣接して並置されている。
また、遊技ホールHには、遊技媒体計数機30が設置されている。すなわち、パチンコ機11には玉計数機31、CRパチンコ機12には玉計数機32、スロットマシン13にはメダル計数機33が、本実施形態においては、3つの遊技機種に対して一台ずつ設置されている。なお、玉計数機31と玉計数機32とは同じものであるが、説明の都合上、符号を違えて付している。
次に、売上管理システムSのシステム構成について、パチンコ機11を例にとって説明する。この場合、遊技媒体とはパチンコ玉、賞遊技媒体とは入賞して払い出される賞球(セーフ玉)、差遊技媒体とは差玉のことである。また、差玉とは、パチンコ機11への投入玉(アウト玉)から賞球(セーフ玉)を差し引いた数量のことである。なお、CRパチンコ機12およびスロットマシン13については、パチンコ機11と基本的に同様であるので、後で簡単に触れるだけとし、詳細な説明は省く。
さて、図1において、複数のパチンコ機11と玉貸機21とが並列させられて、パチンコ機設置島に収容されるとともに、この設置島は小分けされてグループ化され、各グループに対して一台ずつ島中継ユニット40が配設されている。これは、一台の島中継ユニット40が受け持つことのできるパチンコ機11の台数に制限がある(たとえば4台)からである。
詳しくは、島中継ユニット40は、一台のパチンコ機11と一台の玉貸機21とを一組とし、その一組ごとに備えられるコントロールボックス41を介して、データケーブルによって接続されたものである。そして、このコントロールボックス41は、玉貸機21から発信される売上データおよびパチンコ機11から発信される計数データに、たとえばスクランブルをかけるといった暗号化処理を施したうえ、その売上・計数データを島管理ユニット42に送信するものである。なお、コントロールボックス41はブラックボックス化され、実際には、たとえば玉貸機21の内部に厳重に収容される。
一つの遊技機設置島に複数の島中継ユニット40が設置されたときは、その間がLANケーブルによって直列的に結ばれる。そして、遊技ホールHにレイアウトされた遊技機設置島ごとに配線されたLANケーブルは、島管理ユニット42に集約して接続される。同時に、島管理ユニット42は、玉計数機31とも接続していて、玉計数機21からの計数データを受信できるように構成されている。
島管理ユニット42は、玉貸機21からの売上データ、およびパチンコ機11と玉計数機31からの計数データのほか、異常発生回数のデータなどを収集して累計する機能を有している。また、上位にあるホールサーバ43から送信されるコマンドによって、ホールサーバ43が不測の事態によって一時停止したときは、その代用として各累計データの記憶処理を行う機能を有している。
玉貸機21では、その内部に収納された紙幣識別装置によって、遊技客が投入する紙幣の金額および真贋が識別され、正しいものと識別されれば、投入金額に相応する数のパチンコ玉が払い出される。玉貸機21に投入された売上金額のデータは、島中継ユニット40に向けて送信される。
一方、パチンコ機11では、その内部に内蔵された計数カウンタによって、遊技客によって遊技のためにパチンコ機11に打ち込まれるアウト玉と、入賞して賞球として払い出されるセーフ玉とがそれぞれに計数されて、数量データとして島中継ユニット40に向けて送信される。
ところで、このように構成される売上管理システムにおいて不正行為があるか否かの判別は、上記の各種データを用いて次のように行われる。
遊技客によってパチンコ機11に打ち込まれるアウト玉から、賞球として払い出されるセーフ玉を差し引いた値が、差遊技媒体の一例である差玉と称されることは前述のとおりである。そして、遊技客が投入した金額に応じて玉貸機21から払い出されるべき貸玉の数量から、前記差玉を差し引いた値をXとし、遊技客が遊技して手に入れたパチンコ玉を計数機21にかけて計数される数量をYとして、両者の値を比較したときに、XとYとの値が、無視できる程度の誤差の範囲内で一致すれば、不正な行為は存在しなかったものと判断できる。
一方、計数機21にて計数される数量Yが前記Xの値より大きくなった場合には、遊技客や従業員などによって、玉貸機21やパチンコ機11などに対して不正行為が加えられたものと判断できる。また、遊技ホールHの店主側によって加えられる計数機21などに対する不正行為によっても、同様の傾向が現れる。
次に、図1の中段には、遊技機10の一例としてCRパチンコ機12が示されている。CRパチンコ機12においては、遊技客がパチンコ玉を手に入れるために、まず、別途購入したプリペイドカードをCR玉貸機22のカード挿入口に差し入れる。そして、玉貸スイッチを操作して希望する数量の貸玉を払い出させる。その後、カード返却スイッチを操作することによって、金額を減算した値に有価データの書き換えられたプリペイドカードが挿入口より返却される。
CR玉貸機22における売上データは、従来においても、第三者機関であるカード管理会社にそのまま送信される管理システムが構築されており、遊技ホールHが直接現金を扱う上記パチンコ機11の場合と比較して、その分、不正の介入する余地は狭いとされている。しかしながら、たとえば、無線などを操作して、大当たりによる特別遊技中に規定数を超える不正玉を払い出させるといった不正行為の介在を排除しようとするならば、上記のパチンコ機11における売上管理システムと同様に、玉計数機32での計数データを含めて総合的に判定するこの売上管理システムが効果的に機能する。
さらに、図1の下段には、遊技機10の一例としてスロットマシン13が設置されている。スロットマシン13における遊技媒体は、メダルである。そして、メダル貸機23への投入金額、スロットマシン13における投入メダルおよび入賞による払出しメダル、メダル計数機33による各計数データを基に、上述のパチンコ機11の場合と同様にして、正確な売上を把握することができる。
以上のように、機種の異なる複数の遊技機10、すなわちパチンコ機11、CRパチンコ機12、スロットマシン13がそれぞれの機種に関して遊技機設置島を形成している。複数の遊技機設置島は、それぞれに対応して配設された島管理ユニット42に接続して集約されている。島管理ユニット42は、同時に、それぞれがその遊技媒体に対応する遊技媒体計数機30とも接続している。
各島管理ユニット42は、ホールサーバ43に接続している。ホールサーバ43は、後述する売上管理機関Aに何らかの理由で接続できなかった場合には、蓄積したデータが次回送信時までに保存される機能を有している。そして、ホールサーバ43は、改造を防止する筐体によって保護されている。
ホールサーバ43には、ホールコンピュータ44が接続されている。ホールコンピュータ44は、データを表示する表示手段として、自身にCRTディスプレイを備えているほかに、紙に印字出力するためのプリンタ45と接続している。
ホールサーバ43は、遊技ホールHが選択した一つの売上管理機関Aと専用または公衆の通信回線によって繋がっている。この売上管理機関Aは、その遊技ホールHと利害関係を有しない第三者によって管轄される機関である。そして、この売上管理機関Aには、遊技ホールHと同様に、売上管理サーバ46、売上管理コンピュータ47、およびプリンタ45が装備されている。
図2には、この売上管理システムSにおける制御機能を概念的に表したブロック図が示されている。本図において、島管理ユニット42を介して送信されてくる遊技媒体貸機30からの売上データ,遊技機10からのセーフ玉およびアウト玉に関する計数データ,遊技媒体計数機20からの計数データは、ホールサーバ43のデータ受信手段50に受け入れられる。なお、ホールサーバ43は、遊技機設置島ごと,島管理ユニットごと,異なる遊技機の機種ごとにデータ収集することができるように構成され、さらに全店集計を行う機能を有するものである。
データ受信手段50に送信されてくる前記各種のデータは、既述のようにコントロールボックス41の段階ですでに暗号化処理されているので、外部からデータを改竄するなどの不正な操作を加えることは極めて困難な状況となっている。
データ受信手段50に受け入れられる前記各種のデータは、暗号が解読されて制御部51のデータ保存手段53に記憶される。また、これらのデータは、演算・分析手段52によって、遊技媒体貸機30における売上データから求められる貸出遊技媒体数量データ,遊技機10における計数データから求められる差遊技媒体データ,遊技媒体計数機20における計数データが演算・分析されて、不正があったか否かが判別される。
一方、データ受信手段50によって受信された前記各種のデータは、売上管理機関Aに対応する暗号に書き換えられるべく暗号化手段54に送信されて暗号化処理されたのち、データ送信手段55を介して、売上管理機関Aに装備された売上管理サーバ46に送信される。そして、この売上管理機関Aにおける売上管理サーバ46によって、ホールサーバ43と同様に、演算・分析手段を用いた不正の有無の判別と、データ保存手段によるデータの記憶とが行われる。また、各データを累積保存して、この遊技ホールHにおける例えば年間の売上が把握できるようになっている。
ホールサーバ43に接続しているホールコンピュータ44は、遊技ホールHにおける管理用端末であって、主要な機能に、設定・操作手段55と表示手段56とがある。表示手段56は、データなどをCRTディスプレイに画面表示するものである。設定・操作手段55は、遊技ホールHの開閉店処理やプリンタ45への印字出力などの設定・操作を行うものである。ホールサーバ43への送信は、設定・操作関連のコマンドのみ可能とし、ホールサーバ43のデータの書き換え機能は有していない。
さらに、設定・操作手段55は、ホールサーバ43の売上管理機関選択手段57に対し操作可能に形成されている。売上管理機関選択手段57は、売上管理機関売登録リスト58と連動するものであり、ホールコンピュータ44の表示手段56に表示される登録された売上管理機関のリストの中から択一的に選択することによって、第三者機関としての売上管理機関Aを簡単に決定することができる。
暗号化手段54は、遊技ホールHによって選択された売上管理機関Aに対応する暗号化処理を行ったうえで、既述の如く売上および計数に関わるデータを、データ送信手段55を介して送信する。暗号には、公開鍵暗号方式や共通鍵暗号方式などがあるが、いずれにせよ、通信の途中で送信データが改竄されることがないようにするものである。
図3は、予め登録された複数の売上管理機関の中から、特定の売上管理機関Aを選択して登録する際のフローチャートを示すものである。まず、ステップS1では、ホールコンピュータ44の設定・操作手段55を操作することにより、売上管理機関選択画面を表示手段56に呼び出す。
次にS2では、複数の売上管理機関のリストが画面に表示される。S3では、表示されたリストの中から一つの売上管理機関Aを、たとえばマウスを用いたワンクリック操作によって選択する。遊技ホールHにおけるコンピュータ操作はこれだけで完了するので、極めて簡単である。
S4では、それまで登録されていた売上管理機関が存在するか否かが判断され、すでに登録済みの売上管理機関が存在する場合には、S5に進み、該売上管理機関との接続登録が抹消されたうえ、S6において選択された売上管理機関Aが新規に登録される。
また、S4において、登録済みの売上管理機関が存在しなかった場合には、直接S6に進んで新規に登録される。一旦登録すれば、新たに変更登録するまで売上管理機関を選択する操作は不要であり、データ送信の指令を送るだけで、選択された売上管理機関Aにデータが送信される。
売上管理機関Aの売上管理サーバ46には、他所の複数の遊技ホールHに設置されたホールサーバ43とも接続していて、各店所のデータを遊技ホールHごとに集中管理できるように構成されている。
集計データは、遊技ホールHでの開店処理から閉店処理までの間を営業中とし、閉店処理から開店処理までの間を営業外として区分けされ、営業中の売上や計数値、あるいは営業中および営業外それぞれの異常回数が集計値として作成される。そして、好ましくは、不正行為が見つかったり、異常を検知したりした場合には、予め指定された連絡先に通知される仕組みが構築されるようにする。
本発明に関わる売上管理システム全体の説明図である。 本発明に関わる売上管理システムの制御機能を表すブロック図である。 売上管理機関を選択して登録する際のフローチャートである。
符号の説明
10 遊技機
11 パチンコ機
12 CRパチンコ機
13 スロットマシン
20 遊技媒体貸機
30 遊技媒体計数機
40 島中継ユニット
41 コントロールボックス
42 島管理ユニット
43 ホールサーバ
45 ホールコンピュータ
46 売上管理サーバ
47 売上管理コンピュータ
A 売上管理機関
H 遊技ホール
S 売上管理システム

Claims (1)

  1. 遊技媒体貸機に投入される金額に対して払い出されるべき遊技媒体の数量データと、遊技機に投入される遊技媒体数と入賞の態様に応じて払い出される賞遊技媒体数との差から求められる差遊技媒体の数量データとからその差を求め、遊技媒体計数機によって計数される遊技媒体の計数データとの整合性を判定することによって、遊技ホールの一営業日における売上が正確に把握できるようにするとともに、ホールサーバには、第三者によって管轄される売上管理機関に送信可能に形成されたデータ送信手段が備わり、前記各種データが該売上管理機関に送信されて保存されるように構成されてなる遊技ホールにおける売上管理システムにおいて、
    前記ホールサーバには、異なる複数の前記売上管理機関の中から択一的に選択できるように構成される売上管理機関選択手段が備わるとともに、
    前記売上管理機関選択手段は、前記ホールサーバに接続されたホールコンピュータの表示画面に表示される前記売上管理機関のリスト画面から選択できるように構成され、
    前記ホールサーバには、異なる複数の前記売上管理機関のそれぞれに対応する暗号化手段が備わり、前記売上管理機関選択手段における選択の操作と連動して前記遊技ホールから送信される送信データが自動的に暗号化処理されるように構成されていることを特徴とする遊技ホールにおける売上管理システム。
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