JP4471326B2 - セメント系舗装材料 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、透水性を有するセメント系舗装材料に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポーラスコンクリートは、粗骨材にセメントペーストをまぶしたコンクリートが転圧成型された、20〜30%の連続した空隙を有する透水性のコンクリートで、舗装用途等に用いられている。なお、多量の連続空隙を得るためには粘性の高いセメントペーストが必要となり、通常、微粉末の多量配合や増粘剤が添加される(「コンクリート総覧」技術書院 646頁、ポーラスコンクリート)。
【0003】
しかし、これらの技術では、粗骨材へのセメントペーストの付着が不均一となり、またはセメントペーストの垂れ等により不連続な空隙を形成して、透水性の低下と強度低下をきたす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、粗骨材へのセメントの均一付着性に優れ、均一な連続空隙と優れた強度を有するポーラスコンクリートを得ることができるセメント系舗装材料を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、JIS A1125に規定された方法により測定される表面水率が0.5〜5重量%である粗骨材に、セメント粉体を付着させたセメント系舗装材料に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、特定表面水率の粗骨材にセメント粉体が付着している点に大きな特徴を有する。粗骨材における表面水率は、セメント粉体の付着厚みの観点から、0.5〜5重量%であり、転圧成型後のコンクリートの連続空隙の均一性及び強度面の観点からは、1.5〜4重量%が好ましい。即ち、表面水率が0.5重量%未満であると、粗骨材へのセメント粉体の付着厚みが薄くなり、十分な強度が得られない。また、表面水率が5重量%を超えると、水分過多により、粗骨材へのセメント粉体の付着厚みが不均一となったり、セメント粉体がペースト状になり、垂れ等により転圧成形後に不連続な空隙を形成して強度低下をきたす。なお、本発明において、表面水率はJIS A1125に規定された方法により測定される。
【0007】
表面水率は、加水、乾燥等により、容易に調整することができるが、必要に応じて、水溶性高分子、界面活性剤、減水剤、消泡剤等の水溶液を用いて調整してもよい。
【0008】
なお、本発明における粗骨材としては、JIS−A0203に規定されたものであれば、天然、砕石、人造等の種類に係わらず使用することができる。
【0009】
本発明におけるセメント粉体としては、ポルトランドセメント等の水硬性セメント粉体等が挙げられるが、高炉スラグ、フライアッシュ、シリカヒューム、炭酸カルシウム等の粉体が混合されていてもよく、特に限定されない。
【0010】
粗骨材にセメント粉体を付着させる方法は、特に限定されないが、セメント粉体に粗骨材を入れたり、粗骨材にセメント粉体をふりかけることにより、粗骨材とセメント粉体を混合した後、篩等で粗骨材を分取する方法等が挙げられ、粗骨材へのセメント粉体の均一付着の観点からは、セメント粉体に粗骨材を入れ、混合した後、篩で分取する方法が好ましい。
【0011】
粗骨材へのセメント粉体の付着量は、粗骨材の粒度にもよるが、粗骨材1000重量部に対し10〜80重量部が好ましい。
【0012】
粗骨材にセメント粉体を付着させた本発明のセメント系舗装材料には、必要に応じて、公知の添加剤が添加されていてもよい。添加剤としては、減水剤、水溶性高分子、AE剤、AE減水剤、地縁剤、早強剤、促進剤、起泡剤、発泡剤、消泡剤、防水剤、防錆剤、着色剤、防黴剤、ひびわれ低減剤、高分子エマルジョン、膨張剤、繊維類、染料、顔料等が挙げられ、これらは単独で、または2種以上を併用して添加されていてもよい。なお、これらの添加剤が水溶液品である場合は、粗骨材に前もって添加、もしくは表面水量を調整する水とともに添加した後、粗骨材の表面水量を調整して使用するのが好ましく、粉体品である場合は、セメント粉体と混合、粗骨材と混合、セメント粉体と粗骨材の混合時の添加等、いずれでもよい。
【0013】
このようにして、表面水率が調整された粗骨材にセメント粉体が付着した本発明のセメント系舗装材料は、その表面が、水分の少ない粉体状態となる。従って、セメントペーストをまぶした際に生じるたれ現象等が解消されるため、本発明のセメント系舗装材料を用いて施工成形することで、均一な連続空隙を有するポーラスコンクリートが得られる。
【0014】
従って、本発明のセメント系舗装材料は、ポーラスコンクリート舗装及びポーラスコンクリート構造体の製造に好適に使用することができる。
【0015】
なお、本発明のセメント系舗装材料は、転圧法等により、舗装、成形の前後に、水を散布して水和を促進させることによってより強度が高められる。水の散布率は、空隙の均一性の観点から、コンクリート体積当たり、好ましくは0.1〜5%、より好ましくは0.3〜2%、特に好ましくは0.3〜1%である。
【0016】
【実施例】
実施例1〜8、比較例1〜3
セメント粉体20kgを投入した直径90cmのパン型回転造粒機に、それぞれ表1に示す表面水率を有する粗骨材30kgを投入し、5分間混合した後、セメント粉体が付着した粗骨材を5mmメッシュの篩に通し、分取して、舗装材料を得た。
【0017】
比較例4
普通ポルトランドセメント(太平洋セメント社製、比重:3.16)3.0kg、水道水0.6kg及び粗骨材(和歌山産砕石、比重:2.60)16.0kgからなる混合物を、オムニミキサー(千代田技研工業社製)で3分間混合することにより、舗装材料を得た。
【0018】
比較例5
普通ポルトランドセメント(太平洋セメント社製、比重:3.16)2.5kg、高炉スラグ(エスメント4000、新日本化学社製)0.5kg、水道水0.5kg及び粗骨材(和歌山産砕石、比重:2.60)16.0kgを、オムニミキサー(千代田技研工業社製)で3分間混合することにより、舗装材料を得た。
【0019】
試験例1
直径10cm×高さ20cmの円柱型の型枠に、充填高さが20cmとなるように舗装材料を充填し、加圧振動(加圧:2kg/cm2 、振動:3000vpm、振幅:0.15mm)を60秒間行ない、成形した。充填した舗装材料(比較例4、5の舗装材料を除く)の上面に、水5〜20mlを表1に示す散布率でスプレーし、7日間静置した。
【0020】
7日後、コンクリートを脱型し、以下の方法に従って、空隙の均一性及び圧縮強度を評価した。
【0021】
〔空隙の均一性〕
脱型した円柱型のコンクリートを中央の高さで切断し、切断したコンクリート上下の重量を測定し、上下のコンクリートの重量差の割合から、以下の評価基準に従って空隙の均一性を評価する。
【0022】
<評価基準>
○:重量差が2重量%未満
△:重量差が2重量%以上、4重量%未満
×:重量差が4重量%以上
【0023】
〔圧縮強度〕
JIS A−1108に準じた方法により測定する。
【0024】
【表1】
【0025】
以上の結果より、実施例1〜8の舗装材料により得られたポーラスコンクリート構造体は、いずれも均一に空隙が形成され、強度にも優れることが分かる。これに対し、表面水率が所望の範囲外である粗骨材を用いた舗装材料を用いた比較例1〜3、セメントペーストが粗骨材にまぶされた舗装材料を用いた比較例4、5のポーラスコンクリート構造体は、空隙の形成が不均一で、強度に欠ける。
【0026】
【発明の効果】
本発明により、粗骨材へのセメントの均一付着性に優れ、均一な連続空隙と優れた強度を有するポーラスコンクリートが得られるという優れた効果が奏される。
Claims (2)
- JIS A1125に規定された方法により測定される表面水率が0.5〜5重量%である粗骨材に、セメント粉体を付着させたセメント系舗装材料。
- ポーラスコンクリート舗装又はポーラスコンクリート構造体の製造に使用される請求項1記載のセメント系舗装材料。
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