JPH08505577A - 薄いセメント質表面塗装被覆 - Google Patents

薄いセメント質表面塗装被覆

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JPH08505577A
JPH08505577A JP6515831A JP51583194A JPH08505577A JP H08505577 A JPH08505577 A JP H08505577A JP 6515831 A JP6515831 A JP 6515831A JP 51583194 A JP51583194 A JP 51583194A JP H08505577 A JPH08505577 A JP H08505577A
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デービーズ,デレク
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ブリティッシュ・テクノロジー・グループ・インター−コーポレート・ライセンシング・リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 ラニーセメントおよび微粒子からなる、0.1mmの厚さの塗装被覆(水:セメント=1:1)を下地に施すことによって、薄くて、耐久性を有する装飾用被覆を床のようなコンクリート下地に施すことができる。そして、下地による毛管吸引は塗装被覆を急速に脱水し、これが大気圧によって圧縮され、熟成されて、下地上に分離不可能な塗装被覆を形成する。微粒子には着色剤、雲母または最終外観をよくする他の添加剤が含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】 薄いセメント質表面塗装被覆発明の属する技術分野 本発明は、滑らかさ、質感を有し、型押、着色されたまたは他の装飾用の薄い セメント質表面の塗装被覆、およびそれらの製造方法に関する。そのような塗装 被覆は硬質で、緻密で、不透性、耐久性を有し、そして耐摩耗性であるのが望ま しい。発明の背景 コンクリートおよびセメント質材料は一般に、水をさらに加えることによって 通常得られる、配置を容易にするための作業性および良好な圧縮性を得るという 要求と、水分含有量および水:セメント比の減少、並びに寸法安定性充填材(凝 集体)の増加によって強さを得るという要求との間の矛盾する要求の妥協物であ る。 これを表面に、特に薄い表面層の状態で広げなければならないとき、易流動性 材料であることは特に重要である。収縮は、特に部位において、セメント質材料 にとって根本的な問題であり、しばしば初期破損並びに自己誘発亀裂および破損 による不満足な性能の原因となる。収縮は主にセメント粒子に関連して、乾燥お よび化学的自己収縮により生じる。 収縮を減じるには、セメントペーストの量を減少させるのに十分な量の寸法安 定性充填材を含有させる必要がある。一般的なコンクリートでは、十分なより大 きな粒子の寸法安定性凝集体を含有させることによって、液体セメント質相によ る収縮を減じることが可能である。というのは、このより大きな充填材の表面積 が作業性を得るのに必要な水を限定し、水:セメント比は悪影響を及ぼし過ぎる ほどのものではないからである。このようなことは確かに薄いセメント質塗装被 覆で行うことはできない(薄すぎてそのようなより大きな粒子を収容することが できない)。 セメント質材料を養生(curing)しなければならないこと、および水の 早期の減少(蒸発によるものも)を防止しなければならないこと、そしてこのた め、吸引性の高い表面は水和に必要な水を除きかつ収縮亀裂を悪化させるので、 これらの塗装材料を吸引性の高い表面に施すべきではないということが一般に認 められている。例えば、基本的な技術的参考マニュアルであるネビル教授編集の ”Properties of Concrete(コンクリートの性質)”に よると、”コンクリート表面からの蒸発によるまたは下の乾燥コンクリートから の吸引による水の減少は、塑性収縮を悪化させ、表面亀裂を導くことになり、・ ・・コンクリートを乾燥グレード以下に置くことは避けるべきである・・・。養 生の対象は、新しいセメントペーストの初めは水で満たされていた空間が、望ま しい程度までセメント水和生成物によって満たされるまで、コンクリートを飽和 状態にまたはできるだけ飽和に近い状態に保つべきである・・・不適当な養生に よる強度の減少は部材が薄くなるほど著しくなる。”と記載されている。 フローリングスクリートのような妥当な強度を必要とする、より薄いセメント 質材料に関する収縮亀裂の問題を解消するには、半乾燥モルタル配合物を使用す るのが一般的である。これらにおいては、現場でのコンクリートの一般的な使用 におけるように、水分含有率は最少限に保ち、材料を水で飽和させない(すなわ ち、液体セメント質相はない)。従って、そのような半乾燥材料を使用すると、 配置および圧縮は難しく、しばしば望まれる滑らかで緻密な表面仕上げを得るこ とは不可能である。 薄いセメント質材料の高収縮に関する問題は、国際PCT公開第WO91/1 2218号で論じられており、これらを解消する手段は、材料をその固体粒子が 接触するように乾燥状態で配置し、そしてその後、水和のための水を加えること によるものであり、これによって、粒子を分離している水が減少する結果として 生じる湿った混合材料の初期の高収縮が避けられる。 この場合、表面に水を施すと初めは微細材料、セメントおよび着色剤が表面か ら洗い出され、材料の本体に入り込む傾向があるので、着色された表面を得るこ とは不可能であり、また非常に滑らかな表面は実際に得られない。 上記の2つの方法は、従来のコンクリートで使用可能であり、より強力な配合 物をより薄いものに用いられるようにしているが、実際の最小の厚さはまだ、半 乾燥配合物の場合は約50mmに、そして第WO91/12218号の場合は約 20mmに限定されている。 上で説明したようなセメント質材料は、セメント質および水が高い含有率であ ることを必要とし、そしてこれは特に急速乾燥と組み合わせると、亀裂および初 期破損を生じるので、薄く緻密な表面に適しているとはみなされない。 また、エポキシ樹脂のような非セメント質材料を用いると、硬質で、緻密で、 滑らかな着色された表面を床および同様な表面に得ることができるが、これらは 比較的高価であり、毒性反応を生じることがあるので、使用には注意が必要であ る。 一般的な湿式配置コンクリートを用いる場合、滑らかな、そして必要ならば着 色された、表面を得ることができるが、これは材料の養生に時間がかかる。さら に、表面は一般に材料の本体より弱い。それは、より大きな凝集体が沈降し、そ の結果、表面上により微細な粒子が集中して、水のにじみ出しによってこれが一 層悪化して、表面上の水:セメント比を上昇させるためである。表面はもちろん 一般に最も攻撃されやすく、この弱い表面モルタル相はしばしば初期破損の原因 となる。本発明 本発明による、薄いセメント質表面塗装被覆の製造方法は、過剰の水(例えば 水:セメント比の単位で0.8を越える、例えば1、または水を加える前の圧縮 材料を少なくとも5%を越す体積にするのに適当な水)を加えることによって乾 燥セメント質材料を作業可能にし、かかる作業可能な材料を10mm以下、好ま しくは2mm以下、そしてさらには1mm以下までもの厚さに、上記乾燥セメン ト質材料の少なくとも10倍(好ましくは100倍)の質量の下地の多孔質表面 に施し、ここで、かかる表面は表面上の水をよく吸引する性質を有していて、施 された材料が表面において圧縮される、あるいは圧縮するようなものであり(例 えば、吸引は表面の細孔を通しての毛管吸引であり、そして同時に、圧縮はその ような場合、大気圧によって可能であり、任意には機械的な補助があってもよい )、そして圧縮された材料を上記表面に結合した被覆として熟成させるものであ る。 圧縮の際、少なくとも初めは、その後の水の減少がたやすく空気と入れ換わる ことができないように表面毛管を塞ぐべきであり、そして大気圧が圧縮工程を助 けるものである。圧縮は固体粒子を接触させるのに、好ましくはボイドを実質的 に減じるのに十分なものであるのが好ましく、施された材料が熟成する前に完了 すべきであり、水の除去速度は、圧縮作用にもかかわらず、材料中の水が透過性 (多孔質)表面から実質的に飛散しないほど十分に速い、すなわち吸引が十分で あるのが好ましい。 ここで、材料中の実質的に全ての水が、少なくとも固体粒子と同じ速さで上記 透過性(多孔質)表面に向かって移動するのが好ましく、また、実質的に材料中 の水は、固体粒子またはいかなる固体粒子よりも速く上記透過性(多孔質)表面 に向かって移動するのが好ましい。 施される材料には好ましくは、着色剤のような1種以上の視覚効果を有する添 加剤、および質感、光沢または色彩のための石英または砕石またはフレーク状ス レートが含まれる。本発明は、そのように製造された塗装被覆、およびそのよう な塗装被覆が分離不可能なまたは固有の部分となっているような塗装被覆された 対象にまで及ぶものである。 材料の水分含有率が高いことは、一般に言われているように不利ではなく、下 地への浸透を達成しそして全体が効果的に結合した単一体(分離不可能または固 有の)となる上で確実に有利である。また本発明では、そのような非常に湿った 材料をセメントグラウトとして対象に施し、そして上部に配置された乾燥(また は半乾燥)コンクリートの少なくとも3倍(好ましくは少なくとも10倍)(乾 量基準)の質量を有する被着物により脱水される。この脱水されたスラリーは下 地と上に置かれた乾燥または半乾燥スクリードとの間を非常に強力に結合する。 乾燥または半乾燥セメント質材料の下地への結合は、流動的なセメント質相がな いので通常は非常に難しい。 我々が見いだしたのは、高吸引性下地は性能を損なうどころか、実際は非常に 有用なものであるということである。事実、この初期の水の減少は、より強くよ り耐久性を有する材料をもたらし、収縮亀裂問題を解消する。これは従来の教示 に完全に反する。さらに、吸引性を減じる試みを行うどころか、配置後、非常に 短い時間内で大量の過剰の水を除くほど吸引性が高いことが必須である。このた め、下地は比較的大きな水吸収容量を有していなければならない。すなわち、上 部に置かれた湿ったセメントに較べてかなり大きなもの、すなわち、湿ったセメ ントの少なくとも10倍の質量のものでなければならない。事実、以下に説明す るように、初期吸引力が高いほどよい。 バックグラウンドに対して水の減少を妨げる必要があるという従来の教示は、 水が次第に除去される場合には真実である。しかしながら、大量の水が圧縮工程 の際に速やかに除去されるならば、水の減少は、初期の水によって作られるボイ ドを減じるので有利であり、そして従来これらのボイドを水和生成物によって満 たさなければならなかったことは、満たすべきボイドがずっと少なくなるのでほ とんど必要なくなる。これらのボイドは弱さ、亀裂核形成および多孔性の原因と なり、一般的に行われている後での水の除去は、収縮亀裂、応力亀裂および破損 の主な原因となる。 従って、作業性、配置および初期圧縮に必要な過剰の水のほとんどが除去され 、そして同時に、なお材料をさらに固結することができ、これによってこの過剰 の水の減少で別に生じるボイドのほとんどを無くすことができることが、本発明 の必須条件である。 水分含有量を減じると、水和率を高め(水は接着抑制剤として逆に作用する) 、これは、満たす必要のあるボイドを減じると共に、効果的な水和プロセスをよ り短時間で完了させることを可能にする。 本発明の重要な特徴は、確実に、大量の過剰の水を除去する十分に急速な水の 除去速度であり、同時に、材料を圧縮することができ、そしてこれによって別に 形成されるボイドおよび亀裂をなくし、そしてこれらのボイドを満たすためのセ メント水和物を生じる過剰の水を保持する必要性を回避することである。水の除 去速度は、材料の15分後の耐浸透性が、水を除去していない同一材料の1時間 以上後の耐浸透性と同じであるようにするのが好ましい。 水の減少が水和を一時的に停止しても、これは表面材料に関しては、後で表面 を湿らせることによって容易にもとに戻すことができる。しかしながら、従来法 では過剰の水が減少すると収縮および亀裂が生じ、材料の性能を永久的に損なう ことになるが、本発明の方法では水が減少すると収縮も減少するのでこれも避け られる。また、下地に水が蓄積されることは、露出した薄い表面塗装のひどい乾 燥を妨げるのに重要である。 塗装被覆が形成される多孔質表面は、それ自体がセメント質であるのが好まし く、この基礎セメント質材料は、確実に、過剰の水が仕上げ塗りまたは表面塗装 された被覆(すなわち、塗装した作業可能な材料)から急速に除去されるように 、十分に高い吸引性でなければならない。基礎材料は脱水プロセスによって生じ た収縮歪みを分配し、これによって不連続亀裂を防止するために重要である。 水和生成物が、毛管または他の相互に連結しているボイドを満たし始める前は 、基礎材料の十分に高い吸引性および多孔性(すなわち、透過性表面)は、新し くつくられた基礎材料に生じる可能性がより高い。これは半乾燥セメント質モル タルスクリードおよび乾燥状態で施したセメント質表面材料に特に関係があり、 ここでは改良表面仕上げが最も望ましく、初期の高吸引性は、半乾燥または乾燥 堆積材料が、施された塗装被覆からの水の除去を十分に素早く行うことによって 働く。 この場合のように、基礎中のセメント材料が有意に水和する前に、塗装被覆を 施す場合、これらの2つは単一体材料として効果的に結合することができる。 本発明の別の特徴は、配置に必要な初期の水:セメント比が少なくとも0.3 というように高いことである(充填材を使用しないとき)。しかしながら、本方 法は、より高い比率、例えば、水:セメント比が1であって、その後の性能を損 なうことなく非常にすぐれた作業性をもたらすことを可能にするものである。こ れは、通常においては、多数の亀裂を有する非常に弱い多孔質材料を生じるはず である。 体積変化については、本方法は湿ったセメントペーストの体積を、少なくとも 5%減少させ、水の減少重量に基づいて10%以上減少させることができる。 すなわち、水の除去は、速やかに、かつ配合物のセメント成分の絶対体積の少 なくとも5%の体積減少を伴うほど十分に行うべきである(実際の数字は一般に 10−20%である)。 この減少は過剰の水および充填材の特徴によって変わる。1%のボイドの減少 は、5%の強度増加に等しいので、これは非常に重要かつ有利な点である。材料 を固結しうる段階で体積を減少させることによって、その後の収縮および亀裂の 発生は明らかに減少し、より強力でより耐久性の材料が得られるばかりでなく、 最も一般的な自己による破損がなくなる。 セメント質材料の歪み能力は非常に限られており、一般に0.5%以下であり 、そのため、体積のこの初期における減少は非常に重要である。通常は水和の開 始および初期硬化で最大のセメントペーストの初期収縮は、亀裂を生じる原因で あり、長い間には弱化し、その後、セメント質材料の破損を招く。 すなわち、水和の開始で、化学的な自己乾燥が生じ、これは発熱化学反応によ る温度上昇にともなって高まる水の蒸発により激しくなる。材料はそのとき液体 から固体へ変わるので、他のどの時間におけるよりも高い、この非常に高い収縮 傾向は、最小歪み能力と一致する。 本発明による過剰の水の除去および体積並びにボイドの減少は、充填材が全く なくても、非常に高いセメント質材料含有率からなる材料を満足に用いることを 可能にし、初期の水:セメント比を非常に低くし、そして非常に薄く、緻密で、 強く、滑らかで、かつ不透性の表面をつくることを可能にする。 基礎セメント質材料は、PCT国際出願公開第WO91/12218号に記載 のようなものが特に有利であり、本発明の方法の実施時に、または熟成/水和/ 養生中にも、乾燥(非湿潤性)しているのが有利である。 工場で製造されたセメント質材料では、製造中、真空によって基材の吸引性を 高めることもできる。物理的(手/機械による)圧縮を用いると、いずれの場合 にも良好な効果を得ることができる。 上記の作業可能な材料中の最大粒子の大きさは、好ましくは5mmであり、た いていの粒子は好ましくは1mmのふるいを通過するものにすべきである。 材料中の充填材:セメント比は好ましくは4:1未満、より好ましくは3:1 未満であり、特に薄い塗装被覆の場合は、好ましくは2:1未満であるが、圧縮 に機械的手段を用いる場合、5:1を越えてもよい。従って、水を除くとき達成 される圧縮を強めるために、より大きな凝集体粒子の混入はできるだけ少なくす るのが好ましい(一般に行われているように最大にしない)。 材料に多量のより大きな充填材粒子が含まれると、これらは圧縮を強めたりボ イドを減少させたりするのに必要な粒子の自由内部再配列を妨げる。さらに、も ちろん、水によって実際に生じるボイドは、固体粒子の表面積がずっと少ないの で、相対的にずっと少ない。この場合における水の除去は、水和に利用される水 を単に減少させるだけで、圧縮を強めず、全く有害である。 最適な充填材の大きさ、グレード、充填材:セメント比および厚さは、相互に 関係し、そしてまた圧縮に用いる手段による。(水の除去によって、可能な圧縮 または体積減少はしだいに少なくなるので、充填材量および粒子サイズが増加す るにつれて、本発明はしだいに不利になる。より大きな粒子の体積を最大にする 従来のコンクリートは、本発明による表面塗装被覆の製造にはあまり用いられな い。)モルタルにしてもコンクリートにしても表面塗装被覆を得るための全ての セメント質材料では、セメント含有量が500kg/m3を越えるのがもっとも 有利であり、この含有量は従って特により薄い塗装被覆に好ましい。 そのような材料は非常に高い強度および低い透過性を有するが、収縮性および 自己誘導亀裂性の傾向が高すぎて、通常は塗装被覆として実用的ではない。 代表的な塗装被覆の厚さに対する各種ファクターの好ましい範囲は次の通りで あり、中間の厚さの場合は中間にある: 初期水分含有量が多くそして充填材含有量が少ないと(一般に)強度は低くそ して収縮率は高くなるため、表面塗装被覆用に本発明において最も有益な、セメ ントおよび小さな充填材粒子の含有量の多いセメント質材料が、一般に使用が最 も難しいものであるということは、幸運なことである。 セメント質材料には通常のポルトランドセメント(OPC)と同じ割合でセメ ント代替材料、例えば微粉砕燃料灰(PFA)または溶鉱炉スラグ(GGBFS )を含有させてもよい。本発明についての解説 基礎材料/透過性表面の脱水作用のため、塗装被覆は非常に高い水分含有量で 液体として塗布することができ、それにもかかわらず強くて緻密な表面が得られ 、例えば、ブラシ、ローラーまたはスプレー並びに一般的なモルタルごてによっ て非常に薄い塗装被覆を施すことができる。そのような塗装被覆は確かに0.1 mmの厚さにすることができ、もちろん、上で説明したように基礎材料の固有部 分とすることができ、別々に分けることはできない。 もちろん、10mmまでのこれより厚い塗装被覆を用いることもでき、これら では充填材含有量を増加することが可能であり、粒子サイズもまた大きくするこ とができる。これは、作業性のために必要な過剰の水が減じられるので、除去し なければならない水の量を減じる上で都合がよい。 厚さおよび水の含有量はもちろん、全ての過剰の水が除去され、同時に材料が 圧縮されるかまたは自動的に圧縮できるように調整しなければならない。これは 過剰の水の除去速度並びに圧縮時間および方法によって決まる。 より厚い塗装被覆は水を吸収する時間が増すが、これはある程度より多くのお よびより大きな充填材粒子を含む能力、従って、材料の単位体積当たりの水を減 じる能力によって補うことができる。 この圧縮および水の除去はまた、水和の開始によるセメントの硬化前に行わな ければならない。 本発明は特に他の方法では実施困難な、より薄いセメント質表面塗装被覆に関 するが、もちろん、水およびボイドレベルがより低くとも常に有利であるので、 より大きな凝集体粒子を含む10mmまでの厚さの塗装として、セメント質材料 に有利に塗布することもできる。少ないボイドと高い固体含有率の組み合わせは 、最高品質のセメント質材料の基礎であり、この方法でこの目的を達成すること が可能である。 本方法では、水およびボイド含有率が低いために、特により薄い塗装被覆につ いて、従来法より、耐久性がずっと高く、透過性が少なく、強度が高く、耐摩耗 性のセメント表面を得ることが可能である。本発明を用いての新しい可能性 本発明を用いると、従来のものとは全く異なる特性のセメント質表面を得るこ とができたり、または現在の方法によるよりも簡単にかつ効果的に現存の表面効 果を得ることができる。 非常に緻密で滑らかな表面は機械または手で表面をこて塗りすることによって 得られ、水の除去により表面を次第に硬化することがそのようなプロセスの効果 を高める。過剰の水が初期水和プロセスによって吸収され、材料は固結および平 滑化に要する圧力に耐えるのに必要な固さとなるが、通常、セメントをベースに した材料表面を滑らかにするにはかなり時間がかかる。 極めて硬く緻密で耐久性でありかつこれまでセメント質材料で得られなかった 、薄い着色した表面塗装被覆を施すことができ、そして塗装被覆が非常に薄いの で、別の方法では非経済的であった材料を配合することができる。 従って、セメント着色剤は、効果的であるには微細でなければならないので、 通常、含有量は、微細な材料の添加が水:セメント比に及ぼす悪影響によって制 限されるが、この制限は本発明の方法によって解消される。 水の表面材料からの除去によって、硬いが可塑性の材料が得られ、これによっ て表面仕上げを例えばハケ塗りによって行うことができるようになる。 さらに、着色された装飾表面を切り込んで(例えば、線刻して)本物に見える レンガまたは石の舗装用材効果を得ることができ、基礎材料は線刻によって露出 させるとコントラストのあるモルタルポインティング効果が得られる。 単位面積当たりに必要な実際の量はわずかな量に保つことができるので、高価 な着色剤および他の’化粧’添加剤、例えば雲母またはフレーク状スレートも考 えられる。 ポリビニルアルコールまたはアセテートの最終シール塗装は外観を向上させ、 ポルトランドセメントからの’石灰の滲みだし’を防止する。 セメントペーストの急速な表面養生を用いると、表面セメント層をブラシで除 くことが可能となり、これによって大きな充填材粒子を露出させることが可能と なって、着色された凝集体を用いて魅力的な仕上げ塗装を、または良好な滑り防 止性および耐摩耗性を有する表面を得ることができる。一般的なコンクリートで は、凝集体の露出には通常、表面でのセメントの水和を遅らせる表面抑制剤を使 用する必要があり、これには時間がかかり、特別経費がかかる。 本発明はまた、舗装面の修復におけるような、非常に初期の耐表面損傷性を必 要とする場合にも用いることができる。促進剤を高い割合で含有する高水分含有 量の液体セメント質材料を使用してもよく、高水分含有量は初めは化学反応を抑 制するが、過剰の水の除去および圧縮を行うと、養生プロセスが急速に促進され る。 材料本体の養生の促進にはより経費がかかり、制御が難しい。また、そのよう な促進されたセメントの水和から生じる発熱反応は、頻繁な破損の別の原因であ る早期熱分解傾向を高める。薄い表面塗装被覆によって放出される熱はすぐに大 気に放出され、熱応力は生じない。 もちろん、セメント質材料に着色剤を使用する他に、アクリルまたはSBRス チレンブタジエンゴムのような重合体を導入して、仕上げ塗りに他の利点をもた らすことも可能である。初期の水分含有量を減少させることは、もちろん他の利 点を無にしうる早期の亀裂を生じさせる傾向のある重合体のようなものには特に 有利である。すなわち、初期の水分含有量の減少は、早期に亀裂を生じる傾向を 減じ、並びにボイドを少なくする利点をもたらすことになる。 流動性セメント質スラリーの使用が可能になると、薄い塗装を単にハケ塗りま たはスプレーすることによって表面に多色模様を得ることができ、それ自体を永 久的な多色コンクリートの美術的な形態にするのにすぐに役立つ。 繊維をセメント質表面に混ぜて様々な利点を得ることができるが、これらは作 業性に悪影響を及ぼすことで部分的に相殺され、繊維の混入の結果として、マト リックスに害のある多量の水の含有を必要とすることは知られている。 本発明はその後に悪影響を及ぼすことなく、より多量の初期水分含有量で繊維 を混入させることを可能にするものである。発明の詳細な説明 本発明を実施例によって説明する。国際公開PCT第WO91/12218号 に記載のような基礎材料を乾燥または半乾燥状態で置き、圧縮する。材料は硬い 表面を形成しているがまだ高い初期吸引性を維持するようにグレードされ、湿ら せる。 次に、非常に作業性の高いセメント質材料、すなわち、水:セメント=1:1 を表面に広げ、平らにし、そして水がバックグラウンド材料に吸引されて、水の 減少の結果として生じるたいていのボイドが圧縮プロセスによって確実に満たさ れるように圧縮を続ける。この圧縮工程は、表面の手もしくは機械によるコテ塗 りまたは振動またはローリングまたは他の圧縮手段、さらにはこれらの組み合わ せによるものでもよい。 セメント含有量の高い薄い塗装被覆の場合、材料はハケ、スプレーまたはロー ラーによって塗布され、水は同時に除かれるので、圧縮工程は実質的に自動的に 進む。 追加の水を加えると流動性は戻り、そしてこれがまた表面仕上げおよび圧縮プ ロセス中にバックグラウンドに除かれるとすると、材料に害はないので、早期の 水の除去に問題はない。セメント質材料の従来の使用では、再び測り入れる(水 を追加して作業性をもとに戻す)ことは、水:セメント比を上げるので当然望ま しくないことであると見なされる。 表面に施すためのセメント質材料は、粉末フィルム(非常に薄い)としてハケ 塗りするように、乾燥または半乾燥材料として表面に配置し、次に、表面上で過 剰の水と混合して必要な流動性にし、そしてスプレディングおよび圧縮工程で混 合してもよい。スポンジローラーをスチールごてのようにうまく(あまり熟練を 必要としない)使用すると、スプレディングおよび圧縮を終えることができる。 また、基礎材料の上層はそれ自体をこのように用いると、滑らかで緻密な表面 を得るとこができ、これは乾燥または半乾燥状態で施したセメント質材料を仕上 げる効果的な方法である。結論 本方法は、セメントの水和に必要な水の減少により、強度および他の特性が低 下し、並びに初期亀裂が生じる傾向が高くなるという悪影響があるために、湿っ たセメント表面質材料を高吸引性を有する多孔質表面に施すことは避けなければ ならないという従来法の教示するものとはかけ離れたものである。 本発明は、この水の減少を積極的に用いて、従来技術では損なわれると断言さ れていた強度のようなあらゆる性質を改良するものである。 本発明は、強く、硬い、不透性、耐亀裂性および耐久性を有するセメント質表 面を得る手段を提供するものである。 さらに、また、ずっと魅力的で、滑らかで、模様の付いた、着色した等の表面 を得ることを可能にするものである。 本方法は、セメント質材料を、易流動性の液体として配置するのが容易なもの に、そして過剰の水を除去するのと同時に、密に圧縮されるものにするものであ る。全てのセメント質材料の性能は、圧縮およびボイドの減少によって決まる。 詳述した本方法は次のような少なくとも8つの望ましい目的を達成している: 1. 約1mmまでの非常に薄い肉厚の耐久性摩耗面が得られる。 2. 収縮率が低く、重大な初期収縮が実質的にない。 3. 透過性が非常に低く、強度、硬度および耐久性が高い。 4. 材料はセメントおよび充填材のみからなり、非常に経済的である。 5. 材料は液体または乾燥粉末として非常に薄い層中に容易に配置することが できる。 6. セメント質下地への結合が良好であり、実際に全体が一体となったものを 形成する。 7. 急速な圧縮、および人通りによるような表面圧痕に対する抵抗性を有する 。 8. 多量の微細な充填材の含有が可能であり、着色表面に理想的である。 9. 性能を損なわずに、仕上げのために水を追加することができる。 これによって、より硬い、より滑らかな、より透過性でない、そしてより耐久 性を有する表面、並びに着色および装飾効果を有する表面への用途範囲が広がる 。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年11月29日 【補正内容】 (34条補正) 請求の範囲16を削除。 11. 上記圧縮が、脱水された材料の体積を、水のみの除去によって得られる 減少に較べて、少なくとも5%(好ましくは10%)まで減少させるものである 、上記請求項のいずれかに記載の方法。 12. 水の除去が水和を一時的に停止させるほど速く、そしてセメント質材料 のその後の水和に必要な水は、上記セメント質材料を初期硬化させた後に湿らせ ることによってもたらされる、上記請求項のいずれかに記載の方法。 13. 施される材料が1種以上の視覚効果を有する添加剤を含有する、上記請 求項のいずれかに記載の方法。 14. 上記請求項のいずれかに記載された方法によって製造される塗装被覆。 15. 請求項12に記載の方法による塗装被覆が、分離不可能なまたは固有の 部材となっていることを特徴とする被塗装被覆対象。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,HU,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,LV ,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SK,UA,US,UZ,V N

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 薄いセメント質表面塗装被覆を製造する方法であって、乾燥セメント質材 料を過剰の水を加えることによって作業可能にし、作業可能な材料を10mmを 越えない厚さに、上記乾燥セメント質材料の少なくとも3倍の質量の下地の多孔 質表面に施し、この表面は表面上の水を高度に吸引する性質を有していて、施さ れた材料を表面に圧縮させるものであり、そして圧縮された材料を上記表面に結 合された塗装被覆として熟成させることよりなる、上記の方法。 2. 加える水が、0.8を越える水:セメント比に足るものである、請求項1 に記載の方法。 3. 圧縮された場合に、加える水が、乾燥材料の体積を少なくとも5%まで増 するに足るものである、請求項1に記載の方法。 4. 上記塗装被覆の厚さが1mm以下である、上記請求項のいずれかに記載の 方法。 5. 下地が上記乾燥セメント質材料の少なくとも10倍の質量を有する、上記 請求項のいずれかに記載の方法。 6. 吸引が表面の細孔を通しての毛管吸引である、上記請求項のいずれかに記 載の方法。 7. 吸引が、実質的に材料中の水が多孔質表面から飛散しない程度に十分なも のである、上記請求項のいずれかに記載の方法。 8. 実質的に材料中の全ての水が少なくとも固体粒子と同じ速度で多孔質表面 に移動する、請求項7の方法。 9. 上記圧縮が大気圧によって助けられることを特徴とする、上記請求項のい ずれかに記載の方法。 10. 上記圧縮が固体粒子を接触させるのに十分なものであることを特徴とす る、上記請求項のいずれかに記載の方法。 11. 上記圧縮が、脱水された材料の体積を、水のみの除去によって得られる 減少に較べて、少なくとも5%(好ましくは10%)まで減少させるものである 、上記請求項のいずれかに記載の方法。 12. 水の除去が水和を一時的に停止させるほど速く、そしてセメント質材料 のその後の水和に必要な水は、上記セメント質材料を初期硬化させた後に湿らせ ることによってもたらされる、上記請求項のいずれかに記載の方法。 13. 施される材料が1種以上の視覚効果を有する添加剤を含有する、上記請 求項のいずれかに記載の方法。 14. 上記請求項のいずれかに記載の方法によって作成されることを特徴とす る塗装被覆。 15. 請求項12に記載の方法による塗装被覆が、分離不可能なまたは固有の 部材となっていることを特徴とする被塗装被覆対象。 16. 材料をセメントグラウトとして施す方法であって、乾燥セメント質材料 を過剰の水を加えることによって作業可能にし、作業可能な材料を対象に施し、 そして乾燥セメント質材料の少なくとも3倍、好ましくは少なくとも10倍の質 量の、作業可能な材料の上に配置された乾燥コンクリートを加えることによって 作業可能な材料を脱水することよりなる、上記の方法。
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