JP4470489B2 - ストライカー取付構造 - Google Patents

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本発明は、車両ボティーに形成されたドア開口部周縁の外側面に装着されるストライカーの取付構造に関する。
車両ボティーに形成されたドア開口部周縁には、ドアのラッチが係合するストライカーが配設されている。このストライカーは、ドア開口部周縁の内部に設けられ複数の取付部が設けられたブラケットに、締結部材をドア開口部周縁の外側からストライカーに形成した挿通孔及びドア開口部周縁に形成した孔とを挿通されて締め付けることで、ドア開口部周縁の外側面に固定されている。
ストライカーは、ラッチとの位置関係を調整できるように、例えば特許文献1では、締結部材が螺合する一対の取付部の片側の位置を、取付部が形成されたブラケットを塑性変形させることで、変位させて位置調整可能としている。
特開2001−152712号公報
特許文献1に記載のストライカー取付構造では、ブラケットに設けた取付部が位置調整可能とされているが、ブラケットを塑性変形させて一方の取付部の位置を変位させているので、その変位量は塑性変形量に依存することになり、大きな位置調整は望めない。また、無理して大きな位置調整を行うと、塑性変形の許容を超えることにもなり破損のおそれがある。
本発明は、取付部の位置調整量を大きくしながら耐久性に優れたストライカー取付構造を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明では、車両ボティーに形成されたドア開口部周縁外側面に配設され、挿入孔が形成されたストライカーと、ドア開口部周縁の内部に設けられ、ドア開口部周縁の外側面から挿入孔及びドア開口部周縁に形成した孔とを挿通させた締結部材で締め付けられる取付部が設けられたブラケットとを備えたストライカー取付構造において、ブラケットは、ドア開口部周縁の内面に接合される第1部材と、第1部材にストライカー調整方向に移動自在に支持され、取付部が両端に設けられると共に両取付部間に中央部が設けられた第2部材とを有して一体化され、第1部材は、その基部から延びる延長部が当該基部側に折り返えされて空間部を形成し、第2部材の中央部が、この空間部収納されてストライカー調整方向に移動自在に支持されると共に、第2部材の両端は空間部より広幅に形成されていることを特徴としている。
請求項2の発明では、請求項1記載のストライカー取付構造において、第1部材は、ドア開口部周縁の内側に配設される補強部材に固定されていることを特徴としている。
本発明によれば、ストライカーを締結部材で取付けるためのブラケットを、ドア開口部周縁の内面に接合される第1部材と、第1部材にストライカー調整方向に移動自在に支持され締結部材が締め込まれる取付部が設けられた第2部材との二部品構成としたので、塑性変形させることなく取付部の位置調整が可能となり、ストライカーの位置調整量を大きくしながら耐久性の向上を図ることができる。
本発明によれば、第1部材の基部から延びる延長部が折り返えされて形成された空間部で、第2部材をストライカー調整方向に移動自在に支持するので、第2部材の自由度が大きく、よりストライカーの位置調整量を大きくすることができる。
本発明によれば、第1部材がドア開口部周縁の内側に配設される補強部材に固定されるので、第1部材の接合部がドア開口部周縁の外側面に現れることが無く、第1部材の取付強度を高められ、より耐久性の向上を図りながら見栄えの良い取付構造となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図3において、符号1は、本発明のストライカー取付構造が適用された車体ボティーを示す。車両ボティー1の側面には、図示しないドアによって開閉されるドア開口部3,4が形成されている。ドア開口部3,4の間には、閉断面構造を成しも車体上下方向ら延びるセンターピラー2が配設されている。ドア開口部4の周縁には、図示しないドアのラッチと係合するストライカー5が設けられている。本形態において、ドア開口部4の周縁とはセンターピラー2とする。ドア開口部周縁の内部となるセンターピラー2の内部にフォーストライカー5をセンターピラー2の外側面に装着固定するためのブラケット6が配設されている。
センターピラー2は、図1に示すように、インナーパネル7、インナーパネル7に接合される補強部材としてのリンフォースパネル8、リンフォースパネル8の内側に装着される補強部材として機能するリンフォースパネル9と、リンフォースパネル8の外側に配設され、センターピラー2の外側面を構成するアウターパネル10とを備えている。本形態において、アウターパネル10は樹脂製であり、他のパネルは金属製である。
リンフォースパネル8は、断面ハット状にプレス成形されていて、そのフランジ部8A、8Bとインナーパネル7のフランジ部7A、7Bとをスポット溶接で接合されることで一体化されている。リンフォースパネル9は、断面コの字状にプレス成形されていて、その前面9Aがリンフォースパネル8の前面8Cにスポット溶接されることでセンターピラー2の内部に配設されている。リンフォースパネル9は、ドア開口部周縁の内面を構成し、ブラケット6の装着部を構成する。
このように、ブラケット6の装着部となるリンフォースパネル9をリンフォースパネル8の内側に配設するのは、アウターパネル10側からスポット溶接箇所を見えなくするためである。このような装着方法とすることで、アウターパネル10を樹脂製とすることができる。
アウターパネル10は、リンフォースパネル8に沿う類似形状に成型されていて、図示しないボルトによってリンフォースパネル8に着脱自在に装着されている。これらリンフォースパネル8、9及びアウターパネル10の互いに対向する部位には、アウターパネル10側からストライカー5の上下に形成された挿入孔5Aをそれぞれ通して締結部材としてのねじ14が挿入される孔11,12,13がそれぞれ形成されている。これら各孔の径は、ボルト14のねじ部の径よりも大径とされていて、ストライカー5の取付位置を、図2において少なくとも紙面方向と上下方向へと移動できるようになっている。実際の移動方向としては、各孔の径方向となる。
ブラケット6は、図2に示すように、リンフォースパネル9の前面9Aにスポット溶接で接合固定される第1部材16と、ねじ14が締め付けられる取付部としての一対のナット18,18が設けられたブラケット17とを備えている。第1部材16は、板金製で、リンフォースパネル9にスポット溶接される基部16Aと、この基部16Aの中央から基部16Aと交差、好ましくは直行する方向に延びる延長部16Bが形成されている。この延長部16Bは、U字状に基部16A側に折り返えされてその先端16Cを基部16Aにスポット溶接されることで、延長部16Bに空間部2を形成している。図中符号15は、スポット溶接箇所を示す。
第2部材17は、その中央部17Aが空間部2内に収納されている。中央部17Aの大きさは、空間部20内の大きさよりも小さく形成されている。このため、第2部材17は、空間部20によって矢印X、Yで示すストライカー調整方向に移動自在に支持される。中央部17Aを境にした第2部材17の両端17B、17Cには、第2部材17を貫通する孔20がそれぞれ形成されている。ナット18,18は、これら孔20と重合するように両端17B、17Cにそれぞれ固定されている。
このような構成のブラケット6は、第1部材16を平面形状T字にプレス成型し、予めナット18を固定した第2部材17を延長部16B上に配置して延長部16Bを折り曲げて、その先端16Cを基部16Aに溶接して第2部材17と第1部材16とを一体化することで形成される。
第1部材16と第2部材17とが一体化されて形成されたブラケット6を、ナット18と孔13の位置とが重合するようにリンフォースパネル9の前端9Aに基部16Aをスポット溶接することでリンフォースパネル9に固定する。そして、このブラケット6が固定されたリンフォースパネル9を図2に示すように、リンフォースパネル8の前面8Cに孔13と孔12とが重合するように溶接固定する。
このようにしてセンターピラー2内に配設されたブラケット6に対して、アウターパネル10の孔11にストライカー5の貫通孔5Aの位置をそれぞれ合わせ、各ねじ14を貫通孔5Aから孔11,12,13を挿通させてナット18にそれぞれ締め込む。このため、第2部材17とストライカー5とは、アウターパネル10とリンフォースパネル9とを挟み込み、ストライカー5が図示しないラッチと係合可能なアウターパネル10の外面に配置固定される。
ドアとドア開口部4との隙間調整や建て付け調整をする場合には、各ねじ14を緩めると、挟み込み力が弱くなり、各ねじ14がナット18に螺合した状態で第2部材17とストライカー5が一緒に移動される。そして、最適な位置を見い出し、各ねじ14を締め込むことでストライカー5が固定される。
このように、ストライカー50をねじ14で取付けるためのブラケット6が、第1部材16と、第1部材16にストライカー調整方向に移動自在に支持され、ナット18,18が設けられた第2部材17との二部品構成としたので、塑性変形させることなくナット18、18の位置調整が可能となり、ストライカー5の位置調整量を大きくしながら耐久性の向上を図ることができる。第1部材16の基部16Aから延びる延長部16Bが折り返えされて形成された空間部20で、第2部材17の中央部17Aをストライカー調整方向X、Yに移動自在に支持するので、第2部材17の自由度が大きく、よりストライカー5の位置調整量を大きくすることができる。また、第1部材16がセンターピラー2の内面を構成するリンフォースパネル8に接合されるリンフォースパネル9に固定されるので、第1部材16の溶接部がアウターパネル10側に現れることが無く、第1部材16の取付強度を確保でき、耐久性を向上させながら見栄えの良い取付構造となる。
本形態では、センターピラー2に設けられたストライカー5の取付構造としたが、ドア開口部3の後端側に位置するピラーに設けられる周知の後部ドアのラッチや、図示しないトランクドアのラッチに係合するストライカーへの取付部材としてブラケット6を適用することができる。
本発明の一実施の形態であるストライカー取付構造が適用された車体ボティーを示す一部破断側面図である。 ドア開口部周縁となるセンターピラーに対するストライカーの取付構造の構成を示す拡大図である。 ブラケットの構成を示す拡大斜視図である。
符号の説明
1 車両ボデー
2 ドア開口部周縁
3 ドア開口部
5 ストライカー
5A 挿入孔
6 ブラケット
8 ドア開口部周縁の内面
9 補強部材
10 ドア開口部周縁の外側
11,12,13 ドア開口部周縁の孔
14 締結部材
16 第1部材
16A 基部
16B 延長部
17 第2部材
18 取付部
20 空間部
X、Y ストライカー調整方向

Claims (2)

  1. 車両ボティーに形成されたドア開口部周縁外側面に配設され、挿入孔が形成されたストライカーと、前記ドア開口部周縁の内部に設けられ、前記ドア開口部周縁の外側面から前記挿入孔及び前記ドア開口部周縁に形成した孔とを挿通させた締結部材で締め付けられる取付部が設けられたブラケットとを備えたストライカー取付構造において、
    前記ブラケットは、前記ドア開口部周縁の内面に接合される第1部材と、前記第1部材にストライカー調整方向に移動自在に支持され、前記取付部が両端に設けられると共に両取付部間に中央部が設けられた第2部材とを有して一体化され
    前記第1部材は、その基部から延びる延長部が当該基部側に折り返えされて空間部を形成し、前記第2部材の中央部が、この空間部収納されてストライカー調整方向に移動自在に支持されると共に、前記第2部材の両端は前記空間部より広幅に形成されていることを特徴とするストライカー取付構造。
  2. 請求項1記載のストライカー取付構造において、
    前記第1部材は、前記ドア開口部周縁の内側に配設される補強部材に固定されていることを特徴とするストライカー取付構造。
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