JP4469571B2 - ブラシレスモータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロータ部とステータ部を保持用マグネットの磁力によって保持しているブラシレスモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の動圧軸受装置を使用し、ロータ部とステータ部を保持用マグネットの磁力によって保持しているブラシレスモータに関して図11を参照して説明する。図11は、従来の動圧軸受装置を使用し、ロータ部とステータ部を保持用マグネットの磁力によって保持しているブラシレスモータの断面図である。
【0003】
図11に示されるように、従来のブラシレスモータは、軸6と、この軸6に取り付けられる取付具1000とを備える。
【0004】
また、図11に示されるように、従来のブラシレスモータは、取付具1000に固定されるヨーク2と、ヨーク2に形成されるマグネット4とを備える。
【0005】
また、図11に示されるように、従来のブラシレスモータは、回路基板5に固定されるハウジング11と、ハウジング11の底部に位置するキャップ13と、ハウジング11に設けられたポールシュウ8と、ハウジング11に固定される軸受9とを備える。また、ポールシュウ8には、巻線3が形成されている。
【0006】
なお、取付具1000、軸6及びヨーク2はロータ部1100を構成し、ハウジング11及び軸受9はステータ部1200を構成する。
【0007】
また、図11に示されるように、従来のブラシレスモータは、軸6に設けられた保持用マグネット12と、軸受9に設けられた保持用マグネット10とを備える。
【0008】
そして、図11に示されるように、従来のブラシレスモータは、ロータ部1100とステータ部1200を保持用マグネット10,12の磁力により保持すると共に、ロータ部1100とステータ部1200との接触部に緩衝材700を用いている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が生じていた。すなわち、例えば、図11に示されるように、ロータ部1100とステータ部1200との間に緩衝材700を使用した場合、いかなる衝撃でも緩衝材700がこの衝撃を吸収する役目を負うこととなり、過度の衝撃が発生した場合、緩衝材700の変形や破壊が発生してしまう場合がある。
【0010】
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、その目的は、緩衝材の変形、破壊を軽減することが可能なブラシレスモータを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るブラシレスモータは、軸及び該軸に固定される取り付け手段を備えるロータ部と、前記軸と嵌合する軸受を備えるステータ部と、前記取り付け手段と前記軸受との間に設けられたゴム部材とを備え、前記ロータ部に設けられた保持用マグネット及び前記ステータ部に設けられた保持用マグネットの磁力により、前記軸受への前記軸の嵌合を保持するブラシレスモータにおいて、前記取り付け手段と前記軸受とのいずれか一方に凸部を備え、前記取り付け手段と前記軸受とは、前記ゴム部材が所定以上縮小した場合に、前記凸部において接触することを特徴とする。
【0012】
ここで、軸と略平行な方向とは、軸が回転する際の中心軸に略平行な方向のことをいう。また、軸と略垂直な方向とは、軸が回転する際の中心軸に略垂直な方向のことをいう。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0014】
また、以下の図面において、前述の従来技術の説明で用いた図面に記載された部品、及び既述の図面に記載された部品と同様の部品には同じ番号を付す。
【0015】
(第1の実施形態)
まず、本発明に係るブラシレスモータの第1の実施形態について図1及び図2を参照して説明する。図1は、本発明に係るブラシレスモータの第1の実施形態の断面図であり、図2は、図1に示されるブラシレスモータの一部拡大図である。
【0016】
図1に示されるように、本実施形態のブラシレスモータは、軸6と、この軸6に取り付けられる取付具101とを備える。
【0017】
また、図1に示されるように、本実施形態のブラシレスモータは、取付具101に固定されるヨーク2と、ヨーク2に形成されるマグネット4とを備える。
【0018】
また、図1に示されるように、本実施形態のブラシレスモータは、回路基板5に固定されるハウジング11と、ハウジング11の底部に位置するキャップ13と、ハウジング11に設けられたポールシュウ8と、ハウジング11に固定される軸受9とを備える。また、ポールシュウ8には、巻線3が形成されている。
【0019】
なお、取付具101、軸6及びヨーク2はロータ部100を構成し、ハウジング11及び軸受9はステータ部200を構成する。
【0020】
また、図1に示されるように、本実施形態のブラシレスモータは、軸6に設けられた保持用マグネット12と、軸受9に設けられた保持用マグネット10とを備える。
【0021】
そして、図1に示されるように、本実施形態のブラシレスモータは、ロータ部100とステータ部200とを保持用マグネット10,12の磁力により保持し、ロータ部100とステータ部200との接触部に緩衝材7を用いている。
【0022】
この緩衝材7の材料はクッション性のある材料が良い。例えば樹脂材料、ゴムなどである。本実施形態ではゴムを用いる。
【0023】
また、図1に示されるLは、ブラシレスモータの中心線を概念的に示すものであり、実際の部品を構成するものではない。
【0024】
なお、図1に示される、取付具101の立体的な構造は、図1に示される取付具101を中心線Lを中心として回転させた図形である。また、緩衝材7は、軸受9の上部に円周状に間断なく形成されているとしても良いし、軸受9の上部に離散的に形成されているとしても良い。また、離散的に形成されている緩衝材7は、その間隔が周期的であることが好ましいが、このような周期的に形成される場合に限定されるものではない。また、離散的な各緩衝材7の形状は、それぞれ同一形状であることが好ましいが、緩衝材7の形状が同一である場合に限定されるものでもない。また、離散的な緩衝材7の個数は1個以上であるとして良い。
【0025】
図1に示される本実施形態のブラシレスモータが、前述の図11に示される従来のブラシレスモータと比べて特徴的なのは、取付具101の構造であるため、この取付具101の構造について図2を参照して説明する。
【0026】
図2において、中心線Lより左側の部分は、ブラシレスモータに通常の衝撃が加わり、緩衝材7が多少縮小しているが、緩衝材7が衝撃を吸収している状態を示している。
【0027】
また、図2において、中心線Lよりも右側の部分は、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わり、ロータ部100の取付具101がステータ部200の軸受9に接触している状態を示している。
【0028】
すなわち、図2の中心線Lを境とした左図と右図とは異なった状態のブラシレスモータを示すものであり、一体的なブラシレスモータを示すものではない。
【0029】
図2に示されるように、本実施形態の取付具101には、軸6の半径方向内側であり、軸受9に向かう方向に凸部101aを備えている。
【0030】
本実施形態では、図2の左図に示されるように、通常の衝撃がブラシレスモータに加えられた場合には、弾性部材である緩衝材7が潰れることにより衝撃が吸収される。
【0031】
一方、図2の右図に示されるように、過度の衝撃がブラシレスモータに加えられた場合は、緩衝材7が潰れるが、緩衝材7が変形や破壊を起こす前に、取付具101の凸部101aが、軸受9に接触する。
【0032】
凸部101aの部分と軸受9とは剛体のため、過度の衝撃であっても容易に変形、破壊が発生することはない。
【0033】
以上から、本実施形態のブラシレスモータでは、ブラシレスモータに過度の衝撃が加えられたとしても、取付具101の凸部101aが、軸受9に接触するため緩衝材7が変形や破壊を起こすことを軽減することができる。
【0034】
(第2の実施形態)
次に、本発明に係るブラシレスモータの第2の実施形態について図3及び図4を参照して説明する。図3は、本発明に係るブラシレスモータの第2の実施形態の断面図であり、図4は、図3に示されるブラシレスモータの一部拡大図である。
【0035】
図3に示されるように、本実施形態のブラシレスモータは、軸6と、この軸6に取り付けられる取付具102とを備える。
【0036】
また、図3に示されるように、本実施形態のブラシレスモータは、取付具102に固定されるヨーク2と、ヨーク2に形成されるマグネット4とを備える。
【0037】
また、図3に示されるように、本実施形態のブラシレスモータは、回路基板5に固定されるハウジング11と、ハウジング11の底部に位置するキャップ13と、ハウジング11に設けられたポールシュウ8と、ハウジング11に固定される軸受9とを備える。ポールシュウ8には、巻線3が形成されている。
【0038】
この緩衝材71の材料はクッション性のある材料が良い。例えば樹脂材料、ゴムなどである。本実施形態では樹脂材料を用いる。
【0039】
また、図3に示されるLは、ブラシレスモータの中心線を概念的に示すものであり、実際の部品を構成するものではない。
【0040】
なお、取付具102、軸6及びヨーク2はロータ部110を構成し、ハウジング11及び軸受9はステータ部210を構成する。
【0041】
また、図3に示されるように、本実施形態のブラシレスモータは、軸6に設けられた保持用マグネット12と、軸受9に設けられた保持用マグネット10とを備える。
【0042】
そして、図3に示されるように、本実施形態のブラシレスモータは、ロータ部110とステータ部210を保持用マグネット10,12の磁力により保持し、ロータ部110とステータ部210との接触部に緩衝材71を用いている。
【0043】
なお、図3に示される、取付具102の立体的な構造は、図3に示される取付具101を中心線Lを中心として回転させた図形である。また、緩衝材71は、軸受9の上部に円周状に間断なく形成されているとしても良いし、軸受9の上部に離散的に形成されているとしても良い。また、離散的に形成されている緩衝材71は、その間隔が周期的であることが好ましいが、このような周期的に形成される場合に限定されるものではない。また、離散的な各緩衝材71の形状は、それぞれ同一形状であることが好ましいが、緩衝材71の形状が同一である場合に限定されるものでもない。また、離散的な緩衝材71の個数は1個以上であるとして良い。
【0044】
図3に示される本実施形態のブラシレスモータが、前述の図11に示される従来のブラシレスモータと比べて特徴的なのは、取付具102及び緩衝材71の構造であるため、この取付具102及び緩衝材71の構造について図4を参照して説明する。
【0045】
図4において、中心線Lより左側の部分は、ブラシレスモータに通常の衝撃が加わり、緩衝材71が多少縮小しているが、緩衝材71が衝撃を吸収している状態を示している。
【0046】
また、図4において、中心線Lよりも右側の部分は、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わり、ロータ部110の取付具102がステータ部210の軸受9に接触している状態を示している。
【0047】
すなわち、図4の中心線Lを境とする左図と右図とは異なった状態のブラシレスモータを示すものであり、一体的なブラシレスモータを示すものではない。
【0048】
図4に示されるように、本実施形態の取付具102は、軸6の半径方向内側であって、軸受9に向かう方向に第1の凸部102aを備える。
【0049】
また、本実施形態の取付具102は、第1の凸部102aの軸6の半径方向外側に第2の凸部102bを備える。
【0050】
また、図4に示されるように、本実施形態の緩衝材71は、ハウジング11に固定され、軸6に略平行な部分71aと、軸6に略垂直な部分71bとを備える。
【0051】
そして、緩衝材71の部分71bは、取付具102の第2の凸部102bと接触する。
【0052】
図4に示されるように、本実施形態では、緩衝材71の部分71bが変形することにより衝撃を吸収する。
【0053】
すなわち、図4の左図に示されるように、通常の衝撃がブラシレスモータに加えられた場合には、弾性部材である緩衝材71の部分71bが変形することにより衝撃が吸収される。
【0054】
一方、図4の右図に示されるように、過度の衝撃がブラシレスモータに加えられた場合は、緩衝材71の部分71bが変形するが、緩衝材71が変形や破壊を起こす前に、取付具102の第1の凸部102aが、軸受9に接触する。
【0055】
第1の凸部102aの部分と軸受9とは剛体のため、過度の衝撃であっても容易に変形、破壊が発生することはない。
【0056】
以上から、本実施形態のブラシレスモータでは、ブラシレスモータに過度の衝撃が加えられたとしても、取付具102の第1の凸部102aが、軸受9に接触するため緩衝材71が変形や破壊を起こすことを軽減することができる。
【0057】
(第3の実施形態)
次に、本発明に係るブラシレスモータの第3の実施形態について図5を参照して説明する。図5は、本発明に係るブラシレスモータの第3の実施形態の一部断面図である。
【0058】
なお、図5では、前述の図2と同様に、中心線Lより左側の部分は、ブラシレスモータに通常の衝撃が加わり、緩衝材72が多少縮小しているが、緩衝材72が衝撃を吸収している状態を示している。
【0059】
また、図5において、中心線Lよりも右側の部分は、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わり、取付具103の凸部103aがステータ部200の軸受9に接触している状態を示している。
【0060】
すなわち、図5の中心線Lを境とする左図と右図とは異なった状態のブラシレスモータを示すものであり、一体的なブラシレスモータを示すものではない。
【0061】
本実施形態は、前述の図1に示される本発明に係るブラシレスモータの第1の実施形態を変形した実施形態である。したがって、本実施形態のブラシレスモータの構造は、前述の第1の実施形態の構造と略同様であり、前述の第1の実施形態の説明と重複する部分の説明は省略する。
【0062】
図5に示されるように、本実施形態のブラシレスモータが前述の図1に示されるブラシレスモータの構造と異なる点は、取付具の構造及び緩衝材の位置である。
【0063】
すなわち、本実施形態の取付具103は、軸6の半径方向内側に緩衝材72が接触する部分103bを備え、さらに、この部分103bの、軸6の半径方向外側に凸部103aを備えている。
【0064】
そして、図5の中心線Lを境とした右図に示されるように、本実施形態においても、前述の本発明に係るブラシレスモータの第1の実施形態と同様に、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わった場合には凸部103aが軸受9に接触するため、緩衝材72に変形や破壊が発生することを軽減することができる。
【0065】
(第4の実施形態)
次に、本発明に係るブラシレスモータの第4の実施形態について図6を参照して説明する。図6は、本発明に係るブラシレスモータの第4の実施形態の一部断面図である。
【0066】
なお、図6では、前述の図2と同様に、中心線Lより左側の部分は、ブラシレスモータに通常の衝撃が加わり、緩衝材73が多少縮小しているが、緩衝材73が衝撃を吸収している状態を示している。
【0067】
また、図6において、中心線Lよりも右側の部分は、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わり、軸受91の凸部91aが取付具104に接触している状態を示している。
【0068】
すなわち、図6の中心線Lを境とする左図と右図とは異なった状態のブラシレスモータを示すものであり、一体的なブラシレスモータを示すものではない。
【0069】
本実施形態は、前述の図1に示される本発明に係るブラシレスモータの第1の実施形態を変形した実施形態である。したがって、本実施形態のブラシレスモータの構造は、前述の第1の実施形態の構造と略同様であり、前述の第1の実施形態の説明と重複する部分の説明は省略する。
【0070】
図6に示されるように、本実施形態のブラシレスモータが前述の図1に示されるブラシレスモータの構造と異なる点は、軸受の構造、取付具の構造及び緩衝材の位置である。
【0071】
すなわち、本実施形態の取付具104は凸部を有していない。
【0072】
一方、本実施形態の軸受91は、軸6の半径方向外側に緩衝材73が固定される部分91bを備え、さらに、この部分91bの、軸6の半径方向外側に凸部91aを備えている。
【0073】
そして、図6の右図に示されるように、本実施形態においても、前述の本発明に係るブラシレスモータの第1の実施形態と同様に、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わった場合には凸部91aが取付具104に接触するため、緩衝材73に変形や破壊が発生することを軽減することができる。
【0074】
(第5の実施形態)
次に、本発明に係るブラシレスモータの第5の実施形態について図7を参照して説明する。図7は、本発明に係るブラシレスモータの第5の実施形態の一部断面図である。
【0075】
なお、図7では、前述の図2と同様に、中心線Lより左側の部分は、ブラシレスモータに通常の衝撃が加わり、緩衝材74が多少縮小しているが、緩衝材74が衝撃を吸収している状態を示している。
【0076】
また、図7において、中心線Lよりも右側の部分は、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わり、軸受92の凸部92aが取付具105に接触している状態を示している。
【0077】
すなわち、図7の中心線Lを境とする左図と右図とは異なった状態のブラシレスモータを示すものであり、一体的なブラシレスモータを示すものではない。
【0078】
本実施形態は、前述の図1に示される本発明に係るブラシレスモータの第1の実施形態を変形した実施形態である。したがって、本実施形態のブラシレスモータの構造は、前述の第1の実施形態の構造と略同様であり、前述の第1の実施形態の説明と重複する部分の説明は省略する。
【0079】
図7に示されるように、本実施形態のブラシレスモータが前述の図1に示されるブラシレスモータの構造と異なる点は、軸受の構造及び取付具の構造である。
【0080】
すなわち、本実施形態の取付具105は凸部を有していない。
【0081】
一方、本実施形態の軸受92は、軸6の半径方向内側に凸部92aを備え、さらに、凸部92aの半径方向外側に緩衝材74が固定される部分92bを備える。
【0082】
そして、図7の右図に示されるように、本実施形態においても、前述の本発明に係るブラシレスモータの第1の実施形態と同様に、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わった場合には凸部92aが取付具105に接触するため、緩衝材74に変形や破壊が発生することを軽減することができる。
【0083】
(第6の実施形態)
次に、本発明に係るブラシレスモータの第6の実施形態について図8を参照して説明する。図8は、本発明に係るブラシレスモータの第6の実施形態の一部断面図である。
【0084】
なお、図8では、前述の図4と同様に、中心線Lより左側の部分は、ブラシレスモータに通常の衝撃が加わり、緩衝材75が多少変形しているが、緩衝材75が衝撃を吸収している状態を示している。
【0085】
また、図8において、中心線Lよりも右側の部分は、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わり、軸受93の凸部93aが取付具106に接触している状態を示している。
【0086】
すなわち、図8の中心線Lを境とする左図と右図とは異なった状態のブラシレスモータを示すものであり、一体的なブラシレスモータを示すものではない。
【0087】
本実施形態は、前述の図3に示される本発明に係るブラシレスモータの第2の実施形態を変形した実施形態である。したがって、本実施形態のブラシレスモータの構造は、前述の第2の実施形態の構造と略同様であり、前述の第2の実施形態の説明と重複する部分の説明は省略する。
【0088】
図8に示されるように、本実施形態のブラシレスモータが前述の図3に示されるブラシレスモータの構造と異なる点は、取付具及び軸受の構造である。
【0089】
まず、本実施形態では、緩衝材75は、ハウジング11及び軸受93に固定されている。この緩衝材75は、軸6に略平行な部分75aと、軸6に略垂直な部分75bとを備えている。
【0090】
そして、部分75bは、取付具106と接触して変形することにより衝撃を吸収する。
【0091】
また、本実施形態の軸受93は、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わった場合に、取付具107と接触する凸部93aを備えている。この凸部93aは、軸6の半径方向に対して内側に形成されている。
【0092】
そして、図8の右図に示されるように、本実施形態においても、前述の本発明に係るブラシレスモータの第2の実施形態と同様に、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わった場合には凸部93aが取付具106に接触するため、緩衝材75に変形や破壊が発生することを軽減することができる。
【0093】
(第7の実施形態)
次に、本発明に係るブラシレスモータの第7の実施形態について図9を参照して説明する。図9は、本発明に係るブラシレスモータの第7の実施形態の一部断面図である。
【0094】
なお、図9では、前述の図4と同様に、中心線Lより左側の部分は、ブラシレスモータに通常の衝撃が加わり、緩衝材76が多少変形しているが、緩衝材76が衝撃を吸収している状態を示している。
【0095】
また、図9において、中心線Lよりも右側の部分は、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わり、取付具107の凸部107aが軸受9に接触している状態を示している。
【0096】
すなわち、図9の中心線Lを境とする左図と右図とは異なった状態のブラシレスモータを示すものであり、一体的なブラシレスモータを示すものではない。
【0097】
本実施形態は、前述の図3に示される本発明に係るブラシレスモータの第2の実施形態を変形した実施形態である。したがって、本実施形態のブラシレスモータの構造は、前述の第2の実施形態の構造と略同様であり、前述の第2の実施形態の説明と重複する部分の説明は省略する。
【0098】
図9に示されるように、本実施形態のブラシレスモータが前述の図3に示されるブラシレスモータの構造と異なる点は、取付具の構造及び緩衝材の位置である。
【0099】
まず、本実施形態では、緩衝材76は、取付具107に固定されている。この緩衝材76は、軸6に略平行な部分76aと、軸6に略垂直な部分76bとを備えている。
【0100】
そして、部分76bは、軸受9と接触して、衝撃を吸収する。
【0101】
また、本実施形態の取付具107は、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わった場合に、軸受9と接触する凸部107aを備えている。この凸部106aは、軸6に対して半径方向内側に形成されている。
【0102】
そして、図9の右図に示されるように、本実施形態においても、前述の本発明に係るブラシレスモータの第2の実施形態と同様に、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わった場合には凸部107aが軸受9に接触するため、緩衝材76に変形や破壊が発生することを軽減することができる。
【0103】
(第8の実施形態)
次に、本発明に係るブラシレスモータの第8の実施形態について図10を参照して説明する。図10は、本発明に係るブラシレスモータの第8の実施形態の一部断面図である。
【0104】
なお、図10では、前述の図4と同様に、中心線Lより左側の部分は、ブラシレスモータに通常の衝撃が加わり、緩衝材77が多少変形しているが、緩衝材77が衝撃を吸収している状態を示している。
【0105】
また、図10において、中心線Lよりも右側の部分は、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わり、軸受94の凸部94aが取付具108に接触している状態を示している。
【0106】
すなわち、図10の中心線Lを境とする左図と右図とは異なった状態のブラシレスモータを示すものであり、一体的なブラシレスモータを示すものではない。
【0107】
本実施形態は、前述の図3に示される本発明に係るブラシレスモータの第2の実施形態を変形した実施形態である。したがって、本実施形態のブラシレスモータの構造は、前述の第2の実施形態の構造と略同様であり、前述の第2の実施形態の説明と重複する部分の説明は省略する。
【0108】
図10に示されるように、本実施形態のブラシレスモータが前述の図3に示されるブラシレスモータの構造と異なる点は、軸受の構造、取付具の構造及び緩衝材の位置である。
【0109】
まず、本実施形態では、緩衝材77は、取付具108に固定されている。この緩衝材77は、軸6に略平行な部分77aと、軸6に略垂直な部分77bとを備えている。
【0110】
そして、部分77bは、軸受9と接触して、変形して、衝撃を吸収する。
【0111】
また、本実施形態の軸受94は、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わった場合に、取付具108と接触する94aを備えている。この凸部94aは、軸6の半径方向に対して内側に形成されている。
【0112】
そして、図10の右図に示されるように、本実施形態においても、前述の本発明に係るブラシレスモータの第2の実施形態と同様に、ブラシレスモータに過度の衝撃が加わった場合には凸部94aが取付具108に接触するため、緩衝材77に変形や破壊が発生することを軽減することができる。
【0120】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ブラシレスモータの構成により、緩衝材の効果を維持しながら、過度の衝撃が加わった場合であっても、緩衝材の変形、破壊を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るブラシレスモータの第1の実施形態の断面図である。
【図2】図1に示されるブラシレスモータの一部拡大図である。
【図3】本発明に係るブラシレスモータの第2の実施形態の断面図である。
【図4】図3に示されるブラシレスモータの一部拡大図である。
【図5】本発明に係るブラシレスモータの第3の実施形態の一部断面図である。
【図6】本発明に係るブラシレスモータの第4の実施形態の一部断面図である。
【図7】本発明に係るブラシレスモータの第5の実施形態の一部断面図である。
【図8】本発明に係るブラシレスモータの第6の実施形態の一部断面図である。
【図9】本発明に係るブラシレスモータの第7の実施形態の一部断面図である。
【図10】本発明に係るブラシレスモータの第8の実施形態の一部断面図である。
【図11】従来の動圧軸受装置を使用し、ロータ部とステータ部を保持用マグネットの磁力によって保持しているブラシレスモータの断面図である。
【符号の説明】
2 ヨーク
3 巻線
4 マグネット
5 回路基板
6 軸
7 緩衝材
8 ポールシュウ
9 軸受
10 保持用マグネット
11 ハウジング
12 保持用マグネット
13 キャップ
71 緩衝材
71a,71b 部分
72,73,74,75 緩衝材
75a,75b 部分
76 緩衝材
76a,76b 部分
77 緩衝材
77a,77b 部分
91a 凸部
91 軸受
91b 部分
92 軸受
92a 凸部
92b 部分
93 軸受
93a 凸部
94 軸受
94a 凸部
100 ロータ部
101 取付具
101a 凸部
102 取付具
102a 第1の凸部
102b 第2の凸部
103 取付具
103a 凸部
103b 部分
104,105 取付具
106,107 取付具
107a 凸部
108 取付具
110 ロータ部
200 ステータ部
210 ステータ部
700 緩衝材
1000 取付具
1100 ロータ部
1200 ステータ部

Claims (4)

  1. 軸及び該軸に固定される取り付け手段を備えるロータ部と、
    前記軸と嵌合する軸受を備えるステータ部と、
    前記取り付け手段と前記軸受との間に設けられたゴム部材とを備え、
    前記ロータ部に設けられた保持用マグネット及び前記ステータ部に設けられた保持用マグネットの磁力により、前記軸受への前記軸の嵌合を保持するブラシレスモータにおいて、
    前記取り付け手段と前記軸受とのいずれか一方に凸部を備え、
    前記取り付け手段と前記軸受とは、前記ゴム部材が所定以上縮小した場合に、前記凸部において接触することを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 前記ゴム部材は、前記軸と略平行な方向に伸びる部分と、前記軸と略垂直な方向に伸びる部分とを備え、前記軸と略垂直に伸びる部分が、前記取り付け手段と前記軸受との間に入り込み、かつ、前記凸部以外の部分と接触することを特徴とする請求項1記載のブラシレスモータ。
  3. 前記ゴム部材は、前記軸受に固定されていることを特徴とする請求項1または2記載のブラシレスモータ。
  4. 前記ゴム部材は、前記取り付け手段に固定されていることを特徴とする請求項1または2記載のブラシレスモータ。
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