JP4469529B2 - 物品キャリアおよびブランク - Google Patents

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    • B65D71/00Bundles of articles held together by packaging elements for convenience of storage or transport, e.g. portable segregating carrier for plural receptacles such as beer cans or pop bottles; Bales of material
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Description

【0001】
発明の背景
本発明は、例えばボトルなどの物品を複数梱包するための物品キャリアに関する。より具体的には、本発明は、物品の頂部に取り付けて複数の物品を一列状に固定するようにした頂部把持式のキャリアに関する。
【0002】
円周方向に連設された複数のタブによって旭日型と呼ばれる開口が形成された頂部把持式キャリアが提供されている。この場合、タブはボトルの頂部が開口を通過するのを許容するとともに、ボトルの頂部またはボトルの首部のフランジのチタ側に係合してボトルが開口から離脱するのを防いでいる。そのような旭日型の開口がボトルに対して用いられたとき、特に、タブが係合するボトルの頂部の下側がボトルの首部の高い位置にあるときに問題が生じる。この場合、キャリアは不安定となる。また、ボトルがキャリア内で不安定なためタブが弱められ、その機能が損なわれる。
【0003】
さらに、特にボトルが大きい場合や梱包するボトルの大きさが変更される場合には、頂部把持式キャリアにはボトルを支持するに充分な強度を必要とすることも問題である。米国特許第3,528,697号公報には、比較的細い首部を有する物品を把持するように側壁どうしを互いに平行にしたキャリアが開示されている。このキャリアでは、ボトルのような物品、つまり細い首部を有する物品しか梱包することができない。
本発明は、少なくとも従来技術の問題点を解決することを探求するものである。
【0004】
発明の概要
本発明の一つの特徴によれば、ボトルなどの物品を複数収容する物品キャリアであって、頂壁と、基壁と、頂壁および基壁を互いに接続する両側の側壁とを備え、1または複数の側壁は、基壁に対して鋭角をなすことにより断面台形状の筒構造を形成する。キャリアは、基壁に補足的に設けられたヒンジ結合に沿って折り畳み可能とされ、平らに折り畳んだ状態と組み立てられた状態との間で変形可能とされ、キャリアは、折り畳まれる頂壁に対して傾斜した内側仕切パネルを備えている。
【0005】
上記キャリアでは、異なる形状の首部を有する様々なタイプの物品を梱包することができるという利点がある。さらに、キャリアは飲料業者に平らに折り畳まれた状態で輸送され、物品を荷積みするときに簡単に立ち上げることができる。
【0006】
本発明の任意的な態様によれば、ヒンジ結合は、キャリアが平坦に折り畳んだ状態のときに、台形の4つの角の一つに設けられたヒンジ結合の正反対の位置に配置される。
【0007】
また、折り畳まれる頂壁に対して傾斜した内側仕切パネルを備えることができる。
【0008】
頂壁パネルは、折曲げ自在な少なくとも一つのタブを備えた複数の開口を具備することにより、タブが開口に位置する容器の半径方向突出部の下側に操作的に係合することが望ましい。内側仕切パネルは、頂壁の開口に対応して配列された複数の開口を備えるとさらに望ましい。内側仕切パネルの各開口は、折曲げ自在な1または複数の保持タブを備え、この保持タブは、頂壁の開口の対応するものに操作的に通過し、これにより半径方向突出部の下側の別の箇所に操作的に係合することが望ましい。
【0009】
内側仕切パネルの開口は、その一部が両側において互いに異なる長さを有する保持タブによって形成され、これにより、使用時に、内側仕切パネルの保持タブの上縁が頂壁の保持タブの少なくとも一つの上縁と同一平面上に存することが望ましい。
【0010】
本発明の他の任意的な態様によれば、基壁は、内側仕切パネルと頂壁の開口に対応して配列された複数の下側受容開口を備え、この下側受容開口は、基壁に折曲げ自在に接続されて物品の部分を支持する安定用タブを複数備えている。
【0011】
本発明の第2の特徴によれば、筒状の物品キャリアを形成するためのブランクであって、頂壁パネルと、側壁パネルと、基パネルと、反対側の側壁パネルとが互いに折曲げ自在に連続して接続され、基パネルのヒンジ結合どうしの間隔は、上記頂壁パネルのヒンジ結合どうしの間隔よりも大きいブランクが提供される。基パネルは、補足的に設けられたヒンジ結合を備え、これにより、当該ブランクから形成された物品キャリアは、平らに折り畳んだ状態と組み立てられた状態との間で変形可能とされている。側壁パネルの一つに折曲げ自在に接続された内側仕切パネルを備えており、この内側仕切パネルは、側壁パネルの他方に固定される固定手段を備えている
【0012】
本発明の任意的な態様によれば、頂壁パネルは、折曲げ自在な少なくとも一つのタブを備えた複数の開口を具備することにより、タブが組み立てられてなるキャリア内の容器の一部にタブが係合可能とされ、内側仕切パネルは、キャリアが組み立てられたときに頂壁パネルの開口に対応して配列される複数の開口を備え、内側仕切パネルのそれぞれは、折曲げ自在な少なくとも1つの保持タブを備え、この保持タブは、頂壁パネルの開口の対応するものを通過し、これにより容器の部分に操作的に係合するように構成することができる。内側仕切パネルの開口は、その一部が両側において互いに異なる長さを有する保持タブによって分割され、これにより、使用時に、内側仕切パネルの保持タブの上縁が頂壁パネルの保持タブの少なくとも一つの上縁と同一平面上に存するように構成することができる。
【0013】
基パネルは複数の下側受容開口を備え、この下側受容開口は、基パネルに接続されて物品の部分を支持する安定用タブを複数備えることができる。
【0014】
本発明の第3の特徴によれば、上記物品キャリアに複数の物品をまとめて配列したパッケージと物品キャリアが提供される。
【0015】
発明の好適な実施例の詳細な説明
図面のうち特に図1を参照すると、ボトルなどの物品を複数収容するための物品キャリアを形成するブランクが示されている。この場合、キャリアは、頂壁と、基壁と、これら頂壁および基壁とを互いに接続する両側の側壁とを備え、1または複数の側壁は、基壁に対して鋭角をなすことにより断面台形状の筒構造を形成している。また、キャリアは、基壁にさらに設けられたヒンジ結合に沿って折り畳み可能とされ、平らに折り畳んだ状態と組み立てられた状態との間で変形可能とされている。
【0016】
この実施例では、ブランクは、ボール紙又はそれに類する折曲げ自在なシート状材料からなる頂部把持式物品キャリアを形成する形状とされている。ブランク10は、内側第1側壁パネル16と、基パネル18と、第2側壁パネル20と、頂壁パネル22と、外側第1側壁パネル24とを備え、これらは隣接するものどうしが折目線30,32,34,36に沿って折曲げ自在に接続されている。さらに、内側仕切構造を備えることができる。内側仕切構造は、内側側壁パネル16に折目線28に沿って折曲げ自在に接続された仕切パネル14を備えることができる。
【0017】
内側仕切構造を備えた実施例では、内側の仕切パネル14を側壁パネルの一つに固定するための固定手段をさらに備えることができる。固定手段は、内側の仕切パネル14に折目線26に沿って折曲げ自在に接続された糊付けフラップ12であることが望ましい。あるいは、仕切パネル14から突出するタブが隣接する側壁パネルに設けられてそれに対応する開口に挿入されるロックタブの構造も採用することができる。
【0018】
基パネル18は、その長手方向に沿って延在する折目線66を備えている。使用時には、この折目線66は、以下にさらに詳細に説明するように、キャリアを平たく折り畳まれた状態に変形させるのを可能にする。
【0019】
図1に示すように、この実施例における仕切パネル14には、これに折目線26,28に沿って折曲げ自在に接続された保持タブ38,40が1または複数対形成されている。この実施例では、4対の保持タブが設けられ、それらは仕切パネル14の側縁どうしの中間において横方向に互いに離間している。保持タブ38,40のそれぞれの対は、図5に部分的に示す物品受容開口47を形成するように仕切パネル14から打ち抜かれている。
【0020】
対になされた保持タブ38,40の好ましい形状について詳述すると、保持タブ38は、糊付けタブ12から打ち抜かれるととともに、これに折目線26に沿って折曲げ自在に接続されている。保持タブ38は、仕切パネル14の端縁へ向けその内側へ向けて突出している。他方の保持タブ40は、側壁パネル16に折目線28に沿って折曲げ自在に接続されている。この実施例では、保持タブ14は、保持タブ38に対向して配置され、開口47(図5)の中へ突出している。保持タブ40の端縁は、保持タブ38の端縁と近接するとともに、これと切目線42によって分離されている。保持タブ38,40は、切目線44,46によって形成された両側の側縁を備えている。保持タブ38,40は、1または複数の応力を解放するための折目線39,41を備え、断裂を生じることなく変形できるようになっている。図1から判るように、応力解放用折目線は、保持タブ38,40の端縁から各タブの隣接する角へ向け外側へ散開している。保持タブ38の長さL1は、以下に述べる理由によりタブ40の長さLよりも長く設定されている。
【0021】
基パネル18は、下側物品受容開口48を備え、これは、本実施例では、一直線上に配置されて、例えばボトルの首部のような物品の上部を受容するようになされた4つの開口を備えている。開口48は、内側の仕切内において対応する開口47と並ぶように配列されている。各開口48には、その縁部に沿って複数のタブ50が同軸的に設けられることが望ましい。各タブ50は、基パネル18に折目線52沿って折曲げ自在に接続され、隣接するタブ50とは切目線53によって分離されている。実施例の態様によっては、タブ50どうしは互いに離間していても良いことは言うまでもない。タブ50は、物品の大きさが区々である場合にも物品キャリアへの装着を可能とするもので、首部の直径が大きい物品の場合には、タブ50は、基パネル18との並びから外側へと移動する。
【0022】
頂パネル22もまた基パネル18内の対応する開口48と並ぶ複数の開口58を備えている。図1から判るように、開口58内に突出する1または複数のタブを備えることができる。この実施例では、開口58の両側縁部にヒンジ結合された一対のタブ54,56が備えられている。各タブ54,56のヒンジ構造は、1または複数の折目線によって設けられる。図1には、各開口58の側縁の接続されて互いに散開するように配列された折目線60,62および折目線61,63が示されている。開口58は、以下に詳述するように、内側の仕切パネル14から対応する保持タブ38,40を受容するような形状とされている。
【0023】
この実施例では、頂パネル22は、頂パネル22の中央の長手方向に沿って延在するとともに開口58によって断続させられた折目線64も備えている。使用時には、折目線64は保持用のタブ54,56が頂パネル22との並びから外側移動するのを容易にする。
【0024】
頂パネルおよび/または側壁パネルには、一般に知られた適当なハンドル手段を設けることができる。
【0025】
図2は本発明の第2実施例を示すもので、第2実施例は、第1実施例に類似しているため、第1実施例と対応するパネルには同じ符号の先頭に「1」を付加した符号を付してある。また、第2実施例のブランクは第1実施例と類似しているため、相違点についてより詳細に説明する。第2実施例は、第2側パネル120から打ち抜かれ開口148,158間において延在する引裂帯168をさらに備えている。引裂帯168は、破断し易いように側パネル120に引裂線170,172に沿って接続されている。さらに、組み立てた状態で基パネルの下方へ延在するタブ174を設けることができ、これにより、物品への進入路を設けるためにキャリアから引裂帯168を引き出すのが容易になり、キャリアの完全な形態を壊すことなく物品を取り出すことが可能となる。
【0026】
キャリアの組立について図3,4,5,9を参照すると、キャリアを形成するためにブランク10は一連の折曲げおよび糊付けが施され、そのような工程は、カートンを回転させたり反転させないで形成を遂行することができる直線状のラインマシンで行われる。折曲げ工程は、下記のものに限定されるものではなく、製造上の要請により変更することができる。
【0027】
キャリアの組立の第1段階は、平たく折り畳んだキャリアを形成することである。それは、先ず、仕切パネル14および糊付けフラップ12を折目線28で折り曲げてそれらパネルを第1側壁パネル16および基パネル18の一部にそれぞれ面接触させることで達成される。その後、ブランクは折目線66で折り曲げられ、パネル12,14,16,18が折り曲げられ、糊付けその他公知の手段によって固定するために糊付けフラップが第2側壁パネル20と面接触させられる。外側の第1側壁パネル24は、折目線36に沿って折り曲げられて内側の側壁パネル16と重ね合わせられ、糊付けその他公知の手段によって互いに固定される。こうして、キャリアは、図3に示すように、平たく折り畳まれた状態となる。折目線66で形成されたヒンジ結合は、頂パネル22および側壁16/24により形成されるヒンジの角部に対して正反対に位置し、これにより、寸法D5は寸法D6およびD7の和と等しくなってキャリアを折り畳むことが可能となる。
【0028】
内側の仕切を備えた実施例においては、仕切パネル14は、意図しない折曲げであってもその完全な形態が損なわれることなく折り畳めるように頂パネル22に対して傾けられている。そのために、パネルは、図3に示すように、頂パネル22における距離D1および側壁20における距離D2の和が仕切パネル14における距離D3および側壁24における距離D4の和と等しくなるように傾けられている。
【0029】
キャリアは、飲料業者に供給されて最終的な立上げおよび荷積みに供される。荷積みの最初の工程では、ヒンジ結合66,36によって形成された縁部どうしを圧縮することでキャリアが立ち上げられる。次いで、ボトルAは、例えば1×4の一列の物品群となるように集められ、立ち上げられたキャリアは、これとボトルとの間において前方へ送りながら相対的な上下移動を行う当該技術分野で公知の手段により物品群側へ送られる。
【0030】
キャリアが下降させられるときには、側壁パネル16/24,20は離間するとともに、基パネル18はそれらとの並びから外側へ折り曲げられて立ち上がった状態となっている。基パネル18の部分のうち折目線66の両側の部分は、図4に示すように、一直線上に配置される。同様に、頂パネル22は、折目線34,36に沿って基パネル18から離間して配置されるように折り曲げられ、こうしてキャリアは図4に示すように立ち上げられる。
【0031】
次いで、物品が基パネル18の開口48に挿入され、より大きな物品の場合には、タブ50が基パネル18との並びから外側へ移動する。物品がX方向へ移動すると、仕切パネル14内の保持タブ38,40がそれらの並びから外側へ折目線26,28で折り曲げられて開口47を形成し、さらに、物品の上部とともに開口58を通って上方へ押し上げられる。図5に示すように、物品は、開口58内において移動し続け、タブ54,56は、頂パネル22との並びから外側へお降り曲げられ、保持タブ54,56,38,40は、上方へ向けて折り曲げられることにより、開口48,58内で支持されたボトルの突出部P1の下側に当接および係合する。このような操作を完全にするために、タブ38,40は互いに異なる長さL1,L2を有し、仕切パネル14が傾斜して配置されていることがそれらタブの上縁の相対的な位置に影響を与えないようになっている。
【0032】
図示された実施例において、タブ54,56は、その両側に凹部55,57(図1)を形成するような形状とされており、タブ38,40が凹部に係合して一旦立ち上げられたらタブの移動が最小となるようになっている。
【0033】
物品を受容する各開口48,58の縁部は、支持を補助するためにボトルの首部と接触させることも可能である。以上により、タブ38,40,54,56の端縁は突出部P1の下側に係合する。仕切パネル14は、図5に示すように、両側のパネルの間で筋交いの機能を果たすという利点がある。使用時には、仕切パネル14は、ボトルを直立した状態に維持するためのより効果的な支持となる。このようにして、図9に示すように、キャリアは荷積みが完了し直立した状態となる。
【0034】
第2のブランクから図10に示すキャリアを形成する組立操作は第1のブランクの場合とほぼ同じであり、図6,7,8,10には詳細には記載されていないが、引張用のタブ174は明確に記載されている。
【0035】
ここで用いられている「頂」、「底」、「端」、「側」、「内側」、「外側」、「上側」、「下側」といった方向を表す用語は、各パネルをそのような方向のものに限定するものではなく、単にパネルどうしを互いに区別するためのものに過ぎない。折曲げ自在な部分に用いられている説明は、単一の折目線のみが適用できるとの解釈を導くものではない。折曲げ自在な部分には、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、切込み線や線状に脆くした部分や折り目を1または複数設けることができる。
【0036】
本発明およびその好適な実施形態は、ボトルを強固に保持する力を充分に発揮しつつ保持タブを介して伝えられる荷重を吸収することができる柔軟性を備えた形状の物品キャリアに関する。ブランクの形状は、必要な紙の量を最小限とするものであり、キャリアは、あらゆるボトルの配列に対して手や自動機械によって適用することができる。本発明には、カートンまたはトレイの種々の変更例を適用することができ、頂部把持式のものに限定されるものではない。具体的には、本発明は、腰巻式のものや端部から荷積みする形式のものに適用可能であり、そのような場合には、基部は開口を備えず、内側の仕切が設けられる。重要なのは、基パネルのヒンジ結合がキャリアを平たく折り畳んだ状態にできるように設けられていることである。
【0037】
さらに、本発明の範囲を逸脱しない限り、例えば3個の物品を2列に配列するなど上記と異なる物品の配列に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の物品キャリアを形成するためのブランクを示す平面図である。
【図2】 本発明の他の実施形態の物品キャリアを形成するためのブランクを示す平面図である。
【図3】 図1に示すブランクから組みたてられ折り畳まれた物品キャリアを示す側面図である。
【図4】 図1に示すブランクから組みたてら物品キャリアを示す側面図である。
【図5】 図1に示すブランクから組みたてら物品キャリアを示す側面図である。
【図6】 図2に示すブランクから組みたてられ折り畳まれた物品キャリアを示す側面図である。
【図7】 図2に示すブランクから組みたてら物品キャリアを示す側面図である。
【図8】 図2に示すブランクから組みたてら物品キャリアを示す側面図である。
【図9】 図1に示すブランクから組みたてられ荷積みされた物品キャリアを示す斜視図である。
【図10】 図2に示すブランクから組みたてられ荷積みされた物品キャリアを示す斜視図である。

Claims (10)

  1. ボトルなどの物品を複数収容する物品キャリアであって、頂壁と、基壁と、上記頂壁および基壁を互いに接続する両側の側壁とを備え、1または複数の上記側壁は、上記基壁に対して鋭角をなすことにより断面台形状の筒構造を形成し、上記キャリアは、上記基壁に補足的に設けられたヒンジ結合に沿って折り畳み可能とされ、平らに折り畳んだ状態と組み立てられた状態との間で変形可能とされ、上記キャリアは、折り畳まれる上記頂壁に対して傾斜した内側仕切パネルを備えていることを特徴とする物品キャリア。
  2. 前記補足的なヒンジ結合は、前記キャリアが平坦に折り畳んだ状態のときに、前記台形の4つの角の一つに設けられたヒンジ結合の正反対の位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の物品キャリア。
  3. 前記頂壁は、折曲げ自在な少なくとも一つのタブを備えた複数の開口を具備することにより、上記タブが上記開口に位置する容器の半径方向突出部の下側に操作的に係合し、前記内側仕切パネルは、上記頂壁の上記開口に対応して配列された複数の開口を備え、上記内側仕切パネルの各開口は、折曲げ自在な1または複数の保持タブを備え、この保持タブは、上記頂壁の開口の対応するものに操作的に通過し、これにより上記半径方向突出部の下側の別の箇所に操作的に係合することを特徴とする請求項1に記載の物品キャリア。
  4. 前記内側仕切パネルの前記開口は、その一部が両側において互いに異なる長さを有する保持タブによって形成され、これにより、使用時に、上記内側仕切パネルの保持タブの上縁が前記頂壁の保持タブの少なくとも一つの上縁と同一平面上に存することを特徴とする請求項3に記載の物品キャリア。
  5. 前記基壁は、前記内側仕切パネルと前記頂壁の前記開口に対応して配列された複数の下側受容開口を備え、この下側受容開口は、上記基壁に折曲げ自在に接続されて物品の部分を支持する安定用タブを複数備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の物品キャリア。
  6. 筒状の物品キャリアを形成するためのブランクであって、頂壁パネルと、側壁パネルと、基パネルと、反対側の側壁パネルとが互いに折曲げ自在に連続して接続され、上記基パネルのヒンジ結合どうしの間隔は、上記頂壁パネルのヒンジ結合どうしの間隔よりも大きく、上記基パネルは、補足的に設けられたヒンジ結合を備え、これにより、当該ブランクから形成された物品キャリアは、平らに折り畳んだ状態と組み立てられた状態との間で変形可能とされ、上記ブランクは、上記側壁パネルの一つに折曲げ自在に接続された内側仕切パネルを備え、この内側仕切パネルは、上記側壁パネルの他方に固定される固定手段を備えていることを特徴とするブランク。
  7. 前記頂壁パネルは、折曲げ自在な少なくとも一つのタブを備えた複数の開口を具備することにより、上記タブが組み立てられてなるキャリア内の容器の一部に上記タブが係合可能とされ、前記内側仕切パネルは、キャリアが組み立てられたときに上記頂壁パネルの上記開口に対応して配列される複数の開口を備え、上記内側仕切パネルのそれぞれは、折曲げ自在な少なくとも1つの保持タブを備え、この保持タブは、上記頂壁パネルの開口の対応するものを通過し、これにより上記容器の部分に操作的に係合することを特徴とする請求項6に記載のブランク。
  8. 前記内側仕切パネルの前記開口は、その一部が両側において互いに異なる長さを有する保持タブによって形成され、これにより、使用時に、上記内側仕切パネルの保持タブの上縁が前記頂壁パネルの保持タブの少なくとも一つの上縁と同一平面上に存することを特徴とする請求項7に記載のブランク。
  9. 前記基パネルは複数の下側受容開口を備え、この下側受容開口は、上記基パネルに接続されて物品の部分を支持する安定用タブを複数備えていることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のブランク。
  10. 請求項1〜5のいずれかに記載の物品キャリアに複数の物品をまとめて配列したことを特徴とするパッケージ。
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