JP4469088B2 - 液位測定装置 - Google Patents

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【0001】
本発明は、圧電手段による液位測定装置に関する。
【0002】
本発明は、特に自動車タンク内の燃料レベルや容量を測定する分野において適用される。
【0003】
さまざまな液位測定装置、特に燃料の液位を測定する装置が既に提案されている。
【0004】
提案されている技術の一例として、FR−A−2751744、US−A−5095748、US−A−2753542、EP−A−0138541、WO−A−91/02950が挙げられる。
【0005】
さらに正確には、本発明は、少なくとも一つの検出アセンブリ(プローブ、又は、センサーと称される時も有る)を有し、この一つの検出アセンブリには少なくとも二つの圧電セルが備えられ、この二つの圧電セルが、一方ではそのうちのひとつの対照用の圧電セルから予め定められた距離に配置された対照反射板に対して、他方では液体の上表面に対して、それぞれ超音波を発信する制御手段と、前記二つの圧電セルのそれぞれから生じた超音波の伝達時間を利用して液位を識別する処理手段とに接続されている液位測定装置に関するものである。
【0006】
本発明の目的は、前述の形式の装置を改善することである。
【0007】
この目的は、本発明によれば、装置が起動した後に前記処理手段における前記検出アセンブリに関する測定パラメータを初期化する初期化段階を実行する手段を備え、初期化段階中では前記制御手段が前記各圧電セルを液位測定用の圧電セルの励振パルス数に対する対照用の圧電セルの励振パルス数の比が、その後の測定段階におけるそれらの同様の比よりも大きくなるように動作させるようにした前述の形式の装置によって達成される。
【0008】
本発明の他の有利な特徴によれば、本装置は更に、各圧電セルを制御手段の出力から遮断すると共に制御手段のこれら出力に現れる信号を感知して制御手段自身の動作の正常及び異常を診断するサブルーチンを実行する手段を有している。
【0009】
本発明のその他の特徴、目的、及び効果は、非限定的な実施例を示す添付の図面に関連して述べている以下の説明を読むことで明らかとなる。
【0010】
図1及び図2に示すように、本発明による測定装置は、制御手段に接続された二つの圧電セル10、12(例えばセラミックセル)を備えた、少なくとも一つの検出アセンブリを有している。
【0011】
前記圧電セル10、12は、当該セルと共振する周波数付近で周期が定期的に変化する交流電気信号によって励振されると、当該セルは振動し、圧力波を作り出す。
【0012】
逆に、前記圧電セル10、12が機械的に圧力波によって加振されると、当該セルは出力として電気信号を発生するのである。
【0013】
更に正確に言うと、本発明の構成の範囲においては、タンクの底で好ましい位置に配置された前記二つの圧電セル10、12が、図1に示す液体の上表面14と、前記セル12から予め定められた距離Dに配置された対照反射板16とに向けてそれぞれに超音波を発するようになっている。
【0014】
前記セル10、12の構成は、多くの変形実施形態の対象となり得る。
【0015】
限定を意図しない実施例として、図2に示すように、液体の表面14に対して超音波を発するほうの圧電セル10は中央の平坦なディスク形状とすることができ、これに対して、前記対照反射板16に対して超音波を発するほうの圧電セル12は上記中央のディスク10の外側に同心円状に配置されたリング形状となっている。この場合、好ましくは、図1に模式的に示すように、前記対照反射板16自身を前記セル10、12に平行で平坦なリングとし、その中央の開口部を前記セル10のディスクと対面配置するのが良い。
【0016】
但し、本発明はこのようなセルの特別な配置に限定されるものではない。従って、限定を意図しない実施例として、二つの隣り合った半円ディスクの形態で両方のセル10、12を構成することも可能である。
【0017】
また、本発明の構成の範囲内で、前記二つのセルは、別個の圧電素子であっても、又、同じ単一の圧電素子の上表面(即ち液側)をそれぞれ別個に金属化することによって前記二つのセル10、12を個別形成し、高さ測定用のセル10が中央内側のディスク形状で、対照時間の測定用のセル12がその外側のリングとなっているものであっても良い。
【0018】
さらに、本発明における測定装置は、前記二つのセル10、12の各々によって発生される波の各伝達時間を用いることによりタンク内の液面の高さHを識別することができる処理手段を有している。
【0019】
図3aは、時点t0における前記対照セル12に対する励振パルスと、前記対照16からの反射後に同じセル12で時点t1に受信されたエコーとを示している。
【0020】
同様に、図3bは、時点t2における前記測定セル10に対する励振パルスと、液体の上表面14からの反射後に同じセル10で時点t3に検出されたエコーとを示している。
【0021】
従って前記処理手段は、好ましくはH=D(t3−t2)/(t1−t0)の関係に基づいて、液面の高さHを識別するようになっているのが良い。
【0022】
更に、詳しく述べると、本発明は、図1及び図2に示すような型式のアセンブリを少なくとも二つ有し、当該二つのアセンブリがそれぞれ測定セル10と対照セル12を備えている測定装置に特に適合する。従って、本発明は、マルチリザーバータンクにおける燃料レベルの測定においても、リザーバーに測定セル10と対照セル12を備えた圧電アセンブリをそれぞれ配置することによって特に適合可能である。
【0023】
最近、例えば、マルチリザーバー式の燃料タンクはしばしば製作され、大抵の場合は二つのリザーバーが自動車の後方車軸の両側に配置され、これら二つのリザーバーの上部が接続経路によって連通されていることは当業者に公知である。
【0024】
以下の説明において、S1とS2は、2リザーバー式タンクにある二つのリザーバーの一つずつにそれぞれ配置され、それぞれ測定セル10と対照セル12とを備えた二つの検出アセンブリを指すものとする。
【0025】
圧電アセンブリS1及びS2に接続される制御手段20の代表的な構成を図4に概略的に示す。
【0026】
図4に示す制御手段20は、正電圧+VCC(例えば12ボルト)によって給電され、主に分周器21、デマルチプレクサ22、マルチプレクサ27を備えている。
【0027】
分周器21は入力210にクロック信号を受け取り、信号処理に適した周波数に分周されたクロック信号を出力212に送出する。
【0028】
デマルチプレクサ22は4つの出力を有し、これら4つの出力は、ゲートアンプ23、24、25、26によって、前記第1アセンブリS1の測定セル10と対照セル12、及び前記第2アセンブリS2の測定セル10と対照セル12へそれぞれ接続されている。
【0029】
前記二つのアセンブリS1、S2の各セル10、12の番地上にあるデマルチプレクサ22の出力に対する励振信号の印加は、初期化信号を受信するデマルチプレクサ22の第1入力220と、前記測定セル10と前記対照セル12との間の選択を行う第2入力222と、前記二つのアセンブリS1とS2との間の選択を行う第3入力224とによって制御されている。
【0030】
また、前記デマルチプレクサの入力222と224に印加される前記各選択信号は、マルチプレクサ27の対応する入力へも印加される。前記マルチプレクサ27は、ゲートアンプ23、24、25、26の出力にそれぞれ接続された四つの入力を持っている。
【0031】
前記セル10、12上のエコー信号の受信を検出する機能を備えた前記マルチプレクサ27の出力は、例えば閾値検出による波形整形ゲートアンプ28、29を介して制御手段の出力となる。
【0032】
好適には、図4に示す前記制御手段20には、一方で動作の診断モードの選択を可能とする付加的な選択入力を追加し、また他方で前記ゲートアンプ23〜26と前記各圧電セルとの間に診断モード中において前記ゲートアンプ23〜26と前記マルチプレクサ27とから前記各圧電セルを遮断可能とするように一組の追加ゲートを配置しても良い。
【0033】
図5は、セル10又は12の出力における超音波の発信と、それに対応するエコーの検出とを分けている時間を測定するための手順を模式的に示している。
【0034】
即ち、図5aに示すのは、例えば外部のマイクロプロセッサーによる前記デマルチプレクサ22の前記入力220に対して適用される初期化の導入信号である。限定を意図しない実施例においては、このような初期化パルス、即ち、初期化導入信号は、5ボルト程度の振幅と1.5μs〜6μs程度の持続時間T1を有するパルスで良い。
【0035】
図5bに示すように、この初期化導入信号の間に、デマルチプレクサ22は、選択ライン222、224の状態に応じて前記アセンブリS1、S2のうちの一つのアセンブリの前記測定セル10又は前記対照セル12のいずれか一方に割り当てられた一つの出力端子に、例えば前記分周器21からのパルスに対応した励振パルス列を生じる。限定を意図しない実施例においては、係るパルスは矩形パルスであり、500ns程度のパルスT2を持つものである。
【0036】
図5cの図中左側には、図5bに示す励振パルスのもとで前記圧電セルの振動によって生じた超音波の圧力波が示されており、図中右側には、当該セル上で検出される対応したエコーが示されている。
【0037】
また、図5cには、閾値レベルNs(例えばゲートアンプ29で利用される)も模式的に示されており、この閾値に関して圧電セル上で検出された信号が比較され、それによりあるセルで受信された信号(Nsよりも大きい)とノイズ信号(Nsよりも小さい)との間の識別が行われる。
【0038】
従って、閾値Nsより大きいエコー信号が圧電セルで検出されると、励振パルスの初期微小期間とエコーの出現期間とを分離するゲート時間T3(図5d参照)が確定される。
【0039】
このゲート時間T3の間に発せられるクロックパルス(図5e参照)を数えることにより、前記液位14又は前記対照16で反射してくる超音波の一往復の時間を容易に識別することができる。
【0040】
本発明よる測定手順のフローチャートを、図6〜図13を参照して以下に説明する。
【0041】
以下の説明並びに図6〜図13に示す構成においては、本発明による測定手順に従って制御手段及び処理手段でデジタル処理される各種測定パラメータについて以下の用語を用いている。
【0042】
TL1、TL2又はTLiは、検出アセンブリS1、S2又はSiの測定用圧電セル10から発信された超音波が液体の上表面14で反射され、当該セル10に戻ってきたことが検出されるまでの一往復にかかる時間、即ち測定用超音波往復時間を表わしている。
【0043】
Tref1、Tref2、又はTrefiは、検出アセンブリS1、S2、又はSiの対照圧電セル12によって発信された超音波が前記対照16で反射され、当該セル12に戻ってきたことが検出されるまでの一往復にかかる時間、即ち対照用超音波往復時間を表わしている。
【0044】
ETL1、ETL2、又はETLiは、TL1、TL2又はTLi内の一連の無効測定パルスの数を表わしている。
【0045】
ETref1、ETref2、又はETrefiは、Tref1、Tref2、又はTrefi内の一連の無効測定パルスの数を表わしている。
【0046】
L1、L2、又はLiは、タンクリザーバーNo.1、No.2、又はNo.i内の液位計算値を表わしている。
【0047】
Fref1、Fref2、又はFrefiは、検出アセンブリS1、S2、又はSiに関連するいずれかの前記対照用超音波往復時間についての測定回路に関する異常検出(接続ライン、接続器又は圧電セルのレベルにおける)を表わしている。
【0048】
FL1、FL2、又はFLiは、前記リザーバーNo.1、No.2又はNoi内のいずれかの液位についての測定回路に関する異常検出(接続ライン、接続器、または圧電セルのレベルにおける)を表わしている。
【0049】
Dは、前記対照反射体16と前記対照用圧電セル12との離間距離(典型的には、Dは20mm程度である。)を表わしている。
【0050】
Nexは、測定用超音波往復時間TLi又は対照用超音波往復時間Trefiの開始から発信される励振パルスの数を表わしている。
【0051】
Nmesは、測定用超音波往復時間TLi又は対照用超音波往復時間Trefiの開始からの有効エコー数を表わしている。
【0052】
Nexmaxは、許容される励振パルスの最大数(典型的には、Nexmax=99)を表わしている。
【0053】
Navは、Trefi又はTLiを記憶するために必要な平均を作り出すために取得される時間値の数(典型的には、Nav=4)を表わしている。
【0054】
nは、ループ繰り返し手順に必要な整数の回数を表わしている。
【0055】
後述するように、万一のシステム電源の遮断に備えて、パラメータTref1、Tref2、TL1、TL2、L1、L2、Fref1、Fref2、FL1、FL2は、計算若しくは測定後に記憶保存されることが好ましい。
【0056】
更に望ましくは、パラメータETref1、ETref2、ETL1、ETL2も、計算後に記憶すると良い。ただし、電源遮断後に保存する必要はない。
【0057】
また、更に好ましくは、対照用超音波往復時間についてFref1又はFref2異常が検出された場合、誤って得られた値を、Tref1として記憶されている値の最大値(例えば42ms)に置換えることが望ましい。
【0058】
同様に、液位についてFL1又はFL2異常が検出された時に、予め定められた値(例えばLi=0mmとTLi=20μs)を、Li又はTLiに適用することが好ましい。
【0059】
図6は、前記手順のメインフローチャート1000を示している。
【0060】
このメインフローチャートは初期化ステップ1001から開始され、このステップ中にパラメータETref1、ETref2、ETL1、ETL2が零に設定される。
【0061】
初期化ステップ1001には、前記検出アセンブリS1に関する測定パラメータを初期化するサブルーチン1100が続き、このサブルーチンには更に前記検出アセンブリS2に関する測定パラメータを初期化するサブルーチン1100bisが続いている。これら二つの包括的に均等なサブルーチン1100、1100bisの実行については、図7と共に後述する。
【0062】
図6にステップ1200として模式的に示されているように、サブルーチン1100bisの終了時には、ステップ1200において初期化開始後の予め定められた時間(例えば、4min程度)に到達したかどうかを識別している。否定されると、手順はループで戻され、サブルーチン1100とサブルーチン1100bisが繰り返される。逆に、肯定されると、制御手段が安定測定段階の手順に対応するサブルーチン1300を開始する。前記安定測定段階のサブルーチン1300の実行については図10と共に後述する。
【0063】
図6に示すメインプログラム1000は、ステップ1800に模式的に示すように、電源遮断により終了する。
【0064】
前述したように、本発明の構成の範囲において、前記初期化段階1100と1100bisの過程では、制御手段は、前記測定用圧電セル10の励振パルス数に対する対照用圧電セル12の励振パルス数の比が、前記安定測定段階のサブルーチン1300中におけるそれらの同様の比より大きくなるように、前記各圧電セルを作動させる。
【0065】
この比は、好ましくは、初期化段階1100及び1100bisにおいては1程度であり、安定測定段階においては1/100から1/10の間の値、特に好ましくは1/50程度とするのが良い。
【0066】
従って、好ましくは、本発明の構成の範囲において、前記初期化段階1100と1100bisが行われている間は、一回のTrefi測定サブルーチン1110を一回のTLi測定サブルーチンについて実行、一方、前記安定測定段階1300が行われている間は、一回のTrefi測定サブルーチンを複数回のTLi測定サブルーチン(例えば、50回のTLi測定用サブルーチン)について実行することが望ましい。
【0067】
検出アセンブリiの中の一つに関するサブルーチン1100について図7と共に説明する。
【0068】
サブルーチン1100は、Trefiを測定するサブルーチン1110から開始し、TLiを測定するサブルーチン1140へと進む。
【0069】
前記二つのサブルーチン1110と1140は、図8と図9にそれぞれ示してある。
【0070】
前記サブルーチン1140の終了後、ステップ1170においてパラメータETLiが予め定められた値(例えば1200)以上であるかどうかを確認する。
【0071】
肯定されると、このサブルーチン1100は終了する。
【0072】
否定されると、前記確認ステップ1170から計算ステップ1171へと進み、この計算ステップで前記処理手段が関係式Li=D・TLi/Trefiに基づいて液位Liを計算する。
【0073】
従って、ステップ1171の完了時に、ある液位の値が得られる。
【0074】
この計算ステップ1171は確認ステップ1172へと続き、この確認ステップで処理手段は前記パラメータETrefiが予め定められた値(例えば1200)より大きいかどうかを識別する。
【0075】
否定されると、サブルーチン1100は終了する。
【0076】
逆に、肯定されると、確認ステップ1172からステップ1173へと進み、このステップ1173で処理手段は先に計算された前記パラメータLiが、予め定められた値(例えば22mm)より大きいかどうかを識別する。
【0077】
否定されれば、前記サブルーチン1100は終了する。
【0078】
肯定されると、前記ステップ1173からステップ1174へと進み、検出アセンブリiの対照用圧電セル系統が異常であると検出され、前記パラメータFrefiが1に設定される。
【0079】
Trefiを測定するサブルーチンについて図8と共に説明する。
【0080】
サブルーチン1110は、前記パラメータNex、Nmes、ETrefiを零に設定する初期化ステップ1111から開始する。
【0081】
続いて、ステップ1112へと進むと、処理手段は、前記パラメータNexがNexmaxと等しいかどうかを識別する。Nexmaxが予め定められた値(例えば99)と対応することが再確認される。Nexmaxの数はエコー取得を試みている間に継続的に発生したパルスの最大数に一致する(もし、このパルス列に続いてエコーが検出されない場合は、システムが立ち往生しないように、この手順が別のパラメータに関して継続される。)。
【0082】
肯定されると、ステップ1112からステップ1114へ進み、このステップ1114で処理手段がETrefi=ETrefi+1を確定する。
【0083】
ステップ1112の出力で否定の場合は、ステップ1112は励振サブルーチン1120へ進む。このサブルーチン1120の詳細に関しては図12と共に後述する。
【0084】
前記励振サブルーチン自体はステップ1130へ続き、このステップ1130で処理手段が、Nexの値をNex=Nex+1に増加する。
【0085】
ステップ1130の後に、処理手段は確認ステップ1131を実行し、前記対照反射板16と前記対照用圧電セル12との距離Dに関して、測定時間が二つの予め定められた許容値の間(例えば25と42μs間)にあるかどうかを識別する。
【0086】
否定されると、ステップ1131はステップ1112へと戻り、再実行される。
【0087】
逆に、肯定されると、処理手段がステップ1132を実行し、Nmes=Nmes+1の式により前記パラメータNmesの値を増加する。
【0088】
ステップ1132は確認ステップ1133へと進み、この確認ステップで監視手段がNmes=Navとなっているかを識別する。Navが平均化に必要な取得時間値の回数(典型的にはNav=4)に対応することが再確認される。
【0089】
否定されると、ステップ1133の確認動作の完了でステップ1112に戻り、手順が繰り返される。
【0090】
逆に、肯定されると、ステップ1133の確認動作の完了でステップ1134へ進み、得られた値に基づいて平均の計算を行う。
【0091】
ステップ1134はステップ1135へ続き、このステップ1135でTrefiの値が平均値と同じ値として確定される。
【0092】
ステップ1135からステップ1136に進み、このステップ1136で処理手段がETrefi=0とFrefi=0を確定する。
【0093】
図9に示すTLi測定用の前記サブルーチン1140は、前述の図8に示した前記サブルーチン1110と全般的に同様のフローチャートに従うものである。
【0094】
そのため、TLi測定用サブルーチンの詳細説明は省略する。
【0095】
尚、TLi測定用の前記サブルーチン1140を構成する各ステップは、図8に示された前述の各ステップのうちの対応するステップの符号に30を加えたものに相当する。
【0096】
更に、図9に示すTLi測定用の前記サブルーチン1140は、図8に示すTrefi測定用の前記サブルーチン1110に対して、以下の要素で区別されている。
− 初期化ステップ1141において、ステップ1111のパラメータETrefiは、パラメータETLiに置き換えられなければならないこと。
− ステップ1161において、最小液位と最大液位の間で、液面14から反射された後に、前記測定用圧電セル10に対して一往復するために要求される時間間隔を比較するために用いられる時間制限を調整する必要があること。好ましくは、ステップ1161で使われる短い方の時間制限は、ステップ1131で使用される時間制限よりも小さく、かつ、ステップ1161で使用される長い方の時間制限は、ステップ1131で使用される時間制限より大きいことが良い。典型的には、ステップ1161においては、測定時間は20μs及び350μsの各値と比較される。
− ステップ1165において、ステップ1135のパラメータTrefiはTLiに置き換えられること。
− ステップ1144において、処理手段はETLi=ETLi+1の関係を確定すること。
− ステップ1166において、処理手段はETLi=0とFLi=0を確立すること。
【0097】
安定測定段階のサブルーチン1300について図10と共に説明する。
【0098】
この安定測定段階のサブルーチン1300は、相互作用パラメータnを零に設定する初期化ステップ1302で開始される。
【0099】
この初期化ステップ1302は以下のサブルーチン又はステップへ続いている。
【0100】
− Tref1、即ち、前記アセンブリS1の対照用超音波往復時間の測定用サブルーチン1310(図8相当のもの)
− Tref2、即ち、前記アセンブリS2の対照用超音波往復時間の測定用サブルーチン1410(同じく、図8相当のもの)
− TL1、即ち、前記アセンブリS1の測定用超音波往復時間の測定用サブルーチン1510(図9相当のもの)
− L1、即ち、リザーバーNo.1の液位、の取得用サブルーチン1590(この取得サブルーチン1590については図11と共に後述する。)
− TL2、即ち、リザーバーNo.2に配置されている前記アセンブリS2の測定時間、の測定用サブルーチン1610(同じく、図9相当のもの)
− L2、即ち、リザーバーNo.2の液位、の取得用サブルーチン1690(同じく、図11相当のもの)
処理手段がnをn+1に増加する増加ステップ1700
【0101】
ステップ1700の後、処理手段は確認ステップ1702を実行し、n=NLであるかどうかを検出する。
【0102】
nがNLと同一でない限り、確認ステップ1702はサブルーチン1510、1590、1610、1690及びステップ1700を繰り返す。
【0103】
一方、nがNLと同一である時は、確認ステップ1702は、サブルーチン1310から1410へ進んでループを繰り返す。
【0104】
前述のように、NLは、典型的には10〜100の間の値を取り、好ましくは50程度とされる。この値NLは、前記安定測定段階の手順1300で新しい対照用超音波往復時間を獲得する前の液位取得数を画定し、そして、前記安定測定段階1300と前記初期化段階との間で、継続的に、前記測定用圧電セルの励振パルス数に対する前記対照用圧電セルの励振パルス数の比の展開を画定している。(この場合、この比は1とすることが好ましい。)
【0105】
前記安定測定段階のサブルーチン1300内のLi取得用サブルーチン1590について、図11と共に説明する。
【0106】
サブルーチン1590は確認ステップ1591で開始され、このステップ中で処理手段が前記継続的無効測定回数ETLiが予め定められた値より大きいか(例えば1200以上か)を調べる。
【0107】
肯定されると、ステップ1591はステップ1592へ進み、処理手段は、継続的無効測定回数ETrefiが設定値(例えば24)以上かどうかを調べる。
【0108】
肯定されると、ステップ1592はステップ1593へと進み、処理手段が液位Liを予め定められた値(例えばLi=0mm)に強制決定する。
【0109】
ステップ1590の完了で否定された場合には、処理手段はステップ1594を実行し、L=D・TLi/Trefiの関係に基づいて液位Liを決定する。
【0110】
この計算ステップ1594は、ステップ1592に対応する確認ステップ1595へと進み、そこでは処理手段は無効値回数ETrefiが予め定められた値(例えば24)以上かどうかを調べる。
【0111】
否定されると、前記取得サブルーチン1590は終了する。
【0112】
肯定されると、ステップ1595から確認ステップ1596へ進み、処理手段は計算されたパラメータLiが予め定められた値(例えば22mm)より大きいかを調べる。
【0113】
否定されると、前記取得サブルーチン1590は終了する。
【0114】
肯定されると、ステップ1596からステップ1597へ進み、パラメータFrefiを1に設定することにより、処理手段が対照用の検出アセンブリiに関するエラーを確定する。
【0115】
更に、ステップ1592での応答が否定されると、ステップ1592からステップ1598へと進み、監視手段が測定用の検出アセンブリiに関するエラーを識別し、パラメータFLiを1に確定する。
【0116】
前記励振サブルーチン1120について図12と共に説明する。
【0117】
このサブルーチンは、図9中のサブルーチン1150と同一のものである。
【0118】
この励振サブルーチン1120は、関連する前記アセンブリS1、S2を選択する初期ステップ1121から始まり、前記圧電セルの励振信号を発生させるステップ1122、エコーの受信に続いて前記圧電セルから生じる信号を検出するステップ1123、前記励振信号の発信とそれに対応するエコーの検出を分離する時間間隔を測定するステップ1124へと続いている。
【0119】
前述のように、好ましくは、本発明による測定装置は診断サブルーチンを少なくとも一回繰り返して実行する診断手段を更に備え、この診断サブルーチンの実行中は前記制御手段に属する前記デマルチプレクサ22の出力から前記圧電セルを遮断し、これら圧電セルとは遮断されたデマルチプレクサの出力に現れる信号を感知して前記制御手段自身の動作の正常及び異常を診断できるようにするのがよい。
【0120】
この診断サブルーチン1900(図13に図示)は、このサブルーチンを選択するステップ1901から開始する。
【0121】
続いて、前記診断サブルーチン1900は、理論的に前記二つのアセンブリS1、S2のうち一つに対応する出力端を選択するステップ1902を実行し、次いでステップ1903を実行して、図5bに示した形式の励振パルスを前記デマルチプレクサ22の一つの出力上で発生させることができるように前記入力220を予め定められた期間のパルス(このパルス信号は図5aに示した導入パルスに対応する)によって有効化する。限定を意図しない実施例において、前記励振パルスの発信時間T1は18μsとすることができる。
【0122】
次のステップ1904では、ステップ1903における前記励振パルスの発信時間より長いマスク期間(不感期間)が終了した後に、処理手段が前記デマルチプレクサ22の一つの出力上に信号が検出されたかどうかを識別する。限定を意図しない実施例において、前記マスク期間は20μsである。
【0123】
次のステップ1905では、前記期間の測定が行われる。
【0124】
そして、ステップ1906で、処理手段は、最大液位まで超音波が一往復するのに必要な最大期間がエコーを検出することなく経過したか否かを識別している。(例えば最大液位200mm時に最大期間は350μs)
【0125】
このステップ1906に対する応答が否定された場合、即ち、マスク期間が終了し、超音波が往復可能な最大期間の範囲内であっても信号が検出された場合には、処理手段が、ステップ1907において、この回路は異常であることを識別する。
【0126】
逆に、ステップ1906に対する応答の結果、肯定されると、即ち、マスク期間の終了と許可された最大期間の終了との間に信号が検出されない場合には、前記診断サブルーチン1900は、図5aに示した形式の導入パルスを前記入力220に印加することによって、前述のマスク期間より長い保持時間T1(例えば、21μs)を構成するステップ1908によって延長される。そして、ステップ1909によって、回路の出力の一つで検出された信号の確認が、ステップ1910の保持時間測定と共に検出される。また、確認ステップ1911において、マスク期間終了とそれよりわずかに長い時間との間(例えば20μsと22μs)に、回路出力上の信号が存在するかどうかが認識される。
【0127】
ステップ1911で検出された時間間隔に信号が受信されない場合、処理手段はステップ1907において回路異常を識別する。
【0128】
肯定されると、診断サブルーチン1900は終了する。
【0129】
図14〜図19と共に本発明による装置の操作手順について説明する。
【0130】
前述のように、この手順は、初期化段階1100、1100bisに続く安定測定段階1300に分岐している。
【0131】
図14に示すように、この安定初期化段階は、前記対照用超音波往復時間Tref1とTref2の取得ステップB(又は1310〜1410)と分けられた、液位1と2を取得する一連のシーケンスA(又は1510〜1690)を有している。
【0132】
限定を意図しない実施例においては、典型的には、シーケンスAとステップBはそれぞれ500ms持続することができ、例えば、液位1と2を取得するために、対照用超音波往復時間を取得する二つのステップBの間で、シーケンスAの一つのステップが500msの保持時間の単位で、50ステップ、即ち、ステップAの合計時間が25sになるようにしても良い。
【0133】
図15に示すように、好ましくは電源投入時に実行する初期化段階1100、1100bisは、ステップCについては対照用超音波往復時間1と液位1(第1リザーバー)の取得に、またステップDについては対照用超音波往復時間2と液位2(第2リザーバー)の取得に対応するそれぞれ500ms単位の持続時間で継続して交互に入れ替わるステップDとCとで構成可能である。
【0134】
ステップAについては、図16に詳述されている。
【0135】
好ましくは、ステップAは二つの同一の副期間、典型的には250ms、に分けられているのが良い。それぞれの副期間では、最初の時間A1で検出アセンブリiの励振を、次いで時間A2で対応する液位iの計算を、続いて、時間A3で掛算若しくは積分が適する場合には積分によって容積iの計算を行い、タンクの対応するリザーバーの既知断面積で測定液位を求める。
【0136】
更に詳しくは、図16の下側の図に見られるように、副期間の各時間A1は、励振パルスの継続発信とそれに対応するエコー検出とで構成されている。
【0137】
液位iの計算は、必要な有効エコー数Nav、代表的には4つの有効エコーを検出した後にのみ成し遂げられる。保存される液位の値は、4つの検出されたエコーに基づき確定された平均値に対応する。
【0138】
ステップBの詳細を図17に示す。
【0139】
ステップAとの違いは、それぞれのステップBが、前記アセンブリiの一つにそれぞれ割り当てられた二つの等しい副期間に分けられており、それら二つに分けられた副期間自体も、最初の時間B1が典型的には時間0.2ms〜35msの間に亘って前記対照用圧電セル12の励振を行う第1時間B1と、それに続いて前記対照用超音波往復時間Trefiの保存を行う時間B2に分けられている点である。
【0140】
ここに再度述べるが、それぞれの時間B1は、対照用圧電セル12に対する励振パルスの継続発信と、それに続いて必要な有効エコー数、典型的には4つの有効エコー、に基づく平均値の確定と共に当該エコーの検出を行うことから成っている。
【0141】
ステップCの詳細を図18に示す。
【0142】
ここに再度述べるが、それぞれのステップCは二つの副期間に分割されており、好ましくは、二つの副期間は250ms程度の同じ持続時間である。これらの副期間の一つは前記対照用圧電セルiの励振に割り当てられており、もう一つの副期間は前記測定用圧電セルiの励振に割り当てられている。
【0143】
一つ目の副期間C1は、例えば前記対照用圧電セルiの励振時間0.2ms〜35msを有する最初の時間C11と、Trefiを保存する時間C12で構成されている。
【0144】
二つ目の副期間C2は、例えば前記測定用圧電セルiの励振時間0.2ms〜35msを有する時間C21と、前記液位iを計算する時間C22と、前記容積iの計算をする時間C23と、を有している。ここで再度述べるが、最初の時間C11とC12は、それぞれ励振パルスの継続発信用であり、有効エコーの予め定められた回数Nav(好ましくは4)に基づく平均値と共にエコーを検出している。
【0145】
ステップDの詳細は図19に示されている。
【0146】
ステップDは、図18に示す前述のステップCと同様であり、検出アセンブリi+1の対照用圧電セルと測定用圧電セルに適用されるよう準備されている。
【0147】
もちろん、本発明は、ここに記載されている構成のみに限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0148】
前述の実施例は、2リザーバー式タンク内の各リザーバーにそれぞれ配置された二つの検出アセンブリS1、S2を備えたシステムに適用する測定手順であるが、本発明は、単一のリザーバーのタンクに対しても、また、リザーバーが2つより多く、かつ、検出アセンブリSiがリザーバーの数と同数だけそれぞれに備えてあるものに対しても適用できることは述べるまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における圧電セルの取り付けの概略図である。
【図2】 圧電セルの計画図である。
【図3a】 圧電セルから発信された超音波のパルスと、それに一致する対照から反射されたエコーとの関係を表わす線図である。
【図3b】 第2セルから発せられる励振パルスと、液の上表面から反射されることによって起こるエコーとの関係を表す線図である。
【図4】 マイクロプロセッサー、又は、マイクロコントローラーに連結された圧電セルを操作するための制御手段の概略図である。
【図5】 励振パルスの発信と、それに一致するエコーの受信を区別する時間を測定する原理を時間のダイヤグラムで示した説明図である。
【図6】 本発明による好ましい測定手順を概略的にフローチャートで示した説明図である。
【図7】 本発明による好ましい測定手順を概略的にフローチャートで示した説明図である。
【図8】 本発明による好ましい測定手順を概略的にフローチャートで示した説明図である。
【図9】 本発明による好ましい測定手順を概略的にフローチャートで示した説明図である。
【図10】 本発明による好ましい測定手順を概略的にフローチャートで示した説明図である。
【図11】 本発明による好ましい測定手順を概略的にフローチャートで示した説明図である。
【図12】 本発明による好ましい測定手順を概略的にフローチャートで示した説明図である。
【図13】 本発明による好ましい測定手順を概略的にフローチャートで示した説明図である。
【図14】 本発明の構成の範囲内でなされる測定ステップの一連の説明を概略的に示した説明図である。
【図15】 本発明の構成の範囲内でなされる測定ステップの一連の説明を概略的に示した説明図である。
【図16】 本発明の構成の範囲内でなされる測定ステップの一連の説明を概略的に示した説明図である。
【図17】 本発明の構成の範囲内でなされる測定ステップの一連の説明を概略的に示した説明図である。
【図18】 本発明の構成の範囲内でなされる測定ステップの一連の説明を概略的に示した説明図である。
【図19】 本発明の構成の範囲内でなされる測定ステップの一連の説明を概略的に示した説明図である。

Claims (13)

  1. タンク内の燃料の液位を測定する液位測定装置であって、少なくとも二つの圧電セル(10、12)を備えた少なくとも一つの検出アセンブリを有し、前記二つの圧電セル(10、12)が、一方では対照用の前記圧電セル(12)から予め定められた距離(D)に配置された対照反射板(16)に対して、他方では液体の上表面(14)に対してそれぞれに超音波を発信する制御手段と、前記二つの圧電セル(10、12)のそれぞれから生じる超音波のそれぞれの伝達時間を利用して液位を識別する処理手段とに接続されているものにおいて、
    装置の起動後に前記処理手段における前記検出アセンブリに関する測定パラメータを初期化する初期化段階(1100、1100bis)を実行する手段を備え、前記初期段階中では前記制御手段が前記各圧電セル(10、12)を液位測定用圧電セル(10)の励振パルス数に対する対照用圧電セル(12)の励振パルス数の比がその後の安定測定段階(1300)におけるそれらの同様の比よりも大きくなるように動作させることを特徴とする液位測定装置
  2. 液位測定用の圧電セル(10)の励振パルス数に対する対照用圧電セル(12)の励振パルス数の比が、前記初期化段階(1100、1100bis)中はほぼ1であり、安定測定段階(1300)中では1/10と1/100の間の値であることを特徴とする請求項1に記載の液位測定装置
  3. マルチリザーバータンクの各リザーバーにそれぞれ配置された二つずつの圧電セル(10、12)をそれぞれ備えた複数個iの検出アセンブリを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の液位測定装置
  4. 2リザーバータンクの一つのリザーバーにそれぞれ配置された対照用圧電セル(12)と測定用圧電セル(10)とをそれぞれ備えた二つの検出アセンブリ(S1、S2)を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液位測定装置
  5. 各検出アセンブリ(S1、S2)が環状の対照用圧電セル(12)で囲まれた中央の測定用圧電セル(10)を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液位測定装置
  6. 装置の起動後、前記処理手段における前記検出アセンブリの二つの圧電セルに関する測定パラメータを零にする初期化ステップ1001)の後に、
    a)前記処理手段測定パラメータを取得する過程で、前記測定用圧電セル(10)の励振パルス数に対する前記対照用圧電セル(12)の励振パルス数の比をその後の安定測定段階(1300)におけるそれらの同様の比よりも高くした状態で前記処理手段における少なくとも一つの検出アセンブリ(i)に関する測定パラメータを初期化するための少なくとも一つのステップ(1100、1100bis)と、
    b)予め定められた時間にわたって前記ステップa)を繰り返すステップ(1200)と、
    c)前記ステップc)の後に前記安定測定段階(1300)を実行するステップ
    とを含む手順を実行可能な制御手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の液位測定装置
  7. ステップa)が複数個iの検出アセンブリ(Si)毎に測定パラメータを初期化する複数の連続したステップ(1100、1100bis)からなることを特徴とする請求項6に記載の液位測定装置
  8. 前記ステップa)中に、各検出アセンブリ(i)に対して前記対照用圧電セル(12)の励振による反射エコーの検出を行うサブルーチン(1110)と、前記測定用圧電セル(10)の励振による反射エコーの検出を行うサブルーチン(1140)を含むことを特徴とする請求項6又は7に記載の液位測定装置
  9. 安定測定段階(1300)を実行するステップc)中に、前記検出アセンブリ(i)に対して前記対照用圧電セルの励振による反射エコーの検出をそれぞれ行う二つのステップ(B)と、これら二つのステップ(B)の間に前記測定用圧電セル(10)の励振による反射エコーの検出をそれぞれ行う複数のステップ(A)を含むことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の液位測定装置
  10. 測定で得た予め定められた数(Nav)の有効測定時間を平均化することによって個々の測定を行うことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の液位測定装置
  11. 前記各圧電セル(10、12)を制御手段の出力から遮断し、かつ、制御手段のこれら出力に現れる信号を感知して制御手段自身の動作の正常及び異常を診断する診断サブルーチン(1900)を実行する診断手段を更に有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の液位測定装置
  12. 前記診断サブルーチン(1900)が、予め定められた期間(T1)だけ持続する励振パルス発信ステップ(1903)と、前記タンクの最大液位まで超音波が往復するに要する最大測定期間に亘って制御手段の出力における信号の不在を検出するステップ(1906)とを有することを特徴とする請求項11に記載の液位測定装置
  13. 前記診断サブルーチン(1900)が、予め定められた期間(T1)だけ持続する励振パルス発信ステップ(1908)と、前記期間(T1)が終了したときに前記制御手段の出力における信号の存在を検出する確認ステップ(1911)とを有することを特徴とする請求項11又は12に記載の液位測定装置
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