JP4466611B2 - 冷凍機搭載配膳車 - Google Patents

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Description

本発明は、病院、ホテル、学校等の施設で使用される冷凍機搭載配膳車に関するものである。
例えば、病院において各病室の患者に給食する場合、主食や副食、デザート等をそれぞれ盛り付けた食器をトレーの上に並べると共にこのトレーを配膳車内に多数収容し、配膳車を走行させて各病室を回りながら、配膳車からトレーを取り出して患者に配達することが行われている。
このような配膳車として従来から冷凍機を車両本体に搭載したものが提供されている(例えば、特許文献1−3参照。)。
特開2001−286346号公報 特開平10−99139号公報 特開平8−33524号公報
しかしながら、従来の冷凍機搭載配膳車にあっては、次のような問題があった。例えば、特許文献1に記載の配膳車にあっては、冷却器によって生成された冷気が、貯蔵室本体の天井面に形成された吹出口を通過する場合に、この吹出口の内側面がステンレス鋼板で形成されているため、この箇所に結露水が発生し、この結露水が貯蔵室本体の天井面を伝わるなどしてやがて金属を腐食させたりカビを発生させたりするものであった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、結露水の発生を防止することができる冷凍機搭載配膳車を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る冷凍機搭載配膳車は、冷凍室と、冷媒を圧縮するコンプレッサーと、圧縮された冷媒を凝縮して液化するコンデンサーと、液化した冷媒を気化することによって周囲のエアを冷却するエバポレーターと、冷却されたエアを前記冷凍室に送る冷風循環ファンとを車両本体に設けて形成される冷凍機搭載配膳車において、前記エバポレーター及び冷風循環ファンを断熱筐体に収容し、エアを流通させるための筐体側吹出部及び筐体側吸込部を前記断熱筐体の下面に形成すると共に、内側面に断熱材が露出した車両側吹出部及び車両側吸込部を前記筐体側吹出部及び筐体側吸込部のそれぞれと合致するように車両本体の上面に形成して成ることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1において、車両側吹出部及び車両側吸込部の内側面に露出する断熱材が発泡スチロールであることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係る冷凍機搭載配膳車によれば、エアが通過する車両側吹出部及び車両側吸込部の内側面には金属ではなく断熱材が露出していることによって、結露水の発生を防止することができるものであり、その結果、金属の腐食やカビの発生も防止することができるものである。
請求項2に係る発明によれば、発泡ウレタン等の他の断熱材よりも加工しやすい上に結露水の発生をさらに十分に防止することができるものである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1、図2は本発明の実施の形態の一例を示すものであり、本発明において冷凍機搭載配膳車は、ステンレス鋼板等の金属板からなる外殻体内に発泡ウレタン等の断熱材を充填して形成される箱状の車両本体6の内部に冷凍室1を設けると共に、冷凍機の主要部を構成するコンプレッサー2と、コンデンサー3と、エバポレーター4とを車両本体6の上部に設けて形成されている。具体的には、図1に示すように、車両本体6の上面に設置台16が着脱自在に設けられ、この設置台16の上面にコンプレッサー2及びコンデンサー3が設置されている。コンデンサー3の近傍にはコンデンサー3を冷却するためのコンデンサー冷却ファン17が設けられている。また、エバポレーター4の近傍には冷風循環ファン5が設けられ、エバポレーター4及び冷風循環ファン5は、発泡スチロールなどの断熱材で形成された断熱筐体7に収容されている。そしてこの断熱筐体7は、設置台16に形成された開口部18に嵌め込まれており、設置台16の下面と断熱筐体7の下面とが面一となっている。断熱筐体7も設置台16と同様に車両本体6の上面に着脱自在に設けられているが、断熱筐体7と設置台16とは一体であっても別体であってもよい。ここで、断熱筐体7及び設置台16を車両本体6の上面に着脱自在に設けるにあたって、断熱筐体7及び設置台16と車両本体6の上面との間にスポンジパッキン(図示省略)を介在させてもよい。また、断熱筐体7の下面には筐体側吹出部8及び筐体側吸込部9が形成されており、筐体側吹出部8及び筐体側吸込部9のそれぞれと合致するように車両本体6の上面には車両側吹出部13及び車両側吸込部14が形成されている。特に図1に示すものでは、車両本体6の上部の一部が発泡スチロール等の断熱材30の板状体で形成されており、前記車両側吹出部13及び車両側吸込部14は、この断熱材30の板状体に穿設することによって形成されている。そして、断熱筐体7に収容された冷風循環ファン5が作動すると、断熱筐体7の内部から筐体側吹出部8及び車両側吹出部13を通じて車両本体6の内部へエアが流通するようになっており、また、車両本体6の内部から車両側吸込部14及び筐体側吸込部9を通じて断熱筐体7の内部へエアが流通するようになっている。車両本体6の内部においては、車両側吹出部13に連通した吹出ダクト19が設けられ、この吹出ダクト19の側面には複数の吹出口20が形成されており、また、車両側吸込部14に連通した吸込ダクト21が設けられ、この吸込ダクト21の側面には複数の吸込口22が形成されている。
コンプレッサー2、コンデンサー3、エバポレーター4は配管(図示省略)によって接続し、この配管を通って冷媒がコンプレッサー2、コンデンサー3、エバポレーター4の順に循環することができるようにしてある。また、図2に示すように、車両本体6の下面には複数の車輪23が設けられており、これらの車輪23は、ACサーボモータ等で駆動される駆動輪23aと、首振り回転自在に形成される操向輪23bとで構成されている。また、冷凍室1には複数段の棚24を設け、食器25を載せたトレー26を各棚24の上に載せることによって、複数のトレー26を収容することができるようにしてある。また、車両本体6の側面には扉27を設け、この扉27を開閉してトレー26の出し入れをすることができるようにしてある。なお、車両本体6の上部に搭載されている冷凍機は、図2に示すように、通常は着脱自在のカバー28で覆われている。
そして、冷凍室1の冷却は次のようにして行われる。すなわち、冷媒が、コンプレッサー2によって圧縮されて高温のガス冷媒に変化し、配管を通ってコンデンサー3に送られる。次に、このガス冷媒は、コンデンサー3によって凝縮されて液化し、配管を通ってエバポレーター4に送られる。次に、液化した冷媒は、エバポレーター4によって気化するが、このとき気化熱が奪われるので、エバポレーター4の周囲のエアが冷却される(熱交換)。その後、気化した冷媒は、配管を通ってコンプレッサー2に送られ、再び圧縮されるものであり、一方、冷却されたエアは、冷風循環ファン5によって断熱筐体7の内部から、筐体側吹出部8、車両側吹出部13、吹出ダクト19、吹出口20を順に通って冷凍室1内に送られ、これによって冷凍室1が冷却されることとなる。温度が高くなったエアは、吸込口22、吸込ダクト21、車両側吸込部14、筐体側吸込部9を順に通って断熱筐体7内に入り、エバポレーター4によって再び冷却されるものである。このような冷却サイクルを繰り返すことによって、冷凍室1が冷却されることとなる。なお、図1中の矢印はエアの流れを示す。
上記のようにして冷凍室1の冷却を続けると、従来の冷凍機搭載配膳車にあっては、車両側吹出部13及び車両側吸込部14に相当する箇所の内側面にステンレス鋼板等の金属が露出していたため、この箇所に結露水が発生していた。しかし、本発明では、図1に示すように、車両側吹出部13及び車両側吸込部14の内側面には断熱材30が露出しているため、冷却されたエアが車両側吹出部13及び車両側吸込部14を通過する際にこれらの内側面に当たっても、結露水が発生しないものである。よって、このように結露水の発生が防止されるため、金属の腐食やカビの発生も防止することができるものである。特に断熱材30が発泡スチロールである場合には、発泡ウレタン等の他の断熱材よりも加工しやすい上に結露水の発生をさらに十分に防止することができるものである。なお、断熱筐体7の筐体側吹出部8及び筐体側吸込部9の内側面にも発泡スチロール等の断熱材が露出しているのが好ましい。
そして、冷凍機のメンテナンスを行う場合には、冷凍機を停止させた後、冷凍機を覆っていたカバー28を外し、断熱筐体7を単独で又は断熱筐体7を設置台16と共に車両本体6から取り外すだけでよい。
本発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)は配膳車の一部の概略平面図であり、(b)は配膳車の一部の概略断面図である。 同上の配膳車の側面図である。
符号の説明
1 冷凍室
2 コンプレッサー
3 コンデンサー
4 エバポレーター
5 冷風循環ファン
6 車両本体
7 断熱筐体
8 筐体側吹出部
9 筐体側吸込部
13 車両側吹出部
14 車両側吸込部
30 断熱材

Claims (2)

  1. 冷凍室と、冷媒を圧縮するコンプレッサーと、圧縮された冷媒を凝縮して液化するコンデンサーと、液化した冷媒を気化することによって周囲のエアを冷却するエバポレーターと、冷却されたエアを前記冷凍室に送る冷風循環ファンとを車両本体に設けて形成される冷凍機搭載配膳車において、前記エバポレーター及び冷風循環ファンを断熱筐体に収容し、エアを流通させるための筐体側吹出部及び筐体側吸込部を前記断熱筐体の下面に形成すると共に、内側面に断熱材が露出した車両側吹出部及び車両側吸込部を前記筐体側吹出部及び筐体側吸込部のそれぞれと合致するように車両本体の上面に形成して成ることを特徴とする冷凍機搭載配膳車。
  2. 車両側吹出部及び車両側吸込部の内側面に露出する断熱材が発泡スチロールであることを特徴とする請求項1に記載の冷凍機搭載配膳車。
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