JP4465123B2 - 通信装置並びに通信装置から情報を入出力するコンピュータ装置及びそのプログラム - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、通信装置に関し、他の通信装置に操作情報を出力し、他の通信装置から操作情報を入力可能な通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信装置は、所定の操作により他の通信装置との間で通信回線を設定し、音声、データ等を送受して通信を行う。特に、携帯電話機等の通信装置は、無線基地局との間に電波による通信回線を設定し、無線により音声、データ等を送受して通信を行うものであり、無線部(送信部、受信部等)の他、無線機全体を統括して制御する制御部を有している。使用者はこの制御部に対して操作部(キーボード)から指示をして、携帯電話機の動作を設定する。例えば、着信制限機能を設定して、特定の者(電話機)からの呼の着信を制限することができる。
【0003】
また、近年の携帯電話機は多くの機能を有し、操作が複雑化していることから、使用者が任意に選択且つ書き換え可能な一つの機能を割り当てる機能割当キーを設けた携帯端末装置が提案されている(例えば、特開平9−18945号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような機能割当キーを設けても、この機能割当キーへ機能を割り当てて設定する操作が複雑であれば、取扱説明書を参照しながら操作しなければならず、機能割当キーが活用されないことがあった。また、機種変更時や、複数台の携帯電話機を使用している場合に、機能割当キーに同じ機能を割り当てて、同じ使い勝手とするためには、携帯電話機毎にキーの割当操作をしなければならず操作が煩雑であった。
【0005】
本発明は、通信装置から操作情報を出力して、容易に他の通信装置に同様の機能の設定ができる通信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、使用者が通信装置に動作の指示を入力する操作部(10)と、操作部の操作に基づいて各部を制御する制御部(6)と、操作部の所定の手順の操作に対応する機能を記憶する記憶部(11)とを有し、前記操作部の所定の手順の操作に対応する機能の設定の変更が可能な通信装置において、所定の手順の操作に対応して設定された機能に関する操作情報を、他の通信装置から入力する操作情報入力手段と、前記操作情報入力手段により他の通信装置から入力された操作情報を、前記操作部の特定の手順の操作に対応する機能として設定する操作情報設定手段とを備え、前記操作情報設定手段は、前記操作情報入力手段により入力された操作情報が前記通信装置が備えていない機能に関するものであるときは、当該入力された操作情報を使用しないことを特徴とする。
【0007】
第2の発明は、使用者が通信装置に動作の指示を入力する操作部(10)と、操作部の操作に基づいて各部を制御する制御部(6)と、操作部の所定の手順の操作に対応する機能を記憶する記憶部(11)とを有し、前記操作部の所定の手順の操作に対応する機能の設定の変更が可能な通信装置において、所定の手順の操作に対応して設定された機能に関する操作情報を、他の通信装置から入力する操作情報入力手段と、前記操作情報入力手段により他の通信装置から入力された操作情報を、前記操作部の特定の手順の操作に対応する機能として設定する操作情報設定手段とを備え、前記操作部は、機能が割り当てられるキーを有し、前記操作情報設定手段は、前記操作部に、前記操作情報入力手段により入力された操作情報に対応するキーが無いときは、当該入力された操作情報に対応する機能を割り当てるキーの指定を待って、当該指定されたキーに当該入力された操作情報を割り当てて、前記通信装置の機能として設定することを特徴とする。
【0008】
第3の発明は、使用者が通信装置に動作の指示を入力する操作部(10)と、操作部の操作に基づいて各部を制御する制御部(6)と、操作部の所定の手順の操作に対応する機能を記憶する記憶部(11)とを有し、前記操作部の所定の手順の操作に対応する機能の設定の変更が可能な通信装置において、所定の手順の操作に対応して設定された機能に関する操作情報を、他の通信装置から入力する操作情報入力手段と、前記操作情報入力手段により他の通信装置から入力された操作情報を、前記操作部の特定の手順の操作に対応する機能として設定する操作情報設定手段とを備え、前記操作情報設定手段は、複数の通信装置から入力された操作情報を設定可能であり、前記操作情報設定手段は、前記複数の通信装置から入力された操作情報が競合しなければ、前記複数の通信装置から入力された全ての操作情報を設定することを特徴とする。
【0009】
第4の発明は、第3の発明において、前記操作情報設定手段は、前記複数の通信装置から入力された操作情報が競合したときは、前記複数の通信装置から入力された複数の操作情報を設定し、前記設定された操作情報に対応する機能を切り替えて実行させる機能切替手段を有することを特徴とする。
【0010】
第5の発明は、第1〜第4の発明のいずれか一つにおいて、前記通信装置は無線基地局との間で無線により通信を行う無線通信装置であって、前記無線通信装置は無線基地局を介さずに他の無線通信装置と通信をする通信手段を有し、前記操作情報出力手段は、前記無線通信装置に設定された操作情報を、他の無線通信装置が通信手段によって受信可能な信号により、前記通信手段から送信することを特徴とする。
【0011】
第6の発明は、第5の発明において、前記通信装置は無線基地局(32)との間で無線により通信を行う無線通信装置であって、前記無線通信装置は無線基地局を介さずに他の無線通信装置と通信(例えば、無線通信、赤外線通信)をする通信手段を有し、前記操作情報出力手段は、前記無線通信装置に設定された操作情報を、他の無線通信装置が通信手段によって受信可能な信号により、前記通信手段から送信することを特徴とする。
【0012】
第7の発明は、第5又は第6の発明において、前記通信装置には、外部記憶手段が着脱可能に接続され、前記操作情報出力手段は前記通信装置に設定された操作情報を前記外部記憶手段(14)に出力し、前記操作情報入力手段は前記外部記憶手段に記憶された前記通信装置の操作情報を前記通信装置の機能として設定するために読み取ることを特徴とする。
【0013】
第8の発明は、第5〜第7の発明のいずれか一つにおいて、前記操作情報出力手段は、転送元の通信装置に設定された操作情報を、前記通信装置と通信可能に接続された(例えば、無線基地局を介して接続された)サーバ装置(33)に送信し、前記操作情報入力手段は、前記サーバ装置に記憶された前記通信装置に設定しうる操作情報を受信して(例えば、無線基地局を介して受信して)、前記通信装置の機能として設定することを特徴とする。
【0014】
第9の発明は、第5〜第8の発明のいずれか一つにおいて、前記操作情報出力手段は、前記操作情報に対応する機能を実行する際に使用されるデータを出力することを特徴とする。
【0015】
第10の発明は、操作部の所定の手順の操作に対応する機能の設定変更が可能な通信装置から操作情報を入出力するインターフェース部と、前記操作情報の入出力を制御する制御部とを有するコンピュータ装置(25)において、前記制御部は、第1の通信装置(21)に設定された機能に関する操作情報の入力を制御する手段と、第2の通信装置(23)に設定する機能に関する操作情報の出力を制御する手段と、前記入力された操作情報が前記通信装置が備えていない機能に関するものであるときは、当該入力された操作情報の前記第2の通信装置への出力を停止する手段とを備えることを特徴とする。
【0016】
第11の発明は、機能が割り当てられるキーを有する操作部の所定の手順の操作に対応する機能の設定変更が可能な通信装置から操作情報を入出力するインターフェース部と、前記操作情報の入出力を制御する制御部とを有するコンピュータ装置(25)において、前記制御部は、第1の通信装置(21)に設定された機能に関する操作情報の入力を制御する手段と、第2の通信装置(23)に設定する機能に関する操作情報の出力を制御する手段と、前記第2の通信装置の前記操作部に、前記入力された操作情報に対応するキーが無いときは、当該入力された操作情報に対応する機能を割り当てるキーの指定を待って、当該指定されたキーに当該入力された操作情報を割り当てて、前記第2の通信装置に操作情報を出力するように制御する手段とを備えることを特徴とする。
【0017】
第12の発明は、操作部の所定の手順の操作に対応する機能の設定変更が可能な通信装置から操作情報を入出力する装置としてコンピュータ(25)を機能させるプログラムにおいて、第1の通信装置(21)に設定された機能に関する操作情報を入力する手段と、第2の通信装置(23)に設定する機能に関する操作情報を出力する手段と、前記入力された操作情報が前記通信装置が備えていない機能に関するものであるときは、当該入力された機能に関する操作情報の前記第2の通信装置への出力を停止する手段とをコンピュータに機能させることを特徴とする。
【0018】
第13の発明は、機能が割り当てられるキーを有する操作部の所定の手順の操作に対応する機能の設定変更が可能な通信装置から、操作情報を入出力する装置としてコンピュータ(25)を機能させるプログラムにおいて、第1の通信装置(21)に設定された機能に関する操作情報を入力する手段と、第2の通信装置(23)に設定する機能に関する操作情報を出力する手段と、前記第2の通信装置の前記操作部に前記入力された操作情報に対応するキーが無いときは、当該入力された操作情報に対応する機能を割り当てるキーの指定を待って、当該指定されたキーに当該入力された操作情報を割り当てて、前記第2の通信装置に出力する手段とをコンピュータに機能させることを特徴とする。
【0021】
【発明の作用および効果】
第1の発明では、所定の手順の操作に対応して設定された機能に関する操作情報を、通信装置から出力する操作情報出力手段と、所定の手順の操作に対応して設定しうる機能に関する操作情報を、通信装置に入力する操作情報入力手段と、操作情報入力手段により入力された操作情報を、通信装置の操作部の特定の手順の操作に対応する機能として設定する操作情報設定手段とを備えたので、操作情報出力手段により出力した操作情報を操作情報入力手段により入力して、操作情報設定手段により通信装置に設定することから、他の通信装置に操作情報を転送して、他の通信装置に当該操作情報に基づく機能を設定して、簡単に同じ使い勝手の通信装置とすることができる。また、操作情報設定手段は、操作情報入力手段により入力された操作情報が、通信装置が備えていない機能に関するものであるときは、当該入力された操作情報を使用しないので、機能が異なる機種間で操作情報を転送しても、異なる機能が設定されることがない。
【0022】
第2の発明では、所定の手順の操作に対応して設定された機能に関する操作情報を、通信装置から出力する操作情報出力手段と、所定の手順の操作に対応して設定しうる機能に関する操作情報を、通信装置に入力する操作情報入力手段と、操作情報入力手段により入力された操作情報を、通信装置の操作部の特定の手順の操作に対応する機能として設定する操作情報設定手段とを備えたので、操作情報出力手段により出力した操作情報を操作情報入力手段により入力して、操作情報設定手段により通信装置に設定することから、他の通信装置に操作情報を転送して、他の通信装置に当該操作情報に基づく機能を設定して、簡単に同じ使い勝手の通信装置とすることができる。また、操作情報設定手段は、操作情報の転送先の通信装置で操作情報入力手段により入力された操作情報に対応する手順の操作ができないときは、当該入力された操作情報に対応する機能を割り当てる操作手順の指定を待って、当該指定された操作手順に当該入力された操作情報を割り当てて、通信装置の機能として設定するので、異なる操作部を備えた機種間で操作情報を転送しても、異なる操作手順に当該機能が設定されることがない。
【0023】
第3の発明では、所定の手順の操作に対応して設定された機能に関する操作情報を、通信装置から出力する操作情報出力手段と、所定の手順の操作に対応して設定しうる機能に関する操作情報を、通信装置に入力する操作情報入力手段と、操作情報入力手段により入力された操作情報を、通信装置の操作部の特定の手順の操作に対応する機能として設定する操作情報設定手段とを備えたので、操作情報出力手段により出力した操作情報を操作情報入力手段により入力して、操作情報設定手段により通信装置に設定することから、他の通信装置に操作情報を転送して、他の通信装置に当該操作情報に基づく機能を設定して、簡単に同じ使い勝手の通信装置とすることができる。また、操作情報設定手段は、複数の通信装置から入力された操作情報を設定可能としたので、一つの通信装置に異なる使い勝手の操作を混在させることができる。また、操作情報設定手段は、複数の通信装置から入力された操作情報が競合しなければ、複数の通信装置から入力された全ての操作情報を設定するので、複数の操作情報に基づいて、通信装置に多くの機能を実現させることができる。
【0024】
第4の発明では、操作情報設定手段は、複数の通信装置から入力された操作情報が競合したときは、複数の通信装置から入力された複数の操作情報を設定するので、設定された操作情報を切り替えて使用可能とすることができ、一つの通信装置内に異なる使い勝手の操作を混在させることができる。
【0025】
第5の発明では、操作情報出力手段は、設定された機能に対応する機能コードと、当該機能が割り当てられている操作手順に対応する操作手順コードとを出力するので、異なる機種間で操作情報を共通化でき、同一機種間でなくても操作情報を転送することができる。
【0026】
第6の発明では、通信装置は無線基地局との間で無線により通信を行い、無線基地局を介さずに他の無線通信装置と通信をする通信手段を有する無線通信装置であって、操作情報出力手段は、無線通信装置に設定された操作情報を、他の無線通信装置が通信手段によって受信可能な信号により、通信手段から送信するので、無線回線のトラフィックを増加させることなく、操作情報を転送することができる。
【0027】
第7の発明では、通信装置には外部記憶手段が着脱可能に接続され、操作情報出力手段は通信装置に設定された操作情報を外部記憶手段に出力し、操作情報入力手段は外部記憶手段に記憶された通信装置の操作情報を通信装置の機能として設定するために読み取るので、外部記憶手段を着脱することにより操作情報を転送して、簡単に他の通信装置に機能を設定することができる。
【0028】
第8の発明では、操作情報出力手段は転送元の通信装置に設定された操作情報を、通信装置と通信可能に接続されたサーバ装置に送信し、操作情報入力手段は、サーバ装置に記憶された通信装置に設定しうる操作情報を受信して、通信装置の機能として設定するので、他の接続手段(接続ケーブル、赤外線通信手段等)を用いることなく他の通信装置に操作情報を転送して機能を設定することができる。また、遠方の通信装置にも操作情報を転送して、簡単に他の通信装置に機能を設定することができる。
【0029】
第9の発明では、操作情報出力手段は、操作情報に対応する機能を実行する際に使用されるデータも出力するので、当該機能の実行時に使用されるデータを別に転送する必要がない。
【0030】
第10の発明では、操作情報の入出力を制御する制御部は、第1の通信装置に設定された機能に関する操作情報の入力を制御する手段と、第2の通信装置に設定する機能に関する操作情報の出力を制御する手段と、入力された操作情報が通信装置が備えていない機能に関するものであるときは当該入力された機能に関する操作情報の第2の通信装置への出力を停止する手段とを備えるので、機能が異なる機種間で操作情報を転送しても、異なる機能が設定されることがない。
【0031】
第11の発明では、操作情報の入出力を制御する制御部は、第1の通信装置に設定された機能に関する操作情報の入力を制御する手段と、第2の通信装置に設定する機能に関する操作情報の出力を制御する手段と、第2の通信装置において入力された操作情報に対応する操作ができないときは、当該入力された操作情報に対応する機能を割り当てる操作手順の指定を待って、当該指定された操作手順に当該入力された操作情報を割り当てて、第2の通信装置に操作情報を出力するように制御する手段とを備えるので、異なる操作部を備えた機種間で操作情報を転送しても、異なる操作手順に当該機能が設定されることがない。
【0032】
第12の発明では、操作部の所定の手順の操作に対応する機能の設定変更が可能な通信装置から操作情報を入出力する装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムにおいて、第1の通信装置に設定された機能に関する操作情報を入力する手段と、第2の通信装置に設定する機能に関する操作情報を出力する手段と、入力された操作情報が通信装置が備えていない機能に関するものであるときは、当該入力された機能に関する操作情報の第2の通信装置への出力を停止する手段とをコンピュータに機能させるので、機能が異なる機種間で操作情報を転送しても、異なる機能が設定されることがない。
【0033】
第13の発明では、操作部の所定の手順の操作に対応する機能の設定変更が可能な通信装置から操作情報を入出力する装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムにおいて、第1の通信装置に設定された機能に関する操作情報を入力する手段と、第2の通信装置に設定する機能に関する操作情報を出力する手段と、入力された操作情報に対応する操作ができないときは、当該入力された操作情報に対応する機能を割り当てる操作手段の指定を待って、当該指定された操作手順に当該入力された操作情報を割り当てて、第2の通信装置に出力する手段とをコンピュータに機能させるので、異なる操作部を備えた機種間で操作情報を転送しても、異なる操作手順に当該機能が設定されることがない。
【0036】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0037】
図1は、本発明の実施の形態の携帯電話機の主要な構成を示すブロック図である。
【0038】
アンテナ1は無線部2に接続されており、無線基地局からの電波を受信し、無線基地局に対し電波を送信する。無線部2は送信部3及び受信部4により構成され、送信部3はアンテナ1から送信する高周波信号を生成する。受信部4はアンテナ1で受信した高周波信号を増幅、周波数変換等をして、ベースバンド信号として音声処理部5に出力する。このベースバンド信号は音声処理部5内の変復調部にて音声信号に復調される。また、変復調部では送話部7からの音声信号を変調し、ベースバンド信号を生成する。
【0039】
制御部6は、無線部2、表示部9、操作部10等の携帯電話機の各部を制御する。無線部2に対しては、送受信周波数、送信電波の出力を制御する。また、制御部6は、表示部(液晶表示器)9に対して表示データを送り、操作部(キーボード)10からの、文字、数字の入力、携帯電話機への動作の指示を受け付ける。
【0040】
記憶部11には、携帯電話機の識別番号、制御部6にて実行されるプログラム、メモリダイヤル、使用者により設定されるファンクションキー等の情報が保存されている。この記憶部11は、携帯電話機の電源が遮断されても記憶内容を保持する必要があるので、不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)で構成するとよい。また、携帯電話機の主記憶部とは別の記憶領域に、ファンクションキーに対応して設定される機能を記憶するように構成してもよく、この記憶領域は後述する外部記憶部14に設けてもよい。
【0041】
外部記憶部14は、携帯電話機に着脱可能に構成され、携帯電話機に設けられた接続端子に装着されて、携帯電話機の記憶部の一部を構成する。この外部記憶部14には、使用者を認識する識別番号(電話番号)や、メモリダイヤル、使用者が設定したファンクションキー等の情報を保存することができ、使用者が別の携帯電話機に外部記憶部14を装着して、その携帯電話機を自己の携帯電話機として使用することができる。すなわち、別の携帯電話機でファンクションキーに設定した機能を外部記憶部14に保持するので、外部記憶部14を着脱することによりファンクションキーに同一の機能を設定して、他の携帯電話機を自己の電話機と同様の使い勝手で使用できる。
【0042】
表示部9は液晶表示パネル及びLCDドライバで構成されており、制御部6からの表示指令信号により、携帯電話機の動作状態や、操作部10に入力された情報、無線回線を介して取得した文字、図形の情報等を表示する。
【0043】
操作部10はキースイッチで構成されており、1〜9、0、*、#のダイヤルキーと複数のファンクションキーとを有している。このファンクションキーには使用者が任意に機能を設定できるファンクションキーが含まれており、所定の登録操作により自己の希望する機能をファンクションキーに割り当てることができる。
【0044】
この使用者が任意に機能を設定できるファンクションキーのうち一部のキーの機能を設定変更できるようにしてもよいし、全てのキーの機能を設定変更できるようにしてもよい。さらに、使用者が携帯電話機を購入したときにはファンクションキーには一切機能が設定されておらず、使用者が操作情報を転送してファンクションキーの機能を設定するようにしてもよい。
【0045】
インターフェース部12は、携帯電話機にデータを入出力するための接続端子であり、コネクタが接続される。
【0046】
外部通信部13は、無線基地局を介さないで、他の携帯電話機との間で通信を行うもので、赤外線(例えば、IrDA)又は無線(例えば、Bluetooth)による通信を可能とするものである。具体的には、外部通信部13は、通信プロトコルの制御を行う外部通信制御部(CPU等)と、赤外線発光・受光部(又は無線部)により構成されている。
【0047】
さらに、携帯電話機は、音響信号を電気信号に変換する送話部7、電気信号を音響信号に変換する受話部8を有している。
【0048】
図2は、本発明の第1の実施の形態のデータ転送の態様を示す図である。この第1の実施の形態においては、携帯電話機同士をケーブルで直接接続してデータを転送する。
【0049】
転送元装置(携帯電話機)21のインターフェース部12には接続ケーブル24の一方のコネクタが接続され、転送先装置(携帯電話機)23のインターフェース部12には接続ケーブル24の他方のコネクタが接続される。これにより、転送元装置21と転送先装置23とは、接続ケーブル24によって接続され、信号のやりとりができるようになっている。転送元装置21と転送先装置23とを接続ケーブル24により接続して、転送元装置21と転送先装置23とにおいて所定のデータ転送の操作をすると、転送元装置21のファンクションキーに設定した機能が操作情報として転送先装置23に転送され、転送先装置23のファンクションキーの機能として設定される。
【0050】
図3は、本発明の第1の実施の形態の構成によって携帯電話機同士を接続ケーブル24で接続してデータを転送するときの携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
【0051】
転送元装置21と転送先装置23とを接続ケーブル24によって接続した後、転送元装置21と転送先装置23とを操作して、データ転送モードに設定する(S102)。データ転送モードの動作を開始した転送元装置21と転送先装置23とは、相互に同期をとり、通信が可能な状態に初期設定を行い(S103)、操作情報の転送を始める。
【0052】
転送元装置21は、操作情報のうち操作手順(特定のファンクションキーの操作)に設定された機能に対応する操作データのうち、未だ転送されていない操作データがあるかを判断し(S104)、未転送データが有れば1件の操作データを転送先装置23に転送する(S105)。この転送されるデータは、操作手順(ファンクションキー)に設定されている機能に対応する機能コードと、その機能が割り当てられている操作手順(ファンクションキー)に対応する手順コードとで構成されている。このとき、機能コードに対応する機能の実行時に必要なデータがあれば(例えば、着信音変更機能における着信音データ)、操作データを転送する際にこの実行用のデータを転送してもよい。
【0053】
一方、未転送の操作データが無くなり、全ての操作データの転送が終わったら、操作情報の転送を終了する(S106)。
【0054】
1件のデータの転送を受けた転送先装置23は、受信した操作データの解析を行う(S107〜S112)。まず、転送された機能コードに相当する機能が転送先装置23に備わっているか(例えば、着信音変更機能が有するか)を判断する(S107)。転送先装置23が転送された機能コードに相当する機能を備えていなければ、転送されたファンクションキーの設定データを無視して、転送先装置23の機能として設定をしない(S108)。一方、転送先装置23が転送された機能コードに相当する機能を備えていれば、転送された手順コードから、転送先装置23に相当する操作キーがあり、同様の手順の操作ができるか(例えば、同じ位置にファンクションキーがあるか)を判断する(S109)。転送先装置23において転送された手順コードに対応する操作が可能であれば、転送された操作データを対応するキーに割り当てて、操作データを記憶部11に記憶する(S110)。
【0055】
転送先装置23に対応する操作キーがない等、同様の手順の操作ができなければ、転送先装置23にて当該操作データを割り当てる操作手順(キー)の入力を促して、操作手順の入力を受け付ける(S111)。そして、転送された操作データを使用者が入力した操作手順(キー)に割り当てて、転送された操作データを記憶部11に記憶する(S112)。
【0056】
その後ステップS104に戻り、転送元装置21が未転送の操作データがあるかを判断し、未転送の操作データが無くなれば、操作情報の転送を終了する(S106)。
【0057】
図4は、本発明の第2の実施の形態のデータ転送の態様を示す図である。この第2の実施の形態において、携帯電話機は基地局を介さずに直接通信をする手段である第2の無線部を有し、基地局との通信とは別の周波数及び別のプロトコル(例えば、Bluetooth)により携帯電話機同士が直接通信を行い、操作情報を転送する。本実施の形態では、携帯電話機同士は無線により直接通信を行うが、赤外線通信(例えば、IrDA)により携帯電話機同士を直接接続するように構成してもよい。
【0058】
第2の実施の形態では、転送元装置(携帯電話機)21と転送先装置(携帯電話機)23とにおいて、所定の操作をすることによって、転送元装置21と転送先装置23にとは外部通信部13によって電波により接続され、転送元装置21から転送先装置23に操作情報を転送して、転送元装置21のファンクションキーに設定された機能が転送先装置23のファンクションキーの機能として設定される。第2の実施の形態における転送元装置21と転送先装置23との動作は、第1の実施の形態(図3)において説明した動作と同様である。
【0059】
このように、第1の実施の形態では、インターフェース部12から操作情報を出力し、インターフェース部12に操作情報を入力するように構成し、さらに、操作部10の特定の手順の操作に対応する機能として設定するように、入力された操作情報を記憶部11に記憶するので、ファンクションキーに設定した操作情報を入出力して、他の携帯電話機に操作情報を転送して設定できることから、簡単に他の携帯電話機を同じ使い勝手の携帯電話機とすることができる。
【0060】
また、第2の実施の形態では、外部通信部13から操作情報を出力し、外部通信部13に操作情報を入力するように構成し、さらに、操作部10の特定の手順の操作に対応する機能として設定するように、入力された操作情報を記憶部11に記憶するので、ファンクションキーに設定した操作情報を入出力して、他の携帯電話機に操作情報を転送して設定できることから、簡単に他の携帯電話機を同じ使い勝手の携帯電話機とすることができる。
【0061】
また、第1又は第2の実施の形態では、操作情報として、ファンクションキーに設定されている機能に対応する機能コードと、その機能が割り当てられているファンクションキーに対応する手順コードとを入出力するので、異なる機種間で操作情報を共通化でき、同一機種間でなくても操作情報を転送することができる。
【0062】
また、無線基地局を介さずに他の携帯電話機と通信をする通信手段(インターフェース部12、外部通信部13)を有し、他の携帯電話機が受信可能な信号で操作情報を通信手段から送信するので、無線回線のトラフィックを増加させることなく操作情報を転送することができる。
【0063】
また、転送先装置23に入力された操作情報が、転送先装置23に備わっていない機能に関するものであるときは、当該操作情報を転送先装置23に設定しないので、機能が異なる機種に操作情報を転送したときに異なる機能が設定されることがない。
【0064】
また、転送先装置23に入力された操作情報に対応するファンクションキーが転送先装置23に備わっていないときは、当該操作情報に対応する機能を割り当てるキーの指定を待って、当該操作情報に対応する機能を当該指定されたファンクションキーに割り当てて、携帯電話機の機能として設定するので、異なる操作部を備えた機種に操作情報を転送しても、異なるファンクションキーに転送した操作情報に関する機能が設定されることがない。
【0065】
また、操作情報を転送する際に、操作情報に対応する機能の実行時に使用されるデータを出力すると、実行時に使用されるデータを別に転送する必要がない。
【0066】
図5は、本発明の第3の実施の形態の操作情報の転送の態様を示す図である。この第3の実施の形態において、着脱可能な記憶装置であるSIMカード14を携帯電話機に装着することができ、このSIMカード14を介してファンクションキーに設定された操作情報を転送する。すなわち、転送元装置21(携帯電話機)は操作情報をSIMカード14に書き込み、転送先装置23(携帯電話機)は操作情報をSIMカード14から読み出して、転送先装置23の機能として設定する。
【0067】
図6は、本発明の第3の実施の形態の構成によって携帯電話機同士で操作情報を転送する場合のフローチャートである。
【0068】
まず、転送元装置21を読取モードにして、ファンクションキーに対応する機能として、記憶部11に記憶された操作情報をSIMカード14に書き込む初期設定をし(S122)、操作情報を記憶部11から読み出し、SIMカード14に書き込む(S123)。このとき、操作情報をSIMカード14への記憶に適したデータに変換した後、SIMカード14に記憶してもよい。
【0069】
その後、SIMカード14を転送元装置21から取り外し、転送先装置(携帯電話機)23に取り付ける(S124)。転送先装置23を読取モードにして、SIMカード14に書き込まれた操作情報を読み込む設定をし(S125)、SIMカード14から操作情報を読み出す(S126)。その後、第1の実施の形態のステップS107〜S112と同様に操作情報の解析をする(S127)。すなわち、転送を受けた操作情報に基づいて、転送を受けた機能や、その機能が設定されたファンクションキーが転送先装置23に備わっているかを判断する。そして、解析が終了した操作情報を転送先装置23の記憶部11に記憶して、ファンクションキーに機能を設定する(S128)。
【0070】
図6に示す実施の形態では、操作情報の転送時にSIMカード14に操作情報を書き込むようにしたが、SIMカード14を携帯電話機21、23の記憶部11の一部として使用して、機能が設定されたときにSIMカード14に操作情報を書き込むように構成してもよい。
【0071】
このように、本発明の第3の実施の形態では、携帯電話機にはSIMカード14が着脱可能であって、SIMカード14に操作情報を記憶し、SIMカード14から操作情報を読み取って、操作部10の特定の手順の操作に対応する機能として設定するように、読み取った操作情報を記憶部11に記憶するので、SIMカード14の着脱により他の携帯電話機に操作情報を転送して設定できることから、簡単に他の携帯電話機を同じ使い勝手の携帯電話機とすることができる。
【0072】
また、操作情報として、ファンクションキーに設定されている機能に対応する機能コードと、その機能が割り当てられているファンクションキーに対応する手順コードとを入出力するので、異なる機種間で操作情報を共通化でき、同一機種間でなくても操作情報を転送することができる。
【0073】
また、操作情報を解析してから転送先装置23の機能として設定するので、機能が異なる機種や、異なる操作部を備えた機種に操作情報を転送しても、転送した操作情報に関する機能が不用意に設定されることがない。
【0074】
図7は、本発明の第4の実施の形態の操作情報の転送の態様を示す図である。この第4の実施の形態において、携帯電話機をパーソナルコンピュータ25に接続して、パーソナルコンピュータ25を介してデータを転送する。
【0075】
転送元装置(携帯電話機)21のインターフェース部12には接続ケーブルが接続され、パーソナルコンピュータ25に接続される。転送先装置(携帯電話機)23のインターフェース部12にも接続ケーブルが接続され、パーソナルコンピュータ25に接続される。パーソナルコンピュータ25は転送元装置21及び転送先装置23からの信号をデータ変換装置を介してシリアルインターフェース(例えば、USBなど)から取り込み、転送元装置21及び転送先装置23へデータ変換装置を介して信号を出力する。本実施の形態では転送元装置21と転送先装置23とを同時にパーソナルコンピュータ25に接続しているが、転送元装置21とパーソナルコンピュータ25とを接続して、転送元装置21からパーソナルコンピュータ25に操作情報を転送した後、転送元装置21をパーソナルコンピュータ25から取り外し、転送先装置23とパーソナルコンピュータ25とを接続して、パーソナルコンピュータ25から転送先装置23に操作情報を転送するように構成してもよい。
【0076】
図8は、本発明の第4の実施の形態のパーソナルコンピュータ25の動作を示すフローチャートである。
【0077】
転送元装置21と転送先装置23とを接続ケーブルよってパーソナルコンピュータ25に接続した後、パーソナルコンピュータ25を操作し、転送元装置21と転送先装置23とをデータ転送モードに設定すると(S142)、パーソナルコンピュータ25と転送元装置21、転送先装置23とは相互に同期をとり、相互に通信が可能な状態に初期設定がされる(S142)。その後、転送元装置21の記憶部11に記憶されていた操作データを読み出し、ファンクションキーに設定されている機能に対応する機能コードと、その機能が割り当てられているファンクションキーの操作手順に対応する手順コードとで構成される操作データを、操作情報として、転送元装置21からパーソナルコンピュータ25に転送する(S143)。
【0078】
データの転送を受けたパーソナルコンピュータ25は、転送を受けた操作データの解析を行う(S144〜S149)。まず、転送先装置23に転送された機能コードに相当する機能が転送先装置23に備わっているかを判断する(S144)。転送先装置23に相当する機能が備わっていなければ、転送されたファンクションキーの設定データを無視して、転送先装置23の機能として設定しない(S145)。一方、転送先装置23に相当する機能が備わっていれば、転送された手順コードから転送先装置23に相当するファンクションキーがあるかを検索する(S146)。転送先装置23に相当するファンクションキーがあれば、転送された操作データをその検索されたファンクションキーに割り当てて、操作データを記憶部11に記憶する(S147)。
【0079】
一方、転送先装置23に相当するファンクションキーがなければ、パーソナルコンピュータ25の画面に転送先装置23にて当該操作データを割り当てるキーの入力を促すメッセージを表示し、キーの入力を受け付ける(S148)。そして、転送された操作データを入力されたキーに割り当てて、転送先装置23に転送する操作データを生成する(S149)。
【0080】
その後、未解析の操作データがあるかを判断し(S150)、未解析の操作データが有ればステップS144に戻り、操作データの解析を続ける。一方、全ての操作データの解析が終わり、未解析の操作データが無くなれば(S150)、操作データをまとめて操作情報としてパーソナルコンピュータ25から転送先装置23に転送し(S151)、操作情報の転送を終了する。
【0081】
このように、本発明の第4の実施の形態では、携帯電話機のインターフェース部12からパーソナルコンピュータ25に操作情報を出力し、インターフェース部12にパーソナルコンピュータ25から操作情報を入力するように構成し、さらに、操作部10の特定の手順の操作に対応する機能として設定するように、入力されたを記憶部11に記憶するので、ファンクションキーに設定した操作情報を入出力して、他の携帯電話機に操作情報を転送して設定できることから、簡単に他の携帯電話機を同じ使い勝手の携帯電話機とすることができる。
【0082】
また、操作情報として、ファンクションキーに設定されている機能に対応する機能コードと、その機能が割り当てられているファンクションキーに対応する手順コードとを入出力するので、異なる機種間で操作情報を共通化でき、同一機種間でなくても操作情報を転送することができる。
【0083】
また、無線基地局を介さずに、パーソナルコンピュータ25を介して他の携帯電話機に操作情報を転送するので、無線回線のトラフィックを増加させることなく操作情報を転送することができる。
【0084】
また、操作情報を解析してから転送先装置23の機能として設定するので、機能が異なる機種や、異なる操作部を備えた機種に操作情報を転送しても、転送した操作情報に関する機能が不用意に設定されることがない。
【0085】
また、転送元装置21から入力された操作情報が転送先装置23が備えていない機能に関するものであるときは、パーソナルコンピュータ25から当該操作情報を転送先装置23へ出力しないので、機能が異なる機種間で操作情報を転送しても、異なる機能が設定されることがない。
【0086】
また、転送先装置23において、転送元装置21から入力された操作情報に対応する操作ができないときは、パーソナルコンピュータ25から当該操作情報に対応する機能を割り当てる操作手順の指定を待って、当該指定された操作手順に当該指定された操作情報を割り当てて、転送先装置23に出力するので、異なる操作部を備えた機種間で操作情報を転送しても、異なる操作手順に当該機能が設定されることがない。
【0087】
図9は、本発明の第5の実施の形態のデータ転送の態様を示す図である。この第5の実施の形態においては、携帯電話機21が基地局32を介して、転送先の携帯電話機23にデータを転送する。
【0088】
携帯電話機21、23と無線基地局32とは無線回線により接続されている。無線基地局32は公衆電話回線網(PSTN)に接続される(図示省略)とともに、webサーバ33に接続されている。すなわち、無線基地局32は、携帯電話機との間で送受信される音声信号を公衆電話回線網との間で送受信し、データ信号をwebサーバ33との間で送受信するように制御している。webサーバ33はインターネットに接続されており、他のサーバとの間で情報のやりとりができるようになっている。webサーバ33はCPU、記憶部(RAM、ROM、HDD)、インターフェース部等を備えており、携帯電話機21から転送を受けた操作情報をwebサーバ33の記憶部に一時的に記憶して、携帯電話機23に転送する。
【0089】
図10は、本発明の第5の実施の形態における操作情報の転送手順を示すフローチャートである。
【0090】
転送元装置21を、ezweb、i−mode等のデータ通信手段に設けられた操作情報転送用のサイトに接続し(S162)、操作情報を送信(アップロード)する旨の信号を無線基地局32に送信すると、無線基地局32はwebサーバ33に転送元装置21からの信号を伝える(S163)。
【0091】
転送元装置21は無線基地局32を介してwebサーバ33に操作情報を送信する(S164)。webサーバ33は転送元装置21から転送された操作情報を一時的に記憶して、転送された操作情報のダウンロード時に使用する個別番号(ID番号、暗証番号)を転送元装置21に通知する(S165)。その後、転送元装置21はwebサーバ33の操作データ転送用サイトとの接続を解除する(S166)。
【0092】
転送先装置23を操作データ転送用のサイトに接続し(S167)、操作データの転送を受ける(ダウンロードする)旨の信号を無線基地局32に送信して(S168)、操作データのアップロード時に通知された個別番号を転送先装置23に入力する(S169)。この個別番号が一致すると、webサーバ33は転送元装置21から転送され一時的に記憶した操作データを、転送先装置23に転送する(S170)。その後、第1の実施の形態のステップS107〜S112と同様に操作データを解析する(S171)。すなわち、転送を受けた操作情報に基づいて、転送を受けた機能や、その機能が設定されたファンクションキーが転送先装置23にあるかを判断する。そして、解析した操作情報を転送先装置23の記憶部11に記憶して、この操作情報に基づいてファンクションキーに機能を設定する。
【0093】
このように、本発明の第5の実施の形態では、無線基地局32との間で無線により通信を行う携帯電話機において、転送元装置21が操作情報を無線基地局32を介してwebサーバ33に送信し、転送先装置23がwebサーバ33に記憶された操作情報を無線基地局32を介して受信して、転送先装置23の機能として設定するように操作情報を記憶部11に記憶するので、他の携帯電話機に操作情報を転送して設定できることから、他の接続手段(接続ケーブル、赤外線通信手段等)を用いることなく他の通信装置に操作情報を転送して、簡単に他の携帯電話機を同じ使い勝手の携帯電話機とすることができる。また、遠方の通信装置にも操作情報を転送して、簡単に他の通信装置に機能を設定することができる。
【0094】
また、操作情報として、ファンクションキーに設定されている機能に対応する機能コードと、その機能が割り当てられているファンクションキーに対応する手順コードとを入出力するので、異なる機種間で操作情報を共通化でき、同一機種間でなくても操作情報を転送することができる。
【0095】
また、操作情報を解析してから転送先装置23の機能として設定するので、機能が異なる機種や、異なる操作部10を備えた機種に操作情報を転送しても、転送した操作情報に関する機能が不用意に設定されることがない。
【0096】
図11は、本発明の実施の形態の操作情報の転送における携帯電話機のファンクションキーの設定を示す図である。図11に示す実施の形態では1台の携帯電話機21に設定された操作情報を1台の携帯電話機23に転送して設定する様子を示す。
【0097】
転送元装置21と転送先装置23とは同じキー配置を有し、方向キー(スクロールキー)の周囲に、ファンクションキーであるキー1、キー2、キー3が設けられている。さらに、キー1の下にはファンクションキー4が設けられており、キー4の下に設けられている数字キーには長押しで特定の機能を実行するように設定できる。
【0098】
転送元装置21において、キー1に非通知着信拒否設定機能が、キー2に着信音変更機能が、キー4に着信履歴全消去機能が設定されている。また、数字キーの左上の”1”キーを長押しすると待受画面設定機能が設定されている。
【0099】
転送先装置23は転送元装置21とは同じキー配置を有しているので、操作情報の転送により同じ位置のキーに同じ機能が設定される。すなわち、操作情報が転送された転送先装置23は、キー1に非通知着信拒否設定機能が、キー2に着信音変更機能が、キー4に着信履歴全消去機能が、数字キーの”1”キーの長押し時には待受画面設定機能が設定される。
【0100】
図12は、本発明の別の実施の形態の操作情報の転送における携帯電話機のファンクションキーの設定を示す図である。図12に示す実施の形態では複数の携帯電話機21、22に設定された操作データを1台の携帯電話機23に転送して設定する様子を示す。
【0101】
本実施の形態においても、転送元装置21、22、転送先装置23は同じキー配置を有している。すなわち、方向キー(スクロールキー)の周囲に、ファンクションキーであるキー1、キー2、キー3が設けられている。さらに、キー1の下にはファンクションキー4が設けられており、キー4の下に設けられている数字キーには長押しで特定の機能を実行するように設定できる。
【0102】
転送元装置21において、キー1に非通知着信拒否設定機能が、キー2に着信音変更機能が、キー4に着信履歴全消去機能が設定されており、数字キーの左上の”1”キーを長押しすると待受画面設定機能が設定されている。また、転送元装置22において、キー1に累積通話時間表示機能が、キー3に着信音変更機能が設定されている。
【0103】
転送先装置23と転送元装置21、22とは同じキー配置を有しているので、操作情報の転送により同じ位置のキーに同じ機能が設定される。すなわち、操作情報が転送された転送先装置23には、転送元装置21から転送された操作情報に基づいて、キー2に着信音変更機能が、キー4に着信履歴全消去機能が設定される(実線で示す)。また、転送元装置22から転送された操作情報に基づいてキー3に着信音変更機能が設定される(破線で示す)。
【0104】
キー1には、転送元装置21では非通知着信拒否設定機能が、転送元装置22では累積時間表示機能が設定されている。転送先装置23では、転送元装置21からの操作情報と、転送元装置22からの操作情報との両方を転送先装置23に設定して、両者を切り替えて使用できるように、転送先装置23の記憶部11に記憶する。この機能の切換は使用者のキー操作に基づいて切り替えたり、所定の時間になると切り替えるように構成してもよい。さらに、競合するファンクションキーの機能のみ切り替えてもよいが、操作情報の転送元装置毎にファンクションキーの機能をグループ化して、グループ毎に切り替えてもよい。
【0105】
また、転送元装置21、22からの操作情報との一方を選択して設定することもできる。すなわち、異なる転送元装置21、22からの操作情報に基づいて、転送先装置23の同一のファンクションキー(操作手順)に異なる機能が設定されるとき、使用者にいずれの転送元装置21、22からの操作情報に基づいてファンクションキーの機能を設定するかを問い合わせて、使用者が選択した機能を設定する。
【0106】
さらに、転送先装置23に後から転送されてきた操作情報に基づいてファンクションキーの設定をしてもよいし、転送先装置23に先に転送されてきた操作情報に基づいてファンクションキーの設定をするように構成してもよい。また、転送先装置23に既に設定されている機能があれば、転送された操作情報に基づいて機能を設定するか否かを使用者に問い合わせてもよいし、転送された操作情報を優先して、転送された操作情報に基づいて機能を設定してもよい。
【0107】
また、同一の又は類似する機能が異なる転送元装置からの操作情報に基づいて設定されるとき、使用者に同じ機能を設定するかを問い合わせるように構成してもよい。すなわち、本実施の形態では、着信音変更機能が、転送元装置21からの操作情報に基づいてキー2に設定され、転送元装置22からの操作情報に基づいてキー3に設定されているが、転送元装置21からの操作情報の転送を終え、転送元装置22からの操作情報の転送をする際に、転送先装置23において既に設定されている機能と重複するか否かをチェックして、同種の機能が設定されるときは、使用者にその旨の警告をし、同種の機能を重複して設定するかの確認をする。
【0108】
このように、図12に示す実施の形態では、転送先装置23は、複数の転送元装置21、22から入力された操作情報の双方を設定し、設定された操作情報を切り替えて使用可能とするので、異なる使い勝手の機能を切り替えて使用することができ、一つの携帯電話機23に異なる使い勝手の操作を混在させることができる。
【0109】
また、転送先装置23は、複数の転送元装置21、22から入力された操作情報が競合しなければ、複数の転送元装置21、22から入力された全ての操作情報を設定するので、複数の操作情報に基づいて、転送先装置23に多くの機能を実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図2】 第1の実施の形態のデータ転送の一態様を示す図である。
【図3】 第1の実施の形態の携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
【図4】 第2の実施の形態のデータ転送の一態様を示す図である。
【図5】 第3の実施の形態のデータ転送の一態様を示す図である。
【図6】 第3の実施の形態の携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
【図7】 第4の実施の形態のデータ転送の一態様を示す図である。
【図8】 第4の実施の形態のパーソナルコンピュータの動作を示すフローチャートである。
【図9】 第5の実施の形態のデータ転送の一態様を示す図である。
【図10】 第5の実施の形態における操作データの転送手順を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態のデータ転送における携帯電話機のキー割当を示す図である。
【図12】 本発明の別の実施の形態のデータ転送における携帯電話機のキー割当を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 無線部
3 送信部
4 受信部
5 音声処理部
6 制御部
7 送話部
8 受話部
9 表示部(液晶表示器)
10 操作部(キーボード)
11 記憶部(RAM、ROM)
12 インターフェース(I/F)
13 外部通信部
14 外部記憶部(SIM)
21 転送元装置
22 転送元装置
23 転送先装置
24 接続ケーブル
25 パーソナルコンピュータ(PC)
31 携帯電話機
32 無線基地局
33 webサーバ
Claims (13)
- 動作の指示を入力する操作部と、
操作部の操作に基づいて各部を制御する制御部と、
操作部の所定の手順の操作に対応する機能を記憶する記憶部とを有し、
前記操作部の所定の手順の操作に対応する機能の設定の変更が可能な通信装置において、
所定の手順の操作に対応して設定された機能に関する操作情報を、他の通信装置から入力する操作情報入力手段と、
前記操作情報入力手段により他の通信装置から入力された操作情報を、前記操作部の特定の手順の操作に対応する機能として設定する操作情報設定手段とを備え、
前記操作情報設定手段は、前記操作情報入力手段により入力された操作情報が前記通信装置が備えていない機能に関するものであるときは、当該入力された操作情報を使用しないことを特徴とする通信装置。 - 動作の指示を入力する操作部と、
操作部の操作に基づいて各部を制御する制御部と、
操作部の所定の手順の操作に対応する機能を記憶する記憶部とを有し、
前記操作部の所定の手順の操作に対応する機能の設定の変更が可能な通信装置において、
所定の手順の操作に対応して設定された機能に関する操作情報を、他の通信装置から入力する操作情報入力手段と、
前記操作情報入力手段により他の通信装置から入力された操作情報を、前記操作部の特定の手順の操作に対応する機能として設定する操作情報設定手段とを備え、
前記操作部は、機能が割り当てられるキーを有し、
前記操作情報設定手段は、前記操作部に、前記操作情報入力手段により入力された操作情報に対応するキーが無いときは、当該入力された操作情報に対応する機能を割り当てるキーの指定を待って、当該指定されたキーに当該入力された操作情報を割り当てて、前記通信装置の機能として設定することを特徴とする通信装置。 - 動作の指示を入力する操作部と、
操作部の操作に基づいて各部を制御する制御部と、
操作部の所定の手順の操作に対応する機能を記憶する記憶部とを有し、
前記操作部の所定の手順の操作に対応する機能の設定の変更が可能な通信装置において、
所定の手順の操作に対応して設定された機能に関する操作情報を、他の通信装置から入力する操作情報入力手段と、
前記操作情報入力手段により他の通信装置から入力された操作情報を、前記操作部の特定の手順の操作に対応する機能として設定する操作情報設定手段とを備え、
前記操作情報設定手段は、複数の通信装置から入力された操作情報を設定可能であり、前記操作情報設定手段は、前記複数の通信装置から入力された操作情報が競合しなければ、前記複数の通信装置から入力された全ての操作情報を設定することを特徴とする通信装置。 - 前記操作情報設定手段は、前記複数の通信装置から入力された操作情報が競合したときは、前記複数の通信装置から入力された複数の操作情報を設定し、前記設定された操作情報に対応する機能を切り替えて実行させる機能切替手段を有することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
- 所定の手順の操作に対応して設定された機能に関する操作情報を、他の通信装置へ出力する操作情報出力手段を備え、
前記操作部は、前記設定された機能が割り当てられたキーを有し、
前記操作情報出力手段は、前記設定された機能に対応する機能コードと、当該機能が割り当てられているキーに対応する操作手順コードとを有する操作データを、前記操作情報として出力することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の通信装置。 - 前記通信装置は無線基地局との間で無線により通信を行う無線通信装置であって、前記無線通信装置は無線基地局を介さずに他の無線通信装置と通信をする通信手段を有し、前記操作情報出力手段は、前記無線通信装置に設定された操作情報を、他の無線通信装置が通信手段によって受信可能な信号により、前記通信手段から送信することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
- 前記通信装置には、外部記憶手段が着脱可能に接続され、前記操作情報出力手段は前記通信装置に設定された操作情報を前記外部記憶手段に出力し、前記操作情報入力手段は前記外部記憶手段に記憶された前記通信装置の操作情報を前記通信装置の機能として設定するために読み取ることを特徴とする請求項5又は6に記載の通信装置。
- 前記操作情報出力手段は、転送元の通信装置に設定された操作情報を、前記通信装置と通信可能に接続されたサーバ装置に送信し、前記操作情報入力手段は、前記サーバ装置に記憶された前記通信装置に設定しうる操作情報を受信して、前記通信装置の機能として設定することを特徴とする請求項5から7のいずれか一つに記載の通信装置。
- 前記操作情報出力手段は、前記操作情報に対応する機能を実行する際に使用されるデータを出力することを特徴とする請求項5から8のいずれか一つに記載の通信装置。
- 操作部の所定の手順の操作に対応する機能の設定変更が可能な通信装置から操作情報を入出力するインターフェース部と、前記操作情報の入出力を制御する制御部とを有するコンピュータ装置において、前記制御部は、第1の通信装置に設定された機能に関する操作情報の入力を制御する手段と、第2の通信装置に設定する機能に関する操作情報の出力を制御する手段と、前記入力された操作情報が前記通信装置が備えていない機能に関するものであるときは、当該入力された操作情報の前記第2の通信装置への出力を停止する手段とを備えることを特徴とするコンピュータ装置。
- 機能が割り当てられるキーを有する操作部の所定の手順の操作に対応する機能の設定変更が可能な通信装置から操作情報を入出力するインターフェース部と、
前記操作情報の入出力を制御する制御部とを有するコンピュータ装置において、
前記制御部は、
第1の通信装置に設定された機能に関する操作情報の入力を制御する手段と、
第2の通信装置に設定する機能に関する操作情報の出力を制御する手段と、
前記第2の通信装置の前記操作部に、前記入力された操作情報に対応するキーが無いときは、当該入力された操作情報に対応する機能を割り当てるキーの指定を待って、当該指定されたキーに当該入力された操作情報を割り当てて、前記第2の通信装置に操作情報を出力するように制御する手段とを備えることを特徴とするコンピュータ装置。 - 操作部の所定の手順の操作に対応する機能の設定変更が可能な通信装置から操作情報を入出力する装置としてコンピュータを機能させるプログラムにおいて、第1の通信装置に設定された機能に関する操作情報を入力する手段と、第2の通信装置に設定する機能に関する操作情報を出力する手段と、前記入力された操作情報が前記通信装置が備えていない機能に関するものであるときは、当該入力された機能に関する操作情報の前記第2の通信装置への出力を停止する手段とをコンピュータに機能させることを特徴とするプログラム。
- 機能が割り当てられるキーを有する操作部の所定の手順の操作に対応する機能の設定変更が可能な通信装置から、操作情報を入出力する装置としてコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
第1の通信装置に設定された機能に関する操作情報を入力する手段と、
第2の通信装置に設定する機能に関する操作情報を出力する手段と、
前記第2の通信装置の前記操作部に前記入力された操作情報に対応するキーが無いときは、当該入力された操作情報に対応する機能を割り当てるキーの指定を待って、当該指定されたキーに当該入力された操作情報を割り当てて、前記第2の通信装置に出力する手段とをコンピュータに機能させることを特徴とするプログラム。
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