JP4465051B2 - 生体留置用ステント - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、血管、胆管、気管、食道、尿道、その他の臓器などの生体内に生じた狭窄部の改善に使用される生体内留置用ステントに関する。
【0002】
【従来の技術】
ステントは血管あるいは他の切開管腔の部分を開いた状態に維持するための管形状の装置であり、例えば血管などの狭窄部の改善に用いられる。ステントは、機能及び留置方法によってセルフエクスパンダブルステントとバルーンエクスパンダブルステントに区別される。バルーンエクスパンダブルステントは、ステント自体に拡張機能はなく、ステントを目的部位に挿入した後、目的部位のほぼ正常な管径までステント内に配置したバルーンを拡張させ、バルーンの拡張力によりステントを拡大(塑性変形)させ、目的部位の内面に密着状態で固定する。
【0003】
ステントは生体適合性および血液に対する抗血栓性を有することが重要である。そこで、ステントの表面を抗血栓性を有する材料で被覆することが一般的に実施されている。このような抗血栓性被覆として、例えばダイヤモンドライクカーボン(DLC)と呼ばれる非晶質のカーボン膜が着目されている。DLC膜はダイヤモンドに近い物性を有し、抗血栓性だけでなく、耐薬品性、耐摩耗性、絶縁性等に優れている。DLC膜は、各種のPVD(物理的蒸着法)またはCVD(化学的蒸着法)によって成膜される。特に、量産方法として多用されているのは、イオン化蒸着法と高周波プラズマCVD法である。
【0004】
しかし、従来のDLC膜は曲面に被覆することが難しく、また基材との密着性が低いため、特にステントに被覆した場合に拡張時に塑性変形するとDLC膜がステント基材から剥離しやすいという問題が生じた。
【0005】
また、従来のDLC膜は遊離炭素やグラファイト構造を有する部分が多量に含まれており、黒ずんで見える。遊離炭素とは成膜過程において表面に付着または膜内に取り込まれた非結合の炭素あるいは炭素塊である。こうした遊離炭素は、ステントを生体内に留置させた際に生体内で異物反応を起こす原因となる。
【0006】
さらに、従来は外面だけでなく内面にもDLC膜を被覆したステントを製造することは困難であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、剥離しにくく遊離炭素の含有量が少ないDLC膜を外面だけでなく内面にも被覆した生体留置用ステントを提供することにある。
【0008】
本発明の生体留置用ステントは、ステント基材と、ステント基材の少なくとも表面の一部に注入された炭素イオン注入層と、該炭素イオン注入層の上に、炭素イオン注入と成膜を繰り返すことにより積層して形成された、全膜厚が0.1〜2μmであるダイヤモンドライクカーボン膜とを具備したことを特徴とする。
【0009】
本発明の生体留置用ステントでは、ダイヤモンドライクカーボン膜はステント基材の少なくとも内面、さらに外面および内面に形成することが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の生体留置用ステントの表面状態を示す断面図である。図1に示すように、本発明のステント10は、ステント基材11と、ステント基材11の表面に形成された炭素イオン注入層12と、ステント基材11上に成膜されたダイヤモンドライクカーボン(DLC)層13を有する。
【0011】
本発明のステント10では、ステント基材11表面に炭素イオン注入層12が形成され、この炭素イオン注入層12上にDLC膜13が形成されているので、DLC膜13の密着性が良好であり、ステント10が拡張されたときにもDLC膜13が剥離しにくい。また、後述するように本発明のステントではDLC膜13への遊離炭素の混入を防止し、かつDLC膜13をステント基材11の外面だけでなく内面にも成膜できるので、血管壁との生体適合性および血液に対する抗血栓性を向上できる。
【0012】
本発明に係る生体留置用ステントの全体的な構造の一例を図2および図3を参照して説明する。図2は管状に形成されたステントの正面図、図3は図2のステントの軸方向に沿って切断して展開した展開図である。図2および図3に示すステント10では、その中心軸を取り囲むように、それぞれほぼ菱形状で中央部が開口した複数(この例では5個)の構成要素21(21a,21b,21c,21d,21e)が配列され、各構成要素21の側部が接続部22(22a,22b,22c,22d,22e)によって接続されて環状ユニット23を構成している。各構成要素21は軸方向の寸法が円周方向の寸法よりも長くなっている。なお、構成要素21の形状は、菱形状に限らず、ほぼ楕円状または菱形以外の多角形状でもよい。そして、すべての構成要素21はステント10の中心軸からほぼ等距離となるように配置され、5個の構成要素21で円形をなすように円周方向に湾曲している。ステント10の軸方向には複数(この例では8個)の環状ユニット23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g,23hが配列され、互いに隣り合う環状ユニット23は接続部21どうしを連結する連結部24(24a,24b,24c,24d,24e,24f,24g)により1個所で連結されて全体で管状体をなしている。連結部23はステント10の中心軸に対して若干斜めに(この例では約12°)傾斜して延びており、各連結部23はステント10の円周方向に沿って螺旋状に配置されている。
【0013】
なお、ステント10の両端部の環状ユニット23を構成する構成要素21は、端部において十分な拡張力を得るとともに、血管内壁およびバルーンに与える損傷を少なくするために、端部がほぼ半楕円状となっている。
【0014】
ステント10は、生体内へ挿入するのに適した直径を有し、管状体の内部から外方に広がる力が与えられたときに伸長する。このステント10では、1つの環状ユニット22に含まれる隣接する2つの構成要素21の間に形成されるほぼV字状または台形状の空間に、隣接する環状ユニット22の構成要素21の端部が侵入している。このようにステント10の円周方向に沿って構成要素21の端部が重なった状態になっているため、所定の長さのステント10の軸方向に沿って多くの環状ユニット23を配置することができる。したがって、ステント10を拡張させたときに、個々の構成要素21のステント10の軸方向に沿う長さが短くなっても、ステント10の側面における隙間の増加が少なく、より確実に血管の狭窄部を拡張でき、かつその状態を良好に維持できる。また、連結部23がステント10の円周方向に沿って螺旋状に配置されており、連続して直線をなすように延びていないので、1つの環状ユニット22が血管に追従するように変化したときの負荷が隣り合わない環状ユニット22にまで伝達されるのを抑制でき、個々の環状ユニット22を独立して拡張させることができる。
【0015】
ステント10の非拡張時の直径は1.2〜1.8mm程度が好適であり、特に1.3〜1.6mmがより好ましい。1つの構成要素21の軸方向の長さは1.5〜4.0mm程度が好適であり、特に2.0〜3.0mmがより好ましい。互いに隣り合う環状ユニット23の構成要素21どうしが軸方向に沿って重なり合う部分の長さは0.5〜1mmが好適である。それぞれ互いに隣り合う環状ユニット23に含まれる、互いに隣り合う構成要素21どうしの中心間の距離は、1.3〜2.5mmが好適である。連結部24はステント20の中心軸に対して0°〜30°程度傾斜していることが好ましく、特に5°〜25°傾斜していることがより好ましい。連結部24の長さは1.4〜2.7mmが好適である。環状ユニット23の数は6〜10が好適である。
【0016】
ステント10の中央部の環状ユニット23を構成する構成要素21の肉厚は、0.05〜0.12mm程度、特に0.06〜0.10mmが好適である。ステント10の両端部の環状ユニット23を構成する構成要素21の肉厚は、中央部の環状ユニット23を構成する構成要素21の肉厚の3/5〜4/5程度、具体的には0.05〜0.07mm程度が好適である。
【0017】
ステント基材の材質としては、ある程度の生体適合性を有するものが好ましい。例えば、ステンレス鋼、タンタルもしくはタンタル合金、プラチナもしくはプラチナ合金、金もしくは金合金、またはコバルトベース合金などが用いられる。ステンレス鋼としては、最も耐食性の良好なSUS316Lが好適である。
【0018】
図2および図3に示すような形状のステントは、上記のような材質からなるパイプを、レーザー加工などの方法により加工することにより製造することができる。加工により最終的な形状を有するステントを得た後、焼きなましすることが好ましい。焼きなましを行うことにより、ステント全体の柔軟性および可塑性が向上し、屈曲した血管内での留置性が良好になる。この結果、ステントを拡張した後に拡張前の形状に復元しようとする力、特に屈曲した血管部位で拡張した後に直線状の形状に復帰しようとする力が減少し、屈曲した血管内壁に与える物理的刺激が減少するとともに、再狭窄の要因を減少させることができる。焼きなましは、ステント表面に酸化被膜が形成されないように、不活性ガス(例えばアルゴンガス)雰囲気下において行い、900〜1200℃に加熱した後、ゆっくりと冷却することが好ましい。ステント形状に加工した後、金やプラチナなどの貴金属のメッキを施してもよい。
【0019】
ここでは、バルーンエクスパンダブルステントを説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、セルフエクスパンダブルステント等にも適用可能である。
【0020】
本発明に係るステントは、図4および図5に示すような装置を用いて製造される。図4は縦断面図、図5は横断面図である。この装置は、プラズマをベースにしたイオン注入と、プラズマをベースにした成膜とを繰り返して行うものである。
【0021】
真空容器31は排気ポンプ32によって排気され、真空容器31内にはガス源33からアルゴンなどの不活性ガスやあるいは水素ガス等が導入される。真空容器31の底部には軸受34により軸支された回転軸35が挿入され、その上端にホルダ36が取り付けられている。回転軸35はモーター37により回転される。管状のステント基材11はホルダ36上に保持されて回転される。ステント基材11を囲むように真空容器31の5個所にカーボンからなるカソード38を備えたアーク式蒸発源39が設けられている。それぞれのアーク式蒸発源39とアノードを兼ねる真空容器31との間には、アーク放電電圧を供給するアーク電源40とアーク放電電圧の印加をオン−オフするためのスイッチ41が設けられている。また、真空容器31と回転軸35との間には、基材11に真空容器31の電位を基準にして負のパルス状バイアス電圧を印加するためのバイアス電源42とパルス状バイアス電圧の印加をオン−オフするためのスイッチ43が設けられている。
【0022】
本発明のステントを製造するには、アーク電源40からアーク式蒸発源39に真空容器31の電位を基準にして負の直流アーク放電電圧VA を印加するとともに、バイアス電源42からステント基材11に真空容器31の電位を基準にして負のパルスバイアス電圧VB を印加する。図6(A)に直流アーク放電電圧VA の波形図を、図6(B)にパルスバイアス電圧VB の波形図をそれぞれ示す。
【0023】
この装置を用いたステント基材へのDLC膜の成膜は以下のようにして行われる。アーク電源40からアーク式蒸発源39にアーク放電電圧が印加されると、アーク放電が起こる。直流アーク放電電圧VA が印加されている間、各アーク式蒸発源39におけるアーク放電は持続し、炭素からなる各カソード38の近傍に炭素イオンを含むプラズマ50が生成される。この状態で、パルスバイアス電源42からステント基材11へ負のパルスバイアス電圧が印加されると、ステント基材11へ炭素イオン注入とDLC膜の堆積とが交互に行われる。すなわち、パルスバイアス電圧VB が印加されている期間(パルス幅W)中は、ステント基材11の表面に沿ってできるプラズマシースを通して炭素イオンが加速されて引き出され、ステント基材11表面に対して概ね垂直方向にイオン注入される。このイオン注入によってステント基材11表面に炭素イオン注入層(境界層)12が形成される。パルスバイアス電圧VB が印加されていない期間中は、炭素イオン注入層12の上に炭素イオンが堆積してDLC膜13が形成される。
【0024】
以上のように、炭素イオン注入とDLC膜の成膜を交互に繰り返して積層するので、DLC膜の密着強度が向上し、耐剥離強度を向上させる。また、複数のアーク式蒸発源をステント基材11を囲むように配置しており、しかもプラズマはカソード近傍の空間に広がるので、ステント基材11の周囲から炭素イオンを注入することができる。このため、三次元的に複雑な形状を有するステント基材の外面だけでなく内面に対しても炭素イオンを注入することができる。
【0025】
図6(B)のパルスバイアス電圧の大きさは、−5kV〜−200kVが好ましく、−30kV〜−125kVがより好ましい。また、パルスバイアス電圧のパルス幅を適切に設定することにより、ブレークダウンをもたらすことなくステント基材11に大きな負バイアス電圧を印加することができる。この観点から、パルス幅Wは10μs〜10msが好ましく、10μs〜100μsがより好ましい。周波数は100Hz〜10kHzが好ましく、100Hz〜2kHzがより好ましい。
【0026】
なお、一度の工程で膜厚の厚いDLC膜を形成すると、真空容器中で遊離炭素が生成してDLC膜中に取り込まれたり表面に付着しやすくなる。遊離炭素の生成を抑制するためには、所望の膜厚のDLC膜を複数回に分け、多層のDLC膜を積層することが好ましい。すなわち、一度の工程で膜厚の薄いDLC膜を形成し、スイッチ41、43を制御して図6(A)および(B)の右端に示すように直流アーク放電電圧およびパルスバイアス電圧をオフしてイオン注入及びDLC膜の形成を中断した後、再びイオン注入及びDLC膜の形成を行うというように形成と非形成を複数回繰り返すことが好ましい。ここで、DLC膜13の全膜厚は0.1〜2μmが好ましく、0.5〜1μmがより好ましい。これは、DLC膜13の全膜厚が2μmを超えると、ステントが拡張したときに剥離しやすくなるためである。そして、形成および非形成を2〜10回好ましくは5〜10回繰り返して多層のDLC膜とすることが好ましい。このように、形成を中断した後、再び形成する場合にも、炭素イオンのイオン注入が行われるので各層のDLC膜の密着性も良好である。
【0027】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明のステントは、ステント基材の表面に炭素イオン注入層を形成し、その上にDLC膜が形成されているので、DLC膜の密着性が良好でありステントの拡張時におけるDLC膜の剥離を防止することができる。また、本発明では遊離炭素の含有が少なくDLC膜をステント基材の外面および内面に成膜することができるので、非常に良好な生体適合性および抗血栓性を示すステントを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステントの表面状態を示す断面図。
【図2】本発明に係るステントの正面図。
【図3】図2のステントの展開図。
【図4】本発明に係るステントを製造するために用いられる装置の縦断面図。
【図5】本発明に係るステントを製造するために用いられる装置の横断面図。
【図6】直流アーク放電電圧およびパルスバイアス電圧の波形図。
【符号の説明】
10…ステント
11…ステント基材
12…炭素イオン注入層
13…ダイヤモンドライクカーボン膜
21…構成要素
22…接続部
23…環状ユニット
24…連結部
31…真空容器
32…排気ポンプ
33…ガス源
34…軸受
35…回転軸
36…ホルダ
37…モーター
38…カソード
39…アーク式蒸発源
40…アーク電源
41…スイッチ
42…バイアス電源
43…スイッチ

Claims (4)

  1. ステント基材と、ステント基材の少なくとも表面の一部に注入された炭素イオン注入層と、該炭素イオン注入層の上に、炭素イオン注入と成膜を繰り返すことにより積層して形成された、全膜厚が0.1〜2μmであるダイヤモンドライクカーボン膜とを具備したことを特徴とする生体留置用ステント。
  2. ステント基材の少なくとも内面にダイヤモンドライクカーボン膜が形成されていることを特徴とする請求項1記載の生体留置用ステント。
  3. ステント基材の外面および内面にダイヤモンドライクカーボン膜が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の生体留置用ステント。
  4. 多層のダイヤモンドライクカーボン膜が、炭素イオン注入と成膜を繰り返した後に炭素蒸着を中断し、再び炭素イオン注入と成膜を繰り返すことにより形成されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の生体留置用ステント。
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