JP4464620B2 - ソフトウェアメンテナンス制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソフトウェアメンテナンス制御方法に関し、更に詳しくは、制御機器に組み込んだソフトウェア(プログラム)の操作方法の統一、バージョン情報の共通管理、プログラム転送時間の短縮に好適なソフトウェアメンテナンス制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
組み込みソフトウェアによって動作するシステムにおいては、例えば、社会情勢や環境の変化に伴うプログラムの増設、削除、更新、あるいは不具合によるプログラムやコンフィグレーション・ファイル(以下、コンフィグと略す)を修正する必要がある。プログラムのインストールやコンフィグの書き換え方法には、開発環境、プログラム保存媒体、インタフェース等の違いによって、様々な操作方法がある。また、システムが、例えば、表示装置付きのパソコンやワークステーションを含む操作卓、制御装置、中継装置と、複数の端末装置からなるネットワークシステムの場合、操作卓、制御装置、中継装置の設置台数は比較的少数で済むが、端末装置の接続台数は、例えば、数100オーダーの極めて多数となることがある。
【0003】
端末装置のプログラムインスト−ルは、例えば、ICカードにプログラムを書込み、これをCPU基板に差し込む形式で行なわれる。また、コンフィグの書き換えは、例えば、CPU基板にRS-232C等のシリアル回線で接続されたパソコンからローディングされる。
しかしながら、上記方法では、端末装置が広範囲に分散して設置されていた場合、遠隔地に設置された端末装置については、技術者が現地に出向いてインストール作業を行なう必要がある。このため、最近では、リモートメンテナンス機能を利用した効率的なプログラムインストールが採用されている。リモートメンテナンスでは、パソコンに格納されたプログラムおよびコンフィグが、例えば、公衆電話交換網や私設ネットワークを利用して、交換機(中継交換機またはPBX)経由で端末装置側のモデムに転送される。
【0004】
例えば、特開平5−20118号公報(特許文献1)には、複数のサービスプロセッサに接続された統合監視装置と遠隔保守センタとを公衆回線で接続し、サービスプロセッサや統合監視装置のソフトウェアに変更が生じた時、遠隔保守センタから統合監視センタに修正データを送信し、統合監視センタが上記修正データを宛先サービスプロセッサに転送することによって、統合監視センタおよび各プロセッサが、受信した修正データに従って自己のソフトウェアを修正するようにした保守システムが提案されている。
【0005】
リモートメンテナンスでは、プログラム転送に失敗した場合に備えて、端末装置側で現状のプログラム動作を保証する工夫がなされている。例えば、プログラム格納エリアとして、MEM1、MEM2の2面のメモリを用意し、MEM1はプログラム動作用、MEM2はプログラム保存用とする。リモート端末装置に新規プログラムをインストールする場合、現在動作中のプログラムを一旦MEM2へ保存した後、ネットワークから受信した新規プログラムをMEM1に格納して、その動作を確認する。もし、新規プログラムに不具合が見つかった場合、MEM2に保存されていたプログラムをMEM1に戻し、これまでと同様の機能で端末装置を運用する。
【0006】
【特許文献1】
特開平5−20118号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述したICカードを用いたプログラムインストールでは、インストール対象となる機器によって、ICカードの書込みフォーマットや書込みオフセットに相違があるため、対象装置に応じたICカードを用意する必要があった。また、コンフィグの書き換えにおいても、CPU基板に接続されるシリアル回線の通信設定やコンフィグ転送用コマンドの相違によって、操作方法や手順が異なっていた。
一方、従来のリモートメンテナンスでは、プログラムやコンフィグを保持したパソコンとリモート端末装置とを個別の回線で接続し、1対1通信によって、端末装置毎にプログラムインストールおよびコンフィグ書き換え処理を実行しているため、端末装置の設置台数が多数になった場合、ソフトウェアのメンテナンスに膨大な時間がかかるという問題があった。この点、特許文献1に記載された保守システムでは、統合監視装置を介して修正データが分配されているため、上記1対1通信に比較して、遠隔保守センタからの修正データの送信が容易になっている。
【0008】
しかしながら、上記特許文献1では、統合監視装置の電源がオンとなって遠隔保守センタに接続された時、新たな修正データの有無を確認し、修正データがあればソフトウェアのバージョンアップを実行するようにしており、実際に稼動中のサービスプロセッサに対するタイムリなソフトウェアメンテナンスと、メンテナンス対象が多種、多様となった場合の修正データや新規ソフトウェアのリモートローディングについては、有効な開示を与えていない。また、コンフィグ・パラメータ情報は、現地での調整や保守点検等に伴って頻繁に書き換えが発生することが多いため、端末装置の設置台数が多くなると、システム全体としてのインストール情報の変更把握が困難となり、大規模なシステムでは、リモート端末に実際にインストールされているプログラムやコンフィグのバージョン情報も管理できない状態となる場合もあった。
【0009】
本発明の目的は、リモート端末装置へのプログラム転送の所要時間を短縮できるソフトウェアのメンテナンス制御方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、プログラムのインストール、コンフィグの書き換え操作を統一化し、プログラムやコンフィグのバージョン管理、コンフィグ・パラメータ情報の共通管理を可能にしたソフトウェアのメンテナンス制御方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、操作卓からネットワーク回線を介して複数の通信装置または端末装置のソフトウェアを更新するソフトウェアメンテナンス制御方法において、
上記操作卓からの指令によって、ソフトウェアメンテナンス対象となる通信装置または端末装置に、ソフトウェアメンテナンスのための所定モード(オフラインモードへの動作モード切替えと、ソフトウェア情報の転送準備を要求しメンテナンスすべきソフトウエア情報をブロードキャストし、
ソフトウェアメンテナンスの準備完了状態にある通信装置または端末装置が、現在のソフトウェアを旧ソフトウェアとして保存した状態で、上記ソフトウエア情報を受信処理して新たなソフトウェアとし、
上記操作卓からの指令によって、上記通信装置または端末装置が、旧ソフトウェアから新たなソフトウェアへの切替えと、上記所定モード(オフラインモードから正常モードへの動作モードの切替えを行なうことを特徴とする。
【0011】
ソフトウェアメンテナンス対象となる通信装置または端末装置は、例えば、操作卓の表示装置に出力されたソフトウエア情報(プログラム)転送画面において、ネットワークシステムの構成要素群の中から該当要素を特定することによって選択される。また、上記ソフトウエア情報(プログラム)転送画面に用意された実行指令ボタンを選択することによって、ソフトウェアメンテナンスのための一連のシーケンスを自動的に実行させることができる。
【0012】
また、操作卓に付随するデータベースまたはファイルに、通信装置または端末装置に実装すべきプログラム、コンフィグレーション・ファイル、それらのバージョン情報、コンフィグレーション・ファイルのパラメータ情報などの情報を蓄積しておくことによって、操作卓の表示装置に出力されるGUI(Graphical User Interface)画面上での同様の操作で、任意の装置に対するソフトウエア情報(プログラムおよびコンフィグ情報)をローディングできる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明のソフトウェアメンテナンス制御方法が適用されるネットワークシステムの全体構成の1例を示す。
本発明のソフトウェアメンテナンス制御方法は、ネットワークシステムの接続形態や装置構成を変更することなく、既存の通信機能を利用して、対象装置を一旦、オフライン状態にしてメンテナンス動作を実行するものである。
【0014】
一般に、親局〜子局の構成をとる無線(および有線)システムでは、操作卓1(1−1〜1−n)と接続された制御装置2に、例えば、衛星7と通信する衛星端局装置3、時分割多重化装置(TDM)4、信号変換装置(SCV)5、無線装置6および中継無線装置8などの通信装置を収容しておき、これらの通信装置によって、衛星回線14、多重無線回線15、単一の無線回線または専用線16、デジタルまたはアナログの無線回線17のような各種回線を制御することによって、複数の端末装置9(9−1〜9−n、以下、端末と言う)に音声、FAX、データ等の各種の信号を伝達するシステム構成が採用される。
【0015】
操作卓1は、例えば、LAN回線を介してLANスイッチ(HUB)10に接続され、該LANスイッチをルータ11を介して公衆網(インターネットまたは公衆電話交換網)13に接続することによって、公衆網経由での遠隔操作も可能としている。以下に説明するソフトウェアのメンテナンス制御シーケンスにおいて、制御装置2から複数の端末へのブロードキャスト(一斉)通信には、音声、FAX、データの送受信回線となる通話回線(または通話チャンネル)を使用し、制御メッセージの送受信には、制御回線を使用するものとする。
【0016】
図2は、操作卓からの指令によって、複数の端末9にプログラムを転送する場合の制御シーケンスを示す。ここでは、図面を簡単にするため、図1において制御装置2と各端末9との間に介在している衛星端局装置3、時分割多重化装置4、信号変換装置5、無線装置6および中継無線装置8は省略し、操作卓1、制御装置2、端末9の間での通信手順に着目する。
【0017】
初期状態において、操作卓1は、所定の間隔(例えば、10秒間隔)で、制御装置にアイドル信号を送信している(100)。上記アイドル信号を受信した制御装置2は、例えば、1〜2秒の短い間隔で、複数の端末9(9−1〜9−n)にアイドル信号を送信する(101)。上記アイドル信号を受信した各端末9は、制御装置2にアイドル応答を返送し(102)、制御装置2から操作卓1にアイドル応答が送信される。
【0018】
端末のプログラムメンテナンスを開始するためには、実システムの稼動を妨げないようにするために、稼動中の端末動作モードをオフラインモードに切替える必要がある。
【0019】
オペレータが、操作卓1でメンテナンスの開始を指示すると(210)、操作卓1から制御装置2に、オフラインモードへの切替えを指示する制御メッセージ「オフラインモードON」が発行され(110)、これが制御装置2から各端末9に送信される(111)。上記制御メッセージに応答して、各端末9から制御装置2に「モード切替えOK」を示す応答メッセージが返送され(112)、これが操作卓1に通知される(113)。操作卓1で上記応答メッセージを受信すると、プログラムの転送準備の段階に移行する。
【0020】
メンテナンスの開始指示(210)に先立って、オペレータは、プログラムメンテナンスの対象となる端末を特定する。端末の特定とプログラム転送の開始指示は、例えば、図4に示すプログラム転送画面20を利用して行なわれる。
プログラム転送画面20には、ネットワークを構成している通信装置の名称表示22と、これらの通信装置を介して操作卓1に接続された端末の名称表示23とが表示されている。オペレータは、マウス等の入力デバイスによるクリック操作で、画面20に出力された端末名表示23の中からメンテナンス対象となる端末を選択する。端末名称表示23は、クリック操作で選択されたとき表示色を変え、再クリックされたときに元の表示色に戻すことによって、端末の選択状況がオペレータに直ぐに分かるようにしておく。また、端末名称表示23の表示色は、後述する各端末の状態遷移に伴って変化させる。本実施例では、例示25−1〜25−3の如く、黄色はプログラム転送OKの状態、青色はプログラム切替えOKの状態、緑色はプログラム立上げOKの状態となったことを示している。
【0021】
尚、本実施例は、通信装置を介して操作卓1に接続された全ての端末名称表示23の中から、メンテナンス対象端末を選択するものとして説明するが、アイドル応答のあった端末群の中からメンテナンス対象を選択するようにしてもよい。
【0022】
メンテナンス対象の選択操作が完了すると、オペレータは、選択完了26ボタンをクリックした後、実行ボタン27をクリックする。これによってメンテナンスの開始が指示され、上述した動作モードの切替えが実行され、プログラムおよびコンフィグの転送準備が整い、操作卓1から制御装置2に、メンテナンス対象端末宛のプログラム転送要求(転送準備要求)メッセージが送信される(120)。制御装置2は、上記プログラム転送要求メッセージをメンテナンス対象端末9に転送する(121)。各端末は、上記要求に応答して、制御装置2に「転送準備OK」メッセージを返送する(122)。上記転送準備OKメッセージには、端末におけるプログラムエリア(MEM1、MEM2)の指定情報が含まれる。
【0023】
各端末には、例えば、図5に示すように、プログラムエリアとなるフラッシュメモリ(ROM)51の他に、揮発性RAM(DRAM、SRAM)52、不揮発性RAM(EEPROM等)53、I/O用メモリエリア54が用意されている。制御装置2から送られたプログラムは、フラッシュメモリ51に転送され、端末側で指定したMEM1とMEM2の何れかの領域に選択的に格納される。例えば、現プログラムをMEM1に保存しておき、新規プログラムをMEM2に格納するようにしておけば、プログラム転送に失敗した時、MEM2からMEM1への切替えを行なうだけで、直ぐに現プログラムを動作させることができる。
【0024】
端末からの転送準備OKメッセージが、制御装置2を介して操作卓に転送されると(123)、プログラム転送が開始される(130)。プログラム(およびコンフィグ)は、制御装置2がもつブロードキャスト(一斉)通信機能を利用して、通話回線(または通話チャンネル)経由で複数の端末に一斉に送信される(131)。上記プログラムは、転送準備OK状態の端末9によって受信処理され、プログラムの受信処理を終えた各端末は、プログラム転送が完了したことを示す「転送OK」メッセージを返送する(132)。制御装置2を経由して転送OKメッセージを受信すると(133)、操作卓1では、プログラム転送画面20のプログラム転送数表示欄24−1に、プログラム転送が完了した端末台数が表示され、プログラム転送を完了した端末の名称表示23が黄色に変化する(230)。
【0025】
図3は、プログラム転送完了後の制御シーケンスを示す。
プログラム転送が完了すると、操作卓1からメンテナンス対象端末宛に「プログラム切替え指示」メッセージが発行され(140)、制御装置2から端末9に転送される(141)。各端末では、上記メッセージに応答して、新プログラムが動作するようにプログラムエリアを切替えた後、制御装置2に「切替えOK」メッセージを返送する(142)。上記切替えOKメッセージには、新、旧のプログラムとプログラム格納エリアとの関係を示すMEM1、MEM2の指定情報を含む。
【0026】
制御装置2から切替えOKメッセージを受信すると(143)、操作卓1では、プログラム転送画面20のプログラム切替え数表示欄24−2に、プログラム切替えを完了した端末台数が表示され、プログラム切替えを完了した端末の名称表示23が青色に変化し(240)、プログラムの立上げ段階に移行する。
【0027】
プログラムの立上げ段階では、操作卓1から「プログラム立上げ指示」メッセージが発行され(150)、制御装置2を介して各端末に送信される(151)。各端末9は、上記メッセージに応答して、立ち上げたプログラムのバージョン情報とコンフィグ情報とを含む「立上げOK」メッセージを返送する(152)。制御装置2から立上げOKメッセージを受信すると(153)、操作卓1では、プログラム転送画面20のプログラム立上げ数表示欄24−3に、プログラムが立上がった端末台数が表示され、プログラム立上げを完了した端末の名称表示23が緑色に変化し(250)、プログラムメンテナンスを終了する最終段階に移行する。
【0028】
最終段階では、操作卓1から制御装置2に、オフラインモードで動作している端末をオンラインモードに戻すための「オフラインモードON」メッセージが発行される(160)。各端末9は、制御装置2から上記メッセージを受信すると(161)、動作モードをオンラインモードに切替えた後、「モード切替えOK」メッセージを返送する(162)。操作卓1は、制御装置2を介してにモード切替えOKメッセージを受信すると(163)、プログラムメンテナンスのシーケンスを終了し(260)、アイドル信号の送信状態100に戻る。図4の名称表示22が示す通信装置に対しても、上述した端末と同様のシーケンスで、制御卓からプログラムおよびコンフィグ情報をローディングすることができる。
【0029】
次に、本発明による端末装置からの管理情報の収集シーケンスについて説明する。
図6は、端末9からのバージョン情報の収集シーケンス、図7は、端末からのパラメータ情報の収集シーケンスを示す。
端末9からのバージョン情報を収集する場合、オペレータは、操作卓1からバージョン情報要求メッセージを発行する(170)。上記メッセージは、図2、図3と同様、制御装置2を介して各端末9に転送される(171)。各端末9は、上記バージョン情報要求メッセージを受信すると、稼動中のプログラムのバージョン情報、コンフィグ情報、稼動中のプログラムの格納メモリ情報を含むバージョン情報応答メッセージを返送する(172)。各端末からの応答メッセージは、制御装置2を介して操作卓1に転送される。
【0030】
端末9からのパラメータ情報を収集する場合、オペレータは、操作卓1からパラメータ情報要求メッセージを発行する(180)。上記メッセージは、図7と同様、制御装置2を介して各端末9に転送される(181)。各端末9は、上記パラメータ情報要求メッセージを受信すると、コンフィグのパラメータ情報を含むパラメータ情報応答メッセージを返送する(182)。各端末からの応答メッセージは、制御装置2を介して操作卓1に転送される。
【0031】
図8は、上記シーケンスで収集されたバージョン情報およびパラメータ情報の管理画面30の1例を示す。
情報管理画面30には、項番32と対応して、装置名33、プログラムバージョン34、プログラムエリア35、コンフィグレーションバージョン36およびパラメータ情報37を示す複数のエントリがテーブル形式31で表示される。これらのエントリは、操作卓に接続されたデータベースまたはファイル(図示省略)によって管理されており、追加ボタン38、削除ボタン39、変更ボタン40を操作することにより、エントリの追加、削除および内容の変更が可能となっている。
【0032】
プログラムバージョン34とコンフィグレーションバージョン36には、図6のシーケンスで収集された現在動作中のバージョン名が表示される。オペレータは、上記表示欄をクリックすることにより、例えば、エクスプローラ等のファイルマネージャーで検索した当該装置の過去のプログラム(実行プログラム)を確認できる。プログラムエリア35には、現在動作中のプログラムが存在しているメモリエリア(MEM1またはMEM2)を示す情報が表示される。また、パラメータ情報37には、図7のシーケンスで収集されたコンフィグの詳細内容が一覧表示される。
【0033】
以上の実施例で示したプログラム転送画面20と上記情報管理画面30は、操作卓1に表示する代わりに、インターネットまたは公衆電話交換網等の公衆網13を介して制御卓9に接続されるリモートの制御端末に表示するようにしてもよい。このようにすれば、例えば、工場等における設計担当部署からの遠隔操作によって、新たなプログラムおよびコンフィグ情報の現地への送信と、リモート収集した管理情報の設計担当部署における確認が可能となる。
【0034】
【発明の効果】
以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、操作卓の画面上で指定した通信装置または端末装置に対して、予め決められた制御シーケンスに従って、モード切替、転送準備を指令した後、プログラムやコンフィグ等のソフトウェア情報が一斉にブロードキャストするようにしているため、プログラムの転送時間を大幅に短縮できる。また、ソフトウェア情報のローディングの後、予め決められた制御シーケンスに従って、プログラムの切替えと、通信装置または端末装置の動作モードの回復シーケンスが実行されるため、多数の装置のソフトウェアメンテナンスを簡単なオペレータ操作によって実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のソフトウェアメンテナンス方法が適用されるネットワークシステムの1例を示す図。
【図2】本発明のソフトウェアメンテナンスにおける制御シーケンスの前半部を示す図。
【図3】本発明のソフトウェアメンテナンスにおける制御シーケンスの後半部を示す図。
【図4】プログラム転送画面の1例を示す図。
【図5】端末装置におけるメモリ構成を説明するための図。
【図6】バージョン情報の収集シーケンスを示す図。
【図7】パラメータ情報の収集シーケンスを示す図。
【図8】情報管理画面の1例を示す図。
【符号の説明】
1:操作卓、2:制御装置、3:衛星端局装置、4:時分割多重化装置(TDM)、5:信号変換装置(SCV)、6:無線装置、7:通信衛星、8:中継無線装置、9:端末装置、10:LANスイッチ(HUB)、11:ルータ、
13:公衆網、14:衛星回線、15:多重無線回線、
16:単一無線回線または専用線、17:デジタルまたはアナログ無線回線。

Claims (3)

  1. 操作卓から、制御装置とネットワーク回線を介して、複数の通信装置または端末装置のソフトウェアを更新するソフトウェアメンテナンス制御方法において、
    上記操作卓の表示部に、上記通信装置または端末装置を示す複数の装置名称表示を含むソフトウェア情報転送画面を表示するステップと、
    上記ソフトウェア情報転送画面で、ソフトウェアメンテナンス対象装置と対応する複数の装置名称表示を選択した後、メンテナンス開始の指示する入力操作が行われたとき、上記操作卓から上記制御装置に、上記ソフトウェアメンテナンス対象装置の動作モードの切替え指示メッセージを送信するステップと、
    上記動作モードの切替え指示メッセージを受信した上記制御装置が、上記ソフトウェアメンテナンス対象装置となった各通信装置または端末装置に、動作モードを正常モードからソフトウェアメンテナンス用のモードに切替えるための第1のメッセージを送信するステップと、
    上記制御装置から、上記ソフトウェアメンテナンス対象装置となった各通信装置または端末装置の動作モードが切替えられたことを示す応答メッセージを受信した上記操作卓が、上記制御装置を介して上記各通信装置または端末装置に、ソフトウェア情報の転送準備を指示する第2のメッセージを送信するステップと、
    上記制御装置から、上記各通信装置または端末装置がソフトウェア情報の転送準備を完了したこと示す応答メッセージを受信した上記操作卓が、上記制御装置にメンテナンスすべきソフトウェア情報を送信するステップと、
    上記制御装置から上記ソフトウェアメンテナンス対象装置となった通信装置または端末装置に、上記ソフトウェア情報をブロードキャストするステップと、
    上記第2のメッセージに応答してソフトウェアメンテナンスの準備完了状態となっている通信装置または端末装置が、現在のソフトウェアを旧ソフトウェアとして保存した状態で、上記制御装置からブロードキャストされた上記ソフトウェア情報を受信処理し、新たなソフトウェアとして記憶した後、上記制御装置にソフトウェア情報の転送完了を示す応答メッセージを送信するステップと、
    上記制御装置から上記ソフトウェア情報の転送完了を示す応答メッセージを受信した上記操作卓が、上記制御装置プログラムの切替え指示メッセージを送信し、該切替え指示メッセージに対する応答メッセージの受信後に、上記制御装置に動作モードの正常モードへの切替え指示メッセージを送信するステップと、
    上記プログラムの切替え指示メッセージおよび上記動作モードの正常モードへの切替え指示メッセージの受信に応答して、上記制御装置から上記ソフトウェアメンテナンス対象装置となった通信装置または端末装置に、プログラムの切替え指示する第3のメッセージと、動作モードを正常モードに切替えるための第4のメッセージをそれぞれ送信するステップとからなり
    上記ソフトウェアメンテナンス対象装置となった通信装置または端末装置が、上記第3のメッセージの受信に応答して、上記現在のソフトウェアを上記新たなソフトウェアに切替えた後該第3のメッセージに対する応答メッセージを上記制御装置に送信し、上記第4のメッセージの受信に応答して、動作モードを上記ソフトウェアメンテナンス用のモードから正常モードへ切替えた後、該第3のメッセージに対する応答メッセージを上記制御装置に送信し、上記制御装置が、上記第3のメッセージに対する応答メッセージを上記プログラムの切替えメッセージに対する応答メッセージとして上記操作卓に送信することを特徴とするソフトウェアメンテナンス制御方法。
  2. 前記ソフトウェアメンテナンス対象装置となった通信装置または端末装置が、それぞれ複数のソフトウェア記憶部を有し、旧ソフトウェアとなる前記現在のソフトウェアと前記新たなソフトウェアをそれぞれ別の記憶部に保存しておき、上記新たなソフトウェアに支障が見つかった場合、上記新たなソフトウェアに代えて上記旧ソフトウェアを運用することを特徴とする請求項1に記載のソフトウェアメンテナンス制御方法。
  3. 前記ソフトウェアメンテナンス対象装置となった通信装置または端末装置が、前記第1、第2のメッセージに対応する応答メッセージを前記制御装置に返送し、
    上記制御装置が、上記各通信装置または端末装置から受信した上記第1、第2のメッセージに対応する応答メッセージと、前記第3、第4のメッセージおよび前記ソフトウェア情報に対応する応答メッセージ前記操作卓に転送し、
    上記操作卓が、上記各応答メッセージの受信時に前記装置名称表示を色変化させることによって、上記各通信装置または端末装置の現在の状態を前記ソフトウェア情報転送画面に表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のソフトウェアメンテナンス制御方法。
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