JP2004126960A - リモートメンテナンスシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】容易にかつ確実に分散手段のソフト更新を行うことができるリモートメンテナンスシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】公衆回線またはLAN3に接続され現ソフトウェアにて稼動している分散手段2a、2b・・・と、公衆回線またはLAN3に接続され公衆回線またはLAN3を通じて分散手段2a、2b・・・、に新バージョンソフトウェアを配布する保守センター手段1とを備え、保守センター手段1は、分散手段2の稼動中の現ソフトウェアのバージョン情報を管理するソフト更新情報手段14と、新バージョンソフトウェアを格納する格納手段13と、バージョン情報に基づいて新バージョンソフトウェアを分散手段2a、2bへ配布するか否かを判断する更新情報作成手段11とを有し、分散手段2a、2b・・・は、配布された新バージョンソフトウェアを更新するソフト更新手段22を有するものである。
【選択図】 図1
【解決手段】公衆回線またはLAN3に接続され現ソフトウェアにて稼動している分散手段2a、2b・・・と、公衆回線またはLAN3に接続され公衆回線またはLAN3を通じて分散手段2a、2b・・・、に新バージョンソフトウェアを配布する保守センター手段1とを備え、保守センター手段1は、分散手段2の稼動中の現ソフトウェアのバージョン情報を管理するソフト更新情報手段14と、新バージョンソフトウェアを格納する格納手段13と、バージョン情報に基づいて新バージョンソフトウェアを分散手段2a、2bへ配布するか否かを判断する更新情報作成手段11とを有し、分散手段2a、2b・・・は、配布された新バージョンソフトウェアを更新するソフト更新手段22を有するものである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、広域の複数箇所に分散配置された分散手段におけるソフトウェア(以下、ソフトウェアをソフトと略して示す)のバージョンアップを簡便かつ確実に実施することができるリモートメンテナンスシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のソフト配布システムでは、ソフト配布元サーバのオペレータは、適用日設定手段、配布日設定手段を用いて業務ソフトのクライアントへの「適用日」と、ソフト配布元サーバからクライアント接続先サーバへの業務ソフトの「配布日」を定義(設定)し、登録装置へ格納する。この場合、業務ソフトが複数のファイルから構成される大容量であれば、業務ソフトを複数のファイル群に分割してクライアント接続先サーバへ配布するスケジュールを立てる。
【0003】
配布手段は、前記登録装置から、当日配布予定の業務ソフトを取り出し、該当する業務ソフトと適用日スケジュールを、目的のクライアント接続先サーバへ配布する。クライアント接続先サーバの配布ソフト受信手段は、受信した業務ソフトを配布ソフト格納手段へ格納し、クライアントへの適用日スケジュールをスケジュール格納装置へ格納し、適用日スケジュール管理手段によるスケジュール管理を開始する。
【0004】
適用日スケジュール管理手段は、適用日を迎えた適用スケジュールを前記スケジュール格納装置から取り出し、クライアント配布指示格納装置へ配布ソフト情報(適用日スケジュール)を格納する。クライアントのオペレータが当該クライアントを起動したタイミングで再配布指示手段がクライアント接続先サーバに働きかけると、クライアントの配布状態確認手段が動作を開始し、該配布状態確認手段は、クライアント接続先サーバ上のソフト配布開始手段を開始する。
【0005】
該配布開始手段はクライアント配布指示格納装置から取り出した配布ソフト情報(適用日スケジュール)に沿って、クライアント接続先サーバの再配布手段を開始する。該再配布手段は、クライアントの再配布ソフト受信手段へ業務ソフトを配布する。再配布ソフト受信手段は、再配布ソフト格納手段へ再配布された業務ソフトを格納し、クライアントは、適用スケジュール通りに業務ソフトを受信し、利用可能とすることができる(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開11−212790号公報(段落0022〜段落0024、第1図、第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のソフト配布システムでは、次のような問題点があった。
クライアントへのソフト更新は、オペレータが要求しなければならず、人の操作が必要となり、操作が煩雑になる。
また、サーバからクライアントへのソフト管理情報を送信後、クライアントからサーバに対してソフトの転送要求が行われるが、LAN経由で複数クライアントが存在する場合、クライアントからのソフト転送要求がサーバ側の回線ビジーで接続できないという問題が発生する。
【0008】
また、クライアント側では、バージョンアップ用のソフトが送付されると、クライアント内にてそのソフトを更新してしまうために、クライアント側でサービスしている業務に影響が生じるという問題が発生する。
また、バージョンアップしたソフトに問題があり、バージョンアップ前の状態に戻したい場合、更新前のソフトをサーバより、クライアントに送付しなければならないという問題点がある。
【0009】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡便にかつ確実にソフトの更新を行うことができるリモートメンテナンスシステムを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るリモートメンテナンスシステムは、公衆回線またはLANに接続され現ソフトウェアにて稼動している分散手段と、公衆回線またはLANに接続され公衆回線またはLANを通じて分散手段に新バージョンソフトウェアを配布する保守センター手段とを備え、保守センター手段は、分散手段の稼動中の現ソフトウェアのバージョン情報を管理するソフト更新情報手段と、新バージョンソフトウェアを格納する格納手段と、バージョン情報に基づいて新バージョンソフトウェアを分散手段へ配布するか否かを判断する更新情報作成手段とを有し、分散手段は、配布された新バージョンソフトウェアを更新するソフト更新手段を有するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1のリモートメンテナンスシステムの構成を示すブロック図である。本願リモートメンテナンスシステムは保守センター手段1と、現ソフトにて稼動している複数の分散手段2a、2b・・・と、公衆回線またはLAN3とから成る。保守センター手段1は公衆回線またはLAN3を通じて各分散手段2a、2b・・・に新バージョンソフトを配布するもので、更新情報作成手段11と、保守側通信手段12と、格納手段13と、ソフト更新情報手段14と、管理手段15とを備えている。
【0012】
格納手段13は分散手段2a、2b・・・に配布される新バージョンソフト(以下、新ソフトと略して示す)が格納されたものである。また、保守側通信手段12は分散手段2a、2b・・・への新ソフトの配布、各分散手段2a、2b・・・からのソフト更新情報を受信する通信手段である。また、ソフト更新情報手段14は分散手段2a、2b・・・毎のソフトの最新情報および更新情報(送信未、送信済、反映済)などのソフト更新情報を有するものである。
【0013】
更新情報作成手段11は格納手段13に格納された新ソフトとソフト更新情報手段14のソフト更新情報を読み込み、当該分散手段2a、2b・・・のソフト更新情報から格納された新ソフトが更新されていると判断された場合に、対象となる分散手段2a、2b・・・に新ソフトを配布するという情報を作成するソフト更新情報作成プログラムを備えたものである。また、管理手段15は各分散手段2a、2b・・・へ新ソフトを配布するために必要な各分散手段2a、2b・・・のIPアドレス、電話番号および配布ソフト名称などから構成された、管理情報を備えたものである。
【0014】
分散手段2a、2b・・・にはそれぞれ、分散側通信手段21と、ソフト更新手段22と、更新待ソフト待機手段23と、ソフト稼動手段24と、稼動ソフト管理手段25、旧ソフト格納手段26と、旧ソフト管理手段27と、更新情報送信手段28と、更新情報確認手段29と、時刻決定手段30とを備えている。
【0015】
更新待ソフト待機手段23は、保守センター手段1から転送された新ソフトを分散手段2a、2b・・・がわで更新するまで一時的に保存するためのものである。また、ソフト稼動手段24は分散手段2a、2b・・・で現在稼動している現ソフト(現世代)が格納されている。また、稼動ソフト管理手段25は現在稼動している現ソフトのバージョン情報を持つものである。また、旧ソフト格納手段26は、バージョンアップ前に稼動していた旧ソフト(前世代)を格納するものである。
【0016】
旧ソフト管理手段27は、バージョンアップ前に動作していた旧ソフト(前世代)のバージョン情報を持つものである。また、更新情報送信手段28は、分散手段2a、2b・・・内での、更新処理中、更新完了、戻し処理中および戻し完了などの情報をもつものであり、更新完了情報、戻し処理情報などを分散側通信手段21を介して保守センター手段1に送信するものである。また、分散側通信手段21は保守センター手段1と通信するための通信プログラムが格納されたものであり、保守センター手段1より受信した新ソフトを更新待ソフト格納手段23に格納したり、更新情報送信手段28の更新結果を保守センター手段1に送信する。
【0017】
ソフト更新手段22は、現ソフト(現世代)およびソフト情報をソフト稼動手段24および稼動ソフト管理手段25から、旧ソフト格納手段26および旧ソフト管理手段27に、旧ソフトおよび旧ソフト情報としてコピーする。そして、更新待ソフト格納手段23から新ソフトをソフト稼動手段24にコピーし、対応する情報を稼動ソフト管理手段25に作成して格納する。さらに、ソフト更新情報を更新情報送信手段28に送信するものである。
【0018】
更新情報確認手段29は、分散側通信手段21にて受信した新ソフトのソフト情報と、稼動ソフト管理手段25から得た現在稼動中の現ソフト情報とを比較してバージョンが異なるか否かを判断し、異なると判断すると、更新待ソフト格納手段23に新ソフトを格納し、ソフト更新手段22の自動更新を行える状態にする。また、時刻決定手段30は、新ソフトの更新を行うために決定された反映時刻を分散手段2a、2b・・・の稼動状態に応じて、即ち閑散時に決定して登録するもので、反映時刻に成るとソフト更新手段22を起動させる。
【0019】
次に上記のように構成された実施の形態1のリモートメンテナンスシステムの通常の保守センター手段1の新ソフトの送信の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。まず、保守センター手段1は毎日定時に自動でソフト更新情報を作成する為の処理を開始する(ステップS41)。尚この指示は、定時起動を設定してもよいし、オペレータによる起動の指示を出してもよい。
【0020】
次に、更新情報作成手段11は、格納手段13のバージョン情報とソフト更新情報手段14の最新バージョン情報とを比較する(ステップS43)。次に、新規ソフトが無い場合には、送信終了(ステップS49)と成る。次に、格納手段13のソフトが新規ソフトであると判断された場合、ここでは分散手段2aに対してのみ新ソフトがあったとする。そして、ソフト更新情報手段14にて新ソフトの更新情報を作成する(ステップS44)。
【0021】
次に、保守側通信手段12は、この更新情報に基づいて新ソフトを対象分散手段2aに送付するために、管理手段15に格納されている対象分散手段2aの電話番号、IPアドレスなどを取得して、対象分散手段2aとの回線を接続して、格納手段13から新ソフトを抽出して送信する(ステップS45)。
【0022】
次に、保守側通信手段12は、分散手段2aから正常受信信号を受信すると当該分散手段2aのソフト更新情報手段16の状態を「送信済」とする(ステップS47)。また、保守側通信手段12は、分散手段2aから反映済を受信すると当該分散手段2aのソフト更新情報手段16に送付した新ソフトのバージョンと反映日を設定する(ステップS48)。そして、送信終了(ステップS49)と成る。また、保守側通信手段12は、分散手段2aから応答がない場合は、ステップS45に戻り、新ソフトを再送する。
【0023】
次に、分散手段2aでの新ソフト受信の動作について図3のフローチャートに基づいて説明する。まず、分散側通信手段21は、保守センター手段1より新ソフトを受信する(ステップS52)。次に、受信した新ソフトのバージョンと稼動ソフト管理手段25のソフト情報を更新情報確認手段29にて比較する(ステップS53)。
【0024】
次に、現世代のソフトのバージョンと異なる場合は、受信した新ソフトを更新待ソフト格納手段23に格納する(ステップS55)。そして、保守センター手段1に正常受信信号を送信する(ステップS56)。また、更新情報確認手段29は、受信ソフトのバージョンが現世代と同一の場合は、保守センター手段1に反映済を送信する(ステップS57)。そして、受信終了と成る(ステップS58)。
【0025】
次に、分散手段2aにおける、予め設定された反映時刻にソフト更新処理を行う、ソフト更新の動作について図4のフローチャートに基づいて説明する。まず、時刻決定手段30が更新するための反映時刻に成ると、ソフト更新手段22にソフト更新処理を開始させる(ステップS61)。次に、ソフト更新手段22は更新待ソフト格納手段23へソフトの有無をチェックする(ステップS63)。そして新ソフトが無い場合には、反映終了と成る(ステップS68)。
【0026】
次に、新ソフトがあれば、分散手段2aにて行っている業務処理を自動で終了させる(ステップS64)。次に、更新対象の現ソフト(現世代)および現ソフトの情報を、ソフト稼動手段23および稼動ソフト管理手段25から、それぞれ旧ソフト格納手段26および旧ソフト管理手段27にコピーする(ステップS65)。
【0027】
次に、更新待ソフト格納手段23の新ソフトをソフト稼動手段24にコピーし、対応するソフト情報を稼動ソフト管理手段25に更新する(ステップS65)。次に、ソフト更新手段22は、更新状態を「更新処理中」として分散手段2aを自動で再起動する(ステップS66)。次に、更新情報送信手段28は、分散手段2aが立ち上がり後、保守センター手段1に反映完了を送信する(ステップS67)。そして、反映を終了する(ステップS68)。
【0028】
次に、分散手段2aからの反映結果を受信した保守センター手段1の動作を図5のフローチャートに基づいて説明する。まず、保守側通信手段21は分散手段2aから反映結果を受信する(ステップS72)。次に、反映完了の場合は、ソフト更新情報手段14に当該分散手段2aのソフト情報として反映した新ソフトのバージョンと反映日を追加する(ステップS74)。そして、反映を終了する(ステップS76)。
【0029】
次に、ソフト戻し時の保守センター手段の動作について図6のフローチャートに基づいて説明する。まず、更新情報作成手段11は、オペレータから「戻し処理」が指定をされると、指定された例えば分散手段2aのソフト更新情報手段14に「戻し処理」を登録する(ステップS82)。次に、保守側通信手段12は、戻し処理が登録された分散手段2a対して、「戻し処理」の指示を送信する(ステップS83)。そして、当該分散手段2aのソフト更新情報手段16の最新バージョンの情報を「戻し中」に更新する(ステップS84)。そして送信を終了する(ステップS85)。
【0030】
次に、分散手段2aのソフトのバージョンの戻し処理の動作を図7のフローチャートに基づいて説明する。まず、分散側通信手段21は、保守センター手段1より「戻し処理」を受信する(ステップS92)。その情報をソフト更新手段22に渡す。通知されたソフト更新手段22は、業務処理を自動で終了させる(ステップS93)。そして、旧ソフト格納手段(前世代)26および旧ソフト管理手段(前世代)27のソフトおよびソフト情報をそれぞれソフト稼動手段(現世代)24および稼動ソフト管理手段(前世代)25にコピーする(ステップS94)。
【0031】
次に、更新情報手段28を「戻し処理中」として自動でソフト稼動手段(現世代)24にて、分散手段2aを再起動する(ステップS95)。次に、分散手段2aが立ちあがった後、更新情報送信手段28は、保守センター手段1に「戻し完了」を送信する(ステップS96)。そして、保守センター手段1は分散手段2aより「戻し完了」を受信する(図5のフローチャートの、分散手段2aから反映結果を受信(ステップS73))。次に、保守側通信手段12は、当該分散手段2aのソフト更新情報手段16に戻し日を登録する(ステップS75)。
【0032】
上記のように構成された実施の形態1のリモートメンテナンスシステムは、分散手段に転送・反映する新ソフトを、保守センター手段に格納するのみで、保守センター手段が自動的にソフト更新情報を作成し、更新対象の分散手段を決定して、当該新ソフトを送信して、分散手段の反映結果を分散手段対応のソフト更新履歴に反映するため、リモート保守作業の軽減と人為的ミスをなくすことができる。
【0033】
また、分散手段での反映時刻を、分散手段側で、業務の閑散時に設定することができ、分散手段側のバージョンアップが、分散手段にて行っているサービスに影響をほとんど及ぼすこと無く行うことができる。
また、新ソフトの問題が発生した場合、保守センター手段の指示にて分散手段側のみにて迅速に旧バージョンに戻すことができるため、業務への影響を最小限にとどめることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、公衆回線またはLANに接続され現ソフトウェアにて稼動している分散手段と、公衆回線またはLANに接続され公衆回線またはLANを通じて分散手段に新バージョンソフトウェアを配布する保守センター手段とを備え、保守センター手段は、分散手段の稼動中の現ソフトウェアのバージョン情報を管理するソフト更新情報手段と、新バージョンソフトウェアを格納する格納手段と、バージョン情報に基づいて新バージョンソフトウェアを分散手段へ配布するか否かを判断する更新情報作成手段とを有し、分散手段は、配布された新バージョンソフトウェアを更新するソフト更新手段を有するので、保守センター手段側にて、容易にかつ確実に分散手段のソフト更新を行うことができるリモートメンテナンスシステムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1におけるリモートメンテナンスシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した保守センター手段の新ソフト送信の動作を説明するためのフローチャートを示した図である。
【図3】図1に示した分散手段の新ソフト受信の動作を説明するためのフローチャートを示した図である。
【図4】図1に示した分散手段のソフト反映の動作を説明するためのフローチャートを示した図である。
【図5】図1に示した保守センター手段の更新反映の動作を説明するためのフローチャートを示した図である。
【図6】図1に示した保守センター手段の戻し処理の動作を説明するためのフローチャートを示した図である。
【図7】図1に示した分散手段の戻し処理の動作を説明するためのフローチャートを示した図である。
【符号の説明】
1 保守センター手段、2a,2b 分散手段、3 公衆回線またはLAN、11 更新情報作成手段、12 保守側通信手段、13 格納手段、
14 ソフト更新情報手段、15 管理手段、21 分散側通信手段、
22 ソフト更新手段、23 更新待ソフト格納手段、24 ソフト稼動手段、25 稼動ソフト管理手段、26 旧ソフト格納手段、
27 旧ソフト管理手段、28 更新情報送信手段、29 更新情報確認手段、30 時刻決定手段。
【発明の属する技術分野】
この発明は、広域の複数箇所に分散配置された分散手段におけるソフトウェア(以下、ソフトウェアをソフトと略して示す)のバージョンアップを簡便かつ確実に実施することができるリモートメンテナンスシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のソフト配布システムでは、ソフト配布元サーバのオペレータは、適用日設定手段、配布日設定手段を用いて業務ソフトのクライアントへの「適用日」と、ソフト配布元サーバからクライアント接続先サーバへの業務ソフトの「配布日」を定義(設定)し、登録装置へ格納する。この場合、業務ソフトが複数のファイルから構成される大容量であれば、業務ソフトを複数のファイル群に分割してクライアント接続先サーバへ配布するスケジュールを立てる。
【0003】
配布手段は、前記登録装置から、当日配布予定の業務ソフトを取り出し、該当する業務ソフトと適用日スケジュールを、目的のクライアント接続先サーバへ配布する。クライアント接続先サーバの配布ソフト受信手段は、受信した業務ソフトを配布ソフト格納手段へ格納し、クライアントへの適用日スケジュールをスケジュール格納装置へ格納し、適用日スケジュール管理手段によるスケジュール管理を開始する。
【0004】
適用日スケジュール管理手段は、適用日を迎えた適用スケジュールを前記スケジュール格納装置から取り出し、クライアント配布指示格納装置へ配布ソフト情報(適用日スケジュール)を格納する。クライアントのオペレータが当該クライアントを起動したタイミングで再配布指示手段がクライアント接続先サーバに働きかけると、クライアントの配布状態確認手段が動作を開始し、該配布状態確認手段は、クライアント接続先サーバ上のソフト配布開始手段を開始する。
【0005】
該配布開始手段はクライアント配布指示格納装置から取り出した配布ソフト情報(適用日スケジュール)に沿って、クライアント接続先サーバの再配布手段を開始する。該再配布手段は、クライアントの再配布ソフト受信手段へ業務ソフトを配布する。再配布ソフト受信手段は、再配布ソフト格納手段へ再配布された業務ソフトを格納し、クライアントは、適用スケジュール通りに業務ソフトを受信し、利用可能とすることができる(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開11−212790号公報(段落0022〜段落0024、第1図、第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のソフト配布システムでは、次のような問題点があった。
クライアントへのソフト更新は、オペレータが要求しなければならず、人の操作が必要となり、操作が煩雑になる。
また、サーバからクライアントへのソフト管理情報を送信後、クライアントからサーバに対してソフトの転送要求が行われるが、LAN経由で複数クライアントが存在する場合、クライアントからのソフト転送要求がサーバ側の回線ビジーで接続できないという問題が発生する。
【0008】
また、クライアント側では、バージョンアップ用のソフトが送付されると、クライアント内にてそのソフトを更新してしまうために、クライアント側でサービスしている業務に影響が生じるという問題が発生する。
また、バージョンアップしたソフトに問題があり、バージョンアップ前の状態に戻したい場合、更新前のソフトをサーバより、クライアントに送付しなければならないという問題点がある。
【0009】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡便にかつ確実にソフトの更新を行うことができるリモートメンテナンスシステムを得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るリモートメンテナンスシステムは、公衆回線またはLANに接続され現ソフトウェアにて稼動している分散手段と、公衆回線またはLANに接続され公衆回線またはLANを通じて分散手段に新バージョンソフトウェアを配布する保守センター手段とを備え、保守センター手段は、分散手段の稼動中の現ソフトウェアのバージョン情報を管理するソフト更新情報手段と、新バージョンソフトウェアを格納する格納手段と、バージョン情報に基づいて新バージョンソフトウェアを分散手段へ配布するか否かを判断する更新情報作成手段とを有し、分散手段は、配布された新バージョンソフトウェアを更新するソフト更新手段を有するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1のリモートメンテナンスシステムの構成を示すブロック図である。本願リモートメンテナンスシステムは保守センター手段1と、現ソフトにて稼動している複数の分散手段2a、2b・・・と、公衆回線またはLAN3とから成る。保守センター手段1は公衆回線またはLAN3を通じて各分散手段2a、2b・・・に新バージョンソフトを配布するもので、更新情報作成手段11と、保守側通信手段12と、格納手段13と、ソフト更新情報手段14と、管理手段15とを備えている。
【0012】
格納手段13は分散手段2a、2b・・・に配布される新バージョンソフト(以下、新ソフトと略して示す)が格納されたものである。また、保守側通信手段12は分散手段2a、2b・・・への新ソフトの配布、各分散手段2a、2b・・・からのソフト更新情報を受信する通信手段である。また、ソフト更新情報手段14は分散手段2a、2b・・・毎のソフトの最新情報および更新情報(送信未、送信済、反映済)などのソフト更新情報を有するものである。
【0013】
更新情報作成手段11は格納手段13に格納された新ソフトとソフト更新情報手段14のソフト更新情報を読み込み、当該分散手段2a、2b・・・のソフト更新情報から格納された新ソフトが更新されていると判断された場合に、対象となる分散手段2a、2b・・・に新ソフトを配布するという情報を作成するソフト更新情報作成プログラムを備えたものである。また、管理手段15は各分散手段2a、2b・・・へ新ソフトを配布するために必要な各分散手段2a、2b・・・のIPアドレス、電話番号および配布ソフト名称などから構成された、管理情報を備えたものである。
【0014】
分散手段2a、2b・・・にはそれぞれ、分散側通信手段21と、ソフト更新手段22と、更新待ソフト待機手段23と、ソフト稼動手段24と、稼動ソフト管理手段25、旧ソフト格納手段26と、旧ソフト管理手段27と、更新情報送信手段28と、更新情報確認手段29と、時刻決定手段30とを備えている。
【0015】
更新待ソフト待機手段23は、保守センター手段1から転送された新ソフトを分散手段2a、2b・・・がわで更新するまで一時的に保存するためのものである。また、ソフト稼動手段24は分散手段2a、2b・・・で現在稼動している現ソフト(現世代)が格納されている。また、稼動ソフト管理手段25は現在稼動している現ソフトのバージョン情報を持つものである。また、旧ソフト格納手段26は、バージョンアップ前に稼動していた旧ソフト(前世代)を格納するものである。
【0016】
旧ソフト管理手段27は、バージョンアップ前に動作していた旧ソフト(前世代)のバージョン情報を持つものである。また、更新情報送信手段28は、分散手段2a、2b・・・内での、更新処理中、更新完了、戻し処理中および戻し完了などの情報をもつものであり、更新完了情報、戻し処理情報などを分散側通信手段21を介して保守センター手段1に送信するものである。また、分散側通信手段21は保守センター手段1と通信するための通信プログラムが格納されたものであり、保守センター手段1より受信した新ソフトを更新待ソフト格納手段23に格納したり、更新情報送信手段28の更新結果を保守センター手段1に送信する。
【0017】
ソフト更新手段22は、現ソフト(現世代)およびソフト情報をソフト稼動手段24および稼動ソフト管理手段25から、旧ソフト格納手段26および旧ソフト管理手段27に、旧ソフトおよび旧ソフト情報としてコピーする。そして、更新待ソフト格納手段23から新ソフトをソフト稼動手段24にコピーし、対応する情報を稼動ソフト管理手段25に作成して格納する。さらに、ソフト更新情報を更新情報送信手段28に送信するものである。
【0018】
更新情報確認手段29は、分散側通信手段21にて受信した新ソフトのソフト情報と、稼動ソフト管理手段25から得た現在稼動中の現ソフト情報とを比較してバージョンが異なるか否かを判断し、異なると判断すると、更新待ソフト格納手段23に新ソフトを格納し、ソフト更新手段22の自動更新を行える状態にする。また、時刻決定手段30は、新ソフトの更新を行うために決定された反映時刻を分散手段2a、2b・・・の稼動状態に応じて、即ち閑散時に決定して登録するもので、反映時刻に成るとソフト更新手段22を起動させる。
【0019】
次に上記のように構成された実施の形態1のリモートメンテナンスシステムの通常の保守センター手段1の新ソフトの送信の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。まず、保守センター手段1は毎日定時に自動でソフト更新情報を作成する為の処理を開始する(ステップS41)。尚この指示は、定時起動を設定してもよいし、オペレータによる起動の指示を出してもよい。
【0020】
次に、更新情報作成手段11は、格納手段13のバージョン情報とソフト更新情報手段14の最新バージョン情報とを比較する(ステップS43)。次に、新規ソフトが無い場合には、送信終了(ステップS49)と成る。次に、格納手段13のソフトが新規ソフトであると判断された場合、ここでは分散手段2aに対してのみ新ソフトがあったとする。そして、ソフト更新情報手段14にて新ソフトの更新情報を作成する(ステップS44)。
【0021】
次に、保守側通信手段12は、この更新情報に基づいて新ソフトを対象分散手段2aに送付するために、管理手段15に格納されている対象分散手段2aの電話番号、IPアドレスなどを取得して、対象分散手段2aとの回線を接続して、格納手段13から新ソフトを抽出して送信する(ステップS45)。
【0022】
次に、保守側通信手段12は、分散手段2aから正常受信信号を受信すると当該分散手段2aのソフト更新情報手段16の状態を「送信済」とする(ステップS47)。また、保守側通信手段12は、分散手段2aから反映済を受信すると当該分散手段2aのソフト更新情報手段16に送付した新ソフトのバージョンと反映日を設定する(ステップS48)。そして、送信終了(ステップS49)と成る。また、保守側通信手段12は、分散手段2aから応答がない場合は、ステップS45に戻り、新ソフトを再送する。
【0023】
次に、分散手段2aでの新ソフト受信の動作について図3のフローチャートに基づいて説明する。まず、分散側通信手段21は、保守センター手段1より新ソフトを受信する(ステップS52)。次に、受信した新ソフトのバージョンと稼動ソフト管理手段25のソフト情報を更新情報確認手段29にて比較する(ステップS53)。
【0024】
次に、現世代のソフトのバージョンと異なる場合は、受信した新ソフトを更新待ソフト格納手段23に格納する(ステップS55)。そして、保守センター手段1に正常受信信号を送信する(ステップS56)。また、更新情報確認手段29は、受信ソフトのバージョンが現世代と同一の場合は、保守センター手段1に反映済を送信する(ステップS57)。そして、受信終了と成る(ステップS58)。
【0025】
次に、分散手段2aにおける、予め設定された反映時刻にソフト更新処理を行う、ソフト更新の動作について図4のフローチャートに基づいて説明する。まず、時刻決定手段30が更新するための反映時刻に成ると、ソフト更新手段22にソフト更新処理を開始させる(ステップS61)。次に、ソフト更新手段22は更新待ソフト格納手段23へソフトの有無をチェックする(ステップS63)。そして新ソフトが無い場合には、反映終了と成る(ステップS68)。
【0026】
次に、新ソフトがあれば、分散手段2aにて行っている業務処理を自動で終了させる(ステップS64)。次に、更新対象の現ソフト(現世代)および現ソフトの情報を、ソフト稼動手段23および稼動ソフト管理手段25から、それぞれ旧ソフト格納手段26および旧ソフト管理手段27にコピーする(ステップS65)。
【0027】
次に、更新待ソフト格納手段23の新ソフトをソフト稼動手段24にコピーし、対応するソフト情報を稼動ソフト管理手段25に更新する(ステップS65)。次に、ソフト更新手段22は、更新状態を「更新処理中」として分散手段2aを自動で再起動する(ステップS66)。次に、更新情報送信手段28は、分散手段2aが立ち上がり後、保守センター手段1に反映完了を送信する(ステップS67)。そして、反映を終了する(ステップS68)。
【0028】
次に、分散手段2aからの反映結果を受信した保守センター手段1の動作を図5のフローチャートに基づいて説明する。まず、保守側通信手段21は分散手段2aから反映結果を受信する(ステップS72)。次に、反映完了の場合は、ソフト更新情報手段14に当該分散手段2aのソフト情報として反映した新ソフトのバージョンと反映日を追加する(ステップS74)。そして、反映を終了する(ステップS76)。
【0029】
次に、ソフト戻し時の保守センター手段の動作について図6のフローチャートに基づいて説明する。まず、更新情報作成手段11は、オペレータから「戻し処理」が指定をされると、指定された例えば分散手段2aのソフト更新情報手段14に「戻し処理」を登録する(ステップS82)。次に、保守側通信手段12は、戻し処理が登録された分散手段2a対して、「戻し処理」の指示を送信する(ステップS83)。そして、当該分散手段2aのソフト更新情報手段16の最新バージョンの情報を「戻し中」に更新する(ステップS84)。そして送信を終了する(ステップS85)。
【0030】
次に、分散手段2aのソフトのバージョンの戻し処理の動作を図7のフローチャートに基づいて説明する。まず、分散側通信手段21は、保守センター手段1より「戻し処理」を受信する(ステップS92)。その情報をソフト更新手段22に渡す。通知されたソフト更新手段22は、業務処理を自動で終了させる(ステップS93)。そして、旧ソフト格納手段(前世代)26および旧ソフト管理手段(前世代)27のソフトおよびソフト情報をそれぞれソフト稼動手段(現世代)24および稼動ソフト管理手段(前世代)25にコピーする(ステップS94)。
【0031】
次に、更新情報手段28を「戻し処理中」として自動でソフト稼動手段(現世代)24にて、分散手段2aを再起動する(ステップS95)。次に、分散手段2aが立ちあがった後、更新情報送信手段28は、保守センター手段1に「戻し完了」を送信する(ステップS96)。そして、保守センター手段1は分散手段2aより「戻し完了」を受信する(図5のフローチャートの、分散手段2aから反映結果を受信(ステップS73))。次に、保守側通信手段12は、当該分散手段2aのソフト更新情報手段16に戻し日を登録する(ステップS75)。
【0032】
上記のように構成された実施の形態1のリモートメンテナンスシステムは、分散手段に転送・反映する新ソフトを、保守センター手段に格納するのみで、保守センター手段が自動的にソフト更新情報を作成し、更新対象の分散手段を決定して、当該新ソフトを送信して、分散手段の反映結果を分散手段対応のソフト更新履歴に反映するため、リモート保守作業の軽減と人為的ミスをなくすことができる。
【0033】
また、分散手段での反映時刻を、分散手段側で、業務の閑散時に設定することができ、分散手段側のバージョンアップが、分散手段にて行っているサービスに影響をほとんど及ぼすこと無く行うことができる。
また、新ソフトの問題が発生した場合、保守センター手段の指示にて分散手段側のみにて迅速に旧バージョンに戻すことができるため、業務への影響を最小限にとどめることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、公衆回線またはLANに接続され現ソフトウェアにて稼動している分散手段と、公衆回線またはLANに接続され公衆回線またはLANを通じて分散手段に新バージョンソフトウェアを配布する保守センター手段とを備え、保守センター手段は、分散手段の稼動中の現ソフトウェアのバージョン情報を管理するソフト更新情報手段と、新バージョンソフトウェアを格納する格納手段と、バージョン情報に基づいて新バージョンソフトウェアを分散手段へ配布するか否かを判断する更新情報作成手段とを有し、分散手段は、配布された新バージョンソフトウェアを更新するソフト更新手段を有するので、保守センター手段側にて、容易にかつ確実に分散手段のソフト更新を行うことができるリモートメンテナンスシステムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1におけるリモートメンテナンスシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した保守センター手段の新ソフト送信の動作を説明するためのフローチャートを示した図である。
【図3】図1に示した分散手段の新ソフト受信の動作を説明するためのフローチャートを示した図である。
【図4】図1に示した分散手段のソフト反映の動作を説明するためのフローチャートを示した図である。
【図5】図1に示した保守センター手段の更新反映の動作を説明するためのフローチャートを示した図である。
【図6】図1に示した保守センター手段の戻し処理の動作を説明するためのフローチャートを示した図である。
【図7】図1に示した分散手段の戻し処理の動作を説明するためのフローチャートを示した図である。
【符号の説明】
1 保守センター手段、2a,2b 分散手段、3 公衆回線またはLAN、11 更新情報作成手段、12 保守側通信手段、13 格納手段、
14 ソフト更新情報手段、15 管理手段、21 分散側通信手段、
22 ソフト更新手段、23 更新待ソフト格納手段、24 ソフト稼動手段、25 稼動ソフト管理手段、26 旧ソフト格納手段、
27 旧ソフト管理手段、28 更新情報送信手段、29 更新情報確認手段、30 時刻決定手段。
Claims (5)
- 公衆回線またはLANに接続され現ソフトウェアにて稼動している分散手段と、上記公衆回線またはLANに接続され上記公衆回線またはLANを通じて上記分散手段に新バージョンソフトウェアを配布する保守センター手段とを備え、上記保守センター手段は、上記分散手段の稼動中の上記現ソフトウェアのバージョン情報を管理するソフト更新情報手段と、上記新バージョンソフトウェアを格納する格納手段と、上記バージョン情報に基づいて上記新バージョンソフトウェアを上記分散手段へ配布するか否かを判断する更新情報作成手段とを有し、上記分散手段は、配布された上記新バージョンソフトウェアを更新するソフト更新手段を有することを特徴とするリモートメインテナンスシステム。
- 上記分散手段は、配布された上記新バージョンソフトウェアを更新する反映時刻を上記分散手段の稼働状態に応じて決定する時刻決定手段を備え、上記反映時刻になると、上記ソフト更新手段に更新を行う指示をすることを特徴とする請求項1に記載のリモートメインテナンスシステム。
- 上記分散手段は、配布された上記新バージョンソフトウェアのバージョン情報と、稼働中の上記現ソフトウェアのバージョン情報とが異なるか否かを判断する更新情報確認手段を備え、上記更新情報確認手段は上記両情報が異なると判断すると、上記ソフト更新手段に更新を行う指示をすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリモートメインテナンスシステム。
- 上記分散手段は、更新が終了したことを反映済み情報として上記保守センター手段に送信する更新情報送信手段を備え、上記保守センター手段の管理手段は、上記更新情報送信手段からの反映済み情報を受信し、バージョンアップ履歴として管理することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のリモートメインテナンスシステム。
- 公衆回線またはLANに接続され現ソフトウェアにて稼動している分散手段と、上記公衆回線またはLANに接続され上記公衆回線またはLANを通じて上記分散手段に新バージョンソフトウェアを配布する保守センター手段とを備え、上記分散手段は、配布された上記新バージョンソフトウェアを受信すると、稼動中の上記現ソフトウェアを保存する旧ソフト格納手段と、上記新バージョンソフトウェアを受信して更新するソフト反映手段とを備え、上記ソフト反映手段は、上記保守センター手段から上記旧バージョンソフトウェアに戻す指示を受信すると、上記旧ソフト格納手段から上記現ソフトウェアを抽出して上記新バージョンソフトウェアを、上記現ソフトウェアに戻す処理を行うことを特徴とするリモートメインテナンスシステム。
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