JP4464329B2 - 信号出力制御装置、及び信号出力制御方法 - Google Patents

信号出力制御装置、及び信号出力制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4464329B2
JP4464329B2 JP2005220653A JP2005220653A JP4464329B2 JP 4464329 B2 JP4464329 B2 JP 4464329B2 JP 2005220653 A JP2005220653 A JP 2005220653A JP 2005220653 A JP2005220653 A JP 2005220653A JP 4464329 B2 JP4464329 B2 JP 4464329B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
clock
signal line
reference clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005220653A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006072984A (ja
Inventor
英之 神崎
昌明 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2005220653A priority Critical patent/JP4464329B2/ja
Publication of JP2006072984A publication Critical patent/JP2006072984A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4464329B2 publication Critical patent/JP4464329B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Description

本発明は、信号出力制御装置及び信号出力制御方法に関し、特に、システムLSI等の集積回路の開発やデバッグ、ならびに性能評価に有効な信号出力制御技術に関する。
近年、LSI(Large Scale Integration)の高機能化・高集積化が進んでいる。高集積化されたLSIとして、例えば、多数の機能を1個のチップ上に集積したシステムLSIや、さらに、マイクロプロセッサ、チップセット、ビデオチップ、メモリ等コンピュータの主要機能を1個のチップ上に集積したSoC(System On Chip)がある。
このようなLSI内部には、各機能ブロック間を接続するバス等、多数の信号線が含まれており、LSIの性能評価として、信号線を流れる信号の値を出力端子に出力して観測することが行われる。近年では、信号線の多ビット化やマルチレイヤー化に伴って信号線の本数が増大してきているため、基準クロックの1サイクルで得られる多ビットの信号値を限られた出力端子で観測する必要性が高まっている。
LSI内部の信号線を流れる信号を観測する従来の手法としては、所定の基準クロックで稼動する信号をサンプリングしてバストレーサメモリに格納し、格納したサンプリングデータを後から外部の出力端子に出力して所定ので解析を行うという手法がある(例えば、特許文献1を参照)。
特開平8−314764号
ところが、従来の手法によれば、出力端子の本数は普通一定であって動的ではなく、出力端子に出力するも一定であるため、出力するよりも高い基準で稼動する信号や出力端子の本数よりも多くの信号線数を持つ信号の解析を等しく正確に行うためには、どうしてもいったんメモリに保存しておいて、保存したサンプリングデータを後から読み出して解析する必要がある。そうしなければ、出力するよりも信号の基準クロックのほうがが高かったり、出力端子の本数よりも信号の信号線数のほうが多かったりするために、外部から解析する速度が信号の入力の速度(基準クロック)に追いつかずにオーバフローを起こしてしまう。
しかしながら、この従来の手法では、上述したように信号の入力と出力とがリアルタイムに行われないため、外部の出力端子からリアルタイムで信号の解析を行うことができず、このため、リアルタイムに信号の異常を観測することが難しい。
そこで、本発明は、所定の基準クロックで稼動する複数の信号線を流れる信号の値を、出力端子を介してリアルタイムに外部から観測することができるようにする信号出力制御装置、および信号出力制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1態様に係る信号出力制御装置は、信号線群から2以上の信号線を選択する信号線選択部と、前記信号線選択部により選択された信号線を流れる信号の基準クロックを選択する基準クロック選択部と、前記基準クロック選択部により選択された基準クロックと、前記信号線選択部で選択された信号線の本数とに基づいて出力クロックを決定する出力クロック決定部と、前記信号線選択部により選択された信号線を流れる各信号を前記基準クロックでサンプリングし、サンプリングした各信号値を前記出力クロック決定部により決定された出力クロックの各サイクルで逐次出力する信号出力制御部とを備えることを特徴とする。
以上の構成により、観測を行う対象となる信号線の本数と、これら信号線を流れる信号の基準クロックとに基づいて動的に最適な出力クロックを決定し、この最適な出力クロックごとに信号の値を逐次外部に出力するため、バストレーサメモリのような記憶手段でいったん信号を記憶することなく、基準クロックで稼動する信号の値の観測を外部にてリアルタイムに行うことができる。
また、本発明の第2態様に係る信号出力制御装置は、第1態様に係る信号出力制御装置において、前記信号出力制御装置は、複数の回路間を接続する前記信号線群を含み、かつ前記信号線選択部で選択した各信号を流れる値を外部から観測可能に出力するための観測用出力端子を1以上備えた集積回路パッケージ内に実装されており、前記出力クロック決定部は、さらに前記観測用出力端子の数に基づいて前記出力クロックを決定し、前記信号出力制御部は、サンプリングした各信号値を前記観測用出力端子に分散し、各観測用出力端子において前記出力クロックの各サイクルで出力することを特徴とする。
この構成により、SoCに代表されるシステムLSI等の集積回路パッケージの内部を流れる信号線の信号の値を、特定外部端子を通してパッケージの外からリアルタイムで観測することができる。
また、本発明の第3態様に係る信号出力制御装置は、第1態様に係る信号出力制御装置において、前記出力クロック決定部は、前記信号線選択部により選択された信号線を流れる信号における前記基準クロックの1サイクルあたりの各値を、当該1サイクル分の期間内に出力できるよう出力クロックを決定する
ことを特徴とする。
この構成により、観測を行う対象となる信号を常にリアルタイムで観測用出力端子を通して外部に出力することができる。
また、本発明の第4態様に係る信号出力制御装置は、第2態様に係る信号出力制御装置において、前記信号線選択部により選択された信号線の本数をN、前記基準クロック選択部により選択された基準クロックの周波数をF、前記観測用出力端子の本数をMと定義すると、前記出力クロック決定部は、N*F≦M*fを満たすfを出力クロックの周波数として決定することを特徴とする。
この構成により、観測用出力端子の本数も考慮に入れて最適な出力クロックの周波数を決定するため、本数の異なる観測用出力端子を備える様々な集積回路パッケージにこの信号出力制御装置が適用可能となる。例えば、200MHzを基準クロックとする信号の信号線が4本あり、2本の観測用出力端子に観測を行いたい場合、400MHz以上で出力端子に出力すればよいことが決定される。
また、本発明の第5態様に係る信号出力制御装置は、第4態様に係る信号出力制御装置において、前記信号出力制御装置は、前記出力クロック決定部により決定された出力クロックで出力する際、前記信号出力制御部が前記基準クロックの1サイクルにおける各信号の値を出力する期間と、1サイクルに続く次サイクルにおける信号の値を出力する期間との境界を示すサイクル境界信号を生成するとともに、生成したサイクル境界信号を前記観測用出力端子以外の出力端子を介して出力するサイクル境界信号出力部を備えることを特徴とする。
この構成により、観測用出力端子上で出力クロックに基づいて信号の観測を行う際に、信号の基準クロックのサイクルごとに開始位置を認識することができる。これにより、観測を行っている値が基準クロックで何サイクル目の値であるのかを把握することができる。
また、本発明の第6態様に係る信号出力制御装置は、第4態様に係る信号出力制御装置において、前記信号出力制御装置は、前記出力クロック決定部により決定された出力クロックで出力する際、前記信号出力制御部が前記基準クロックの1サイクルにおける各信号の値を出力する期間内で、前記観測用出力端子の中で信号の出力を行わない観測用出力端子があるとき、所定の値を示すダミー信号を生成するとともに前記出力を行わない観測用出力端子を介して出力することでデータパディングを行い、かつ前記ダミー信号が出力されている観測用出力端子数と出力数を示すパディング識別信号を出力するダミー信号出力部を備えることを特徴とする。
この構成により、観測用出力端子上で信号の値を観測しやすくすることができる。すなわち、信号線の本数と観測用出力端子の本数が互いに倍数の関係に無い場合であっても、余分な信号としてダミー信号を出力することで、基準クロックの1サイクルあたりの各信号値を当該1サイクル分の期間内に出力できる。
さらに、観測用出力端子上で出力クロックに基づいて信号の観測を行う際に、ダミー信号が出力されていることを認識することができるため、観測用出力端子上で信号の値を観測しやすくなる。
また、本発明の第7態様に係る信号出力制御装置は、第1態様に係る信号出力制御装置において、前記信号線選択部は、信号線群から互いに異なる基準クロックの信号が流れる複数の信号線を選択し、前記基準クロック選択部は、前記信号線選択部により選択された信号線を流れる信号の異なる基準クロックを選択し、
前記出力クロック決定部は、前記異なる基準クロックの中から最も高速な基準クロックと、前記信号線選択部により選択された信号線の本数とに基づいて出力クロックを決定し、前記信号出力制御部は、前記信号選択部により選択された信号線を流れる各信号を各基準クロックでサンプリングし、サンプリングした各信号値を前記出力クロック決定部により決定された出力クロックの各サイクルで出力することを特徴とする。
この構成により、互いに異なる基準クロックで稼動する複数の信号線を選んで順次観測する場合であっても、各基準クロックの1サイクルあたりの各値を、当該1サイクル分の期間内に出力することができるため、全ての信号線の信号値をリアルタイムで観測することができる。
また、本発明の第8態様に係る信号出力制御装置は、第7態様に係る信号出力制御装置において、前記信号出力制御装置は、前記出力クロック決定部により決定された出力クロックで各信号の値を出力する際、前記各基準クロックの各信号値を出力するサイクル期間ごとの境界を示すクロック境界信号を生成するとともに、生成したクロック境界信号を前記観測用出力端子以外の出力端子を介して出力するクロック境界信号出力部を備えることを特徴とする。
この構成により、互いに異なる基準クロックで稼動する複数の信号線を選んで順次観測する場合において、観測用出力端子上で出力に基づいて信号の観測を行う際に、各基準クロックの開始位置を認識することができる。これにより、観測を行っている値がどの基準クロックの値であるのかを把握することができる。
また、本発明の第9態様に係る信号出力制御装置は、第7態様に係る信号出力制御装置において、前記信号出力制御装置は、前記出力クロック決定部により決定された出力クロックで出力する際、前記信号出力制御部が前記2以上の基準クロックのうち1の基準クロックで各信号の値を出力する期間内で、前記観測用出力端子の中で出力を行わない観測用出力端子があるとき、ダミー信号を生成するとともに前記出力を行わない観測用出力端子を介して出力することでデータパディングを行い、かつ前記ダミー信号が出力されている観測用出力端子数と、出力クロック周波数を示すパディング識別信号を出力するダミー信号出力部を備えることを特徴とする。
この構成により、観測用出力端子上で信号の値を観測しやすくすることができる。すなわち、信号線の本数と観測用出力端子の本数が互いに倍数の関係に無い場合であっても、余分な信号としてダミー信号を出力することで、基準クロックの1サイクルあたりの各信号値を当該1サイクル分の期間内に出力できる。
さらに、観測用出力端子上で出力クロックに基づいて信号の観測を行う際に、ダミー信号が出力されていることを認識することができるため、観測用出力端子上で信号の値を観測しやすくなる。
また、本発明に係る信号出力制御方法は、信号群から2以上の信号線を選択する信号線選択ステップと、前記信号線選択部により選択された信号線を流れる信号の基準クロックを選択する基準クロック選択ステップと、前記基準クロック選択部により選択された基準クロックと、前記信号線選択部で選択された信号線の本数とに基づいて出力クロックを決定する出力クロック決定ステップと、前記信号線選択部により選択された信号線を流れる各信号の値を前記基準クロックでサンプリングし、サンプリングした各信号値を前記出力クロック決定部により決定された出力クロックの各サイクルで逐次出力する信号出力制御ステップとを含むことを特徴とする。
以上の構成により、観測を行う対象となる信号線の本数と、これら信号線を流れる信号の基準クロックとに基づいて動的に最適な出力クロックを決定し、この最適な出力クロックでもって信号の値を外部に出力するため、バストレーサメモリのような記憶手段でいったん信号を記憶することなく、基準クロックで稼動する信号の値の観測を外部にてリアルタイムに行うことができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<実施の形態1>
<1.構成>
まず、本発明の実施の形態1に係る信号出力制御装置100の構成について説明する。
信号出力制御装置100は、SoC等の集積回路パッケージ内に実装されており、マイクロプロセッサやメモリ等、集積回路パッケージ内に備わる他のデバイス間を繋ぐ信号線と接続することで、これら信号線を流れる信号の値を集積回路パッケージに備わる観測用出力端子を介して外部に出力するものである。観測用出力端子は、バスモニター等の外部の観測機器と接続し、集積回路パッケージ外から信号の値を観測するための出力端子である。
図1は、信号出力制御装置100の要部を簡潔に示したブロック図である。
図1に示すように、信号出力制御装置100は、信号線選択ブロック101、出力クロック決定ブロック105、及び信号出力制御ブロック111という3つの大きな機能ブロックを有している。
(信号線選択ブロック101)
信号線選択ブロック101は、SoC等のシステムLSI上に備わるデバイス間を結ぶ信号線と接続し、これら信号線の中から観測を行いたい信号(以下、「観測対象信号」という)の信号線を選択する。
図2は、信号線選択ブロック101の詳細な構成を示すブロック図である。図2に示すように、信号線選択ブロック101には、基準クロック決定部102、信号決定部103、及びセレクタ104が備わっている。
ここで、基準クロック決定部102は、複数の基準クロックに基づいて稼動する信号群の中から外部に出力を行いたい基準クロックを決定する。この決定は、ユーザが所望の基準クロックを指示することで行われる。具体的には、集積回路パッケージ内に備わるマイクロプロセッサに入力装置が接続されている場合は、この入力装置を介してユーザが基準クロックのクロックIDを入力することで指示を行うことができる。
信号決定部103は、基準クロック決定部102で決定した基準クロックに基づき稼動する信号線の中からユーザが観測を行いたい信号線を選択して決定する。この決定は、ユーザが所望の信号線数を指示することで行われる。具体的には、集積回路パッケージ内に備わるマイクロプロセッサに入力装置が接続されており、例えば、信号線ごとに番号が振られている場合は、この入力装置を介してユーザが観測を行いたい信号線の番号を入力することで指示を行うことができる。
また、セレクタ104は、基準クロック決定部102で決定した基準クロックで稼動する信号線の中から、信号決定部103で決定した信号線を選択する。
(出力クロック決定ブロック105)
出力クロック決定ブロック105は、信号線選択ブロック101で選択された信号を取り込むとともに、この信号を出力する際の出力クロックを決定する。
図3は、出力クロック決定ブロック105の詳細な構成を示すブロック図である。図3に示すように、出力クロック決定ブロック105には、基準クロック選択部106、サンプリング部107、FIFO(First In First Out)バッファ108、記憶部109、及び出力クロック決定部110が備わっている。
ここで、基準クロック選択部106は、外部から入力される複数の基準クロックの中から、基準クロック決定部102で決定した基準クロックを選択する。
サンプリング部107は、基準クロック選択部106で選択した基準クロックに基づき、セレクタ104で選択した信号線を流れる信号の値を取り込んで後述するFIFOバッファ108に送り込む。
FIFOバッファ108は、FIFO(First In First Out:ファースト・イン・ファースト・アウト)方式であって、サンプリング部107から送られる信号をバッファリングする。
記憶部109は、信号出力制御装置100が実装されている集積回路パッケージの観測用出力端子の数を設定値として記憶する。また、集積回路パッケージ内に備わるマイクロプロセッサに入力装置が接続されている場合は、この入力装置を介してユーザが入力した入力値を記憶する。
出力クロック決定部110は、セレクタ104が選択した信号線数を検知し、この信号線数と、基準クロック選択部106で選択した基準クロックと、記憶部109に記憶されている観測用出力端子の本数とに基づいて、集積回路パッケージに備わる観測用出力端子に信号を出力するための最適な出力クロックを決定する。具体的には、セレクタ104が選択した信号線数をN(本)、基準クロック選択部106で選択した基準クロックをF(MHz)、記憶部109に記憶されている観測用出力端子の中で観測対象信号を出力する観測用出力端子の本数をM(本)とそれぞれおくと、N*F≦f*Mを満たすf(MHz)を出力クロックの周波数として決定する(「*」は乗算記号を示す)。特に、過度に出力クロックの周波数を上げすぎないよう考慮すると、N*F≦f*Mを満たすfとして、最小のものを決定することが望ましい。
(信号出力制御ブロック111)
信号出力制御ブロック111は、出力クロック決定ブロック105で決定された出力クロックに基づいて外部から入力されるモニタークロックを補正し、補正したクロックでもって、FIFOバッファ108に取り込んだ信号値を集積回路パッケージに備わる観測用出力端子を介して外部に出力する。なお、外部から入力されるモニタークロックは、信号出力制御装置100で動作可能な最大速度のクロックである。
図4は、信号出力制御ブロック111の詳細な構成を示すブロック図である。図4に示すように、信号出力制御ブロック111には、分周器112、出力制御部113、出力周期補正部114、及びパラレル/シリアル変換部115が備わっている。
分周器112は、FIFOバッファ108の信号線幅に応じてモニタークロックを分周し、分周したクロックでFIFOバッファ108から信号を読み出すクロックを決定する。
出力制御部113は、分周器112で決定されたクロックにてFIFOバッファ108から信号値を読み出し、後述するパラレル/シリアル変換部115に送る。このとき、均等に各観測用出力端子から分散して信号値が出力されるよう、選択した信号線数(N本)と観測用出力端子数(M本)とに応じて、FIFOバッファ108から読み出した信号値をM本の信号線に分散して送出する。具体的には、N本の信号線を観測用出力端子数(M本)で分割し、M分割された各信号線群に均等に信号値を分散してパラレル/シリアル変換部115に送出する。
出力周期補正部114は、出力クロック決定部110で決定した出力クロックに基づいてモニタークロックの分周を行い、出力クロックを補正する。この出力周期補正部114は、例えば、分周器やPLL(Phase Locked Loop)等、クロック発振周波数を制御できる回路であればよい。
最後に、パラレル/シリアル変換部115が各信号値をシリアルに変換する。具体的には、M分割された各信号線群に流れる信号値をそれぞれ、出力周期補正部114で補正した出力クロックにて、M本の各観測用出力端子に逐次出力する。
<2.動作>
上述した構成により、信号出力制御装置100は次の通り信号値の出力処理を行う。
ここで、信号出力制御装置100が行う信号出力制御の動作を説明する。
図5は、信号出力制御装置100が行う信号出力制御動作を示すフローチャートである。
図5を参照すると、まず、信号選択ブロック101で外部への出力を行いたい信号線を選択する。具体的には、基準クロック決定部102で決定した基準クロックで稼動する信号の中から、信号決定部103で決定した本数分セレクタ104で選択する(S100)。セレクタ104で選択した信号線を流れる信号は、出力クロック決定ブロック105にパラレルに送られる。
次に、出力クロック決定ブロック105では、信号線選択ブロック101を介してパラレルに送られてきた信号を、サンプリング部107がサンプリングし(S101)、サンプリングした信号値をFIFOバッファ108にバッファリングする(S102)。
また、この間、セレクタ104が選択した信号線の本数と、基準クロック選択部106で選択した基準クロックと、記憶部109に記憶されている観測用出力端子の本数とに基づいて、出力クロック決定部110が最適な出力を決定し(S103)、決定した出力を信号出力制御ブロック111の出力周期補正部114に送出する。
続いて、信号出力制御ブロック111において、FIFOバッファ108にバッファリングされた信号値を出力制御部113が取得し(S104)、取得した信号値が各観測出力端子から分散して出力されるよう、パラレル/シリアル変換部115に送出する。
パラレル/シリアル変換部115は、パラレルに送られてきた信号をシリアルに変換し、出力周期補正部114がモニタークロックを補正した出力でもって観測用出力端子に信号を出力する(S106)。
<2−1.具体例>
ここで、具体例として、「信号出力制御装置100内部の信号線数が15本(SS0〜SS14とする)あって、観測用出力端子が3本あり、200MHzを基準クロックとして稼動する9本の信号線を選択した場合」の信号値の出力処理について説明する。
図6及び図7は、信号出力制御装置100が信号出力制御動作を行う際の信号の流れを示す概略図である。
まず、図6の左図を参照すると、この例では、信号線群の中から観測したい信号線としてS0〜S8の9本の信号線が選択される。S0〜S8のそれぞれは、基準クロックTに基づいて駆動しており、図中では、T0〜T4の5クロック分までの信号波形を示している。
信号S0に着目すると、各サイクルT0〜T4における信号値はそれぞれ、「0」「1」「0」「0」「1」であり、信号S1に着目すると、それぞれ、「0」「0」「1」「0」「1」である。
また、基準クロックが200MHzであるため、1サイクル(図中T)は1/200,000,000秒である。
セレクタ104がS0〜S8の9本の信号線を選択すると、続いて、サンプリング部107がS0〜S8の各信号の値を200MHzでサンプリングする。
サンプリング部107がサンプリングした信号値はFIFOバッファ108に送出され、図6の右図に示すように、FIFOバッファ108が各信号値をサイクルごとにパラレルにバッファリングする。
その間、出力クロック決定部110は、上述した計算式に基づき、信号線数(9本)*基準クロック(200MHz)≦観測対象信号を出力する観測用出力端子数(3本)*fを満たす最小のfを算出し、算出された600MHzを出力として決定する。
これを受けて、出力周期補正部114は、信号出力制御装置100で稼動し得る最速クロック(例えば、1.8GHz)であるモニタークロックを600MHzに補正する。
次に、FIFOバッファ108に信号S0〜S8の9個分の信号値がバッファリングされると、出力制御部113がFIFOバッファ108から各信号値を読み出し、パラレル/シリアル変換部115に送出する。このとき、各観測用出力端子から分散して信号値が出力されるよう、信号出力制御装置100内部の信号線数(15本)と観測用出力端子数(3本)とに応じて、FIFOバッファ108から読み出した信号値を15本の信号線に分散して送出する。具体的には、まず、15本の信号線(SS0〜SS14)を観測用出力端子数(3本)で分割し、3分割されたSS0〜SS4とSS5〜SS9とSS10〜SS14の各信号線群に均等に信号値を分散してパラレル/シリアル変換部115に送出する。
最後に、パラレル/シリアル変換部115が各信号値をシリアルに変換する。具体的には、信号線SS0〜SS4とSS5〜SS9とSS10〜SS14の各信号線群に流れる信号をそれぞれ、600MHz(すなわち、1/600,000,000秒を1サイクルとして)で3本の各観測用出力端子に逐次出力する。
図7を参照すると、600MHzの1サイクル目で観測用出力端子0から信号S0の出力値を、観測用出力端子1から信号S1の出力値を、観測用出力端子2から信号S2の出力値を、逐次出力する。続いて、2サイクル目で観測用出力端子0〜2からそれぞれ信号S3〜S5の出力値を出力し、3サイクル目で観測用出力端子0〜2からそれぞれS6〜S8の出力値を出力する。
同様に、3サイクル目以降も、観測用出力端子0からS0、S3、S6の信号値を観測用出力端子0から出力し、S1、S4、S7の信号値を観測用出力端子1から出力し、S2、S5、S8の信号値を観測用出力端子2から出力する。
このように、本実施の形態では、図6に示すようにパラレルに入力されるS0〜S8の9本の信号の各値を、図7に示すように観測用出力端子数に応じた出力でシリアルに出力する。
このように信号出力制御を行うことで、観測したい信号線の本数を自由に選択し、選択した本数によって外部端子を介して外部に出力する出力を動的に変えることができる。これにより、外部端子が限られた本数しかなかったとしても、基準クロックで稼動する複数の信号の値を外部からリアルタイムに観測することができる。
<実施の形態2>
<1.実施の形態1との相違点>
次に、実施の形態2について図8〜図10に基づいて説明する。
実施の形態2は、実施の形態1の変形であり、パラレル/シリアル変換部115から観測用出力端子を介して外部に信号を出力する際に、基準クロックの各サイクルにおける信号値を出力する期間の境界を示すサイクル境界信号を出力する。
実施の形態2では、集積回路パッケージにサイクル境界信号用出力端子が備わっており、この出力端子を介してサイクル境界信号が出力されるようになっている。
図8は、実施の形態2に係る信号出力制御装置100の出力クロック決定ブロック105の構成を示すブロック図である。
図9は、実施の形態2に係る信号出力制御装置100の信号出力制御ブロック111の構成を示すブロック図である。
なお、実施の形態1と同じ構成については、同一の符号を付し、説明は省略する。
図8に示すように、出力クロック決定ブロック105に、サイクル境界決定部116が追加されている。
また、図9に示すように、信号出力制御ブロック111に、サイクル境界信号生成部117が追加されている。
サイクル境界決定部116は、セレクタ104が選択した信号線数と、記憶部109に記憶されている観測用出力端子の本数とに基づいて、観測用出力端子を介して出力で信号を出力する際に、基準クロックの各サイクルにおける信号値を出力する期間の境界が何周期ごとに出現するかを決定する。具体的には、信号線数(N本)÷観測対象信号を出力する観測用出力端子数(M本)=pとすると、出力のp周期ごとに、基準クロックの各サイクルにおける信号値を出力する期間の終了位置が出現することがわかる。
なお、信号線数(N本)÷観測対象信号を出力する観測用出力端子数(M本)が割り切れず、解がp余りq(q<M)となる場合は、p+1周期ごととなる。
そして、サイクル境界信号生成部117は、サイクル境界決定部116で決定したpに基づいて、出力のp周期ごとにサイクル境界信号を生成し、出力周期補正部114にて補正された出力でもって、サイクル境界信号用出力端子を介して出力する。
<2.具体例>
ここで、具体例として、「出力端子が全部で4本(観測対象信号用出力端子が3本と、サイクル境界信号用出力端子が1本)あって、200MHzを基準クロックとして稼動する9本の信号線を選択した場合」のサイクル境界信号の出力処理について説明する。
図10は、信号出力制御装置100がサイクル境界信号の出力制御を行う際の信号の流れを示す概略図である。
なお、入力される信号線数は9本であるため、セレクタ104が信号線の選択を行ってからFIFOバッファ108が信号のバッファリングを行うところまでの信号の流れは、実施の形態1と同様、図6に示す。
サイクル境界決定部116は、信号線数(9本)÷観測対象信号出力端子数(3本)=3を算出し、基準クロックの各サイクルにおける信号値を出力する期間の境界が3周期ごとに出現することを決定する。
境界周期が決定すると、図10に示すように、サイクル境界信号生成部117が、出力(600MHz)の3周期ごとにサイクル境界信号を、サイクル境界信号用出力端子を介して出力する。
このように、本実施の形態では、図10に示すように、観測用出力端子とは異なるサイクル境界信号用出力端子を1本利用して、基準クロックの各サイクルにおける信号値を出力する期間の境界を示す信号を出力する。
これにより、観測用出力端子上で出力に基づいて信号の観測を行う際に、信号の基準クロックのサイクルごとに開始位置を認識することができる。すなわち、観測を行っている値が基準クロックで何サイクル目の値であるのかを把握することができる。
<実施の形態3>
<1.実施の形態1との相違点>
次に、実施の形態3について図11〜図14に基づいて説明する。
実施の形態3は、実施の形態1の変形である。観測対象信号の信号線数と観測対象信号を出力する観測用出力端子の数とが互いに倍数の関係にない場合、基準クロックの各サイクルにおいて最初に読み取られる信号値と、観測用出力端子から出力する際の出力の各周期において最初に出力する信号値とが異なってしまう。このため、実施の形態3では、観測対象信号の信号線数と観測対象信号を出力する観測用出力端子の本数とが互いに倍数の関係にない場合であっても、基準クロックの1サイクルあたりの各信号値を当該1サイクル分の期間内に出力できるよう、所定の値を持つダミー信号を観測対象信号とともに出力することでパディングを行う。
さらに、パラレル/シリアル変換部115から観測用出力端子を介して外部に信号を出力する際に、パディングが行われてダミー信号が付加されている観測用出力端子と出力数を識別するためのパディング識別信号を出力する。
実施の形態3では、集積回路パッケージにパディング識別信号用出力端子が備わっており、この出力端子を介してパディング識別信号が出力されるようになっている。
図11は、実施の形態3に係る信号出力制御装置100の出力クロック決定ブロック105の構成を示すブロック図である。
図12は、実施の形態3に係る信号出力制御装置100の信号出力制御ブロック111の構成を示すブロック図である。
なお、実施の形態1と同じ構成については、同一の符号を付し、説明は省略する。
図11に示すように、出力クロック決定ブロック105に、ダミー信号決定部118が追加されている。
また、図12に示すように、信号出力制御ブロック111に、ダミー信号生成部119が追加されている。
ダミー信号決定部118は、セレクタ104が選択した信号線数と、記憶部109に記憶されている観測用出力端子の本数とに基づいて、まず、信号数と観測用出力端子数が互いに倍数の関係にあるかを調べる。互いに倍数の関係にない場合、すなわち、一方の数で他方の数が自然数で割り切れない場合、観測対象信号に付加すべきダミー信号数を算出する。具体的には、信号線数(N本)÷観測対象信号を出力する観測用出力端子数(M本)=p余りq(q<M)とすると、M−q個のダミー信号を観測対象信号に付加することが決定される。
そして、ダミー信号生成部119は、ダミー信号決定部118で決定したM−qに基づいて、M−q個のダミー信号を生成して出力制御部113に出力する。
出力制御部113は、FIFOバッファ108から読み込んだ各サイクルにおける観測対象信号の信号値の末尾にq個のダミー信号を付加してパディングを行い、パディングされた信号をパラレル/シリアル変換部115に出力するとともに、パディングが行われてダミー信号が付加されている観測用出力端子と出力数を示すパディング識別信号を、パディング識別信号用出力端子を介して出力する。
パディング識別信号は、各において、ダミー信号が1つ含まれている場合は「01」、2つ含まれている場合は「10」のフラグを立て、ダミー信号が含まれていなければフラグを立てずに「00」のままとする信号を出力する。
なお、出力クロック決定部110は、セレクタ104が選択した信号線数をN(本)、基準クロック選択部106で選択した基準クロックの周波数をF(MHz)、ダミー信号決定部118で決定したダミー信号の個数をq(個)、記憶部109に記憶されている観測用出力端子の本数をM(本)とそれぞれおくと、(N+q)*F≦f*Mを満たすf(MHz)を出力クロックの周波数として決定する。
<2.具体例>
ここで、具体例として、「出力端子が全部で4本(観測用出力端子が3本と、パディング識別信号用出力端子が1本)あって、200MHzを基準クロックとして稼動する7本の信号線S0〜S6を選択した場合」のダミー信号の出力処理について説明する。
図13及び14は、信号出力制御装置100がダミー信号の出力制御を行う際の信号の流れを示す概略図である。
図13の左図に示すように、S0〜S6の7本の信号線がセレクタ104によって選択され、右図に示すように、FIFOバッファ108には基準クロックの各サイクルにおける信号値がパラレルにバッファリングされる。
ここで、ダミー信号決定部118は、信号線数(7本)÷観測対象信号を出力する観測用出力端子数(3本)=2余り1を算出し、2個のダミー信号を付加すればいいことを決定する。
ダミー信号の個数が決定すると、ダミー信号生成部119が、ダミー信号決定部118で決定した個数(2個)のダミー信号を生成して出力制御部113する。
これを受けて、出力制御部113は、FIFOバッファ108から読み出した各サイクルにおける観測対象信号の信号値の末尾に2個のダミー信号を付加してパラレル/シリアル制御部115に送出することで、図14に示すように観測用出力端子を介して出力する。
また、このとき、600MHzの各の中で、2つのダミー信号によってパディングが行われているにおいて、「10」のパディング識別信号を出力する。
なお、出力クロック決定部110は、{観測対象信号の信号線数(7本)+ダミー信号数(2個)}*基準クロック(200MHz)≦観測対象信号の観測用出力端子数(3本)*fを満たす最小のfとして600MHzを出力として決定する。
このように、本実施の形態では、図14に示すように、観測対象信号の信号線数と観測用出力端子の本数が互いに倍数の関係にない場合であっても、基準クロックの各サイクルにおける信号値の末尾にダミー信号を付加することで、基準クロックの1サイクルあたりの各信号値を当該1サイクル分の期間内に出力できる。
また、観測用出力端子を介して観測対象信号の信号値を出力する際に、出力の各周期にダミー信号が含まれているか否かを示すパディング識別信号を出力するため、出力端子上で出力に基づいて信号の観測を行う際に、ダミー信号が出力されていることを認識することができることから、出力端子上で信号の値を観測しやすくなる。
<実施の形態4>
<1.実施の形態1との相違点>
次に、本発明の実施の形態5に係る信号出力制御装置200について説明する。
実施の形態4、実施の形態1の変形であって、複数の基準クロックで稼動する観測対象信号の信号値を外部に出力するように構成したものである。
信号出力制御装置200は、最大3種の異なる基準クロックで稼動する観測対象信号に対応するよう、信号線選択ブロック201と出力クロック決定ブロック205と信号出力制御ブロック211とを1つの機能ブロック群として、3つの機能ブロック群を有して成る。
また、実施の形態4では、実施の形態2及び3で示したサイクル境界信号用出力端子及びパディング識別信号用出力端子が備わっているともに、出力で信号値を出力する際に何サイクルごとに出力される信号群が変わるかの境界を示すクロック境界信号を出力するためのクロック境界信号用出力端子が備わっている。
図15は、信号線選択ブロック201の詳細な構成を示すブロック図である。
図16は、出力クロック決定ブロック205の詳細な構成を示すブロック図である。
図17は、信号出力制御ブロック211の詳細な構成を示すブロック図である。
なお、実施の形態1〜4と同様の構成については、同一の符号を付し、説明は省略する。
図15に示すように、信号線選択ブロック201には、信号決定部103と、3つのセレクタ104a〜104cが備わっている。これは、最大3種の基準クロックで稼動する信号を同時に選択するようにするためである。
信号決定部103は、基準クロックごとに信号線の中からユーザが観測を行いたい信号を選択して決定する。
セレクタ104a〜104cはそれぞれ、基準クロックごとに信号決定部103で決定した信号線を選択する。
図16に示すように、出力クロック決定ブロック205には、3つずつサンプリング部107a〜107c、ダミー信号決定部118a〜118c、サイクル境界決定部116a〜116c、及びFIFOバッファ108a〜108cが備わっており、1つの出力クロック決定部110が備わっている。
サンプリング部107a〜107cは、それぞれセレクタ104a〜104cが選択した信号線を流れる信号の信号値をサンプリングする。
FIFOバッファ108a〜108cはそれぞれ、サンプリング部107a〜107cがサンプリングした信号値をバッファリングする。
図17に示すように、出力制御部113は、FIFOバッファ108a〜108cのそれぞれから信号値を読み出し、パラレル/シリアル変換部115に送る。このとき、均等に各観測用出力端子から分散して信号値が出力されるよう、選択された全信号線数(N本)と観測用出力端子数(M本)とに応じて、FIFOバッファ108から読み出した信号値をM本の信号線に分散して送出する。具体的には、N本の信号線を観測用出力端子数(M本)で分割し、M分割された各信号線群に均等に信号値を分散してパラレル/シリアル変換部115に送出する。
また、本実施の形態では、サイクル境界信号生成部117、ダミー信号生成部118、及びクロック境界信号生成部120は、出力制御部113内に設けられている。
最後に、パラレル/シリアル変換部115が各信号値をシリアルに変換する。具体的には、M分割された各信号線群に流れる信号値をそれぞれ、出力周期補正部114で補正した出力にて、M本の各観測用出力端子に逐次出力する。
このように、信号出力制御装置200は、実施の形態1で説明してきた信号出力制御装置100の出力クロック決定ブロック105の構成に変更を加え、複数(最大3種)の基準クロックで稼動する信号線群の信号値を逐次出力することができるようにしたものである。
複数の基準クロックで稼動する信号群が選択された場合、出力クロック決定部110は、複数の基準クロックから最も高速な基準クロックと全信号線の本数とに基づいて出力クロックの周波数を決定し、出力制御部113は、各基準クロックで各信号の値をFIFOバッファ108a〜108cのそれぞれから取得するとともに、取得した各値を決定された出力ごとに逐次出力していく。
<2.具体例>
ここで、具体例として、「信号出力制御装置200の機能ブロック群ごとの内部信号線数が16本(SS0〜15、SS16〜SS31、SS32〜SS47)あって、観測用出力端子が全部で4本あり、200MHzを基準クロックとして稼動する8本の信号線群A(S0〜S8)と、150MHzを基準クロックとして稼動する6本の信号線群B(S0〜S5)と、100MHzを基準クロックとして稼動する3本の信号線群C(S0〜S2)とを選択した場合」の信号出力制御処理について説明する。
図18及び19は、信号出力制御装置200が信号出力制御を行う際の信号の流れを示す概略図である。
図18の左図に示すように、まず、観測したい信号線として、信号線群A(S0〜S7)と信号線群B(S0〜S5)と信号線群C(S0〜S2)とが選択される。
セレクタ104は、信号線群A〜Cの合計17本の信号線を選択すると、続いて、信号線群A〜Cのそれぞれに対応するサンプリング部107a〜107cが信号をサンプリングするとともに、図18の右図に示すように、各信号群の値ごとにFIFOバッファ108a〜108cにバッファリングされる。
すなわち、サンプリング部107aが信号線群Aの信号S0〜S7の各値をサンプリングして、この各信号値をFIFOバッファ108aがバッファリングする。サンプリング部107bが信号線群Bの信号S0〜S5の各値をサンプリングして、この各信号値をFIFOバッファ108bがバッファリングする。そして、サンプリング部107cが信号線群Cの信号S0〜S2の各値をサンプリングして、この各信号値をFIFOバッファ108cにバッファリングする。
その間、ダミー信号決定部118a〜118cは、セレクタ104が選択した信号線群A〜Cのそれぞれの信号線数と、記憶部109に記憶されている観測用出力端子の本数とに基づいて、各信号群の信号値を出力する際に末尾に付加するダミー信号数を算出する。
具体的には、ダミー信号決定部118bにおいて、信号群Bの本数(6本)÷観測端子数(4本)=1余り2より、信号群Bに係るダミー信号数が2と決定される。同様に、ダミー信号決定部118cにおいては、信号群Cの本数(3本)÷観測端子数(4本)=1余り−1より、信号群Cに係るダミー信号数が1と決定される。
次に、出力クロック決定部110は、信号群A〜Cの中で最も高速な信号群Aの基準クロックと、信号群A〜Cの全信号線の本数と、記憶部109に記憶されている観測用出力端子の本数と、ダミー信号決定部118a〜118cで決定したダミー信号数とに基づいて最適な出力を決定する。具体的には、上述した式に基づき、{全信号線数(17本)+ダミー信号総数(3個)}*信号群Aの基準クロック(200MHz)≦観測用出力端子数(4本)*fを満たす最小のf、すなわち、1000MHzを出力クロックの周波数として決定する。
続いて、出力制御部113が、FIFOバッファ108a〜108cにバッファリングされている各信号値を読み出し、ダミー信号決定部118a〜118cで決定した個数のダミー信号を各信号値の末尾に付加するとともに、信号群Aに係る信号から逐次パラレル/シリアル変換部115に送出していく。このとき、各観測用出力端子から分散して信号値が出力されるよう、セレクタ104で選択した信号線数(17本)と観測用出力端子数(4本)とに応じて、FIFOバッファ108から読み出した信号値を17本の信号線に分散して送出する。具体的には、17本の信号線(SA0〜SC2)を観測用出力端子数(4本)ずつ分割し、SA0〜SA3とSA4〜SA7とSB0〜SB3とSB4〜SB5+ダミー信号とSC0〜SC2+ダミー信号の各信号線群に均等に信号値を分散してパラレル/シリアル変換部115に送出する。
最後に、パラレル/シリアル変換部115が各信号値を逐次シリアルに変換する。具体的には、信号線SS0〜SS4とSS5〜SS9とSS10〜SS14の各信号線群に流れる信号をそれぞれ、1000MHz(すなわち、1/1000,000,000秒を1サイクルとして)で3本の各観測用出力端子に逐次出力する。
図18及び19を参照すると、信号群A、B、Cは、それぞれ200MHz、150MHz、100MHzであり、それぞれのサイクルは1/200,000,000秒、1/150,000,000秒、1/100,000,000秒である。これに対し、基準によれば1サイクルが1/200秒である。すなわち、信号群B及びCについては、基準よりもゆっくりとした速度で信号値がサンプリングしていることになり、遅延が生じる。このため、信号群B及びCについては、基準である200MHzの各サイクルで信号値が出力できない場合があり、厳密に言えば、信号群Bについては3サイクル中2サイクルの割合で、信号群Cについては2サイクル中1サイクルの割合で信号値の出力が間に合う。出力が間に合わないサイクルは、ダミー信号によりパディングが行われる。
なお、図19に示すように、出力制御部113は、実施の形態2で説明したように、サイクル境界決定部116が、信号群A〜Cの全信号線数(17本)÷観測用出力端子数(4本)=4余り1に基づき、基準クロックの各サイクルにおける信号値を出力する期間の境界が5周期ごとに出現することを決定し、これを受けて、サイクル境界信号生成部117が出力クロック(1000MHz)の5周期ごとにサイクル境界信号を、サイクル境界信号用出力端子を介して出力する。
また、出力制御部113は、実施の形態3で説明したように、パディングが行われてダミー信号が付加されている観測用出力端子と出力数を示すパディング識別信号を、パディング識別信号用出力端子を介して出力する。図19の例では、パディング識別信号は3ビットで表され、各において、ダミー信号が1つ含まれている場合は「001」、5つ含まれている場合は「100」のフラグを立て、ダミー信号が含まれていなければフラグを立てずに「000」のままとする。
さらに、クロック境界生成部120は、信号群A〜Cのそれぞれの信号線数と観測用出力端子数とに基づいて、出力で信号値を出力する際に何サイクルごとに出力される信号群が変わるかの境界を決定し、この境界を示すクロック境界信号を、クロック境界信号用出力端子を介して出力する。具体的には、信号群Aについては、信号線数(8本)÷観測用出力端子数(4本)=2により2サイクルであることが決定させる。同様に、信号群Bについては、6÷4=1余り2より、繰り上がって2サイクルであることが、信号群Cについては、3÷4=1余り−1より、1サイクルであることが決定される。
これにより、出力において、信号群Aから逐次出力する場合、最初の2サイクルは信号群Aの信号値を出力し、次の2サイクルで信号群Bの信号値を出力し、続く1サイクルで信号群Cの信号値を出力するという境界がわかる。
このように、本実施の形態では、図18に示すように互いに異なる基準クロックで稼動する複数の信号をパラレルに入力し、図19に示すように観測用出力端子数に応じた出力で各基準クロックの信号値をシリアルに出力する。
このように信号出力制御を行うことで、互いに異なる基準クロックで稼動する複数の信号線を選んで順次観測する場合であっても、各基準クロックの1サイクルあたりの各値を、当該1サイクル分の期間内に出力することができるため、全ての信号線の信号値をリアルタイムで観測することができる。
<補足>
(1)
実施の形態1〜3では、観測対象信号としてセレクタ104で9本又は6本の信号線を選択する例で説明したが、これに限定されるものではなく、観測対象信号として選択する本数は適宜ユーザが選択すればよい。
(2)
実施の形態1〜4では、観測用出力端子の本数が3本又は4本の例で説明したが、これに限定されるものではなく、信号出力制御装置が実装される集積回路パッケージの出力端子に合わせればよい。
(3)
実施の形態4では、最大3種の異なる基準クロックで稼動する信号線群を流れる信号の出力制御を行うよう、信号決定部103a〜103c、セレクタ104a〜104c、サンプリング部107a〜107c、ダミー信号決定部118a〜118c、及びFIFOバッファ108a〜108cを3つずつ備える例で説明したが、これに限定されるものではなく、リアルタイムで観測したい信号線の基準クロックの数に合わせて、適宜各部の個数を決定すればよい。
(4)
実施の形態1〜4では、信号出力制御装置内部の信号線数を15本又は48本としたが、これに限定されるものではなく、適宜、信号出力制御装置の設計に合わせればよい。
(5)
実施の形態1〜4では、均等に各観測用出力端子から分散して信号値が出力されるよう、出力制御部113が、信号出力制御装置内部の信号線数と観測用出力端子数とに応じて、FIFOバッファ108から読み出した信号値を分散して送出するようにしたが、これに限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、出力制御部113が制御を行う代わりに、セレクタ104が信号線を選択したときに、予め信号出力制御装置内部の信号線数と観測用出力端子数とに応じて、信号を分散してからFIFOバッファ108にバッファリングするようにしてもよい。
本発明の実施の形態1に係る信号出力制御装置100の構成を示すブロック図である。 信号出力制御装置100の信号線選択ブロック101の構成を示すブロック図である。 信号出力制御装置100の出力クロック決定ブロック105の構成を示すブロック図である。 信号出力制御装置100の信号出力制御ブロック111の構成を示すブロック図である。 信号出力制御装置100の信号出力制御動作を示すフローチャートである。 信号出力制御装置100の信号出力制御動作を示す概略図である。 信号出力制御装置100の信号出力制御動作を示す概略図である。 信号出力制御装置100の実施の形態2における出力クロック決定ブロック105の構成を示すブロック図である。 信号出力制御装置100の実施の形態2における信号出力制御ブロック111の構成を示すブロック図である。 信号出力制御装置100の実施の形態2における信号出力制御動作を示す概略図である。 信号出力制御装置100の実施の形態3における出力クロック決定ブロック105の構成を示すブロック図である。 信号出力制御装置100の実施の形態3における信号出力制御ブロック111の構成を示すブロック図である。 信号出力制御装置100の実施の形態3における信号出力制御動作を示す概略図である。 信号出力制御装置100の実施の形態3における信号出力制御動作を示す概略図である。 本発明の実施の形態4に係る信号出力制御装置200における信号線選択ブロック201の構成を示すブロック図である。 信号出力制御装置200における出力クロック決定ブロック205の構成を示すブロック図である。 信号出力制御装置200における信号出力制御ブロック211の構成を示すブロック図である。 信号出力制御装置200の信号出力制御動作を示す概略図である。 信号出力制御装置200の信号出力制御動作を示す概略図である。
符号の説明
100、200 信号出力制御装置
102 基準クロック決定部
103 信号決定部
104 セレクタ
105、205 出力クロック決定ブロック
106 基準クロック選択部
107 サンプリング部
108 FIFOバッファ
109 記憶部
110 出力クロック決定部
111、211 信号出力制御ブロック
112 分周器
113 出力制御部
114 出力クロック補正部
115 バラレル/シリアル変換部
116 サイクル境界決定部
117 サイクル境界信号生成部
118 ダミー信号決定部
119 ダミー信号生成部

Claims (4)

  1. 信号線群から2以上の信号線を選択する信号線選択部と、
    前記信号線選択部により選択された信号線を流れる信号の基準クロックを選択する基準クロック選択部と、
    前記基準クロック選択部により選択された基準クロックと、前記信号線選択部で選択された信号線の本数とに基づいて出力クロックを決定する出力クロック決定部と、
    前記信号線選択部により選択された信号線を流れる各信号を前記基準クロックでサンプリングし、サンプリングした各信号値を前記出力クロック決定部により決定された出力クロックの各サイクルで逐次出力する信号出力制御部と
    前記信号線選択部で選択された信号線を流れる信号を出力するための観測用出力端子と、
    前記出力クロック決定部により決定された出力クロックで出力する際、前記信号出力制御部が前記基準クロックの1サイクルにおける各信号の値を出力する期間と、1サイクルに続く次サイクルにおける信号の値を出力する期間との境界を示すサイクル境界信号を生成するとともに、生成したサイクル境界信号を前記観測用出力端子以外の出力端子を介して出力するサイクル境界信号出力部とを備える
    ことを特徴とする信号出力制御装置。
  2. 信号線群から2以上の信号線を選択する信号線選択部と、
    前記信号線選択部により選択された信号線を流れる信号の基準クロックを選択する基準クロック選択部と、
    前記基準クロック選択部により選択された基準クロックと、前記信号線選択部で選択された信号線の本数とに基づいて出力クロックを決定する出力クロック決定部と、
    前記信号線選択部により選択された信号線を流れる各信号を前記基準クロックでサンプリングし、サンプリングした各信号値を前記出力クロック決定部により決定された出力クロックの各サイクルで逐次出力する信号出力制御部と
    前記信号線選択部で選択された信号線を流れる信号を出力するための観測用出力端子と、
    前記出力クロック決定部により決定された出力クロックで出力する際、前記信号出力制御部が前記基準クロックの1サイクルにおける各信号の値を出力する期間内で、前記観測用出力端子の中で信号の出力を行わない観測用出力端子があるとき、所定の値を示すダミー信号を生成するとともに前記出力を行わない観測用出力端子を介して出力することでデータパディングを行い、かつ前記ダミー信号が出力されている観測用出力端子数と出力数を示すパディング識別信号を出力するダミー信号出力部とを備える
    ことを特徴とする信号出力制御装置。
  3. 信号線群から2以上の信号線を選択する信号線選択部と、
    前記信号線選択部により選択された信号線を流れる信号の基準クロックを選択する基準クロック選択部と、
    前記基準クロック選択部により選択された基準クロックと、前記信号線選択部で選択された信号線の本数とに基づいて出力クロックを決定する出力クロック決定部と、
    前記信号線選択部により選択された信号線を流れる各信号を前記基準クロックでサンプリングし、サンプリングした各信号値を前記出力クロック決定部により決定された出力クロックの各サイクルで逐次出力する信号出力制御部と
    前記信号線選択部で選択された信号線を流れる信号を出力するための観測用出力端子とを備え、
    前記信号線選択部は、信号線群から互いに異なる基準クロックの信号が流れる複数の信号線を選択し、
    前記基準クロック選択部は、前記信号線選択部により選択された信号線を流れる信号の互いに異なる基準クロックを選択し、
    前記出力クロック決定部は、前記互いに異なる基準クロックの中から最も高速な基準クロックと、前記信号線選択部により選択された信号線の本数とに基づいて出力クロックを決定し、
    前記信号出力制御部は、前記信号選択部により選択された信号線を流れる各信号を各基準クロックでサンプリングし、サンプリングした各信号値を前記出力クロック決定部により決定された出力クロックの各サイクルで出力し、
    さらに、前記出力クロック決定部により決定された出力クロックで各信号の値を出力する際、前記各基準クロックの各信号値を出力するサイクル期間ごとの境界を示すクロック境界信号を生成するとともに、生成したクロック境界信号を前記観測用出力端子以外の出力端子を介して出力するクロック境界信号出力部を備える
    ことを特徴とする信号出力制御装置。
  4. 信号線群から2以上の信号線を選択する信号線選択部と、
    前記信号線選択部により選択された信号線を流れる信号の基準クロックを選択する基準クロック選択部と、
    前記基準クロック選択部により選択された基準クロックと、前記信号線選択部で選択された信号線の本数とに基づいて出力クロックを決定する出力クロック決定部と、
    前記信号線選択部により選択された信号線を流れる各信号を前記基準クロックでサンプリングし、サンプリングした各信号値を前記出力クロック決定部により決定された出力クロックの各サイクルで逐次出力する信号出力制御部と
    前記信号線選択部で選択された信号線を流れる信号を出力するための観測用出力端子とを備え、
    前記信号線選択部は、信号線群から互いに異なる基準クロックの信号が流れる複数の信号線を選択し、
    前記基準クロック選択部は、前記信号線選択部により選択された信号線を流れる信号の互いに異なる基準クロックを選択し、
    前記出力クロック決定部は、前記互いに異なる基準クロックの中から最も高速な基準クロックと、前記信号線選択部により選択された信号線の本数とに基づいて出力クロックを決定し、
    前記信号出力制御部は、前記信号選択部により選択された信号線を流れる各信号を各基準クロックでサンプリングし、サンプリングした各信号値を前記出力クロック決定部により決定された出力クロックの各サイクルで出力し、
    さらに、前記出力クロック決定部により決定された出力クロックで出力する際、前記信号出力制御部が前記2以上の基準クロックのうち1の基準クロックで各信号の値を出力する期間内で、前記観測用出力端子の中で出力を行わない観測用出力端子があるとき、ダミー信号を生成するとともに前記出力を行わない観測用出力端子を介して出力することでデータパディングを行い、かつ前記ダミー信号が出力されている観測用出力端子数と、出力クロック周波数を示すパディング識別信号を出力するダミー信号出力部を備える
    ことを特徴とする信号出力制御装置。
JP2005220653A 2004-08-02 2005-07-29 信号出力制御装置、及び信号出力制御方法 Expired - Fee Related JP4464329B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005220653A JP4464329B2 (ja) 2004-08-02 2005-07-29 信号出力制御装置、及び信号出力制御方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004225350 2004-08-02
JP2005220653A JP4464329B2 (ja) 2004-08-02 2005-07-29 信号出力制御装置、及び信号出力制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006072984A JP2006072984A (ja) 2006-03-16
JP4464329B2 true JP4464329B2 (ja) 2010-05-19

Family

ID=36153490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005220653A Expired - Fee Related JP4464329B2 (ja) 2004-08-02 2005-07-29 信号出力制御装置、及び信号出力制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4464329B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5146179B2 (ja) * 2008-07-31 2013-02-20 富士通株式会社 集積回路及びそのモニタ信号出力方法
JP6446937B2 (ja) * 2014-09-18 2019-01-09 日本電気株式会社 ロジック解析端末及びロジック解析システムと遅延補正方法並びにプログラム
JP6841032B2 (ja) * 2016-12-27 2021-03-10 富士電機株式会社 動作検証回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006072984A (ja) 2006-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6389489B1 (en) Data processing system having a fifo buffer with variable threshold value based on input and output data rates and data block size
US5696772A (en) Test vector compression/decompression system for parallel processing integrated circuit tester
US20040049723A1 (en) Semiconductor integrated circuit with a test circuit
US7743305B2 (en) Test apparatus, and electronic device
US20080129561A1 (en) Multiplexer for controlling data output sequence and parallel-to-serial converter using the same
JP4464329B2 (ja) 信号出力制御装置、及び信号出力制御方法
JPWO2007119300A1 (ja) 再構成可能デバイスのテストシステム及びその方法並びにそれに用いる再構成可能デバイス
JP2005214732A (ja) クリティカル・パス評価方法及び遅延状態計測回路、並びにlsi製造方法
JP2001236306A (ja) データ転送方法及び装置
KR20050047353A (ko) 메인프로세서의 패킷 헤더 처리 효율 향상을 위해 패킷헤더 필더를 추출해 정렬하는 패킷프로세서,버퍼메모리제어장치 및 그 방법
US10326465B1 (en) Analog to digital converter device and method for generating testing signal
US7193928B2 (en) Signal output device and method for the same
US20070192660A1 (en) Semiconductor device and method of adding tester circuit for the same
US9970987B2 (en) Method and apparatus for test time reduction using fractional data packing
JP2003066123A (ja) テスト方法およびテスト装置並びにテスト装置の構築方法
CN102778645A (zh) 一种jtag主控制器及其实现方法
US20040181723A1 (en) Scan test control method and scan test circuit
JP2007178387A (ja) 半導体集積回路装置
KR101837898B1 (ko) 병렬 테스트를 수행하는 회로 자체 테스트 장치 및 그 동작 방법
US7035887B2 (en) Apparatus and method for data shifting
US20060282731A1 (en) Semiconductor integrated circuit and method of testing same
US20050117574A1 (en) Data transmission system, terminal device, data transmission method, and recording medium
US20120194249A1 (en) Semiconductor Integrated Circuit
US6795945B2 (en) Method and arrangement for testing digital circuits
CN117852488B (zh) 一种高速串行数据收发系统及时序自适应方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140226

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees