JP4464034B2 - 前照灯洗浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に装備された前照灯やフロントガラスなどを少なくとも1つのスプレーノズルから放出される洗浄液によって洗浄するための装置、特にスプレーノズルが休止位置では自動車の車体に隠蔽及び/又は収納され、洗浄液を放出する洗浄位置ではアクチュエータによって適正位置に配置されるように装備されている形式の洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の前照灯とフロントガラスは、それらの前面で枢動できるように配置されたワイパーによって洗浄され、このワイパーはワイパブレードの動きとスプレーノズルから放出される洗浄液の散布によってガラス表面を洗浄することは公知である。昨今、自動車前照灯のカバーは比較的引っ掻き傷の付き易いプラスチック製のカバー部材からなっている。構成部材が傷付き易いことから、前照灯のカバーの洗浄にワイパーを使用することは今や想定外である。即ち、ワイパーが前照灯カバーに付着した汚れの粒子をガラス表面全体に広げ、その範囲に引っ掻き傷を残すことになるからである。
【0003】
また、最近の自動車前照灯は、曲線的で空気力学的に適合した外形をしているものが殆どであるため、従来のワイパーを使用することが困難或いは不可能ともなっている。更に、前照灯の前面で目に付く場所にあるワイパーは美的観点からも好ましくない。
【0004】
従って、最近の前照灯洗浄システムではワイパーをもはや使用せず、むしろ前照灯カバーをスプレーノズルから加圧放出される洗浄液の噴射によって洗浄するだけとなっている。この場合、最低限の洗浄液消費量で最高の洗浄結果が得られるように前照灯カバーの前面にスプレーノズルを配置する必要がある。適用される圧力が前照灯カバーに対するスプレーノズルの間隔と配置との関数であることを推測するのは容易である。
【0005】
ワイパーを用いない公知の前照灯洗浄装置では、スプレーノズルは自動車のバンパーの上にむきだしの状態で装着されていた。前照灯カバーに対する間隔や洗浄液ジェットの噴射角度を適正にするために、スプレーノズルをバンパー上の小さなツノ状の突出部分に取付けることが知られている。
【0006】
最近の前照灯洗浄装置では、スプレーノズルは隠れるように配置されている。このために、車体の前照灯部分或いはバンパーに開口部が設けられ、この開口部からスプレーノズルが入れ子形式で伸長できるようになっている。この種の前照灯洗浄装置は「ポップアップノズル」としても知られている。この場合、スプレーノズルは、自動車の車体或いはバンパーの開口部を面一に閉じるカバーの内側に配置されている。このカバー付ノズルは、リターンスプリングによって元の位置に復帰する入れ子シリンダー装置に固定されている。このシリンダー装置は洗浄液の圧力による流体圧で作動でき、この場合、まずシリンダーに作用するリターンスプリングの圧力は、洗浄液の圧力によってスプレーノズルが伸長する際にその洗浄液圧力で生じる力より弱いものでなければならない。
【0007】
かかるシリンダー装置のストローク運動が大きくなるほど、ノズルの伸長動作に必要な洗浄液の量が増加する。
【0008】
それにより様々な不利益が生じる。即ち、一方では洗浄液の消費量を抑える必要があるのに対し、ノズルの伸長のために大量の洗浄液が必要となるのはその要件に沿うものではない。更に、洗浄液の圧力を最小限度に抑えることが必要であり、その理由は、高圧下で作動する前照灯洗浄装置の実装には高価なポンプとホースによる連結が必要であり、この連結にはサージ圧力に対する完全なシール性能も保証されなければならず、その結果、全体として関連コストが増加するからである。
【0009】
更に、バンパー内或いは車体内に洗浄装置全体を収納するための比較的大きなスペースが必要となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本願の目的は、前述の欠点が充分に回避されるように冒頭で述べた形式の前照灯又はフロントガラスなどの洗浄装置を改良することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的は、本発明によれば、スプレーノズルと共にアクチュエータによる駆動で枢動軸を中心として枢動することによりスプレーノズルの休止位置では車体開口部に嵌め込まれて該開口部を閉じると共に洗浄位置では該車体開口部から持ち上げられて該開口部を開くフラップ又はカバーを設け、休止位置へは車体開口部へ枢動して退避すると共に洗浄位置へはアクチュエータの作動によって車体開口部から枢動して出てくるようにアクチュエータによる駆動で車体に対して前記枢動軸を中心として枢動される取付部にスプレーノズルを装着し、アクチュエータと前記枢動軸とを全体として車体開口部の内側の車体内スペースの内部に収納配置することによって達成され、この場合、前記アクチュエータはピストン・シリンダーユニット及び該ピストン・シリンダーユニットのピストンの直線ストローク運動を該ピストンの軸心周りの回転運動に変換する回転駆動機からなり、前記ピストンの直線ストローク運動がピンを介して前記回転駆動機に伝達され、該回転駆動機によって変換された回動運動が洗浄位置へのスプレーノズルの外向き移動を生起するピボット部材に伝達され、この回転駆動機の回転軸心は前記ピボット部材の枢動軸と同軸である。
【0012】
スプレーノズルが枢動により車体の外部へ変位可能であるということは、洗浄対象面の前面の適切な位置にスプレーノズルをより簡単に位置させ得ることを意味する。更に、関連部品の収納に必要な車体内のスペースを小さくすることもできる。例えば、アクチュエータを車体内で横向きに配置すること、換言すれば、洗浄装置の枢動軸にほぼ平行に且つ車体の外面にほぼ平行となるように配置することが容易に可能となる。
【0013】
更に、スプレーノズルを枢動可能に配置することで、枢動の角度範囲に関して任意の制限を与えることが可能となる。かかる変位機構は、自動車の走行方向に対してわずかに傾斜した照射角で取り付けられている前照灯の洗浄に特に適している。
【0014】
本発明による洗浄装置の好適な一実施形態では、スプレーノズルと取付部は休止位置において車体開口部を車体外面と面一にカバーする枢動フラップの内側に配置されている。
【0015】
例えば、スプレーノズルは、休止位置では外から見えないように、フラップの裏側、即ち休止位置で隠蔽される側に固定することができる。本発明による装置は2つ以上のスプレーノズルを有していてもよいことは当業者には自明なことである。アクチュエータは、流体圧、つまり例えばスプレーノズルから放出すべき洗浄液の圧力で作動するものであることが望ましい。これに関して、洗浄液の流体圧は、スプレーノズル或いはフラップの変位動作を実行するために公知の方法でまず利用される。フラップが移動端衝合部で支承される位置に到達すると、洗浄液の圧力が自然に上昇する。この圧力上昇は圧力リリーフ弁を開くのに利用でき、このリリーフ弁がスプレーノズルへの通路を開いてノズルから洗浄液を放出させる。
【0016】
アクチュエータは、洗浄位置へのスプレーノズルの変位動作を生起する少なくとも1つのピボットアーム又はピボットレバーに対して作用を与えるものであることが好ましい。
【0017】
洗浄動作が終了次第、装置が自動的に休止位置へ枢動復帰されることを確実にするために、スプレーノズルをリターンスプリングによって休止位置に保持することが望ましい。スプレーノズルが枢動して洗浄位置に出てくる時は、アクチュエータはまずリターンスプリングのばね力に打ち勝たなければならない。
【0018】
アクチュエータは、洗浄液の流体圧によって作動するピストン・シリンダーユニットの形態であることが望ましい。
【0019】
本発明の一実施形態では、アクチュエータはピボットアームに対して作用するピストンロッドを含み、この場合、ピストンの直線ストローク運動がピボットアームの枢動軸を中心とする回転運動に変換される。かかるアクチュエータのための構成は、入れ子式で作動する伸長構造に比べて、比較的小さなスペースしかとらない。更に、本発明によるアクチュエータを作動するために必要な洗浄液は比較的少量、具体的には入れ子式の伸長構造と比べて約5分の1の液量ですむ。
【0020】
同様に小さなスペースですむ洗浄装置の別の構造では、アクチュエータのピストンが直接その端部で牽引エレメントに対して作用し、この牽引エレメントはシリンダーを通してピボットアームに接続されている。この構造によってピストンロッドのための設置スペースが節約される。
【0021】
ピボットアームは、ピストン・シリンダーユニット或いはそのシリンダーハウジング自体のためのホルダーに枢動可能に装着してもよい。
【0022】
本発明による洗浄装置の別の変形構成では、アクチュエータはピボットアームの枢動軸と同軸の回転軸心をもつ流体圧回転駆動機の形態をとることもできる。これに相応する回転駆動機は、例えば国際公開第WO00/51745号パンフレットで公知である。
【0023】
好ましくは回転駆動機はシリンダー内で直線移動可能で洗浄液により作動させることのできるピストンを含み、このピストンは、シリンダー内に回転及び長手方向移動可能に支持されたロータに作用し、このロータがピボットアームの枢動軸を形成するトラニオンを有している。このような回転駆動機は、ピボットアーム又はピボットアームアッセンブリの枢動軸上に延在しているので特に小型であり、スペースの節約に多大に貢献する。
【0024】
ここで、既に触れたように、共通の枢動軸周りに回転可能な二つのピボットアームを備えたピボットアームアッセンブリを設けることが可能である。このような構成は特に頑丈で安定しており、このことは、洗浄装置に作用する可能性のある風圧に配慮すると有益なことである。
【0025】
本発明による洗浄装置の第1実施形態では、フラップはその洗浄対象面側の縁部をほぼ車体の外面位置レベルに延在する枢動軸によって立ち上げ可能となっている。
【0026】
これに替えて、取付部をカバー部材の形態とし、このカバー部材を車体から持ち上げて洗浄対象面の前面位置へ枢動できるようにし、休止位置では車体の開口部を車体外面と面一に閉じるようにしてもよい。
【0027】
この場合、スプレーノズルはカバーの外側に配置されるべきである。この構成は、洗浄対象面の前面、特に洗浄対象面に近接した前面位置に適切な角度で洗浄装置を位置付けできるという利点を持つ。
【0028】
好ましくはアクチュエータを通して洗浄液をスプレーノズルへ導く手段が設けられている。
【0029】
洗浄液はホースを経由で導くことができ、或いはその代替として、洗浄液を洗浄液ノズルへ送るために少なくとも1つのピボットアームの中に少なくとも一つの導管を設けてもよい。これにより、洗浄液用ホースを全て排除して構成を特にコンパクトにすることができる。
【0030】
本発明による洗浄装置は好適には自動車のバンパー又はその周辺を取り囲む装飾材の内部に組み込まれる。
【0031】
【発明の実施の形態】
本発明を添付図面に示された実施形態によって詳述すれば以下の通りである。
【0032】
図1及び2は、本発明の第1実施形態による洗浄装置1を示している。この洗浄装置1は前照灯洗浄装置の形態であるが、本発明は同様の洗浄装置をフロントガラスなどの洗浄用にも設計できると言う趣旨で解釈されるべきであることは述べるまでもない。
【0033】
図示の実施形態では、洗浄装置1は自動車の前照灯3の前面位置でバンパー2に組み込まれている。バンパー2又はその周囲もしくはそれを覆う装飾材には開口部4が設けられており、この開口部は、例えば型抜きされるか、或いはバンパー2の製造時に既に設けられているものである。
【0034】
以下においては、説明を簡潔にするため、前照灯3の前面位置の車体部分をバンパーと呼ぶことにするが、ここで言うバンパーには、一般的な意味でプラスチック製の装飾材或いは外装材、即ち、内部に実際の衝撃吸収バンパー構造を装備している装飾材や外装材が包含されるものである。既に述べた通り、洗浄装置1は基本的に自動車の車体或いは車体の装飾部のいずれの箇所にも組み込むことが可能である。
【0035】
図1及び2に示す実施形態では、バンパー2の開口部4は適合する外形のフラップ5によって面一に閉じられるが、このフラップ5の裏側にはスプレーノズル7を担持したスプレーノズルハウジング6が固定されたままである。このフラップ5は、枢動軸8の位置でピボットレバー9を備えたスピンドルに取り付けられている。この枢動軸8を形成するスピンドルは、シリンダー10と共に固定ブラケット11によって支持されている。固定ブラケット11は、符号12で示すホルダーによってバンパー2の内部に装着されている。
【0036】
洗浄液によって作動可能なピストン13は、シリンダー10内に直線スライドできるように配置されている。このピストン13は、ピボットレバー9に枢動可能に連結されたピストンロッド14を有している。
【0037】
シリンダー10とピストン13とピストンロッド14によって構成されたリニア・アクチュエータには、符号15で示す供給管路を介してポンプ(図示せず)による同じく図示しない洗浄液容器又はタンクからの洗浄液が供給される。洗浄液はピストンロッド14側のピストン13の受圧面に作用し、それによってピストン13を図2に示す位置に移動させる。これによりピボットレバー9が図2に示す位置に移動し、その結果、枢動軸スピンドル8の回転運動とフラップ5の外方への展開変位動作が生起される。ピストン13が図2に示す限界位置に達すると洗浄液はシリンダー10内から導管16を介してスプレーノズル7へ向かって流出できるようになる。
【0038】
供給管路15と導管16は、図示の実施形態においてはホースの形態である。最も単純な場合は、スプレーノズルハウジング6内に配置されて導管16又はシリンダー10内の圧力が予め定められた値より上昇したときに開くリリーフ弁によって洗浄液をスプレーノズル7へ流出できるようにする。これに代えて、ピストン13が図2に示す限界位置にあるときに機械的に駆動されて開く弁を設けてもよい。この代替策は、図1及び2においてピストン13がその限界位置にあるときのみ洗浄液の流出を可能とする導管又は通路として破線で示してある。
【0039】
洗浄液の供給を絶つとフラップ5はリターンスプリング17の力で戻されて図1に示す閉鎖位置に復帰する。
【0040】
ここで、本発明におけるアクチュエータと言う用語は、洗浄装置の外方への変位動作を生起するための駆動機を表すために使われていることに注意すべきである。
【0041】
さて本発明による洗浄装置1の第2実施形態を示す図3及び4を参照すると、この洗浄装置も横形配置のアクチュエータ(当分野の技術水準によれば入れ子式のシリンダー配列は対照的に縦形配置のアクチュエータと見なされている)を含んでいる。
【0042】
以下に述べる各実施形態では、同一機能の構成部分はそれぞれ同じ符号で示すものとする。
【0043】
図3及び4から明らかなように、これらの図に示されている洗浄装置1には、図1及び2に示した洗浄装置と比較して、全体が外方へ向かって枢動可能なフラップ5が装備されており、このフラップ5の裏側にはスプレーノズル7を有するスプレーノズルハウジング6が配置されている。フラップ5は、スピンドルによって形成された共通枢動軸8を中心にして回転可能に配置された2つのピボットアーム18によって担持されている。枢動軸スピンドル8は、シリンダー10に一体結合されている両側の取付突起20にそれぞれ貫設された各取付穴19を通して延在している。両側の取付突起20の間の部分では、一端で取付突起20に支承され、他端でスプレーノズルハウジング6に支承されたコイル状のリターンスプリング17により枢動軸スピンドル8が囲まれている。この実施形態では、スプレーノズルハウジング6は両側のピボットアーム18の間でこれらピボットアームに取り付けられている。またフラップ5もこれらピボットアーム18に担持されている。対照的に第1実施形態(図1及び2)ではスプレーノズルハウジング6はフラップ5に直接固定されている。
【0044】
両側のピボットアームは、枢動軸スピンドル8から径方向に延在してピボットレバーとして機能する第1レグ21と、フラップ5と平行に延在する第2レグ22と、第1レグ21と平行に延在する第3レグと、フラップ5と平行に延在する第4レグとをそれぞれ形成している。各第1レグ21には、シリンダー10に設けられたスロット26を中央部で貫通するほぼC字状の牽引あぶみ部材25の両端が止着されている。ピストン13はシリンダー内に長手方向にスライドできるように配置され、シリンダー内壁面に対してシールされた状態となっているが、このピストンは、洗浄液の圧力がピストン13に作用すると枢動軸スピンドル8を中心として第1レグ21が枢動するようにその一端面で牽引あぶみ部材を押圧する。牽引あぶみ部材は、両側のピボットアーム18の各第1レグ21のほぼ中程の位置に係合している。
【0045】
図1及び2に示した洗浄装置では、洗浄液は符号15で表した供給管路からシリンダー10内に流入し、この洗浄液は、導管16を通してスプレーノズル7に送られている。複数のスプレーノズル7がスプレーノズルハウジング6に固定されている場合、洗浄液の分配はスプレーノズルハウジング6内で行われなければならない。
【0046】
図3〜5に示す実施形態では、シリンダー10は、スロット26の領域で一端が開放されている。シリンダー10の封止は、ピストン13の周面上の全周溝27内に装着されてシリンダー10の内壁面との間を密封するシールリング38によって果たされている。
【0047】
先行実施形態に関連して既述した通り、車体内側へ枢動した休止位置へのスプレーノズル7の復帰運動はリターンスプリング17によって生起される。
【0048】
洗浄装置の第3実施形態を図6〜13に示す。この実施形態では、アクチュエータは流体圧回転駆動機の形態である。第2実施形態の場合と全く同様に、この実施形態も2つのピボットアーム18を備えたピボットアーム構造を採用しており、両側のピボットアーム18にはそれらの間にスプレーノズルハウジング6が組み込まれ、またフラップ5が担持されている。但し、流体圧回転駆動機28は先行実施形態の場合のように枢動軸8に対して横断方向に延在しているのではなく、枢動軸8と平行に、即ち枢動軸上に延在している点が注目されよう。これは図8からも特に明らかである。ここで、回転駆動機28のシリンダー10は両側のピボットアーム18の間に延在し、シリンダー10の一端には第1取付トラニオン29が一体形成され、このトラニオンは一方のピボットアーム18に設けられた取付穴30内に回転可能に軸支されている。シリンダ10内には枢動軸8の軸心上でスライドできるようにピストン13が配置されており、このピストンはヘッド側受圧面31とは反対側の端部がシリンダ外部に開放されている。ピストン13の開放端にはロータ32が内挿され、このロータの先端部が他方のピボットアーム18に相対回転不能に連結された第2取付トラニオンを形成している。ロータ32はピストン13内で周方向にガイドされ、ピストン13に圧力が作用した際には洗浄液によって加えられた力の作用方向に向かってピストンがロータ32に対して軸方向に相対変位するようになっている。この場合、後述するようなロータ32の外周面に対する適切なガイド機構によりロータ32が回転運動を起こし、これが最終的には枢動軸8を中心とする両ピボットアーム18の回転運動を生起することになる。
【0049】
特に図11及び13から明らかなように、ロータ32にはその外周面に互いに180度離れた2つの螺旋スロット開口34が設けられており、これらの螺旋スロット開口34には1本のピン35が通されている。また、ピン35はシリンダー10の外壁36も貫通し、更にシリンダー10に設けられた直線状スロット26も貫通している(図10参照)。このようにして、ピストン13はスロット26を貫通したピン35によりシリンダー10に対して相対回転不能に固定されている。ピストンが洗浄液の作用を受けると、ピン35は渦巻き状の螺旋スロット開口34内でスライド運動を行い、これによってピストン13の直線運動とロータ32の回転運動との合成運動が生起される。
【0050】
ピン35に代えて、ピストン13に急勾配の雌ねじを設けると共にロータ32には対応する急勾配の雄ねじを設けても良いことは当業者に自明のことである。更に、ピストン13の自転を阻止する手段をシリンダー10の内周面と連携動作する形態でピストン13の外周面に設けておく必要がある。別の代替策として、スロット26は螺旋形状とし、一方、ピン35はロータ32内の穴に固定することもできる。
【0051】
ピストン13の直線運動は、一端がロータ32に支承され、他端がピン35に支承されている圧縮ばね37の力に抗して生起される。
【0052】
図8は洗浄装置1の休止位置におけるピストン13を示し、一方、図12は、ロータ32に対して完全に伸長した位置にあるピストン13を示している。
【0053】
ピストン13は、全周シールリング8によってシリンダー10の内周面に対して封止されている。また、前述の実施形態の場合と同様に、洗浄液は供給管路15によってシリンダー10に流入し、そこから導管16を介してスプレーノズル7に送られている。
【0054】
図14及び15に示す実施形態では、アクチュエータは第2実施形態(図3〜5参照)のものと同様であるが、枢動軸8はバンパー2の外面からかなり下方で前照灯3側の位置に延在している点が注目されよう。スプレーノズル7は、符号39で表されたカバーの外面上に直接取り付けられており、従って休止位置において見えることになる。フラップ5でも同様であるが、カバー39はバンパー2の開口部4にぴったりと嵌め込まれ、その周縁でバンパー2の外面と面一に終わっている。アクチュエータは、バンパー2内で前照灯3の幾分下方にあるホルダー12によって固定されている。両側のピボットアーム18は、枢動軸8を中心とする回動によってカバー39を開口部4から持ち上げ、それによりスプレーノズル7を図15に示す前照灯3の前面下方の適切な位置にすることができるような構成配置のものである。
【0055】
最後に、本発明による洗浄装置の第5実施形態を示す図16及び17を参照すると、この実施形態における洗浄装置1は図14及び15に示した洗浄装置1にほぼ対応するが、アクチュエータは前述流体圧回転駆動機28の形態である。
【0056】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明による洗浄装置においては、休止位置では車体内に枢動して入り込むと共にアクチュエータによって洗浄位置に枢動して出てくるように車体に枢動可能に固定された取付部にスプレーノズルが装着されているので、スプレーノズルが枢動により車体の外部へ変位可能であり、従って従来の入れ子式で作動する伸長構造に比べて洗浄対象面の前面の適切な位置にスプレーノズルをより簡単に位置させることができ、しかも関連部品の収納に必要な車体内のスペースを小さくすることが可能である。特に本発明による洗浄装置はアクチュエータを車体又はバンパー内に縦形ではなく横形に配置して洗浄装置の枢動軸にほぼ平行に且つ車体の外面にほぼ平行となるように配置することが容易に可能であり、またスプレーノズルを枢動可能に配置することで枢動の角度範囲に関して任意の制限を与えることも可能であり、従って自動車の走行方向に対してわずかに傾斜した照射角で取り付けられている前照灯の洗浄に特に適した洗浄装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】休止位置における本発明の第1実施形態による洗浄装置を内部に配置した自動車バンパーの断面図である。
【図2】洗浄位置における図1の洗浄装置を示す断面図である。
【図3】休止位置における本発明の第2実施形態による洗浄装置を図1及び2に対応して示す断面図である。
【図4】洗浄位置への途中の立ち上り状態における図3の洗浄装置の断面図である。
【図5】図3のV−V線矢視断面図である。
【図6】休止位置における本発明の第3実施形態による洗浄装置を示す断面図である。
【図7】洗浄位置における図6の洗浄装置を示す断面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線矢視断面図である。
【図9】図8のIX−IX線矢視断面図である。
【図10】図8のX−X線矢視断面図である。
【図11】回転駆動機のロータを示す外観図である。
【図12】本発明の第3実施形態による洗浄装置が立ち上り状態又は洗浄位置にあるときの回転駆動機の断面図である。
【図13】ロータが移動端衝合部に達したときのロータの位置を示す説明図である。
【図14】休止位置における本発明の第4実施形態による洗浄装置を示す断面図である。
【図15】洗浄位置における図14の洗浄装置を示す断面図である。
【図16】休止位置における本発明の第5実施形態による洗浄装置を示す断面図である。
【図17】洗浄位置における図16の洗浄装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1:洗浄装置
2:バンパー
3:前照灯
4:開口部
5:フラップ
6:スプレーノズルハウジング
7:スプレーノズル
8:枢動軸
9:ピボットレバー
10:シリンダー
11:固定ブラケット
12:ホルダー
13:ピストン
14:ピストンロッド
15:供給管路
16:導管
17:リターンスプリング
18:ピボットアーム
19:取付穴
20:取付突起
21:第1レグ
22:第2レグ
23:第3レグ
24:第4レグ
25:牽引あぶみ部材
26:スロット
27:溝
28:回転駆動機
29:第1取付トラニオン
30:取付穴
31:流体圧作動ピストン面
32:ロータ
33:第2取付トラニオン
34:螺旋スロット開口
35:ピン
36:シリンダ外周面
37:圧縮ばね
38:シールリング
39:カバー

Claims (14)

  1. 自動車に装備されている前照灯又はフロントガラスを少なくとも1つのスプレーノズル(7)から放出される洗浄液によって洗浄する装置であって、スプレーノズル(7)が自動車の車体開口部へ退避した休止位置から前記車体開口部の外側で洗浄液の放出を行うための洗浄位置へ出てくるようにアクチュエータによって駆動されるものにおいて、スプレーノズルと共に前記アクチュエータによる駆動で枢動軸を中心として枢動することによりスプレーノズルの休止位置では前記車体開口部に嵌め込まれて該開口部を閉じると共に洗浄位置では該車体開口部から持ち上げられて該開口部を開くフラップ又はカバーを備え、スプレーノズル(7)が、前記休止位置へは前記車体開口部へ枢動して退避すると共に前記洗浄位置へはアクチュエータの作動によって前記車体開口部から枢動して出てくるように前記アクチュエータによる駆動で車体に対して前記枢動軸を中心として枢動される取付部に装着され、前記アクチュエータと前記枢動軸とが全体として前記車体開口部の内側の車体内スペースの内部に収納配置され、前記アクチュエータはピストン・シリンダーユニット及び該ピストン・シリンダーユニットのピストン(13)の直線ストローク運動を該ピストンの軸心周りの回転運動に変換する回転駆動機(28)からなり、前記ピストン(13)の直線ストローク運動がピン(35)を介して前記回転駆動機(28)に伝達され、回転駆動機(28)によって変換された回動運動が洗浄位置へのスプレーノズル(7)の外向き移動を生起するピボット部材(18)に伝達され、この回転駆動機(28)の回転軸心が前記ピボット部材の枢動軸(8)と同軸であることを特徴とする洗浄装置。
  2. スプレーノズルが、休止位置においては開閉可能なフラップ(5)で車体の外面と面一に覆われる車体開口部の内部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  3. アクチュエータが、スプレーノズルへ供給される洗浄液で作動することを特徴とする請求項1又は2に記載の洗浄装置。
  4. スプレーノズル(7)が、休止位置ではリターンスプリング(17)によって保持されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  5. ピボット部材(18)が、ピストン・シリンダーユニット又はそのシリンダー(10)自体の固定部材(11)に枢動可能に装着されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  6. 前記ピン(35)が前記ピストン・シリンダーユニットのシリンダー(10)に設けられた直線状スロット(26)を貫通し、前記ピストン(13)が該スロット(26)を貫通した前記ピン(35)によりシリンダー(10)に対して相対回転不能にされていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  7. 回転駆動機がピストン(13)内に回転及び長手方向移動可能に装着されたロータ(32)を備え、このロータ(32)が、枢動軸(8)を中心とする前記取付部の枢動を引き起こす取付トラニオン(33)を備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  8. 共通の枢動軸(8)周りに回転可能に配置された2つのピボットアーム(18)を含むピボットアームアッセンブリを更に備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  9. スプレーノズルを休止位置で車体開口部の内側に隠蔽するフラップ(5)を備え、このフラップはその洗浄対象面側の縁部がほぼ車体の外面位置レベルに延在する枢動軸(8)によって外方へ移動可能であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  10. スプレーノズル(7)が休止位置では車体開口部を車体の外面と面一に覆うカバー(39)上に配置され、このカバーが車体から持ち上がって洗浄対象面の前面位置に枢動可能であることを特徴とする請求項1、3〜9のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  11. スプレーノズル(7)がカバー(39)の外側に固定されていることを特徴とする請求項10に記載の洗浄装置。
  12. アクチュエータを通じてスプレーノズル(7)に洗浄液を供給するための手段を備えたことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  13. 洗浄位置へのスプレーノズル(7)の外向き移動を生起する少なくとも1つのピボットアーム(18)を備え、このピボットアームに洗浄液をスプレーノズルに供給するための少なくとも1つの導管が設けられていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  14. 自動車のバンパー(2)又はその装飾外装材もしくは前照灯構体に一体的に組み込まれていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の洗浄装置。
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