JP4463450B2 - 状態検出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、状態検出装置に関し、特に対象領域内の物体や人物の存在及びその姿勢を検出する状態検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、人口構成の高齢化に伴い、浴室における事故が社会問題として注目されつつある。特に浴室では、心臓麻痺や脳卒中を起こすことが多く、それに伴って浴槽内で溺れる等のケースが目立つ。これらのトラブルは、いずれも1分、1秒でも早く発見し、蘇生術を施すことが、救命及び後潰症の軽減に必要であり、また一般家庭では、浴室が個室であることが多く、浴室内でのトラブルの早期発見には、それを迅速に検出する検出装置が必要となる。
【0003】
上記のような検出装置として、動き検出センサが提案されている。代表的な例は、浴室内の画像を撮像し、取得した画像を複数の部分画像に分けて、各部分画像毎に明るさと色の変化から対象物の動きがあるかどうかを検出し、各部分画像の動きの状況により、入浴中の人物が動いているか否かを判定する物である。また、浴室用ではないが、転倒を含む個室内の人物の状態を検出する装置として、天井に取り付けた赤外線画像センサと、壁面にとりつけ一定の高さを検知エリアとする熱線高さセンサを組み合わせて相互の出力から室内の人物の状態を判定する装置が提案されている。この装置は、壁面のセンサの検出高さエリアを適当に設定することにより、在室中の人物が低い姿勢をとっているか、高い姿勢をとっているか、即ち、転倒状態にあるか、そうでないかを検出することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら以上のような従来の装置によれば、動きセンサは、あくまで動きの有無を検出する物であるため、例えば入浴中の人物に全くトラブルが無くても、動いていなければ危険状態であると判定してしまう。このため必要以上に危険状態であると判断しないようにするには、動きのない状態が長時間続いたときに危険状態であると判断することが考えられるが、これでは、迅速な危険状態の判断ができず、トラブルの発見が遅れてしまうことになる。
【0005】
一方、前述の赤外線画像センサと熱線高さセンサの組み合わせは、通常の室内現境では、在室中の人物が転倒状態にあるか、そうでないかを検出することができるが、浴室では、温かいお湯があるため、熱線高さセンサは有効に機能しにくく、状態の検出が難しいかった。
【0006】
本発明は、対象物の状態を迅速かつ正確に検出することができ、浴室でも使用可能な状態検出装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明による状態検出装置1は、例えば図1、図7に示すように、三次元の検出範囲内における対象物2の存在を検出する存在検出手段10と;前記検出範囲内の特定の平面内における対象物2の存在を検出する面内検出手段20と;存在検出手段10からの出力と面内検出手段20からの出力とを受信して処理し、対象物2の状態を判定する判定処理手段30とを備え;存在検出手段10は、前記検出範囲内の前記特定平面を見込む撮像装置11と、撮像装置11により得られた、異なる2時点の画像の差画像を生成する画像処理装置12とを有する。
【0008】
このように構成すると、存在検出手段10と、面内検出手段20と、判定処理手段30とを備えるので、存在検出手段10からの出力と面内検出手段20からの出力とを受信して処理し、対象物2の状態を判定することで、対象物の状態を迅速かつ正確に検出することができ、浴室でも使用可能な状態検出装置を提供することができる。
【0009】
また請求項2に記載のように、請求項1に記載の状態検出装置1では、撮像装置11は、色空間を構成する色の3成分を検出するカラー撮像装置であり、画像処理装置12は、前記3成分から選択される1乃至3成分それぞれの差画像を生成するように構成されている。
【0010】
また請求項3に記載のように、請求項1に記載の状態検出装置1では、撮像装置11は、色空間を構成する色の3成分を検出するカラー撮像装置であり、画像処理装置12は、前記3成分から選択される2乃至3成分により構成されるベクトルのベクトル間距離又はベクトルのなす角を算出して差画像を生成するように構成してもよい。
【0011】
また請求項4に記載のように、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の状態検出装置1では、前記異なる2時点のうち1時点は、対象物2が前記検出範囲内に存在しない時点であるものとしてもよい。
【0012】
また請求項5に記載のように、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の状態検出装置1では、前記異なる2時点は、任意の検出時点とそのわずかに前の時点であるものとしてもよい。
【0013】
上記目的を達成するために、請求項6に係る発明による面内検出手段20は、例えば図1、図4に示すように、三次元検出範囲内の特定の平面内における対象物2の存在を検出する面内検出手段20であって;前記検出範囲の所定の位置に設置された、前記特定の平面内に光束を射出する光束発生手段21と;光束発生手段21から射出される光束により照射される位置に配置された再帰反射素子22と;再帰反射素子22で反射された前記光束を検知する光束検知手段21とを備え;光束発生手段21は、前記光束の伝搬方向を前記特定の平面内で偏向角度可変に偏向する光束偏向手段27を有する。
【0014】
また請求項7に記載のように、請求項6に記載の面内検出手段20では、前記光束は特定の周波数で変調された光束であり;光束検知手段21は、前記変調周波数付近の周波数帯域の光束を検出し増幅するように構成してもよい。
【0015】
上記目的を達成するために、請求項8に係る発明による状態検出装置1は、例えば図1、図4に示すように、三次元の検出範囲内における対象物2の存在を検出する存在検出手段10と;前記検出範囲内の特定の平面内における前記対象物の存在を検出する面内検出手段20と;存在検出手段10からの出力と面内検出手段20からの出力とを受信して処理し、対象物2の状態を判定する判定処理手段30とを備え;存在検出手段10は、前記検出範囲内の前記特定平面を見込む撮像装置11と、撮像手段11により得られた、異なる2時点の画像の差画像を生成する画像処理装置12とを有し;面内検出手段20は、前記検出範囲の所定の位置に設置された前記特定の平面内に光束を射出する光束発生手段21と、光束発生手段21から射出される光束により照射される位置に配置された再帰反射素子22と、再帰反射素子22で反射された前記光束を検知する光束検知手段21とを有し、光束発生手段21は、前記光束の伝搬方向を前記特定の平面内で偏向角度可変に偏向する光束偏向手段27を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号または類似符号を付し、重複した説明は省略する。
【0017】
図1は、本発明による実施の形態である状態検出装置1の模式的斜視図である。また、図2(a)は図1の正面図、図2(b)は図1の上面図である。図中対象物2が浴室3の検出範囲内に存在している。検出範囲は、浴室3全体である。対象物2は、本実施の形態では人物である。また、浴室3は、浴槽4、天井5、壁面6、洗い場7を含んで構成されている。また壁面6は、正面壁面61、左側面壁面62、裏面壁面63、右側面壁面64(以下単に壁面61、62、63、64という、また区別しないときは単に壁面6という)で構成されている。また、浴槽4は洗い場7と隣接して設置されている。
【0018】
天井5には、検出範囲のおける人物2の存在を検出する存在検出手段としての存在検出装置10が設置されている。また、壁面6には、検出範囲の特定の平面内における人物2の存在を検出する面内検出手段としての面内検出装置20が設置されている。また特定平面は、所定の高さに設定する。所定の高さとは、例えば、人物2が座っている時の頭の高さ程度とする。また所定の高さは、図2(a)に示すように、浴槽4の上端より少し高い位置に設定することがさらに好ましい。このように所定の高さに設定すれば、後述の人物2の状態の判定で、容易かつ確実に人物2の浴槽4内の水没状態を判定することができる。また、状態検出装置1は、存在検出装置10と、面内検出装置20と、判定処理手段としての演算装置30と、通報装置40とを含んで構成されている。
【0019】
ここで、第1の実施の形態としての面内検出装置20について説明する。面内検出装置20は、光束発生手段としての光検出装置21と再帰反射素子22とを含んで構成されている。また光検出装置21は、光束検知手段でもあり、光束偏向手段でもある。光検出装置21は、壁面6の所定の高さに設置される。
【0020】
また、再帰反射素子22は、光検出装置21に対向する壁面6に、光検出装置21とほぼ同じ高さで帯状に設置される。また光検出装置21は、検出範囲の特に角の部分、例えば壁面61と壁面62との角部に設置するとよい。このように設置することで、浴室3全体を検出範囲とすることができる。またこの場合には、後述の光検出装置21の光束200の偏向ミラーによる偏向角は、浴室3のおよそ中央部の壁面6に設置した場合に、180度に近い偏向角が必要なの対して、およそ90度で済むことになるので、大変有利である。以上では、面内検出装置20は、以上のように設置したが、これに限られるものではなく、検出したい範囲、設置環境により適宜決めるようにするとよい。
【0021】
再帰反射素子22は、入射した光束200を、主に入射してきた方向に反射させるものである。再帰反射素子22は、例えばベースの上に小さいガラス球をちりばめたものや、小型の三角プリズムを多数細密に配置したものであり、一般に市販されているものを利用可能である。
【0022】
また図3(a)に示すように、再帰反射素子22は、反射面に複数の段部22aを形成してもよい。再帰反射素子22は、光束200が入射する角度が浅くなるにつれて、入射してきた方向に反射する光量が減少する傾向ある。このため再帰反射素子22は、複数の段部22aを形成することにより、光束200が入射する角度を垂直に近づけることができ、反射する光量の減少を抑えることができる。また、段部22aは、光束200が入射する角度にあわせて、(a)に示すように、反射面の角度を変えるようにしてもよいし、(b)に示すように、入射する角度が極端に浅くなる部分だけに一定の角度で形成してもよい。また図3(c)に示すように、再帰反射素子22は、反射面に曲面22bを形成して、光束200が入射する角度を垂直に近づけてもよい。
【0023】
図4の模式図を参照して、光検出装置21の構成例を説明する。光検出装置21は、光源23、照射レンズ24、ビームスプリッタ25、受光素子26、偏向ミラー27、コントローラ28を含んで構成される。光検出装置21は、ほぼ水平に光束200を射出する。また光検出装置21は、コントローラ28により制御されている。
【0024】
光源23は、典型的には半導体レーザやLEDである。光検出装置21は、光源23に、半導体レーザやLEDを使用することで、装置の小型化を図ることができる。光束200は、光源23から照射レンズ24を介してやや集束気味の集束光束として射出される。また、射出される光束200としては、半導体レーザのようなコヒーレント光を使っても良いが、特に無収差光学系であったり、大きな輝度を必要とするわけではないので、一般的な光源を用いても構わない。以上では光束200は、集束光束としたが平行光束または緩やかに拡散した拡散光束であってもよい。また、光束200の光束径は、適当な光束径で再帰反射素子22に入射するように設定するとよい。光束200の光束径は、再帰反射素子22の幅より小さく設定することがさらに好ましい。
【0025】
さらに光源23は、後で説明する受光素子26による光束200の検知の際に外乱光と区別するために、一定の周波数で変調を行なう。変調は、例えば周期的に光束200の発生(射出)停止を繰り返し行なうような動作である。この場合、光束200の発生停止は、例えば光源23を発光停止してもよいし、遮光板やスリットを回転させることにより、発生停止をするようにしてもよい。さらに変調は、上述に加え、外乱光の強さにより、光源23の出力も変化させるようにしてもよい。変調は、コントローラ28により行なうようにするとよい。
【0026】
光源23から照射レンズ24を介してやや集束気味の集束光束として射出された光束200は、ビームスプリッタ25を透過し、備向ミラー27に到達して、反射する。反射した光束200は、緩やかな拡散光束となり再帰反射素子22の幅に近い適当な光束径となって再帰反射素子22に入射する。再帰反射素子22で反射した光束200は、元の光路を戻り、偏向ミラー27で反射し、ビームスプリッタ25に入射する。そして、ビームスプリッタ25に入射した光束200は、ビームスプリッタ25で反射して受光素子26に入射し、受光素子26により検出される。偏向ミラー27は、典型的にはポリゴンミラーであり、受光素子26は、典型的にはフォトダイオードである。
【0027】
また、偏向ミラー27としては、ポリゴンミラー的な構成の他に、共振ミラー、ガルバノミラー等があるが、特に高速の偏向を必要としない場合、平面ミラーを水平面に対してほぼ垂直に設置し、水平面に対してほぼ垂直な軸で回転させても良い。
【0028】
また図5の模式図に示すように、平面ミラー27を水平面に対してほぼ45度に設置し、水平面に対してほぼ垂直な軸で回転させ、この回転軸を含む直線上に光軸を設けてミラーの回転と共に反射光を偏向するように構成してもよい。また、偏向ミラー27の代わりとして、透過型の偏向器である超音波偏向器を使用してもよい。
【0029】
偏向ミラー27は、不図示のモーターにより、水平面に対してほぼ垂直方向を回転軸として回転可能となっている。光束200は、偏向ミラー27が回転によって27’または27”の位置に来たときに、光束200はそれぞれ200’、200”の方向に反射される。従って、光検出装置21を射出した光束200は、偏向ミラー27により、浴室3の壁面6に帯状に設置した再帰反射素子22に沿って偏向され、この高さにおいて浴室3内のほぼ全体を走査することができる。
【0030】
光検出装置21は、コントローラ28により想定された光量が受光素子26に戻ってきたかどうかにより人物2の存在を検出する。また光検出装置21は、受光素子26が受光した光のうち、光源23からの変調された周波数の光を増幅し、検出するようにしてもよい。このようにすると、光検出装置21は、再帰反射素子22で反射された光束200と外乱光とを区別することができるので、より正確に人物2の存在を検出できる。
【0031】
想定された光量が受光素子26に戻ってきた場合には、コントローラ28は、人物2の存在を検出した旨を演算装置30に第1の検出信号として出力する。また第1の検出信号には、人物2の存在の検出位置も含まれるものとする。検出位置は、偏向角度から求めることができ、偏向角度は、モーターの回転角や、光束200が再帰反射素子22の端部等の一定位置を通過してからの時間等から知ることができる。また、光検出装置21は、特定平面の人物2の存在のみを第1の検出信号として出力してもよい。
【0032】
光検出装置21から再帰反射素子22に至る光路の途中に人物2がいた場合には、射出された光束200が人物2にあたることによって散乱されるため、光検出装置21に戻ってくる光束200の光量は光路途中に人物2がいなかった場合に比べて非常に小さくなる。従って光検出装置21は、検出範囲のいずれかの場所で特定平面に人物2が存在する場合には、受光素子26に戻ってくる光量が想定よりも少なくなり、そのことを知ることができる。受光素子26に入射する光量は、人物2がいる場合といない場合で、非常に大きい差となるので、浴室3内の湯気等の外乱物質があってもその影響を受けにくい。
【0033】
また、面内検出装置20は、結像素子と、特定平面内に受光領域を持つ受光素子とで構成される一次元受光部としてもよい。以下、この場合の構成例を説明する。
【0034】
図6の模式図を参照して、第2の実施の形態としての面内検出装置20’を説明する。に示すように、一次元受光部51は、結像レンズ53と、受光素子として一次元受光素子アレイ54と、信号処理部52とを含んで構成される。光検出装置21は、壁面6の所定の高さに設置される。一次元受光素子アレイ54は、典型的にはリニアセンサである。また一次元受光部51は、検出範囲の特に角の部分、例えば壁面61と壁面62との角部に設置するとよい。このように設置することで、浴室3全体を検出範囲とすることができる。またこの場合には、一次元受光部51の画角は、浴室3のおよそ中央部の壁面6に設置した場合に、180度に近い画角が必要なの対して、およそ90度で済むことになる。
【0035】
リニアセンサ54は、CCDを用いた物が一般的であり、入手も容易である。またリニアセンサ54は、複数のフォトダイオードを小領域として直列に並べ、各素子からそれぞれ出力を取り出すことができるようにしたものでも、十分に使用可能である。リニアセンサ54は、対象物が結像した部分で対象物があるときと無いときで大きな差となるので、確実に存在の検出を行なえる。また本実施の形態では、リニアセンサ54を用いたが、特定平面の広さをカバーする長方形の受光領域を持つ1つの受光素子でも良い。このような1つの受光素子の場合には、対象物の像がその受光素子の一部分にかかることになるので、対象物の有無による受光素子の出力の変化が小さくなるが、構成は単純化することができる。
【0036】
また、本実施例では、結像素子として結像レンズ53を用いたが、特定平面内から出射する光をリニアセンサ54へ入射させる効果がある素子であれば何でも良く、例えば検知したい領域が非常に明るく、リニアセンサ54の感度が十分であれば、ピンホールを用いることもできる。また、シリンドリカルレンズをその稜線が特定平面内に含まれるように配置することにより、特定平面内から出射した光束のみがリニアセンサ54に入射するようになり、特定平面内の対象物の存在を検出することができる。
【0037】
一次元受光部51は、特定平面に存在する人物2の像をリニアセンサ54上に結像させる。特定平面に存在する人物2の像は、結像レンズ53によりリニアセンサ54を含む結像面上に結ばれた場合には、結像レンズ53の光軸とリニアセンサ54を含む特定平面内に存在する人物2の一部がリニアセンサ54上に結像する。信号処理部52は、リニアセンサ54上に結像した人物2の一部の像の光量が想定された範囲にあるか、又は、その像の変化により、特定平面内の人物2の存在を検出する。これにより信号処理部52は、人物2が所定の高さより高い姿勢をとっていた場合には、特定平面内に人物2が存在していると検出する。
【0038】
特定平面内に人物2が存在していると検出した場合には、信号処理部52は、人物2の存在を検出した旨を演算装置30に第1の検出信号として出力する。また第1の検出信号には、人物2の存在の検出位置も含まれるものとする。検出位置は、リニアセンサ54上の人物2の像の位置から求めることができる。また、一次元受光部51は、特定平面の人物2の存在のみを第1の検出信号として出力してもよい。
【0039】
図7のブロック図を参照して、存在検出装置10について説明する。存在検出装置10は、天井5のほぼ中央部に、光軸をおよそ鉛直下方に向けて設置されている。存在検出装置10は、撮像装置11と画像処理装置12とを含んで構成されている。
【0040】
撮像装置11は、天井5のほぼ中央部に、光軸をおよそ鉛直下方に向けて設置されている。撮像装置11は、結像レンズと撮像素子とを含んで構成されたものであり、典型的にはCCDカメラである。さらにCCDカメラ11は、色の3成分を検出し、3成分で構成されるカラー画像を取得できるものとする。検出する色の3成分は、典型的には赤(R)、緑(G)、青(B)(以下単にRGBという)であるが、3成分のうちどの2成分を混色しても残りの1成分にならない、即ち3成分が独立な組み合わせならよい。また、他の3成分としては、例えばCMY、HSV、YCbCr、YUV、YIQ、XYZ、L*a*b*、L*u*v*等があり、これらのいずれでも構わない。またこれらは、いずれもRGBから容易に変換することができる。
【0041】
CCDカメラ11は、画像処理装置12に接続され、制御されている。画像処理装置12は、例えばマイコンのようなものである。また画像処理装置12は、後述の演算装置30に備えるようにしてもよい。
【0042】
画像処理装置12は、CCDカメラ11より取得した異なる2時点の画像の差画像を生成するように構成されている。また、画像処理装置12内には、CCDカメラ11より取得したカラー画像を保存する画像記憶部13が備えられている。異なる2時点の画像とは、異なる2時点のうち1時点は、人物2が浴室3の検出範囲内に存在しない時点である。即ち、任意の検出時点と、人物2が存在しない時点の画像である。また、人物2が存在しない時点の画像を基準画像とする。
【0043】
また、異なる2時点の画像は、任意の検出時点とそのわずかに前の時点としてもよい。わずかに前とは、人物2の移動を監視するのに十分な時間間隔だけ前であればよい。この場合、人物2のわずかな移動も監視したいときは短く、例えば人物2の移動量が大きくなり過ぎず、実質的にはほぼ同位置とみなせる程度の時間、例えば0.1秒程度とすればよい。あるいはテレビ周期の1〜10周期(1/30〜1/3)とする。また、人物2の大まかな移動を監視したいとき、または動きの少ない人物2を監視したいときは長く、例えば10秒程度としてもよい。ただし、高齢者の監視等では長くし過ぎると、状態の検出が遅くなり大事に到ることがあり得るので、5分などにするのは適切でない。
【0044】
画像処理装置12は、カラー画像のRGBから選択される2乃至3成分により構成されるベクトルのベクトル間距離又はベクトルのなす角を算出して差画像を生成するように構成されている。まず、画像処理装置12は、カラー画像から、対応する各々の画素毎に、3成分の場合にはRGB色空間を形成し、2成分の場合には、色平面を形成する。
【0045】
図8の線図は、RGB色空間を直交座標系で示したものである。ここで、2時点の画像からそれぞれ得られた色の色空間ベクトルをC1、C2は、次式で表すことができる。
C1=αR+βG+γ
C2=αR+βG+γB ・・・・・(1)
α、β、γは、RGBの各々の明るさである。
【0046】
画像処理装置12は、色空間ベクトルC1とC2とのなす角度の値が大きい領域を人物2が存在する領域として、差画像を生成する。また、色空間ベクトルC1とC2とのベクトル間距離が大きい領域を抽出して、差画像を生成してもよい。これにより、検出領域内で色が変化した領域を抽出することができるので、人物2の存在する領域を抽出した差画像を得ることができる。
【0047】
また、画像処理装置12は、カラー画像のRGBから選択される1乃至3成分それぞれの差画像を生成するように構成してもよい。画像処理装置12は、2時点の画像から、対応する各々の画素毎に、それぞれ成分毎に差をとる。そして画像処理装置12は、それぞれの成分の差から差画像を生成することにより、人物2の存在する領域を抽出した画像を得ることができる。また、差を取る成分を1成分とすると、計算量を減らすことができ高速処理が可能であり、差を取る成分を3成分とすると、人物2の像の抽出が正確になる。
【0048】
さらに画像処理装置12は、これにより得られた差画像から、検出範囲内の人物2の検出を行なう。この検出は、差画像上の人物2の有無で判定される。人物2の有無の判定は、差画像上の抽出された領域の大きさ、色から判断するとよい。同時に画像処理装置12は、検出範囲内の人物2の検出された位置の検出も行なう。位置の検出は、差画像上の人物2が存在する領域の位置より検出する。また、検出される位置は、正確に検出するが、およその位置例えば浴槽4に存在するのか洗い場7に存在するのかを検出するようにしてもよく、また存在のみを検出するようにしてもよい。
【0049】
そして画像処理装置12は、人物2の存在を検出した旨を演算装置30に第2の検出信号として出力する。また第2の検出信号には、人物2の存在の検出位置も含まれるものとする。さらに画像処理装置12は、人物2の動きを追っていれば、人物2の位置をより確実に検出することができる。例えば、人物2の動きが検出され、それが浴槽4内で終息していれば、浴槽4内に存在することになり、動きが浴槽4外で終息していれば、洗い場7または浴室3の外へ出ていったことになり、少なくとも浴槽4内には存在しないことがわかる。
【0050】
これにより画像処理装置12は、色の変化により、人物2の存在を検出できるので、例えば、浴室にこもった湯気や浴槽の湯面の反射、および、交流電源による照明の周期的変動などに起因する悪影響を軽減しながらの人物2の存在する領域を抽出した画像を得ることが可能である。また、浴室壁面がべージュ色などのように、一見して肌の色に近い場合であっても、的確に人物2の存在を検出することが可能である。
【0051】
この場合、前述のように、2時点の画像が、任意の検出時点と人物2が存在しない時点の基準画像としても、任意の検出時点とそのわずかに前の時点としても、いずれの場合でも、時系列的にその画像の変動を追跡することにより、人物2の存在を検出することができる。また、存在検出装置10は、超音波や赤外線を用いた動きセンサを用いて構成することもできるが、特に浴室では、水面の動きやお湯の温度が外乱要因となるため存在を検出することが難しくなるので、以上のように検出範囲を撮像し、色成分や明るさ変化等により人物2の存在を検出するのが好適である。
【0052】
図9のブロック図を参照して、演算装置30の構成の一例について説明する。演算装置30は、典型的にはパソコンやマイコンある。演算装置30は、制御部31を備えており、状態検出装置1を制御している。また制御部31には、インターフェース35が接続されており、存在検出装置10、面内検出装置20、通報装置40は、インターフェース35を介して制御部31に接続され、制御されている。また、制御部31には、記憶部34が接続されており、入力した情報や算出された情報等のデータが記憶できる。さらに演算装置30は、存在検出装置10、面内検出装置20からインターフェース35を介して入力した検出情報を、記憶部34に時系列で保存するように構成されている。検出情報は、第1の検出信号と存在検出装置10から出力される第1の検出信号と、面内検出装置20から出力される第2の検出信号である。
【0053】
また制御部31には、状態検出装置1を操作するための情報を入力する入力装置36、状態検出装置1で処理された結果を出力する出力装置37が接続されている。入力装置36は例えばタッチパネル、キーボードあるいはマウスであり、出力装置37は例えばディスプレイやプリンタあるいは警報装置である。本図では、入力装置36、出力装置37は演算装置30に外付けするものとして図示されているが、内蔵されていてもよい。
【0054】
さらに制御部31内には、存在検出装置10と、面内検出装置20とからインターフェース35を介して検出情報を入力して処理し、人物2の状態を判断する判定処理部32が備えられている。
【0055】
判定処理部32は、検出情報としての第1の検出信号と第2の検出信号とから、検出範囲内の人物2の状態を判定する。この判定は、例えば存在検出装置10で人物2の存在が検出されている状態で、面内検出装置20で人物2の存在が検出されない場合、浴室3に人物2が存在しているにもかかわらず特定平面に存在しないので、倒れているものとして判定する。さらにこの場合、存在検出装置10で人物2の位置も検出しているので、人物2が洗い場7で倒れているのか、浴槽4で倒れている即ち水没しているかも判定する。さらに人物2が倒れている状態と判定した場合には、判定処理部32は、緊急事態であると判定し、インターフェース35を介して、通報装置40により、早急に外部通報を行なう等の動作を行なうことができる。また、緊急事態であると判定した場合には、浴室3に備えられた不図示のスピーカより人物2への呼びかけを行なうようにして、応答が無いときに外部通報を行なうようにしてもよい。
【0056】
ここで、判定処理部32による人物2の状態の判定結果を外部に通報する。通報装置40について説明する。通報装置40は、判定処理部32による人物2の状態の判定結果を外部に通報する。通報装置40には、判定処理部32で判定された検出範囲内の人物2の状態や、浴室3に備えられた不図示のマイクより取得した音の情報等を、浴室3の外や、居間や食堂、寝室等の別の場所へ届けるための無線通信を用いた無線通信装置、電力線または専用線を用いた有線通信装置を含んで構成される。これらの通信装置によって送られた情報により、緊急を知らせるメッセージを流したり、警報音を出したり、光によるサインを出したりすることができる。また、これらの情報やメッセージ等は、固定電話回線やデータ通信回線、CATV回線、移動電話回線等を通じて、離れた場所にいる人物2や装置に送ることも可能である。
【0057】
以上では、検出範囲は浴室3全体として説明したが、検出範囲を浴槽4としてもよい。これは、浴室3の場合、洗い場7での転倒事故も頻繁に発生するが、生命に関わったり、後遺障害を残す事故は、浴槽4内での水没事故がほとんどであるためである。
【0058】
図10の模式図に示すように、面内検出装置20を、浴槽4と洗い場7の境界付近に設置し、浴槽4の上だけを検出範囲即ち特定平面とすれば、シャワー等の影響を受ける検知領域を最小限にすることができ、より確実に水没事故を検出することができる。また存在検出装置10は、浴槽4の部分だけを検知エリアとしても良いが、浴室3全体を検出範囲としてもよい。
【0059】
また、状態検出装置1は、浴槽4内の人物2の存在の検出を存在検出装置10だけでなく、面内検出装置20でも行なっているので、直前の人物2が浴槽4内の特定平面に存在していたかどうかでも検出できる。このようにして、状態検出装置1は、浴槽4内の人物2の存在を確実に検出できるので、浴室3に備えられた不図示のスピーカより不必要な人物2への呼びかけを最小限にして、より正確に人物2の浴槽4内での水没状態を判定することができ、迅速な外部通報をすることができる。
【0060】
以上のような本実施の形態によれば、浴室でも、人物2の状態を判断して、人物2の倒れ等の危険な状態を確実かつ迅速に検出することができる。また、浴槽での水没状態を正確に検出できるので、早期発見が可能であり、その際の誤報を低減することができる。また、洗い場に人物2がいるときは、倒れを検出しても、浴室内への呼びかけをゆっくり行ない、不要な呼びかけや通報を低減し、浴槽に人物2がいるときは、迅速な通報を優先する等、人物2の居場所によって、対応を選択することが可能であり、安静で快適な浴室の利用と救急対応とが両立できる。
【0061】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、三次元の検出範囲内における対象物の存在を検出する存在検出手段と、前記検出範囲内の特定の平面内における前記対象物の存在を検出する面内検出手段と、前記存在検出手段からの出力と前記面内検出手段からの出力とを受信して処理し、前記対象物の状態を判定する判定処理手段とを備え、前記存在検出手段は、前記検出範囲内の前記特定平面を見込む撮像装置と、前記撮像装置により得られた、異なる2時点の画像の差画像を生成する画像処理装置とを有するので、対象物の状態を迅速かつ正確に検出することができ、浴室でも使用可能な状態検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である状態検出装置の概要を示す模式的斜視図である。
【図2】図1の場合における、状態検出装置の正面図(a)と側面図(b)である。
【図3】本発明の実施の形態で用いる再帰反射素子の形状を説明する模式図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態で用いる光検出装置の構成例を示す模式図である。
【図5】図4の場合における、面内検出装置の構成例を示す模式図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態で用いる面内検出装置の構成例を示す模式図である。
【図7】本発明の実施の形態で用いる存在検出装置の構成例を示す模式図である。
【図8】本発明の実施の形態で用いる色空間ベクトルを説明する線図である。
【図9】本発明の実施の形態で用いる演算装置の構成例を示す模式図である。
【図10】図1の場合における、面内検出装置の検出範囲を浴槽上のみにした場合の状態検出装置の正面図(a)と側面図(b)である。
【符号の説明】
1 状態検出装置
2 人物
3 浴室
4 浴槽
6 壁面
7 洗い場
10 存在検出装置
11 CCDカメラ
12 画像処理装置
20 面内検出装置
21 光検出装置
22 再帰反射素子
23 光源
24 照射レンズ
25 ビームスプリッタ
26 受光素子
27 偏向ミラー
30 演算装置
31 制御部
32 判定処理部
40 通報装置
51 一次元受光部
52 処理部
53 結像レンズ
54 リニアセンサ
200 光束

Claims (8)

  1. 三次元の検出範囲内における対象物の存在と位置を検出する存在検出手段と;
    前記検出範囲内の特定の平面内における前記対象物の存在を検出する面内検出手段と;
    前記存在検出手段からの出力と前記面内検出手段からの出力とを受信して処理し、前記対象物の状態を判定する判定処理手段とを備え;
    前記三次元の検出範囲は浴室であって、前記存在検出手段は、前記検出範囲内の前記特定平面を見込む撮像装置と、前記撮像装置により得られた、異なる2時点の画像の差画像を生成し、前記差画像から前記対象物の存在位置を追跡検出する画像処理装置とを有し;
    前記面内検出手段は、浴槽内の水没状態を判定することができる浴槽の上端より少し高い位置に設置された前記特定の平面内に光束を射出する光束発生手段と、前記光束発生手段から射出される光束により照射される前記光束発生手段とほぼ同じ高さに配置された帯状の再帰反射素子と、前記再帰反射素子で反射された前記光束を検知する光束検知手段とを有し、前記光束発生手段は、前記光束の伝搬方向を前記特定の平面内で前記浴室内全体を検出範囲とするように可変に偏向する光束偏向手段を有する;
    状態検出装置。
  2. 前記撮像装置は、色空間を構成する色の3成分を検出するカラー撮像装置であり、前記画像処理装置は、前記3成分から選択される1乃至3成分それぞれの差画像を生成するように構成された、
    請求項1に記載の状態検出装置。
  3. 前記撮像装置は、色空間を構成する色の3成分を検出するカラー撮像装置であり、前記画像処理装置は、前記3成分から選択される2乃至3成分により構成されるベクトルのベクトル間距離又はベクトルのなす角を算出して差画像を生成するように構成された、
    請求項1に記載の状態検出装置。
  4. 前記異なる2時点のうち1時点は、前記対象物が前記検出範囲内に存在しない時点である、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の状態検出装置。
  5. 前記異なる2時点は、任意の検出時点とそのわずかに前の時点である、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の状態検出装置。
  6. 三次元検出範囲内の特定の平面内における対象物の存在を検出する面内検出手段を備える状態検出装置であって;
    前記三次元の検出範囲は浴室であって、前記面内検出手段は、浴槽内の水没状態を判定することができる浴槽の上端より少し高い位置に設置された、前記特定の平面内に光束を射出する光束発生手段と;
    前記光束発生手段から射出される光束により照射される前記光束発生手段とほぼ同じ高さに配置された帯状の再帰反射素子と;
    前記再帰反射素子で反射された前記光束を検知する光束検知手段とを有し;
    前記光束発生手段は、前記光束の伝搬方向を前記特定の平面内で前記浴室内全体を検出範囲とするように可変に偏向する光束偏向手段を有する
    状態検出装置。
  7. 前記光束は特定の周波数で変調された光束であり;
    前記光束検知手段は、前記変調周波数付近の周波数帯域の光束を検出し増幅するように構成された;
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の状態検出装置。
  8. 前記再帰反射素子は、反射面に、前記光束が入射する角度を垂直に近づける曲面または複数の段部が形成された、
    請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の状態検出装置。
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