JP2008293926A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力の低減を図ることができると共に、システムを従来に比べて安価にする。
【解決手段】照明対象に対する照明を行う照明器具1-1〜1-nと;照明対象について複数の画素による撮像を行う赤外線イメージセンサS1-Smと;赤外線イメージセンサS1-Smの出力を受けて人の存在を検出する人体検出モードと、前記赤外線イメージセンサS1-Smの出力を受けて照明対象の領域に熱源があるか否かを検出する熱検出モードとを有する検出部11と;検出部11が熱源検出モードとして動作する場合には前記赤外線イメージセンサS1-Smの所定数の画素を動作させるとともに、熱源検出モードにより熱源を検出すると前記赤外線イメージセンサS1-Smの所定数以上の画素を動作させて検出部11を人体検出モードに制御する制御部と;を具備する。
【選択図】図1

Description

この発明は、照明対象に対する照明を行う照明器具と、複数画素による検出を行う赤外線イメージセンサとを具備して、人の検出を行って照明器具の動作状態の制御を行う照明装置に関するものである。
この種のシステムとしては、特許文献1に記載のシステムが知られており、このシステムでは、赤外線を検出する画素をマトリックス状に配置して構成された熱型赤外線マトリックスセンサを用い、該センサが検出する床面エリアを画素に対応させて複数に分割し、そのエリアに人体があるか否かを検出している。
ここに例として、床面を30cm×30cmのエリアに分割して、監視を行うものであり、床面積が広くなると対応する多画素を備える熱型赤外線マトリックスセンサが必要となり、高価なシステムとなる問題点があった。また、人の在・不在に拘らずセンサの全画素を用いた動作を行っているため、消費電力が大きくなるという問題があった。
特開平9−42924号公報
本発明は上記のような従来の照明装置が有する問題点を解決せんとしてなされたもので、その目的は、消費電力の低減を図ることができる照明装置を提供することである。
本発明に係る照明装置は、照明対象に対する照明を行う照明器具と;照明対象について複数の画素による検出を行う赤外線イメージセンサと;赤外線イメージセンサの出力を受けて人の存在を検出する人体検出モードと、前記赤外線イメージセンサの出力を受けて照明対象の領域に熱源があるか否かを検出する熱検出モードとを有する検出部と;検出部が熱源検出モードとして動作する場合には前記赤外線イメージセンサの所定数の画素を動作させるとともに、熱源検出モードにより熱源を検出すると前記赤外線イメージセンサの所定数以上の画素を動作させて検出部を人体検出モードに制御する制御部と;を具備することを特徴とする。
通常、照明器具は天井側に設けられ、照明対象は床側である。赤外線イメージセンサは、受光面の前面に光学レンズが配置され、この光学レンズにより受光面に結像するものが好適である。また、撮像範囲を変更するようにパン・チルトの機構を備えるものでも良い。
画像処理によっては、人の検出を基本とするが、人の検出以外に例えば煙や炎など火災を検出するための画像処理を行っても良い。この場合に、検出範囲を変更するようにパン・チルトの機構を備えるものでも良い。
熱源検出センサは人検出を行う温度帯において動作するが、オーバレンジとなるような熱源を検出した場合には、赤外線イメージセンサを火災検出を行う温度帯で動作させて異常の場合に報知して、監視者による対応へつなぐように構成しても良い。
請求項2に記載の照明装置では、熱源検出モードに用いる検出手段は、人体検出モードで用いる赤外線イメージセンサとは異なる熱源検出センサを用いるとともに、熱源検出センサは前記赤外線イメージセンサよりも広い範囲の検出エリアが設定されており、熱源検出センサで熱源を検出すると、検出された熱源を照明対象に含む照明器具の赤外線イメージセンサを動作させることを特徴とする。
熱源検出モードに用いる検出手段として熱源検出センサを赤外線イメージセンサとは異なるセンサにより構成する場合には、例えば焦電センサとすることもできる。この場合に、検出範囲を変更するようにパン・チルトの機構を備えるものでも良い。
請求項3に記載の照明装置では、制御部は、熱源検出モードにおいて、赤外線イメージセンサにおける画素の所定個を固定的に或いは順次選択して、その出力をセンサ出力とするものであることを特徴とする。
請求項4に記載の照明装置では、照明器具は複数設けられており、制御部は、検出された熱源に対応する照明対象領域数に応じて動作状態とする照明器具の明るさを制御することを特徴とする。
本発明の照明装置では、検出部が熱源検出モードとして動作する場合には赤外線イメージセンサの所定数の画素を動作させるので、赤外線イメージセンサが一度に全画素を使用した動作を行わず、消費電力の低減化を図ることができる。また、熱源検出モードにより熱源を検出すると赤外線イメージセンサの所定数以上の画素を動作させて検出部を人体検出モードとするので、赤外線イメージセンサの出力により人検出を行うことができる。
請求項2の照明装置では、熱源検出モードに用いる検出手段は、人体検出モードで用いる赤外線イメージセンサとは異なる熱源検出センサを用いるとともに、熱源検出センサは前記赤外線イメージセンサよりも広い範囲の検出エリアが設定されており、熱源検出センサで熱源を検出すると、検出された熱源を照明対象に含む照明器具の赤外線イメージセンサを動作させるので、必要部分の赤外線イメージセンサを撮像動作状態とすることができるので、消費電力の低減を図ることができる。
請求項3に記載の照明装置では、照明器具は複数設けられており、制御部は、熱源検出モードにおいて、赤外線イメージセンサにおける画素の所定個を固定的に或いは順次選択して、その出力をセンサ出力とするので、消費電力の低減を図ることができる。
請求項4に記載の照明装置では、検出された熱源に対応する照明対象領域数に応じて動作状態とする照明器具の明るさを制御するので、熱源の大きさ或いは広がりに応じた明るさの照明を提供することができる。
以下添付図面を参照して、本発明に係る照明装置の実施例を説明する。各図において、同一の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。図1には、本発明に係る照明装置の構成図が示されている。このシステムでは、照明器具1−1〜1−nが備えられている。照明器具1−1〜1−nは、例えば部屋などの天井に設置される。S1〜Smは赤外線イメージセンサであり、照明対象(ここでは、床)の領域に熱源があるか否かを検出するものであり、例えば部屋などの天井に設置される。照明器具1−1〜1−nと赤外線イメージセンサS1〜Smは1対1などで、対応付けられている。
一例として、図2に示すような部屋Rにおける天井に、9個の赤外線イメージセンサS1〜S9が設けられている。赤外線イメージセンサS1〜S9は、床面Eを16等分する線分の交点に対応する天井位置に設けられており、1つの赤外線イメージセンサが上記交点を囲む4エリアを撮像範囲とする。例えば、床面Eが図3に示すエリアE11〜E44に区分され、赤外線イメージセンサS1〜S9が4エリアの中心に対応する位置に設けられるので、赤外線イメージセンサS1はE11、E12、E21、E22の4エリアを撮像範囲とし、赤外線イメージセンサS2はE12、E13、E22、E23の4エリアを撮像範囲とし、・・・、赤外線イメージセンサS9はE33、E34、E43、E44の4エリアを撮像範囲とする。
図4、図5は、上記関係を立体的に示したもので、図4には、赤外線イメージセンサS1がE11、E12、E21、E22の4エリアを撮像範囲とすることが示され、図5には、赤外線イメージセンサS1、S2、S4の撮像範囲が、E11、E12、E13、E21、E22、E23、E31、E32であり、一部の撮像範囲が重なっていることを示している。
赤外線イメージセンサS1〜Smは、例えば図6に示すように10×10の100画素による撮像を行うもので、ここでは、例えば画素を4分割した各ブロックにおける中心の画素(他より黒く示す)のみに対応する信号の読出しを行うことにより、低解像度による撮像も可能である。
上記の照明器具1−1〜1−n及び赤外線イメージセンサS1〜Smは、図1に示すように、制御装置10に接続されている。制御装置10には、照明器具1−1〜1−nを制御するための照明制御部12、赤外線イメージセンサS1〜Smを制御するセンサ制御部13が設けられている。
照明制御部12及びセンサ制御部13には、検出部11が接続されている。検出部11には画像処理部14が付設されており、検出部11はセンサ制御部13を介して赤外線イメージセンサS1〜Smから送られた低解像度の信号に基づき照明対象の領域に熱源があるか否かを検出する熱検出モードを実行すると共に、全画素による撮像における画像信号から画像を得て画像処理部14において画像処理を行い人の存在を検出する人体検出モードを実行する。
検出部11は、熱源があることが検出された場合に対応の赤外線イメージセンサを全画素による撮像動作状態とする指示をセンサ制御部13に与える。検出部11の画像処理部14が赤外線イメージセンサの全画素出力に基づき人を検出した場合に対応する照明器具を動作状態とする指示を照明制御部12へ与える。このとき検出部11は、検出された熱源に対応する照明対象領域数に応じて動作状態とする照明器具の明るさを制御する情報を照明制御部12へ与える。
以上のように構成された照明装置にあっては、当初は赤外線イメージセンサS1〜Smに対してセンサ制御部13から、全画素を4分割したブロックの中心における画素のみ(図6の例では、全部で4画素)に対応する低解像度による信号の読出しによる熱検出モードが指示されている。また、照明制御部12から照明器具1−1〜1−nに対して照明の消灯が指示されている。
検出部11は図7のフローチャートに示すように動作を行っている。センサ制御部13から赤外線イメージセンサS1〜Smの低解像度による信号を受け取り適当な閾値と比較して、熱源が存在するのかを検出する(S11)。熱源が存在しないことが検出されると、ステップS11を繰り返す。熱源の存在が検出されると、熱源が検出されたエリアに対応する赤外線イメージセンサに対しセンサ制御部13から指示を与えて全画素撮像モード(人体検出モード)として動作させ(S12)、再びステップS11へ戻って処理を続ける。
例えば、図8(a)のハッチングの形状Aに示すような熱源が出現し、図7のステップS11において、熱源ありの検出が赤外線イメージセンサS1〜S6により行われる。このとき、図8(b)に示すようにエリアE12、E13、E22、E23に熱源ありが検出される。そこで、ステップS12においてはこれらのエリアを検出対象領域とする赤外線イメージセンサS1〜S6が全画素撮像モードとなる。これにより、図9に示すように、エリアE41、E42、E43、E44を除き、全画素による撮像の対象とされる。なお、図10に示すようにエリアE12、E13、E22、E23について、全画素による撮像の対象としても良い。図10の場合には、赤外線イメージセンサS2が全画素による撮像を行い、赤外線イメージセンサS1、S3、S5が4分割したブロック中の2ブロックにおいて全画素による撮像を行い、赤外線イメージセンサS4、S6が4分割したブロック中の1ブロックにおいて全画素による撮像を行うことになる。
また、全画素撮像モードとして動作する赤外線イメージセンサに対応するため、検出部11は図11のフローチャートに示すように動作を行っている。全画素撮像モードとして動作する赤外線イメージセンサから送られた画像信号対応の画像を、センサ制御部13を介して取り込み(S21)、この画像についてパターンマッチングなどの手法により画像処理部14において画像処理を行い、人検出を行う(S22)。
ステップS22における人検出の判定において、人の存在が検出されると、人体検出エリアに対応する照明器具を点灯させる(S23)。このとき、熱源が検出された照明対象領域数に応じて動作状態とする照明器具の明るさを制御する(S23)。
ステップS23における処理を具体的に説明する。例えば、図8(a)のハッチングの形状Aに示すような熱源が出現し、図7のステップS11において、熱源ありの検出が赤外線イメージセンサS1〜S6により行われ、赤外線イメージセンサS1〜S6が全画素撮像モードとなる。この場合、人の検出が行われたとする。このとき、赤外線イメージセンサS1〜S6の低解像度動作において人ありの検出がなされるので、低解像度動作する赤外線イメージセンサS1〜S6から送られる信号を用いて図8(b)に示すエリアE12、E13、E22、E23に熱源が存在することが検出される。
各赤外線イメージセンサS1〜S6について幾つの撮像範囲に熱源が検出されたかは、4画素中の幾つの画素において熱源が検出されたかに対応する。従ってこの例では、赤外線イメージセンサS1、S3、S5が2エリア、赤外線イメージセンサS2が4エリア、赤外線イメージセンサS4、S6が1エリアとなる。そこで例えば、赤外線イメージセンサS2に対応する照明器具では高照度で点灯、赤外線イメージセンサS1、S3、S5に対応する照明器具では高照度よりは照度が低い中照度で点灯、赤外線イメージセンサS4、S6に対応する照明器具では中照度よりは照度が低い低照度で点灯、というように明るさを制御して点灯する。なお、各赤外線イメージセンサS1〜Smについて幾つの撮像範囲に熱源が検出されたかについては、低解像度動作における画素数を用いたが、全画素撮像モードとして動作する赤外線イメージセンサの出力に基づき、全画素中の幾つの画素において熱源(人対応画像の一部)が検出されたかを判定することにより求めることもできる。
ステップS23に続いて、人検出が行われた赤外線イメージセンサにおいて人検出がなされなくなったものがあるかを検出し(S24)、人検出がなされなくなった赤外線イメージセンサに対応するエリアの照明器具を消灯し(S25)、ステップS21へ戻って処理が続けられる。
以上の説明では、熱検出モードとしては、赤外線イメージセンサS1〜Smにおける全画素中の4つを固定的に選択して、その出力をセンサ出力としたが、次のように、赤外線イメージセンサS1〜Smにおける全画素の所定個(ここでは、4個)を順次選択して、その出力をセンサ出力とすることも可能である。
赤外線イメージセンサS1〜Smが、例えば図6に示すように10×10の100画素による撮像を行うものである場合に、図6と同じく画素を4分割した各ブロックにおいて順次選択した1画素(他より黒く示す)のみに対応する信号の読出しを行うことにより、低解像度による撮像も可能である。即ち、熱源検出モードとして低解像度による撮像を行う際には、当初は図12に示すように、画素を4分割した各ブロックにおいて、最も左上の1画素の信号を読み出し、適当なサイクルで選択する1画素の位置を図13に示すようにシフトさせる。
図12に示すような位置の画素を固定的に用いるときには、1エリア内の隅の部分について検出が行われ、対角の部分は検出が行われないことが予想されるが、図13のように位置を順次1画素ずつシフトすることにより、エリア内に検出できない部分が存在する可能性を除去して監視範囲を広くとることができると共に、消費電力の低減を図ることができる。この例では、読取り画素の位置を順次1画素ずつシフトするようにしたが、2画素或いは3画素ずつなど複数画素ずつシフトするようにしても良いし、予め定めたランダムな位置へ順次ジャンプするようにしても良いことは勿論である。
図14には、第2の実施形態に係る照明装置の構成図が示されている。この照明装置にあっては、センサ制御部13Aに赤外線イメージセンサ18が接続されている。赤外線イメージセンサ18は熱源検出モードに用いる検出手段であり、赤外線イメージセンサS1〜Smのそれぞれよりも広い範囲の検出エリアが設定されており、図15に示されるように例えば天井に設置され、部屋Rの全体の熱源をエリアE11〜E44に区分して監視可能となっており、検出結果はセンサ制御部13Aを介して検出部11Aへ送られる。赤外線イメージセンサ18は、人検出を行うように画素を構成するセンサダイオードに定電流が供給されており、炎等の高熱検出の場合にはオーバレンジの通知を行う構成を有している。検出部11Aには、人検出のための画像処理以外に炎や煙検出を行う画像処理部14Aが付設されている。
検出部11Aには、スピーカ、表示板などの表示手段、その他サイレンなど報知手段19−1〜19−kが接続され、火災の報知を行うことができるように構成されている。赤外線イメージセンサS1〜Smに対しては、システムの立ち上げ時にスイープ動作の指示が与えられ、動作指示の待ち状態となっている。赤外線イメージセンサS1〜Smにおいても、通常状態では人検出を行うように画素を構成するセンサダイオードに定電流が供給される。
以上の構成に係る照明装置において、赤外線イメージセンサ18を熱源検出モードに用いることにより、検出部11Aは既に説明した図7に示すフローチャートに対応する処理を行う。この結果、赤外線イメージセンサ18によって熱源が検出されると、検出部11Aは既に説明した図11に示すフローチャートに対応する処理を行う。これにより、熱源が検出されたエリアに対応する赤外線イメージセンサが全画素撮像モードなって、人検出を行い既に説明の通りの適切な照明制御がなされる。この結果、赤外線イメージセンサS1〜Smは、赤外線イメージセンサ18により熱源が検出されるまで低消費電力の状態にあり、消費電力の低減を図ることができる。
更に、検出部11Aが図16に示すフローチャートに対応する処理を行う。即ち、タイマに基づき所定時間のタイムアップを検出しており(S31)、タイムアップとなると、赤外線イメージセンサS1〜Smの全て(1個おき等、所定のものでも良い)を全画素撮像モードとする(S33)。
ステップS33による処理に対しては、検出部11Aは既に説明した図11に示すフローチャートに対応する処理を行う。これにより、赤外線イメージセンサ18が誤検出の場合や故障の場合においても、適切な照明制御がなされる。
また、ステップS31においてNOへ分岐すると赤外線イメージセンサ18がオーバレンジの熱源を検出したかを監視し(S32)、ステップS32においてYESへ分岐すると、オーバレンジの熱源が検出されたエリアに対応する赤外線イメージセンサを火災検知全画素撮像モードで動作させる(S34)。
ステップS34による処理に対しては、検出部11Aは図17のフローチャートに示す動作を行う。即ち、火災検知全画素撮像モードにより動作している赤外線イメージセンサから画像を取り込む(S41)。ここに、火災検知全画素撮像モードによる動作指示を受けた赤外線イメージセンサでは、炎等の高熱検出を行うように、画素を構成するセンサダイオードに人検出の場合より小さな定電流が供給される。
検出部11Aでは、画像処理部14Aにより炎や煙を検出する画像処理を行う(S42)。画像処理部14Aは炎や煙を検出するために、フレーム間差分等により熱検出領域大きさの変化(基本的には大きくなる)が見られるか等を検出する処理を行う。ステップS42に続いて、炎や煙があるかを検出し(S43)、炎や煙がある場合には、炎や煙の検出エリア及び状況に合せたメッセージ等を報知手段19−1〜19−kへ送って報知を実行する(S44)。例えば、検出部11Aが音声合成装置を備え、報知手段19−1〜19−kがスピーカであれば「○階○○ゾーンに小規模の火災発生」などのアナウンスを行い、サイレンを備える場合にはサイレン吹鳴を行い、表示盤等のディスプレイがあれば検出部11Aが表示制御機能を備えて、必要な表示を行う。
このように本照明装置によれば、赤外線イメージセンサS1〜Smを人検出に用いて適切な照明制御を行うことができるばかりか、炎や煙の検出を行う画像収集にも用いて火災監視を適切行うことができる。
図18には、第3の実施形態に係る照明装置の構成図が示されている。この照明装置にあっては、センサ制御部13Bに焦電センサ17が接続されている。焦電センサ17は熱源検出モードに用いる検出手段であり、赤外線イメージセンサS1〜Smのそれぞれよりも広い範囲の検出エリアが設定されており、図19に示されるように例えば天井に設置され、部屋Rの全体の熱源をエリアE11〜E44に区分して監視可能となっており、検出結果はセンサ制御部13Bを介して検出部11Bへ送られる。
以上の構成に係る照明装置において、検出部11Bは図20に示すフローチャートに対応する処理を行う。即ち、タイマに基づき所定時間のタイムアップを検出しており(S51)、タイムアップとなると、赤外線イメージセンサS1〜Smの全て(1個おき等、所定のものでも良い)を全画素撮像モードとする(S53)。このタイマにより、焦電センサ17が誤検出の場合や故障の場合においても、適切な照明制御がなされる。
また、ステップS31においてNOへ分岐すると、焦電センサ17が熱源を検出したかを検出し(S52)、熱源を検出できなければステップS51へ戻る。ステップS52において熱源ありを検出するとステップS53へ進み、赤外線イメージセンサS1〜Smの全て(1個おき等、所定のものでも良い)を全画素撮像モードとする(S53)。
ステップS53による処理に対しては、検出部11Bは既に説明した図11に示すフローチャートに対応する処理を行う。このように本照明装置によれば、赤外線イメージセンサS1〜Smを人検出に用いて適切な照明制御を行うことができる。
本発明に係る照明装置の第1の実施形態を示すブロック図。 本発明に係る照明装置の第1の実施形態において用いられる赤外線イメージセンサと監視対象エリアの関係を示す斜視図。 本発明に係る照明装置の第1の実施形態において用いられる赤外線イメージセンサと監視対象エリアの関係を示す平面図。 本発明に係る照明装置の第1の実施形態において用いられる1つの赤外線イメージセンサと監視対象エリアの関係を示す斜視図。 本発明に係る照明装置の第1の実施形態において用いられる3つの赤外線イメージセンサと監視対象エリアの関係を示す斜視図。 本発明に係る照明装置の第1の実施形態において用いられる赤外線イメージセンサを熱源検出モードにおいて用いる場合の画素位置を示す平面図。 本発明に係る照明装置の第1の実施形態の動作を示すフローチャート。 本発明に係る照明装置の第1の実施形態において赤外線イメージセンサにより熱検出が行われる場合の画素位置とエリアの関係を示す平面図。 本発明に係る照明装置の第1の実施形態において赤外線イメージセンサにより熱検出が行われた場合に全画素撮像モードとなるエリアを示す平面図。 本発明に係る照明装置の第1の実施形態において赤外線イメージセンサにより熱検出が行われた場合に全画素撮像モードとなるエリアを示す平面図。 本発明に係る照明装置の第1の実施形態の動作を示すフローチャート。 本発明に係る照明装置の第1の実施形態において用いられる赤外線イメージセンサを熱源検出モードにおいて用いる場合の画素位置を示す平面図。 本発明に係る照明装置の第1の実施形態において用いられる赤外線イメージセンサを熱源検出モードにおいて用いる場合における画素位置のシフト動作を示す平面図。 本発明に係る照明装置の第2の実施形態を示すブロック図。 本発明に係る照明装置の第2の実施形態において用いられる人検出用の赤外線イメージセンサ及び熱検出用の赤外線イメージセンサと監視対象エリアの関係を示す斜視図。 本発明に係る照明装置の第2の実施形態の動作を示すフローチャート。 本発明に係る照明装置の第2の実施形態の動作を示すフローチャート。 本発明に係る照明装置の第3の実施形態を示すブロック図。 本発明に係る照明装置の第3の実施形態において用いられる赤外線イメージセンサ及び焦電センサと監視対象エリアの関係を示す斜視図。 本発明に係る照明装置の第3の実施形態の動作を示すフローチャート。
符号の説明
1-1〜1-n 照明器具
10 制御装置
11 検出部
11A、11B 検出部
12 照明制御部
13 センサ制御部
13A、13B センサ制御部
14 画像処理部
14A 画像処理部
17 焦電センサ
18 赤外線イメージセンサ
19-1〜19-n 報知手段
S1-Sm 赤外線イメージセンサ

Claims (4)

  1. 照明対象に対する照明を行う照明器具と;
    照明対象について複数の画素による検出を行う赤外線イメージセンサと;
    赤外線イメージセンサの出力を受けて人の存在を検出する人体検出モードと、前記赤外線イメージセンサの出力を受けて照明対象の領域に熱源があるか否かを検出する熱検出モードとを有する検出部と;
    検出部が熱源検出モードとして動作する場合には前記赤外線イメージセンサの所定数の画素を動作させるとともに、熱源検出モードにより熱源を検出すると前記赤外線イメージセンサの所定数以上の画素を動作させて検出部を人体検出モードに制御する制御部と;
    を具備することを特徴とする照明装置。
  2. 熱源検出モードに用いる検出手段は、人体検出モードで用いる赤外線イメージセンサとは異なる熱源検出センサを用いるとともに、熱源検出センサは前記赤外線イメージセンサよりも広い範囲の検出エリアが設定されており、熱源検出センサで熱源を検出すると、検出された熱源を照明対象に含む照明器具の赤外線イメージセンサを動作させることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 制御部は、熱源検出モードにおいて、赤外線イメージセンサにおける画素の所定個を固定的に或いは順次選択して、その出力をセンサ出力とするものであることを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 照明器具は複数設けられており、制御部は、検出された熱源に対応する照明対象領域数に応じて動作状態とする照明器具の明るさを制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明装置。
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