JP4463381B2 - 油圧さく岩機のダンパ圧力制御装置 - Google Patents

油圧さく岩機のダンパ圧力制御装置 Download PDF

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    • B25D2250/221Sensors

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロッドやチゼル等の工具に打撃を与えて岩盤等の破砕を行う油圧さく岩機のダンパ圧力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の油圧さく岩機としては、例えば、図7に示すように、さく岩機本体101の前端部にシャンクロッド102が装着され、このシャンクロッド102の前端には、さく孔用のビット106を前端に取り付けたロッド104がスリーブ105で連結されている。そして、油圧さく岩機の打撃機構103の打撃ピストン107がシャンクロッド102を打撃すると、その打撃エネルギーはシャンクロッド102からロッド104を経てビット106に伝達され、ビット106が岩盤Rを打撃して破砕するようになっている。
【0003】
このとき、岩盤Rからの反射エネルギーErは、ビット106からロッド104、シャンクロッド102を経てさく岩機本体101に伝達され、この反射エネルギーErによってさく岩機本体101は一旦後退する。それから、さく岩機本体101は送り装置(図示略)の推力により1打撃による破砕長分だけもとの位置よりさらに前進したところで、打撃機構103が次の打撃を行う。この行程を繰り返すことにより、さく孔作業が行われる。
【0004】
そして、このようなさく岩機の緩衝機構、即ち反射エネルギーErを緩衝する機構としては、反射エネルギーErを油圧で緩衝する機能及び打撃伝達効率を向上させる機能を有する2段式のダンピングピストンを使用したもの(デュアルダンパ)と、位置が機械的に固定されない単一のダンピングピストンを使用したフローティング式とが開発されている。
【0005】
このうち、2段式のダンピングピストンを使用した油圧さく岩機は、図8に示すように、チャック108を介してシャンクロッド102に回転を与えるチャックドライバ109が備えられており、このチャックドライバ109にはシャンクロッド102の大径部後端102aに当接する伝達部材としてのチャックドライバブッシュ110が装着されている。そして、このチャックドライバブッシュ110の後側には、緩衝機構としてのフロントダンピングピストン111とリヤダンピングピストン112とが配設されている。
【0006】
このリヤダンピングピストン112は、円筒状のピストンでその外側と内側とを連通させる油路113を備えており、さく岩機本体101に設けられている中央段部101cと後方段部101bとの間で摺動可能に装着されている。リヤダンピングピストン112は、さく岩機本体101との間に形成されるリヤダンピングピストン油室114の油圧で前方への推力が与えられる。また、フロントダンピングピストン111は、前端部外径を大径、その後方の外径を小径とする円筒状のピストンであり、小径の部分がリヤダンピングピストン112の内側に前後方向に摺動可能に装着され、大径の部分により、さく岩機本体101に設けられている前方段部101aとリヤダンピングピストン112の前端面112aとの間で前後の移動範囲を規制している。フロントダンピングピストン111の小径部分の外周とリヤダンピングピストン112の内周との間には、フロントダンピングピストン油室115が形成されており、その油圧でフロントダンピングピストン111に前方への推力が与えられるようになっている。
【0007】
フロントダンピングピストン油室115はリヤダンピングピストン油室114と油路113で連通しており、リヤダンピングピストン油室114は油圧源116に連通している。油圧源116からの油圧は、リリーフ弁あるいは減圧弁(図示せず)等にて一定圧力に固定されている。フロントダンピングピストン111には、フロントダンピングピストン油室115における受圧面積と油圧の積で求められる一定の推力F111が作用し、同様にリヤダンピングピストン112には、リヤダンピングピストン油室114における受圧面積と油圧の積で求められる一定の推力F112が作用する。
【0008】
一方、さく岩機本体101には、常時F101の前方への推力が与えられており、この推力は岩盤Rからビット106、ロッド104、シャンクロッド102、及びチャックドライバブッシュ110を経てフロントダンピングピストン111、リヤダンピングピストン112に反力として伝達されている。
ここで、フロントダンピングピストン111に作用する推力F111及びリダンピングピストン112に作用する推力F112は、さく岩機本体101に作用する推力F101に対して、F111<F101<F112の関係となるように設定されている。このため、打撃を行う前は、フロントダンピングピストン111とリヤダンピングピストン112とは当接し、リヤダンピングピストン112の前端面112aがさく岩機本体101の中央段部101cと当接する打撃基準位置(図8に示す位置)に停止する。
【0009】
この打撃基準位置において打撃機構103の打撃ピストン107がシャンクロッド102を打撃すると、その打撃エネルギーはシャンクロッド102からロッド104を経てビット106に伝達され、ビット106が破砕対象である岩盤Rを打撃して破砕する。このときの岩盤Rからの反射エネルギーErは、ビット106からロッド104、シャンクロッド102、チャックドライバブッシュ110を経てフロントダンピングピストン111及びリヤダンピングピストン112に伝達され、リヤダンピングピストン112は推力F112により緩衝されながらフロントダンピングピストン111と共に後端面が後方段部101bに当接するまで後退し、反射エネルギーErがさく岩機本体101に伝達される。従って、リヤダンピングピストン112は、反射エネルギーErのダンピング作用、即ち衝撃力吸収作用を行い、リヤダンピングピストン112に作用する推力F112は、ダンピング推力の役割を果たす。
【0010】
さく岩機本体101に伝達された反射エネルギーErによってさく岩機本体101は一旦後退するが、その後、リヤダンピングピストン112は、リヤダンピングピストン油室114により与えられる推力F112がさく岩機本体101に与えられる推力F101よりも大きいことから、フロントダンピングピストン111、チャックドライバブッシュ110、及びシャンクロッド102を押し戻して前端面112aがさく岩機本体101の中央段部101cと当接する打撃基準位置まで前進して停止する。この状態で次の打撃を待つ。
【0011】
ビット106と岩盤Rとの密着が不完全な状態では、さく岩機本体101の推力F1は岩盤Rに十分に伝達されていないので、ビット106からロッド104、スリーブ105、シャンクロッド102、チャックドライバブッシュ110、及びフロントダンピングピストン111へは推力F101よりもはるかに小さい反力が伝達される。従って、フロントダンピングピストン111は推力F111によりリヤダンピングピストン112から離れ、チャックドライバブッシュ110、シャンクロッド102を押してビット6が岩盤Rに接するまで、さく岩機本体101が前進するより速やかに前進して空打ち状態を防止する。従って、フロントダンピングピストン111は、ロッド104、ビット106等の工具を岩盤Rへ密着させる作用、即ちフローティング作用を行い、フロントダンピングピストン111に作用する推力F111はフローティング推力の役割を果たす。
【0012】
これに続いて、さく岩機本体101がその推力F101により前進する。ビット6が岩盤Rに接した後は、さく岩機本体101の推力F101がフロントダンピングピストン111の推力F111よりも大きいので、フロントダンピングピストン111はリヤダンピングピストン112に当接するまで押し戻される。
また、位置が機械的に固定されない単一のダンピングピストンを使用したフローティング式の場合、図示はしないが、チャックドライバブッシュ110の後方にダンピングピストンを配設し、このダンピングピストンに油圧源からの油圧を加えてダンピングピストンに前方への推力を付与し、この推力により反射エネルギーErのダンピング作用及びロッド104、ビット106等の工具を岩盤Rへ密着させる作用、即ちフローティング作用を行わせるようにしている。油圧源からのダンピングピストンへの油圧は、2段式のダンピングピストンを使用した場合と同様に、リリーフ弁あるいは減圧弁(図示せず)等にて一定圧力に固定されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、これら従来の油圧さく岩機の緩衝機構では、上述のように、ダンピングピストン自身が、さく岩機本体101に作用する前方への推力よりも敏感にビット6等の工具を岩盤Rに押し付ける機能、即ち工具を岩盤Rへ密着させる機能を果たしている。このため、ダンピングピストンに加えられる油圧源からのダンパ圧力を、穿孔状況によって調整されるさく岩機本体101に加えられる送り圧力と同様に、調整することが必要となってきた。
【0014】
これを2段式のダンピングピストンを用いた図8に示す緩衝機構を例に説明する。
前述の通り、リヤダンピングピストン112は反射エネルギーErのダンピング作用、即ち衝撃力吸収作用を行い、フロントダンピングピストン111はロッド104、ビット106等の工具を岩盤Rへ密着させる作用、即ちフローティング作用を行っている。そして、これらのダンピング作用及びフローティング作用を円滑に行わせるために、フロントダンピングピストン111に作用するフローティング推力F111及びリダンピングピストン112に作用するダンピング推力F112は、さく岩機本体101に作用する推力F101に対して、F111<F101<F112の関係となるように設定されている。
【0015】
しかしながら、実際のさく岩機本体101に作用する推力F101は、岩盤Rの岩質によって変化する。例えば、岩盤Rが軟岩(破砕帯)の場合には、推力F101は低くなり、逆に、硬岩の場合には推力F101は高くなる。この変化する推力をFv101とする。
一方、フローティング推力F111及びダンピング推力F112は、油圧源116が同一なので、(F112/ F111)又は[ F112- F111] を常に一定に維持することが可能になっている。
【0016】
ここで、さく岩機本体101の推力F101が変化すると、フローティング推力F111及びダンピング推力F112は、さく岩機本体101の推力Fv101に対して、Fv101<F111<F112の関係(岩盤Rが軟岩(破砕帯)の場合)となったり、あるいはF111<F112<Fv101の関係(岩盤Rが硬岩の場合)になったりする。Fv101<F111<F112になると、ビット6が岩盤Rに接した後にフロントダンピングピストン111がリヤダンピングピストン112に当接するまで押し戻されず、フローティング不良を招き、F111<F112<Fv101になると、リヤダンピングピストン112が常に後方段部101bに当接するのでダンピング不良となり、フローティング作用及びダンピング作用が十分に発揮されない。
【0017】
また、F111<F112<Fv101の場合には、リヤダンピングピストン112に作用する推力がさく岩機本体101の推力よりも小さいために、シャンクロッド102が打撃基準位置よりも後退してしまっている。このため、打撃ピストン107でシャンクロッド102を打撃する際に、打撃ピストン107のピストン速度が最大にならず、本来高打撃力が必要であるにもかかわらず打撃力が減少してしまうという課題がある。
【0018】
従って、本発明は、フローティング推力F111及びダンピング推力F112を油圧さく岩機本体の推力Fv101をパラメータとする可変(Fv111,Fv112)とし、Fv111<Fv101<Fv112を常に維持すること、即ち、ダンピングピストンに加えられるダンパ圧力を油圧さく岩機本体の推力に応じて自動的に調整可能として、油圧さく岩機本体の推力が変化してもダンピング作用及びフローティング作用を十分に発揮可能とした油圧さく岩機のダンパ圧力制御装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するため、本発明のうち請求項1に係る油圧さく岩機のダンパ圧力制御装置は、工具を打撃する打撃機構と、前記工具に破砕対象側への推力を伝達する伝達部材と、該伝達部材の後方に設けられ、油圧源からのダンパ圧力による前方への推力により前記工具及び前記伝達部材からの反射エネルギーを緩衝するダンピングピストンとを備えた油圧さく岩機において、前記油圧源から前記ダンピングピストンに加えられるダンパ圧力を、油圧さく岩機本体に作用する前方への推力に基づいて制御するダンパ圧力制御手段を備え、前記ダンピングピストンは、フロントダンピングピストンと、リヤダンピングピストンとからなり、前記ダンパ圧力制御手段は、前記油圧さく岩機本体に作用する前方への推力をFv1、前記フロントダンピングピストンに作用する前方への推力であるフローティング推力をFv16、前記リヤダンピングピストンに作用する前方への推力であるダンピング推力をFv17としたとき、Fv1を検出する圧力センサを備え、検出したFv1値の変化に前記ダンパ圧力を連動変化させることにより、Fv16及びFv17がFv16<Fv1<Fv17の関係を保てるよう調整することを特徴としている。
【0020】
ダンパ圧力制御手段は、油圧源からダンピングピストンに加えられるダンパ圧力を、油圧さく岩機本体への送り圧力、即ち油圧さく岩機本体に作用する前方への推力に基づいて自動的に制御する。このため、油圧さく岩機本体の推力が変化してもダンピングピストンによるダンピング作用及びフローティング作用が十分に発揮される。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明が適用される油圧さく岩機の説明図であり、(a)はビットが岩盤を穿孔する前の状態、(b)及び(c)はビットが岩盤を穿孔する途中の状態を示す説明図である。図2は油圧さく岩機の緩衝機構の拡大断面図である。図3は本発明に係る油圧さく岩機のダンパ圧力制御装置の実施形態を示す系統図である。図4はダンパ圧力と送り圧力との関係を示す制御特性線図である。図5は電磁比例制御弁を利用したダンパ圧力制御手段の構成図である。図6は圧力加乗算油圧制御弁を利用したダンパ圧力制御手段の構成図である。
【0022】
図1に示すように、油圧さく岩機Aは、さく岩機本体1の前端部にシャンクロッド2が装着され、その後方にシャンクロッド2に打撃を与える打撃機構3が設けられている。シャンクロッド2の前端には、さく孔用のビット6を前端に取り付けたロッド4がスリーブ5で連結されている。ビット6、ロッド4、スリーブ5、及びシャンクロッド2で工具を構成する。そして、さく岩機本体1は、穿孔方向に延びるガイドシェル8に沿って往復動自在に設けられたキャリッジ7上に設置されている。キャリッジ7には、フィードモータ10によって駆動されるチェーン9が連結されている。なお、図1中、符号11は油圧ホース用のホースリールである。
【0023】
岩盤Rの穿孔作業に際して、フィードモータ10に図示しない油圧源からの送り圧力が付与されると、フィードモータ10が回転してチェーン9が駆動し、さく岩機本体1には、送り圧力による前方への推力F1が作用して図1(a)に示す状態からビット6の先端が岩盤Rに当接するまで前方に向けて移動する。
ビット6の先端が岩盤Rの表面に当接した状態では、さく岩機本体1には前述の送り圧力による前方への推力F1が作用しているとともに、その推力F1が反力としてビット6、ロッド4、シャンクロッド2を介してさく岩機本体1に伝達される。
【0024】
この状態で、打撃機構3によってシャンクロッド2を打撃すると、図1(b)に示すように、その打撃エネルギーによってビット6が岩盤Rを破砕し、シャンクロッド2の回転によるビット6の回転と送り圧力による前方への推力F1によって岩盤Rを穿孔する。
さらに、打撃機構3によってシャンクロッド2を打撃すると、図1(c)に示すように、その打撃エネルギーによってビット6が岩盤Rをさらに破砕し、シャンクロッド2の回転によるビット6の回転と送り圧力による前方への推力F1によって岩盤Rをさらに穿孔する。
【0025】
以上の作業を繰り返すことによって岩盤Rの穿孔作業がなされる。
一方、さく岩機本体1には、図2に示すように、チャック13を介してシャンクロッド2に回転を与えるチャックドライバ14が備えられており、このチャックドライバ14にはシャンクロッド2の大径部後端2aに当接する伝達部材としてのチャックドライバブッシュ15が装着されている。そして、このチャックドライバブッシュ15の後側には、緩衝機構としてのフロントダンピングピスト16とリヤダンピングピストン17とが配設されている。
【0026】
このリヤダンピングピストン17は、円筒状のピストンでその外側と内側とを連通させる油路18を備えており、さく岩機本体1に設けられている中央段部1cと後方段部1bとの間で摺動可能に装着されている。リヤダンピングピストン17は、さく岩機本体1との間に形成されるリヤダンピングピストン油室19の油圧、即ちダンパ圧力DPprで前方へのダンピング推力F17が与えられる。このダンピング推力F17は、リヤダンピングピストン油室19における受圧面積とダンパ圧力DPprの積で求められる。
【0027】
また、フロントダンピングピストン16は、前端部外径を大径、その後方の外径を小径とする円筒状のピストンであり、小径の部分がリヤダンピングピストン17の内側に前後方向に摺動可能に装着され、大径の部分により、さく岩機本体1に設けられている前方段部1aとリヤダンピングピストン17の前端面17aとの間で前後の移動範囲を規制している。フロントダンピングピストン16の小径部分の外周とリヤダンピングピストン17の内周との間には、フロントダンピングピストン油室20が形成されており、その油圧、即ちダンパ圧力DPprでフロントダンピングピストン16に前方へのフローティング推力F16が与えられるようになっている。このフローティング推力F16は、フロントダンピングピストン油室20における受圧面積とダンパ圧力DPprの積で求められる。
【0028】
フロントダンピングピストン油室20はリヤダンピングピストン油室19と油路18で連通しており、リヤダンピングピストン油室19はダンパ圧力制御手段22を介して油圧源21に連通している。
このダンパ圧力制御手段22は、図3に示すように、フロントダンピングピストン16及びリヤダンピングピストン17に加えられるダンパ圧力DPprを、さく岩機本体1を前方へ送り出す送り圧力FFpr、即ちさく岩機本体1に作用する前方への推力F1に基づいて制御するようになっており、ダンパ圧力DPprと送り圧力FFprとの関係が、例えば、図4に示す関係となるように自動的に制御する。具体的に説明すると、送り圧力FFprが0(Mpa)から約2.0(Mpa)まではダンパ圧力DPprが約4.0(Mpa)で一定となり、送り圧力FFprが約2.0(Mpa)から約10.5(Mpa)まではダンパ圧力DPprが約4.0(Mpa)から約12.5(Mpa)まで送り圧力FFprの増加に比例して直線的に増加し、送り圧力FFprが約12.5(Mpa)以上ではダンパ圧力DPprが約12.5(Mpa)で一定となるように制御する。図3に示すダンパ圧力制御装置の系統図によれば、さく岩機Aには、打撃機構3を駆動する打撃圧力PApr,シャンクロッド2を回転させる回転圧力ROpr、及びさく岩機本体1を前方へ送り出す送り圧力FFprが作用し、このうち送り圧力FFprがダンパ圧力制御手段22に入力される。そして、ダンパ圧力制御手段22は、油圧源21からのポンプ圧力Pが前述のダンパ圧力DPprになるように制御する。
【0029】
ダンパ圧力制御手段22としては、例えば、図5に示す電磁比例制御弁を利用したダンパ圧力制御手段22aが採用される。
図5に示す電磁比例制御弁を利用したダンパ圧力制御手段22aは、送り圧力FFprを検出する圧力センサ23と、圧力センサ23からの電気検出信号に基づいてダンパ圧力DPprが送り圧力FFprに対して図4に示す関係となるように演算処理する演算処理装置24と、演算処理装置24からの電気信号に基づいて減圧弁26への油圧を制御する電磁比例制御弁25と、電磁比例制御弁25からの油圧に基づいてポンプ圧力Pをダンパ圧力DPprに減圧する減圧弁26とを具備している。従って、さく岩機本体1を前方へ送り出す送り圧力FFprが圧力センサ23に入力されてその圧力値が検出されると、圧力センサ23は、その電気検出信号を演算処理装置24へ送る。演算処理装置24は、圧力センサ23からの電気検出信号に基づいてダンパ圧力DPprが送り圧力FFprに対して図4に示す関係となるような圧力演算を行い、その演算結果である電気信号を電磁比例制御弁25に送る。電磁比例制御弁25は、演算処理装置24からの電気信号に基づいて減圧弁26への油圧を制御し、減圧弁26は、電磁比例制御弁25からの油圧に基づいてポンプ圧力Pを図4に示すダンパ圧力DPprに減圧する。これにより、ダンパ圧力DPprは、送り圧力FFprに対して図4に示す関係に自動的に制御される。従って、ダンパ圧力DPprとフロントダンピングピストン油室20の受圧面積との積によって求められるフローティング推力F16及びダンパ圧力DPprとリヤダンピングピストン油室19の受圧面積との積によって求められるダンピング推力F17は、送り圧力FFpr、即ちさく岩機本体1に作用する推力F1に対して所定の関係に制御される。このため、フローティング推力F16及びダンピング推力F17は、変動するさく岩機本体1に作用する推力Fv1に基づいて制御され、変動する推力Fv1をパラメータとした可変(Fv16、Fv17)となる。
【0030】
岩盤Rが軟岩(破砕帯)の場合には、さく岩機本体1の推力Fv1は低くなり、逆に、硬岩の場合には推力Fv1は高くなる。このさく岩機本体1に作用する推力Fv1が低い場合には、フローティング推力Fv16及びダンピング推力Fv17もさく岩機本体1に作用する推力Fv1に基づいて制御されて低くなり、Fv16<Fv1<Fv17の関係が維持される。その逆に、さく岩機本体1に作用する推力Fv1が高い場合には、フローティング推力Fv16及びダンピング推力Fv17もさく岩機本体1に作用する推力Fv1に基づいて制御されて高くなり、Fv16<Fv1<Fv17の関係が維持される。
【0031】
打撃機構3の打撃ピストン12がシャンクロッド2を打撃すると、その打撃エネルギーはシャンクロッド2からロッド4を経てビット6に伝達され、ビット6が破砕対象である岩盤Rを打撃して破砕する。このときの岩盤Rからの反射エネルギーは、ビット6からロッド4、シャンクロッド2、チャックドライバブッシュ15を経てフロントダンピングピストン16及びリヤダンピングピストン17に伝達され、リヤダンピングピストン17はダンピング推力Fv17により緩衝されながらフロントダンピングピストン16と共に後端面が後方段部1bに当接するまで後退し、反射エネルギーがさく岩機本体101に伝達される。このとき、ダンピング推力Fv17は、さく岩機本体1の推力Fv1に対して、常に、Fv1<Fv17の関係が維持されているので、リヤダンピングピストン17によるダンピング作用が十分に発揮される。このように、シャンクロッド2からチャックドライバブッシュ15に伝達される反射エネルギーは、リヤダンピングピストン17の後退により緩衝されるので、さく岩機本体1及びビット6、ロッド4、シャンクロッド2の損傷が少なくなる。
【0032】
さく岩機本体1に伝達された反射エネルギーによってさく岩機本体1は一旦後退するが、その後、リヤダンピングピストン17は、ダンピング推力Fv17がさく岩機本体1に与えられる推力Fv1よりも大きいことから、フロントダンピングピストン16、チャックドライバブッシュ15、及びシャンクロッド2を押し戻して前端面17aがさく岩機本体1の中央段部1cと当接する打撃基準位置まで前進して停止する。この状態で次の打撃を待つ。
【0033】
このように、フローティング推力Fv16及びダンピング推力Fv17は、さく岩機本体1の推力Fv1に対して、常に、Fv16<Fv1<Fv17の関係が維持されているので、1打撃サイクルの度に、フロントダンピングピストン16とリヤダンピングピストン17は図2に示すような打撃基準位置で当接し、リヤダンピングピストン17の前端面17aがさく岩機本体1の中央段部1cと当接する。このため、打撃ピストン12でシャンクロッド2を打撃する際に、打撃ピストン12のピストン速度が常に最大になり、打撃力が減少することはない。
【0034】
ビット6と岩盤Rとの密着が不完全な状態では、さく岩機本体1の推力Fv1は岩盤Rに十分に伝達されていないので、ビット6からロッド4、スリーブ5、シャンクロッド2、チャックドライバブッシュ15、及びフロントダンピングピストン16へは推力Fv1よりもはるかに小さい反力が伝達される。このとき、フローティング推力Fv16は、さく岩機本体1の推力Fv1よりも小さいが、前述の反力よりも大きいので、フロントダンピングピストン16はリヤダンピングピストン17から離れ、チャックドライバブッシュ15、シャンクロッド2を押してビット6が岩盤Rに接するまで、さく岩機本体1が前進するより速やかに前進して空打ち状態を防止する。
【0035】
これに続いて、さく岩機本体1がその推力Fv1により前進する。フローティング推力Fv16は、さく岩機本体1の推力Fv1に対して、Fv16<Fv1の関係を維持しているので、ビット6が岩盤Rに接した後は、フロントダンピングピストン16は推力Fv1の反力によりリヤダンピングピストン17に当接するまで確実に押し戻される。従って、フローティング作用が円滑に発揮される。
【0036】
なお、ダンパ圧力制御手段22としては、例えば、図6に示す圧力加乗算油圧制御弁を利用したダンパ圧力制御手段22bを採用してもよい。このダンパ圧力制御手段22bは、送り圧力FFprに基づいて第2減圧弁28への油圧を制御する第1減圧弁27と、第1減圧弁27からの油圧に基づいてポンプ圧力Pをダンパ圧力DPprに減圧する第2減圧弁28と、第2減圧弁28の減圧出口側に設けられ、ドレンDr側と第2減圧弁28側とを切換えるパイロット操作切換弁29とを具備している。パイロット操作切換弁29は、通常、ドレンDr側をリヤダンピングピストン油室19側に連通させているが、さく岩機Aを作動させることによる操作信号圧力Sprが作用すると、スプール弁を切換えて第2減圧弁28側をリヤダンピングピストン油室19側に連通させるようになっている。
【0037】
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されず、種々の変更を行うことができる。例えば、さく岩機Aの緩衝機構としては、位置が機械的に固定されない単一のダンピングピストンを使用したフローティング式であってもよく、この場合、単一のダンピングピストンをチャックドライバブッシュ15(伝達部材)の後方に設け、この単一のダンピングピストンに作用する油圧源21からのダンパ圧力DPprによる前方への推力によりビット6、ロッド4、シャンクロッド2、及びチャックドライバブッシュ15からの反射エネルギーを緩衝する。そして、図5あるいは図6に示すダンパ圧力制御手段と同様の構成のダンパ圧力制御手段を設け、ダンピングピストンに加えられるダンパ圧力DPprを、さく岩機本体1を前方へ送り出す送り圧力FFpr、即ちさく岩機本体1に作用する前方への推力F1に基づいて制御するようにすればよい。
【0038】
又、ダンパ圧力DPprは、送り圧力FFprに対して図4に示す関係となっているが、フローティング推力Fv16及びダンピング推力Fv17が、さく岩機本体1の推力Fv1に対して常にFv16<Fv1<Fv17の関係を満たすものであれば、図4に示す関係に限られない。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1に係る油圧さく岩機のダンパ圧力制御装置によれば、油圧源からダンピングピストンに加えられるダンパ圧力を、油圧さく岩機本体に作用する前方への推力に基づいて制御するダンパ圧力制御手段を備えたので、ダンパ圧力制御手段によってダンピングピストンに加えられるダンパ圧力が油圧さく岩機本体の推力に応じて自動的に調整可能となり、油圧さく岩機本体の推力が変化してもダンピングピストンによるフローティング作用及びダンピング作用を十分に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される油圧さく岩機の説明図であり、(a)はビットが岩盤を穿孔する前の状態、(b)及び(c)はビットが岩盤を穿孔する途中の状態を示す説明図である。
【図2】油圧さく岩機の緩衝機構の拡大断面図である。
【図3】本発明に係る油圧さく岩機のダンパ圧力制御装置の実施形態を示す系統図である。
【図4】ダンパ圧力と送り圧力との関係を示す制御特性線図である。
【図5】電磁比例制御弁を利用したダンパ圧力制御手段の構成図である。
【図6】圧力加乗算油圧制御弁を利用したダンパ圧力制御手段の構成図である。
【図7】従来例の油圧さく岩機の基本構成を示す概略図である。
【図8】従来例の油圧さく岩機の緩衝機構の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 油圧さく岩機本体
1a 前方段部
1b 後方段部
1c 中央段部
2 シャンクロッド
2a 大径部後端
3 打撃機構
4 ロッド
5 スリーブ
6 ビット
7 キャリッジ
8 ガイドシェル
9 チェーン
10 フィードモータ
11 ホースリール
12 打撃ピストン
13 チャック
14 チャックドライバ
15 チャックドライバブッシュ
16 フロントダンピングピストン
17 リヤダンピングピストン
17a 前端面
18 油路
19 リヤダンピングピストン油室
20 フロントダンピングピストン油室
21 油圧源
22,22a,22b ダンパ圧力制御手段
23 圧力センサ
24 演算処理装置
25 電磁比例制御弁
26,27,28 減圧弁
29 パイロット操作切換弁

Claims (1)

  1. 工具を打撃する打撃機構と、前記工具に破砕対象側への推力を伝達する伝達部材と、該伝達部材の後方に設けられ、油圧源からのダンパ圧力による前方への推力により前記工具及び前記伝達部材からの反射エネルギーを緩衝するダンピングピストンとを備えた油圧さく岩機において、
    前記油圧源から前記ダンピングピストンに加えられるダンパ圧力を、油圧さく岩機本体に作用する前方への推力に基づいて制御するダンパ圧力制御手段を備え、
    前記ダンピングピストンは、フロントダンピングピストンと、リヤダンピングピストンとからなり、
    前記ダンパ圧力制御手段は、前記油圧さく岩機本体に作用する前方への推力をFv1、前記フロントダンピングピストンに作用する前方への推力であるフローティング推力をFv16、前記リヤダンピングピストンに作用する前方への推力であるダンピング推力をFv17としたとき、Fv1を検出する圧力センサを備え、検出したFv1値の変化に前記ダンパ圧力を連動変化させることにより、Fv16及びFv17がFv16<Fv1<Fv17の関係を保てるよう調整することを特徴とする油圧さく岩機のダンパ圧力制御装置。
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