JP4463116B2 - スピーカ装置 - Google Patents
スピーカ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4463116B2 JP4463116B2 JP2005001116A JP2005001116A JP4463116B2 JP 4463116 B2 JP4463116 B2 JP 4463116B2 JP 2005001116 A JP2005001116 A JP 2005001116A JP 2005001116 A JP2005001116 A JP 2005001116A JP 4463116 B2 JP4463116 B2 JP 4463116B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- frequency
- tweeter
- speaker
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
あって低・中音域の音は打ち消されてしまいほとんど聞こえなくなるからであり、また充分な容積のエンクロージャを設けることができなかった場合は、エンクロージャの内部の空気が圧縮されることによる負荷によって、低・中音域では充分な振幅をとることができず、高音域の音しか再生できないからである。
前記高域側スピーカユニットは、緩衝材を介して前記高域側スピーカボックスに取り付けられていることを特徴としている。
前記低域側スピーカユニットは、緩衝材を介して前記低域側スピーカボックスに取り付けられていることを特徴としている。
以下、本発明の第1実施形態を、図1〜図3を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態であるスピーカ装置1の断面図であり、図2(a)はスピーカ装置1の平面図であり、図2(b)は図2(a)の矢印A方向から見た側面図である。なお、図1は図2(a)の切断面線I−Iから見た断面図である。
取り付けられるので、トゥイータボックス5の容積を充分に確保することが可能となり、トゥイータユニット3における再生周波数帯域W2(図3参照)の低域側を比較的低い周波数まで拡張することができるようになる。これによって、ウーファユニット2およびトゥイータユニット3の各再生周波数帯域W1,W2が重なるクロスオーバ帯域W3(図3参照)を低域側に設定できるようになり、音波の干渉によるひずみの発生を解消できる。
(1)上記実施形態によれば、ウーファユニット2の前面側を覆うように配置されたトゥイータボックス5にトゥイータユニット3が取り付けられるので、スピーカ装置1の省スペース化を図ることができる。
次に、本発明の第2実施形態を、図4を参照しながら説明する。なお、第2実施形態は、第1実施形態と類似しているので、同様の部分については同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
(1)第2実施形態では、トゥイータユニット3の振動がトゥイータボックス5に伝わりにくくなるので、高音が濁ることがなくなる。これによって、高音域の音質劣化が抑制され、原音により忠実な音響再生が可能となる。
次に、本発明の第3実施形態を、図5を参照しながら説明する。なお、第3実施形態は、第2実施形態に類似しているので、同様の構成には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
(1)第3実施形態では、トゥイータユニット3において音のエネルギを効率よく出力できるので、高音域の音の過渡特性(音のスピード感)がよくなり、高音の音質向上を図ることができる。
・上記実施形態では、外磁形のウーファユニット2を使用した場合を説明したけれども、図6に示すような内磁形のウーファユニット2Aを使用してもよい。内磁形のウーファユニット2Aでは、ヨーク20A内に配置した永久磁石22Aをヨーク20Aの底部とトッププレート21Aとで挟持して磁気回路が構成されている。したがって、内磁形のウーファユニット2Aを使用する場合は、トゥイータユニット3のボトムヨーク30とウーファユニット2Aのトッププレート21Aとを連結すればよい。つまり、トゥイータユニットの磁気回路の背部に、質量の大きいウーファユニットの磁気回路が連結されていればよい。
次に、本発明の第4実施形態を、図8を参照しながら説明する。なお、第4実施形態は、第2実施形態および第3実施形態と類似しており、同様の構成には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
ス5との間には、円環形状の緩衝材9が介在されている。このようにトゥイータボックス5の本体部分5aの両側に緩衝材7,9を配置して支持することによって、トゥイータボックス5を安定して支持することができる。なお、緩衝材8,9も、上述した緩衝材6,7と同じ性質を持つものを使用する。
(1)第4実施形態では、ウーファユニット2およびトゥイータユニット3からの振動がウーファボックス4およびトゥイータボックス5に伝わりにくくなるので、低音および高音即ち音響再生すべき全周波数帯域の音が濁ることがなくなる。また、ウーファユニット2およびトゥイータユニット3が共に効率よく音のエネルギを出力できるので、出力される音の過渡特性(音のスピード感)がよくなる。したがって、低音および高音即ち音響再生すべき全周波数帯域の音の音質向上を図ることができ、原音により忠実な音響再生が可能となる。
・上記実施形態では、外磁形のウーファユニット2を使用した場合を説明したけれども、図9に示すような内磁形のウーファユニット2Aを使用してもよい。内磁形のウーファユニット2Aでは、ヨーク20A内に配置した永久磁石22Aをヨーク20Aの底部とトッププレート21Aとで挟持して磁気回路が構成されている。したがって、内磁形のウーファユニット2Aを使用する場合は、取付ボルト14をウーファユニット2Aのヨーク20A、永久磁石22Aおよびトッププレート21Aを貫通してトゥイータユニット3のボトムヨーク30に達するように設ければよい。つまり、トゥイータユニットの背部に、質量の大きいウーファユニットの磁気回路および重りが連結されていればよい。
・上記各実施形態では、いわゆる2ウェイスピーカ装置の場合を説明したけれども、3ウェイや4ウェイのように3つ以上のスピーカユニットを備えて構成されるスピーカ装置においても実施することができる。即ち、周波数帯域がクロスオーバする2つのスピーカユニットに対して、同様に実施することができる。例えば、ウーファユニット、ミッドレンジユニット、トゥイータユニットの3つのスピーカユニットで構成される3ウェイスピーカ装置において、ウーファユニットおよびミッドレンジユニットに対して、あるいはミッドレンジユニットおよびトゥイータユニットに対して本発明を適用することもできる。
Claims (3)
- 音響再生すべき周波数帯域の低域側帯域を再生する低域側スピーカユニットと、
前記周波数帯域の高域側帯域を再生する高域側スピーカユニットと、
前記低域側スピーカユニットが取り付けられる低域側スピーカボックスと、
前記低域側スピーカユニットの前面側を覆うように配置されて前記低域側スピーカユニットに対して音響負荷として機能すると共に、前記高域側スピーカユニットが取り付けられる高域側スピーカボックスとを備え、
前記高域側スピーカボックスを貫通して配置される連結部材によって、前記低域側スピーカユニットの磁気回路と前記高域側スピーカユニットの磁気回路とが連結され、音響振動に対して仮想的な接地として作用する重りを、取付部材によって前記低域側スピーカユニットの磁気回路の背部に取り付けることを特徴とするスピーカ装置。 - 請求項1に記載のスピーカ装置において、
前記高域側スピーカユニットは、緩衝材を介して前記高域側スピーカボックスに取り付けられていることを特徴とするスピーカ装置。 - 請求項1または2のいずれか1項に記載のスピーカ装置において、
前記低域側スピーカユニットは、緩衝材を介して前記低域側スピーカボックスに取り付けられていることを特徴とするスピーカ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005001116A JP4463116B2 (ja) | 2005-01-06 | 2005-01-06 | スピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005001116A JP4463116B2 (ja) | 2005-01-06 | 2005-01-06 | スピーカ装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006191336A JP2006191336A (ja) | 2006-07-20 |
JP2006191336A5 JP2006191336A5 (ja) | 2008-02-14 |
JP4463116B2 true JP4463116B2 (ja) | 2010-05-12 |
Family
ID=36798042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005001116A Expired - Fee Related JP4463116B2 (ja) | 2005-01-06 | 2005-01-06 | スピーカ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4463116B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5021026B2 (ja) * | 2007-04-27 | 2012-09-05 | パイオニア株式会社 | スピーカー装置 |
JP2009094677A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Fujitsu Ten Ltd | スピーカ装置 |
WO2012115158A1 (ja) * | 2011-02-23 | 2012-08-30 | Nagaoka Mitsuo | スピーカ装置 |
JP6924962B2 (ja) * | 2017-03-27 | 2021-08-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | スピーカ装置 |
KR101873581B1 (ko) * | 2017-05-12 | 2018-07-02 | 채성수 | 2웨이 유닛 이어폰 모듈 |
-
2005
- 2005-01-06 JP JP2005001116A patent/JP4463116B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006191336A (ja) | 2006-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100553647B1 (ko) | 스피커장치 | |
US7158648B2 (en) | Loudspeaker system with extended bass response | |
JP2018510557A (ja) | 封止された音響サスペンションチャンバーを有するラウドスピーカーエンクロージャー | |
JP4463116B2 (ja) | スピーカ装置 | |
US6425456B1 (en) | Hollow semicircularly curved loudspeaker enclosure | |
WO2016052695A1 (ja) | エキサイタ | |
JPH04227396A (ja) | インナーイヤー型ヘッドホン | |
US7319772B2 (en) | Speaker device for improving mid/high-range frequencies | |
KR101188921B1 (ko) | 복합 스피커 시스템 | |
JP4810576B2 (ja) | 電気音響変換器 | |
US8073168B2 (en) | Compact open baffle speaker system | |
JP5021026B2 (ja) | スピーカー装置 | |
US11363369B2 (en) | Audio loudspeaker system | |
JP4230421B2 (ja) | スピーカ装置 | |
JPS646636Y2 (ja) | ||
JP3906728B2 (ja) | スピーカ | |
JP2005294887A (ja) | 音響システム用パーツおよび音響システム | |
JPH0974599A (ja) | スピーカ装置 | |
WO2020129262A1 (ja) | 車載用スピーカ装置 | |
JP3491541B2 (ja) | 加振装置及びそれを使用した音響変換装置 | |
RU2746715C1 (ru) | Плоский низкочастотный громкоговоритель | |
CN221058439U (zh) | 高指向陶瓷扬声器 | |
JP2005012568A (ja) | スピーカ装置 | |
KR101087493B1 (ko) | 평판 디스플레이에 내장된 자기변형 스피커 | |
RU81849U1 (ru) | Акустическая система |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071227 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100209 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100216 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140226 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150226 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |