JP4463116B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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本発明は、再生周波数帯域が異なる2つのスピーカユニットを備えて構成される複合型のスピーカ装置に関する。
高品質の音響再生を実現するための音響システムとして、再生周波数帯域が異なる複数のスピーカユニットを組み合わせて構成し、複数のスピーカユニット全体の合成特性として所望の周波数帯域を再生するようにしたマルチウェイスピーカシステムが知られている。典型的なマルチウェイスピーカシステムは、複数のスピーカユニットを1つのスピーカボックス(エンクロージャ)に搭載して構成した一体構成の複合型スピーカ装置で実現される。また、最近では、重低音を専用に再生するサブウーファユニットと中・高音を再生するスピーカユニットとを、それぞれ別々のエンクロージャに搭載して別体として構成した低音用スピーカ装置と中・高音用スピーカ装置とを組み合わせて構成されたマルチウェイスピーカシステムが、ホームシアター用や車載用として、主流になりつつある。
低音用スピーカ装置に関して、低音域の音質向上を図る技術が、例えば特許文献1および特許文献2に開示されている。特許文献1には、サブウーファユニットの前面に音響負荷を設けて低域特性を改善する技術が開示されている。また特許文献2には、スピーカユニットの後部に振動に対する仮想接地となる重りを設け、過渡特性の良好な音質が得られるようにする技術が開示されている。
しかしながら、上述した別体構成のマルチウェイスピーカシステムには、設置する際に低音用スピーカ装置と中・高音用スピーカ装置とをそれぞれ設置しなければならないので、比較的大きな設置スペースが必要になるという問題がある。特に、設置スペースが制限されている車室内に設置する場合は、スピーカ装置の設置態様が著しく制限されてしまう。
また、1つのエンクロージャにサブウーファユニットと中・高音用スピーカユニットとを搭載して一体構成とすることも可能である。しかしながら、この場合はエンクロージャ自体が大型になるので、比較的大きな設置スペースが必要になるという問題は解決されない。
一方、特許文献3には、2つのスピーカユニットを同軸上に配置する技術が開示されている。この技術によれば、エンクロージャに直接搭載するスピーカユニットが1つになるので、エンクロージャが大型になることを抑制してスピーカ装置の小型化を図ることが可能となる。
特開2002−78052号公報 特開2002−152884号公報 実用新案登録第2509171号公報
上述した2つのスピーカユニットを同軸上に配置して構成されるスピーカ装置では、前面側に配置されるスピーカユニットに対してはエンクロージャを設けることができないか、あるいは設けることができた場合でも充分な容積を確保することができない。そのため、前面側のスピーカユニットは必然的に高音用スピーカユニットに限られてしまう。これは、エンクロージャがない場合は、スピーカユニットの前後に生じる逆相の音波が干渉し
あって低・中音域の音は打ち消されてしまいほとんど聞こえなくなるからであり、また充分な容積のエンクロージャを設けることができなかった場合は、エンクロージャの内部の空気が圧縮されることによる負荷によって、低・中音域では充分な振幅をとることができず、高音域の音しか再生できないからである。
したがって、特許文献3に記載されているようなスピーカ装置では、2つのスピーカユニットの組み合わせが、後方側に配置される低・中音用スピーカユニット(例えば図10の実線L11で示す周波数−音圧特性を有するスピーカユニット)と、前面側に配置される高音用スピーカユニット(例えば図10の実線L12で示す周波数−音圧特性を有するスピーカユニット)とに限定されてしまう。そのため、2つのスピーカユニットの再生周波数帯域W11,W12が重なる帯域(クロスオーバ帯域)W13を、高音域に設定せざるを得なくなり、これによって音波の干渉による再生音のひずみが発生するという問題が生じる。これは、高音域では、音波の波長が短くなるため、スピーカユニットの空間的な配置条件に起因する音波の干渉が発生しやすくなるからである。例えば、100Hzの音波の波長は約3mであるため、2つのスピーカユニットがせいぜい1m程度の範囲内に配置されていれば、音波の干渉はほとんど問題とならない。これに対し、例えば10kHzの音波の波長は約3cmしかないため、2つのスピーカユニットをかなり接近させて配置させても(たとえ同軸上であっても)、音波の干渉が発生する。
本発明の目的は、音質劣化を抑えて高品質の音響再生を行うことができ、かつ省スペース化を図ることができるスピーカ装置を提供することにある。
本発明は音響再生すべき周波数帯域の低域側帯域を再生する低域側スピーカユニットと、前記周波数帯域の高域側帯域を再生する高域側スピーカユニットと、前記低域側スピーカユニットが取り付けられる低域側スピーカボックスと、前記低域側スピーカユニットの前面側を覆うように配置されて前記低域側スピーカユニットに対して音響負荷として機能すると共に、前記高域側スピーカユニットが取り付けられる高域側スピーカボックスとを備え、前記高域側スピーカボックスを貫通して配置される連結部材によって、前記低域側スピーカユニットの磁気回路と前記高域側スピーカユニットの磁気回路とが連結され、音響振動に対して仮想的な接地として作用する重りを、取付部材によって前記低域側スピーカユニットの磁気回路の背部に取り付けることを特徴とするスピーカ装置である。
本発明によれば、低域側スピーカユニットの背部および高域側スピーカユニットの背部にそれぞれ重りが取り付けられたことになる。この構成では、低域側スピーカユニットおよび高域側スピーカユニットの各振動がそれぞれ重りに伝わり、重りが仮想グランドとして機能する。これによって、低域側スピーカユニットおよび高域側スピーカユニットからの各再生音に関して、過渡特性の良好な音質を得ることができる。また、1つの重りを低域側スピーカユニットおよび高域側スピーカユニットで兼用するようにしたので、スピーカユニットごとに専用の重りを設ける必要がなく、スピーカ装置の省スペース化、軽量化および構造の簡素化を図ることができる。
また本発明は、上記スピーカ装置において、
前記高域側スピーカユニットは、緩衝材を介して前記高域側スピーカボックスに取り付けられていることを特徴としている。
本発明によれば、高域側スピーカユニットは緩衝材を介して高域側スピーカボックスに取り付けられているので、高域側スピーカユニットの振動が高域側スピーカボックスに伝わりにくくなり、高域側の音が濁ることがなくなる。また、高域側スピーカユニットの背部に重りが取り付けられている場合は、音のエネルギを効率よく出力することができる。これによって、高域側の音の音質劣化が抑制され、原音により忠実な音響再生が可能となる。
また本発明は、上記スピーカ装置において、
前記低域側スピーカユニットは、緩衝材を介して前記低域側スピーカボックスに取り付けられていることを特徴としている。
本発明によれば、低域側スピーカユニットは緩衝材を介して低域側スピーカボックスに取り付けられているので、低域側スピーカユニットの振動が低域側スピーカボックスに伝わりにくくなり、低域側の音が濁ることがなくなる。また、低域側スピーカユニットの背部に重りが取り付けられている場合は、音のエネルギを効率よく出力できる。これによって、低域側の音の音質劣化が抑制され、原音により忠実な音響再生が可能となる。
本発明によれば、低域側スピーカユニットの前面側を覆うように配置された高域側スピーカボックスに高域側スピーカユニットが取り付けられるので、スピーカ装置の省スペース化を図ることができる。また、高域側スピーカボックスは低域側スピーカユニットに対して音響負荷として機能するので、低域側スピーカユニットにおける低域共振周波数が下がり、再生周波数帯域の低域側の再生特性を改善することができる。さらに、高域側スピーカユニットは高域側スピーカボックスに取り付けられるので、スピーカボックス(エンクロージャ)の容積を充分に確保することが可能となり、高域側スピーカユニットにおける再生周波数帯域の低域側を比較的低い周波数まで拡張することができる。これによって、低域側スピーカユニットおよび高域側スピーカユニットの各再生周波数帯域が重なるクロスオーバ帯域を低域側に設定できるようになり、音波の干渉によるひずみの発生を解消できる。
また本発明によれば、低域側スピーカユニットの磁気回路が高域側スピーカユニットの背部に取り付けられた重りとして機能するので、高域側スピーカユニットからの再生音に関して、過渡特性の良好な音質を得ることができる。また、高域側スピーカユニット専用の重りを設ける必要がないので、スピーカ装置の省スペース化、軽量化および構造の簡素化を図ることができる。
また本発明によれば、低域側スピーカユニットの背部および高域側スピーカユニットの背部にそれぞれ重りが取り付けられたことになるので、低域側スピーカユニットおよび高域側スピーカユニットからの各再生音に関して、過渡特性の良好な音質を得ることができる。また、スピーカユニットごとに重りを設ける必要がないので、スピーカ装置の省スペース化、軽量化および簡素化を図ることができる。
また本発明によれば、高域側スピーカユニットの振動が高域側スピーカボックスに伝わるのが緩衝材によって抑制されるので、高音域の音が濁ることがなくなる。また、高域側スピーカユニットの背部に重りが取り付けられている場合は、音のエネルギを効率よく出力することができる。これによって、高音域の音の音質劣化が抑制され、原音により忠実な音響再生が可能となる。
また本発明によれば、低域側スピーカユニットの振動が低域側スピーカボックスに伝わるのが緩衝材によって抑制されるので、低音域の音が濁ることがなくなる。また、低域側スピーカユニットの背部に重りが取り付けられている場合は、音のエネルギを効率よく出力することができる。これによって、低音域の音の音質劣化が抑制され、原音により忠実な音響再生が可能となる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を、図1〜図3を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態であるスピーカ装置1の断面図であり、図2(a)はスピーカ装置1の平面図であり、図2(b)は図2(a)の矢印A方向から見た側面図である。なお、図1は図2(a)の切断面線I−Iから見た断面図である。
スピーカ装置1は、音響再生すべき周波数帯域の低域側を再生する低域側スピーカユニットであるウーファユニット2と、前記周波数帯域の高域側を再生する高域側スピーカユニットであるトゥイータユニット3とを備えて構成される2ウェイ型のスピーカ装置である。ウーファユニット2は、低域側スピーカボックスであるウーファボックス4に取り付けられている。また、トゥイータユニット3は、高域側スピーカボックスであるトゥイータボックス5に取り付けられている。ウーファユニット2とトゥイータユニット3とは、同軸上に配置するのが好ましい。
ウーファユニット2は、コーン型のスピーカユニットである。ウーファボックス4は、内部に空間を有する箱状の部材であり、ウーファユニット2を取り付けるための円形の開口部を有する。開口部の内周部分には、取付部4tが形成されている。ウーファボックス4は、合成樹脂、アルミダイキャスト、天然木、集成材などで形成される。
ウーファユニット2の磁気回路は、ボトムヨーク20とトッププレート21とで環状の永久磁石22を挟持する外磁形であり、トッププレート21にフレーム23が取り付けられる。ボトムヨーク20とトッププレート21との間に形成される磁気空隙には、ボビン24が配置される。ボビン24にはボイスコイル25が巻き回され、フレーム23とコーン26とはダンパ27によって支持される。
また、ボビン24の先端部には、コーン26の基端部が接着剤によって接合される。コーン26の外周縁部であるエッジ26eは、半径方向外方側の部分がフレーム23とガスケット28とによって挟持されて接合される。ガスケット28には挿入孔が複数箇所設けられており、フレーム23において前記挿入孔の下部に位置する部位には取付用孔が設けられている。これらの挿入孔および取付用孔に挿入した取付ねじを、ウーファボックス4の取付部4tに形成されたねじ孔に螺合させることによって、ウーファユニット2がウーファボックス4に取り付けられる。ボビン24の先端部には、ダストキャップ29が取り付けられる。ダンパ27は、例えば布にフェノールなどのレジンなどを含浸し、加熱成型によって形成される。このダンパ27には、ボビン24と同心円状にコルゲーションが形成されており、これによってコーン26の制動効果を得ている。
ウーファユニット2では、駆動電力が送り込まれると磁気空隙とボイスコイル25との間の磁気作用に基づいて軸線方向の駆動力が誘起される。この駆動力は、ボビン24を介して振動板であるコーン26に伝達される。コーン26はこの駆動力の作用を受けて前後に振動し、音波を前面の空間に向けて放射する。
また、トゥイータユニット3もコーン型のスピーカユニットである。トゥイータボックス5は、内部に空間を有する箱状の部材であり、トゥイータユニット3を取り付けるための円形の開口部を有する。開口部の内周部分には、取付部5tが形成されている。トゥイータボックス5は、合成樹脂、アルミダイキャスト、天然木、集成材などで形成される。
トゥイータユニット3の磁気回路は、ボトムヨーク30とトッププレート31とで環状の永久磁石32を挟持する外磁形であり、トッププレート31にフレーム33が取り付けられる。ボトムヨーク30とトッププレート31との間に形成される磁気空隙には、ボビン34が配置される。ボビン34にはボイスコイル35が巻き回され、フレーム33とコーン36とはダンパ37によって支持される。
また、ボビン34の先端部には、コーン36の基端部が接着剤によって接合される。コーン36の外周縁部であるエッジ36eは、半径方向外方側の部分がフレーム33とガスケット38とによって挟持されて接合される。ガスケット38には挿入孔が複数箇所設けられており、フレーム33において挿入孔の下部に位置する部位には取付用孔が設けられている。これらの挿入孔および取付用孔に挿入した取付ねじを、トゥイータボックス5の取付部5tに形成されたねじ孔に螺合することによって、トゥイータユニット3がトゥイータボックス5に取り付けられる。ボビン34の先端部には、ダストキャップ39が取り付けられる。ダンパ37は、例えば布にフェノールなどのレジンなどを含浸し、加熱成型によって形成される。このダンパ37には、ボビン34と同心円状にコルゲーションが形成されており、これによってコーン36の制動効果を得ている。
トゥイータユニット3では、駆動電力が送り込まれると磁気空隙とボイスコイル35との間の磁気作用に基づいて軸線方向の駆動力が誘起される。この駆動力は、ボビン34を介して振動板であるコーン36に伝達される。コーン36は、この駆動力の作用を受けて前後に振動し、音波を前面の空間に向けて放射する。
ここで、トゥイータボックス5は、ウーファユニット2の前面即ちコーン26全体を覆うように配置されてウーファボックス4に取り付けられている。トゥイータボックス5は、ウーファユニット2に対向して配置される本体部分5aと、本体部分5aの前面側に取り付けられるネット部分5bとを接合して構成され、内部に空間を有している。
本体部分5aの背面部には、図2に示すように複数個(本実施形態では4個)の支柱16が形成されている。この支柱16がウーファボックス4の前面に当接した状態で取付ボルト15を支柱16を貫通させてウーファボックス4に螺合させることによって、トゥイータボックス5がウーファボックス4に対して間隔をあけて取り付けられる。ウーファユニット2からの再生音は、ウーファボックス4の前面とトゥイータボックス5の背面との間の隙間から外部に放出される。一方、ネット部分5bには円形の開口部が形成され、この開口部の内周部分にトゥイータユニット3を取り付けるための取付部5tが形成されている。
トゥイータボックス5を上述したように配置することによって、トゥイータボックス5はウーファユニット2に対して音響負荷として機能する。音響負荷は、ウーファユニット2のコーン26を覆う大きさとコーン26に対する距離とによって、その能力が決まる。コーン26の平面視形状は円形であるので、コーン26を均一に覆うために、音響負荷であるトゥイータボックス5は図2(a)に示すように、平面視形状が円形となるように形成され、コーン26の軸心に対して同心となるように配置される。また、コーン26に対する距離を均一にするため、トゥイータボックス5の背面、即ち本体部分5aの背面は、図1に示すように、コーン26の表面形状とほぼ同じ形状に形成される。
図3は、スピーカ装置1の周波数特性の一例を示すグラフである。ウーファユニット2として、例えば実線L1で示される周波数−音圧特性を有するウーファユニットを使用した。またトゥイータユニット3として、例えば実線L2で示される周波数−音圧特性を有するトゥイータユニットを使用した。W1はウーファユニット2の再生周波数帯域を示し、W2はトゥイータユニット3の再生周波数帯域を示している。また、W3はウーファユニット2の再生周波数帯域W1とトゥイータユニット3の再生周波数帯域W2とがクロスオーバする周波数帯域(クロスオーバ帯域)を示している。
スピーカ装置1では、ウーファユニット2の前面側を覆うように取り付けられたトゥイータボックス5にトゥイータユニット3が取り付けられるので、ウーファユニット2とトゥイータユニット3とを同一平面状に並べて取り付ける場合に比べて、スピーカ装置1の省スペース化を図ることができる。
またスピーカ装置1では、ウーファユニット2の前面側がトゥイータボックス5で覆われることになるが、トゥイータボックス5でウーファユニット2に対して音響負荷として機能するので、低域側の音はトゥイータボックス5の側方から放音され、障害にはならない。また、トゥイータボックス5はウーファユニット2に対して音響負荷として機能するので、ウーファユニット2における振動系の有効質量が増加することによって、低域共振周波数が下がり、再生周波数帯域W1(図3参照)の低域側の再生特性を改善することができる。
また、トゥイータユニット3はエンクロージャとして機能するトゥイータボックス5に
取り付けられるので、トゥイータボックス5の容積を充分に確保することが可能となり、トゥイータユニット3における再生周波数帯域W2(図3参照)の低域側を比較的低い周波数まで拡張することができるようになる。これによって、ウーファユニット2およびトゥイータユニット3の各再生周波数帯域W1,W2が重なるクロスオーバ帯域W3(図3参照)を低域側に設定できるようになり、音波の干渉によるひずみの発生を解消できる。
上記第1実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態によれば、ウーファユニット2の前面側を覆うように配置されたトゥイータボックス5にトゥイータユニット3が取り付けられるので、スピーカ装置1の省スペース化を図ることができる。
(2)上記実施形態によれば、トゥイータボックス5はウーファユニット2に対して音響負荷として機能するので、ウーファユニット2における低域共振周波数が下がり、再生周波数帯域W1の低域側の再生特性を改善することができる。また、トゥイータユニット3はトゥイータボックス5に取り付けられるので、トゥイータボックス5の容積を充分に確保することが可能となり、トゥイータユニット3における再生周波数帯域W2の低域側を比較的低い周波数まで拡張することができる。これによって、ウーファユニット2の再生周波数帯域W1とトゥイータユニット3の再生周波数帯域W2とが重なるクロスオーバ帯域W3を低域側に設定できるようになり、音波の干渉によるひずみの発生を解消できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を、図4を参照しながら説明する。なお、第2実施形態は、第1実施形態と類似しているので、同様の部分については同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
第2実施形態では、トゥイータユニット3がトゥイータボックス5に対して、緩衝材6,7を介して取り付けられている。具体的には、トゥイータユニット3の外周縁部とトゥイータボックス5のネット部分5bの取付部5tとの間に、円環形状の緩衝材6が介在されており、この緩衝材6を取付ねじ(図示せず)が貫通するようにして両者を固定している。また、トゥイータユニット3のボトムヨーク30の背面とトゥイータボックス5の本体部分5aの前面との間に、円板形状の緩衝材7が設けられている。
緩衝材6,7は、クッション性を有し、機密性を維持しかつトゥイータユニット3の振動をそのままトゥイータボックス5に伝達しないような材質であればよい。また、緩衝材6,7は、トゥイータユニット3の再生周波数帯域について6dB以上その信号を減衰させるような性質であることが好ましい。緩衝材6,7としては、発泡性樹脂によって形成されるクッション、ゲル、防振ゴム等の振動吸収性能が高いスペーサ、フェルトなどを使用することができる。
このようにトゥイータユニット3が緩衝材6,7を介してトゥイータボックス5に取り付けられているので、トゥイータユニット3の振動がトゥイータボックス5に伝わりにくくなり、高音が濁ることがなくなる。
したがって、第2実施形態によれば、第1実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(1)第2実施形態では、トゥイータユニット3の振動がトゥイータボックス5に伝わりにくくなるので、高音が濁ることがなくなる。これによって、高音域の音質劣化が抑制され、原音により忠実な音響再生が可能となる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を、図5を参照しながら説明する。なお、第3実施形態は、第2実施形態に類似しているので、同様の構成には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
第3実施形態では、ウーファユニット2およびトゥイータユニット3が、それぞれ緩衝材6,7;8,9を介してウーファボックス4およびトゥイータボックス5に取り付けられている。さらに第3実施形態では、トゥイータボックス5を貫通して配置される連結部材10によって、ウーファユニット2のボトムヨーク20とトゥイータユニット3のボトムヨーク30とが連結されている。
具体的には、ウーファユニット2のフレーム23の外周縁部とウーファボックス4の取付部4tとの間に、円環形状の緩衝材8が介在されており、この緩衝材8を取付ねじ(図示せず)が貫通するようにして両者を固定している。なお、トゥイータユニット3のトゥイータボックス5に対する取付状態は、第2実施形態と同様であるが、緩衝材7は、連結部材10を貫通させる必要があるため、円環形状のものが使用される。
また、連結部材10は、細長い略円柱状の部材であり、直径が異なる大径部分10aと小径部分10bとを有する。大径部分10a側の端端がウーファユニット2のボトムヨーク20の前面に固定されており、小径部分10b側の端部がトゥイータユニット3のボトムヨーク30の背面に固定されている。トゥイータボックス5およびダストキャップ29にはそれぞれ貫通孔11a,11bが形成されており、連結部材10はこの2つの貫通孔11a,11bに貫通されている。
また、連結部材10には、トゥイータボックス5の本体部分5aとダストキャップ29との間に略円板状の支持板12が設けられており、この支持板12とトゥイータボックス5との間には、円環形状の緩衝材9が介在されている。このようにトゥイータボックス5の本体部分5aの両側に緩衝材7,9を配置して支持することによって、トゥイータボックス5を安定して支持することができる。なお、緩衝材8,9も、上述した緩衝材6,7と同じ性質を持つものを使用する。
このように第3実施形態では、ウーファユニット2のボトムヨーク20とトゥイータユニット3のボトムヨーク30とが連結されているので、トゥイータユニット3の背部に重りが取り付けられたことになる。この構成では、トゥイータユニット3の振動が重りに伝わり、重りが仮想グランドとして動作する。トゥイータユニット3およびウーファユニット2は共に緩衝材6,7;8,9を介してトゥイータボックス5およびウーファボックス4に取り付けられているので、トゥイータユニット3の振動は重りのみに伝わる。したがって、トゥイータユニット3は仮想グランド(重り)に固定されることになるので、音のエネルギを効率よく出力できる。
また第3実施形態では、ウーファユニット2も緩衝材8,9を介してウーファボックス4に取り付けられるので、ウーファユニット2の振動がウーファボックス4に伝わりにくくなり、低音が濁ることがなくなる。
したがって、第3実施形態によれば、第1実施形態および第2実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(1)第3実施形態では、トゥイータユニット3において音のエネルギを効率よく出力できるので、高音域の音の過渡特性(音のスピード感)がよくなり、高音の音質向上を図ることができる。
(2)第3実施形態では、ウーファユニット2の振動がウーファボックス4に伝わりにくくなり、低音が濁ることがなくなるので、低音域の音質劣化が抑制される。これによって、高音および低音が共に濁ることがなくなるので、音響再生すべき周波数帯域の全体にわたって音質劣化を抑えることができる。これによって、原音により忠実な音響再生が可能となる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、外磁形のウーファユニット2を使用した場合を説明したけれども、図6に示すような内磁形のウーファユニット2Aを使用してもよい。内磁形のウーファユニット2Aでは、ヨーク20A内に配置した永久磁石22Aをヨーク20Aの底部とトッププレート21Aとで挟持して磁気回路が構成されている。したがって、内磁形のウーファユニット2Aを使用する場合は、トゥイータユニット3のボトムヨーク30とウーファユニット2Aのトッププレート21Aとを連結すればよい。つまり、トゥイータユニットの磁気回路の背部に、質量の大きいウーファユニットの磁気回路が連結されていればよい。
・上記実施形態では、トゥイータボックス5の本体部分5aを、その両側に緩衝材7,9を配置して支持するようにしたけれども、図7(a)に示すように緩衝材7のみで本体部分5aを支持するようにしてもよい。また、図7(b)に示すように緩衝材9のみで本体部分5aを支持するように構成してもよい。さらに、図7(c)に示すように、トゥイータボックス5の本体部分5aに形成されている貫通孔11aの内周部と連結部材10の外周部との間に緩衝材17を配置して、本体部分5aを支持するようにしてもよい。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態を、図8を参照しながら説明する。なお、第4実施形態は、第2実施形態および第3実施形態と類似しており、同様の構成には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
第4実施形態では、ウーファユニット2およびトゥイータユニット3が、それぞれ緩衝材6,7および8,9を介してウーファボックス4およびトゥイータボックス5に取り付けられている。また第4実施形態では、ウーファユニット2の背部側に配置した重り13が、取付部材である取付ボルト14によってウーファユニット2のボトムヨーク20の背面に取り付けられる。さらに、ウーファユニット2のボトムヨーク20およびトゥイータボックス5を貫通してトゥイータユニット3のボトムヨーク30に達するように取付ボルト14が設けられて、重り13がトゥイータユニット3のボトムヨーク30の背面に取り付けられる。ウーファユニット2のウーファボックス4に対する取付状態およびトゥイータユニット3のトゥイータボックス5に対する取付状態は、第3実施形態と同じである。
また、重り13には貫通孔13aが形成されており、ウーファユニット2のボトムヨーク20には軸線方向に貫通して形成されるねじ孔20aが形成されている。そして、トゥイータボックス5の本体部分5aおよびダストキャップ29にはそれぞれ貫通孔11a,11bが形成されており、トゥイータユニット3のボトムヨーク30の背部にはねじ孔30aが形成されている。取付ボルト14は、重り13の貫通孔13aに挿通され、ウーファユニット2のボトムヨーク20のねじ孔20aに螺合され、ダストキャップ29およびトゥイータボックス5の各貫通孔11b,11aにそれぞれ挿通され、そしてトゥイータユニット3のボトムヨーク30のねじ孔30aに螺合される。これによって、重り13がウーファユニット2およびトゥイータユニット3に対して共通に固定される。
また、取付ボルト14には、トゥイータボックス5の本体部分5aとダストキャップ29との間に略円板状の支持板12が設けられており、この支持板12とトゥイータボック
ス5との間には、円環形状の緩衝材9が介在されている。このようにトゥイータボックス5の本体部分5aの両側に緩衝材7,9を配置して支持することによって、トゥイータボックス5を安定して支持することができる。なお、緩衝材8,9も、上述した緩衝材6,7と同じ性質を持つものを使用する。
このように第4実施形態では、ウーファユニット2の背部に重り13が取り付けられると共に、この取り付けられた重り13がトゥイータユニット3の背部にも取り付けられたことになる。この構成では、ウーファユニット2およびトゥイータユニット3の振動がそれぞれ重り13に伝わり、重り13が仮想グランドとして機能する。ウーファユニット2およびトゥイータユニット3は共に緩衝材6,7;8,9を介してウーファボックス4およびトゥイータボックス5に取り付けられているので、ウーファユニット2およびトゥイータユニット3の振動はそれぞれ重り13のみに伝わる。したがって、ウーファユニット2およびトゥイータユニット3は共に仮想グランドである重り13に固定されることになるので、音のエネルギを効率よく出力できる。
また、トゥイータユニット3と同様に、ウーファユニット2も緩衝材8,9を介してウーファボックス4に取り付けられるので、ウーファユニット2の振動がウーファボックス4に伝わりにくくなり、低音が濁ることがなくなる。
したがって、第4実施形態によれば、第1〜第3実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(1)第4実施形態では、ウーファユニット2およびトゥイータユニット3からの振動がウーファボックス4およびトゥイータボックス5に伝わりにくくなるので、低音および高音即ち音響再生すべき全周波数帯域の音が濁ることがなくなる。また、ウーファユニット2およびトゥイータユニット3が共に効率よく音のエネルギを出力できるので、出力される音の過渡特性(音のスピード感)がよくなる。したがって、低音および高音即ち音響再生すべき全周波数帯域の音の音質向上を図ることができ、原音により忠実な音響再生が可能となる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、外磁形のウーファユニット2を使用した場合を説明したけれども、図9に示すような内磁形のウーファユニット2Aを使用してもよい。内磁形のウーファユニット2Aでは、ヨーク20A内に配置した永久磁石22Aをヨーク20Aの底部とトッププレート21Aとで挟持して磁気回路が構成されている。したがって、内磁形のウーファユニット2Aを使用する場合は、取付ボルト14をウーファユニット2Aのヨーク20A、永久磁石22Aおよびトッププレート21Aを貫通してトゥイータユニット3のボトムヨーク30に達するように設ければよい。つまり、トゥイータユニットの背部に、質量の大きいウーファユニットの磁気回路および重りが連結されていればよい。
・上記実施形態では、トゥイータボックス5の本体部分5aを、その両側に緩衝材7,9を配置して支持するようにしたけれども、上記第3実施形態の場合と同様に、緩衝材7のみで本体部分5aを支持するようにしてもよい。この場合は、上述の図7(a)において連結部材10が取付ボルト14に対応する。また、緩衝材9のみで本体部分5aを支持するように構成してもよい。この場合は、上述の図7(b)において連結部材10が取付ボルト14に対応する。さらに、トゥイータボックス5の本体部分5aに形成されている貫通孔11aの内周部と取付ボルト14の外周部との間に緩衝材17を配置して、本体部分5aを支持するようにしてもよい。この場合は、上述の図7(c)において連結部材10が取付ボルト14に対応する。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態では、いわゆる2ウェイスピーカ装置の場合を説明したけれども、3ウェイや4ウェイのように3つ以上のスピーカユニットを備えて構成されるスピーカ装置においても実施することができる。即ち、周波数帯域がクロスオーバする2つのスピーカユニットに対して、同様に実施することができる。例えば、ウーファユニット、ミッドレンジユニット、トゥイータユニットの3つのスピーカユニットで構成される3ウェイスピーカ装置において、ウーファユニットおよびミッドレンジユニットに対して、あるいはミッドレンジユニットおよびトゥイータユニットに対して本発明を適用することもできる。
・上記各実施形態では、コーン型のスピーカユニットの場合を説明したけれども、他の型のスピーカユニット、例えばドーム型や平板型のスピーカユニットの場合も同様に実施することができる。
本発明の第1実施形態であるスピーカ装置1の要部を拡大して示す断面図。 (a)はスピーカ装置1の平面図、(b)は(a)の矢印A方向から見たスピーカ装置1の側面図。 スピーカ装置1の周波数−音圧特性を示すグラフ。 第2実施形態を示す断面図。 第3実施形態を示す断面図。 第3実施形態の変形例を示す断面図。 (a)、(b)および(c)はトゥイータボックス5の本体部分5aの支持構造の変形例を示す断面図。 第4実施形態を示す断面図。 第4実施形態の変形例を示す断面図。 従来のスピーカ装置の周波数−音圧特性を示すグラフ。
符号の説明
1…スピーカ装置、2…ウーファユニット、3…トゥイータユニット、4…ウーファボックス、5…トゥイータボックス、6,7,8,9,17…緩衝材、10…連結部材、13…重り、14…取付ボルト、20,30…ボトムヨーク、W1…ウーファユニットの再生周波数帯域、W2…トゥイータユニットの再生周波数帯域、W3…クロスオーバ帯域。

Claims (3)

  1. 音響再生すべき周波数帯域の低域側帯域を再生する低域側スピーカユニットと、
    前記周波数帯域の高域側帯域を再生する高域側スピーカユニットと、
    前記低域側スピーカユニットが取り付けられる低域側スピーカボックスと、
    前記低域側スピーカユニットの前面側を覆うように配置されて前記低域側スピーカユニットに対して音響負荷として機能すると共に、前記高域側スピーカユニットが取り付けられる高域側スピーカボックスとを備え、
    前記高域側スピーカボックスを貫通して配置される連結部材によって、前記低域側スピーカユニットの磁気回路と前記高域側スピーカユニットの磁気回路とが連結され、音響振動に対して仮想的な接地として作用する重りを、取付部材によって前記低域側スピーカユニットの磁気回路の背部に取り付けることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 請求項に記載のスピーカ装置において、
    前記高域側スピーカユニットは、緩衝材を介して前記高域側スピーカボックスに取り付けられていることを特徴とするスピーカ装置。
  3. 請求項1または2のいずれか1項に記載のスピーカ装置において、
    前記低域側スピーカユニットは、緩衝材を介して前記低域側スピーカボックスに取り付けられていることを特徴とするスピーカ装置。
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