JP4461907B2 - 電子部品の製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、電子部品の製造方法に関するもので、特に、電子部品本体の外表面上に形成された外部電極の表面を与えるめっき膜を形成するためのめっき工程を備える、電子部品の製造方法に関するものである。
図2には、この発明にとって興味ある電子部品の一例としての積層セラミックコンデンサ1が断面図で示されている(たとえば、特許文献1参照)。
図2に示した積層セラミックコンデンサ1は、互いに対向する2つの端面2および3ならびにこれら2つの端面2および3間を連結する側面4を有する、直方体状の電子部品本体5を備えている。
電子部品本体5は、積層された複数の誘電体セラミック層6を備え、誘電体セラミック層6間の特定の界面に沿って、複数の内部電極7および8が形成される。内部電極7および8は、互いの間に静電容量を形成するように誘電体セラミック層6を介して対向した状態にあり、電子部品本体5の一方の端面2にまで引き出される内部電極7と他方の端面7にまで引き出される内部電極8とが交互に配置されている。
電子部品5の端面2および3上には、それぞれ、内部電極7および8に電気的に接続される外部電極9および10が形成される。
外部電極9および10は、それぞれ、下地層11および12を備えている。下地層11および12は、たとえば銅を導電成分として含む導電性ペーストの焼付けによって形成されるもので、この導電性ペーストの付与にあたっては、電子部品本体5の各端部を、所定の厚みを有する導電性ペースト層に浸漬することが行なわれる。そのため、下地層11および12は、それぞれ、電子部品本体5の端面2および3上だけでなく、側面4の各端部上にまで及ぶように形成される。
下地層11および12上には、それぞれ、めっき膜13および14が形成される。めっき膜13および14は、たとえば、めっき槽内に複数個の電子部品本体5と複数個の導電性のメディアとを投入した状態で、複数個の電子部品本体5に対して同時に電気めっきを施すことによって形成される。めっき膜13および14の各々は、たとえば、ニッケルめっき膜15および16とその上に形成される錫めっき膜17および18とによって構成される。
特開2001−210545号公報
図2に示した積層セラミックコンデンサ1のようなチップ状の電子部品は、適宜の実装基板上に表面実装された状態で用いられる。この実装にあたっては、通常、自動実装機が用いられ、電子部品は、自動実装機に備える吸着ノズルによって吸着された状態で搬送される。
近年、電子部品の小型化がかなり進んでいる。たとえば、図2に示すような積層セラミックコンデンサ1にあっては、1.0mm×0.5mm×0.5mmあるいはそれ以下といった寸法にまで小型化されている。このように、積層セラミックコンデンサ1が小型化されたとき、それに応じて、外部電極9および10間の間隔が狭くなってくる。その結果、図3(a)を参照して説明すると、自動実装の際、積層セラミックコンデンサ1を吸着するため、吸着ノズル21が、矢印22で示すように、積層セラミックコンデンサ1に近接したとき、吸着ノズル21の先端は、外部電極9および10における、電子部品本体5の側面4上に位置する部分に接触するようになる。
吸着ノズル21と外部電極9および10とが上述のような位置関係にある場合、実装基板上に積層セラミックコンデンサ1をマウントした後、吸着ノズル21による真空吸引を止めて、吸着ノズル21を、図3(b)において矢印23で示すように上昇させたとき、吸着ノズル21から積層セラミックコンデンサ1が離れず、吸着ノズル21の先端に付着したまま、吸着ノズル21とともに上昇するエラー、いわゆる「持ち帰り」エラーが生じることがある。
このようなエラーの原因について調査したところ、このエラーは、図3(b)に示すように、吸着ノズル21の先端が外部電極9および10に食い込むことによって生じることがわかった。そして、このような食い込みは、外部電極9および10において、錫めっき膜17および18のような比較的軟らかい膜が比較的厚い膜厚をもって存在している場合に生じやすい。
他方、めっき膜13および14を形成するためのめっき工程を実施しているとき、一般的には、下地層11および12の各々の先端となる、電子部品本体5の側面4上に位置する部分において、めっき電流が集中しやすい。その結果、図4において一方のめっき膜14について図示するように、めっき膜13および14の各々の側面4上でのめっき膜厚T1は、端面2および3の各々上でのめっき膜厚T2に比べて、より厚くなる傾向がある。たとえば、前述したような1.0mm×0.5mm×0.5mmあるいはそれ以下の寸法の積層セラミックコンデンサ1にあっては、めっき膜厚T1/T2の比が1.2以上となることがある。
このような場合、端面2および3の各々上でのめっき膜厚T2を十分な厚みにしようとすると、側面4上でのめっき膜厚T1を必要以上に厚くせざるを得なくなる。このことは、前述した「持ち帰り」エラーをより生じやすくさせてしまう。
なお、めっき膜厚T1/T2の比をより1に近づけるため、下地層11および12の各々の側面4上に位置する部分の寸法を大きくして、この部分での電流集中を緩和することが考えられる。しかしながら、このような対策を講じた場合、外部電極9および10間の間隔が狭くなり、電気的短絡が生じやすくなるという問題に遭遇する。
以上、図2に示した積層セラミックコンデンサ1といった特定的な電子部品について課題を説明したが、このような課題は、積層セラミックコンデンサ以外の電子部品においても遭遇し得る。
そこで、この発明の目的は、上述のような課題を解決し得る、電子部品の製造方法、より特定的には、めっき膜厚T1/T2の比を1に近づけることが可能なめっき工程での条件を提供しようとすることである。
この発明に係る電子部品の製造方法は、互いに対向する2つの端面および2つの端面間を連結する側面を有する、直方体状の電子部品本体を用意する工程と、電子部品本体の2つの端面上および側面の両端部上に、外部電極を形成する工程とを備えている。上述した外部電極を形成する工程は、電子部品本体の2つの端面上および側面の両端部上に、導電性の下地層を形成する工程と、めっき槽内に複数個の電子部品本体と複数個の導電性のメディアとを投入した状態で、これら電子部品本体とメディアとを攪拌し、互いに接触させながら、複数個の電子部品本体に対して同時に電気めっきを施すことによって、下地層の表面にめっき膜を形成する、めっき工程とを備えている。そして、このめっき工程において、錫めっき工程が実施される。
このような電子部品の製造方法において、この発明では、前述した技術的課題を解決するため、次のような条件の下でめっき工程が実施される。すなわち、めっき槽内の複数個の電子部品本体の下地層の総表面積に対して、複数個のメディアの総表面積が1.5〜3.5倍になるようにするとともに、下地層側の単位面積あたりのめっき膜重量をA、メディア側の単位面積あたりのめっき膜重量をBとしたとき、{A/(A+B)}×100[%]で表される分配率が30〜50%となるようにすることを特徴としている。
上述しためっき工程では、振動めっき法が適用されることが好ましい。
この発明によれば、めっき工程において、電子部品本体の下地層の総表面積に対して、メディアの総表面積が1.5〜3.5倍になるように、電子部品本体およびメディアの各々の数量を調整しながら、分配率が30〜50%となるようにめっき工程を実施するので、後述する実験例の結果からわかるように、電子部品本体の側面でのめっき膜厚をそれほど厚くすることなく、端面におけるめっき膜厚を十分に得ることができ、側面でのめっき膜厚/端面でのめっき膜厚の比をたとえば1.2未満とすることができる。その結果、前述したような自動実装時において、「持ち帰り」エラーを生じさせにくくすることができる。
この発明の一実施形態の説明を、再び図2等を参照しながら、電子部品の一例としての積層セラミックコンデンサ1の製造方法について行なう。積層セラミックコンデンサ1の構造についての説明は、前述したとおりであるので、ここでの説明は省略する。
この発明に従って、積層セラミックコンデンサ1を製造するため、まず、たとえば銅を導電成分として含む導電性ペーストの焼付けによって下地層11および12が形成された電子部品本体5が用意される。このように下地層11および12が形成された電子部品本体5は、次に、図1に示すようなめっき装置31を用いてめっき処理される。
図1に示しためっき装置31は、振動めっき法を適用するものである。めっき装置31は、めっき液32が収容されためっき槽33を備え、めっき槽33内には、振動かご34が配置される。振動かご34は、めっき液32の通過を許容する構造とされ、その底面上には、陰極35が設けられる。他方、陽極36が、めっき槽33内の適当な位置に配置される。
振動かご34には、シャフト37が取り付けられ、駆動部38から与えられる振動が、シャフト37を通して、振動かご34に伝達される。駆動部38には、図示を省略するが、偏心荷重が取り付けられたモータが内蔵され、このモータの回転によって、上述した振動が発生する。振動かご34に与えられた振動は、矢印39によって図解的に示すように、振動かご34を水平面方向に旋回させながら垂直方向に微揺動させる。
振動かご34内には、複数個の電子部品本体5と複数個の導電性のメディア40とが投入される。前述したように振動かご34に与えられる振動によって、これら電子部品本体5とメディア40とは、ランダムに攪拌され、種々の態様で互いに接触する機会が与えられ、その結果、複数個の電子部品本体5に対して同時に電気めっきが施され、下地層11および12の各々の表面にめっき膜13および14がそれぞれ形成される。
前述したように、めっき膜13および14の各々として、ニッケルめっき膜15および16ならびに錫めっき膜17および18を形成しようとする場合には、図1に示すようなめっき装置31を用いて、まず、ニッケルめっきを施す工程が実施され、その後、錫めっきを施す工程が実施される。
上述のようなめっき工程は、次のような条件下で実施される。
まず、振動かご34内に収容される電子部品本体5およびメディア40の各々の数量に関しては、電子部品本体5の下地層11および12の総表面積に対して、メディア40の総表面積が1.5〜3.5倍になるようにされる。
また、めっき工程を実施したとき、めっき膜13および14が、電子部品本体5の下地層11および12上ならびにメディア40上の双方に形成されるが、下地層11および12側の単位面積あたりのめっき膜重量をA、メディア40側の単位面積あたりのめっき膜重量をBとしたとき、{A/(A+B)}×100[%]で表される分配率が30〜50%となるようにされる。
なお、下地層11および12側の単位面積あたりのめっき膜重量Aは、めっきによる全電子部品本体5の重量増加分を、電子部品本体5の下地層11および12の総表面積で除した商として求めることができ、メディア40側の単位面積あたりのめっき膜重量Bは、めっきによる全メディア40の重量増加分を、メディア40の総表面積で除した商として求めることができる。
上述した条件下でめっき工程を実施することによって、図4を参照して説明すると、めっき膜14の側面4でのめっき膜厚T1を、端面3でのめっき膜厚T2のたとえば1.2倍未満とすることができ、自動実装時の「持ち帰り」エラーの発生率を低減することができる。
なお、めっき装置31を用いてめっき工程を実施するとき、振動かご34内に、電子部品本体5およびメディア40に加えて、図示しないが、絶縁物粒体を投入し、振動かご34内での攪拌効果を高めるようにしてもよい。
次に、この発明による効果を確認するために実施した実験例について説明する。
この実験例では、試料として、図2に示すような積層セラミックコンデンサ1を作製した。
作製された積層セラミックコンデンサ1は、0.6mm×0.3mm×0.3mmの寸法を有する電子部品本体5を備え、内部電極7および8は、ニッケルを主成分とするものであった。また、外部電極9および10において、銅を含む導電性ペーストの焼付けによって、端面2および3での平均厚みが20μmの下地層11および12を形成し、その上に、端面2および3での平均厚みが3μmのニッケルめっき膜15および16を形成し、さらにその上に、端面2および3での平均厚みが3μmの錫めっき膜17および18を形成した。また、外部電極9および10間の間隔を約0.3mmとした。
このような積層セラミックコンデンサ1を作製するため、外部電極9および10における下地層11および12のみが形成された段階にある電子部品本体5を用意し、図1に示すようなめっき装置31を用いて、振動かご34の振動周波数を30Hzとしながら、ニッケルめっき膜15および16ならびに錫めっき膜17および18を形成した。
上述しためっき装置31を用いての振動めっき工程において、振動かご34に収容される複数個の電子部品本体5の数量は、メスシリンダ測定で24cm3 であった。この場合、電子部品本体5の下地層11および12の総表面積は、計算によれば、20dm2 となった。
他方、上述した複数個の電子部品本体5とともに振動かご34に投入されるメディア40として、表面にニッケルめっきおよび錫めっきが施されたスチールショットを用いた。そして、メスシリンダ測定で48cm3 の数量となるメディア40を振動かご34に投入した。
ここで、メディア40として、表1の「メディア径」の欄に示されるように、0.20〜0.55mmの範囲内で異なる平均直径を有する複数種類のものを用いた。表1の「メディア総表面積」には、上述したメディア40の数量および「メディア径」から計算によって求めた、振動かご34に収容されている複数個のメディア40の総面積が示されている。
また、表1の「表面積比率」の欄には、前述した下地層11および12の総表面積である20dm2 に対する、上述の「メディア総表面積」の比率が示されている。
また、表1の「分配率」の欄には、めっき工程によって形成されためっき膜13および14に関して、下地層11および12側の単位面積あたりのめっき膜重量をA、メディア40側の単位面積あたりのめっき膜重量をBとしたとき、{A/(A+B)}×100の式に基づいて求められた分配率[%]が示されている。
なお、上述の下地層11および12側の単位面積あたりのめっき膜重量Aは、全電子部品本体5のめっきによる重量増加分を、下地層11および12の総表面積で除した商として求められたものであり、他方、メディア40側の単位面積あたりのめっき膜重量Bは、全メディア40のめっきによる重量増加分を、全メディア40の総表面積で除した商として求められたものである。
表1の「電流値」は、実際のめっき工程において適用した電流値を示し、「電流密度」は、この「電流値」から算出されたものである。これら「電流値」および「電流密度」は、各試料において、ニッケルめっき膜15および16ならびに錫めっき膜17および18の各々に関して、端面2および3で3μmの平均厚みが得られるようにした「電流値」および「電流密度」に相当している。
表1の「めっき膜厚の側面/端面比」は、得られためっき膜13および14の端面2および3でのめっき膜厚T2に対する、側面4でのめっき膜厚T1の比、すなわちT1/T2比を示したものである。
表1の「エラー率」は、各試料に係る積層セラミックコンデンサ1を、直径約0.5mmの吸着ノズルによって吸着した際に生じた「持ち帰り」エラーの発生比率を示したものである。
Figure 0004461907
表1からわかるように、試料2〜7によれば、「めっき膜厚の側面/端面比」を1.2未満とすることができる。試料2〜7においては、「表面積比率」が1.5〜3.5の範囲にあり、かつ「分配率」が30〜50%の範囲にある。このことから、「表面積比率」を1.5〜3.5の範囲にし、かつ「分配率」を30〜50%の範囲にすることによって、電子部品本体5の側面4でのめっき膜厚をそれほど厚くすることなく、端面2および3におけるめっき膜厚を十分に得ることができることがわかる。したがって、試料2〜7によれば、「エラー率」を比較的低くすることができる。
これらに対して、試料1および8では、「表面積比率」が1.5〜3.5の範囲から外れ、かつ「分配率」が30〜50%の範囲から外れている。その結果、「めっき膜厚の側面/端面比」が1.2以上となっている。すなわち、電子部品本体5の端面2および3でのめっき膜厚を十分に得ようとすれば、側面4でのめっき膜厚が必要以上に厚くなってしまう。このようなことから、「エラー率」が比較的高くなっている。
この発明の一実施形態を実施するために用いられるめっき装置31を図解的に示す正面図である。 この発明にとって興味ある電子部品の一例としての積層セラミックコンデンサ1を示す断面図である。 図2に示した積層セラミックコンデンサ1について実装工程を実施する際にもたらされる吸着ノズル21との位置関係およびそれによる問題を説明するための正面図である。 図2に示した積層セラミックコンデンサ1の一部を拡大して示す断面図である。
符号の説明
1 積層セラミックコンデンサ
2,3 端面
4 側面
5 電子部品本体
9,10 外部電極
11,12 下地層
13,14 めっき膜
15,16 ニッケルめっき膜
17,18 錫めっき膜
21 吸着ノズル
31 めっき装置
33 めっき槽
34 振動かご
35 陰極
36 陽極
40 メディア

Claims (2)

  1. 互いに対向する2つの端面および前記2つの端面間を連結する側面を有する、直方体状の電子部品本体を用意する工程と、
    前記電子部品本体の前記2つの端面上および前記側面の両端部上に、外部電極を形成する工程と
    を備え、
    前記外部電極を形成する工程は、前記電子部品本体の前記2つの端面上および前記側面の両端部上に、導電性の下地層を形成する工程と、めっき槽内に複数個の前記電子部品本体と複数個の導電性のメディアとを投入した状態で、前記電子部品本体と前記メディアとを攪拌し、互いに接触させながら、前記複数個の電子部品本体に対して同時に電気めっきを施すことによって、前記下地層の表面にめっき膜を形成する、めっき工程と
    を備え、
    前記めっき工程は、錫めっき工程を含み、
    前記めっき工程では、前記めっき槽内の前記複数個の電子部品本体の前記下地層の総表面積に対して、前記複数個のメディアの総表面積が1.5〜3.5倍になるようにするとともに、前記下地層側の単位面積あたりのめっき膜重量をA、前記メディア側の単位面積あたりのめっき膜重量をBとしたとき、{A/(A+B)}×100[%]で表される分配率を30〜50%とすることを特徴とする、電子部品の製造方法。
  2. 前記めっき工程では、振動めっき法が適用される、請求項1に記載の電子部品の製造方法。
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