JP4461588B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶パネルの後方からバックライト装置によって光を照射して画像を表示する液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ画像の表示等に用いられている液晶表示装置は、液晶物質が封入された液晶パネルの内側に設けられたバックライト装置による光、あるいは外部からの反射光を使って、液晶パネルの前面に画像を表示する。このうち、バックライト装置を用いた液晶表示装置では、例えば、液晶パネルが前後から2つのフレームによって保持され、この液晶パネルユニットに、バックライト装置が収納されたバックライトユニットが固定されている。
【0003】
以下、このような従来の液晶表示装置の構造例について説明する。図5は、従来の液晶表示装置の構造例を示す分解斜視図である。
液晶表示装置100は、画像を表示する液晶パネル110と、液晶パネル110を前方から保持する前部フレーム120と、後方から保持する後部フレーム130と、液晶パネル110に光を照射するバックライト装置が収納されたバックライトユニット140によって構成される。液晶パネル110は、例えば液晶層の前後を配向膜および透明電極膜で挟み、さらに透明板および偏光板を積層した一般的な液晶表示板であり、駆動装置が実装された基板111が接続され、樹脂によって封止された液晶物質の注入口112が設けられている。前部フレーム120および後部フレーム130は、ともに例えば厚さ0.3mmのステンレスや鉄等の金属製プレス加工品であり、前部フレーム120には、方形をなす枠状平板である前面部121の端部が折り曲げられて、取り付け穴が設けられた平板状の固定部122a、122b、123a、123bおよび123cが形成されている。また、後部フレーム130も同様に、方形の枠状平板である後面部131の端部が折り曲げられて、取り付け穴が設けられた平板状の固定部132aおよび132bと、固定用の突起部が設けられた固定部133a、133bおよび133cが形成されている。バックライトユニット140は、金属製、プラスチック樹脂製等の箱型の枠体で、両側面のそれぞれの上端に板状の固定部141aおよび141bと、固定部141cおよび141dが突出して形成されている。また、上面には光照射面142が設けられ、内部に光源、導光板、拡散シート、プリズムシート等で構成されるバックライト装置を収納し、保持している。
【0004】
図5のように、液晶パネル110は前部フレーム120および後部フレーム130に挟み込まれて保持される。ここで、例えば前部フレーム120の両端に設けられた固定部122aおよび122bの間の距離は、後部フレーム130の両端の固定部132aおよび132bの間の距離よりわずかに大きくされ、また固定部123aと123bの間の距離は、固定部133aおよび133bの間の距離よりわずかに大きくされている。これによって液晶パネル110を挟み込んだ際に、後部フレーム130の固定部132aおよび132bは、前部フレーム122の固定部122aおよび122b間にはまり込み、また、固定部133aと固定部133bおよび133cは、固定部123aと固定部123bおよび123cとの間にはまり込み、固定部133a、133bおよび133cに設けられた突起部が固定部123a、123bおよび123cの取り付け穴にはめ込まれて固定される。一方、バックライトユニット140に設けられた例えば固定部141aおよび141cの間の距離は、前部フレーム120の固定部122aおよび122bの間の距離よりわずかに大きくなっており、前部フレーム120と後部フレーム130とが液晶パネル110を挟み込んだ状態で、バックライトユニット140の固定部141aおよび141bと、固定部141cおよび141dとの間にさらに挟み込まれる。固定部141a、141b、141cおよび141dには内側に向けて突起部が設けられており、この突起部が固定部122a、122b、132aおよび132bにそれぞれ設けられた取り付け穴にはまり込むことで、前部フレーム120、後部フレーム130およびバックライトユニット140が一体に固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般に、液晶表示装置はノートブック型のワードプロセッサやパーソナルコンピュータ等の情報機器に用いられるが、これらは小型化、薄型化への要求が強く、搭載される液晶表示装置にもこのような要求が強い。しかし、上記の液晶表示装置100では、後部フレーム130の外側から前部フレーム120が挟み込んで液晶パネル110を固定し、さらにこの外側からバックライトユニット140を固定しているため、液晶パネル110の保持のための前部フレーム120および後部フレーム130の2枚のフレームの厚さに、バックライトユニット140の固定部141a、141b、141cおよび141dの厚さが加わってしまう。従来の液晶表示装置では、上記のようにフレームに保持された液晶パネルの外側からバックライトユニットが挟み込むタイプのものが一般的であり、小型化および薄型化には限度があった。
【0006】
本発明がこのような課題に鑑みてなされたものであり、液晶パネルを保持するフレームと、これに接続されるバックライトユニットが、小型化および薄型化された液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、液晶パネルの後方からバックライト装置によって光を照射して画像を表示する液晶表示装置において、方形をなす第1の枠状平板の両端が後方に折り曲げられて、双方に複数の第1の板状固定部が間隔を空けて形成された形状を有し、前記液晶パネルを前方から押さえて保持する前部フレームと、方形をなす第2の枠状平板の両端が前方に折り曲げられて、第2の板状固定部が形成された形状を有し、前記第2の板状固定部が前記第1の板状固定部の内側に嵌合して、前記液晶パネルを後方から押さえて保持する後部フレームと、前記バックライト装置が収納された箱形の枠体の両側面の上端部が突出して、双方に複数の第3の板状固定部が間隔を空けて形成された形状を有し、前記第2の板状固定部の外側に嵌合して、前記後部フレームを保持するバックライトユニットと、を有し、前記第1の枠状平板の両端にて相対する前記第1の板状固定部間の距離が前記箱形の枠体の両側面の上端部にて相対する前記第3の板状固定部間の距離と等しく、かつ、前記第1の板状固定部および前記第3の板状固定部が前記第2の板状固定部の外側表面にて互い違いに配置されていることを特徴とする液晶表示装置が提供される。
【0008】
このような液晶表示装置では、前部フレームに設けられた複数の第1の板状固定部と、バックライトユニットに設けられた複数の第3の板状固定部とが、後部フレームに保持される際に、この後部フレームに設けられた第2の板状固定部の外側面に互い違いに接触する。前部フレームと後部フレームは、例えば厚さ0.3mm未満の金属製で、各板状固定部の接触部分では、例えば、接触している板状固定部のそれぞれの一方に設けられた突部を、他方に設けられた取り付け穴に挿嵌することによって、後部フレームに前部フレームおよびバックライトユニットが固定される。
【0009】
また、本発明では、液晶パネルの後方からバックライト装置によって光を照射して画像を表示する液晶表示装置において、方形をなす第1の枠状平板の両端が後方に折り曲げられて、双方に複数の第1の板状固定部が間隔を空けて形成された形状を有し、前記液晶パネルを前方から押さえて保持する前部フレームと、方形をなす第2の枠状平板の両端が前方に折り曲げられて、双方に複数の第2の板状固定部が間隔を空けて形成された形状を有し、前記液晶パネルを後方から押さえて保持する後部フレームと、前記バックライト装置が収納された箱形の枠体の両側面の上端部が突出して第3の板状固定部が形成された形状を有し、前記第3の板状固定部が前記第1および第2の板状固定部の外側に嵌合して、前記前部フレームおよび前記後部フレームを保持するバックライトユニットと、を有し、前記第1の枠状平板の両端にて相対する前記第1の板状固定部間の距離が前記第2の枠状平板の両端にて相対する前記第2の板状固定部間の距離と等しく、かつ、前記第1の板状固定部および前記第2の板状固定部が前記第3の板状固定部の内側表面にて互い違いに配置されていることを特徴とする液晶表示装置が提供される。
【0010】
このような液晶表示装置では、前部フレームに設けられた複数の第1の板状固定部と、後部フレームに設けられた複数の第2の板状固定部とが、バックライトユニットに保持される際に、このバックライトユニットに設けられた第3の板状固定部の内側面に互い違いに接触する。前部フレームと後部フレームは、例えば厚さ0.3mm未満の金属製で、各板状固定部の接触部分では、例えば、接触している板状固定部のそれぞれの一方に設けられた突部を、他方に設けられた取り付け穴に挿嵌することによって、バックライトユニットに前部フレームおよび後部フレームが固定される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の液晶表示装置の構造例を示す分解斜視図である。
【0012】
液晶表示装置1は、画像を表示する液晶パネル10と、液晶パネル10を前方から保持する前部フレーム20と、後方から保持する後部フレーム30と、液晶パネル10に光を照射するバックライト装置が収納されたバックライトユニット40によって構成される。液晶パネル10は、例えば液晶層の前後を配向膜および透明電極膜で挟み、さらに透明板および偏光板を積層した一般的な液晶表示板であり、駆動装置が実装された基板11が接続され、樹脂によって封止された液晶物質の注入口12が設けられている。また、前部フレーム20および後部フレーム30は、ともに例えば厚さ0.2mmのステンレスや鉄等の金属製プレス加工品であり、方形状平板の端部が折り曲げられて他のフレーム等と接続固定される部分が複数形成されている。さらに、バックライトユニット40は、金属製、プラスチック樹脂製等の箱型の枠体で、両側面の上端に同様な板状の固定部分が突出して形成されている。このバックライトユニット40に収納されるバックライト装置は、例えば、蛍光管等の光源を端部に配し、この光源からの光を樹脂製等の導光板によって前面に導光し、この光を拡散シートによって拡散してプリズムシートを透過させ、バックライトユニット40の上面に液晶パネル10に平行に配置された光照射面42から光が照射されるライトガイド方式のものとなっている。
【0013】
以下、この液晶表示装置1の取り付け構造について説明する。前部フレーム20には、枠状平板である前面部21の両端が後方に折り曲げられて、取り付け穴が設けられた平板状の固定部22a、22b、22c、22d、22eおよび22fが双方の端部に複数、所定の間隔を空けて形成されている。この固定部22a、22b、22c、22d、22eおよび22fは、図1では前面部21の短辺側の端部に設けられているが、これに限らず、代わりに長辺側に設けられてもよい。また、前部フレーム20には、長辺側の端部にも平板状の固定部23a、23bおよび23cが形成されている。一方、後部フレーム30には、枠状平板である後面部31の両端が前方に折り曲げられて、複数の取り付け穴および取り付けのための突起部が外側に向けて設けられた平板状の固定部32aおよび32bが形成されている。また、長辺側の端部にも平板状の固定部33a、33bおよび33cが形成されている。
【0014】
後部フレーム30の固定部32aおよび32bに設けられた複数の突起部は、前部フレーム20の固定部22a、22b、22c、22d、22eおよび22fに設けられた取り付け穴にそれぞれ対応している。また、後部フレーム30長辺方向の距離は、前部フレーム20長辺方向の距離よりわずかに短くなっている。これによって、後部フレーム30の固定部32aおよび32bが、前部フレーム20の固定部22a、22b、22c、22d、22eおよび22fの内側にはまり込み、液晶パネル10は前部フレーム20と後部フレーム30との間に挟み込まれて保持される。また、前部フレーム20の各固定部の取り付け穴に、後部フレーム30に設けられた突起部がはまり込むことで、前部フレーム20と後部フレーム30とが固定される。このように、上記の液晶表示装置1では、前部フレーム20と後部フレーム30とが複数の固定部によって固定されることで、各フレームを厚さ0.3mm未満の薄い金属としても剛性を保つことができる。
【0015】
また、後部フレーム30の短辺方向の距離は、前部フレーム20の短辺方向の距離よりわずかに短くなっており、後部フレーム30の固定部33a、33bおよび33cは、前部フレーム20の固定部23a、23bおよび23cの内側にはまり込み、前部フレーム20側の取り付け穴に後部フレーム30側の突起部がはめ込まれることで、両フレームが固定される。これによって、両フレームの結合強度が増し、フレーム剛性が高まる。また、液晶パネル10の注入口12に付着した封止用樹脂は外部に突き出た状態になっていることから、固定部23aおよび33aは、各フレームの長辺側の側面をすべてふさがずに一部に隙間が形成されて、ここから注入口12の封止用樹脂が突き出るようになっている。さらに、上記と同様に外部に突き出た状態になっている液晶パネル10の基板11についても、固定部23bおよび33bと、固定部23cおよび33cとの間に設けた隙間から基板11が突き出るようになっている。
【0016】
このように、液晶パネル10を保持して一体となった前部フレーム20および後部フレーム30は、バックライトユニット40によって保持される。バックライトユニット40には、両側面の上端に突出した形状で、板状の固定部41a、41b、41cおよび41dが、所定の間隔を空けて形成されている。各固定部には取り付けのための突起部が内側に向けて設けられ、それぞれの突起部は、後部フレーム30の固定部32aおよび32bに設けられた取り付け穴にそれぞれ対応している。また、バックライトユニット40の長辺方向の距離は、後部フレーム30の長辺方向の距離よりわずかに短く、前部フレーム20の長辺方向の距離と等しくなっている。これによって、バックライトユニット40の固定部41aおよび41bと、41cおよび41dとの間に、後部フレーム30の固定部32aおよび32bがそれぞれはめ込まれ、取り付け穴に突起部がはまり込むことで、バックライトユニット40と後部フレーム30とが固定される。
【0017】
図2にこのときの各固定部の接合の様子を示す。
図2は、前部フレーム20、後部フレーム30およびバックライトユニット40が接続された状態における側面の一部拡大図を示している。上述したように、前部フレーム20の短辺に設けられた固定部22a、22b、22c、およびバックライトユニット40の短辺に設けられた固定部41a、41bは、所定の間隔を空けて形成されている。このため、この前部フレーム20およびバックライトユニット40が後部フレーム30に接続されたときの状態は、図2に示すように、前部フレーム20とバックライトユニット40の各固定部が交互にかみ合った状態で、斜線で示した後部フレーム30の固定部32aに接続される。
【0018】
また、図3に図2のA矢視による液晶表示装置1の断面図を示す。図3では、液晶パネル10を保持している後部フレーム30の固定部32aおよび32bの外側に、前部フレーム20の固定部22bおよび22eが重なって固定されている。また、この固定部22bおよび22cの画面奥では、同様にバックライトユニット40の固定部41aおよび41cが固定されている。このように、前部フレーム20の長辺方向の距離と、バックライトユニット40の長辺方向の距離は等しく、これらの各固定部が図2のように前後(図における上下)にかみ合った状態で後部フレーム30に接続されているため、接続部分におけるフレームの重複枚数は2枚に抑えられ、前部フレーム20、後部フレーム30およびバックライトユニット40の接続面が存在する長辺方向の幅が、従来と比較して縮小される。したがって、各固定部がかみ合った構造によって、前部フレーム20の前面部21からバックライトユニット40の後面までの厚さを最小限にとどめながら、長辺方向の幅を縮小することが可能となっている。また、複数の固定部がかみ合った状態で前後から固定するため、各フレームに用いる金属の厚さを0.3mm未満としても、各フレームの剛性を保つことができ、外形を縮小することが可能となる。
【0019】
さらに、前部フレーム、後部フレームおよびバックライトユニットの接続は、次に示す第2の実施例の構造によってなされてもよい。図4に、第2の実施例における各固定部の接合の様子を示す。
【0020】
図4では、液晶パネルが収納されている各フレームの内側から見た接続部の拡大図、すなわち、図2に示した接続部の画面裏側からの図が示されている。この実施例では、前部フレーム50の前面部51の両端が後方に折り曲げられて、取り付け穴が設けられた平板状の固定部52a、52b等が双方の端部に複数、所定の間隔を空けて形成されている。また、後部フレーム60の後面部61の両端は前方に折り曲げられて、同様に取り付け穴が設けられた平板状の固定部62a等が双方の端部に複数、所定の間隔を空けて形成されている。一方、バックライトユニット70には、両側面の上端に突出した形状で、板状の固定部71a等が所定の間隔を空けて形成されている。前部フレーム50および後部フレーム60の、各固定部が形成された両端部間の距離はともに等しく、バックライトユニット70の両端部間の距離よりわずかに短くされている。また、各固定部間の固定は、第1の実施例と同じく、取り付け穴に突起部をはめ込むことにより行っている。なお、図中に示す3つの斜線部分は上から、前部フレーム50の前面部51、後部フレーム60の後面部61、バックライトユニット70の前面部72の、それぞれ断面を示している。
【0021】
この図に示すように、前部フレーム50の固定部52aおよび52bと、後部フレーム60の固定部62aとが、バックライトユニット70の固定部71aの内側に前後から互い違いに接触して固定されている。これによって、接続部分におけるフレームの重複枚数は2枚に抑えられ、前部フレーム50、後部フレーム60およびバックライトユニット70の接続面が存在する両端部間の距離が、従来と比較して縮小される。したがって、各固定部がかみ合った構造によって、前部フレーム50の前面部51からバックライトユニット70の後面までの厚さを最小限にとどめながら、前面部51の幅を縮小することが可能となっている。また、複数の固定部がかみ合った状態で前後から固定するため、各フレームに用いる金属の厚さを0.3mm未満としても、各フレームの剛性を保つことができ、外形をさらに縮小することができる。
【0022】
なお、以上に示した液晶表示装置の各構成部品の形状は、これに限ったことでない。例えば、各フレームおよびバックライトユニットに形成される固定部の大きさや形状、各固定部の間隔、固定部に設けられる取り付け穴の大きさ、個数、形状等は、自由に決定することができる。また、各固定部の固定方法は、ネジ止めや接着によっても可能である。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の液晶表示装置では、前部フレームに設けられた複数の第1の板状固定部と、バックライトユニットに設けられた複数の第3の板状固定部とが、後部フレームに保持される際に、この後部フレームに設けられた第2の板状固定部の外側面に互い違いに接触することによって、各板状固定部の接触する枚数が2枚に抑えられ、前部フレームの前面部からバックライトユニットの後面までの厚さを最小限にとどめながら幅を縮小することが可能となっている。また、前部フレームと後部フレームを複数の板状固定部によって固定することによって、各フレームを厚さ0.3mm未満の金属製としてもフレーム剛性を維持することができ、装置外形の寸法が縮小される。
【0024】
また、本発明の液晶表示装置では、前部フレームに設けられた複数の第1の板状固定部と、後部フレームに設けられた複数の第2の板状固定部とが、バックライトユニットに保持される際に、このバックライトユニットに設けられた第3の板状固定部の内側面に互い違いに接触することによって、各板状固定部の接触する枚数が2枚に抑えられ、前部フレームの前面部からバックライトユニットの後面までの厚さを最小限にとどめながら幅を縮小することが可能となっている。また、前部フレームと後部フレームを複数の板状固定部によって固定することによって、各フレームを厚さ0.3mm未満の金属製としてもフレーム剛性を維持することができ、装置外形の寸法が縮小される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の構造例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の液晶表示装置における各固定部の接合の様子を示す図である。
【図3】図2に示すA矢視による液晶表示装置の断面図を示す。
【図4】液晶表示装置の第2の実施例における各固定部の接合の様子を示す図である。
【図5】従来の液晶表示装置の構造例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1……液晶表示装置、10……液晶パネル、11……基板、12……注入口、20……前部フレーム、21……前面部、22a、22b、22c、22d、22e、22f、23a、23b、23c……固定部、30……後部フレーム、31……後面部、32a、32b、33a、33b、33c……固定部、40……バックライトユニット、41a、41b、41c、41d……固定部、42……光照射面
Claims (8)
- 液晶パネルの後方からバックライト装置によって光を照射して画像を表示する液晶表示装置において、
方形をなす第1の枠状平板の両端が後方に折り曲げられて、双方に複数の第1の板状固定部が間隔を空けて形成された形状を有し、前記液晶パネルを前方から押さえて保持する前部フレームと、
方形をなす第2の枠状平板の両端が前方に折り曲げられて、第2の板状固定部が形成された形状を有し、前記第2の板状固定部が前記第1の板状固定部の内側に嵌合して、前記液晶パネルを後方から押さえて保持する後部フレームと、
前記バックライト装置が収納された箱形の枠体の両側面の上端部が突出して、双方に複数の第3の板状固定部が間隔を空けて形成された形状を有し、前記第2の板状固定部の外側に嵌合して、前記後部フレームを保持するバックライトユニットと、
を有し、
前記第1の枠状平板の両端にて相対する前記第1の板状固定部間の距離が前記箱形の枠体の両側面の上端部にて相対する前記第3の板状固定部間の距離と等しく、かつ、前記第1の板状固定部および前記第3の板状固定部が前記第2の板状固定部の外側表面にて互い違いに配置されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記前部フレームおよび前記後部フレームは厚さ0.3mm未満の金属製であることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
- 前記第1および第2の板状固定部の間、前記第2および第3の板状固定部の間は、それぞれの一方に設けられた突部を、他方に設けられた取り付け穴に挿嵌することによって固定されることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
- 前記前部フレームおよび前記後部フレームには、前記第1および第2の枠状平板における、前記第1および第2の板状固定部が設けられていない端部が後方および前方にそれぞれ折り曲げられて、前記液晶パネルに接続する基板、および前記液晶パネルに設けられた液晶注入部を逃す位置に、互いが嵌合する第4および第5の板状固定部がそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
- 液晶パネルの後方からバックライト装置によって光を照射して画像を表示する液晶表示装置において、
方形をなす第1の枠状平板の両端が後方に折り曲げられて、双方に複数の第1の板状固定部が間隔を空けて形成された形状を有し、前記液晶パネルを前方から押さえて保持する前部フレームと、
方形をなす第2の枠状平板の両端が前方に折り曲げられて、双方に複数の第2の板状固定部が間隔を空けて形成された形状を有し、前記液晶パネルを後方から押さえて保持する後部フレームと、
前記バックライト装置が収納された箱形の枠体の両側面の上端部が突出して第3の板状固定部が形成された形状を有し、前記第3の板状固定部が前記第1および第2の板状固定部の外側に嵌合して、前記前部フレームおよび前記後部フレームを保持するバックライトユニットと、
を有し、
前記第1の枠状平板の両端にて相対する前記第1の板状固定部間の距離が前記第2の枠状平板の両端にて相対する前記第2の板状固定部間の距離と等しく、かつ、前記第1の板状固定部および前記第2の板状固定部が前記第3の板状固定部の内側表面にて互い違いに配置されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 前記前部フレームおよび前記後部フレームは厚さ0.3mm未満の金属製であることを特徴とする請求項5記載の液晶表示装置。
- 前記第1および第3の板状固定部の間、前記第2および第3の板状固定部の間は、それぞれの一方に設けられた突部を、他方に設けられた取り付け穴に挿嵌することによって固定されることを特徴とする請求項5記載の液晶表示装置。
- 前記前部フレームおよび前記後部フレームには、前記第1および第2の枠状平板における、前記第1および第2の板状固定部が設けられていない端部が後方および前方にそれぞれ折り曲げられて、前記液晶パネルに接続する基板、および前記液晶パネルに設けられた液晶注入部を逃す位置に、互いが嵌合する第4および第5の板状固定部がそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項5記載の液晶表示装置。
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