JP4461561B2 - 事務機器の蓋体のヒンジ機構 - Google Patents
事務機器の蓋体のヒンジ機構 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4461561B2 JP4461561B2 JP2000101172A JP2000101172A JP4461561B2 JP 4461561 B2 JP4461561 B2 JP 4461561B2 JP 2000101172 A JP2000101172 A JP 2000101172A JP 2000101172 A JP2000101172 A JP 2000101172A JP 4461561 B2 JP4461561 B2 JP 4461561B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- main body
- shaft
- hole
- receiving portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラベルライタ等の小型の事務機器に関し、特に、事務機器の本体に対して蓋体を開閉自在とするヒンジ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から小型の事務機器としては、ラベルライタ等がある。ラベルライタは、片手で持ち運びできる範囲の重量であり、機器本体のキーボード操作によりラベルテープに所望の文字等を印字するものである。ラベルテープは、ラベルカセット内に巻回状態で収納されている。ラベルカセットは、機器本体に対して蓋体を開くことにより、機器本体内に装着される。ラベルライタの蓋体は、一般的に、ヒンジ機構により開閉され、該機器本体に対して容易に取り外し自在にされている。このヒンジ機構としては、例えば、機器本体の後端左右側の夫々にピンを設け、蓋体の後端左右側の夫々にブラケットを設け、該各ブラケットにスリット付きの孔を形成してなる。そして、このヒンジ機構では、各ブラケットの孔内にスリットを通して各ピンを嵌め込むことにより、蓋体を機器本体に対して開閉自在に支持する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ラベルカセット等の小型事務機器では、片手で持ち運べるものなので、蓋体を開いた状態で、該蓋体のみを手で持って運ばれる恐れがある。この様に、蓋体のみを持って運ぶと、機器本体がその重量等によりヒンジ機構から抜け外れ、落下して破損等を招くことになる。このとき、蓋体を機器本体にしっかり取り付けて、蓋体と機器本体との抜け外れを防止することも考えられるが、ヒンジ機構が複雑になり、ラベルライタ等の小型化の要請に寄与できないことになる。
【0004】
そこで、本発明の主たる目的は、簡単な構造により、事務機器の本体と蓋体との抜け止めを防止し、しかも蓋体を本体から取り外すことのできる事務機器の蓋体のヒンジ機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の事務機器の蓋体のヒンジ機構は、事務機器の本体と蓋体との間に所定間隔を隔てて設けられる第1軸受部及び第2軸受部とを備え、前記本体に対して前記蓋体を開閉自在とするヒンジ機構であって、前記第1軸受部は、前記本体又は蓋体の一方に設けられる短い第1軸と、前記本体又は蓋体の他方に設けられ、前記第1軸が嵌まる第1孔を有する第1受け部とからなり、前記第2軸受部は、前記本体又は蓋体の前記一方に設けられる短い第2軸と、前記本体又は蓋体の他方に設けられ、前記第2軸が嵌まる第2孔、および前記第1軸受部を支点として、前記蓋体を前記本体に対して旋回させると、前記第2軸の先端に当たって弾性変形しながら前記第2孔に前記第2軸を導き、前記第2軸が前記第2孔に入ると弾性復帰して前記第2孔の一部を形成すると共に前記本体又は蓋体の前記一方に弾接する案内片を有する第2受け部とからなり、前記第2受け部の前記案内片は、前記第2孔から前記蓋体の開口側に向かって延在している片持ち状の板により形成されているものである。請求項1のヒンジ機構によれば、第1軸受部を支点にして、蓋体を本体に対して旋回させると、案内片が弾性変形して第2軸受部の第2軸が第2孔に入り、案内片が弾性復帰して第2孔の一部になるため、第2軸受部の嵌め込み動作が簡単にでき、案内片により第2軸を規制することにより、蓋体の本体に対する抜け止めを行える。また、第2軸受部の嵌め込み動作が簡単にできるため、第1軸受部と第2軸受部の各々を構成する軸と受け部の強度を高めることができる。さらに、案内片を意図的に弾性変形させ、第1軸受部を支点にして、蓋体を本体に対して旋回させることにより、蓋体を本体から取り外せる。また、案内片のみの弾性変形により、蓋体の本体に対する抜け止め及び取り外しを行うので、簡単な構造により、小型化を図ることもできる。また、蓋体を僅かに開いて、案内片を開口から工具を用いて弾性変形させ、蓋体を本体に対して旋回させると、蓋体を比較的容易に取り外すことができる。
【0006】
請求項2の事務機器の蓋体のヒンジ機構は、第1軸及び第2軸が、互いに外向きとなるように本体に設けられ、第1受け部及び第2受け部が、第1軸及び第2軸に外側から嵌まるように蓋体に設けられている請求項1記載のものである。
請求項2のヒンジ機構によれば、本体側には第1及び第2軸が設けられ、蓋体側には第1及び第2受け部が設けられるため、第1軸受部及び第2軸受部の配設のために、本体側の形状を大きくする必要がなく、本体に対して蓋体を旋回させる動作に適した配置となる。
【0007】
請求項3の事務機器の蓋体のヒンジ機構は、前記第2受け部は、コ字状のスリットを有しており、前記案内片は、前記スリットに囲まれている請求項1または2に記載のものである。
【0008】
請求項4の事務機器の蓋体のヒンジ機構は、前記第2受け部は、前記蓋体の開口に近い方の端部の方が前記第2孔よりも外側にあるへ字状に形成されている請求項2に記載のものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態のヒンジ機構5を事務機器であるラベルライタ1に適用した例であり、ラベルライタ1の蓋体3を本体2に対して開いた状態を示す斜視図である。図2は、蓋体3を取り外した本体2を示す斜視図、図3は、本体2から取り外された蓋体3を示す斜視図である。
【0011】
図1において、ラベルライタ1は、入力されるデータに基づいて、ラベルテープに対して文字等を印字するものである。ラベルテープはラベルカセット内に巻回状態で収納されている。このラベルライタ1は、片手で持てる範囲の重量及び形状にされている。またラベルライタ1は、本体2と蓋体3とを備えている。
【0012】
この本体2は、上記ラベルカセットが装着され、該カセットのラベルテープに対して文字等を印字する印字機構を有している。また、本体2内には、ラベルカセットからラベルテープを送り出す機構やラベルテープを切断するカッター等が備えられている。なお、本体2内の各種機構は、入力されるデータ等に基づいて作動制御される。蓋体3は、ヒンジ機構5により本体2に対して開閉自在に設けられている。図6に示すように、蓋体3の表面には、文字等のデータを入力するためキーボード等が設けられている。なお、本体2や蓋体3等は、プラスチックス材料等により形成される。
【0013】
図2及び図3にも示されるように、ヒンジ機構5は、第1軸受部6と第2軸受部7とで構成される。
【0014】
この第1軸受部6は、本体2に設けられる短い第1軸8と、蓋体3に設けられる第1受け部9とを備えている。第1軸8は、本体2の後端左側に配置される第1突起10に一体形成される。この第1突起10は、蓋体3側に向かって突出している。また、第1軸8は、第1突起10から本体2の左側端の外向きに突出されている。第1受け部9は、蓋体3の後端左側に配置され、本体2側に向かって突出している。この第1受け部9は、第1突起10より外側に位置されて、第1軸8を嵌め込む第1孔11を有している。この第1軸受部6は、第1軸8の第1孔11への嵌め込みにより、蓋体3を本体2に対して開閉自在に支持する。
【0015】
また、第2軸受部7は、本体2に設けられる短い第2軸12と、蓋体3に設けられる第2受け部13とを備えている。第2軸12は、本体2の後端右側に配置される第2突起14に一体形成されている。この第2突起14は、蓋体3側に向かって突出されている。また、第2軸12は、第2突起14から本体2の右側端の外向きに突出されている。
【0016】
第2受け部13は、蓋体3の後端右側に配置され、案内片15と第2孔16とを備えている。また、第2受け部13は、第2突起14より外側に位置している。図4及び図5に示すように、第2受け部13は、蓋体3の上壁3Aから本体2側に突出され、蓋体3の後壁3Bから前端側の突出板3Cまで延在している。この第2受け部13は、弾性変形できる板状に形成され、例えば、プラスチック材料等により蓋体3の各壁3A,3B及び突出板3Cに一体成形されている。また、第2受け部13は、蓋体3の後端側から右側端に向かってヘ字状に形成されている。案内片15は、スリット17により第2受け部13に形成される。このスリット17は、図4及び図5にも示すように、蓋体3の突出板3Cから後壁3A近傍まで延在するコ字状に形成され、該コ字状の内側に案内片15を形成する。これにより、案内片15は、蓋体3の突出板3Cに片持ち支持された板状に形成される。また、案内片15は、蓋体3の左右側から作用される力により、該突出板3Cを支点として、第2受け部13に対して弾性変形される。図4及び図5に示すように、第2孔16は、案内片15に連続して第2受け部13に形成されている。また、第2孔16は、蓋体3の後壁3Bと案内片15の先端側との間に設けられ、スリット17が開口している。この第2孔16には、蓋体3の右側端から第2軸12が嵌め込まれる。
【0017】
この第2軸受部7は、第2孔16内から第2軸12が抜け出ることを、第2受け部13の案内片15等により規制する。また、案内片15の弾性変形により、ラベルライタ1の前端開口2A側で第2孔16を開放して、第2軸12の第2孔16からの取り外しを許容する。これにより、第2軸受部7は、第1軸受部6と協働して、蓋体3の左右側を本体2に対して回転自在に支持する。
【0018】
図6及び図7に示すように、ラベルライタ1における蓋体3の取り付けは、蓋体3を本体2の後端側にずらした状態で、第1軸受部6の第1軸8を第1受け部9の第1孔11内に嵌め込むことで開始される〔図6参照〕。
【0019】
この状態で、第2軸受部7の第2軸12は、第2受け部13の案内片15に接触しておらず、該案内片15に並んで配置される〔図7(a)参照〕。
【0020】
続いて、蓋体3を、第1軸受部6を支点として、本体2の前端側に旋回させることにより、案内片15が第2軸12の先端に当接される〔図7(b)参照〕。このとき、第2軸12は、第2受け部13のへ字形状により、蓋体3の前端側から案内片15まで導かれる。
【0021】
更に、蓋体3を本体2の前端側に旋回させることにより、案内片15は第2軸12により蓋体3の突出板3Cを支点とし、第2受け部13に対して蓋体3の右側端へ弾性変形される。そして、第2受け部13は、第2軸12を第2受け部13のスリット16内に形成される溝で案内しながら第2孔16側に摺動させる〔図7(c),(d)参照〕。
【0022】
そして、第2軸12は、蓋体3の旋回により、案内片15の先端側に至った後、第2受け部13の第2孔16内に嵌め込まれる〔図7(e),(f)〕。この状態では、案内片15の弾性変形が復帰され、第2突起14に対して蓋体3の右端外側から弾接される。また、案内片15は第2孔16の蓋体3の前端側を閉鎖する。そして、第1軸受部6では、第1軸8が第1孔11内に完全に嵌まり込む状態となる。
【0023】
これにより、蓋体3は、第1及び第2軸受部6,7の各軸8,12を各孔11,16に夫々嵌め込むことにより、本体2に対して上下に回転自在に支持され、該本体2を開閉自在にする。また、蓋体3は、第1及び第2軸受部6,7の各軸6,7を各孔11,16に嵌め込むことにより、本体2から抜け落ちることが規制される。即ち、本体2側の第1軸8は、第1受け部9の第1孔11内への嵌め込みにより抜け止めされ、また本体2側の第2軸12は、案内片15等で形成される第2孔16への嵌め込みにより抜け止めされる。
これにより、例え、蓋体3を開いた状態で、該蓋体3のみを手で持ち上げてラベルライタ1を運んでも、第1及び第2軸受部6,7により、本体2が蓋体3から抜け外れて落ちることが防止される。
【0024】
また、蓋体3を本体2から取り外すには、図1に示すように、蓋体3を本体2に対して僅かに開いた状態とする。この状態で、細長い工具を蓋体3と本体2との前端開口2Aからラベルライタ1の内部に挿入し、上記工具により案内片15を第2突起14側から蓋体3の右側に向けて弾性変形させる。そして、案内片15は、蓋体3の突出壁3Cを支点として、第2突起14から離れるように弾性変形される。これにより、第2孔12の前端開口2A側が開放され、第2軸12を第2孔16から取り外し可能とする。
【0025】
この状態で、蓋体3を本体2の後端側に旋回させることにより、第2軸12を案内片15に摺動させ、更なる蓋体3の旋回により、第2軸12を第2孔16、案内片15から取り外す。これにより、蓋体3は、第2軸受部7による支持が開放され、続いて第1軸8を第1孔11から取り外すことにより、蓋体3を本体2から取り外される。そして、蓋体3を本体2から取り外した後、上記工具による作用を解除することにより、案内片15を弾性復帰させる。これにより、蓋体3は、再び、本体2に対して取り付け可能な状態となる。
【0026】
このように、本発明の一実施形態におけるヒンジ機構5によれば、蓋体3に対する本体2の抜け止めを規制できる。そして、第1軸受部6の第1軸8や第1受け部9、第2軸受部7の第2受け部13や案内片15等は、蓋体3のみを手で持ち上げてラベルライタ1を運べるのに十分な強度を有するものとする。即ち、第1及び第2軸受部6,7は、本体2の重量に耐え得るだけの、厚さ等の寸法、材料等を適宜選択して形成される。そして、蓋体3は、第1及び第2軸受け6,7で決まる強度により本体2に対して取り付けられ、これにより片手で持てる重量のラベルライタ1では、蓋体3を手で持って持ち上げても、蓋体3から本体2が抜け外れて落下しないようにできる。
【0027】
また、蓋体3を僅かに開いて、案内片15を工具により弾性変形させ、該蓋体3を本体2の後端側に旋回させることにより、蓋体3を本体2から比較的容易に取り外すことができる。そして、蓋体3と本体2との抜け止め、及び取り外しは、蓋体3に対して案内片15を設けるという簡単な構造により行えるので、ラベルライタ1の小型化に寄与できる。
【0028】
更に、案内片15を第2受け部13に対して弾性変形すると、第2受け部13のスリット16内に溝が形成される。従って、蓋体3を本体2に対して取り付け又は取り外しするとき、第2軸12を上記溝により案内できる。これにより、第2軸12は、上記溝により確実に第2孔11へ嵌め込みができ、又は第2孔11から取り外しができる。
【0029】
なお、以上説明した実施形態のヒンジ機構5は、ラベルライタ1に適したものとして説明したが、何れの小型の事務機器にも適用できる。
【0030】
また、第1軸受部6及び第2軸受部7としては、第1軸8及び第2軸12を本体2側に設け、第1受け部9及び第2受け部13を蓋体3側に設けたものを示したが、これに限定されるものでない。この第1及び第2軸受部6,7の配置態様によれば、本体2側の形状を大きくすることなく、本体2に対して蓋体3を旋回させる動作に適した配置にできる。従って、ラベルライタ1の小型化に寄与できる。そして、第1及び第2軸部6,7の配置態様としては、第1軸8及び第2軸12を蓋体3側に設け、第1受け部9及び第2受け部13を本体2側に設けることができる。また、第1軸8及び第2受け部13を蓋体3側に設け、第1受け部9及び第2軸部12を本体2側に設けることができる。さらに、第1及び第2軸受部6,7の各軸8,9を各突起10,14の内側に突出させて設け、各受け部9,13を各突起10,14より内側に設ける等、多様な配置態様を採用できる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の事務機器の蓋体のヒンジ機構によると、第1軸受部を支点にして、蓋体を本体に対して旋回させると、案内片が弾性変形して第2軸受部の第2軸が第2孔に入り、案内片が弾性復帰して第2孔の一部になるため、第2軸受部の嵌め込み動作が簡単にでき、案内片により第2軸を規制することにより、蓋体の本体に対する抜け止めを行える。また、第2軸受部の嵌め込み動作が簡単にできるため、第1軸受部と第2軸受部の各々を構成する軸と受け部の強度を高めることができる。さらに、案内片を意図的に弾性変形させ、第1軸受部を支点にして、蓋体を本体に対して旋回させることにより、蓋体を本体から取り外せる。また、案内片のみの弾性変形により、蓋体の本体に対する抜け止め及び取り外しを行うので、簡単な構造により、小型化を図ることもできる。
【0032】
請求項2のヒンジ機構によると、本体側には第1及び第2軸が設けられ、蓋体側には第1及び第2受け部が設けられるため、第1軸受部及び第2軸受部の配設のために、本体側の形状を大きくする必要がなく、本体に対して蓋体を旋回させる動作に適した配置となる。
【0033】
請求項3のヒンジ機構によると、蓋体を僅かに開いて、案内片を開口から工具を用いて弾性変形させ、蓋体を本体に対して旋回させると、蓋体を比較的容易に取り外すことができる。
【0034】
請求項4のヒンジ機構によると、蓋体を開いた状態では、蓋体が本体に対して旋回できないため、第1軸受部及び第2軸受部で決まる強度で蓋体を本体に取り付けることができ、これにより片手で持てる重量の事務機器では、蓋体を手で持っても持ち上げても、蓋体から本体が抜け外れて落下しないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のヒンジ機構をラベルライタに適用した例であり、ラベルライタの蓋体を本体に対して開いた状態を示す斜視図である。
【図2】図1の蓋体を取り外した本体を示す斜視図である。
【図3】図1の本体から取り外された蓋体を示す斜視図である。
【図4】図1の第1軸受部を示す断面図である。
【図5】図4のA部詳細拡大図である。
【図6】蓋体を本体に取付ける手順を示すための斜視図である。
【図7】蓋体を本体に取り付ける手順を示す要部拡大図である。
【符号の説明】
1 ラベルライタ(事務機器)
2 本体
3 蓋体
5 ヒンジ機構
6 第1軸受部
7 第2軸受部
8 第1軸
9 第1受け部
11 第1孔
12 第2軸
13 第2受け部
15 案内片
16 第2孔
Claims (4)
- 事務機器の本体と蓋体との間に所定間隔を隔てて設けられる第1軸受部及び第2軸受部とを備え、前記本体に対して前記蓋体を開閉自在とするヒンジ機構であって、
前記第1軸受部は、前記本体又は蓋体の一方に設けられる短い第1軸と、前記本体又は蓋体の他方に設けられ、前記第1軸が嵌まる第1孔を有する第1受け部とからなり、
前記第2軸受部は、前記本体又は蓋体の前記一方に設けられる短い第2軸と、前記本体又は蓋体の他方に設けられ、前記第2軸が嵌まる第2孔、および前記第1軸受部を支点として、前記蓋体を前記本体に対して旋回させると、前記第2軸の先端に当たって弾性変形しながら前記第2孔に前記第2軸を導き、前記第2軸が前記第2孔に入ると弾性復帰して前記第2孔の一部を形成すると共に前記本体又は蓋体の前記一方に弾接する案内片を有する第2受け部とからなり、
前記第2受け部の前記案内片は、前記第2孔から前記蓋体の開口側に向かって延在している片持ち状の板により形成されていることを特徴とする事務機器の蓋体のヒンジ機構。 - 前記第1軸及び前記第2軸は、互いに外向きとなるように前記本体に設けられ、前記第1受け部及び前記第2受け部は、前記第1軸及び前記第2軸に外側から嵌まるように前記蓋体に設けられている請求項1に記載の事務機器の蓋体のヒンジ機構。
- 前記第2受け部は、コ字状のスリットを有しており、
前記案内片は、前記スリットに囲まれていることを特徴とする請求項1または2に記載の事務機器の蓋体のヒンジ機構。 - 前記第2受け部は、前記蓋体の開口に近い方の端部の方が前記第2孔よりも外側にあるへ字状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の事務機器の蓋体のヒンジ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000101172A JP4461561B2 (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 事務機器の蓋体のヒンジ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000101172A JP4461561B2 (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 事務機器の蓋体のヒンジ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001277654A JP2001277654A (ja) | 2001-10-09 |
JP4461561B2 true JP4461561B2 (ja) | 2010-05-12 |
Family
ID=18615265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000101172A Expired - Fee Related JP4461561B2 (ja) | 2000-03-31 | 2000-03-31 | 事務機器の蓋体のヒンジ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4461561B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4775569B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2011-09-21 | ブラザー工業株式会社 | 画像記録装置 |
US7878666B2 (en) | 2005-06-30 | 2011-02-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Multi-function device with pivoting display |
JP5120392B2 (ja) * | 2010-02-23 | 2013-01-16 | ブラザー工業株式会社 | ヒンジ機構及び画像形成装置 |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000101172A patent/JP4461561B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001277654A (ja) | 2001-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7883283B2 (en) | Printer equipped with cutter mechanism | |
US5443320A (en) | Information processing system with printing function | |
KR100577507B1 (ko) | 덮개 록/언록 기구 및 이를 갖는 프린터 | |
JP5001057B2 (ja) | プリンタ装置 | |
US20080135674A1 (en) | Rolled sheet support mechanism and printer | |
JP4461561B2 (ja) | 事務機器の蓋体のヒンジ機構 | |
US5156477A (en) | Movable platen type recording apparatus | |
JP2007050527A (ja) | インクジェットプリンタ装置 | |
JP4250352B2 (ja) | 給紙装置 | |
JPH069180U (ja) | 開閉カバーの取付構造 | |
JPH11301861A (ja) | 引き出し装置及び画像形成装置 | |
JP2005133755A (ja) | 開閉蓋の制動機構およびプリンタ | |
JP3686543B2 (ja) | プリンタ | |
JP2008271318A (ja) | 開閉リンク | |
JPH10193740A (ja) | パネルプリンター | |
JP2001301270A (ja) | プリンタ | |
JP2513135Y2 (ja) | ラゲ―ジル―ムの収納装置 | |
JP2022142925A (ja) | 開閉蓋の開閉機構およびテープ印刷装置 | |
JP2001253601A (ja) | ラベル装填装置 | |
JP2002200815A (ja) | カセット式プリンタ | |
JP3573002B2 (ja) | 高周波加熱装置 | |
JPH0867051A (ja) | 熱転写型シリアルプリンタ外装ケースの構造 | |
JP2000007197A (ja) | 用紙巻き取り装置、および、これを有する印刷装置 | |
JP4095365B2 (ja) | 記録装置 | |
JPH06298419A (ja) | ロール紙供給装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091221 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100126 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100208 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4461561 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140226 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |