JP4461175B2 - 伝送装置、および伝送装置とレイヤ2スイッチ間の冗長方法 - Google Patents

伝送装置、および伝送装置とレイヤ2スイッチ間の冗長方法 Download PDF

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Description

本発明は、GbE(Gigabit Ethernet(登録商標))やFE(Fast Ethernet(登録商標))等のEthernet(登録商標)インターフェースと、SONET(Synchronous Optical Network)等の広帯域ネットワークのインターフェースを有する伝送装置に関し、特に、低速側の伝送路であるレイヤ2スイッチと伝送装置の間を冗長構成とした伝送装置、および伝送装置とレイヤ2スイッチ間の冗長方法に関する。
近年のデータ通信は、高速化と広域化が進み、これに伴って安価で管理の容易なレイヤ2によるサービス需要が高まっている。このレイヤ2サービスには、レイヤ2スイッチが用いられる(例えば、特許文献1参照。)。レイヤ2スイッチは、入出力ポート、MAC(Media Access Control)処理部、スイッチ処理部、MACアドレステーブルによって構成される。レイヤ2スイッチは、仮想LAN(VLAN:Virtual bridged Local Area Network)機能、および第2層(データリンク層)に関する情報(MACアドレス)の学習機能(MACアドレス学習機能)を有して、フレームの転送処理を判断する。
このレイヤ2スイッチとして一般的なスイッチングハブは、入出力ポートがWANやホストに接続され、これらとの間で情報を授受する。MACアドレス処理部は、入出力ポートによって受信されたパケットから宛先MACアドレスを抽出してMACアドレステーブルに供給する。MACアドレステーブルは、MACアドレス処理部から供給された宛先MACアドレスから、出力すべき入出力ポートを指定する。MACアドレス処理部は、この指定により、出力すべき入出力ポートを特定し、スイッチ処理部に対してそのパケットを供給し、特定された入出力ポートから出力させる。
現在、通信事業者を中心として提供されている広域レイヤ2ネットワークのサービスに用いられるレイヤ2スイッチは、一方が伝送路を介して加入者の端末装置等に接続され、他方の入出力ポートが伝送装置を介して広域レイヤ2ネットワークに接続されている。これらのレイヤ2スイッチと伝送装置は、ある局に設置され、他の局も同様に構成される。このように、伝送装置を経由して遠隔地間で接続構成する場合には、サービスの安定化および信頼化にために、途中の伝送路が切断した等の障害発生時の対策を施す必要がある。
また、ネットワーク機器間における運用経路を複数設けて運用経路に障害が発生したとき、他のルートを用いる技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。また、MACアドレステーブルを管理し、外部装置との接続の障害発生時等で実際の接続状況との不一致が生じたときにMACアドレステーブルの内容を適切に更新して、パケット再送等によるネットワーク負荷を回避する技術が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
図12は、従来のレイヤ2スイッチを複数台用いた冗長構成を示す概要図である。図12に示す冗長構成は、レイヤ2スイッチの製造メーカによる独自の冗長構成である。伝送装置50の複数のポート51a,51bにそれぞれレイヤ2スイッチ53,54を接続する。そして、レイヤ2スイッチ53をマスタ、レイヤ2スイッチ54をスレーブに設定し、2本の伝送路55a、55bによる冗長を構成する。これらマスタ/スレーブのレイヤ2スイッチ53,54を1つのレイヤ2スイッチ56に接続して加入者に提供する。レイヤ2スイッチ56は、ホット/スタンバイの機能を有しており、一方の伝送路55aのX箇所が障害発生等で伝送路断となったとき、他方の伝送路55bに切り替えることができる。
図13は、レイヤ2スイッチによるリンクアグリゲーションを説明するための斜視図である。リンクアグリゲーションは、IEEE 802.1adに規定されており、複数の伝送路を用いて単一の回線の物理速度以上の回線速度を得る機能である。伝送装置50の2つのポートと、レイヤ2スイッチ53の2つのポートの間に、2本の伝送路55(55a,55b)を接続する。これにより、1本の伝送路が有する物理的な回線速度(例えばGbEであれば1GBit/sec)の2倍(2GBit/sec)の回線速度を得ることができる機能である。
特開2003−18196号公報 特開2002−26956号公報 特開2000−151674号公報
しかしながら、現状、通信事業者が適用しているレイヤ2サービスに用いられるレイヤ2スイッチは、伝送装置との間の伝送路の冗長機能を具備していない。このため、伝送装置とレイヤ2スイッチとの間の伝送路に障害が発生し伝送路断が発生した場合には、直ちにサービスが停止する問題が生じた。
また、上記特許文献2に開示された技術のように、伝送路断のルートを別ルートに切り替える構成とした場合、伝送装置を複数台設置する必要が生じ、加えて広域な伝送路が複数必要となるため、設備負担の増大、および運用管理の煩雑化を招くことになる。さらに、ネットワーク機器同士は、待機側のポートを用いて互いの状態を監視するための制御パケットを授受する必要があるとともに、両ネットワーク機器がそれぞれ制御パケットを授受して制御処理するための機能を予め用意しておかなければならない。
また、図12に示す構成においては、複数台のレイヤ2スイッチ53,54,56が3台必要で装置台数が増加するため、設備費用が増大した。また、伝送路55aが障害発生により伝送路断となったとき、この断情報iを、中継伝送路57を介して相手の局に配置された伝送装置58に送出しなければならず、セクション(局内)での経路切り替えが行えなかった。
このようにセクション内での経路切り替えが行えないと、ネットワークの複雑化に起因して運用管理の手間と費用が増大した。図14は、障害発生時における経路切り替え状態を説明するための図である。伝送装置の構成は省略した。中心局は、マスタおよびスレーブのレイヤ2スイッチ53,54を備える。この中心局に対して複数の端局60(エッジ60a,60b,…,60n)を接続するとき、各端局60は、中心局のマスタおよびスレーブのレイヤ2スイッチ53,54にそれぞれ伝送路57を用いて接続しなければならず、伝送路57全体の本数が増加し、ネットワーク構成が複雑化した。例えば、端局60aでは、2本の伝送路57a,57cを用いて中心局のマスタおよびスレーブのレイヤ2スイッチ53,54に接続しなければならない。
さらに、マスタ系の伝送路55aのX箇所が障害発生等で伝送路断となったときには、中心局では、マスタからスレーブへの切り替え処理を行うとともに、マスタの伝送路57aからスレーブの伝送路57bに切り替える必要が生じた。こればかりでなく、中心局でこのような障害が発生すると、伝送路57全体の系をマスタからスレーブに切り替える必要が生じる。このとき、中心局は、伝送路57の切り替えと、各端局に対してマスタからスレーブへの切り替えを通知する必要が生じ、ネットワーク管理運用が煩雑となった。
また、図13に示すリンクアグリゲーション機能は、2本の伝送路を用いているため、1本の伝送路55、例えば伝送路55aが障害発生により伝送路断となったときには、通信速度が半減し、規定した回線速度を得ることができなくなるという問題が生じた。さらに、伝送路55が接続されるレイヤ2スイッチ53側の2つのポートは、同一のインターフェースカード53aを用いるため、このインターフェースカード53aが故障すると、通信サービスが直ちに停止するという問題があった。
以上説明したように、運用管理面と経済面の観点から、GbEとFEのいずれの場合においても、伝送装置とレイヤ2スイッチとの間を冗長構成でき、この伝送装置とレイヤ2スイッチとの間の経路切り替えが他の伝送路、例えば、中継伝送路の経路切り替えに影響を与えない冗長構成が求められている。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、広域レイヤ2ネットワークに用いられる伝送装置とレイヤ2スイッチ間で冗長構成を実現でき、ネットワークに影響を与えず経路切り替えが行える伝送装置、および伝送装置とレイヤ2スイッチ間の冗長方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、以下のことを特徴とする。レイヤ2スイッチとの間で少なくとも2系統の伝送路を接続する複数のポートを備えたインターフェース手段と、前記レイヤ2スイッチが有するリンクダウン検出時間に基づき、強制シャットダウン時間を前記リンクダウン検出時間より長くなるように設定する設定手段と、前記インターフェース手段に設けられ、前記2系統の伝送路にそれぞれ接続される前記ポートのうち、少なくとも一方の系統のポートを運用系とし、他方の系統のポートを予備系として設定し、前記運用系に障害が発生したときに、前記予備系を新たな運用系とする系統の切り替え制御を行い、前記系統の切り替え時に前記運用系の系統のポートを、前記設定された強制シャットダウン時間の停止させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、伝送装置とレイヤ2スイッチ間を冗長構成とし、運用系に障害発生したときに、予備系を用いて通信を継続できるようになり、系統切り替えを伝送装置とレイヤ2スイッチ間のセクション切り替えだけで行うことができる。これにより、ネットワークや他の伝送装置に影響を与えることがなく、ネットワークの伝送路の本数および機器の増設による新たな設備投資が不要で、ネットワークの運用管理を容易に行うことができる。また、リンクダウンを安定して検出することができる。
以上説明したように、本発明によれば、伝送装置とレイヤ2スイッチ間を冗長構成とし、運用系に障害発生したときに、予備系を用いて通信を継続できるようになり、系統切り替えを伝送装置とレイヤ2スイッチ間のセクション切り替えだけで行うことができる。これにより、ネットワークや他の伝送装置に影響を与えることがなく、ネットワークの伝送路の本数および機器の増設による新たな設備投資が不要で、ネットワークの運用管理を容易に行うことができるという効果を奏する。
図1は、本発明の伝送装置の基本構成を説明するブロック図である。 図2は、通常時における伝送装置とレイヤ2スイッチの冗長構成を示す図である。 図3は、伝送路断時における伝送装置とレイヤ2スイッチの経路切り替えを示す図である。 図4は、冗長構成に用いる回線について運用系と予備系の割り当てを示す図である。 図5は、伝送装置とレイヤ2スイッチの間における伝送路の接続構成を説明する斜視図である。 図6は、伝送装置とレイヤ2スイッチの間における伝送路の接続構成を説明する図である。 図7は、N:1の冗長構成例を示す図である。 図8は、複数の伝送路を用いたリンクアグリゲーションと冗長構成の組み合わせを示す図である。 図9は、複数の伝送路を用いたリンクアグリゲーションと冗長構成の組み合わせの他の例を示す図である。 図10は、この発明による冗長構成をBack−to−Back接続に適用した例を示す図である。 図11は、この発明の伝送装置1による冗長構成による経路切り替え手順を示すフローチャートである。 図12は、従来のレイヤ2スイッチを複数台用いた冗長構成を示す概要図である。 図13は、レイヤ2スイッチによるリンクアグリゲーションを説明するための斜視図である。 図14は、障害発生時における経路切り替え状態を説明するための図である。
符号の説明
1,1A〜1C 伝送装置
2,2A,2B,2a,2b 伝送路
3,3A,3B レイヤ2スイッチ(L2SW)
3Aa〜3An,3Ba〜3Bn,3Ca〜3Cc,6a〜6c ポート
3d,5d シャットダウン制御部
4,4A,4B 中継伝送路
5,5A,5B 低速インターフェースカード(GbE/FEカード)
5c パケット送信制御部
7 スイッチ部
8 高速インターフェースカード
9 制御部
12 伝送路
13a〜13d インターフェースカード
以下に、本発明にかかる伝送装置、および伝送装置とレイヤ2スイッチ間の冗長方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。この発明では、広域レイヤ2ネットワーク構成に用いられ、遠隔地伝送を行う伝送装置とレイヤ2サービスを行うレイヤ2スイッチの間(セクション)での冗長構成を実現するものである。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の伝送装置の基本構成を説明するブロック図である。伝送装置1は、一方が伝送路2を介してレイヤ2スイッチ(L2SW)3に接続され、他方が中継伝送路4に接続される。レイヤ2スイッチ3には、加入者のネットワークを介して端末装置等が接続される。これら伝送装置1と、伝送路2と、レイヤ2スイッチ3は、広域レイヤ2ネットワークのサービスを提供する通信事業者の局内に配置されており、上記冗長構成とは、この局内のセクションにおける伝送路2の経路の多重化と、経路の切り替えを指すものである。
伝送装置1には、レイヤ2スイッチ3側のインターフェースとして、GbE、あるいはFEの低速インターフェースカード(GbE/FEカード)5が複数枚、設けられている。例えば、GbEの1000BASE−X(T)は、通信速度が1GBit/secである。FEの100BASE−TXは、通信速度が100MBit/secである。
図1に示す構成では、冗長構成のために少なくとも2枚の低速インターフェースカード5A,5Bが設けられている。各低速インターフェースカード5は、パケット送受用の入力ポート6aおよび出力ポート6bをそれぞれ有するとともに、パケット送信制御部5cと、シャットダウン制御部5dを備える(機能の詳細は後述する)。ここで、一方の低速インターフェースカード5Aは、通常時の運用系(N系と称す)の伝送路2aに接続され、他方の低速インターフェースカード5Bは、通常時には予備系(E系)の伝送路2bに接続されている。このように、レイヤ2スイッチ3側の伝送路2は、運用系の伝送路2aと予備系の伝送路2bの2重化系となっている。
スイッチ部7は、2枚の低速インターフェースカード5A,5Bと、高速インターフェースカード8との間に設けられる。このスイッチ部7は、受信選択部7aと、送信分配部7bを備えている。受信選択部7aは、低速インターフェースカード5A,5Bから送信された送信パケットを選択的に受信して高速インターフェースカード8に送信する。送信分配部7bは、高速インターフェースカード8から送信された送信パケットを受信して低速インターフェースカード5A,5Bのいずれかに選択的に送信する。この受信選択部7a、および送信分配部7bは、監視/制御部9の制御により、低速インターフェースカード5A,5Bのいずれかを選択する切り替え動作を行う。
高速インターフェースカード8は、光同期伝送ネットワーク(SONET:Synchronous Optical Network)等の中継伝送路4の伝送信号を生成および信号変換する。また、ITU−Tの規定によるSDH(Synchronous Digital Hierarchy)による階層多重方式に対応して、例えば、インターフェースがOC−192(STM−64)の場合、通信速度は、9.953280GBit/secである。この他、SONETリング(Synchronous Optical Network Ring)等のリング状のネットワークに対応したものを用いることもできる。
監視/制御部9は、通常時、運用系(N系)の低速インターフェースカード5Aを選択してパケット送信を行う。このとき、予備系(E系)側では中継伝送路4から送信されてきたパケットを破棄し、また、中継伝送路4側に対するパケット送信も停止するようになっている。
伝送路2の運用系の伝送路2aに回線断等の障害発生したときには、この運用系の伝送路2aの低速インターフェースカード5Aのシャットダウン制御部5dに対してポート6a,6bを強制シャットダウンさせるよう制御し、運用系の伝送路2aのパケットの送信を停止させる。この後、スイッチ部7に対し、運用系の伝送路2aと予備系の伝送路2bの切り替えを制御して、新たに運用系となったE系の伝送路2bに対するパケット送信開始を制御する。この監視/制御部9による監視制御の詳細については後述する。
次に、上記伝送装置1を用いた冗長構成のセクション切り替え動作について説明する。図2は、通常時における伝送装置とレイヤ2スイッチの冗長構成を示す図である。図2には、中継伝送路4を中心として伝送装置1と、レイヤ2スイッチ3の構成を対称に配置してある。左側の伝送装置1Aと、レイヤ2スイッチ3Aと、伝送路2Aは、ある局内に収容される。伝送装置1Aと、レイヤ2スイッチ3Aとの間には、少なくとも伝送路2Aの本数を運用系と、予備系の2本以上の本数とした冗長構成とされている。局内における伝送装置1Aと、レイヤ2スイッチ3Aの範囲をセクション10と称す。同様に、右側の伝送装置1Bと、レイヤ2スイッチ3Bと、伝送路2Bは、他の局内に収容される。
通常時は、伝送装置1と、レイヤ2スイッチ3間の伝送路2は、運用系の伝送路2aの低速インターフェースカード5Aを介した通信が確立されている(図2中太点線で記載)。なお、レイヤ2スイッチ3は、運用系の伝送路2aと予備系の伝送路2bに接続される2つの入出力ポート3a,3bと、端末装置側の1つの入出力ポート3cの各ポート設定を、同一VLAN等の同一設定にしている。
ここで、レイヤ2スイッチ3のMAC学習機能によるポート設定について説明する。まず、通常時において、左の伝送装置1Aから左の伝送装置1Bに対するパケット送信について説明する。レイヤ2スイッチ3(3A,3B)は、MAC学習機能により、入力されたポートのパケットをどのポートから出力するか判断する。レイヤ2スイッチ3Aは、はじめて受信したパケットの出力ポートについては、未だMAC学習していないため、全てのポートからこのパケットを送信する。したがって、伝送装置1A側では、運用系(N系)および予備系(E系)のいずれでもこのパケットを受信するが、設定してある予備系側で受信したパケットは破棄する。そして、運用系の伝送路2aのパケットのみを受信し、中継伝送路4を介して対向の伝送装置1側に送信する。
対向の伝送装置1においても、運用系と、予備系が設定されており、伝送装置1Bは、レイヤ2スイッチ3Bに対して運用系の伝送路2aを介してのみパケットを送信する。レイヤ2スイッチ3Bにおいても未だMAC学習をしていない状態であるため、接続されている全てのポートに対してパケットを送信する。このように、通常時には、伝送装置1A側から送出されたパケットは、運用系の伝送路2aを介して伝送装置1Bに送信される。
この後、右の伝送装置1Bから左の伝送装置1Aに対するパケット送信時について説明する。このとき、レイヤ2スイッチ3Bでは、先の転送時のMAC学習により、出力先のポートが運用系側に設定されている。このMAC学習により、レイヤ2スイッチ3Bは、加入者装置から送信されたパケットを、運用系の伝送路2aを介して伝送装置1Bに送信する。伝送装置1Bは、このパケットを、中継伝送路4を介して伝送装置1Aに送信する。
伝送装置1Aにおいても、運用系の伝送路2aを介してパケットを送信する。レイヤ2スイッチ3Aでは、運用系のポートを介してパケットを受信することにより、MAC学習を行い、加入者装置に送信する。このように、伝送装置1A,1Bでそれぞれ運用系と予備系の冗長設定をしておき、運用系でパケット送信を行い、かつ予備系におけるパケットの送信停止、および受信したパケットの破棄を行うことにより、レイヤ2スイッチ3は、運用系のポートでのみMAC学習機能を行い、運用系の伝送路2aを利用したパケット送信による通信が確立される。
次に、図3は、伝送路断時における伝送装置とレイヤ2スイッチの経路切り替えを示す図である。左側の伝送路2aにおける図中のX箇所にて伝送路断による障害が発生したときの状態を説明する。
このとき、伝送装置1Aと、レイヤ2スイッチ3Aは、それぞれ伝送路2aのリンクダウンを検出する。リンクダウンの検出は、具体的には、ポートを介して接続された伝送路2上のリンクパルス(クロック)の検出の有無に基づき行う。そして、伝送装置1Aの監視/制御部9(図1参照)は、シャットダウン制御部3dに対して、運用系(N系)のポートをシャットダウンさせる制御を行うとともに、パケット送信制御部5cに対して光伝送の送信を停止させる。このシャットダウンは、所定の猶予期間が経過した後に強制的に実行される。レイヤ2スイッチ3(3A,3B)には汎用のものが用いられるため、接続されたレイヤ2スイッチ3毎にリンクダウンの発生を判断するまでの時間が異なる。このため、上記の猶予時間としては、やや多めの時間を設定している。この後、伝送装置1Aの監視/制御部9は、運用系のシャットダウン後、スイッチ部7に対し経路の切り替えを指示し、予備系(E系)の伝送路2bを運用系に切り替え、E系のポートに対する送信停止を解除する。これにより、低速インターフェースカード5B側を介してのパケット送信が可能になる。
また、レイヤ2スイッチ3Aでは、伝送路2aのリンクダウンを検出すると、MACフラッシュを行う。MACフラッシュにより、上記MAC学習によって記憶されたポート割り当てが消去され、再度のMAC学習が必要な初期状態に戻る。
伝送装置1Aでは、伝送路2a(N系)側が予備系となり、伝送路2b(E系)側が運用系に切り替えられており、この状態で、右の加入者装置側からパケットが送信されると、レイヤ2スイッチ3Aは、MACフラッシュ後におけるはじめてのパケット送信であるため、全てのポートからこのパケットを送信する。しかし、伝送路2aが障害発生であるため、実際には、伝送路2bからパケットを送信し、このときMAC学習を行う。伝送装置1A側では、運用系(N系)からのみパケットを受信し、中継伝送路4を介して右側の伝送装置1Bに送信する。
右側の伝送装置1Bでは、N系の伝送路2aを運用系としてパケットをレイヤ2スイッチ3Bに送信する。また、右側の加入者装置からのパケット送信についてもN系の伝送路2aを介して行われ、左側の伝送装置1Aは、受信したパケットを運用系であるE系の伝送路2bを介してレイヤ2スイッチ3Aに送信する。そして、右側のレイヤ2スイッチ3Aでは、上記のMAC学習機能により、E系である伝送路2bを介してパケットを送受信し、右側の伝送路2ではE系の伝送路2bでの通信が確立する。
このように、左側の伝送装置1Aと、レイヤ2スイッチ3Aとの間の運用系の伝送路2aが障害発生したとき、伝送装置1Aは、予備系の伝送路2bに切り替えてパケット送信を継続できるようになる。このような冗長構成により、これら伝送装置1Aと、レイヤ2スイッチ3Aの間、すなわち図3のセクション10部分の伝送路2を切り替えるだけで通信を継続することができるようになる。このセクション10は、左側の局内であり、セクション10内で閉じた経路切り替えが行えるため、ネットワーク(中継伝送路4)や、右側の局内に設けられている伝送装置1Bの運用系に影響を与えない。また、左側の伝送路2AにおけるN系の伝送路2aで発生していた障害が復旧しても、既に、運用系に切り替えられたE系の伝送路2bでの通信が確立されているため、回線およびパケット送信に影響を与えない。
ところで、上記構成において伝送装置1に接続されるレイヤ2スイッチ3は、汎用のMAC学習機能を有する構成であればよく、上記の冗長構成のために特別な機能を必要としない。このレイヤ2スイッチ3は、伝送装置1側における伝送路2の切り替えに追従してMAC学習およびMACフラッシュを行い、パケットの送信先を決定できる。このため、上記構成の伝送装置1によれば、このような汎用のレイヤ2スイッチ3を用いて冗長構成でき、障害発生時においてもパケット送信を継続することができるようになる。
次に、上記説明した冗長構成における経路切り替え後の切り戻り有無の設定について説明する。伝送装置1とレイヤ2スイッチ3との間の経路切り替えについては、切り戻りなし(Non−Revertive)と、切り戻りあり(Revertive)の設定を任意に選択可能である。切り戻りなし(Non−Revertive)の設定時には、図3に示すように、E系である伝送路2b側を運用系とした状態で通信が確立された後は、N系である伝送路2aの障害発生が解消されこの伝送路2aが復旧した場合であっても、通信は、現在運用系であるE系の伝送路2bでの確立状態を保持する。
一方、切り戻りあり(Revertive)の設定時には、E系の伝送路2bが復旧すると、この伝送路2bにてリンクアップを検出した時点で、N系の伝送路2a側に任意の時間、強制シャットダウンを実行し、運用系をE系からN系に偏光する(切り戻すと称する)。リンクアップの回復保護時間、および強制シャットダウンの時間は、設定により可変自在である。このように、障害発生による伝送路の経路切り替え後の切り戻りの有無は、管理者の運用に適したものを適宜選択可能である。
次に、伝送装置1とレイヤ2スイッチ3の間の冗長構成の他の例について説明する。上記説明では、伝送装置1とレイヤ2スイッチ3との間は、N系の伝送路2aを運用系とし、E系の伝送路2bを予備系として設定する構成としたが、これに限らない。図4は、冗長構成に用いる回線について運用系と予備系の割り当てを示す図である。図4に示すように伝送路2は、N系の伝送路2a、およびE系の伝送路2bがそれぞれ複数本で構成されている。伝送路2の本数に対応して、伝送装置1に設けられる低速インターフェースカード5A,5Bは、それぞれ複数のポート6a〜6cを有している(ポート数が3つの場合)。また、レイヤ2スイッチ3は、伝送装置1側が6ポート(3ポート×2)を有し、加入者装置側が3ポートを有している。この場合、加入者端末は3台設置することができる。なお、通常低速インターフェースカード5(5A,5B)は、4つのポートを有している。
そして、加入者端末装置がユーザA,B,Cとしたとき、N系の伝送路2aが全てユーザA,B,Cの運用系として設定する必要はない。すなわち、各ユーザA,B,C毎に、運用系を一方の伝送路2a、あるいは伝送路2bに設定することができる。図4に示した割り当ての例では、ユーザAについて伝送装置1は、一方の伝送路2a側を運用系として設定し、他方の伝送路2bを予備系として設定してある。このとき、ユーザAに対する割り当ては、低速インターフェースカード5Aのポート1(6Aa)を運用系(W:Work)とし、低速インターフェースカード5Bのポート1(6Ba)を予備系(P:Protection)として割り当てる。この割り当てに対応してレイヤ2スイッチ3は、ユーザAに関してポート3Aaと、ポート3Baと、ポート3Caを同一のVLAN設定としておく。これにより、レイヤ2スイッチ3は、このユーザAに関するMAC学習をこれらポート3Aa,3Ba,3Caを用いて行う。
また、ユーザBについても同様に、低速インターフェースカード5Aのポート2(6Ab)を運用系(W)とし、低速インターフェースカード5Bのポート2(6Bb)を予備系(P)として割り当てる。この割り当てに対応してレイヤ2スイッチ3は、ユーザBに関してポート3Abと、ポート3Bbと、ポート3Cbを同一のVLAN設定としておく。
また、ユーザCについては、伝送路2a側を予備系とし、伝送路2b側を運用系として設定している。すなわち、低速インターフェースカード5Bのポート3(6Bc)を運用系(W)とし、低速インターフェースカード5Aのポート3(6Ac)を予備系(P)として割り当てる。この割り当てに対応してレイヤ2スイッチ3は、ユーザCに関してポート3Acと、ポート3Bcと、ポート3Ccを同一のVLAN設定としておく。
以上説明したように、伝送路2に対する各ユーザ運用系と予備系の設定は、各ユーザ毎に、伝送路2のN系とE系のいずれか一方を運用系とし、他方を予備系として設定すればよい。
図5は、伝送装置とレイヤ2スイッチの間における伝送路の接続構成を説明する斜視図であり、図6は、伝送装置とレイヤ2スイッチの間における伝送路の接続構成を説明する図である。これら図5,図6には、図4を用いて説明したユーザAに関する冗長構成時における伝送路2の接続状態を図示してある。
伝送装置1に冗長機能を設定することにより、レイヤ2スイッチ3は、異なるインターフェースカード13a,13b間での冗長が可能になる。そして、伝送装置1の低速インターフェースカード5Aのポート6Aaと、レイヤ2スイッチ3のインターフェースカード13aのポート3Aaとの間の伝送路2aを運用系として接続している。また、伝送装置1の低速インターフェースカード5Bのポート6Baと、レイヤ2スイッチ3のインターフェースカード13bのポート3Baとの間の伝送路2bを予備系として接続している。なお、図5に示したレイヤ2スイッチ3に実装されたインターフェースカード13a,13bは、GbE用の光信号入出力用のポートを備え、インターフェースカード13c,13dは、FE用の電気信号入出力用のポートを備えたものである。
このように、レイヤ2スイッチ3に実装した複数の異なるインターフェースカード13a,13bを用いて冗長構成とすることにより、一方のインターフェースカード13aが故障しても、回線切り替えにより、他方のインターフェースカード13bを用いて継続した運用が行えるようになる。このように、この発明は、レイヤ2スイッチ3の任意のポートを使用した冗長構成が可能であるため、障害発生に対応し信頼性を向上できるとともに、運用系および予備系の回線接続に柔軟性を有している。
次に、この発明による冗長構成の変形例について説明する。図7は、N:1の冗長構成例を示す図である。伝送装置1の低速インターフェースカード5A,5Bがそれぞれ複数のポートを有する場合、上述したように、ポート単位に冗長構成を組むことに限らず、運用系(W)はユーザ毎に1つのポート(および伝送路2)を割り当てて使用し、予備系(P)は、複数のユーザで1つのポート(および伝送路2)を使用する構成とすることもできる。N:1の冗長構成とは、運用系のポート数がNであり、予備系が1ポートであることを示している。
図7に示す例を用いて具体的に説明すると、低速インターフェースカード5Aに設けられた3つのポートと、伝送路2のうちN系の伝送路2aと、を異なる3つのユーザに対する運用系(W)として設定する。これに対し、予備系(P)は、低速インターフェースカード5Bに設けられた1つのポートと、E系の1本の伝送路2bのみを用いる。この場合、3:1の冗長を構成できる。
上記N:1の冗長を構成する場合、予備系の伝送路2bは、ある特定のユーザ、あるいは上記3つのユーザに対して割り当てることができ、任意な設定に応じた運用が行える。図7に示すように、ユーザAに対してのみ障害発生時のサービスを継続する場合には、予備系の伝送路2b、およびレイヤ2スイッチ3のポート3BをユーザAに対してのみ提供する。この場合、ユーザAに対しては、障害発生時に運用系の伝送路2aの回線速度(帯域と称されている)と同様の回線速度を予備系の伝送路2bを用いて保証し、提供することができる。
一方、図示はしていないが、全てのユーザに対して障害発生時におけるサービスの提供を継続させる場合には、運用系の伝送路2aに障害が発生していない状態では、ユーザA,B,Cがそれぞれ伝送路2aの回線速度が保証されているが、伝送路2aに障害が発生したときには、これら3つのユーザA,B,Cが1本の伝送路2bを使用するため、回線速度が低下(縮帯、あるいは縮退と称されている)する場合がある。運用系の伝送路2aのうち、ユーザAの回線のみが伝送路断等による障害発生時には、予備系の伝送路2bをユーザAに対してのみ割り当てるため、ユーザB,Cに対しては、運用系の伝送路2aを介して保証した回線速度を提供できる。しかし、低速インターフェースカード5Aの故障により、ユーザA,B,Cの全てに対して運用系の伝送路2aを使用できない障害発生であるときには、これらユーザA,B,Cに対するサービスは、全て縮退することになる。したがって、N:1の冗長構成時においては、障害発生時におけるユーザ別のサービスの保証契約等に基づくポート設定と、伝送路2のうち予備系の伝送路2bの使用割り当てが必要となる。
上記構成によれば、予備系の伝送路2b側に必要な回線数と、低速インターフェースカード5Bのポート数を節減することができ、この節減した回線数(およびポート数)を他のユーザのサービスに提供することができるようになる。同時に、N:1の冗長構成によれば、1:1の冗長構成に比して設備コストを低減化することができる。
次に、この発明による冗長構成と、リンクアグリゲーションとを組み合わせた構成例について説明する。リンクアグリゲーションは、IEEE802.1adに規定されており、複数の伝送路を用いて単一の回線の物理速度以上の回線速度を得る機能である。図8は、複数の伝送路を用いたリンクアグリゲーションと冗長構成の組み合わせを示す図である。通常時においては、N系の伝送路2aと、E系の伝送路2bをいずれも使用したリンクアグリゲーションにより回線速度の速度向上を図る。また、運用系の伝送路2a,2bの一方の障害発生時には、障害が発生していない他方の伝送路2a、あるいは伝送路2bのみを用いる。
例えば、ユーザAに対する伝送路2の割り当ては、レイヤ2スイッチ3に実装されたインターフェースカード13aのポート3Aaと、インターフェースカード13bのポート3Bbとを用いたリンクアグリゲーションを構成する。図8に示すインターフェースカードは、GbEであるため、リンクアグリゲーションにより、通常時は、2つの回線速度の合計した2GBit/sec(1GBit/sec×2)の回線速度を得ることができる。そして、運用系の伝送路2aに障害が発生したときには、障害が発生していない他方の伝送路2bのみを用いてサービスを継続することができる。このときの回線速度は、伝送路2bの1本のみであるから1GBit/secと半減することになるが、通信サービスの継続を保証することができる。ところで、従来のリンクアグリゲーションは、同一のインターフェースカード13a内のポートを複数使用して機能するが、上記のように、この発明によれば、ユーザ毎にポートを割り当て、MAC学習させるという、通常のレイヤ2スイッチ3の機能を有して複数のインターフェースカード13a,13bに設けられた複数のポートを用いたリングアグリゲーションが可能となり、柔軟な冗長構成を図りつつ、速度向上を同時に図ることができるようになる。
次に、図9は、複数の伝送路を用いたリンクアグリゲーションと冗長構成の組み合わせの他の例を示す図である。リンクアグリゲーションの機能は、伝送路2の本数を現状では、2〜8本使用して行うことができるようになっている。図9に示す構成例は、N系の伝送路2aの3本を運用系(W)としてリンクアグリゲーション機能を用いる。また、E系の伝送路2bの3本は予備系(P)としてリンクアグリゲーション機能を用いる。
図9の構成例を具体的に説明すると、レイヤ2スイッチ3には、GbE用の光信号入出力用のポートを備えたインターフェースカード13a,13bと、FE用の電気信号入出力用のポートを備えたインターフェースカード13c,13dが実装されている。装置外観は、図5同様である。そして、インターフェースカード13aの2つのポート3Aa,3AbがGbEの2回線に割り当てられ、2GBit/secの速度となる。また、インターフェースカード13cの1つのポート3AnがFEの1回線として用い、100MBit/secの回線速度となる。これらの各ポートはユーザAに提供される。これにより、運用系として用いる伝送路2aを用いた合計の回線速度は2.1GBit/secとなる。
一方、伝送路2b側においても同様に、インターフェースカード13bの2つのポート3Ba,3BbがGbEの2回線に割り当てられ、2GBit/secの速度となる。また、インターフェースカード13dの1つのポート3BnがFEの1回線として用い、100MBit/secの回線速度となる。これらの各ポートは予備系としてユーザAに提供される。これにより、予備系として用いる伝送路2bについても合計の回線速度は2.1GBit/secを保証することができ、運用系の伝送路2aで障害発生した場合には、予備系の伝送路2bを使用して通信サービスの継続を保証できるとともに、障害発生時においても、リンクアグリゲーションによる通信速度(2.1GBit/sec)を保証できるようになる。
次に、以上説明した、冗長構成をバックツーバック(Back−to−Back)接続に適用した例について説明する。図10は、この発明による冗長構成をBack−to−Back接続に適用した例を示す図である。図10における右側の伝送装置1Bと伝送装置1CがBack−to−Back接続された冗長構成となっている。これら伝送装置1Bと伝送装置1Cは、同一の局内に配置される。Back−to−Back接続は、それぞれ中継伝送路4A,4Bに接続された一対の伝送装置1B,1C同士を接続するための配置である。
Back−to−Back接続時、伝送装置1B,1Cがそれぞれ冗長構成の切り替え動作を実行するとき、系の不一致の発生が生じる場合がある。これを解消するために、双方の伝送装置1B,1Cをマスタ(Master)/スレーブ(Slave)設定した状態で切り替え動作するよう構成する。伝送路12の障害発生による伝送路12a,12b間での切り替え動作は、マスタ側の伝送装置1Cが主体となり実施し、スレーブ側である伝送装置1Bは、マスタ側である伝送装置1Cの切り替え動作にしたがう構成とすることにより、系の不一致を防止する。なお、伝送装置1Aについても、レイヤ2スイッチ3との接続時に、この伝送装置1Aはマスタ設定となる。
また、冗長構成の初期設定時には、マスタ側の伝送装置1Cに設けられたシャットダウン制御部5d(図1参照)が、予備系として設定したE系のポートに対し、所定の設定時間で強制シャットダウンを実行する。これにより、運用系と、予備系それぞれの系を揃えることができる。また、スレーブ側の伝送装置1Bにおいて、電源瞬断が発生し、この電源瞬断から復旧した後、接続されている伝送装置1A,1Cの間で系の不一致が発生する場合が考えられる。このため、電源瞬断が復旧したときに、伝送装置1Bが所定の設定時間で予備系のポートに対して強制シャットダウンを実施することにより、系を揃えることができる。
このように、Back−to−Back接続される伝送装置1B,1Cがマスタ/スレーブ設定機能を有し、レイヤ2スイッチ3と接続する場合は、マスタ側の設定により切り替え動作を主体的に動作させ、伝送同士のBack−to−Back接続時は、一方の伝送装置1Cをマスタに、他方の伝送装置1Bをスレーブに設定することで、伝送装置1B,1C同士のBack−to−Back接続の構成に対しても冗長構成が適用できる。なお、このようなBack−to−Back接続に対し冗長構成を適用した場合であっても、セクション10内で閉じた経路切り替えを実行でき、相手の伝送装置1Aに影響を与えない。
以上説明したように、この発明の伝送装置1は、冗長構成による伝送路の経路切り替えをリンクダウン検出に基づき自動実行する構成とした。この自動実行に限らず、不図示であるオペレーションシステムの制御(コマンド切り替え)に基づき経路切り替えを行う構成とすることもできる。一般的に伝送装置1の経路切り替えは、ITU−T G.783や、TelcordiaGR−253−COREに定義されている。
このコマンド切り替えは、下記の1〜4制御を順次実施して行われる。このコマンド切り替え時の手順は、自動実行時の手順とほぼ同じであるが、以下に説明する。
1.レイヤ2スイッチ3に切り替えを認識させるために、N系(運用系)のポートに対し、任意の時間、強制シャットダウン制御を行い、レイヤ2スイッチ3にMACフラッシュを実行させる。
2.N系(運用系)のポートに対してパケット送信停止制御を行い、レイヤ2スイッチ3に対するパケット送信を停止させる。
3.伝送装置1では、N系→E系の切り替えを行う。これにより、N系が予備系となり、E系が運用系に切り替わる。
4.伝送装置1では、新たに運用系となったE系に対するパケット送信停止解除を行い、レイヤ2スイッチ3に対してパケットの送信を開始する。
上記1.〜4.を順次実行することにより、コマンド切り替えを実施する。このコマンド切り替えにより、運用者は、障害発生時における伝送路2の経路変更を、オペレーションシステムを介して制御できるようになる。
次に、図11は、この発明の伝送装置1による冗長構成による経路切り替え手順を示すフローチャートである。図11には、上記コマンド切り替え制御と、切り戻り設定に基づく制御を併記してある。図1に示す構成を参照しながら説明する。
まず、伝送装置1は、冗長設定により運用系として設定したN系の伝送路2aでのみパケット送信する。レイヤ2スイッチ(L2SW)3は、N系でのみパケットを受信し、このパケット受信に基づくMAC学習により、N系でのみパケットを送信する(ステップS1)。これにより、伝送装置1は、N系を運用系として通信を確立する(ステップS2)。この際、E系の伝送路2bは、予備系とされ、パケット送信停止状態となる。
この後、運用系として設定したN系の伝送路2a等で障害発生したとする(ステップS3)。この場合、伝送装置1は、障害発生時間Taが、予め定めたリンクダウン検出時間Tbを超えたか否か判断する(ステップS4)。障害発生時間Taが、リンクダウン検出時間Tb以下(Ta≦Tb)のときには(ステップS4:No)、伝送装置1は、瞬断であると判断し、N系を運用系としたまま、伝送路2aの切り替えを行わず、ステップS1に復帰する。このとき、伝送装置1は、リンクダウンでないと判断し、回線の切り替えを行わず、N系の伝送路2aを運用系とした状態を保持する。このとき、レイヤ2スイッチ3は、障害発生時間Taに対するリンクダウン検出の設定の有無に基づき下記1.2.の異なる動作を行う。
1.あるレイヤ2スイッチ3においては、障害発生時間Taによりリンクダウンであると検出する。そして、運用系であるN系のポートをMACフラッシュする。しかし、伝送装置1がN系の伝送路2aを運用系として設定保持し続けているため、初期状態に戻るのみでこのN系の伝送路2aによる通信を確立する。
2.あるレイヤ2スイッチ3においては、障害発生時間Taによってリンクダウンを検出しないこともある。この場合、このレイヤ2スイッチ3は、以前の状態を保持し続け、N系の伝送路2aによる通信を継続する。
一方、ステップS4において、障害発生時間Taが、リンクダウン検出時間Tbを超えた(Ta>Tb)ときには(ステップS4:Yes)、伝送装置1は、リンクダウン検出と判断する。そして、伝送装置1は、N系のポート(図1における低速インターフェースカード5Aの伝送路2aに接続したポート)に対し、強制シャットダウンを行う(ステップS5)。強制シャットダウンの時間Tdは、レイヤ2スイッチ3によるリンクダウン検出時間Tcを超える時間(Tc<Td)となるよう任意に設定しておく。これにより、レイヤ2スイッチ3は、リンクダウンを安定して検出し、N系側のポートを確実にMACフラッシュできるようになる。ステップS5によるN系のポート対する強制シャットダウンの制御は、オペレーションシステムからのコマンド切り替え制御時(ステップS6)のときにも同様に行われる。
この後、伝送装置1は、N系の伝送路2aに接続されたポートに対する送信停止制御を行う(ステップS7)。そして、伝送装置1は、運用系をN系からE系に切り替える(ステップS8)。これにより、E系の伝送路2bが新たな運用系となり、N系の伝送路2aは予備系となる。
この後、伝送装置1は、運用系となったE系の伝送路2bに対するパケット送信停止を解除する(ステップS9)。そして、伝送装置1は、運用系であるE系の伝送路2bでのみパケットを送信する。このとき、レイヤ2スイッチ3では、このE系の伝送路2bを介してのみパケットを受信し、MAC学習によりE系のポートを介してのパケット送信を行う(ステップS10)。これにより、伝送装置1とレイヤ2スイッチ3との間は、E系の伝送路2bを介しての通信を確立する(ステップS11)。
そして、このE系の伝送路2bによる通信中における、切り戻り設定の有無を判断する(ステップS12)。切り戻りなし、が設定されているときには(ステップS12:No)、N系の障害発生が復旧したときにおいても、E系の伝送路2bを運用系とした通信を継続する(ステップS1に復帰。但し、運用系は伝送路2b)。一方、切り戻りあり、が設定されており(ステップS12:Yes)、N系の障害発生が復旧したときには、このN系の伝送路2aによるリンクアップの検出してから回復保護時間Te経過後に、現在運用系であるE系の伝送路2bを強制シャットダウンする(ステップS13)。この回復保護時間Teは任意に設定できる。また、ステップS5において説明したと同様に、強制シャットダウン時間Tdは、リンクダウン検出時間Tc<Tdとなる任意の値が設定される。これにより、N系の伝送路2aが新たに運用系として切り替えられ、E系の伝送路2bは、予備系に切り替わる。
上述した実施例によれば、伝送装置とレイヤ2スイッチ間を冗長構成とし、運用系に障害発生したときに、予備系を用いて通信を継続できるようになる。このとき、伝送装置は、伝送装置とレイヤ2スイッチ間のセクションでの切り替えを行い、ネットワークや他の伝送装置に影響を与えず、ネットワークの運用管理を容易に行うことができる。また、レイヤ2スイッチ3は、各種メーカが提供する汎用のレイヤ2スイッチを用いて冗長を構成することができる。
以上において本発明は、上述した実施の形態に限らず、種々変更可能である。例えば、図1に記載した伝送装置1の構成は、便宜上、高速インターフェースカード8と、スイッチ部7を単一構成としたが、中継伝送路4の多重化に合わせて、これら高速インターフェースカード8と、スイッチ部7を複数設けた多重構成とすることができる。
以上のように本発明は、広域レイヤ2ネットワークに用いられる伝送装置とレイヤ2スイッチ間で冗長構成を実現でき、ネットワークに影響を与えず経路切り替えが行える伝送装置を提供することに適している。また、本発明は、広域レイヤ2ネットワークに用いられる伝送装置とレイヤ2スイッチ間で冗長構成を実現でき、ネットワークに影響を与えず経路切り替えが行える伝送装置とレイヤ2スイッチ間の冗長方法を提供することに適している。

Claims (17)

  1. レイヤ2スイッチとの間で少なくとも2系統の伝送路を接続する複数のポートを備えたインターフェース手段と、
    前記レイヤ2スイッチが有するリンクダウン検出時間に基づき、強制シャットダウン時間を前記リンクダウン検出時間より長くなるように設定する設定手段と、
    前記インターフェース手段に設けられ、前記2系統の伝送路にそれぞれ接続される前記ポートのうち、少なくとも一方の系統のポートを運用系とし、他方の系統のポートを予備系として設定し、前記運用系に障害が発生したときに、前記予備系を新たな運用系とする系統の切り替え制御を行い、前記系統の切り替え時に前記運用系の系統のポートを、前記設定された強制シャットダウン時間の停止させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする伝送装置。
  2. 前記運用系、および前記予備系のポートのいずれか一方を、前記制御手段による系統切り替えに応じて選択するスイッチ手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記制御手段は、前記制御手段に接続されたオペレーションシステムから送出されるコマンド切り替え制御に基づき、前記系統の切り替えを行うことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  4. 前記系統の切り替え制御の実行後に、前記予備系に切り替えられた前記系統が障害から復旧したときに、該予備系の系統を運用系の設定に戻す切り戻しの有無を設定する設定手段を備え、
    前記制御手段は、前記設定手段に設定された切り戻しの有無に応じて、前記予備系の系統に対する切り戻しの有無を制御することを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記切り戻しの制御を行うとき、予め設定された回復保護時間の経過後に前記切り戻し制御を行うことを特徴とする請求項4に記載の伝送装置。
  6. 前記インターフェース手段は、前記一方の系統と、前記他方の系統は、それぞれ複数のポートを有し、
    前記制御手段は、
    前記インターフェース手段の前記一方の系統の複数のポートを運用系とし、他方の系統の複数のポートを予備系とした設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記インターフェース手段の前記一方の系統に設けられた複数のポートを運用系と、予備系として設定するとともに、前記他方の系統に設けられた複数のポートを前記一方の系統の運用系の対となる予備系と、前記一方の系統の予備系の対となる運用系として設定することを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記インターフェース手段の他方の系統のポートのうち一つのポートを、前記運用系に対となる予備系としたN:1の冗長設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  9. 前記インターフェース手段は、
    前記レイヤ2スイッチとの間のインターフェースに対応したポートを備えたカードからなり、該カードは、前記系統の数に応じた枚数が本体に搭載されることを特徴とする請求項1または請求項6に記載の伝送装置。
  10. 前記インターフェース手段の複数の前記運用系の複数のポートを用い、該運用系の系統のリンクアグリゲーションを行うことを特徴とする請求項6に記載の伝送装置。
  11. 前記インターフェース手段の複数の前記予備系のポートを用い、該予備系の系統のリンクアグリゲーションを行うことを特徴とする請求項6に記載の伝送装置。
  12. 前記インターフェース手段は、
    前記レイヤ2スイッチとの間のインターフェースに対応したポートを備えたカードからなり、該カードは、前記系統の数に応じた枚数が本体に搭載され、
    前記制御手段は、
    同一の前記カードに設けられた前記ポートに対する前記運用系と前記予備系の設定、あるいは、異なるカードのポートに設けられた前記ポートに対する前記運用系と前記予備系の設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  13. 前記カードは、
    異なるインターフェースの複数のカードからなり、該複数のカードを用いたリンクアグリゲーションを行うことを特徴とする請求項12に記載の伝送装置。
  14. 前記制御手段は、前記系統の切り替え時における主導権をマスタあるいはスレーブ設定し、他の伝送装置との間のバックツーバック接続の冗長を行うことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  15. レイヤ2スイッチとの間で少なくとも2系統の伝送路を接続してこれらの間の冗長を行う伝送装置とレイヤ2スイッチ間の冗長方法において、
    前記レイヤ2スイッチが有するリンクダウン検出時間に基づき、強制シャットダウン時間を前記リンクダウン検出時間より長くなるように設定する設定工程と、
    複数のポートを介して接続された系統別の前記ポートのうち、少なくとも一方の系統を運用系とし、他方の系統を予備系として設定する系統設定工程と、
    前記運用系に障害が発生したときに、前記予備系を新たな運用系とする系統の切り替え制御を行い、前記系統の切り替え時に前記運用系の系統のポートを、前記設定された強制シャットダウン時間の停止させる切り替え工程と、
    を含むことを特徴とする伝送装置とレイヤ2スイッチ間の冗長方法。
  16. 前記切り替え工程は、
    外部のオペレーションシステムから送出されるコマンド切り替え制御に基づき実行することを特徴とする請求項15に記載の伝送装置とレイヤ2スイッチ間の冗長方法。
  17. 前記切り替え工程の実行後に、前記予備系に切り替えられた前記系統が障害から復旧したときに、該予備系の系統を運用系の設定に戻す切り戻し有無の設定に基づき、切り戻しが設定されているときには、前記予備系の系統を再び前記運用系に切り替える切り戻し制御を実行する切り戻し工程を含むことを特徴とする請求項15に記載の伝送装置とレイヤ2スイッチ間の冗長方法。
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