JP4461059B2 - Www上の疑似プッシュ型情報配信システム - Google Patents

Www上の疑似プッシュ型情報配信システム Download PDF

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Description

本発明は、WWW上のウェッブページに任意の広告あるいは任意の情報を表示するシステムおよび方法に関する。
WWW(World-Wide-Web)の発展に伴い、WWWのウェッブページ上に広告を掲示する広告システムが広く普及している。新聞社が運営するニュースサイトや人気があるポータルサイトのトップページは、極めて多数のユーザがアクセスするため、テレビに並ぶ広告媒体として注目を集めている。
近年さらに、ブロードバンドネットワークの普及により、野球、サッカー、またはライブの映像などをストリーミング配信するウェッブページも増えてきたことから、ウェッブページは広告媒体としてさらに重要になってきた。
ウェッブページ中にバナー広告などの動画や画像が表示されるので、広告を見て興味を持ったユーザがその動画や画像の部分をクリックすると、その動画や画像にハイパーリンクが設定されているので、広告に関連したウェッブページが呼び出されて表示される。広告を掲載させる広告主あるいは配信システムの顧客は、その動画や画像が閲覧された回数や実際にクリックされた回数によって広告
の効果を推測することができる。
たとえば、特許文献1には、利用者が広告提供者サイトを閲覧している際にハイパーリンクが設定されたバナー広告をクリックして広告主WWWサーバに遷移した場合に、広告主WWWサーバにおける利用者の行動履歴を利用者端末に記録し、広告提供者サイトに戻ったときに広告提供者WWWサーバに通知させることにより、利用者の行動履歴を広告提供者WWWサーバで把握できるようにした広告管理システムが開示されている。
インターネットにおける通信の安全を確保するため、あるウェッブサーバと通信している間は他のサーバとの通信は原則として禁止されるので、従来のウェッブページの広告システムでは、閲覧者のコンピュータでウェッブページを取り込んでファイルに格納し、一旦そのウェッブページを表示すると、これに伴って表示された広告は広告掲載者や広告仲介者の意図でファイルに格納された範囲を超えて差し替えることはできず、表示位置も変わらない。
したがって、ユーザが同じウェッブページを続けて見ている限り、同じ広告がそのまま表示され他の広告を掲示することができないので広告効率が悪い。また、ユーザがある広告に興味を持ってクリックして広告に関連する新しいウェッブページを訪問した後に元のウェッブページに戻ったときにも、既に訪問したウェッブページに係わる広告が再び表示されているので、ユーザに新たな興味を喚起するような他の広告を提示する機会を失うことになり無駄がある。
さらに、広告の掲載者が動画や画像の位置を動かして注意を引いたり、閲覧するユーザが広告を適当な位置に動かしたりすることもできない。
特許文献2には、ディスプレイ上の適当に決められた位置に広告を表示するフレームまたはウインドウを設けて、バナー広告では表示できない大量の情報を表示できるようにする方法が開示されている。開示方法では、広告表示フレーム以外の部分を可変フレームとしてユーザが自由に選ぶウェッブサイトのコンテンツを表示する。しかし、開示方法では、広告表示フレームの位置や大きさを変えることはできない。
このように、従来の広告は、ウェッブページ上に掲示される画像や動画であるため、従来のHTMLタグで指定できる範囲でしか掲載の自由度を持たないため、閲覧者の注意を喚起する能力や多種類の広告を掲示する能力など広告の効率が必ずしも高くない。
特開2003−141410号公報 特開2002−007106号公報
本発明が解決しようとする課題は、WWW上のウェッブページに表示する広告や情報を仲介サーバの計画に従って遅滞なく制御できるようにした情報配信システムを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の情報配信システムは、WWW上で作動する疑似プッシュ型情報配信システムであって、インターネットを介して接続された仲介サーバとコンテンツサーバとウェッブサーバと閲覧用コンピュータを備える。
仲介サーバは広告などの情報を表示するための情報表示番組表を編集し最新の番組表をコンテンツサーバに送信し、コンテンツサーバがエージェントスクリプトと最新の番組表を格納していて、閲覧用コンピュータからコンテンツサーバにコンテンツの閲覧請求がある時に対象コンテンツと一緒に番組表とエージェントを閲覧用コンピュータに送信し、閲覧用コンピュータにおけるエージェントスクリプトが番組表で指定された広告をコンテンツと共に表示させる。
また、エージェントスクリプトは所定の時間間隔で閲覧用コンピュータから仲介サーバに問い合わせ信号を発し、仲介サーバはこれに対して番組表の更新の要否情報を閲覧用コンピュータに返す。閲覧用コンピュータは受け取った要否情報に従ってコンテンツサーバから新しい番組表を入手して新しい広告の表示を行う。
ウェッブページを記述する最も普及した言語であるHTML(Hyper Text Markup Language)においては、イメージファイルの表示コマンド<IMG SRC>を用いれば、コンテンツサーバに接続中であっても、仲介サーバに問い合わせを発することができ、またイメージファイルと同等に扱うことにより適当なデジタル情報を受信することができる。そこで、本発明のシステムでは、<IMG SRC>コマンドにより仲介サーバの所定のファイルを指定して問い合わせを行い、返ってくるイメージ情報に特殊な指示信号を含ませることによって番組表の更新の要否を知るようにした。
番組表更新の要否は、仲介サーバにおける番組表更新の有無を、たとえば、返す画像のサイズによって表わすことにより、閲覧用コンピュータに伝達することができる。
なお、<IMG SRC>コマンドは数語の長さで構成されるから、これによりトラフィック負荷が問題になるほど増大することにはならない。
また、番組表更新の要否を問い合わせる間隔は、番組表を変更する頻度に対応して決めるものであり、間隔が長ければ通信回線に与える通信負荷が軽減する。なお、コンテンツサーバから新しいコンテンツを読み込んだ後で最初に更新の要否の問い合わせを開始するまでの時間を長くすることによっても通信負荷を軽減させることができる。
番組表には、広告毎に表示位置、表示方法、表示期間、リンク先URLなどの特性が記述されており、また、表示パターンを格納した広告表示用URLや広告分類が規定されている。さらに、広告表示部をクリックしたときの動作を、たとえば広告主のウェッブサーバから所定のホームページを取り寄せて表示するモードや広告表示を振動させるモードや広告表示を消去するモードなど既定のモードから選択して規定することができる。
また、番組表にはある期間において画像中の所定の位置に表示する可能性のある広告が列挙されており、エージェントスクリプトによって位置毎に表示する広告を選択し、表示する広告のURL先から広告バナーなど表示画像を取り寄せて、実際にディスプレイに表示する。
ディスプレイに表示された広告表示部分をクリックすると、広告主のウェッブサーバに格納されている広告主のホームページに自動的にアクセスしたり、広告表示が振動して注意を引いたりするようにしてもよい。
なお、閲覧用コンピュータのディスプレイには、広告に限らず、画像情報、映像情報、文字情報などの何らかの情報を表示位置に表示することができる。また本発明の情報配信システムは、緊急災害情報などの防災情報、道路渋滞情報や事故情報などの交通情報、緊急報知情報、ニュース、詩や小説や漫画などの文学情報、解説文や論文などの学術情報、記事、あるいは公報などを伝達するために利用することもできる。
本発明の情報配信システムは、閲覧用コンピュータがコンテンツサーバと接続中であっても、画像コマンドを利用することにより仲介サーバと通信を行い番組表の更新の要否を知って、必要なときのみコンテンツサーバと通信して新しい番組表を取得し、これにしたがって広告表示をするようにしたので、閲覧用コンピュータは、一旦コンテンツサーバから取り寄せたコンテンツを表示した後でも、常に最も新しい番組表にしたがって広告表示を変更することができる。
番組更新のための通信は、番組表変更時に仲介サーバからコンテンツサーバに番組表を送付する通信と、所定間隔毎に閲覧用コンピュータと仲介サーバが画像コマンドを遣り取りする通信と、番組表変更時に閲覧用コンピュータがコンテンツサーバから番組表を取り寄せる通信であるから、極めて多数の閲覧用コンピュータが同時にインターネットに接続されている場合であっても、インターネットの通信量は十分に抑制されて、実用に耐えることができる。
なお、閲覧用コンピュータで使用する番組表は、現在時を含む近い未来の適当な期間について記述する範囲であれば足りるので、コンテンツサーバから受信してコンピュータ内に格納する番組表は、5分や15分など適当な短時間の部分だけであってもよい。また、この場合は、コンテンツサーバに格納する番組表も短時間分であって良く、記憶容量および通信量を抑制することができる。
従来のシステムでは、コンテンツサーバからコンテンツと一緒に伝送された広告表示仕様に従って表示するので再度コンテンツの読込みをしない限り別の広告表示ができないのに対して、本発明の情報配信システムは、閲覧用コンピュータに送り込まれたエージェントスクリプトによって番組表に記述された通り制御されるので、たとえば適当な時間間隔で広告を取り替えて表示したりすることができる。
さらに、常時仲介サーバにおける番組表変更に応じて表示を変化させることができるので、WWW上の疑似プッシュ型情報配信システムということができ、コンテンツ表示面の任意の場所に、任意の時刻に、任意の時間間隔で、文字、画像、動画、アニメーションを掲載でき、また音楽を伝達することができる。
また、コンテンツ表示画面上に掲載あるいは伝送した文字、画像、動画、アニメーション、音楽の情報は、番組表の指示に従い、マウスのドラッグ操作やクリック操作などにより、画面上で回転、移動、拡大縮小、あるいは消去することができる。これにより、閲覧者の好みに応じて画面上に情報を配置することができる。
なお、仲介サーバで行う番組表の変更を直ちに閲覧用コンピュータに伝達することができるので、配信する側の遠隔操作によって、文字、画像、動画、アニメーション、音楽の情報を画面上で回転、移動、拡大縮小、あるいは消去することができる。
また、本発明の情報配信システムは、エージェントスクリプトにより、広告を表示する位置や大きさを画面上に任意に決めて、残りの部分にコンテンツを表示させるように制御することができる。広告表示領域は、コンテンツの表示行っている最中でも可能であるから、広告主側の望むような広告情報の表示を行うことができ、また閲覧者の好みにしたがって広告表示位置を変更することもできる。
広告を掲示対象としたい閲覧者特性に対応してグループ分けし、閲覧者の特性を推測してこれに適合する広告を選択して掲示することにより、閲覧者が必要とする情報や注意を引く広告のみを提示して広告効果を高めることができる。
広告の目的に合う閲覧者特性は、広告の目的物や広告主の意向などにしたがって決められるので、予め分類したグループ名を番組表に記載しておく。また、閲覧者の特性は、情報配信システムに登録するときに収集した閲覧者の情報に基づいて決めるほか、閲覧者のコンテンツ閲覧履歴に基づいて分析することにより決めることができる。通常、閲覧者特性に適合する広告は複数収容されているので、これらを順次取り替えて掲示する。また、既に掲示した広告を飛ばして別の広告を選択して表示しても良い。
閲覧者の閲覧履歴はエージェントスクリプトにより収集して閲覧用コンピュータ内の記憶装置に格納して利用するほか、クッキーとして適当な時期に仲介サーバに転送し仲介サーバ側でより詳しく解析して広告効果などを調べて広告主に情報提供することができる。
なお、エージェントスクリプトは、さらに、コンテンツ表示面における広告表示部をマウスなどのポインティングデバイスが通り過ぎる回数、それらの上でクリックした回数あるいはダブルクリックした回数を自動的に集計するようにすることが好ましい。これによって、閲覧者がその情報にどの程度関心を持ったかを知ることができる。
以下、実施例を用いて本発明の情報配信システムを詳細に説明する。
図1は本実施例の情報配信システムの構成図である。
本実施例の情報配信システムは、仲介サーバ10とコンテンツサーバ20とウェッブサーバ30が接続された通信回線50に閲覧用コンピュータ40が接続されることにより構成される。通信回線50はインターネット通信網であることが好ましい。
仲介サーバ10は、広告仲介者が所有するもので、広告制御の基本となる番組表を作成する機能と広告の効果を解析する機能と広告主に課金額を算定する機能を備え、最新の広告番組表を記憶する番組表ファイル11と閲覧者の特性や閲覧履歴を記録するデータベース12などを備えている。
コンテンツサーバ20は、広告掲載者が所有するもので、閲覧者が興味を持つ各種のコンテンツやポータルサイトなどを格納するコンテンツデータベース21と、仲介サーバ10から送信された広告番組表を記憶する番組表ファイル22を備える。また、仲介サーバ10から預かったエージェントスクリプトを保存していて、閲覧用コンピュータ40からの要求に従ってコンテンツを送るときにコンテンツに付属させて番組表と共にエージェントスクリプトを送ることができる。
ウェッブサーバ30は、広告主が所有するもので、自己あるいは広告主が扱う商品などを魅力的に説明するホームページなどのコンテンツを格納するコンテンツデータベース31を備える。
閲覧用コンピュータ40は、閲覧者が使用するもので、ウェッブブラウザを搭載して、コンテンツサーバ20やウェッブサーバ30からコンテンツを取り寄せてディスプレイに表示する。閲覧用コンピュータ40には、本実施例の情報配信システムに係るコンテンツを取り込んだときに一緒に付いてきたエージェントスクリプトと広告番組表がそれぞれ記憶装置42と番組表ファイル41に格納されている。また、閲覧者の閲覧履歴などが記録されるクッキー43が備えられていて、適当な時点で内容をコンテンツサーバ20に送信する。
図2は、本実施例の情報配信システムをソフトウエアの面から説明するブロック図である。
本実施例の情報配信システムは、広告配信装置61、コンテンツ配信装置62、広告命令経由装置63、疑似プッシュ型広告制御装置64、閲覧装置(ウェッブブラウザ)65、および閲覧者用広告制御装置66から構成される。
広告配信装置61は広告主が所有するウェッブサーバ30に搭載され、コンテンツ配信装置62と広告命令経由装置63は公告掲載者のコンテンツサーバ20に搭載され、疑似プッシュ型広告制御装置64は広告仲介者が所有する仲介サーバ10に搭載され、閲覧装置(ウェッブブラウザ)65および閲覧者用広告制御装置66は閲覧用コンピュータ40に搭載される。
図3は本実施例における信号伝達説明図である。図3に基づいて、各要素間の通信形態を説明する。
広告仲介者の仲介サーバ10では、疑似プッシュ型広告制御装置64により、クライアントたる広告主の要請に基づいて、広告の形態や広告期間、広告対象などのデータを広告エディタを介して入力し、広告を表示する場合のコンテンツ画面中の広告位置と広告時刻を表わした番組表を形成する。
図4は番組表編集画面の例を概念的示す図面である。
広告エディタは、図4に例示したようなフォームに記入された事項を集約して編集するプログラムである。広告エディタのフォームは、広告をコンテンツに表示するために必要な情報を落ちなく収集するためのもので、空欄が塞がれば必要な情報が全部集まるように構成されている。
広告エディタのフォームに記載される事項は、登録される広告毎に、広告のタイトル、広告として表示する画像や文字情報やアニメーションや音楽などのデジタル情報を格納したURL、画面中の表示位置を決めるチャンネル番号、希望する広告対象に従って分類したグループ名、あるいは広告対象を決めるときのキーワード、広告依頼期間の開始時刻と終了時刻、配信する曜日、表示する時間帯、広告画面の動作設定、広告面上でクリックしたときの動作設定、複数の広告から選択して表示する場合における表示制限回数、などである。
広告エディタのフォームは、仲介サーバ10の入力装置を用いて記入することもできるが、広告主のウェッブサーバ30や、インターネット接続した任意のコンピュータを使って、広告主の手で記入することもできる。
広告エディタは、掲載されることを希望する広告を多数集めて、フォームに記入された情報から、日々の各時間帯毎に、掲載希望の広告をリストした番組表Tを作成して番組表ファイル11に保管すると共に、コンテンツサーバ20に完成した番組表Tを送り込む。コンテンツサーバ20は、広告を自己のコンテンツの一部に掲載する契約を広告仲介者と結んだ広告掲載者が所有するサーバである。
なお、広告主は自由に広告掲載を開始したり停止したりできなければならないし、また、表示方法も任意に変更できなければならないので、番組表は随時更新され、最新の番組表は直ちにコンテンツサーバ20に送付される。
また、仲介サーバ10からは、広告掲載を希望した者のコンテンツサーバ20にエージェントスクリプトAが送付されている。エージェントスクリプトAは、本実施例の情報配信システムに特有のもので、閲覧用コンピュータ40に駐在して番組表Tやクッキーと共に閲覧者用広告制御装置66の一部をなし、広告の表示を制御したり閲覧の履歴を管理するプログラムである。
閲覧者が興味を持った情報を求めてウェッブページを閲覧するときは、閲覧装置(ウェッブブラウザ)65を備えた閲覧用コンピュータ40によって、所定のコンテンツサーバ20のデータベース21に格納されたコンテンツのURL(Uniform Resource Locator)を用いてコンテンツサーバ20にアクセスし、コンテンツ配信装置62を介して目的のコンテンツを取り寄せ、ディスプレイに表示する。このウェッブページが本実施例の広告仲介者との契約の対象となっている場合は、広告命令経由装置63の働きにより、広告の番組表TとエージェントスクリプトAがコンテンツと一緒に閲覧用コンピュータ40に送信される。
図5はコンテンツ表示画面中に広告の表示位置を指定する場合を説明する概念図である。閲覧用コンピュータ40によりコンテンツを表示するときは、図5に例示するように、エージェントスクリプトAの制御の下、コンテンツ画面中に幾つかの広告スペースCH1,2,3,・・・が設定される。広告スペースCH1,2,3,・・・は、位置やサイズが番組表Tにしたがって任意に決められ、番組表Tが変更されれば、広告スペースも変化する。コンテンツはこの広告スペースCH1,2,3,・・・を避けて表示される。
表示される広告は、閲覧者の嗜好を考慮して決められる広告グループの中から選択される。同じ広告グループの中に複数の広告が含まれるときは、広告主の間に不公平が生じないように適当な時間間隔で取り替えて表示することが好ましい。また、同じ閲覧者に同じ広告を何度も提示しても広告の訴求力が低下するばかりで効率が悪いので、番組表Tに設けた回数制限の欄に基づいて広告毎に表示回数を制限しても良い。
広告は、番組表Tの指定に従って、パターンを上下あるいは左右に移動させたり、音楽を伴うようにしたり、回転させたり、各種の動きを持たせて注意を引くようにすることができる。
閲覧者が広告に興味を感じて広告表示の上にマウスを置いてクリックすると、広告主の指定するウェッブサーバ30のURLを呼び出し、広告配信装置61によって関連するホームページなどを送付させてディスプレイに表示することができる。
なお、ディスプレイ中の広告表示の上でマウスをクリックしたときの動作も番組表Tで設定することができるので、普通に広告主のホームページを呼び出して表示させる他に、表示を振動させたり、透明化して下地が見えるようにしたり、ドラッグして広告表示領域を任意の位置に移動させたりするようにもできる。
このように、エージェントスクリプトAと番組表Tを利用すると自由度の高い広告表示を行うことができるため、広告の訴求力が増大し広告効果が向上する。
表示すべき広告は広告主の要望により時々刻々変化するので、番組表Tは常時更新されていく必要がある。仲介サーバ10はいつでも番組表Tを更新することができ、また更新された番組表Tを契約した公告掲載者のコンテンツサーバ20に随時送り込むこともできる。しかし、閲覧用コンピュータ40が常時最新の番組表Tを保持するようにするには、コンテンツを閲覧中に常にコンテンツサーバ20から番組表Tを取り寄せなければならない。番組表Tの情報量は必ずしも小さくないので、極めて多数のコンピュータが接続されるインターネットでこのシステムを利用するときはトラフィックに与える悪影響が無視できない。
番組表Tは各閲覧用コンピュータ40がその全容を取り寄せる必要はなく、取り敢えず表示する広告が記載されている例えば今後15分間の情報分を取り込んで利用し、使い切るまでに次の部分を取り込むようにすれば、コンピュータ内の資源の活用や通信路の余裕代に対する影響を抑制する上から効果がある。またストリーミング手法を利用しても良い。
しかし、これらの方法で通信容量を節減しても通信頻度が高ければ、多数のコンピュータで同時に使用する情報配信システムに利用することができない。
これに対して、本実施例では、HTMLにおけるイメージコマンド<IMG SRC>を利用して通信量を減少させることにより実用可能なシステムを構成した。
HTMLでは、通信の安全のため、あるサーバと通信した場合は原則としてそのサーバとの通信を切断するまで他のサーバとの通信を認めないようになっている。しかし、イメージについては、表示画面に画像を取り込んでより装飾的にする必要と画像の伝送ならば余り危険でないことから、例外的に他のサーバのURLから取り込むことが認められている。
そこで、コンテンツサーバ20から供給されたコンテンツを閲覧している間に、エージェントスクリプトAが<IMG SRC>コマンドを使って、仲介サーバ10の所定のファイルを呼び出す。このファイルには番組表Tを改訂したか否かの情報が記載されている。たとえば、画像の大きさを2つ決めて横幅が10ピクセルのときはノー、20ピクセルのときはイエスとすれば、イメージコマンドに応えて閲覧用コンピュータ40にイメージを返す情報を調べることによって判定ができる。イメージコマンドは数ワードの長さで足り、またイメージ情報もイメージ自体が小さいので情報量も小さい。
なお、番組表変更の有無を区別する信号には、画像のサイズに限らず、色、文字、その他色々の要素を使うことができることはいうまでもない。
イメージ情報の解析の結果、番組表Tが変更されたことが分かったときだけ、コンテンツサーバ20から新しい番組表Tを取り寄せることとしたので、通信が輻輳する心配がない。
本実施例の方法によれば、閲覧用コンピュータ40に保持する番組表Tを常時最新のものに更新することができるので、任意の広告について仲介サーバ10で変更すると少しの遅滞もなく閲覧用コンピュータ40の広告表示に反映させることができる。すなわち、本実施例の情報配信システムはプッシュ型方式による場合と効果が実質的に同じであるので、疑似プッシュ型の情報配信システムということができる。
疑似プッシュ型情報配信を行う手順では、まず、閲覧者が閲覧用コンピュータ40の閲覧装置65を用いてコンテンツサーバ20のコンテンツ配信装置62にコンテンツの配信要求を送信する。すると、コンテンツ配信装置12は配信予定のコンテンツに閲覧者用広告制御装置読込スクリプト、すなわちエージェントスクリプトAを挿入する。グループ分けを行うときにはクッキーにグループ情報を付加する。
そして、閲覧装置65がコンテンツ配信装置62により発信されたコンテンツを受信し、コンテンツに付属するエージェントスクリプトAが仲介サーバ10の疑似プッシュ型広告制御装置64に広告番組表Tを含む閲覧者用広告制御装置の読み込み要求を送信する。広告のグループ分けをするときは、閲覧用コンピュータ40のクッキーから閲覧者が興味を持つ分野を指定するグループ情報を読み込み一緒に送信する。
読み込み要求に従って疑似プッシュ型広告制御装置64に格納されていた閲覧者用広告制御装置のプログラムがコンテンツサーバ20の広告命令経由装置63を介して閲覧用コンピュータ40に送信される。ここで読み込む閲覧者用広告制御装置は、広告番組表Tの部分と、グループ分けが必要なときは、さらにクッキーに格納されたグループ情報の部分である。
掲示する広告や広告方法は随時変更されるので閲覧者用広告制御装置の広告番組表Tなども逐次更新される。また、番組表Tは時々刻々の表示広告や表示方法を記載するものであるから、逐次使い捨てる情報である。したがって、トラフィックを最適化するためには、広告番組表Tとして構成される広告制御命令を最初の機会にできるだけ大量に送信しておいて、後は疑似プッシュ型広告制御装置64に対して表示すべき広告の照会を定期的に行うようにすることが好ましい。また、定期的に照会する代りに、広告制御命令を使い切る寸前に次の部分を取り込むようにしてもよい。
図6は、本実施例において、疑似プッシュ型情報配信を行う手順を説明する図面である。コンテンツ配信装置62はコンテンツサーバ20、疑似プッシュ型広告制御装置64は仲介サーバ10と、異なるサーバ上に実装されており、閲覧用コンピュータ40がコンテンツサーバ20と接続されている状態で閲覧装置65が最新の広告番組表Tを維持しようとすれば、閲覧装置65は短い時間間隔でコンテンツサーバ20にアクセスして番組表Tを取り寄せて書き換える必要がある。したがって、極めて多数の閲覧用コンピュータ40と接続する通信回路網50は直ぐに輻輳することになる。
本実施例の情報配信手順は、HTMLの画像コマンドを利用することにより、閲覧者用広告制御装置66のエージェントスクリプトAが仲介サーバ10の疑似プッシュ型広告制御装置64に対して広告制御命令の更新の有無を確認して、更新があったときにのみコンテンツサーバ20にアクセスして更新された広告番組表Tを取り寄せるようにしたものである。
既存のモデルでは、セキュリティ上の問題から、ウェッブブラウザがある特定の装置からコンテンツを読み込んだ後はその装置以外の装置と通信することが禁止されている。しかし、画像コマンドを使えば、コンテンツサーバでない仲介サーバ10とも数ビット程度の極めて小さい容量の情報通信が可能である。
そこで、まず、疑似プッシュ型広告制御装置64に2個以上、N個の異なる画像サイズを持つ画像を用意し、それぞれに意味を持たせる。ここでは画像A71と画像B72を考え、それぞれ問い合わせに対するYESとNOを表わすとする。
疑似プッシュ型広告制御装置64は、CGI(Common Gateway Interface)73を介して、広告番組表Tの改訂の有無に従って画像A71と画像B72を選択して指定する。
閲覧者用広告制御装置66はブラウザ面中に画像表示スペースを指定し、ここに表示すべき画像X74という形で、決められた格納領域を指定する問い合わせ内容をURL中に符号化した画像コマンド<IMG SRC>を形成し、定期的に疑似プッシュ型広告制御装置64に送信する。疑似プッシュ型広告制御装置64は受信したURLを復号化し、CGIにより画像A71と画像B72から適切な返信内容を選んで、閲覧者用広告制御装置66に送信する。
閲覧者用広告制御装置66は、受信した画像のサイズを計測することにより、疑似プッシュ型広告制御装置64からの回答を知ることができる。
画像コマンドと画像信号は数ビット程度の小さな信号であるから、高い頻度で通信しても通信回路網50の障害となる程のトラフィック量にはならない。
広告番組表Tが従前のままであれば、閲覧者用広告制御装置66のエージェントスクリプトAは、格納されている広告番組表Tをそのまま使って広告表示を続ければよい。広告番組表Tが更新されているときには、閲覧者用広告制御装置66からコンテンツサーバ20にアクセスして、新しい広告番組表Tを取り寄せて更新する。
なお、疑似プッシュ型広告制御装置64が広告番組表Tを更新したときには、コンテンツサーバ20に格納されている広告番組表も直ちに更新されるようになっている。
本実施例の方法によれば、大きな情報量を持つ広告番組表Tの通信回数が抑制されるので、通信回路網50における通信量を抑えることができる。また、エージェントスクリプトAが殆ど常時、広告番組表Tの改変の有無を照会するので、仲介サーバ10で広告番組表Tを書き換えたときは殆ど遅滞なく変更内容が閲覧用コンピュータ40に伝達されその表示に反映される。したがって、仲介サーバ10はプッシュ型情報制御を行っていると同等の機能を呈するので、その広告制御装置は疑似プッシュ型であるということができる。
図7は、別の形式の番組表編集画面を示す概念図である。
広告エディタすなわち広告制御プログラムは、図7に示したような広告制御画面81を用いて番組編集を行うこともできる。広告制御画面81には任意の個数の広告定義操作装置82を並べることができる。広告定義操作装置82には、広告ON/OFFスイッチ83、広告コンテンツ定義部84、広告動作定義部85が含まれている。広告コンテンツ定義部84は表示すべき広告の内容を定義する機能を持つ。広告動作定義部85は広告表示の挙動を定義する機能を持つ。広告ON/OFFスイッチ83は広告表示の停止と開始を指示する。
広告は、広告ON/OFFスイッチ83がON状態のときに選択可能で、選択されたときは広告コンテンツ定義部84と広告動作定義部85の記述に従ってコンテンツ表示面に表示される。
本実施例のエージェントスクリプトAは、閲覧者の広告閲覧方法さらにコンテンツ閲覧方法に関する履歴を作成することができる。
広告主には広告の効果に従って課金することが妥当であるので、従来、広告料を広告表示をした回数や広告表示をクリックした回数、すなわち閲覧者が広告表示を介して広告主のホームページを訪問した回数、などに基づいて算定していた。従来方式では、コンテンツサーバでは広告を掲載したウェッブページを送り出すところまでしか管理できず、閲覧者の行為を実際に測定する方法がなかったからでもある。
本実施例ではエージェントスクリプトAが閲覧用コンピュータ40に駐在しているので、この働きにより、広告表示上をポインティングマークが横切った回数、移動した速度、マーク内を移動した距離、さらにクリックの有無などを監視して記録することができる。
このような閲覧履歴から、広告を実際に注目して見た時間はどれ程か、単に掲載されていただけで注意を引かなかったか、さらに詳しく知るためにホームページに移動したかなど、広告に対して閲覧者が実際に行った行動を細かく把握できるので、正確な広告効果を推量することができる。
こうして収集された情報は、閲覧者がコンテンツを切り替えるときやサーバとの接続を切るときなど適宜のタイミングでコンテンツサーバ20に送信する。コンテンツサーバ20は、受信した情報を当該閲覧者の当該ウェッブページに表示された広告に対する反応すなわち広告効果に関する課金情報として仲介サーバ10に転送する。
仲介サーバ10は、収集した課金情報を統合して、広告主毎の課金情報に変成して請求書を発行し、また広告主から徴収した料金の一部を広告掲載料として広告掲載者に分配する。料金の支払いをいわゆる電子マネーで行って自動化したり人の手数を簡約化することもできる。
また、従来、閲覧用コンピュータを使用する閲覧者の特性をクッキーに登録しておいて、コンテンツサーバにアクセスしたときにクッキーの情報をコンテンツサーバに送り、特性に適合して閲覧者が興味を持ちやすい広告を選択してコンテンツに添付することにより、閲覧者毎に適合する広告を掲示させて広告効率を向上させる方法はよく利用されてきた。この方法は閲覧者の協力と真実の申告を前提とし、また時間が経過して嗜好が変化したりしたときには改めて登録し直させないと円滑に効率の良い広告提示を実施することができない。
これに対して、本実施例のエージェントスクリプトAは、閲覧者の嗜好を閲覧者が閲覧したウェッブページから推定して、これに適合する広告を提示する方法を実施することができる。
閲覧者が取り寄せたコンテンツの文字情報からキーワードを検出して記録する。こうして収集した頻出するキーワードは閲覧者の興味がある分野を示すので、キーワードのリストに対応する広告を、閲覧用コンピュータに格納された番組表で指定する多数の広告の中から選択して表示させる。広告を登録するときに広告のグループを指定するようにしておけば、キーワードとグループを対応させて嗜好にあった広告を簡単に選択することができる。また、コンテンツについてグループ分けと対応した検索用キーワードを添付しておくようにすると、極めて簡単に閲覧者の趣味や嗜好を検出することができる。
この方法は、閲覧者が情報を提供する必要がなく、また閲覧者の嗜好が変化したときにも新しい嗜好を検出して嗜好に沿った広告を提供することができる。
本発明の情報配信システムは、コンテンツを送信するときにコンテンツに付属してエージェントスクリプトと広告番組表も送信し、閲覧用コンピュータにこれらを格納して働かせることにより、並進運動、往復運動、回転運動、透明化、表示位置の移動など広告表示の制御が各段に自由になったため、広告に閲覧者の注意をより強く引くことができる。
また、エージェントスクリプトによりイメージコマンドを使って短い時間間隔ごとに番組表の変更を確認して変更があったときだけ番組表の更新をするので、疑似プッシュ型システムとして広告仲介者の意図を直ちに反映することができる上に通信量を大幅に節減し、大量のコンピュータが接続されるインターネットにおいてトラフィックがいたずらに輻輳することを防止することができる。
さらに、エージェントスクリプトの働きでコンテンツの内容から閲覧者の好みを推定してこれに相応しい広告を選択して表示するようにして広告効果を高めることができる。
また、表示された広告表示部に対するマウスなどのポインティングデバイスの動きを検出して情報蓄積することにより、広告の効果をより正確に評価して広告主に報告したり広告効果に即した課金額を決定したり、さらに公告掲載者に報償金を払う根拠としたりすることができる。
なお、広告仲介者が公告掲載者を兼ねて自分のコンテンツに広告を掲載することも可能で、この場合は、1個のサーバで仲介サーバ10とコンテンツサーバ20の両方の機能を兼ねるようにすることができる。この場合は仲介サーバ10とコンテンツサーバ20の間にインターネット50を経由した通信が不要になり、また、閲覧用コンピュータ40でコンテンツを表示しているときは仲介サーバ10と一体のコンテンツサーバ20と接続しているので、イメージコマンドを利用して閲覧用コンピュータ40から仲介サーバ10に対して番組表変更に関して照会する必要がない。この場合も、番組表を閲覧用コンピュータに送り込んで利用することにより広告表示を魅力的にする効果を得ることができる。
本明細書では広告を提供する場合について詳細に説明したが、広告に代えて、災害情報、渋滞情報、各種緊急情報、ニュース、小説、詩、解説文、論文、記事など各種の情報を複数のユーザに伝達するために利用することができることはいうまでもない。これら情報をウェッブページの一部に動きを持って表示したりすれば、受信者の注意を良く引き、見落としの少ない広報ができることになる。
本発明の1実施例に係る情報配信システムの構成図である。 本実施例の情報配信システムをソフトウエアの面から説明するブロック図である。 本実施例における信号伝達説明図である。 本実施例における番組表編集画面を概念的示す図面である。 本実施例における広告の表示位置を指定する概念図である。 本実施例において疑似プッシュ型情報配信を行う手順を説明する図面である。 本実施例における番組表編集画面の別例を示す概念図である。
符号の説明
10 仲介サーバ
11 番組表ファイル
12 閲覧履歴データベース
20 コンテンツサーバ
21 コンテンツデータベース
22 番組表ファイル
30 ウェッブサーバ
31 コンテンツデータベース
40 閲覧用コンピュータ
41 番組表ファイル
42 エージェントスクリプト記憶装置
43 クッキー
50 通信回路網
61 広告配信装置
62 コンテンツ配信装置
63 広告命令経由装置
64 疑似プッシュ型広告制御装置
65 閲覧装置(ウェッブブラウザ)
66 閲覧者用広告制御装置
71 画像A
72 画像B
73 CGI
74 画像X
81 広告制御画面
82 広告定義操作装置
83 広告ON/OFFスイッチ
84 広告コンテンツ定義部
85 広告動作定義部

Claims (10)

  1. ンターネットを介して接続された仲介サーバとコンテンツサーバとウェッブサーバと閲覧用コンピュータを備え、前記仲介サーバはコンテンツ画面中の情報表示スペースとウェッブサーバからの要請に基づいた時間帯ごとの掲載希望の情報と該情報の表示方法を表した情報表示番組表を編集し最新の情報表示番組表を前記コンテンツサーバに送信し、該コンテンツサーバがエージェントスクリプトと受信した前記最新の情報表示番組表を格納していて、前記閲覧用コンピュータから前記コンテンツサーバにコンテンツの閲覧請求がある時に対象コンテンツと一緒に前記格納した情報表示番組表とエージェントスクリプトを前記閲覧用コンピュータに送信し、該閲覧用コンピュータが前記エージェントスクリプトにしたがって前記情報表示番組表で指定された情報を指定された情報表示スペースに指定された表示方法で前記コンテンツと共に表示させるようにした、WWW上で作動する情報配信システムであって、前記閲覧用コンピュータは前記コンテンツサーバから受信したコンテンツを表示中に前記エージェントスクリプトにしたがってHTML(Hyper Text Markup Language)の画像コマンドである問い合わせ信号を所定の時間間隔で前記閲覧用コンピュータから前記仲介サーバに発し、該仲介サーバは該問い合わせ信号を受けるとHTMLの画像情報を利用した前記情報表示番組表の更新の要否情報を前記閲覧用コンピュータに返し、前記閲覧用コンピュータは更新が必要という情報を受け取ったときに前記コンテンツサーバから新しい情報表示番組表を入手し、これに従った情報の新しい表示を行うことを特徴とする情報配信システム。
  2. 前記閲覧用コンピュータは前記エージェントスクリプトにしたがい前記情報表示番組表に基づいて、前記閲覧用コンピュータのディスプレイに表示される前記コンテンツ表示内の任意の場所に、任意の時間に、任意の時間間隔で、文字、画像、動画、アニメーションの1以上を掲載させることを特徴とする請求項記載の情報配信システム。
  3. 前記閲覧用コンピュータは前記エージェントスクリプトにしたがい前記情報表示番組表に基づいて、前記掲載された文字、画像、動画、アニメーションに回転、移動、拡大縮小、消去のいずれかを行わせることを特徴とする請求項記載の情報配信システム。
  4. 記情報表示番組表は前記仲介サーバで変更されたときに、直ちにコンテンツサーバに送達し、前記仲介サーバが直接に前記閲覧用コンピュータの表示を制御するのと同等の効果を有するようにしたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報配信システム。
  5. 前記閲覧用コンピュータは前記エージェントスクリプトにしたがい前記情報表示番組表に基づいて、前記閲覧用コンピュータのディスプレイに表示される前記コンテンツ表示内の任意の場所にスペースを指定し、該スペースに前記文字、画像、動画、アニメーションを掲載させることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の情報配信システム。
  6. 前記情報を表示するスペースが前記情報表示番組表に基づいて前記コンテンツ表示内の任意の場所に移動できることを特徴とする請求項記載の情報配信システム。
  7. 前記情報表示番組表に指定する情報に該情報が分類されるグループが規定され、表示すべき情報を選択するときに閲覧者の嗜好を反映するグループを指定して該グループに属する情報の中から該表示する情報を選択することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の情報配信システム。
  8. 前記エージェントスクリプトが前記コンテンツ表示内に表示された前記情報表示位置をマウスが通り過ぎた回数、または前記情報表示位置において前記マウスがクリックされた回数を自動的に計数して記録することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の情報配信システム。
  9. 前記コンテンツと共に表示される情報は、広告情報であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の情報配信システム。
  10. 前記コンテンツと共に表示される情報は、防災情報、交通情報、各種緊急報知情報、ニュース、文学情報、学術情報、記事などの情報であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の情報配信システム。
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