JP4460800B2 - 制御装置における異常予測方法および装置 - Google Patents

制御装置における異常予測方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御装置の各構成部位の異常状態の発生時期を予測する制御装置における異常予測方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、制御装置の1つであるライディングシミュレーション装置においては、その構成部材の動作状態をリアルタイムで監視し、動作状態が所定の許容範囲を超過したことを検出した際、装置を緊急停止させ、不具合部位の修理や故障した部品の交換を行っている。この場合、不具合が発生してから保守員が現地に到着し修理が完了するまでの間、ライディングシミュレーション装置を使用することができないため、例えば、教習所における授業を進行することができないといった問題が発生する。
【0003】
また、制御装置の保守点検作業は、通常、一定の期間を設定して保守員が現地に赴き、部品の状態を確認し、経験に基づいて必要な部品交換等を行っているが、保守員が確認した際に必ずしも不具合個所を発見できるものとは限らない。従って、適切な時期における保守作業を遂行することは、極めて困難である点が指摘されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、制御装置の構成部位の異常発生時期を高精度に予測し、あるいは、異常点検時期を的確に設定することのできる制御装置における異常検出方法および装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、本発明は、制御装置が停止状態にあるときの各構成部位の状態情報を取得する第1ステップと、
取得した前記状態情報を時系列データとして記憶する第2ステップと、
前記時系列データと、過去の故障状態を示す複数の故障履歴データとを比較し、当該構成部位の異常発生時期を予測する第3ステップと、
からなることを特徴とする。
【0006】
また、本発明は、制御装置の各構成部位の状態情報を検出する状態情報検出手段と、
検出された前記状態情報を時系列データとして記憶する時系列データ記憶手段と、
過去の故障状態を示す複数の故障履歴データを記憶する故障履歴データ記憶手段と、
前記時系列データと前記故障履歴データとを比較し、当該構成部位の異常発生時期を予測する異常発生時期予測手段と、
を備えることを特徴とする。
【0007】
この場合、時系列データに最も近い特性を示す故障履歴データを選択し、そのデータから故障が発生した時期を求め、その時期を異常発生時期として予測することができる。
【0008】
また、制御装置の累積動作時間データを求め、この累積動作時間データの時間的変化から制御装置の保守時期を予測した後、異常発生時期と保守時期の早い方の時期を異常点検時期に設定することにより、異常が発生する以前の適切な時期に当該制御装置の保守作業を遂行することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明に係る制御装置における異常予測方法および装置について、好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0010】
図1は、制御装置の一例であるライディングシミュレーション装置10を示す。該装置10は、基台12上に配設された模擬車体14を備える。模擬車体14は、乗車員11による各操作状態を検出するセンサ部40(状態情報検出手段)と、センサ部40によって検出された操作状態に従って作動する作動部16とを備え、制御部60によって制御される。
【0011】
センサ部40は、図2の制御ブロック図に示すように、乗車員11によるスロットルの操作量を検出するスロットルセンサ42と、クラッチの切替状態を検出するクラッチセンサ44と、フロントブレーキの操作量を検出するフロントブレーキセンサ46と、リアブレーキの操作量を検出するリアブレーキセンサ48と、ステアリングの舵角を検出するステアリングセンサ50と、乗車員11の体重移動による模擬車体14の傾斜角を検出するリーンセンサ52と、模擬車体14の各部の温度を検出する温度センサ56と、各センサに対して供給される基準電圧を検出する基準電圧検出部54とを備える。
【0012】
作動部16は、スロットルセンサ42の検出値に基づく模擬車体14の速度およびエンジン回転速度を表示するスピードメータ18および回転計20と、ステアリングセンサ50の検出値に基づいてステアリングに所定のトルクを付与するステアリングモータ24と、センサ部40の各検出値に基づいて模擬車体14のロール角、ピッチ角を設定するローリングモータ28およびピッチングモータ32とを備える。
【0013】
センサ部40は、入力部72を介して各検出値を処理部64に供給する。また、処理部64は、センサ部40による検出値に基づいて生成した制御信号を出力部70を介して作動部16に供給する。なお、出力部70と、作動部16を構成するステアリングモータ24、ローリングモータ28およびピッチングモータ32との間には、制御信号を駆動信号に変換するドライバ基板22、26および30が配設される。
【0014】
制御部60を構成する処理部64には、センサ部40によって検出された各検出値を時系列データとして記憶するとともに、ライディングシミュレーション装置10を構成する各構成部位の過去の故障状態を示す複数の故障履歴データを記憶するメモリ62(時系列データ記憶手段、故障履歴データ記憶手段)と、時系列データを処理することで模擬車体14の構成部位の経時劣化を予測する経時劣化予測部90(異常発生時期予測手段)と、構成部位の異常発生時期および予測保守時期からメンテナンス時期を予測するメンテナンス時期予測部92(保守時期予測手段、異常点検時期設定手段)と、モニタ84、操作部86およびプリンタ88とが接続される。
【0015】
本実施の形態のライディングシミュレーション装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その動作につき図3を用いて説明する。
【0016】
先ず、オペレータによって、ライディングシミュレーション装置10の電源が投入される(ステップS1)。次に、オペレータは、教習を行うべき乗車員11に適応したシミュレーションモードを設定する(ステップS2)。なお、シミュレーションモードでは、例えば、乗車員11の受講No、二輪車か四輪車か等を決める運転モードの設定、模擬走行するコースの設定、オートマティック車またはマニュアル車の車種選択等が行われる。前記シミュレーションモードの設定が完了した後、オペレータは、模擬車体14によるシミュレーションの開始を指示する(ステップS3)。
【0017】
このとき、乗車員11による操作に先立ち、処理部64は、入力部72を介してセンサ部40から検出値を取得する(ステップS4)。取得された各検出値は、時系列データとしてメモリ62に格納される(ステップS5)。
【0018】
ここで、図4は、時系列データとしてメモリ62に格納された検出値の説明図である。各検出値は、取得した時間の順にメモリ62に格納される。時系列データとしては、検出日データA1〜An、検出時刻データB1〜Bn、サイクルモードデータC1〜Cn、サイクルON累計時間データD1〜Dn、サーボON累計時間データE1〜En、走行ON累計時間データF1〜Fn、温度センサ56により検出された温度データG1〜Gn、基準電圧検出部54により検出されたセンサ基準電圧データH1〜Hn、スロットルセンサ42により検出されたスロットルデータI1〜In、クラッチセンサ44により検出されたクラッチデータJ1〜Jn、フロントブレーキセンサ46により検出されたフロントブレーキデータK1〜Kn、リアブレーキセンサ48により検出されたリアブレーキデータL1〜Ln、ステアリングセンサ50により検出されたステアリングデータM1〜Mn、リーンセンサ52により検出されたリーンデータN1〜Nnが取得され格納される。
【0019】
なお、サイクルモードデータC1〜Cnとは、検出値を取得する装置状態が走行開始前であるか走行終了後であるかを表すデータである。サイクルON累計時間データD1〜Dnとは、ライディングシミュレーション装置10が起動している(電源が入っている)状態の累計時間を表すデータである。サーボON累計時間データE1〜Enとは、模擬車体14が作動可能となっている状態の累計時間を表すデータであり、走行ON累計時間データF1〜Fnとは、乗車員11による模擬走行が実施されている状態の累計時間を表すデータである。
【0020】
時系列データがメモリ62に記憶された後、乗車員11による模擬走行が開始される(ステップS6)。
【0021】
模擬走行中において、処理部64は、乗車員11の操作に基づくセンサ部40からの検出値を読み込み、その検出値に従って所定の制御信号を生成し、出力部70を介して作動部16に出力し、スピードメータ18、回転計20、ステアリングモータ24、ローリングモータ28、ピッチングモータ32を動作させる。これによって、模擬走行が実行される。
【0022】
模擬走行中において、処理部64は、センサ部40からの検出値を所定の設定値とリアルタイムで比較し、所望の許容範囲内にあるか否かの判定を行う(ステップS7)。許容範囲内にある場合には、オペレータによる走行終了の指示があるまで、模擬走行を続行する(ステップS8)。
【0023】
模擬走行が終了すると、処理部64は、ステップS5の場合と同様に、入力部72を介してセンサ部40から検出値を取得し(ステップS9)、取得された各検出値を時系列データとしてメモリ62に格納する(ステップS10)。なお、この場合の時系列データにおいて、サイクルモードデータC1〜Cnは、ライディングシミュレーション装置10の状態が走行終了後であることを表すデータとして設定される。
【0024】
一方、ステップS7において、センサ部40からの検出値に異常があると判定された場合、処理部64は、シミュレーション動作を異常停止させた後(ステップS11)、異常状態を示すメッセージコードを時系列データとともにメモリ62に記憶させ(ステップS12)、モニタ84に異常状態を表示し(ステップS13)、オペレータに報知する。
【0025】
以上のようにして、模擬走行が行われるとともに、模擬走行の前後におけるライディングシミュレーション装置10の各構成部位の状態の時系列データが記録される。
【0026】
次に、取得された時系列データに基づくライディングシミュレーション装置10の異常予測方法につき、図5に示すフローチャートに従って説明する。
【0027】
ステップS30において、処理部64はメモリ62から時系列データと故障履歴データとを読み出し、経時劣化予測部90に転送する。
【0028】
前記経時劣化予測部90は、ライディングシミュレーション装置10の各構成部位の経時劣化を予測し、経時劣化予測日D1を算出する(ステップS31)。
【0029】
ここで、経時劣化予測処理の詳細について図6を用いて説明する。なお、故障履歴データとは、各構成部位の過去に取得した経時劣化変動パターンを示すデータであり、複数パターンが設定されている。図6における波形A、B、Cは、例えば、複数のスロットルセンサ42についての過去の経時劣化変動パターンを示したものである。また、波形Xは、取得された当該ライディングシミュレーション装置10におけるスロットルセンサ42のスロットルデータI1〜Inをプロットしたものである。
【0030】
経時劣化予測部90は、スロットルデータI1〜Inの波形Xと経時劣化変動パターン(A、B、C)とを比較し、波形Xの採取日D0までの変動パターンに最も近似する経時劣化変動パターン(A、B、C)を検索する。この場合、経時劣化変動パターンCがもっとも波形Xに近い変化を示していると判断される。
【0031】
当該スロットルセンサ42に対する基準値からの変動許容限界値を経時劣化基準(経時劣化に至ったと判断される変動値)L1とすると、検索された経時劣化変動パターンCが経時劣化に至るのに要する日(経時劣化予測日)D1は、図6から求めることができる。そこで、この日D1を波形Xからなるスロットルセンサ42が経時劣化すると予測する経時劣化予測日に設定する。
【0032】
すなわち、ある部品の経時劣化はある特定の規則性をもって進行することが多く、ある時点における該部品の経時劣化変動パターンが、過去のあるパターンに近似しているならば、その時点からの経時劣化変動パターンもおおよそ過去のあるパターンに近似すると予測できるため、過去の変動パターンから経時劣化予測日D1を求めることができる。
【0033】
なお、過去の経時劣化変動パターンA、B、Cは部品の製品仕様から生成してもよいし、設計評価段階に得られたデータを用いてもよい。勿論、前記時系列データを流用してもよい。さらに、この経時劣化変動パターンをより多く具備させることにより、近似の精度を向上させ、前記経時劣化予測日D1の信頼度を一層向上させることができる。
【0034】
処理部64は、経時劣化予測部90から前記経時劣化予測日D1を受信してメモリ62に記憶する(ステップS32)。
【0035】
また、処理部64は、メモリ62から時系列データを読み出し、メンテナンス時期予測部92に転送する(ステップS33)。メンテナンス時期予測部92は、ライディングシミュレーション装置10の各構成部位に対して設定されるメンテナンス時期(保守時期)を予測し、メンテナンス時期予測日D2を算出する(ステップS34)。
【0036】
ここで、メンテナンス時期予測処理の詳細について図7を用いて説明する。なお、図7における波形Yは、例えば、サイクルON累計時間データD1〜Dnをプロットしたものである。
【0037】
通常、ライディングシミュレーション装置10等の制御装置においては、使用許容時間が設定されており、その使用許容時間としてメンテナンス適用基準時間L2が予め設定される。
【0038】
一方、ライディングシミュレーション装置10の納入先、例えば、教習所等では、一日の教習時間がある程度決まっているので、一日に前記ライディングシミュレーション装置10が稼動する時間、すなわちサイクルしている累積時間はほぼ一定である。従って、前記サイクルON累計時間は、ほぼ一次曲線的に増加していくものと見なすことができる。
【0039】
そこで、図7において、波形Yの採取日D0までのサイクルON累計時間データD1〜Dnの変動パターンを1次式で近似し、その延長線とメンテナンス適用基準時間L2とが交差する点の日をメンテナンス時期予測日D2として求める。
【0040】
処理部64は、メンテナンス時期予測部92から前記メンテナンス時期予測日D2を受信してメモリ62に記憶する(ステップS35)。
【0041】
次いで、処理部64は、前記経時劣化予測日D1とメンテナンス時期予測日D2との大小比較を行い(ステップS36)、値が小さい方、すなわち日数の少ない方を次回メンテナンス日とする(ステップS37またはステップS38)。なお、処理部64は、決定した次回メンテナンス日をモニタ84やプリンタ88に出力する。
【0042】
以上説明したメンテナンス時期予測処理は、基本的には任意のタイミングで実行可能であり、どのぐらいの頻度で、いつ行うか、または検出結果をどのように処理するかについては、処理速度等の製品性能、部品のMTBF(平均故障間隔)を含めた製品仕様や保守体制等によって決定され、例えば、ライディングシミュレーション装置10の起動時や終了時に行ってもよく、また、保守員が訪れたときにのみ行ってもよい。
【0043】
なお、本発明に係る異常予測装置を含むライディングシミュレーション装置10は、図8または図9に示すように構成することもできる。
【0044】
すなわち、図8に示すライディングシミュレーション装置10aにおいては、図2に示すライディングシミュレーション装置10の経時劣化予測部90およびメンテナンス時期予測部92で異常予測処理を行うのではなく、処理部64に接続されたデータ取出部140を介してフロッピーディスク等の記憶媒体142に対して、メモリ62に記憶された時系列データを出力する。そして、時系列データを記憶した記憶媒体142は、任意のタイミングおいて、遠隔地あるいは他の作業室にある異常予測装置に装填され、その異常予測装置において異常予測処理を行うように構成することができる。
【0045】
また、図9に示すライディングシミュレーション装置10bにおいては、通信部150から通信回線154を介して時系列データを外部の異常予測装置152に転送し、異常予測処理を行うように構成することができる。この場合、図8に示すライディングシミュレーション装置10aに比較して、より迅速な異常予測処理が可能となる。
【0046】
ライディングシミュレーション装置10a、10bを図8、図9のように構成することにより、ライディングシミュレーション装置10に比較して異常予測処理の迅速性は若干低下するものの、経時劣化予測部90およびメンテナンス時期予測部92をライディングシミュレーション装置10毎に備える必要がなくなり、装置構成が簡素化するとともにコストの低廉化も可能となる。
【0047】
このように、本実施の形態に係る異常予測装置は、図2に示すように、ライディングシミュレーション装置10に組み込んでリアルタイムに実施してもよく、あるいは、図8または図9のように外部装置で実施できるように構成してもよい。さらに、図2の構成に、図8または図9の構成を組み合わせることができることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、制御装置の構成部位の経時劣化時期を的確に予測することができ、これによって適切な時期にメンテナンスを実行することができる。従って、制御装置の動作中における異常状態の発生を回避し、結果的には、制御装置の故障率を低下させ、信頼性を著しく向上させることができる。また、保守員による保守点検作業を効果的に行うことができるため、保守作業に要する負担を軽減できる、という効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るライディングシミュレーション装置の全体構成図である。
【図2】本発明に係るライディングシミュレーション装置の異常予測装置を含む制御回路ブロック図である。
【図3】本発明に係るライディングシミュレーション装置における動作フローチャートである。
【図4】記憶手段に格納される時系列データの説明図である。
【図5】経時劣化予測処理の手順を示すフローチャートである。
【図6】経時劣化データと故障履歴データとの比較説明図である。
【図7】累計時間データとメンテナンス適用基準時間データとの比較説明図である。
【図8】本発明に係るライディングシミュレーション装置の他の制御回路ブロック図である。
【図9】本発明に係るライディングシミュレーション装置の他の制御回路ブロック図である。
【符号の説明】
10、10a、10b…ライディングシミュレーション装置
14…模擬車体 16…作動部
40…センサ部 60…制御部
62…メモリ 64…処理部
70…出力部 72…入力部
90…経時劣化予測部 92…メンテナンス時期予測部
140…データ取出部 142…記憶媒体
150…通信部 152…異常予測装置
154…通信回線

Claims (6)

  1. 複数の構成部位と、前記各構成部位に接続されるセンサ部と、を備える制御装置における前記複数の構成部位の異常予測方法であって、
    前記制御装置の電源が入っているときで、前記複数の構成部位が停止状態にあるときに、処理部が、前記センサ部を通じて前記各構成部位の状態情報を取得する第1ステップと、
    取得した前記状態情報を時系列データとして前記処理部が記憶手段に記憶する第2ステップと、
    経時劣化予測部が、前記時系列データの変動パターンと、過去の故障状態を示す複数の故障履歴データの各変動パターンとを比較し、前記時系列データの変動パターンに最も近似する前記故障履歴データの変動パターンに基づき当該構成部位の異常発生時期を予測する第3ステップと、
    からなることを特徴とする制御装置における異常予測方法。
  2. 請求項1記載の方法において、
    さらに、メンテナンス時期予測部を備え、前記処理部が、前記記憶手段に前記制御装置の電源が入っている累積動作時間データを記憶させるとともに、前記メンテナンス時期予測部が、前記処理部を通じて前記記憶手段から前記制御装置の電源が入っている前記累積動作時間データを前記時系列データとして取得する第4ステップと、
    前記メンテナンス時期予測部が、前記累積動作時間データの時間的変化から、前記制御装置の保守時期を予測する第5ステップと、
    前記処理部が、予測された前記異常発生時期と、予測された前記保守時期とを比較し、早い方の時期を異常点検時期として設定する第6ステップと、
    からなることを特徴とする制御装置における異常予測方法。
  3. 請求項1または2記載の方法において、
    前記制御装置は、乗車員による操作状態に従って作動する前記各構成部位を有する模擬車体を備え、
    前記第1ステップにおいて、前記処理部は、前記模擬車体の電源が入っているときで走行開始前又は走行終了後の前記停止状態時に、前記センサ部を通じて前記各構成部位の状態情報を取得する
    ことを特徴とする制御装置における異常予測方法。
  4. 複数の構成部位と、前記各構成部位に接続されるセンサ部と、を備える制御装置における前記複数の構成部位の異常予測装置であって、
    前記制御装置の電源が入っているときで、前記複数の構成部位が停止状態にあるときに前記センサ部を通じて前記各構成部位の状態情報を取得する処理部と、
    取得した前記状態情報を時系列データとして記憶する記憶手段と、
    過去の故障状態を示す複数の故障履歴データの各変動パターンと、前記時系列データの変動パターンとを比較し、前記時系列データの変動パターンに最も近似する前記故障履歴データの変動パターンに基づき当該構成部位の異常発生時期を予測する経時劣化予測部と、
    を備えることを特徴とする制御装置における異常検出装置。
  5. 請求項4記載の装置において、
    前記処理部が、前記記憶手段に前記制御装置の電源が入っている累積動作時間データを記憶させる機能を有し、
    前記処理部を通じて前記記憶手段から前記制御装置の電源が入っている前記累積動作時間データを前記時系列データとして取得し、取得した前記累積動作時間データの時間的変化から、前記制御装置の保守時期を予測するメンテナンス時期予測部を、さらに備え、
    前記処理部は、予測された前記異常発生時期と、予測された前記保守時期とを比較し、早い方の時期を異常点検時期として設定す
    とを特徴とする制御装置における異常検出装置。
  6. 請求項4または5記載の装置において、
    前記制御装置は、乗車員による操作状態に従って作動する前記各構成部位を有する模擬車体を備え、
    前記処理部は、前記模擬車体の電源が入っているときで走行開始前又は走行終了後の前記停止状態時に、前記センサ部を通じて前記各構成部位の状態情報を取得する
    ことを特徴とする制御装置における異常検出装置。
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