JP4460429B2 - ワイヤハーネスの固定構造 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1の実施形態にかかるワイヤハーネスの固定構造を図1ないし図5を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかる固定構造を示す斜視図である。本発明の第1の実施形態にかかるワイヤハーネスの固定構造1は、図1に示すように、車両としての自動車の車体と、この車体に回動自在に設けられたドア2と、に亘って配索されるワイヤハーネス3を、ドア2に取り付ける固定構造1である。
本発明の第1の実施形態の固定構造1では係止穴15aは、一対の結束片15の両端に一つずつ設けられていたが、変形例Aの固定構造30では、図6及び図7に示すように、係止部としての係止穴15aが、一対の結束片15それぞれの前述した端部に、ワイヤハーネス3の長手方向と交差する方向に沿って互いに間隔をあけて複数設けられている。
さらに、本発明の第1の実施形態の固定構造1では、結束片15即ちグロメット10側に係止部としての係止穴15aが設けられ、重なり部22即ちプロテクタ20側に、該係止穴15aと係止する係止受け部としての係止突起22aが設けられていたが、変形例Bの固定構造40では、図8に示すように、グロメット10側に係止部としての係止突起15bが設けられ、プロテクタ20側に係止受け部としての係止穴22bが設けられている。
さらに、本発明の第1の実施形態の固定構造1では、結束片15が一対設けられていたが、変形例Cの固定構造50では、図9に示すように、結束片15を一つのみ設けている。この一つの結束片15は、連結部13の一方の縁からワイヤハーネス3の長手方向と交差する方向に沿って延びている。固定構造50では、この一つの結束片15をワイヤハーネス3の外周に巻き付けて、結束片15の連結部13から離れた側の端部に設けられた係止部としての係止穴15aを、係止受け部としての係止突起22aに引っ掛けてワイヤハーネス3を結束させる。
次に本発明の第2の実施形態にかかる固定構造60を図10ないし図12を参照して説明する。図10は、本発明の第2の実施形態にかかる固定構造60を示す斜視図であり、図11は図10中のC−C線に沿う断面図であり、図12は、図10に示された固定構造60の組み立て方を説明するための図である。なお、前述した第1の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
次に本発明の第3の実施形態にかかる固定構造70を図13及び図14を参照して説明する。図13(a)は、本発明の第3の実施形態にかかる固定構造70を示す斜視図であり、図13(b)は、図13(a)に示された固定構造70の側面図である。図14(a)は、図13(a)に示された固定構造70の回動片が結束位置に位置付けられた状態を示す斜視図であり、図14(b)は、図14(a)に示された固定構造70の側面図である。なお、前述した第1及び第2の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
次に本発明の第4の実施形態にかかる固定構造80を図15及び図16を参照して説明する。図15は、本発明の第4の実施形態にかかる固定構造80を示す斜視図であり、図16は、図15に示された固定構造80の要部を拡大した斜視図である。なお、前述した第1ないし第3の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
変形例Dの固定構造90では、図17及び図18に示すように、結束部14は、連結部13に連なりかつ該連結部13の幅方向の両端からワイヤハーネス3の長手方向と交差する方向に延びた一対の結束片15を備えている。一対の結束片15のうち、一方の結束片15の連結部13から離れた側の端部には、係止部としての係止穴15aが設けられている。該係止穴15aはワイヤハーネス3の長手方向と交差する方向に沿って互いに間隔をあけて複数設けられている。そして、他方の結束片15の連結部13から離れた側の端部には、該係止穴15aと係止する係止受け部としての係止突起15cが設けられている。
変形例Eの固定構造100では、図19及び図20に示すように、結束部14は、連結部13に連なりかつ該連結部13の幅方向の両端からワイヤハーネス3の長手方向と交差する方向に延びた一対の結束片15を備えている。該一対の結束片15の連結部13から離れた側の端部同士が、溶着箇所16にて溶着されている。
3 ワイヤハーネス
10 グロメット(弾性部材)
14 結束部
15 結束片
15a 係止穴(係止部)
17 平板部
20 プロテクタ
21 収容部
22 重なり部
22a 係止突起(係止受け部)
23 回動片
23a 係止突起(係止受け部)
23b ロック(ロック手段)
23c ロック受け部(ロック手段)
24 ヒンジ
Claims (8)
- 弾性材料からなり、表面上にワイヤハーネスを位置付ける平板部を備えた弾性部材と、
合成樹脂からなり、前記弾性部材の平板部に取り付けられて前記平板部との間に、前記ワイヤハーネスを位置付ける収容部を備えたプロテクタと、を備えたワイヤハーネスの固定構造において、
前記プロテクタは、前記収容部に連なりかつ前記ワイヤハーネスと重ねられる重なり部を備え、
前記弾性部材は、前記平板部に連なりかつ前記ワイヤハーネスの長手方向と交差する方向に延び、前記重なり部に重ねられた前記ワイヤハーネスの外周に巻き付いて該ワイヤハーネスを前記重なり部に押し付けるとともに該ワイヤハーネスを前記重なり部に結束する結束片を少なくとも一つ備え、
前記重なり部と前記結束片との双方でこれら重なり部と結束片との間に前記ワイヤハーネスを固定する
ことを特徴とするワイヤハーネスの固定構造。 - 前記結束片に、前記プロテクタに係止する係止部が設けられており、前記プロテクタに、該係止部と係止する係止受け部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネスの固定構造。
- 前記結束片に、前記係止部が、前記ワイヤハーネスの長手方向と交差する方向に沿って互いに間隔をあけて複数設けられていることを特徴とする請求項2に記載のワイヤハーネスの固定構造。
- 前記プロテクタは、前記収容部と前記重なり部のうち一方にヒンジを介して連結されかつ前記ヒンジから離れた側の端部に前記結束片に設けられた係止部と係止する係止受け部が設けられ、該係止受け部に前記係止部が係止することで前記結束片が取り付けられる回動片を備えており、
前記回動片は、前記ワイヤハーネスが前記プロテクタから離脱することを許容する非結束位置と、前記ワイヤハーネスが前記プロテクタから離脱することを規制する結束位置とに亘って回動自在であり、
前記回動片に取り付けられた前記結束片は、前記回動片が前記結束位置から前記非結束位置に向かって回動することで引き伸ばされて弾性復元力を生じ、
前記結束片の前記弾性復元力により、前記回動片が前記結束位置に保たれることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネスの固定構造。 - 前記プロテクタは、前記収容部と前記重なり部のうち一方にヒンジを介して連結されかつ前記結束片が取り付けられる回動片を備えており、
前記回動片は、前記ワイヤハーネスが前記プロテクタから離脱することを許容する非結束位置と、前記ワイヤハーネスが前記プロテクタから離脱することを規制する結束位置とに亘って回動自在であり、
前記回動片を前記結束位置に保つロック手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネスの固定構造。 - 前記結束片が、前記平板部の両縁から前記ワイヤハーネスの長手方向と交差する方向に沿って延びて一対設けられ、
前記一対の結束片のうちの一方の結束片の前記平板部から離れた側の端部に、係止部が、前記ワイヤハーネスの長手方向と交差する方向に沿って互いに間隔をあけて複数設けられ、そして、他方の結束片の前記平板部から離れた側の端部に、前記係止部と係止する係止受け部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネスの固定構造。 - 前記結束片が、前記平板部の両縁から前記ワイヤハーネスの長手方向と交差する方向に沿って延びて一対設けられ、
前記一対の結束片の前記平板部から離れた側の端部同士を溶着することによって前記ワイヤハーネスを固定することを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネスの固定構造。 - 弾性材料からなり、表面上にワイヤハーネスを位置付ける平板部を備えた弾性部材と、
合成樹脂からなり、前記弾性部材の平板部に取り付けられて前記平板部との間に、前記ワイヤハーネスを位置付ける収容部を備えたプロテクタと、を備えたワイヤハーネスの固定構造において、
前記プロテクタは、前記収容部に連なりかつ前記ワイヤハーネスと重ねられる重なり部を備え、
前記弾性部材は、前記平板部に連なりかつ収縮自在な環状に形成され、前記重なり部及び該重なり部に重ねられた前記ワイヤハーネスを内側に収容して該ワイヤハーネスを前記重なり部に押し付けるとともに該ワイヤハーネスを前記重なり部に結束する結束部を備え、
前記重なり部と前記結束部との双方でこれら重なり部と結束部との間に前記ワイヤハーネスを固定する
ことを特徴とするワイヤハーネスの固定構造。
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