JP4459834B2 - ハイドロフォーミング装置及び方法 - Google Patents

ハイドロフォーミング装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、管材内に液圧を付加して所望の箇所を径方向に拡管するハイドロフォーミング装置及び方法に関するものである。
従来、管材(パイプ材)を径方向に拡管成形するときに、ハイドロフォーミング(ハイドロフォーム)が用いられる場合がある。そのハイドロフォーミングは、拡管形状(製品形状)に合わせて凹部が設けられた金型に管材を収容した後、その管材に液体を注入して液圧を付加した状態で管材を軸押しし、管材の一部を膨張、変形させることで行われる(例えば、特許文献1参照)。
ところで、大きい拡管率でハイドロフォーミングする場合、成形前の管材と金型の凹部との隙間が大きいため、管材を自由バルジ成形することとなり、管材が破裂(バースト)し易くなる。そこで、ハイドロフォーミング時に管材の変形に合わせて金型を移動させ、管材を押さえ込むことで破裂を防止するようにしている。
例えば、図14に示すように、管材71の周方向の一部を拡管して管材71をT字状に成形する場合には、金型70内に、管材71の径方向に沿って移動可能なクッション金型72を設け、そのクッション金型72を管材71の拡管箇所の外周から押さえ、軸押し工具74の軸押しに連動させてクッション金型72を径方向外側に動かすようにしている。これにより、管材71の破裂を防止することができる。
特開2002−301521号公報
しかしながら、上述のようなクッション金型では、成形できる製品形状が限られてしまう。例えば、図15のように、目標拡管形状が軸対称形状である場合(成形品71’を製造する場合)には、クッション金型を、周方向と軸方向とに間隔を隔てて多数配置することになるが、それらクッション金型を配置するスペースの確保や、クッション金型を連動して移動することを考慮すると現実には採用できない。つまり、軸対称形状など、管材をその全周に亘り径方向に拡管する場合では、クッション金型による破裂防止対策を適用することが困難である。
一方、クッション金型を用いないと、図16に示すように、管材71を自由バルジ成形せざるを得ず、管材71が破裂し易くなる(図16中B参照)。そのため、大きな拡管率の成形が困難となる。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、管材を破裂させることなく、大きな拡管率で管材を拡管することができるハイドロフォーミング装置及び方法を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、管材内に液圧を付加して所望の箇所を径方向に拡管するハイドロフォーミング装置において、上記管材を収容する金型を、互いに軸方向で嵌合する櫛歯部を有する一対の金型で形成すると共に、その櫛歯部の内面を上記管材の拡管形状に合わせて傾斜させて拡管形成部を形成し、上記一対の金型の櫛歯部を上記管材の成形に合わせて軸方向に互いに離れるように移動して、上記櫛歯部で形成される上記拡管形成部が順次上記管材を拡管するように構成したものである。
上記目的を達成するために本発明は、管材内に液圧を付加して所望の箇所を径方向に拡管するハイドロフォーミング方法において、上記管材を収容する金型を、互いに軸方向で嵌合する櫛歯部を有する一対の金型で形成すると共に、その櫛歯部の内面を上記管材の拡管形状に合わせて傾斜させて拡管形成部を形成し、上記一対の金型の櫛歯部を上記管材の成形に合わせて軸方向に互いに離れるように移動して、上記櫛歯部で形成される上記拡管形成部が順次上記管材を拡管するものである。
本発明によれば、管材を破裂させることなく、大きな拡管率で管材を拡管することができるという優れた効果を発揮するものである。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
本実施形態のハイドロフォーミング装置は、管材内に液圧を付加して所望の箇所を管材の径方向に拡管するものである。
そのハイドロフォーミング装置は、例えば、金属管材の軸方向中央部を全周に亘り径方向に均等に拡管して、軸対称な拡管部を形成する場合に用いられる。
本実施形態のハイドロフォーミング装置は、図15に示すように軸方向両側に至るにつれ径が順次縮小された形状の拡管部71aを形成するためのものである。
図1及び図2に示すように、ハイドロフォーミング装置1は、管材(被成形材)71を収容する金型2と、管材71内に液圧を付加するための液圧付加手段と、管材71を軸方向(図1及び図2において左右方向)内側に押圧する(つまり、軸押しする)軸押し手段4とを備える。
液圧付加手段は、管材71内に液体(例えば、水など)を注入して管材71に液圧(内圧)を付加するものであり、図示しない液圧ポンプと、一端がその液圧ポンプに接続され、他端が後述する軸押し工具6を介して管材71の内部に連通する配管5とを備える。
軸押し手段4は、管材71と略同じ径の円柱形状を有する一対の軸押し工具6、6と、それら一対の軸押し工具6、6を介して管材71を軸方向に圧縮するための軸押しシリンダ8、8とを備える。各軸押し工具6には、管材71内と液圧付加手段の配管5とを連通するための貫通孔6a(図1参照)が形成される。その貫通孔6aを通り管材71内に液体が注入されると共に、軸押し工具6により管材71の両端部が封止される。
図3及び図4に示すように、本実施形態の金型2は、上下二分割の構成とされ、上型11と下型21とから構成される。上型11及び下型21は、各々上型ホルダー12及び下型ホルダー22内に保持され、それら上型ホルダー12及び下型ホルダー22が、例えば、ボルトなどの締結部材(図示せず)になどにより互いに結合される。また、上型11及び下型21の合わせ面には、拡管部71aを形成するための凹部(以下、拡管形成部)11a、21aと、管材71の非加工部を支持するための凹部(以下、素管支持部)11b、21bとが各々形成される。
特筆すべき点は、本実施形態では、上型11及び下型21が、拡管形成部11a、21aの長手方向中央部を境に左右に分割されていることにある。
最初に上型11について説明すると、上型11は、長手方向(図1の左右方向)に分割された一対の分割上型13、13で構成される。
それら各分割上型13、13は、長手方向内側に配置された上型インサート14と、長手方向外側に配置された上型エンドキャップ15とを備える。上型インサート14の内面に拡管形成部11a及び素管支持部11bの一部が形成され、上型エンドキャップ15の内面に素管支持部11bが形成される。
各上型インサート14には、櫛歯部17が各々形成される。上型インサート14、14同士は、櫛歯部17、17を介して互いに長手方向に相対移動可能に嵌合する(図3参照)。
櫛歯部17は、長手方向に延出する複数本(具体的には、6本)の櫛歯から構成される。それら櫛歯は、互いに所定間隔を隔てて配置され、上型インサート14の外面から内面に向かって放射状に延出する(図4参照)。各櫛歯間の間隔は、それらの間に、他方の上型インサート14の櫛歯が挿入可能であり、かつ液圧が付加された管材71が櫛歯間に入り込まないよう、管材71の肉厚などを考慮して適切に設定される。
これら各櫛歯部17の内面に、上述した拡管形成部11aが形成され、本実施形態の拡管形成部11aは、長手方向内側から長手方向外側に向かうにつれて下方に位置するように傾斜される。
また、上型インサート14の上面には、上方に突出し、後述するインサート駆動シリンダ41のロッドと係合する係合部14aが設けられる(図1参照)。
各上型エンドキャップ15の長手方向内側の端部には、櫛歯部19が各々形成される。上型エンドキャップ15と上型インサート14とは、櫛歯部19と櫛歯部17とを介して互いに長手方向に相対移動可能に嵌合する。
櫛歯部19は、長手方向に延出する複数本(具体的には、6本)の櫛歯から構成される。それら櫛歯は、周方向に間隔を隔てて配置され、上型エンドキャップ15の外面から内面に向かって放射状に延出する(図4参照)。これら各櫛歯部19の内面に、上述した素管支持部11bの一部が形成される。
また、上型エンドキャップ15の長手方向外側の端部には、上型ホルダー12と係合する鍔部15bが形成され、その鍔部15bにより、長手方向内側への上型エンドキャップ15の移動が規制される。
下型21は上型11を上下反転した構造を有し、一対の分割上型13、13が、一対の分割下型23、23に対応する。その分割下型23は、上型インサート14及び上型エンドキャップ15に各々対応する下型インサート24及び下型エンドキャップ25を備える。
図1及び図2に示すように、ハイドロフォーミング装置1は、上型インサート14及び下型インサート24を長手方向外側に移動させるための駆動手段を備える。駆動手段としては、様々なものを用いることが可能であり、本実施形態では、油圧シリンダ装置(以下、インサート駆動シリンダ)31が用いられる。そのインサート駆動シリンダ31は、各上型インサート14及び各下型インサート24ごとに設けられ、合計四つ設けられる。各インサート駆動シリンダ31は、ロッドの進退方向を長手方向に一致させて、上型ホルダー12(又は下型ホルダー22)内に配置され、ロッドの先端が上型インサート14(又は下型インサート24)の係合部14a(又は24a)と係合する。これにより、ロッドを進退させることで上型インサート14及び下型インサート24を長手方向に沿って移動させることができる。
さらに、本実施形態のハイドロフォーミング装置1は、インサート駆動シリンダ31と液圧ポンプと軸押しシリンダ8とを制御するための制御手段(図示せず)を備え、その制御手段により、管材71のハイドロフォーミング時に、インサート駆動シリンダ31の移動量と、軸押しシリンダ8の移動量と、液圧(内圧)とを適宜調整する。
次に、本実施形態のハイドロフォーミング装置1を用いたハイドロフォーミング方法について説明する。
まず、一対の上型インサート14、14は櫛歯部17、17を最大限に嵌合、挿入させた状態で、上型インサート14と上型エンドキャップ15とは櫛歯部17と櫛歯部19とを最小限に嵌合させた状態で、それら上型インサート14及び上型エンドキャップ15を上型ホルダー12に設置する。下型21も同様に設置する。
それら上型11及び下型21の間(より詳しくは、拡管形成部11a、21aと素管支持部11b、21bとにより区画される空間)に管材(被成形材)71を収容させた後、上型ホルダー12と下型ホルダー22とを組み付けて、それら上型11と下型21とを固定する。次に、軸押し工具6、6を、各上型エンドキャップ15及び下型エンドキャップ25の間(より詳しくは、素管支持部11b、21bにより区画される空間)に、管材71の軸方向両側から各々嵌め込む。
上述したように、上型インサート14及び下型インサート24の拡管形成部11a、21aが、長手方向外側に向かうほど下方及び上方に位置するので、上型インサート14及び下型インサート24を最大限に挿入させた状態では、拡管形成部11a、21aにより区画される空間(金型空間、以下キャビティCとする)が最大限狭められる。このとき、拡管形成部11a、21aと成形前の管材71との間には若干の隙間が形成されている(図1参照)。
次に、液圧付加手段を作動させてセットされた管材71に所定圧力で液圧を付加しつつ、軸押しシリンダ8を伸長させて軸押し工具6により軸押しする。
この結果、管材71が全周に亘り径方向に拡管され、管材71の外周部が拡管形成部11a、21aと当接する(図5参照)。成形初期は、管材71と拡管形成部11a、21aとの間に若干の隙間がある状態で拡管を行うことになるが、その隙間は十分小さく(つまり、拡管率の小さなハイドロフォーミングであり)、また成形初期は管材71の肉厚が厚いため、管材71が破裂することはない。
次に、軸押しシリンダ8をさらに伸長させると共に、その伸長量に合わせてインサート駆動シリンダ31を伸長させる。つまり、管材71の軸押しに合わせて、一対の上型インサート14、14及び一対の下型インサート24、24を各々互いに離れるように長手方向外方に移動させる。
この結果、拡管形成部11a、21aにより形成されるキャビティCが管材71の径方向及び軸方向に徐々に拡大する。そのキャビティCの拡大に伴い、管材71の外周部が拡管形成部11a、21aに当接(接触)しつつ全周に亘り径方向に順次拡管され、かつ、その拡管箇所が軸方向に拡大する(図6参照)。
このとき、軸押しシリンダ8とインサート駆動シリンダ31とは、拡管部71aの肉厚が過度に減少してしまわないように、移動量を連動させる(制御する)。なお、管材71に付加する液圧も軸押しに合わせて適宜制御する。
各上型インサート14、14及び各下型インサート24、24を、各々長手方向内側端面が一致するまで移動させると、拡管形成部11a、21aが全て露出し(正面視で、拡管形成部11a、21aが最小限の重なりとなり)、キャビティCの形状が目標とする拡管形状となる。従って、管材71の拡管部71aが目標とする拡管形状と同一となり成形品71’が得られる。(図7参照)。
以上により軸対称な拡管部71aが形成された成形品(製品)71’が得られる。
軸押しシリンダ8の移動量と、インサート駆動シリンダ31の移動量と、管材71内の液圧とを制御するためのタイムチャートの一例を、図8に示す。
なお、本実施形態では、一対の上型インサート14、14及び一対の下型インサート24、24の両方を移動したが、一方のみを移動して管材を拡管させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、上型インサート14、14及び下型インサート24、24を、それらが最小限に嵌合するまで移動させたが、これに限定されず、上型インサート及び下型インサートを、ある程度嵌合させて、拡管形成部により区画されるキャビティが目標拡管形状となるようにし、その状態で最終的な製品形状が得られるようにしてもよい。
このように本実施形態のハイドロフォーミング装置1では、拡管形状が軸対称形状の場合にも、管材71の外面を常に押さえた状態で拡管することができ、管材71の破裂を防止することができる。それにより、ハイドロフォーミング可能な最大拡管率を従来よりも向上させることができる。
また、同じ拡管率でハイドロフォーミングを行う場合には、より薄い板厚の管材71を用いることができ、製品の材料コストを低減させることができる。
ここで、本実施形態のハイドロフォーミング装置1による管材の破裂防止効果を確認すべく、上述した図16の従来の装置との比較を、シミュレーションにより行った。そのシミュレーションでは、φ80の管材(素管)の中央部をφ160に200%の拡管率でハイドロフォーミングすることを模擬した。管材は、材質がSTKM13A、板厚が4mm(t=4mm)とした。また、板厚減少率33%を破断限界とした。
本実施形態のハイドロフォーミング装置1の場合、板厚の最大減少率が27%であった。従来の装置の場合、板厚の最大減少率が33%を超えた。この結果から、本実施形態のハイドロフォーミング装置1では、従来の装置と比べて管材の板厚減少を抑制でき、管材の破裂を防止できることが分かる。なお、板厚の減少を抑制すべく、内圧を低くすると管材の座屈が発生することが分かった。
このように本実施形態では、管材を破裂させることなく、大きな拡管率で管材を拡管することできる。
ここで、本実施形態による拡管率の大きな成形を予備成形とすると、ハイドロフォーミング(成形)で成形できる製品形状の自由度をより高めることができる。
以下に、以上説明したハイドロフォーミング装置1により予備成形を行って、例えば、小型トラックの駆動軸アクスルハウジングを製造する方法の一例を説明する。
まず、駆動軸アクスルハウジングの概略構造を説明する。
図9に示すように、駆動軸アクスルハウジング51は、直管状部材の長手方向中央部に、略半球状に突出するバンジョー部52が形成された形状を有する。そのバンジョー部52は、管状部分(以下、素管部)53の径よりも大きな径を有し、径方向外側に延出する。また、バンジョー部52の背面は、平坦に形成され、その中心部にバンジョー部52の径よりも小さな径のディファレンシャルギヤ取り付け穴54が形成される。
このような駆動軸アクスルハウジング51を、ハイドロフォーミングを用いて管材から形成する場合には、バンジョー部52があるため拡管率(拡管比)が大きなものとなる。
そこで、上述したハイドロフォーミング装置1を用いて、予備成形を行うことで、管材を破裂させることなく、駆動軸アクスルハウジング51を製造することができる。その駆動軸アクスルハウジング51の製造方法を説明する。
まず、予備成形工程(第一ハイドロフォーミング工程)として、ハイドロフォーミング装置1を用いて、管材71の軸方向中央部を全周に亘り径方向に拡管して、軸対称な拡管部71aを有する第一次成形品71’を形成する(図10参照)。このとき、第一次成形品71’の拡管部71aの周長が、最終的に得られる駆動軸アクスルハウジング51のバンジョー部52の周長よりも長くなるようにする。
次に、仕上げ成形工程(第二ハイドロフォーミング工程)として、図10から図12に示されるような金型を用いて、第一次成形品71’を型締め(プレス加工)した後(図11参照)、その第一次成形品71’に液圧を付加してハイドロフォーミングを行う(図12参照)。
この金型56は、略矩形体の上型58と下型59とから構成される。上型58の合わせ面には、第一次成形品71’の拡管部71aをバンジョー部52に成形するための凹部58aが設けられる。下型59の合わせ面には、拡管部71aを平坦に加工するための凹部59aが設けられる。その凹部59aの中心部には、ハイドロフォーミング時に、材料が余り拡管部71aにしわが発生するのを防止するための凸部59bが設けられる。
以上の金型56を用いて仕上げ成形することで、図13に示すように、拡管部71aの一部が平坦に形成される共に、その中央部に突出部71bが形成された第二次成形品71’’が形成される。
さらに、最終工程として、図13の第二次成形品71’’の突出部71bの周りをカットし(その切断箇所を図13中矢印Hで示す)、ディファレンシャルギヤ取り付け穴54を形成する。
以上により図9に示すような駆動軸アクスルハウジング51が得られる。
この方法によれば、一体的で強度が高い駆動軸アクスルハウジング51が得られる。
本発明に係る一実施形態によるハイドロフォーミング装置の断面図である。 本実施形態のハイドロフォーミング装置の断面図である。 本実施形態のハイドロフォーミング装置の金型の斜視図であり、金型を組み立てた状態を示す。 本実施形態のハイドロフォーミング装置の金型の詳細な斜視図である。 本実施形態のハイドロフォーミング装置の金型の断面図であり、成形初期状態を示す。 本実施形態のハイドロフォーミング装置の金型の断面図であり、成形中期状態を示す。 本実施形態のハイドロフォーミング装置の金型の断面図であり、成形完了状態を示す。 本実施形態のハイドロフォーミング方法を説明するための図であり、液圧と軸押しシリンダの移動量とインサート駆動シリンダの移動量とのタイムチャートを示す。 (a)は、駆動軸アクスルハウジングの正面図であり、(b)は、図9(a)の側面図であり、(c)は、図9(a)の平面図である。 駆動軸アクスルハウジングの製造に用いられる金型の断面図であり、管材を金型にセットした状態を示す。 図10の金型の断面図であり、金型を型締めする途中の状態を示す。 図10の金型の断面図であり、金型を型締めした状態を示す。 (a)は、第二次成形品の正面図であり、(b)は、図13(a)の断面図である。 従来のハイドロフォーミング装置の金型の断面図である。 (a)は、管材の正面図であり、(b)は、図15(a)の側面図である。 従来のハイドロフォーミング装置の金型の断面図である。
符号の説明
1 ハイドロフォーミング装置
2、11、21 金型
11a、21a 拡管形成部
13、23 分割金型
17、27 櫛歯部
71 管材

Claims (2)

  1. 管材内に液圧を付加して所望の箇所を径方向に拡管するハイドロフォーミング装置において、
    上記管材を収容する金型を、互いに軸方向で嵌合する櫛歯部を有する一対の金型で形成すると共に、その櫛歯部の内面を上記管材の拡管形状に合わせて傾斜させて拡管形成部を形成し、
    上記一対の金型の櫛歯部を上記管材の成形に合わせて軸方向に互いに離れるように移動して、上記櫛歯部で形成される上記拡管形成部が順次上記管材を拡管するように構成したことを特徴とするハイドロフォーミング装置。
  2. 管材内に液圧を付加して所望の箇所を径方向に拡管するハイドロフォーミング方法において、
    上記管材を収容する金型を、互いに軸方向で嵌合する櫛歯部を有する一対の金型で形成すると共に、その櫛歯部の内面を上記管材の拡管形状に合わせて傾斜させて拡管形成部を形成し、
    上記一対の金型の櫛歯部を上記管材の成形に合わせて軸方向に互いに離れるように移動して、上記櫛歯部で形成される上記拡管形成部が順次上記管材を拡管することを特徴とするハイドロフォーミング方法。
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