JP4459827B2 - 製びん方法とそれに用いる製びん機の口型・ガイドリング組合せ構造 - Google Patents

製びん方法とそれに用いる製びん機の口型・ガイドリング組合せ構造 Download PDF

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本発明は、粗型によるパリソンの成形時に2つ割りの口型とこれら各口型半体の間に嵌合されるガイドリングとの組合せによりびんの口部を成形し、成形したパリソンを口型により仕上げ型に移した後、口型を開いて仕上げ型から退避させパリソンを仕上げ成形に供する製びん方法とそれに用いる製びん機の口型・ガイドリング組合せ構造に関するものである。
本発明の実施の形態を示す図4を参照して、製びん工程につきその概略を説明する。まず、仮想線で示すように口型1がセットされた粗型2内にゴブが投入される。次いで、粗型2がバッフル3により閉じられ、プランジャの圧入かエアブローによってゴブをプレスしあるいは膨らませて、口型1および粗型2に沿わせパリソン4の胴部とそのびんの口部4aを成形する。パリソン成形後、バッフル3が退避し粗型2が開いたタイミングで、口型1が保持しているパリソン4を実線で示すようにインバート機構10の反転アーム10aにより開いている仕上げ型5の側へ移す。その後仕上げ型5が閉じたタイミングで口型1を開いて仕上げ型5から退避させて粗型2側に戻し、仕上げ型5に口型1に代って当てがった図示しないブローヘッドからのブローによってパリソン4を膨らませて仕上げ型5に沿わせ仕上げ成形する。
ところで、仕上げ型5によりパリソン4を仕上げ成形する際に、パリソン4が粗型2で成形されたときの口型1に対する軸線22まわりの向きが変化していることがある。つまり、回転していることがある。このようなことがあると、口部にできる粗型2の合わせ目に対応するラインと、胴部にできる仕上げ型5の合わせ目に対応するラインとの間にずれが生じる。これは意匠性の問題であるが、胴部が円形でない変形びんの場合であると、それに近い、あるいはほぼ相似な胴まわり形状に予備成形されるパリソン4を仕上げ型5に移して仕上げ成形するとき、仕上げ型5の姿面の形状に対応せず、肉厚不均一などの成形不良の原因になるので回避しなければならない。また、びんの胴部の向きと口部のねじの向きとの位置関係にバラツキが生じる。
このような仕上げ型5に移したパリソン4の回転原因については従来から知られ(例えば、特許文献1参照。)、種々な対策が行われている(例えば、特許文献1〜5参照。)。特許文献1はパリソンの仕上げ型での回転について、特に、口部にねじを形成した場合等に顕著で、口型とパリソンとの間に抵抗がある場合や、パリソンの口部端面およびこの端面周縁部から口部周面にかけて密着している端面成形用のフィニッシングプレート、別名ではガイドリングと、口型との間に抵抗がある場合等に、口型が開く際にパリソンに回転力が加わったり、あるいは中心位置がずれるような力が加わりずれてしまうものである旨指摘しており、口型が口型ホルダーの中で多少のガタがある場合には頻繁に発生するとしている。
これに対応するのに、特許文献1、2に記載のものは、図5、図6に示すように2つ割りの口型aの各口型半体a1、a2間に嵌合するガイドリングbの直径線上2箇所に、各口型半体a1、a2の合わせ目に位置し、かつ、図6に示すように口型aの粗型および仕上げ型への対向面に突出する位置決めピンdを設けてある。これにより、口型aが粗型にセットするために閉じられるとき、その各口型半体a1、a2間に位置決めピンdを挟み込むことでガイドリングbを口型aに対しその軸線まわりに位置決めし、粗型へのセット時に粗型側に形成している係合部に位置決めピンdの口型aからの突出部が係合し合い、粗型に対しガイドリングbが位置決めされた状態でパリソンの成形が行われる。口型aが成形後のパリソンを仕上げ型に移したときは仕上げ型側に形成している係合部に位置決めピンdの口型aからの突出部が係合し合い、仕上げ型に対してガイドリングbが位置決めされる。従って、パリソンを移して仕上げ型が閉じた後に口型aは退避のために開かれるが、このときガイドリングbは位置決めピンdが仕上げ型側の係合部に位置決めされたままであるので、図5(a)の状態から図5(b)の状態に回転されるようなことが防止される。この結果、ガイドリングdの口型aが開くときの動きによってパリソンが軸線まわりに回転することが防止される。
一方、特許文献3〜5は、パリソンの胴部まわりの一部または首部まわりの一部に、粗型または口型により位置決め用の凸部または凹部を成形しておき、口型がパリソンを仕上げ型に移して仕上げ型が閉じたときパリソンの凸部または凹部が仕上げ型に形成している凹部または凸部に係合し合うことによって、仕上げ型が閉じた後に口型が開くときの動きによってパリソンが回転するのを防止する技術を開示している。
特開平6―293524号公報 特開2001−302257号公報 特開昭58−110436号公報 実開平4−33630号公報 特開平9−86938号公報
しかし、特許文献1、2に記載のような位置決め方式によれば、ガイドリングに2本の位置決めピンを植設し、この位置決めピンの口型からの突出によって粗型および仕上げ型の双方との間で共通した位置関係のもとに位置決めする機構が必要なため、構造および加工、組立てが複雑になって高価につく。また、口型は粗型と仕上げ型の間を反転アーム10aの反転軸10bを中心にした円弧軌跡を描いて移動されるので、仕上げ型から突き出る口部4aの長いびんであるほど口型が仕上げ型から退避するときに位置決めピンがびんの口部に干渉しやすく、口型およびガイドリングを大きくして位置決めピン間の距離を大きくするなど、前記干渉を解消する工夫が必要であったり、びんの種類によってはこのような位置決め方式は採用できない問題がある。さらに、口型の位置決めピンが仕上げ型の係合部に係合して位置決めする構造上、仕上げ型が完全に閉じてからでないと口型の位置決めピンが仕上げ型の係合部に係合しないので、仕上げ型が閉じて少ししてからしか口型を開くことができず、近時のさらなる高速稼動の要求に応え難い。
一方、特許文献3〜5に記載のような位置決め方式によれば、びんの口部まわりの一部や胴部まわりの一部に凸部や凹部を形成する必要があるので、びんの意匠性を低下させる上、口部まわりや胴部まわりにラベルを貼付けるような場合、ラベルに浮きや皺が生じる問題がある。また、粗型および仕上げ型の双方に共通した位置関係を保って凹部や凸部を形成する必要があるので、加工に手間が掛かり高価につく。
本発明の目的は、口型とガイドリングの嵌合関係だけで仕上げ型側で口型が開くときのガイドリングの回転とそれによるパリソンの向きの変化を防止できる製びん方法とそれに用いる製びん機の口型・ガイドリング組合せ構造を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の製びん方法は、2つ割りの粗型によるパリソンの成形時に2つ割りの口型とその各口型半体の間に嵌合保持されるガイドリングとの組合せによりパリソンにびんの口部を成形し、成形したパリソンを口型により2つ割の仕上げ型に移した後、口型を開いて仕上げ型から退避させパリソンを仕上げ成形に供する製びん方法において、口型を開く際に口型とガイドリングとの口型の開閉を可能とする嵌合部間の、口型の開閉ストロークよりも大きい口型の開閉方向に平行な指向性のある案内でガイドリングの回転を防止し、開き後の口型をパリソンから退避させることを特徴としている。
このような構成では、粗型で成形したパリソンを、このパリソンにびんの口部を成形した口型によって仕上げ型に移し仕上げ成形に供して製びんするのに、パリソンを仕上げ型に移した後、口型が開くとき口型とガイドリングとの口型の開きを許容する嵌合部間で得る、口型の開閉ストロークよりも大きい口型の開閉方向に平行な指向性のある案内にてガイドリングの回転を防止するので、口型が開く際にパリソンがガイドリングの回転によって軸線まわり向きを変化させられることはない。
また、このような製びんに用いる本発明の製びん機の口型・ガイドリング組合せ構造は、2つ割りの口型とその各口型半体間に嵌合されたガイドリングとの組合せによりびんの口部を成形する製びん機の口型・ガイドリング組合せ構造において、口型とガイドリングとの口型の開閉を可能とする嵌合部間に、口型の開き動作時ガイドリングの回転を防止するよう口型の開閉方向に平行に相対移動しながら当り合う当り部を、口型の開閉ストロークよりも大きく設けたことを主たる特徴としている。
このような構成では、口型とガイドリングの嵌合部間で口型の開閉を許容するのに併せ、口型とガイドリングとの嵌合部間における、口型の開閉ストロークよりも大きく設けた当り部の、口型の開閉方向に平行に相対移動しながら当り合う指向性を有した案内によって、開かれる口型に対しガイドリングが回転するのを防止することができる。
当り部が、ガイドリングと少なくとも片側の口型半体との、嵌合部の開閉方向で見た輪郭の少なくとも周方向1箇所に設けられている構成では、
口型は直線方向に開閉されるが、それを許容する嵌合部の開閉方向で見た周方向の全周を当り部とすることはできるが、少なくとも周方向1箇所にあれば有効である。
当り部が、口型の開閉方向に摺動し合う凹凸嵌合部である、さらなる構成では、
当り部の凹凸嵌合する嵌合構造上、必要に応じ、凹凸嵌合部間の幅方向の当り合い関係と、凹凸嵌合部の高さ方向での当り合い関係とを利用した2方向に振れを防止する直進案内機能が得られ、口型にそれを開閉できるようにガイドリングを嵌合保持し、かつ、ガイドリングが口型に対して回転するのを防止する案内とに併用できるし、嵌合部の口型の開閉方向で見た輪郭の周方向1箇所にだけ設けるにも、ガイドリングの軸線に直角な平面上で見た凹凸嵌合部の開閉方向に直角な向きでの当り合い関係によってガイドリングの回転を防止することができる。
当り部は、口型の開閉方向に連続することが必須とはならないが、連続している、さらなる構成では、
口型の開閉動作でガイドリングと連続して摺動し合う当り関係を得て、口型の開閉に対しガイドリングをガタツキや少しの回転もなく非回転状態に安定させやすくなる。
凸嵌合部がガイドリングのフランジ部の側縁であり、凹嵌合部が前記フランジ部を嵌合させるポケット部がなしている口型の溝状の端部である、さらなる構成では、
ガイドリングのフランジ側部およびこれを受け入れる口型のポケット部がなす溝状の端部を、口型の開閉方向に向く直線形状とするだけで、ガイドリングの開閉される口型への保持機能と回転防止機能とが得られる。
凸嵌合部がガイドリングのフランジ部の両側縁であり、凹嵌合部が前記フランジ部を嵌合させるポケット部がなしている口型の溝状の両端部である、さらなる構成では、
ガイドリングの両側およびこれを受け入れる口型のポケット部がなす溝状の両端部を口型の開閉方向に向く直線形状とするだけで、ガイドリングの開閉される口型への保持機能と、回転防止機能を嵌合部の両側からの挟み込み状態で安定に得られる。
当り部による口型のガイドリングに対する案内域が、各口型半体の双方にほぼ均等に跨っている、さらなる構成では、
当り部による口型のガイドリングに対する案内域を大きく得やすいし、この案内が、各口型半体の双方とのほぼ均等な抵抗配分のもとに達成されて、ガイドリングの回転はもとより、ガイドリングが開き抵抗の大きな側に片寄るようなことをも防止しやすい。
本発明のそれ以上の目的および特徴は、以下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発明の各特徴は、それ単独で、あるいは可能な限りにおいて種々な組合せで複合して採用することができる。
本発明の製びん方法、それに用いる製びん機の口型・ガイドリング組合せ構造によれば、パリソンを仕上げ型に移した後口型が開くとき、ガイドリングとの嵌合部間の、口型の開閉ストロークよりも大きな案内機能により、口型が開く際のガイドリングの回転に起因したパリソンの向きが変化するのを防止し、意匠性よく、びんの胴部に対するねじの向きにバラツキが生じたりせず、変形びんでも成形不良などなく製びんできる。また、口型などへの特別な付帯部材や粗型および仕上げ型の特別な加工や構造が不要なため、型構造が複雑にならず安価に実現し、口型は粗型や仕上げ型と係合するなどの関係構造が不要であって位置決め性や干渉の問題も生じないため、仕上げ型が完全に閉じる前に口型を開き始められるのでさらなる高速稼動の要求に応えられる。特に、口型・ガイドリング組合せ構造によれば、口型およびガイドリングとの嵌合部間に設ける当り部の簡単な当り合いによってガイドリングの回転防止機能が得られる。
以下、本発明の実施の形態に係る製びん方法とそれに用いる製びん機の口型・ガイドリング組合せ構造について図1〜図4を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の説明および図示は、本発明の具体例であって、特許請求の範囲における記載の内容を限定するものではない。
本実施の形態の製びん方法は、図4に主要部を示す製びん機によって行う。その概略は既述したが、ここでは、さらに詳しく説明する。仮想線で示す粗型2および仕上げ型5のいずれも紙面上に合わせ目を持つ2つ割り構造を有し、図示しない開閉機構によって粗型2の各粗型半体2a、2bどうし、仕上げ型5の各仕上げ型半体5a、5bどうしがそれぞれの側方に位置した図示しない1つの開閉軸を中心としたスイング方式に紙面の向こう側と手前側とに開かれ、また紙面上に閉じられる。口型1は紙面上に合わせ目を有して、粗型2と仕上げ型5との間に位置したインバート機構10の反転アーム10aの先端に支持され、反転アーム10a上で紙面に直角な直線方向に紙面の向こう側と手前側とに開かれ、また閉じられる。この結果、口型1、粗型2、仕上げ型5の各合わせ目はそれぞれの軸線22まわりで互いに一致した向きにある。従って、粗型2側では粗型2および口型1とこの口型1に組合せたガイドリング6の間に供給されるゴブを、プランジャによるプレスやブローによりパリソン4およびそのびんの口部4aを成形するが、パリソン4および口部4aの粗型2および口型1の合わせ目に対応してできるラインは一致しているし、粗型2で成形したパリソン4を口型1によって保持したまま反転アーム10aによって回転軸10bを中心に粗型2側から仕上げ型5側に実線で示すように反転させて仕上げ型5に移し、仕上げ成形するが、仕上げ成形したびんの口型1および仕上げ型5の合わせ目に対応してできるラインも一致するはずである。
しかし、口型1により仕上げ型5に移したパリソン4を仕上げ成形するには、仕上げ型5を閉じる際、口型1を開いて仕上げ型5に移したパリソン4のびんの口部4aを解放することで、口型1が口部4aと干渉しない環境を得てから口型1を仕上げ型5上から退避させることが必須で、これによって仕上げ型5上に図示しないブローヘッドを口型1に代って当てがい、パリソン4をブローヘッドからのブローにより仕上げ成形することができる。この口型1が仕上げ型5から退避するために開かれるとき、ガイドリング6は仕上げ型5の軸線22上となる中央位置に残されるが、開き動作する各口型半体1a、1bに影響されて回転し仕上げ型5に移した仕上げ成形前のパリソン4の向きを軸線22まわりに変化してしまうことがあり、パリソン4の胴部と仕上げ型5との合わせ目ラインがずれたり、仕上げ成形したびんの胴部に対する口部4aのねじの向きにバラツキが生じたり、変形びんに成形不良を招いたりする。
これに対応するのに、本実施の形態では、以上のような図4に仮想線で示す粗型2でのパリソン4の成形時に、図1、図2に示すように2つ割りの口型1とその各口型半体1a、1bの間に嵌合されるガイドリング6との組合せにより、図4に仮想線で示すようにパリソン4およびそのびんの口部4aを成形し、成形したパリソン4を図4に実線で示すように口型1により仕上げ型5に移して仕上げ型5が閉じた後、または完全に閉じる前に、口型1を開いてパリソン4から退避させてパリソン4を仕上げ成形に供する製びん方法において、口型1を図1(a)、図2(a)に示す閉じ状態から図1(b)、図2(b)に示す状態に開く際に、口型1とガイドリング6との口型1の開閉が可能な嵌合部11間の口型1の開閉方向Xに平行な指向性のある案内でガイドリング6の回転を防止し、開き後の口型1をパリソン4から退避させるようにする。
ガイドリング6は口型1の各口型半体1a、1bにそれらの合わせ面に穿ったポケット部1a1、1b1にほぼ半部ずつを収容されて、口型1が開閉可能な嵌合部11をなしている。口型1が図1(b)、図2(b)の開き状態から図1(a)、図2(a)に閉じるときの動きによってガイドリング6は抱き寄せられる形で口型1に対し芯合わせ状態とされて、粗型2によるパリソン4の成形と同時にびんの口部4aを所定の形状に成形し、また成形したパリソン4を仕上げ型5に移したとき、仕上げ型5に対し口型1およびガイドリング6、パリソン4のそれぞれは芯合わせ状態になる。このような芯合わせが精度よく行われるように、口型1およびガイドリング6の嵌合部11は、口型1の開閉はスムーズであるがガタツキが生じない程度の嵌合度に設定される。しかし、口型1およびガイドリング6は400℃〜500℃程度に昇温するので、嵌め合い隙間は凡そ3〜6/100mm程度に設定される。
従来、図5、図6に例示するように平面視して円形なガイドリングbとそれに適合する形状で各口型半体a1、a2に設けたポケット部c1、c2との嵌合部間で行っていて、口型aが開くときにガイドリングbが回転するのを防止できなかったのを、本実施の形態では仕上げ型5にパリソン4を移した口型1が、仕上げ型5の閉じた後に開くとき口型1とガイドリング6との口型1の開きを許容する嵌合部11間の口型1の開閉方向に平行な指向性のある案内機能でガイドリング6の回転を防止する。これにより、口型1が開く際にパリソン4がガイドリング6の回転によって軸線22まわりに向きを変化させられることはなく、意匠性よく、びんの胴部に対するねじの向きにバラツキが生じたりせず、変形びんでも成形不良などなく製びんできる。また、口型1などへの特別な付帯部材や粗型2および仕上げ型5の特別な加工や構造が不要なため、型構造が複雑にならず安価に実現する。さらに、口型1は粗型2や仕上げ型5と係合するなどの関係構造が不要なため位置決め性や干渉の問題も生じないため、仕上げ型5が完全に閉じる前に口型1を開き始められるのでさらなる高速稼動の要求に応えられる。
以上のような案内機能を発揮する嵌合部11は、図1、図2、図3に示すような口型・ガイドリング組合せ構造において、ガイドリング6と口型1との嵌合部11間に、口型1の開き動作時にガイドリング6の回転を防止するよう、前記嵌合状態を満足するか、あるいは前記嵌合状態を阻害しないで、口型1の開閉方向Xに平行に相対移動しながら当り合う当り部12a、12bを設けたものとして実現することができる。このような当り部12a、12bは、基本的には口型1の開閉方向Xで見たガイドリング6の投影輪郭、つまり開閉方向軸21まわりの周方向外形面と、これに適合する開閉方向Xに直交する断面形状を持ったポケット部1a1、1b1内面との嵌合によって、開閉方向軸21まわりの全周において得られる。しかし、これでは嵌合部11の開閉方向軸21まわり全周で嵌合精度を満足する必要があるし、各口型半体1a、1b開閉時の摺動抵抗が徒に高くなるだけである。
ガイドリング6の回転、つまり軸線22まわりの振れを防止するには、口型1の開閉方向Xに連続するか、連続しなくても少なくとも2箇所以上で常時当り合う当り部12a、12bが開閉方向軸21まわりに部分的に位置していれば足り、このような当り部12a、12bの相対移動関係は口型1の開閉方向Xに一致しているかぎり各口型半体1a、1bのX方向での開閉動作を阻害しない。従って、当り部12a、12bは開閉方向軸21まわりの全周に設けられるか、部分的に設けられるかの別なく、口型1の開閉を許容するのに併せ、口型1とガイドリング6との当り部12a、12bどうしの当り合いによって、開かれる口型1に対して、従って各口型半体1a、1bに対して、ガイドリング6が回転するのを防止するように案内することができる。
また、当り部12a、12bは図1、図2、図3に示すように固定部として、さらには口型1やガイドリング6の一部がなす固定部として設けると構成がより簡単で製作がさらに楽になる。このように固定的な当り部12a、12bは口型1の開閉時にその開閉方向Xに摺動し合う摺動部をなし、口型1が直線的に開閉されるのにその開閉方向Xに摺動し合うことにより、口型1の開閉を許容するのに併せ、口型1の開閉動作時のガイドリング6が軸線22まわりに回転するのを確実に防止することができる。
当り部12a、12bがなす摺動部は、口型1の開閉方向Xに連続することが必須とはならないが、図1、図2、図3に示すように口型1の開閉方向Xに連続した面をなしていることにより、口型1の開閉ストロークの全域で摺動し合う当り関係を得て各口型半体1a、1bによるガイドリングの回転防止機能を確保しやすくなり、摺動域は各口型半体1a、1bの開閉ストロークよりも大きくすることで、各口型半体1a、1bの開き始点、閉じ終点のいずれにおいても、またさらなる高速稼動時においても、各口型半体1a、1bによるガイドリング6の回転を防止するガイド関係が崩れることはなく、長期に安定して開閉動作することができる。
また、当り部12a、12bは図1、図2、図3に示すように、口型1の開閉方向Xに摺動し合う凹凸嵌合部としてあると、当り部12a、12bの凹凸嵌合する嵌合構造上、必要に応じ、凹凸嵌合部間の幅方向の当り合い関係と、凹凸嵌合部の高さ方向での当り合い関係とを利用した2方向に振れを防止する直進案内機能が得られ、口型1にそれを開閉できるようにガイドリング6を嵌合保持し、かつ、ガイドリング6が口型1に対して回転するのを防止する案内とに併用できるし、嵌合部11の口型1の開閉方向Xで見た輪郭の周方向1箇所にだけガイドリング6の軸線22に直角な平面上で見た凹凸嵌合部の開閉方向Xに直角な向きYでの当り合い関係によってガイドリング6の回転を防止することができる。
図1、図2、図3に示す例では、特に、各口型半体1a、1bがそのポケット部1a1、1b1とガイドリング6の型部6aの基部まわりに設けたフランジ部6bとの間を、各口型半体1a、1bが開閉時にガイドリング6を摺動保持し、かつその回転を防止する嵌合部11とし、必要加工域が少なくなるようにしてあるのに対応して、当り部12a、12bはガイドリング6のフランジ部6bの側縁がなす凸嵌合部と、口型1のポケット部1a1、1b1におけるフランジ部6bを受け入れる溝状の端部がなす凹嵌合部としてある。これにより、ガイドリング6のフランジ部6bの一側、およびこれを受け入れる口型1のポケット部1a1、1b1がなす溝状部の一側端部を、口型1の開閉方向Xに向く直線形状とするだけで、ガイドリング6の回転防止機能が得られる。しかも、図示例のように、当り部12bである凸嵌合部がガイドリング6のフランジ部6bの両側縁であり、当り部12aである凹嵌合部が口型1のフランジ部6bを受け入れるポケット部1a1、1b1がなしている溝状の両端部であると、ガイドリング6の両側およびこれを受け入れる口型1のポケット部1a1、1b1がなす溝状部の両端部を口型1の開閉方向Xに向く直線形状とするだけで、ガイドリング6の回転防止機能をポケット部1a1、1b1の両側からの挟み込み状態で安定に与えられる。しかし、図示するフランジ部6bおよびポケット部1a1、1b1の両側にある当り部12a、12bは片側でもよいし、図3に仮想線で示すように平面視円形なポケット部1a1、1b1とフランジ部6bのままでそれらの下面および底面の1箇所ずつ設けた凸嵌合部と凹凸嵌合部をなす当り部12a、12bどうしであっても、それが凹凸嵌合する嵌合構造上、前記Y方向での当りによって開閉される口型1によるガイドリング6の回転防止機能を確保しやすくなる。この場合、図3の仮想線で示すように左右の一方に偏心させているのは、口型1がストローク一杯開かれても当り部12a、12bどうしの当り合いが確保しやすいためである。図3に仮想線で示すように平面視円形なままのフランジ部6bとそれを嵌合するポケット部1a1、1b1との間であれば、さらに大きく偏心した位置に設けられる。なお、図3に仮想線で示すような一箇所ずつの凸嵌合部と凹嵌合部をなす偏心位置の当り部12a、12bどうしは、フランジ部6bの上面側に設けることもできる。
さらに、図1、図2、図3に示す当り部12a、12bの当り合いによる案内域は、各口型半体1a、1bのポケット部1a1、1b1双方にほぼ均等に跨って設けてある。このように当り部12a、12bによる案内域が各口型半体1a、1b双方にほぼ均等に跨っていると、当り部12a、12bによる口型1のガイドリング6に対する案内域を大きく得やすいし、このガイドリング6に対する案内が、各口型半体1a、1b双方とのほぼ均等な抵抗配分のもとに達成されて、ガイドリング6の回転はもとより、ガイドリング6が各口型半体1a、1bとの開き抵抗の大きな側に片寄るようなことをも防止しやすい。
なお、当り部12a、12bは、開閉方向Xに連続した摺動部をなすような場合でも、Y方向に当り合う面どうし、あるいは一方の面をいわゆる蒲鉾型にするなどして、線状の接触部で摺動し合うようにすると、開閉抵抗をすくなくすることができる。また、当り部12a、12bはその形状の如何にかかわらずどのように形成されてもよい。
本発明は製びんに実用でき、簡単な口型・ガイドリング組合せ構造にて、仕上げ型に移したパリソンを口型開き時に向きを変化させないで仕上げ成形できる。
本発明の実施の形態に係る口型・ガイドリング組合せ構造を、開き状態と閉じ状態とで見た口型開き方向での縦断面図である。 図1の口型・ガイドリング組合せ構造の開き状態と閉じ状態とで見た横断面図である。 図1の口型・ガイドリング組合せ構造の一部を分解して見た斜視図である。 図1の口型・ガイドリング組合せ構造を採用して製びん機の概略構成を示す説明図である。 従来の口型・ガイドリング組合せ構造の開き状態と閉じ状態とで見た平面図である。 図5の口型・ガイドリング組合せ構造の一部を分解して見た斜視図である。
符号の説明
1 口型
1a、1b 口型半体
1a1、1b1 ポケット部
2 粗型
2a、2b 粗型半体
3 バッフル
4 パリソン
4a 口部
5 仕上げ型
5a、5b 仕上げ型半体
6 ガイドリング
6a 型部
6b フランジ部
11 嵌合部
12a、12b 当り部
21 開閉方向軸
22 軸線
X 開閉方向
Y 当り方向

Claims (8)

  1. 2つ割りの粗型によるパリソンの成形時に2つ割りの口型とその各口型半体の間に嵌合保持されるガイドリングとの組合せによりパリソンにびんの口部を成形し、成形したパリソンを口型により2つ割の仕上げ型に移した後、口型を開いて仕上げ型から退避させパリソンを仕上げ成形に供する製びん方法において、
    口型を開く際に口型とガイドリングとの口型の開閉を可能とする嵌合部間の、口型の開閉ストロークよりも大きい口型の開閉方向に平行な指向性のある案内でガイドリングの回転を防止し、開き後の口型をパリソンから退避させることを特徴とする製びん方法。
  2. 2つ割りの口型とその各口型半体間に嵌合されたガイドリングとの組合せによりびんの口部を成形する製びん機の口型・ガイドリング組合せ構造において、
    口型とガイドリングとの口型の開閉を可能とする嵌合部間に、口型の開き動作時ガイドリングの回転を防止するよう口型の開閉方向に平行に相対移動しながら当り合う当り部を、口型の開閉ストロークよりも大きく設けたことを特徴とする請求項1に記載の製びん方法に用いる製びん機の口型・ガイドリング組合せ構造。
  3. 当り部は、ガイドリングと少なくとも片側の口型半体との、嵌合部の開閉方向で見た輪郭の少なくとも周方向1箇所に設けられている請求項2に記載の請求項1に記載の製びん方法に用いる製びん機の口型・ガイドリング組み合わせ構造。
  4. 当り部は、口型の開閉方向に摺動し合う凹凸嵌合部である請求項3に記載の請求項1に記載の製びん方法に用いる製びん機の口型・ガイドリング組合せ構造。
  5. 当り部は口型の開閉方向に連続している請求項4に記載の請求項1に記載の製びん方法に用いる製びん機の口型・ガイドリング組合せ構造。
  6. 凸嵌合部は、ガイドリングのフランジ部の側縁であり、凹嵌合部は前記フランジ部を嵌合させるポケット部がなしている口型の溝状の端部である請求項4、5のいずれか1項に記載の請求項1に記載の製びん方法に用いる製びん機の口型・ガイドリング組合せ構造。
  7. 凸嵌合部はガイドリングのフランジ部の両側縁であり、凹嵌合部は前記フランジ部を嵌合させるポケット部がなしている口型の溝状の両端部である請求項4、5のいずれか1項に記載の請求項1に記載の製びん方法に用いる製びん機の口型・ガイドリング組合せ構造。
  8. 当り部による開閉される口型とガイドリングとの開閉方向に平行な案内域は、各口型半体の双方にほぼ均等に跨っている請求項2〜のいずれか1項に記載の請求項1に記載の製びん方法に用いる製びん機の口型・ガイドリング組合せ構造。
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