JP4459603B2 - 水道用メータユニット - Google Patents

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Description

本発明は、水道使用量を計量するための水道用メータを保持する水道用メータユニットに関し、例えば、集合住宅の各戸口付近に設けられているパイプシャフト内に水道用メータを設置する水道用メータユニットに関する。
従来より、集合住宅などの戸口付近には、パイプシャフトといわれる収納スペースが設けられており、この収納スペース内には水道使用量を計量するための水道用メータを取付したメータユニットが設置されている。水道配管の途中に設置される水道用メータは、計量法で定めた所定期間経過後に交換する必要があることから、ネジ固定式や圧着固定式などの固定手段によって交換可能にメータユニット本体に取付されている。ところが、ネジ固定式の場合には、メータユニット本体の両側に設けたナットの内周雌ネジ部と水道用メータの両端の外周雄ネジ部とを螺合する構造であるため、その取り付け、取り外しには工具を用いて行う必要があり、しかも、ナットの回転に伴って水道用メータがナットと一緒に共回りすることから、作業時には常に水道用メータを手で押さえて作業を行う必要があった。
特に、狭い場所や暗い場所においては接続作業が困難になり、寒冷地などの悪条件になると余計に作業性が悪くなる。更に、ネジ固定式の場合、接続部分が安定しないため配管の強度が弱くなったり、また、設置スペースが大きくなるという問題があった。
一方、圧着式の接続方式は、ベースの両端に水道用メータを支持する部材をそれぞれ配置し、一方側の支持部材によって水道用メータの一端側を押圧し、両側の支持部材間に水道用メータを挟持固定するようにしたものである。この接続方式は、例えば、回転ハンドルを回転させて支持部材を押圧するようにしたものがあり、ネジ固定式と比較した場合、専用工具を必要とすることなく手動で接続して容易に着脱作業ができるというメリットがある。更に、狭い場所や暗い場所でも作業が簡単であり、寒冷地などでも迅速に接続・取り外し作業を行うことができる。また、ベースに固定できるため配管強度を強くでき、コンパクト化も可能である。
この圧着式の接続方式としては、スプリングを用いたものやカム機構を用いたものなどがあるが、パイプシャフト内にメータを設置する場合に好適なものとして、上流側の着脱装置を、ボール弁型止水栓と、この止水栓の下流側に形成した連結部に内挿した略円筒状のスライドホルダと、前記連結部外周に回動自在に係止されたロックナットにより構成し、ロックナットの内周に形成した雌ねじとスライドホルダの外周に形成した雄ねじとを螺合し、ロックナットの回転によりスライドホルダを下流側の逆止弁側に突出させることにより、メータを上流・下流側の着脱装置と逆止弁の間に保持するようにした水道用メータユニットがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、可動管部の軸方向中間位置にフランジ部位を形成し、このフランジ部位の外周に形成した雄ネジ部に操作ハンドル部の雌ネジ部を螺合させることにより、操作ハンドル部を回転したときに可動管部を進退方向に移動させるようにした量水器の接続装置がある(例えば、特許文献2参照。)。
更に、下流側に設けた下流側ホルダーを、円筒状の本体と、この本体上流側に内挿された略筒状の締着筒と、本体上流側端部に回転自在に係止されたハンドルにより構成し、ハンドルの内周に形成した雌ネジと締着筒の外周に形成した雄ネジとを螺合し、ハンドルの回転により締着筒を突出させるようにした水道用メーターリリースがある(例えば、特許文献3参照。)。
特開平11−93226号公報 特許第2997919号公報 特開2003−270024号公報
しかしながら、特許文献1の水道用メータユニットにおいては、スライドホルダの外周に雄ねじを形成しているため、スライドホルダを回転したときにスライドホルダの円筒状部分の連結部への挿入長さが短くなり、スライドホルダの先端が連結部から突出するにつれて下方に前傾して、スライドホルダとメータとの接触面に隙間が生じて漏水するおそれがある。これを防ぐために、ベース上面側にスライドガイドを別途設けるようにしているが、この場合、部品点数が増加してコストアップとなっていた。
また、スライドホルダの進退の際には、ロックナットの回転運動に伴う回転を防止し、メータが回転していない状態で確実に受けることができるようにする必要があるため、スライドホルダに形成された平面状の摺接部と、これを受けるスライドガイドの上面のガイド部を切削加工等によって平面加工して、これらを摺動させることでスライドホルダの回転防止を行っているが、この場合、余計な加工工数がかかりコスト大となっていた。
また、水道用メータユニットを寒冷地に使用する場合、スライドガイドがベースへの取り付け後にベース内側方向に突出する構造であるため、保温材を設けるスペースが十分ではなく、保温材でメータ全体を覆うことができずに使用できない場合があった。
一方、特許文献3における水道用メーターリリースにおいても上記と同様の問題があり、下流側ホルダーに設けた嵌着部の下部から突出して設けたブロック片によって推進時の締着筒を支える構造であるため、構造が複雑になり、加工工数も増えてコスト大となると共に、ホルダーベースと水道用メーターとの隙間が極僅かであるため、保温材の装着スペースも十分ではなかった。
また、特許文献2における量水器の接続装置は、雌ネジ部を形成しているフランジ部位と量水器接続部との間の距離が離れているため、可動管部によって量水器を接続したときに、可動管部の小径部分が量水器方向に撓んで前傾し、量水器とのシール性が低下するおそれがあった。
本発明は、従来の課題点を解決するため開発したものであり、その目的とするところは、水道用メータの着脱作業が容易な圧着接続方式の水道用メータユニットであり、水道用メータが傾いたり回転した状態で接続するのを防いで確実に端面シールしながら保持することができ、無駄な部品が増えることなく簡単な構造によって低コストで製作できるコンパクトな水道用メータユニットを提供することにある。
上記の目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ベース体の両側に立設した保持部に上流側の第一支持機構と下流側の第二支持機構を設け、この第一・第二支持機構にメータの両端部を保持させた水道用メータユニットにおいて、この上流側の第一支持機構は、前記保持部に設けた円筒部材と、この円筒部材の内周面に摺動自在に設けたスライド筒と、前記円筒部材の外周に螺合させた回転部材とから成り、前記スライド筒の外端部に設けたフランジ部と操作ハンドルを有する前記回転部材の外端部とを止め輪を介して掛止し、この回転部材の回転操作で前記スライド筒を進退自在に設けた水道用メータユニットである。
請求項記載の発明は、前記スライド筒の外端面には、メータの一端面とOリングを介して挟持する挟持面とスライド筒の外端部にメータの一端部を支受けする円弧状の支受け面を突設し、この支受け面に形成した回転防止溝にベース体より突設したピンを係止した水道用メータユニットである。
請求項記載の発明は、前記円筒部材を前記保持部に形成した取付穴にワッシャを介してナットで締め付けて円筒部材を回転可能に設けた水道用メータユニットである。
請求項記載の発明は、前記円筒部材にエルボ部を設け、このエルボ部にユニオンナットを介して止水栓を設けてエルボ部の位置を回転調整可能とした水道用メータユニットである。
請求項記載の発明は、前記エルボ部と止水栓との間に減圧弁を取付可能とした水道用メータユニットである。
請求項1に係る発明によると、圧着式の接続方式によって手動でメータを接続できるため水道用メータの着脱作業が簡素化され、また、接続作業の空間が狭くても容易に接続することができるため作業性に優れている。更に、水道用メータが傾いたり回転した状態で接続するのを防いで確実に端面シールしながら保持することができ、水道用メータとの継手部分が無いため耐食性も大幅に向上させることができる。また、無駄な部品が増えることなく低コストで製作可能でありながら、配管強度を強くすることができる。更には、コンパクトであるため省スペース化を図ることができ、寒冷地などで保温材を設ける場合にも、この保温材のスペースも十分にとることができ、水道用メータの機能を確実に発揮できる水道用メータユニットである。
しかも、水道用メータの挟持状態を確実に緩めることができ、必要に応じて自由に水道用メータを取り外すことのできる水道用メータユニットである。
請求項に係る発明によると、水道用メータの回転を確実に防止しながら接続することができる。また、この回転防止構造はコンパクトに設けることができるため、水道用メータ全体を保温材で覆うことができ、寒冷地などでも十分に使用することのできる水道用メータユニットである。
請求項に係る発明によると、シール性を維持しながら流路を回転させて方向を変えることができ、しかも手動によって容易に回転が可能である。また、請求項に係る発明によると、エルボ部の位置を回転して止水栓の向きを接続配管のあらゆる向きに対応して接続することができ、更には、この止水栓を容易に取り外すことができ、エルボ部の向きを簡単に変えたり、別のバルブ等を取付けたりすることができる。
請求項に係る発明によると、減圧弁を設けることによって、この減圧弁の二次側の圧力を減圧して所定の一定圧力に保持することができ、安全に水道用メータを使用することができる水道用メータユニットである。
本発明における水道用メータユニットの好ましい一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、メータユニット本体1は、ベース体4の両側に立設した保持部6、6に上流側の第一支持機構2と下流側の第二支持機構3を設け、この第一・第二支持機構2、3にメータ10の両端部10a、10bを保持可能に設けている。
ベース体4は、長尺状の基部5を有し、この基部5は、図5に示すように底部が開口された断面略台形状の中空形状に設け、断面矩形の中空形状よりも強度が強くなるようにしている。このため、ベース体4は、軽量化を図りつつ、メータ10を押圧保持する際の反力に十分耐えられる強度を有している。
保持部6は、基部5から緩やかな曲面を介して起立させるように設けており、この保持部6、6に同軸上に取付穴6a、6aを設け、この取付穴6a、6aに第一支持機構2、第二支持機構3を接続するようにしている。保持部6、6において、取付穴6a、6a付近は面状に設け、後述する第一支持機構2の円筒部材14の拡径部14aと、第二支持機構3の筒状部材7の拡径部7aを面状に当接させている。図4において、4aはベース体4の両端を切欠いて設けた切欠き部であり、図示しないボルトをこの切欠き部4aに係止することで、ベース体4を床面や壁面に固定可能に設けている。
本実施形態におけるベース体4は、例えば、ダクタイル鋳鉄製とし、表面全体にエポキシ樹脂粉体を最大約600μmの膜厚で塗装するようにしているが、材質、塗装ともにこれに限ることなく任意に適宜の材料から選択でき、また、塗装を省略することもできる。
第一支持機構2は、保持部6に設けた円筒部材14と、この円筒部材14の円周面に摺動自在に設けたスライド筒12と、円筒部材14の外周に螺合させた回転部材11とから成り、回転部材11の回転操作でスライド筒12を進退自在に設けている。本実施形態においては、上流側の第一支持機構2をメータ10に押圧する構造としているが、下流側に押圧構造を設けるようにしてもよい。
図2、3において、14aは、円筒部材14の外周側に設けた拡径部であり、円筒部材14を取付穴6aに挿入した際にはこの拡径部14aが保持部6の外側面に当接して係止し、この状態でメータ10との接続側外周に設けた雄ネジ部14bにナット33を螺合して円筒部材14を保持部6に固定している。円筒部材14は、取付穴6aにNBRやPE樹脂等の弾性を有するワッシャ34を介在させることにより、このワッシャ34の弾性力によりナット33を外すことなく適度な摩擦力の下で円筒部材14を回転可能にしている。このワッシャ34は、円筒部材14の拡径部14aと保持部6との間に介在させてもよい。
円筒部材14にはエルボ部21を設け、このエルボ部21にユニオンナット35を介して止水栓36を設け、エルボ部21の位置を回転調整可能とした。
なお、雄ネジ部14bには、後述するように回転部材11も螺合し、この雄ネジ部14bをナット33と回転部材11の螺合用として共用しているので、円筒部材14を取付穴6aに固定するためのネジを回転部材11の螺合用とは別に設ける必要がない。
また、図10に示すように、エルボ部21と止水栓36の間に減圧弁37を取付けることができ、この場合、止水栓36の下流側にユニオンナット35で接続している。減圧弁37は、二次側の圧力を一次側の流体圧力より低い、ある一定圧力に保持する調整弁であり、メータ10に高圧力がかかるのを防ぐことが可能となる。
通常、メータユニットを他の配管に接続する場合は、図示しない建物等の給水立て主管から分岐した給水枝管38に、少なくとも一ヶ所、ユニオン接続構造を有する継手を用いて接続する必要があるが、本実施形態のメータユニット本体1においては、上記のユニオンナット35をエルボ部21に取付け可能にしているので、別途ユニオン継手を用いることなく給水枝管38を直接メータユニット本体1に接続することもでき、部品点数の削減、配管作業の簡素化が可能となる。
また、前述のように、メータユニット本体1と給水枝管38との間に、止水弁36や減圧弁37などを適宜選択した上でメータユニット本体1側に直接接続することができる。
このように、ユニオンナット35を介して減圧弁37をメータユニット本体1側に接続可能としておくことにより、例えば、メータユニットを設置後、配管内部の洗浄作業を行う場合には、減圧弁37に代えて仮設管を接続して洗浄作業を行い、その後、仮設管を取り外して減圧弁37を取り付けるといった対応が可能である。
なお、本実施形態においては、円筒部材14にエルボ部21を設けたエルボ形状としているが、直管等の他の形状であってもよい。
スライド筒12において、筒状部12aはOリング22を装着した状態で円筒部材14の内周面14dに内挿可能に設けており、筒状部12aを内周面14dに摺接することでスライド筒12を円筒部材14に対してスライド可能に設けている。
スライド筒12に一体に設けたフランジ部17は、円筒部材14の雄ネジ部14bよりも大径に設けている。スライド筒12の外端面にはメータ10の一端面である端部10aとOリング23を介して挟持する挟持面16を設けている。この挟持面16を切削加工する際には、メータ10の端部10aが嵌着するようなインロー構造に設けてもよく、この場合、後述のように端部10aの位置決めが可能となる。なお、Oリング23は環状であれば他のシール部材形状であってもよい。
また、この挟持面16において端面10aとの当接部分のみを切削加工し、残りを鋳放面或は鋳上がり面とすることにより、スライド筒12の加工工数・加工時間を短縮可能に設けている。
スライド筒12の外端部13にはメータ10の一端部を支受けする円弧状の支受け面18を突設しており、この支受け面18にメータ10の側部10cを載置可能に設けている。支受け面18には、スライド筒12のスライド方向に伸びる直線状の回転防止溝19を形成し、この回転防止溝19にベース体4から鉛直方向に突設した、円柱状(棒状)ピン20を係止している。
回転部材11において、内周側に設けた雌ネジ部11bは円筒部材14の雄ネジ部14bと螺合しており、この雌ネジ部11bよりもメータ10の接続側を拡径して拡径段部11aを設けている。11cは拡径段部11aを設けることで形成され、スライド筒12の外端部13に設けたフランジ部17の挟持面16の背面側の背面17aと当接する面となる段部面であり、回転部材11を回転させることで背面17aを段部面11cで押圧してスライドさせるようにしている。この段部面11cと背面17aとが当接することにより、回転部材11をスライド筒12によって調芯した状態で回転させることができる。
拡径段部11aのメータ10側に設けた環状溝部11dには、止め輪41を設けており、フランジ部17と回転部材11の外端部11eとをこの止め輪41を介して掛止している。回転部材11をメータ10と反対側に後退する際には、この止め輪41がスライド筒12に引掛かるため、回転部材11の回転後退に従ってスライド筒12も後退する。
フィン状に形成した操作ハンドル15は、回転部材11を手動で回転可能に、回転部材11と一体に放射状に設けている。各操作ハンドル15には貫通孔15aを形成しており、この貫通孔15aとベース体4の上部に形成した貫通孔4aとを図示しない結束バンド等の締結部材で締結可能に設けており、締結後には回転部材11の回動を阻止してメータ10をメータユニット本体1に保持した状態を維持することができる。
また、雌ネジ部11bは、回転部材11を円筒部材14に回転自在に係止するための係止機能と、スライド筒12を進退させる機能とを兼ねているので、前記の円筒部材14をコンパクト化・軽量化でき、メータユニット本体1を小型化することができる。
図8において、第二支持機構3は、略円筒状の筒状部材7と、この筒状部材7に螺合され、メータ10の下流側側部10dを載置する支受け部28を有するナット部材8と、この筒状部材7に内蔵される逆止弁カートリッジ9と、管端防食コア40によって構成されている。第二支持機構3は、第一支持機構2と同軸上の取付穴6aに取り付けられており、これによりメータ10を確実に芯出しした状態で取付け可能に設けている。
7aは拡径部であり、ベース体4の下流側取付穴6aに対して上流側から筒状部材7を挿入してこの拡径部7aが取付穴6aに係止した状態にし、筒状部材7に形成した雄ねじ部7bにナット42を螺合して筒状部材7を固定している。筒状部材7の下流側内周には、管用雌ネジ43を形成しており、この管用雌ネジ43に下流側配管44を接続可能に設けている。
筒状部材7は、下流側取付穴6aに対して回転方向の位置決めを行った後に、保持部6に設けた取付孔6bと合わせるようにして取付ピン45を挿入することで回転不能に固定され、且つ前記したナット42によって軸心方向の位置決めがなされた状態で接続固定される。
逆止弁カートリッジ9は、筒状部材7からメータ10の接続側に延設して形成した円筒部46内に収容するようにし、この円筒部46の外周にはナット部材8を螺合するためのおねじ46aを形成し、このおねじ46aよりもメータ10側に、ナット部材8と円筒部46をシールするためのOリング47を配設している。逆止弁カートリッジ9は、メータ10側に設けた段状の取付部9aに装着したOリング25の弾発力を利用してナット部材8の段状部8eに液密に装着しているため、常に逆止弁カートリッジ9の逆止性能を維持することが可能であり、また、筒状部材7からナット部材8を取り外す際に、ナット部材8と一体にこの逆止弁カートリッジ9を取り外すことができ、メンテナンス性に優れている。
ナット部材8の内周側には、筒状部材7のおねじ46aと螺合するめねじ8bと、逆止弁カートリッジ9の端部を嵌合可能な段部48を形成している。また、このナット部材8の外周側には、ナット部材8を手動で回転し、筒状部材7に対して手動で着脱可能なフィン状の把持部8cをナット部材8と一体に突状に放射状に形成している。この把持部8cは、軸線方向において、ナット部材8のめねじ8bを形成した領域にかかるように形成することにより、ナット部材8の軸線方向の長さCを最小にしながら形成するようにしている。このように、把持部8cとめねじ8bの軸線方向の形成領域を重ねることによって、ナット部材8の長さCを大きくする必要がなく、延いてはメータユニット本体1の長さを短くすることが可能となる。なお、把持部は突状以外の形状に形成してもよく、例えば、凹状であってもよい。
ナット部材8のメータ10との挟持面26は、上流側の円筒部材14と同様にメータ10の下流側端部10bが当接可能な外径に一段低いインロー構造に形成していると共に、この挟持面26にはメータ10の下流側端部10bとの間をシールするOリング24を設けている。このように挟持面26とスライド筒12側の挟持面16をインロー構造に設けているので、筒状部材7、円筒部材14間にメータ10が挟持されたときに、メータ10の端部10a、10bがこのインロー部分に係止され、筒状部材7、円筒部材14からメータ10が外れるのを補助的に防いでいる。なお、Oリング24は環状であれば他のシール部材形状であってもよい。
挟持面26の加工は、スライド筒12と同様に端部10bと当接する部分のみを切削加工し、残りを鋳放面或は鋳上がり面とすることでナット部材8の加工工数・加工時間の短縮が可能である。
支受け部28は、ナット部材8のメータ10の接続側下部付近より延設して設け、この支受け部28にメータ10の下流側の側部10dを載置可能に設けている。ナット部材8の把持部8cは、支受け部28が最下部となる状態で、上下左右に円周方向90°毎に放射状になるように設けているが、この把持部8cの個数と形状は任意であり、少なくとも支受け部28が最下部となる状態で水平方向に2ヶ所設けることにより、筒状部材7をベース体4の下流側の取付穴6aに挿入する際にはこの把持部8cの水平状態を確認しながら行なうことができ、ナット部材8を周方向に正確に位置決め可能に設けている。
また、ナット部材8を筒状部材7に螺着したときに、支受け部28が最下部となるように予め調整した状態で筒状部材7を取付穴6aに対して取付けるようにしておけば、ナット部材8を筒状部材7から取り外して再び取付ける際に、ナット部材8の内周側に設けた内端面8dが筒状部材7の端面7cに当接したときに支受け部28を最下部とする構造に設けることができ、ナット部材8を締付けた状態の回転方向の位置決めを常に同じ状態にすることができ、支受け部28の下流側端部10bに対する状態を確実に維持することも可能である。
図7に示すように、支受け部28は、メータ10の下流側底部に形成されたリブ10eを係止可能であり、メータ10の下流側底面の一部を包囲するように形成して、リブ10eを上方側で係止して回転防止機能を果たしている。リブ10eは、上流側から下流側に向かって上向きに傾斜した状態で形成しているため、このリブ10eの上方側はメータ10の端部10bと近接した状態となり、支受け部28のメータ10側への延長長さDを抑制しつつメータ10の回転を防止した構造としている。
また、支受け部28は、メータ10がメータユニット本体1に載置され、円筒部材14の挟持面16に当接した状態であっても、先端側に形成した溝状の溝部28bによってリブ10eを係止するような長さとしているため、スライド筒12を引っ込めた状態でメータ10を載置する際に、筒状部材7、円筒部材14とメータ10との間に生じる隙間によって筒状部材7、円筒部材14のシール面間においてメータ10が移動可能となっても、筒状部材7のリブ10eを溝部28bに確実に係合させるようにして回転防止を図っている。
更に、メータ10の形状を上流側底面が下流側底面よりも下方に膨出するような肉形状とすれば、支受け部28の長さDの長さを有していることによって、図9に示すようにメータ10の上流・下流側を誤って接続した場合に支受け部28がメータ10上流側底面の膨出部分に干渉してメータ10が傾斜してメータ10の軸心Pとメータユニット本体1の軸心Qが不一致となってメータ10を正しく挟持できなくなり、誤って接続されることを防止している。なお、図において、誤って接続された場合のメータ10の軸心Pと、メータユニット本体1の軸心Qとがなす角度θは約9°であり、この場合、メータ10の上流側端部10aがナット部材8の挟持面26と当接したときに挟持面26との間に隙間が生じ、通水時に漏れを生ずる。
また、支受け部28は、メータ10をその上流側・下流側を正しい方向で載置した場合にメータ10の下流側底面に干渉しないように、縁部分を先端に向けて傾斜させた傾斜部28cを有している。
溝部28bは、すり割り状に形成しており、更に、メータ10の流路軸心方向に向かって下向きに傾斜する前記の傾斜部28cを設けて支受け部28先端側の強度が急激に低下するのを防止している。傾斜部28cを含めた溝部28bの長さEは、例えば、呼び径20Aに場合約12mmとしており、メータ10が筒状部材7、円筒部材14に挟持されたときにリブ10eが支受け部28に乗り上げないような長さとしている。
上述したように、ナット部材8は、円筒部材14とによってなされるメータ10を挟持する支持機能、メータ10の回転を防止する回転防止機能、メータ10の上流側・下流側を正しい方向で接続する誤接続防止機能を有しており、これらの機能を発揮する支受け部28をナット部材8に一体に設けているので、部品点数を増やすことなく、コンパクトな構造でメータ10を正しく保持することができる。
なお、管端防食コア39、40は、内面被覆鋼管を用いる給水用・給湯用などのメータユニット本体1のような配管システムに接続する内面被覆鋼管である給水枝管38、下流側配管44の防食されていない管端部に流体が触れるのを防いでさびの発生を防ぎ、さびの発生によって流体が汚れたり、さびによってこの配管部品が損傷したり、破損したりするのを防いでいる。
次に、本発明の水道用メータユニットにおける上記実施形態の作用を説明する。
メータユニット本体1の第一支持機構2において、取付穴6aに取り付けた円筒部材14と、この円筒部材14の内周面14dを軸線方向にスライドしてメータ10を押圧するスライド筒12と、スライド筒12をスライドさせる回転部材11によって、スライド筒12の筒状部12aを円筒部材14の円周面14dに内挿した状態で円筒部材14の外周面側の雄ネジ部14bに回転部材11の雌ネジ部11bを螺着させるように装着して、回転部材11とスライド筒12により円筒部材14を挟着した状態にしつつ、回転部材11の回転により軸線方向に押圧してスライド筒12をスライドさせるようにしているので、スライド筒12を円筒部材14に螺合支持された回転部材11と共に進退させることができ、筒状部12aが円周面14dに内挿された状態を維持してスライド筒12の挟持面16が下方に前傾するのを防ぎながらメータ10に当接させることができる。しかも、筒状部12aの外周におねじ等を形成する必要がないため、この筒状部の長さBを長く形成することができ、この長い筒状部12aを円周面14dに内挿することでスライド筒12のスライドが進んでも前傾を防いで安定した状態を確実に維持することができる。
このとき、第一支持機構2とベース体4との間にスライド筒12の先端側を支えるための他の部材を設ける必要がないため、余計な部品が増えることがなく、また、メータユニット本体1全体を軽くすることができ、加工工数も低減される。
また、ベース体4とメータ10との間の空隙を十分に設けることができるので、図6のような凍結防止用の保温材50でメータ10の周囲全体を覆うことができ、寒冷地などでもメータ10の機能を十分に維持しながら接続することができる。
ベース体4は、長尺状の基部5の両側付近に同軸上の取付穴6a、6aを有する保持部6を有する構造であって、このベース体4の各保持部6、6に第一支持機構2、第二支持機構3を取り付けるようにしているので、ベース体4に塗装を施した場合でも筒状部材7、円筒部材14間の距離をこの塗装の膜厚の影響を受けることなく一定に保つことができ、ベース体4の腐食を防止しつつ、メータ10の軸心の振れやメータ10の回転・誤接続を防止して、高いシール性を維持した状態で保持することができる。
スライド筒12のスライドの際には、フランジ部17を回転部材11で押圧してスライドさせるようにしているので、筒状部12aに押圧方向の力が加わって挟持面16側が撓んだりすることがない。更に、回転部材11による押圧部分と挟持面16とをこのフランジ部17で共用しているので、スライド筒12をメータ10の端部10aに押圧したときにフランジ部17が撓んだりしてメータ10の保持に影響を及ぼすことがなく、メータ10を確実に保持することができる。
支受け面18にはスライド方向に回転防止溝19を形成し、この回転防止溝19にベース体4より突出したピン20を案内するようにしているので、回転部材11を回転したときに支受け面18が直線状にスライドするようにスライド筒12が移動して、スライド筒12が回転するのを防ぎながらスライドさせることができ、しかも、この回転防止溝19を流路方向に縦長に形成しているので、スライド筒12がスライドしたときにピン20を常にこの回転防止溝19に係止した状態にしてスライド筒12の回転を確実に防止することができる。また、ピン20は棒状とすることにより、スライド筒12の回転防止構造をコンパクトなものとし、第一支持機構2とベース体4との間に占めるスペースを小さくすることができるので、凍結防止用の保温材50でメータ10の周囲全体を覆う割合を増やすことができる。
本発明は、水道使用量を計量するためのメータを保持する水道用メータユニットに好適であり、例えば、集合住宅の各戸口付近に設けられているパイプシャフト内にメータを設置する場合に用いることができるが、これ以外にも、パイプシャフト以外の埋設用などにも用いることができるばかりか、両側から押圧して圧着する接続方式を有する保持装置として、配管設備はもとより各種の接続機構に応用することができる。
本発明の水道用メータユニットを示す正面断面図である。 図1の水道用メータユニットの一部拡大断面図である。 図2のメータを保持した状態を示す一部拡大断面図である。 図1の一部拡大平面図である。 図1のA−A線端面図である。 本発明の水道用メータユニットに保温材を設けた状態を示す正面断面図である。 (a)はナット部材の平面図である。(b)はナット部材の斜視図である。 図1の水道用メータユニットの一部拡大断面図である。 メータを誤って接続した状態を示す正面断面図である。 水道用メータユニットに減圧弁を取付けた状態を示す一部拡大断面図である。
符号の説明
1 メータユニット本体
2 上流側の第一支持機構
3 下流側の第二支持機構
4 ベース体
6 保持部
6a 取付穴
10 メータ
10a、10b 端部
11 回転部材
11e 外端部
12 スライド筒
13 外端部
14 円筒部材
15 操作ハンドル
16 挟持面
17 フランジ部
18 支受け面
19 回転防止溝
20 ピン
21 エルボ部
23 Oリング
33 ナット
34 ワッシャ
35 ユニオンナット
36 止水栓
37 減圧弁
41 止め輪

Claims (5)

  1. ベース体の両側に立設した保持部に上流側の第一支持機構と下流側の第二支持機構を設け、この第一・第二支持機構にメータの両端部を保持させた水道用メータユニットにおいて、この上流側の第一支持機構は、前記保持部に設けた円筒部材と、この円筒部材の内周面に摺動自在に設けたスライド筒と、前記円筒部材の外周に螺合させた回転部材とから成り、前記スライド筒の外端部に設けたフランジ部と操作ハンドルを有する前記回転部材の外端部とを止め輪を介して掛止し、この回転部材の回転操作で前記スライド筒を進退自在に設けたことを特徴とする水道用メータユニット。
  2. 前記スライド筒の外端面には、メータの一端面とOリングを介して挟持する挟持面とスライド筒の外端部にメータの一端部を支受けする円弧状の支受け面を突設し、この支受け面に形成した回転防止溝にベース体より突設したピンを係止した請求項に記載の水道用メータユニット。
  3. 前記円筒部材を前記保持部に形成した取付穴にワッシャを介してナットで締め付けて円筒部材を回転可能に設けた請求項1又は2に記載の水道用メータユニット。
  4. 前記円筒部材にエルボ部を設け、このエルボ部にユニオンナットを介して止水栓を設けてエルボ部の位置を回転調整可能とした請求項に記載の水道用メータユニット。
  5. 前記エルボ部と止水栓との間に減圧弁を取付可能とした請求項に記載の水道用メータユニット。
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