JP4458947B2 - 回転刃装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回転刃体の着脱作業が容易にできる回転刃装置に関するものである。
従来、被切断対象物である野菜等の食材を切断するための回転刃装置としては、例えば雌ねじ部を軸方向端部に有する駆動回転軸体に着脱可能に設けられる回転刃体と、駆動回転軸体の雌ねじ部に螺着され回転刃体を駆動回転軸体に固定する六角ヘッド付きの緊締ボルトとを備える回転刃装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実公昭51−19662号公報
しかしながら、上記従来の回転刃装置では、例えば回転刃体の着脱の際において、作業者は、緊締ボルトを工具によって、緩めるまたは締め付ける方向に回すことになるが回転刃体がボルトとともに回動してしまうため、一方の手で回転刃体を支持し、他方の手で工具によって、ボルトを回すようにしていた。そして回転刃体が持ちにくい状態であるにもかかわらず、スパナ等の工具を使用して緊締ボルトを特に緩める場合は最初、絞め付ける場合は最後に力を入れて操作する必要があるため、回転刃体の着脱作業に手間がかかるという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、回転刃体の着脱作業が容易にできる回転刃装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の回転刃装置は、ねじ部を有する回転体に着脱可能に設けられる回転刃体と、前記回転体の前記ねじ部に螺着され、前記回転刃体を前記回転体に固定する固定体とを備え、前記回転刃体は、作業者が把持する把持部を有し、前記固定体は、作業者が摘む操作摘み部を有し、前記回転刃体は、前記回転体の外周側に嵌脱可能に嵌合される略円筒状の本体部と、この本体部の外周面から突出した鍔部と、この鍔部に固着された刃板部とを有し、前記刃板部は、回転方向前縁が円弧の曲線状をなしかつ回転方向後縁が直線状をなすもので、回転方向前側には刃先が形成され、回転方向後側には長孔が直線状の回転方向後縁に沿って形成され、前記刃板部の回転方向後端部における前記長孔に臨んだ細長板状の部分が、前記把持部となっているものである
請求項2記載の回転刃装置は、請求項1記載の回転刃装置において、回転刃体は、鍔部に固着された錘部を有するものである。
本発明によれば、把持部を把持することで回転刃体を安全かつ簡単に持つことができるとともに、工具を使用することなく操作摘み部を摘んで固定体を操作できるため、回転刃体の着脱作業が容易にでき、しかも、安全性の向上も図ることができる。
本発明の回転刃装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1において、1は食材切断装置で、この食材切断装置1は、被切断対象物である野菜等の食材(図示せず)を切断して所望形状にするスライサーである。
食材切断装置1は、開口部2が形成されこの開口部2の周縁に臨んだ部分に矩形環状の枠部である口金3が固着された側板部4を有する装置本体5を備えている。
そして、装置本体5には、開口部2側に向けて食材を搬送する搬送コンベヤ7が設けられている。また、装置本体5には、モータ等の駆動手段(図示せず)からの動力で所定方向に駆動回転する軸状の回転体である駆動回転軸体8が水平方向の回転中心軸線を中心として回転可能に設けられている。
駆動回転軸体8は、その先端側が側板部4から側方に向けて突出するように配設され、この駆動回転軸体8の略円柱状の突出端部10にはこの突出端部10の先端面で開口したねじ部である雌ねじ部11が突出端部10の軸方向に沿って形成されている。また、駆動回転軸体8の突出端部10における先端からやや離れた位置には、突出端部10の外周面から突出端部10の径方向外方に向って突出する一対の係合凸部12が突設されている。
そして、駆動回転軸体8の突出端部10には回転刃装置13が着脱可能に装着され、この装着された回転刃装置13がカバー体14にて覆い隠されるようになっている。
ここで、回転刃装置13は、図1ないし図3に示すように、駆動回転軸体8の突出端部10に着脱可能に設けられ駆動回転軸体8とともに所定方向に回転することにより搬送コンベヤ7にて搬送されて開口部2から送出される食材を切断する回転刃体21と、駆動回転軸体8の突出端部10の雌ねじ部11に螺着され回転刃体21を駆動回転軸体8に固定する螺着体である固定体22とを備えている。
回転刃体21は、駆動回転軸体8の突出端部10の外周側に嵌脱可能に嵌合され係合凸部12と係合する係合凹部25が形成された略円筒状の本体部26と、本体部26の外周面から突出した鍔部27と、鍔部27にボルト28にて固着された略弓形状で略板状の刃板部29と、鍔部27にボルト28にて固着された錘部30とを有している。
本体部26は、ホルダ31、ストップねじ32および固定ナット33にて構成されたもので、ホルダ31に対するストップねじ32の固定位置の変更により刃板部29および口金3間の距離Aが調節可能となっている。このストップねじ32は、軸方向両端面が開口した略円筒状のもので、外周面部にはホルダ31のねじ溝31aおよび固定ナット33のねじ溝33aに螺合するねじ溝34が形成されている。また、ストップねじ32の内周面部における駆動回転軸体8の突出端部10の先端面と当接する側とは反対側の軸方向端部の位置には、ねじ溝35が形成されている。なお、ストップねじ32の内周面部のうちねじ溝35が形成されていない部分の内径は、ねじ溝35が形成された部分の内径より大きい。
刃板部29は、図3に示されるように、回転方向前縁が円弧の曲線状をなしかつ回転方向後縁が直線状をなす略弓形状のもので、回転方向前側には食材を切断する先薄状の刃先36が形成され、回転方向後側には長孔37が直線状の回転方向後縁に沿って形成されている。そして、刃板部29の回転方向後端部における長孔37に臨んだ細長板状の部分が、回転刃体21の着脱作業時に作業者が把持する把持部40となっている。すなわち、作業者は例えば片手の親指を除く4本の指を長孔37に通すようにして把持部40を把持することが可能である。
固定体22は、図2に示されるように、駆動回転軸体8の突出端部10の雌ねじ部(逆ねじ)11に螺合する雄ねじ部(逆ねじ)41を先端部に有する軸状部42を有し、この軸状部42の基端にはこの軸状部42より径大状に形成され回転刃体21の着脱作業時に作業者が摘む操作摘み部43が固設されている。また、固定体22の軸状部42は、ストップねじ32内に挿通され雄ねじ部41より小さい外径をもった第1円柱部44と、雄ねじ部41より大きい外径をもった第2円柱部45とを有している。なお、固定体22は回転刃体21に対して一体化されている。すなわち、軸状部42の雄ねじ部41が回転刃体21のストップねじ32の内周側のねじ溝35を通過して軸状部42の第1円柱部44がストップねじ32内に挿通させた状態で、固定体22が回転刃体21から抜け落ちないようになっている。
次に、上記回転刃装置1の回転刃体21の駆動回転軸体8に対する着脱作業について説明する。
回転刃体21を駆動回転軸体8の突出端部10に取り付ける場合、作業者は、一方の手で把持部40を把持するとともに他方の手で固定体22の操作摘み部43を持ち、駆動回動軸体8の突出端部10に回転刃体21の本体部26を嵌合させていく。そして係合凸部12と係合凹部25とを係合させた状態にして一方の手で回転刃体21をしっかりと持つとともに他方の手の指で固定体(固定ボルト)22を締付け方向に回転操作することにより、雄ねじ部41を雌ねじ部11に螺合させて固定体22を駆動回転軸体8の雌ねじ部11に螺着し、回転刃体21が駆動回転軸体8の突出端部10に対して固定される。
なお、回転刃体21の刃板部29および装置本体5の口金3間の距離Aを調節する場合には、固定ナット33を緩めてホルダ31に対するストップねじ32の固定位置を変更すればよい。また、固定体22の雄ねじ部41には回転刃体21の回転に対して締める方向にねじ溝41aが切ってあるため、回転刃体21の回転時に固定体22が緩むようなことはない。
一方、回転刃体21を駆動回転軸体8の突出端部10から取り外す場合は、作業者は、一方の手で把持部40を把持して回転刃体21をしっかりと持ち、他方の手の指で固定体22の操作摘み部43を摘んでその固定体22を緩め方向に回転操作することにより、雄ねじ部41を雌ねじ部11から抜いて固定体22による固定を解除し、その後、固定体22の操作摘み部43と回転刃体21の把持部40を持ったまま、その回転刃体21を駆動回転軸体8の突出端部10から離反する方向に引き抜くように移動させる。
このように回転刃装置1によれば、把持部40を把持することで回転刃体21を安全かつ簡単に持つことができるとともに、スパナ等の工具を使用することなく操作摘み部43を摘んで固定体22を操作できるため、駆動回転軸体8の突出端部10に対する回転刃体21の着脱作業を容易に行うことができ、しかも、安全性の向上も図ることができる。
なお、上記実施の形態では、回転刃装置を食材切断装置であるスライサーに適用した場合について説明したが、食材をサイの目に切断するサイの目切機等、他の切断装置には適用できる
本発明の回転刃装置を備えた食材切断装置を示す部分斜視図である。 同上回転刃装置の回転刃体の側面視断面図である。 同上回転刃体の正面図である。
8 回転体である駆動回転軸体
11 ねじ部である雌ねじ部
13 回転刃装置
21 回転刃体
22 固定体
26 本体部
27 鍔部
29 刃板部
30 錘部
36 刃先
37 長孔
40 把持部
43 操作摘み部

Claims (2)

  1. ねじ部を有する回転体に着脱可能に設けられる回転刃体と、
    前記回転体の前記ねじ部に螺着され、前記回転刃体を前記回転体に固定する固定体とを備え、
    前記回転刃体は、作業者が把持する把持部を有し、
    前記固定体は、作業者が摘む操作摘み部を有し、
    前記回転刃体は、
    前記回転体の外周側に嵌脱可能に嵌合される略円筒状の本体部と、
    この本体部の外周面から突出した鍔部と、
    この鍔部に固着された刃板部とを有し、
    前記刃板部は、回転方向前縁が円弧の曲線状をなしかつ回転方向後縁が直線状をなすもので、回転方向前側には刃先が形成され、回転方向後側には長孔が直線状の回転方向後縁に沿って形成され、
    前記刃板部の回転方向後端部における前記長孔に臨んだ細長板状の部分が、前記把持部となっている
    ことを特徴とする回転刃装置。
  2. 回転刃体は、鍔部に固着された錘部を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の回転刃装置。
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