JP4458087B2 - 緊急通報システム、通信方法、アクション実行装置及びアクション実行装置のプログラム - Google Patents

緊急通報システム、通信方法、アクション実行装置及びアクション実行装置のプログラム Download PDF

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Description

本発明は、自己宛てに送信されたメッセージに対して返信が不可能な状況にあるユーザに代わって、ユーザ所望のアクション(予め設定しておいたアクションであり、例えば、ある連絡先端末宛のメッセージ配信など)を実行する緊急通報システム、通信方法、アクション実行装置及びアクション実行装置のプログラムに関する。
従来、何らかの事情によりユーザ所望のアクションをユーザ自信で実行できない状況に陥る可能性がある場合、予め家族や親戚、会社の同僚などに伝言をしておき、ユーザの代わりに当該ユーザ所望のアクションを実行するものであった。
例えば、ユーザは、午前10:00〜10:30まで会議に出席する予定であり、その間に得意先から電話連絡がある予定となっている場合、会議に出席してしまうと電話にでることができないという状況が発生する。このような場合、通常、ユーザは電話応対すると思われる人物に予め言付けをしておき、実際に会議出席中に電話があった場合には、「会議終了後に連絡します。」あるいは「午前10:30過ぎに折り返し電話します。」などといった応答(アクション)をしてもらうものであった。
また、従来例として、電子メールアドレスや電話番号などの情報に基づいてユーザ所望のアクションを実行するという方法が知られている。このシステムでは、予めユーザ自身の端末(PC端末、携帯端末、電話機など)に対してメール配信または電話着信の可能性のある電子メールアドレスや電話番号を記憶し、各アドレスや電話番号に対してのメールデータや音声メッセージなど関連付けて記憶しておく。
このようなシステムにおいて、自身の端末でメール着信があった場合には、メール発信者のメールアドレスを抽出し、当該メールアドレスが予め設定されている電子メールアドレスリスト内に存在するか否かを判定し、存在する場合には、上記メールアドレスに関連付けて記憶されているメールデータをメール発信者に対して送信するというアクションを実行するものであった。
ここで、ワークフロー・サーバが、各ユーザ毎の案件を管理するユーザ管理テーブルにリンクして、業務毎に予め代行者を指定するための代行者リストと、自分を代行者に指定した被代行者の一覧リストとを備え、ユーザが被代行者リストから代行すべき特定ユーザを選択した時、選択されたユーザの代行者リストを参照して代行者の権限を確認し、予め指定された業務の未処理案件について代行処理を許容することで、不在者の受信トレイに蓄積された未処理案件を予め指定された代行者が処理できるワークフロー・システムを提供する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−315234号公報
しかしながら、上述した伝言による方法は、ユーザの予定が明確な場合には、第3者に伝言しておくことで対応することが可能であるが、予定が変動しやすい、あるいは、予定が全く分からない状況の場合には、ユーザ所望のアクションを伝言しておくことができないため、アクションを実行することができないといった問題があった。
また、上述した従来のシステムは、着信/着呼の際に、ユーザの端末に記憶されているメールアドレス/電話番号との一致判定を行った結果をトリガとして、メールアドレス/電話番号に関連付けて記憶されるメールデータの配信や音声メッセージの送出を行うものである。すなわち、発信者及び発呼者に対してのアクションを実行するものであった。つまり、ユーザの端末にメール着信あるいは着呼がない限り、予め設定されているメールデータの配信や音声メッセージの送出といったアクションを実行できない不確定なトリガに基づくものであった。
本発明は、ユーザ自身が実際にアクションを実行できないような状況下に陥った場合でも、そのような状況にあることを認知し、予め設定しておいたアクションを実行可能な緊急通報システム、通信方法、アクション実行装置及びアクション実行装置のプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ユーザに対して予め設定された送出条件に基づいて周期的に少なくとも3回以上、メッセージを送出するメッセージ送出手段と、
前記メッセージ送出手段により送出された各回のメッセージに対する前記ユーザからの返信を確認する返信確認手段と、
前記返信確認手段により前記返信が確認されない場合、前記メッセージの送出回数に応じて予め設定された前記メッセージの送出回数毎に異なるアクションを実行するアクション実行手段と、
を有し、前記返信確認手段は、前記メッセージ送出手段によるメッセージ送出からの経過時間を計時するタイマを有し、前記タイマによる経過時間が所定時間に達した場合、前記ユーザからの返信が無いと判定する緊急通報システムを提供する。
また、本発明は、ユーザに対して予め設定された送出条件に基づいてアクション実行装置からメッセージを周期的に少なくとも3回以上、送出するステップと、
前記メッセージ送出ステップにより送出された各回のメッセージに対する前記ユーザからの返信を前記アクション実行装置が確認する返信確認ステップと、
前記返信確認ステップにより前記返信が確認されない場合、前記アクション実行装置が、前記メッセージの送出回数に応じて予め設定された前記メッセージの送出回数毎に異なるアクションを実行するアクション実行ステップと、
を有し、前記返信確認ステップは、前記メッセージ送出ステップによるメッセージ送出からの経過時間を計時し、前記経過時間が所定時間に達した場合、前記ユーザからの返信が無いと判定する通信方法を提供する。
また、本発明は、ユーザに対して予め設定された送出条件に基づいてメッセージを周期的に少なくとも3回以上、送出するメッセージ送出手段と、
前記メッセージ送出手段により送出された各回のメッセージに対する前記ユーザからの返信を確認する返信確認手段と、
前記返信確認手段により前記返信が確認されない場合、前記メッセージの送出回数に応じて予め設定された前記メッセージの送出回数毎に異なるアクションを実行するアクション実行手段と、
を有し、前記返信確認手段は、前記メッセージ送出手段によるメッセージ送出からの経過時間を計時するタイマを有し、前記タイマによる経過時間が所定時間に達した場合、前記ユーザからの返信が無いと判定するアクション実行装置を提供する。
また、本発明は、ユーザとアクション実行装置とが接続されて成る通信システムにおいて、
前記アクション実行装置に、前記ユーザに対して予め設定された送出条件に基づいて周期的に少なくとも3回以上、メッセージを送出するメッセージ送出処理と、
前記メッセージ送出処理により送出された各回のメッセージに対する前記ユーザからの返信を確認する返信確認処理と、
前記返信確認処理により前記返信が確認されない場合、前記メッセージの送出回数に応じて予め設定された前記メッセージの送出回数毎に異なるアクションを実行するアクション実行処理と、
を実行させ、前記返信確認処理は、前記メッセージ送出処理によるメッセージ送出からの経過時間を計時し、前記経過時間が所定時間に達した場合、前記ユーザからの返信が無いと判定するアクション実行装置のプログラムを提供する。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る緊急通報システム、通信方法、アクション実行装置及びアクション実行装置のプログラムの実施の形態を詳細に説明する。図1から図11に、本発明に係る通信システム、通信方法、アクション実行装置及びアクション実行装置のプログラムの実施の形態を示す。
図1は、本発明の実施形態である通信システムの概略構成を示すブロック図である。図1において、本発明の実施形態である通信システムは、ユーザ端末1と、アクション実行装置2と、連絡先端末3と、を有して構成される。なお、図1は、アクションを実行するための別の端末(連絡先端末3)が通信網を介してアクション実行装置2と接続されている場合を示している。ユーザ端末1とアクョン実行装置2とは通信網Aを介して接続され、アクション実行装置2と連絡先端末3とは通信網Bを介して接続されている。
なお、通信網A及び通信網Bは、異なる通信網であっても同一の通信網であってもよく、この通信網としては、有線、無線を問わず、一般公衆回線網、LAN回線網、ケーブル回線網、専用回線による接続、ケーブルによる直接接続などの様々な形態を用いることができる。また、連絡先端末3は、アクション実行装置2と通信網を介して接続された別の端末として記載されているが、アクション実行装置2自体がアクションの実行対象となる連絡先端末としてもよい。
ユーザ端末1は、通信網Aを介してアクション実行装置2からメッセージが送信されると、ユーザが当該メッセージに対して返信可能な状況にある場合、返信の旨(返信信号)を通信網Aを介してアクション実行装置2へ送信する通信機能を備える。アクション装置2から送信されるメッセージのデータ形式は、特に限定されるものでなく、メール、音声メッセージ、といった様々なデータ形式を採用することができる。
ユーザ端末1からメッセージに対する返信の旨を示す返信信号を送信する際には、ユーザ自身がユーザ端末1に設けられる操作ボタンから返信指示を入力してもよい。また、メッセージがメール形式で送信された場合には、ユーザが受信したメールを「開封済み」の状態にした時点で返信信号を送信したり、音声メッセージとして送信された場合には、当該音声メッセージの再生が完了した時点で返信信号を送信したり、というように予め動作プログラムとして組み込んでおくことにより、ユーザが直接ボタン操作を行わずとも返信信号を送信することが可能となる。
アクション実行装置2は、機能部として、メッセージ送出制御部21と、ユーザ設定格納部22と、返信確認部23と、アクション実行部24と、を有し、通信網Aあるいは通信網Bを介して、ユーザ端末1/連絡先端末3との不図示の通信機能を備える。
メッセージ送出制御部21は、ユーザ設定格納部22から通知されるユーザ設定情報のうち、ユーザ端末アドレスとメッセージ送出条件とに基づいて、ユーザ端末1に対し、メッセージを送信する。この際、メッセージ送出制御部21は、ユーザ端末1のアドレス(ユーザ端末アドレス)とメッセージ送出時間の情報とを返信確認部23へ通知する。ここでのメッセージは、ユーザ設定情報の一部としてユーザにより任意に指定し、ユーザ端末アドレスとメッセージ送出条件とをメッセージ送出制御部21に通知する際に送信するような構成とすることにより、ユーザの好みに応じたメッセージの配信が可能となる。
このメッセージ送出制御部21は、メッセージ送出条件に基づくメッセージ送信を実現するための機能(例えば、タイマ機能)を備えている。このタイマ機能とは、例えば、メッセージ送出条件にて「現時刻から3時間後」と設定されている場合、メッセージ送出条件に基づく送信タイミングを決定してから3時間を計時するものである。このタイマ機能により計時可能な期間は、特に限定されるものでなく、例えば、時間単位でなく「3ヶ月」、「半年」、「1年」、というような長期間の設定や「3月1日午後1時」といった日時による設定も可能である。
ユーザ設定格納部22は、図2に示すように、ユーザ名(U1〜Un)と、ユーザ端末アドレス(A1〜An)と、メッセージ送出条件(B1〜Bn)と、アクション(C1〜Cn)と、がユーザ毎に関連付けられて成るユーザ設定情報を格納している。このユーザ設定情報の設定方法に関しては、後述するものである。
返信確認部23は、メッセージ送出制御部21から送出されたメッセージに対するユーザ端末1からの返信の有無を確認する。この返信確認部23は、メッセージ送出制御部21からユーザ端末1のアドレスとメッセージ送出時間とが通知され、メッセージが送出されると計時を開始するタイマが備えられている。このタイマは、返信信号が確認されるまでの経過時間をカウントする。
また、返信確認部23は、ユーザ端末1からの返信信号の有無をメッセージ送出制御部21へ通知すると共に、所定時間内に返信信号が無い場合には、その旨をアクション実行部24へ通知する。ここでの所定時間とは、ユーザ設定情報の登録時にユーザが任意で設定するようにしても、システム管理者側で任意に設定するようにしてもよい。
アクション実行部24は、返信確認部23から返信信号が無い旨を通知されるとユーザ設定格納部22に格納されているユーザ設定情報のうち、所望のアクションを取得し、実行する。ここでのアクションとは、予め所望のアクションとしてユーザ設定格納部22に設定されているメールデータや音声メッセージの設定された連絡先への送出、設定された連絡先への映像データの配信、アクション実行装置2自身により行う処理といった様々な態様を用いることができ、特に限定されるものではない。
連絡先端末3は、ユーザ所望のアクション(電子的情報に基づくアクション)を通信網を介して受付可能な通信機能を備える装置であればよく、例えば、携帯電話機、固定電話機、FAX装置、PC端末、あるいは、PDA端末というように何れのものでもよく、また、これらに限定されるものではない。また、連絡先端末3は、通信端末だけでなく、アクションを実行するための装置、プログラム、機能でもよい。
上述したアクション実行装置2は、不図示の制御部(CPU)、動作プログラムを格納する記憶部(ROM等)、当該動作プログラムを展開して起動する際に用いるワーク領域(RAM)、を備えるものである。
図3は、本発明の実施形態である通信システムの処理例を示すシーケンスチャートである。図3において、ユーザ設定格納部22に格納されるユーザ設定情報は、ユーザ自身あるいは設定を代行する者によって予め設定されているものとして説明する。
まず、ユーザ設定格納部22は、メッセージ送出制御部21に対して、ユーザ端末アドレスとメッセージ送出条件とを送信する(ステップS1)。この際に、ユーザ設定情報として任意に設定されたメッセージの情報を送信するようにしてもよい。
メッセージ送出制御部21は、ユーザ設定格納部22から送信されたメッセージ送出条件の内容を確認し、当該送出条件に基づき送信されたユーザ端末アドレス(ユーザ端末1)へのメッセージ送信を行うか否かを判定する(ステップS2)。
メッセージ送出制御部21は、メッセージ送出条件に基づいてメッセージ送信を行うと判定した場合には(ステップS2/YES)、ユーザ端末1に対してメッセージを送信する(ステップS3)。ステップS2において、メッセージを送信しないと判定した場合には(ステップS2/NO)、メッセージ送出条件に基づくメッセージ送信を行うまでステップS2の処理を繰り返す。
メッセージ送出制御部21は、ユーザ端末1へのメッセージ送信を行うと、ユーザ端末1のアドレス情報とメッセージの送信時間とを返信確認部23へ通知する(ステップS4)。
返信確認部23は、メッセージ送出制御部21からユーザ端末1のユーザ端末アドレスとメッセージの送信時間とを通知されると(ステップS4)、当該送信時間の通知をトリガとして、ユーザ端末1からの返信信号が確認されるまで、または、予め設定された所定時間までをタイマ機能によりカウントする(ステップS5)。
ユーザ端末1は、メッセージ送出制御部22からメッセージ送信が行われると(ステップS3)、当該メッセージに対してユーザが返信可能な状況下にある場合、返信信号を返信確認部23に対して送信する(ステップS6/YES)。
返信確認部23は、ユーザ端末1からの返信信号が所定時間内に確認できるかどうかを監視し(ステップS7)、返信信号が所定時間内に確認されると、返信確認(有り)をメッセージ送出制御部21へ通知する(ステップS8)。ステップS7において、ユーザ端末1から返信信号が送信されず、タイマ機能によるカウントが所定時間に達している場合には、返信確認(無し)をアクション実行部24へ通知する(ステップS7/NO)。
〈ステップS7において返信確認(有り)の処理〉
メッセージ送出制御部21は、返信確認部23から返信確認(有り)を通知されると、再度、ステップS1でユーザ設定格納部22から送信されたメッセージ送出条件に基づいて処理を継続するか否かの判定を行う(ステップS8)。処理を継続しない場合には(ステップS8/NO)、処理を終了する(ステップS9)。処理を継続する場合には(ステップS8/YES)、メッセージ送出条件に基づいてメッセージ送信を行うか否かを判定し(ステップS10)、メッセージ送信を行う場合には(ステップS10/YES)、ユーザ端末1に対してメッセージの送信を行う(ステップS11)。ステップS10において、メッセージ送信を行わない場合には(ステップS10/NO)、メッセージ送出条件に基づくメッセージ送信を行うまでステップS10の処理を継続する。
ユーザ端末1は、ステップS11において、メッセージ送出制御部21から再度、メッセージの送信が行われると、ステップS6の処理へと移行し、当該メッセージに対してユーザが返信可能な状況下にある場合、返信信号を返信確認部23に対して送信する(ステップS6/YES)。
〈ステップS7において返信確認(無し)の処理〉
アクション実行部24は、返信確認部23から返信確認(無し)を通知されると、ユーザ設定格納部22に対して、当該ユーザ設定格納部22に格納されているユーザ設定情報のうち、返信確認が無しであったユーザ端末のユーザに関連付けて格納されているアクションの参照要求をユーザ設定格納部22に通知する(ステップS12)。
ユーザ設定格納部22は、アクション実行部24からの参照要求が通知されると、当該参照要求に含まれるユーザ端末のユーザに関連付けて格納されているアクションの情報を抽出し、アクション実行部24へ通知する(ステップS13)。この際、ユーザ設定格納部22は、アクション実行部24からの参照要求を受け付ける場合、当該アクション実行部24の正当性などの確認を同時に行うようにすることで、不正アクセス等によるユーザ設定情報の流出を防止する。
アクション実行部24は、ユーザ設定格納部22からアクションの情報が通知されると(ステップS13)、予めユーザにより設定された上記アクションの情報に基づくアクションを実行する(ステップS14)。
なお、アクション実行部24により実行されるアクションは、例えば、現時点でユーザ自身が実行不可能な状況下にあるアクションとして、所望の連絡先へのメール送信、金融機関へのトランザクション指示、取引先への連絡、などというように多種多様である。このアクションは、電子的に実行できるものであれば、その内容は特に限定されるものではない。
上述した実施形態において、メッセージの送出タイミングは、メッセージ送出制御部21でユーザ設定格納部22から通知されるメッセージ送出条件に基づいて決定するものであるが、ユーザ設定格納部22で送出タイミングを決定することも可能である。この場合、ユーザ設定格納部22は、格納しているメッセージ送出条件に基づいてメッセージの送出タイミングを決定し、決定された送出タイミングでユーザ端末アドレスをメッセージ送出制御部21へ通知し、当該メッセージ送出制御部21からユーザ端末1へ送信するものとなる。
〈ユーザ設定情報の第1の設定例〉
図4は、ユーザ設定情報の第1の設定例を示すブロック図である。
図4に示す第1の設定例では、ユーザ端末1から通信網Aを介してアクション実行装置2のユーザ設定格納部22へアクセスし、ユーザ名(U1)、当該ユーザ端末1のアドレス(A1)、メッセージの送出条件(B1)、アクションの情報(C1)、をそれぞれ設定するものである。
図4の場合、ユーザは、例えば、社内で忘れてはいけないアクションが想定される場合、まず、自身の端末からアクション実行装置2に対してユーザ設定情報を設定しておく。仮にメッセージ送信時にユーザが席を外しているような状況があれば、予め設定された所望のアクションを実行することが可能である。
〈ユーザ設定情報の第2の設定例〉
図5は、ユーザ設定情報の第2の設定例を示すブロック図である。
図5に示す第2の設定例では、ユーザ端末1とは異なるPC端末4から通信網Cを介してアクション実行装置2のユーザ設定格納部22へアクセスし、ユーザ名(U2)、当該ユーザ端末1のアドレス(A2)、メッセージの送出条件(B2)、アクションの情報(C2)、をそれぞれ設定するものである。なお、通信網Cは、通信網Aあるいは通信網Bと異なる通信網であっても同一の通信網であってもよい。
図5の場合、ユーザは、例えば、忘れてはいけないアクションが想定される場合、会社の端末からアクション実行装置2に対してユーザ設定情報を設定しておく。仮にメッセージ送信時に自宅にいない状況があれば、予め設定された所望のアクションを実行することが可能である。なお、PC端末4の設置位置は、会社に限定するものではなく、メッセージの送信先と設定されるユーザ端末1と異なるものであればよい。
〈ユーザ設定情報の第3の設定例〉
図6は、ユーザ設定情報の第3の設定例を示すブロック図である。
図6に示す第3の設定例では、ユーザが所有する携帯端末(携帯電話機やPDAなど)5から移動通信網Dを介してアクション実行装置2のユーザ設定格納部22へアクセスし、ユーザ名(Ui)、当該ユーザ端末1のアドレス(Ai)、メッセージの送出条件(Bi)、アクションの情報(Ci)、をそれぞれ設定するものである。
図6の場合、ユーザは、例えば、忘れてはいけないアクションが想定される場合、自身の携帯電話機からアクション実行装置2に対してユーザ設定情報を設定しておく。仮にメッセージ送信時に当該メッセージに対する返信信号を送信できないような状況があれば、予め設定された所望のアクションを実行することが可能である。
上述したように、アクション実行装置2のユーザ設定格納部22に対するユーザ設定情報の設定は、何れの設定方法によるものでも構わない。
また、本発明の実施形態である通信システムでは、メッセージ送出制御部21と、ユーザ設定格納部22と、返信確認部23と、アクション実行部24と、からなる機能部を設けたアクション実行装置2として実現するものであるが、同様の機能を備えるアクション実行サーバとして実現することも可能である。
図7は、本発明の他の実施形態である通信システムの概略構成を示すブロック図である。図7において、本発明の他の実施形態である通信システムは、上述した実施形態に示すアクション実行装置2のユーザ設定格納部22を、ユーザ設定データベース6としてアクション実行装置2の外部に設けたものである。このユーザ設定データベース6は、通信網Aを介してユーザ端末1と接続し、通信網Cを介してアクション実行装置2と接続するように設けられている。ここでの通信網Aと通信網Cとは、それぞれ異なる通信網であっても、同一の通信網であってもよい。
以上のような構成とすることにより、アクション実行装置2にかかる負荷を軽減することができると共に、ユーザ設定データベース6の管理を既存のASPなどにより実現することも可能である。
また、ユーザ設定データベース6に対するユーザ設定情報の設定方法は、上述した第1から第3の設定例と同様に、ユーザ端末1から設定、ユーザ端末1と異なるPC端末4から設定、ユーザにより所持される携帯端末5から設定、といっ何れの設定方法によるものでも構わない。
〈第1の具体例〉
図8は、本発明の実施形態である通信システムの第1の具体例を示すフローチャートである。本発明の第1の具体例は、別の会議に出席しているユーザが次の会議にも出席しなければならないような場合の連絡のアクションを想定しているものである。ユーザは、上述した第1から第3の何れかのユーザ設定情報の設定方法により、
ユーザ端末アドレス 〈会社のPC端末のメールアドレス〉
メッセージ送出条件 〈現時刻から2時間後〉
アクション 〈「遅れます。」のメールを次の会議の出席者のE−mailアドレスに送信〉
をユーザ設定格納部22に対して設定する(ステップS81)。
メッセージ送出制御部21は、ユーザ設定格納部22から上記ユーザ設定情報が送信されると、ユーザ端末アドレスとメッセージ送出条件とに基づいてメッセージの送出先(会社のPC端末)とメッセージの送出タイミング(現時刻から2時間後)を決定し(ステップS82)、現時刻から2時間後に会社のPC端末に対してメッセージを送信する(ステップS83)。
メッセージ送出制御部21からメッセージが送信された時点でユーザが当該メッセージに対して返信した場合には、返信確認部23で所定時間内に返信が有ったと判定し(ステップS84/YES)、処理を終了する。
もし、メッセージ送出制御部21からメッセージが送信された時点でユーザが会議に出席中あるいは外出中などにより、当該メッセージに対して返信できない場合には、返信確認部23は、所定時間経過後、会社のPC端末から返信が無いと判定し(ステップS84/NO)、返信確認(無し)をアクション実行部24へ通知する。
アクション実行部24は、返信確認部23から返信確認(無し)を通知されると、ユーザ設定格納部22に格納されるユーザ設定情報のうち、アクションの情報を参照し、どのようなアクション(「遅れます。」のメールを次の会議の出席者のE−mailアドレスに送信)を実行するのかを決定し(ステップS85)決定された内容に基づいて、次の会議の出席者のE−mailアドレスに「遅れます。」の内容を示すメールを送信する(ステップS86)。
〈第2の具体例〉
図9は、本発明の実施形態である通信システムの具体例を示すフローチャートである。本発明の第2の具体例は、深夜、駅から一人で帰宅する場合の緊急通報を想定しているものである。ユーザは、上述した第1から第3の何れかのユーザ設定情報の設定方法により、
ユーザ端末アドレス 〈自分の携帯電話のメールアドレス〉
メッセージ送出条件 〈現時刻から30分間で10分おき〉
アクション 〈警察に110番通報〉
をユーザ設定格納部22に対して設定する(ステップS91)。
メッセージ送出制御部21は、ユーザ設定格納部22から上記ユーザ設定情報が送信されると、ユーザ端末アドレスとメッセージ送出条件とに基づいてメッセージの送出先(自分の携帯電話)とメッセージの送出タイミング(現時刻から30分間で10分おき)を決定する(ステップS92)。
メッセージ送出制御部21は、現時刻から30分間のカウントを開始し、10分経過する毎に(ステップS93/YES)、自分の携帯電話に対してメッセージを送信する(ステップS94)。
メッセージ送出制御部21からメッセージが送信された時点でユーザが当該メッセージに対して返信した場合には(ステップS95/YES)、カウント開始から30分が経過したか否かを判定し(ステップS96)、経過していない場合には(ステップS96/NO)、ステップS23へ処理を戻し、再び10分経過したか否かの判定を行う。ステップS26において、カウント開始から30分が経過した場合には(ステップS96/YES)、処理を終了する。
ステップS95において、返信確認部23は、所定時間内に携帯電話から返信が無い場合には、所定時間経過後、携帯電話から返信が無いと判定し(ステップS95/NO)、返信確認(無し)をアクション実行部24へ通知する。
アクション実行部24は、返信確認部23から返信確認(無し)を通知されると、ユーザ設定格納部22に格納されるユーザ設定情報のうち、アクションの情報を参照し、どのようなアクション(警察に110番通報)を実行するのかを決定し(ステップS97)、当該決定された内容に基づいて、警察に110番通報を実行する(ステップS98)。
また、本発明の第2の具体例においては、少なくとも3回のメッセージ送信が行われるが、例えば、1回目のメッセージ送信に対してユーザ端末からの返信が確認されない場合には、自宅の固定電話に「地元の駅に着いてます。」という音声メッセージを送信する(アクション1)。
2回目のメッセージ送信に対してユーザ端末からの返信が確認されない場合には、家族の何れかの携帯電話に「地元の駅に着いてます。」というメールを送信する(アクション2)。
3回目のメッセージ送信に対してユーザ端末からの返信が確認されない場合には、警察の端末に対して「駅からの帰り道において、事件あるいは事故に巻き込まれた可能性があります。」といった110番通報を行う(アクション3)。
以上のように、メッセージの送信回数に併せたアクションを複数段階で設定することも可能である。この場合、ユーザ設定情報の設定を行う際に、図2に示すアクションC1〜Cnの個々の設定内容を、メッセージ送信回数に関連付けて設定することにより、実現可能である。
〈第3の具体例〉
図10は、本発明の実施形態である通信システムの具体例を示すフローチャートである。本発明の第3の具体例は、一人暮らし等の環境にあるお年寄りなどによる遺言的なアクションを想定しているものである。ユーザは、上述した第1から第3の何れかのユーザ設定情報の設定方法により、
ユーザ端末アドレス 〈自分の携帯電話〉
メッセージ送出条件 〈現時刻から半年後〉
アクション 〈銀行からA氏の口座へ○○○円振込む〉
をユーザ設定格納部22に対して設定する(ステップS101)。
メッセージ送出制御部21は、ユーザ設定格納部22から上記ユーザ設定情報が送信されると、ユーザ端末アドレスとメッセージ送出条件とに基づいてメッセージの送出先(自宅の携帯電話)とメッセージの送出タイミング(現時刻から半年後)を決定し(ステップS102)、現時刻から半年後に自分の携帯電話に対してメッセージを送信する(ステップS103)。
メッセージ送出制御部21からメッセージが送信された時点でユーザが当該メッセージに対して返信した場合には、返信確認部23で所定時間内に返信が有ったと判定し(ステップS104/YES)、処理を終了する。
もし、メッセージ送出制御部21からメッセージが送信された時点でユーザが病気あるいは死亡などにより、当該メッセージに対して返信できない場合には、返信確認部23は、所定時間経過後、自分の携帯電話から返信が無いと判定し(ステップS104/NO)、返信確認(無し)をアクション実行部24へ通知する。
アクション実行部24は、返信確認部23から返信確認(無し)を通知されると、ユーザ設定格納部22に格納されるユーザ設定情報のうち、アクションの情報を参照し、どのようなアクション(銀行からA氏の口座へ○○○円振込む)を実行するのかを決定し(ステップS105)、当該決定された内容に基づいて、「銀行からA氏の口座へ○○○円振込む」のトランザクションを実行する(ステップS106)。
本発明の第3の具体例のような場合には、銀行側との別途契約あるいは、そのようなトランザクションを有効とするための法的な諸手続きを必要とすると共に、アクセス時における認証処理を厳重に行う必要がある。また、認証処理の厳重さと同様に、実際に通信網へ重要なデータ(アクションの情報など)を送信する場合には、セキュリティー面を考慮し暗号化データとして送信したり、通信路自体を暗号化したVPI(Virtual Praivate Network)などを採用することが好ましい。
〈第4の具体例〉
図11は、本発明の実施形態である通信システムの具体例を示すフローチャートである。本発明の第4の具体例は、会社員が毎朝株価をチェックするという習慣的なアクションを想定しているものである。ユーザは、上述した第1から第3の何れかのユーザ設定情報の設定方法により、
ユーザ端末アドレス 〈自分の携帯電話〉
メッセージ送出条件 〈月〜金 午前7:00〉
アクション 〈証券会社サーバから株価情報を取得し、保存〉
をユーザ設定格納部22に対して設定する(ステップS111)。
メッセージ送出制御部21は、ユーザ設定格納部22から上記ユーザ設定情報が送信されると、ユーザ端末アドレスとメッセージ送出条件とに基づいてメッセージの送出先(自分の携帯電話)とメッセージの送出タイミング(月曜日〜金曜日の毎朝午前7:00)を決定し(ステップS112)、月曜日〜金曜日の毎朝午前7:00に自分の携帯電話に対してメッセージを送信する(ステップS113)。
メッセージ送出制御部21からメッセージが送信された時点でユーザが当該メッセージに対して返信した場合には、返信確認部23で所定時間内に返信が有ったと判定し(ステップS114/YES)、処理を終了する。
もし、メッセージ送出制御部21からメッセージが送信された時点で、例えば、ユーザがまだ睡眠中であり、当該メッセージに対して返信できない場合には、返信確認部23は、所定時間経過後、携帯電話から返信が無いと判定し(ステップS114/NO)、返信確認(無し)をアクション実行部24へ通知する。
アクション実行部24は、返信確認部23から返信確認(無し)を通知されると、ユーザ設定格納部22に格納されるユーザ設定情報のうち、アクションの情報を参照し、どのようなアクション(証券会社サーバから株価情報を取得し、保存)を実行するのかを決定し(ステップS115)、当該決定された内容に基づいて、「証券会社サーバへアクセスして株価情報を取得し、保存する」の処理を実行する(ステップS116)。
本発明の第4の具体例のような場合には、ユーザがメッセージ送出制御部21から送出されたメッセージに返信できなければ、アクション実行部24から証券会社サーバにアクセスして株価情報を取得し、当該取得した情報をアクション実行部24で保存しておくことができる。また、このように保存された株価情報を添付した電子メールを、ユーザにより指定された連絡先端末(ユーザの携帯電話など)に配信するというアクションも実行することができる。
なお、上述した各実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能である。例えば、上述した実施形態では、ユーザ端末とアクション実行装置(またはサーバ)とからなるシステムにより実現するものであるが、アクション実行装置を構成する各機能ブロックを分散処理可能なシステムとして構築することも可能である。この場合、各機能ブロック毎の分散処理を実現するための構成要素として、制御部(CPU)、ROM、RAM、通信機能、などを備えるようにするとよい。
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、ユーザが何らかの事情により所望のアクションを実行できないような状況下に陥った場合でも、ユーザがそのような状況下にあることをアクション実行装置にて確認し、ユーザに代わって予めユーザ自身により設定された所望のアクションを実行することが可能である。
本発明の実施形態である通信システムの概略構成を示すブロック図である。 ユーザ設定情報の実施例を示す平面図である。 本発明の実施形態である通信システムの処理例を示すシーケンスチャートである。 本発明の実施形態におけるユーザ設定情報の第1の設定例を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるユーザ設定情報の第2の設定例を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるユーザ設定情報の第3の設定例を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態である通信システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態である通信システムの第1の具体例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態である通信システムの第2の具体例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態である通信システムの第3の具体例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態である通信システムの第4の具体例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ユーザ端末
2 アクション実行装置
3 連絡先端末
4 PC端末
5 携帯端末
6 ユーザ設定データベース
21 メッセージ送出制御部
22 ユーザ設定格納部
23 返信確認部
24 アクション実行部

Claims (20)

  1. ユーザに対して予め設定された送出条件に基づいて周期的に少なくとも3回以上、メッセージを送出するメッセージ送出手段と、
    前記メッセージ送出手段により送出された各回のメッセージに対する前記ユーザからの返信を確認する返信確認手段と、
    前記返信確認手段により前記返信が確認されない場合、前記メッセージの送出回数に応じて予め設定された前記メッセージの送出回数毎に異なるアクションを実行するアクション実行手段と、
    を有し、前記返信確認手段は、前記メッセージ送出手段によるメッセージ送出からの経過時間を計時するタイマを有し、前記タイマによる経過時間が所定時間に達した場合、前記ユーザからの返信が無いと判定することを特徴とする緊急通報システム。
  2. 前記送出条件と、前記アクションと、からなるユーザ設定情報を格納するユーザ設定情報格納手段を有し、
    前記メッセージ送出手段及び前記アクション実行手段は、前記ユーザ設定情報格納手段に格納されている前記ユーザ設定情報に基づいて処理を実行することを特徴とする請求項1記載の緊急通報システム。
  3. 前記アクション実行手段は、前記ユーザ設定情報格納手段に格納されている前記アクションを実行、または、連絡先端末に前記アクションを実行させるための情報の送信を行うことを特徴とする請求項2記載の緊急通報システム。
  4. 前記ユーザ設定情報は、前記ユーザあるいはそれとは異なる他者から任意に設定されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の緊急通報システム。
  5. 前記ユーザ設定情報は、端末から任意に設定されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の緊急通報システム。
  6. ユーザに対して予め設定された送出条件に基づいてアクション実行装置からメッセージを周期的に少なくとも3回以上、送出するステップと、
    前記メッセージ送出ステップにより送出された各回のメッセージに対する前記ユーザからの返信を前記アクション実行装置が確認する返信確認ステップと、
    前記返信確認ステップにより前記返信が確認されない場合、前記アクション実行装置が、前記メッセージの送出回数に応じて予め設定された前記メッセージの送出回数毎に異なるアクションを実行するアクション実行ステップと、
    を有し、前記返信確認ステップは、前記メッセージ送出ステップによるメッセージ送出からの経過時間を計時し、前記経過時間が所定時間に達した場合、前記ユーザからの返信が無いと判定することを特徴とする通信方法。
  7. 前記送出条件と、前記アクションと、からなるユーザ設定情報を前記アクション実行装置が格納するユーザ設定情報格納ステップを有し、
    前記メッセージ送出ステップ及び前記アクション実行ステップは、前記ユーザ設定情報格納ステップにより格納されている前記ユーザ設定情報に基づいて前記アクション実行装置が処理を実行することを特徴とする請求項6記載の通信方法。
  8. 前記アクション実行ステップは、前記アクション実行装置が、前記ユーザ設定情報格納ステップにより格納されている前記アクションを実行、または、連絡先端末に前記アクションを実行させるための情報の送信を行うことを特徴とする請求項7記載の通信方法。
  9. 前記ユーザ設定情報は、前記ユーザあるいはそれとは異なる他者から任意に設定されることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の通信方法。
  10. 前記ユーザ設定情報は、端末から任意に設定されることを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の通信方法。
  11. ユーザに対して予め設定された送出条件に基づいてメッセージを周期的に少なくとも3回以上、送出するメッセージ送出手段と、
    前記メッセージ送出手段により送出された各回のメッセージに対する前記ユーザからの返信を確認する返信確認手段と、
    前記返信確認手段により前記返信が確認されない場合、前記メッセージの送出回数に応じて予め設定された前記メッセージの送出回数毎に異なるアクションを実行するアクション実行手段と、
    を有し、前記返信確認手段は、前記メッセージ送出手段によるメッセージ送出からの経過時間を計時するタイマを有し、前記タイマによる経過時間が所定時間に達した場合、前記ユーザからの返信が無いと判定することを特徴とするアクション実行装置。
  12. 前記送出条件と、前記アクションと、からなるユーザ設定情報を格納するユーザ設定情報格納手段を有し、
    前記メッセージ送出手段及び前記アクション実行手段は、前記ユーザ設定情報格納手段に格納されている前記ユーザ設定情報に基づいて処理を実行することを特徴とする請求項11記載のアクション実行装置。
  13. 前記アクション実行手段は、前記ユーザ設定情報格納手段に格納されている前記アクションを実行、または、連絡先端末に前記アクションを実行させるための情報の送信を行うことを特徴とする請求項12記載のアクション実行装置。
  14. 前記ユーザ設定情報は、前記ユーザあるいはそれとは異なる他者から任意に設定されることを特徴とする請求項11から13のいずれか1項に記載のアクション実行装置。
  15. 前記ユーザ設定情報は、端末から任意に設定されることを特徴とする請求項11から14のいずれか1項に記載のアクション実行装置。
  16. ユーザとアクション実行装置とが接続されて成る通信システムにおいて、
    前記アクション実行装置に、前記ユーザに対して予め設定された送出条件に基づいて周期的に少なくとも3回以上、メッセージを送出するメッセージ送出処理と、
    前記メッセージ送出処理により送出された各回のメッセージに対する前記ユーザからの返信を確認する返信確認処理と、
    前記返信確認処理により前記返信が確認されない場合、前記メッセージの送出回数に応じて予め設定された前記メッセージの送出回数毎に異なるアクションを実行するアクション実行処理と、
    を実行させ、前記返信確認処理は、前記メッセージ送出処理によるメッセージ送出からの経過時間を計時し、前記経過時間が所定時間に達した場合、前記ユーザからの返信が無いと判定することを特徴とするアクション実行装置のプログラム。
  17. 前記アクション実行装置に、前記送出条件と、前記アクションと、からなるユーザ設定情報を格納するユーザ設定情報格納処理を実行させ、
    前記メッセージ送出処理及び前記アクション実行処理は、前記ユーザ設定情報格納処理により格納されている前記ユーザ設定情報に基づいて処理を実行することを特徴とする請求項16記載のアクション実行装置のプログラム。
  18. 前記アクション実行処理は、前記ユーザ設定情報格納処理により格納されている前記アクションを実行、または、連絡先端末に前記アクションを実行させるための情報の送信を行うことを特徴とする請求項17記載のアクション実行装置のプログラム。
  19. 前記ユーザ設定情報は、前記ユーザあるいはそれとは異なる他者から任意に設定されることを特徴とする請求項16から18のいずれか1項に記載のアクション実行装置のプログラム。
  20. 前記ユーザ設定情報は、端末から任意に設定されることを特徴とする請求項16から19のいずれか1項に記載のアクション実行装置のプログラム。
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