JP4456942B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置とそこに設置される定着装置とに関し、特に、電磁誘導加熱方式を用いた定着装置及び画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、装置の立ち上がり時間を低減して省エネルギー化することを目的とした、電磁誘導加熱方式を用いた定着装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1等において、電磁誘導加熱方式の定着装置は、主として、加熱ローラ、定着補助ローラ、加熱ローラと定着補助ローラとによって張架された定着ベルト、加熱ローラに定着ベルトを介して対向する誘導加熱部、定着補助ローラに定着ベルトを介して対向する加圧ローラ等で構成される。誘導加熱部は、幅方向(記録媒体の搬送方向に直交する方向である。)に延設されたコイル部や、コイル部に対向するコア等で構成される。
そして、定着ベルトは、誘導加熱部との対向位置で加熱される。加熱された定着ベルトは、定着補助ローラ及び加圧ローラの位置に搬送される記録媒体上のトナー像を加熱して定着する。詳しくは、コイル部に高周波の交番電流を流すことで、コイル部の周囲に磁束が形成されて、加熱ローラ表面に渦電流が生じる。加熱ローラに渦電流が生じると、加熱ローラ自身の電気抵抗によってジュール熱が発生する。このジュール熱によって、加熱ローラに巻装された定着ベルトが加熱される。
このような電磁誘導加熱方式を用いた定着装置は、少ないエネルギー消費で短い昇温時間(立ち上げ時間)にて、定着ベルトの表面温度(定着温度)を所望の温度まで昇温できるものとして知られている。
特開2002−82549号公報
上述した従来の定着装置は、昇温時間を短縮できるものの、装置ごとに昇温時間がばらついてしまう場合があった。定着装置ごとの昇温時間がばらついてしまうと、装置ごとの寿命や消費電力や操作性も変動する可能性がある。
詳しくは、次の通りである。
電磁誘導加熱方式の定着装置では、誘導加熱部と加熱ローラ(発熱体としての定着ベルトが巻装されている。)とのギャップ(クリアランス)が変動すると、定着ベルトの昇温時間も変動する。これは、ギャップが変動することで、加熱ローラ近傍の磁束密度が変動することによる。すなわち、加熱ローラにおいて発生する単位時間当たりのジュール熱が変動するために、定着ベルトの昇温時間が変動する。
ところが、各定着装置において、誘導加熱部と定着ベルト(又は加熱ローラ)とのギャップが一定になるように管理しても、それぞれの昇温時間には機械差が生じてしまう。これは、定着装置を構成する構成部材が、定着装置ごとにばらついているためである。具体的に、定着装置ごとに誘導加熱部、定着ベルト、加熱ローラのインダクタンス特性のばらつきがあるために、装置ごとのギャップのばらつきを抑えても、装置ごとの昇温時間のばらつきを抑えることはできない。
ここで、定着装置ごとのインダクタンス特性のばらつきを抑えるために、インダクタンス特性が同等となる構成部材を選別したり、インダクタンス特性が同等となるように構成部材の精度を高めたりする方策も考えられる。しかし、このような場合には、構成部材の歩留まりが悪くなって、定着装置のコストが高くなるという不具合が発生する。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、比較的低廉かつ簡易な構成で、電磁誘導加熱方式の定着工程における昇温時間のばらつきが少ない、定着装置及び画像形成装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、トナー像を加熱して当該トナー像を記録媒体に定着する定着装置であって、磁束を発生させる誘導加熱部と、前記誘導加熱部に対向するとともに当該誘導加熱部から発生される磁束によって加熱される発熱体と、前記誘導加熱部と前記発熱体とのギャップを可変する可変手段と、を備えた定着装置において、前記可変手段は、前記誘導加熱部と一体的に前記発熱体側に付勢される当接部と、前記発熱体を保持するケースに保持されるとともに前記当接部に当接する位置を可変する可変部と、を備え、前記当接部は、前記誘導加熱部の幅方向両端部にそれぞれ設けられた2つの当接部であって、前記可変部は、前記2つの当接部に当接するそれぞれの位置を一体的に可変し、前記誘導加熱部は、前記2つの当接部が前記可変部に当接するように当該2つの当接部とともに揺動自在に構成されたことを特徴とする
求項2記載の発明は、請求項1に記載の定着装置において、前記発熱体の温度を検知する検知手段を備え、前記検知手段の検知結果に基いて前記ギャップの可変量を求めることを特徴とする
求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の定着装置において、前記発熱体の温度変動を検知する検知手段を備え、前記検知手段の検知結果に基いて前記可変手段を駆動制御することを特徴とする
求項4記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の定着装置において、前記検知手段は、第1の温度から第2の温度まで上昇する時間を検知することを特徴とする
求項5記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の定着装置において、前記検知手段は、所定の温度から所定時間経過したときの上昇温度を検知することを特徴とする
求項6記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の定着装置において、前記発熱体は、加熱ローラと定着補助ローラとに張架された定着ベルトであって、前記加熱ローラは、前記定着ベルトの外周面に対向する前記誘導加熱部に対して当該定着ベルトを介して対向するように配設され、前記定着ベルトは、搬送される記録媒体を加圧する加圧ローラに当接するように配設されたことを特徴とする
求項7記載の発明は、請求項6に記載の定着装置において、前記定着補助ローラは、前記加圧ローラに対して前記定着ベルトを介して当接するように配設されたことを特徴とする
求項8記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の定着装置において、前記発熱体は、搬送される記録媒体を加圧する加圧ローラに当接する定着ローラであって、前記誘導加熱部は、前記定着ローラの外周面に対向することを特徴とする
求項9記載の発明は請求項1〜請求項8のいずれかに記載の定着装置において、前記誘導加熱部はブラケットを介して画像形成装置に設置され、前記ブラケットは前記2つの当接部が前記可変部に当接する方向に画像形成装置に対して揺動自在に構成されていることを特徴とする
求項10記載の発明は、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の定着装置において、前記可変部のうち前記当接部が当接する当接面は幅方向に対して所定の傾斜が設けられ、前記可変部は幅方向に移動することにより前記当接部と当接する位置を可変して、前記ギャップを可変することを特徴とする
求項11記載の発明は、請求項1〜請求項10のいずれかに記載の定着装置において、前記発熱体を備えた、前記誘導加熱部に対して分離可能な定着装置主部を有し、該定着装置主部は、前記誘導加熱部に対し接離方向に着脱可能に像形成装置本体に装着されることを特徴とする。
請求項12記載の発明は請求項1〜請求項11のいずれかに記載の定着装置を備えた画像形成装置にある。
なお、本願において、「幅方向」とは、記録媒体における搬送方向に直交する方向と定義する。
本発明は、誘導加熱部と発熱体とのギャップを可変する可変手段を設けているために、比較的低廉かつ簡易な構成で、電磁誘導加熱方式の定着工程における昇温時間のばらつきが少ない、定着装置及び画像形成装置を提供することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1〜図5にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのレーザープリンタの装置本体、3は画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム18上に照射する露光部、4は装置本体1に着脱自在に設置される作像部としてのプロセスカートリッジ、7は感光体ドラム18上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する転写部、10は出力画像が載置される排紙トレイ、11、12は転写紙等の記録媒体Pが収納された給紙部、13は記録媒体Pを転写部7に搬送するレジストローラ、15は手差し給紙部、19は記録媒体P上の未定着画像を定着する定着装置を示す。
図1を参照して、画像形成装置における、通常の画像形成時の動作について説明する。
まず、露光部3から、画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、プロセスカートリッジ4の感光体ドラム18上に向けて発せられる。感光体ドラム18は図中の反時計方向に回転しており、所定の電子写真プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム18上に画像情報に対応したトナー像が形成される。
その後、感光体ドラム18上に形成されたトナー像は、転写部7で、レジストローラ13により搬送された記録媒体P上に転写される。
一方、転写部7に搬送される記録媒体Pは、次のように動作する。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙部11、12、15のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される(例えば、最上段の給紙部11が選択されたものとする。)。
そして、給紙部11に収納された記録媒体Pの最上方の1枚が、搬送経路Kの位置に向けて搬送される。その後、記録媒体Pは、搬送経路Kを通過してレジストローラ13の位置に達する。そして、レジストローラ13の位置に達した記録媒体Pは、感光体ドラム18上に形成されたトナー像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写部7に向けて搬送される。
そして、転写工程後の記録媒体Pは、転写部7の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置19に達する。定着装置19に達した記録媒体Pは、定着ベルトと加圧ローラとの間に送入されて、定着ベルトから受ける熱と加圧ローラから受ける圧力とによってトナー像が定着される。トナー像が定着された記録媒体Pは、定着ベルトと加圧ローラとの間から送出された後に、出力画像として画像形成装置本体1から排出されて、排紙トレイ10上に載置される。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、画像形成装置本体1に設置される定着装置19の構成・動作について詳述する。
図2に示すように、定着装置19は、定着装置主部20と誘導加熱部24とで構成される。定着装置主部20は、定着補助ローラ21、定着ベルト22(発熱体)、加熱ローラ23、加圧ローラ30、可変部51、テンションローラ33、サーミスタ37等で構成される。誘導加熱部24は、コイル部25(励磁コイル)、コア26(励磁コイルコア)、コイルガイド27等で構成される。
ここで、定着補助ローラ21は、ステンレス鋼等からなる芯金の表面に、シリコーンゴム等の弾性層を形成したものである。定着補助ローラ21の弾性層は、肉厚が1〜5mmで、アスカー硬度が30〜60度となるように形成されている。定着補助ローラ21は、不図示の駆動部によって図2の反時計方向に回転駆動される。
加熱ローラ23は、鉄、コバルト、ニッケル、又は、それらの合金等からなる円筒部を備えている。加熱ローラ23の円筒部は、外径が20mmで、肉厚が1mmとなるように形成されている。加熱ローラ23は、図2の反時計方向に回転する。加熱ローラ23の内部には、フェライト等の強磁性体からなる内部コア28が設置されている。内部コア28は、定着ベルト22を介してコイル部25に対向している。
発熱体としての定着ベルト22は、加熱ローラ23と定着補助ローラ21とに張架・支持されている。また、定着ベルト22の外周面にはテンションローラ33が圧接されていて、定着ベルト22に所定の張力が与えられている。
定着ベルト22は、ニッケル、銀、鉄等の金属からなる発熱層(ベース層)、シリコーンゴム等からなる弾性層(膜厚が100〜1000μmの中間層である。)、フッ素化合物等からなる離型層(膜厚が10〜50μmの表面層である。)等からなる多層構造のエンドレスベルトである。定着ベルト22の離型層によって、トナーTに対する離型性が担保されている。
なお、定着ベルト22の発熱層として、フッ素系樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、PEEK樹脂、PES樹脂、PPS樹脂等の樹脂層とニッケル等の金属層との複数層構造体を用いることもできる。
加圧ローラ30は、アルミニウム、銅等からなる円筒部材上にフッ素ゴム、シリコーンゴム等の弾性層が形成されたものである。加圧ローラ30の弾性層は、肉厚が0.5〜2mmで、アスカー硬度が60〜90度となるように形成されている。加圧ローラ30は、定着ベルト22を介して定着補助ローラ21に圧接している。そして、定着ベルト22と加圧ローラ30との当接部(定着ニップ部である。)に、記録媒体Pが搬送される。
一方、誘導加熱部24のコイル部25は、加熱ローラ23に巻装された定着ベルト22の外周部を覆うように、細線を束ねたリッツ線を巻回して幅方向(図2の紙面垂直方向である。)に延設したものである。コイルガイド27は、耐熱性の高い樹脂材料等からなる半円筒状部材であって、コイル部25を保持する。コア26は、フェライト等の強磁性体(比透磁率が2500程度である。)からなる半円筒状部材であって、センターコア26aやサイドコア26bが設けられている。コア26は、幅方向に延設されたコイル部25に対向するように設置されている。
ここで、本実施の形態1では、誘導加熱部24と定着ベルト22(又は加熱ローラ23)とのギャップGが、可変手段によって可変できるように構成されている。これについては、後で詳しく説明する。
なお、定着ベルト22の内周面には、検知手段としてのサーミスタ37が当接されている。サーミスタ37は、熱応答性の高い感温素子であって、定着ベルト22における内周面の温度を検知する。そして、サーミスタ37による検知結果に基いて、誘導加熱部24による加熱量を調整したり、後述するギャップGの可変量決定をおこなったりする。
また、図示は省略するが、加熱ローラ23の外周面には、サーモスタットが当接されている。そして、加熱ローラ23上の表面温度が所定の温度を超えた場合には、サーモスタット37によって誘導加熱部24への通電が切断される。これにより、誘導加熱部24による加熱ローラ23の過熱が制限される。
このように構成された定着装置19は、次のように動作する。
定着補助ローラ21の回転駆動によって、定着ベルト22は図2中の矢印方向に周回するとともに、加熱ローラ23も反時計方向に回転して、加圧ローラ30も矢印方向に回転する。定着ベルト22は、誘導加熱部24との対向位置で、誘導加熱部24から発生される磁束によって加熱される。
詳しくは、不図示の電源部からコイル部25に10kHz〜1MHzの高周波交番電流を流すことで、コア26と内部コア28との間に磁力線が双方向に交互に切り替わるように形成される。このように交番磁界が形成されることで、加熱ローラ23表面と定着ベルト22の発熱層とに渦電流が生じて、加熱ローラ23及び発熱層の電気抵抗によってジュール熱が発生して、加熱ローラ23及び発熱層が加熱される。こうして、定着ベルト22は、発熱した加熱ローラ23から受ける熱と、自身の発熱層の発熱と、によって加熱される。
その後、誘導加熱部24によって加熱された定着ベルト22表面は、加圧ローラ30との当接部に達する。そして、搬送される記録媒体P上のトナー像Tを加熱して溶融する。
詳しくは、先に説明した作像プロセスを経てトナー像Tを担持した記録媒体Pが、ガイド板に案内されながら定着ベルト22と加圧ローラ30との間に送入される(矢印Y1の搬送方向の移動である。)。そして、定着ベルト22から受ける熱と加圧ローラ30から受ける圧力とによってトナー像Tが記録媒体Pに定着されて、記録媒体Pは定着ベルト22と加圧ローラ30との間から送出される。
定着位置を通過した定着ベルト22表面は、その後に再び誘導加熱部24との対向位置に達する。
このような一連の動作が連続的に繰り返されて、画像形成プロセスにおける定着工程が完了する。
次に、図2〜図5にて、本実施の形態1において特徴的な、ギャップGの可変手段に係わる構成・動作について、詳しく説明する。
図2に示すように、本実施の形態1における定着装置19は、定着装置主部20と誘導加熱部24とに分離可能に構成されている。
定着装置主部20は、画像形成装置本体1に対して、矢印Y20方向から装着される。画像形成装置本体1には係止部41、42が設けられていて、この係止部41、42に装置主部20のケース上に固設された位置決めピン34、35が係合する。これによって、画像形成装置本体1における定着装置主部20の位置が定まる。
誘導加熱部24は、画像形成装置本体1に固設された基準ピン29を中心にして、矢印Y24方向に揺動自在に支持される。
図2及び図3を参照して、誘導加熱部24の上方であって幅方向中央には、装置主部20側に突出する当接部45が設けられている。なお、図3は、図2の定着装置19を上方からみた上面図である。
また、誘導加熱部24の幅方向両端には、それぞれ、スプリング46が設置されている。このスプリング46の付勢力によって、誘導加熱部24は、基準ピン29を中心にした回転方向(矢印Y24方向である。)に沿って、定着装置主部20側に付勢される。
そして、装置主部20側に付勢された誘導加熱部24の当接部45が、装置主部20のケース上に設置された可変部51に当接する。これにより、装置主部20に対する誘導加熱部24の位置が定まる。すなわち、誘導加熱部24と対向する定着ベルト22とのギャップGが定まる。
ここで、図3を参照して、装置主部20の可変部51は、装置主部20に対する誘導加熱部24の位置(又は、ギャップG)を可変できるように構成されている。
具体的に、可変部51には、当接部45に当接する当接面51a、幅方向を長手方向とする長穴53、長穴53に挿設される固定ねじ56、可変量の目安となる目盛54等が形成されている。
可変部51の当接面51aは、幅方向に対して所定の傾斜が設けられている。固定ねじ56は、長穴53を介して、装置主部20のケースに設けられためねじ部に螺合可能に形成されている。また、図示は省略するが、装置主部20のケース上には、可変部51の姿勢を規制する突起部が設けられている。このような構成によって、固定ねじ56の螺合をゆるめた状態(仮締め状態である。)で、可変部51は、図3中の両矢印Y51方向にスライド移動可能になる。可変部51が両矢印Y51方向にスライド移動することで、誘導加熱部24の当接部45に当接する当接面51aの当接位置が変動して、装置主部20に対する誘導加熱部24の位置(又は、ギャップG)が可変される。
可変部51の幅方向の位置が決定されたら、固定ねじ56をめねじ部に螺合する(本締めする。)。これにより、装置主部20に対する誘導加熱部24の位置(又は、ギャップG)が定められる。
なお、装置主部20のケース上には、シルク印刷等によって指針55が形成されている。この指針55と、可変部51に等間隔に形成された複数の目盛54と、の位置を確認しながら可変部51をスライド移動させることで、ギャップGの可変作業が効率化される。
図4にて、ギャップGの可変調整をおこなうときの作業手順について説明する。ここでは、製造時やメンテナンス時における作業者による手動調整について説明するが、後述するように自動調整も可能である。
まず、定着装置20における昇温時間T1の測定がおこなわれる(ステップS1)。具体的には、定着装置20を起動して、定着ベルト22の温度が40℃(第1の温度)から140℃(第2の温度)まで上昇する時間T1が、検知手段として機能するサーミスタ37及びCPUによって検知される。ここで、サーミスタ37で検知する第1の温度を40℃としたのは、室温変化による測定値(昇温時間T1)への影響を排除するためである。
その後、ステップS1で求めた昇温時間T1と、予め定められた目標昇温時間T0と、の差ΔT(=T1−T0)をCPUにて算出する(ステップS2)。
そして、ステップS2で求めた昇温時間差ΔTを、図5に示すテーブルのデータと照合して、ギャップGの可変量を決定する(ステップS3)。ここで、図5に示すテーブルは、昇温時間差ΔTと可変部51の目盛54との関係を示すもので、予め画像形成装置本体1内のメモリに記憶されている。
その後、ステップS3で求められたギャップの可変量(目盛の値)は、画像形成装置本体1の表示部(不図示である。)に表示される(ステップS4)。
作業者は、この表示に従い、上述した可変部51の調整をおこなう。例えば、図5を参照して、昇温度差ΔTが12℃であると検知された場合には、表示部に目盛54の位置を「2」にする旨の表示がされる。そして、「2」の目盛54の位置を指針55に合わせるように、可変部54を移動させる。すなわち、インダクタンス特性のばらつきによって昇温時間が長くなっているために、ギャップGが小さくなるように調整して、所望の昇温時間T0となるようにする。
なお、本実施の形態1では、定着ベルト22の温度が40℃から140℃に上昇する昇温時間T1を検知して、これを目標昇温時間T0と比較することで、ギャップ可変量を求めた。これに対して、定着ベルト22の温度が所定温度(例えば、40℃である。)に達してから所定時間が経過したときの昇温温度を検知して、これを目標昇温温度と比較することで、ギャップ可変量を求めることもできる。
また、本実施の形態1では、サーミスタ37を定着ベルト22の内周面に当接させたが、定着ベルト22の外周面に当接させることもできる。また、検知手段として非接触型の温度センサを用いることもできる。
また、本実施の形態1では、上述のギャップ可変調整を手動でおこなったが、自動でおこなう場合には、定着装置20に自動調整機構を設けるとともに、図4のステップS4にてギャップ可変量に基いて自動調整機構を駆動制御することになる。
以上説明したように、本実施の形態1では、誘導加熱部24と定着ベルト22とのギャップGを可変する可変手段(可変部51、当接部45、スプリング46等の部材である。)を設けている。そして、定着ベルト22の温度変動(昇温時間)に基いて可変手段を調整している。これにより、定着装置20ごとのインダクタンス特性がばらつく場合であっても、定着装置20ごとの昇温時間のばらつきを少なくすることができる。
なお、本実施の形態1では、加圧ローラ30が定着ベルト22を介して定着補助ローラ21に当接するように、定着装置20を構成した。これに対して、加熱ローラ23(又は定着補助ローラ21)から定着補助ローラ21(又は加熱ローラ23)に至る定着ベルト22表面に加圧ローラ30が当接するように、定着装置20を構成することもできる。このような定着装置に対しても、誘導加熱部24と定着ベルト22とのギャップGを可変する可変手段を設けることで、本実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態1では、加熱ローラ23内部に内部コア28を設置したが、内部コア28の設置を省くこともできる。この場合にも、本実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
図6にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図6は、実施の形態2の定着装置19における可変手段近傍を示す部分拡大図であって、前記実施の形態1における図3に示すスプリング46近傍に相当する図である。本実施の形態2の定着装置19は、可変手段が自動調整に対応した構成になっている点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
図6に示すように、誘導加熱部24は、スプリング46によって定着装置主部20側に付勢されている。そして、誘導加熱部24のケースの一部が、当接部として、装置主部20のおねじ部61に当接する。
装置主部20には、自動調整機構としての、おめじ部61、ギア62〜64、モータ65が設置されている。
モータ65が駆動されると、モータ軸に設置されたギア64に噛合する2段ギアの第1ギア63Bに駆動力が伝達される。そして、その駆動力は、2段ギアの第2ギア63Aに噛合するギア62に伝達される。このギア62に一体的に固設された軸部には、おねじ部61が形成されている。このおねじ部61は、装置主部20のケース20aに設けられためねじ部に螺合する。
このような構成によって、モータ65のモータ軸が所定方向に回動することで、おねじ部61の先端部がギア62とともに図6の矢印方向に移動する。こうして、おねじ部61の先端部に当接する誘導加熱部24の位置が可変されて、ギャップGの調整がおこなわれる。
具体的には、前記実施の形態1と同様に、サーミスタ37及びCPUにて昇温時間差ΔTを求めてギャップ可変量を決定する。そして、決定したギャップ可変量に基いて、モータ65の回転方向と回転時間(回転角度)とを駆動制御する。こうして、誘導加熱部24と定着ベルト22とのギャップGは、自動調整される。
以上説明したように、本実施の形態2では、誘導加熱部24と定着ベルト22とのギャップGを自動可変する可変手段(可変部61〜65、誘導加熱部の当接部、スプリング46等の部材である。)を設けている。そして、定着ベルト22の温度変動(昇温時間)に基いて可変手段を自動調整している。これにより、定着装置20ごとのインダクタンス特性がばらつく場合であっても、定着装置20ごとの昇温時間のばらつきを少なくすることができる。
実施の形態3.
図7及び図8にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図7は、実施の形態3の定着装置19における誘導加熱部24を示す概略斜視図である(コイル部25等の図示は省略されている。)。図8は、実施の形態3の定着装置を上方からみた上面図であって、前記実施の形態1における図3に相当する図である。本実施の形態3の定着装置19は、幅方向のギャップGの偏差をも可変できる点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
図7に示すように、本実施の形態3の誘導加熱部24は、ブラケット75を介して、画像形成装置本体1に設置される。ブラケット75の両端には穴75aが設けられていて、この穴75aに誘導加熱部24の側面70に起立する軸部71が挿設される。ブラケット75は、幅方向中央の段ねじ76によって、図7の両矢印方向に揺動自在に画像形成装置本体1に支持される。このような構成によって、誘導加熱部24は、スプリング46によってブラケット75の穴75aを中心にして装置主部20側に付勢されるとともに、段ねじ76を中心にして図7の両矢印方向に揺動自在に支持されることになる。
また、図8を参照して、誘導加熱部24の幅方向両端部には、それぞれ当接部45が設けられている。
一方、定着装置主部20のケース上には、誘導加熱部24の2つの当接部45に当接する可変部51A、51Bが設けられている。2つの可変部51A、51Bは一体的に形成されていて、それぞれ当接部45に当接する傾斜のある当接面が設けられている。また、一体化された2つの可変部51A、51Bには、前記実施の形態1と同様に、長穴53、固定ねじ56、目盛54等が形成されている。
このような構成によって、2つの固定ねじ56の螺合をゆるめた状態で、可変部51A、51Bは、図8中の両矢印Y51方向に一体的にスライド移動可能になる。可変部51A、51Bが両矢印Y51方向にスライド移動することで、当接部45に当接する当接面の当接位置が変動する。このとき、誘導加熱部24は、図8の両矢印方向に揺動自在に構成されているために、2つの当接部45がともに可変部51A、51Bに確実に当接することになる。すなわち、2つの当接部45のうち一方が可変部に当接しない現象(片当りである。)が抑止される。
このようにして、可変部51A、51Bの幅方向の位置が決定されたら、固定ねじ56を本締めする。これにより、装置主部20に対する誘導加熱部24の位置(又は、ギャップG)が定められる。
本実施の形態3においては、幅方向両端部に可変部51A、51Bを設置するとともに、2つの可変部51A、51Bに追従して2つの当接部45が当接するように誘導加熱部24を揺動自在に構成している。これによって、誘導加熱部24と定着ベルト22とのギャップGを、幅方向において均一化することができる。すなわち、定着ベルト22の幅方向の温度分布を均一化することができる。したがって、ギャップGが幅方向に不均一であるときに生じる、定着性の不均一を抑止することができる。
なお、本実施の形態3においても、前記実施の形態1と同様の手順で、ギャップGの調整をおこなう。
具体的には、サーミスタ37及びCPUにて昇温時間差ΔTを求めてギャップ可変量を決定する。そして、決定したギャップ可変量に基いて、手動で可変部51A、51Bの位置を調整する。こうして、誘導加熱部24と定着ベルト22とのギャップGが調整される。
以上説明したように、本実施の形態3では、誘導加熱部24と定着ベルト22とのギャップGを可変する可変手段(可変部51A、51B、当接部45、スプリング46等の部材である。)を設けている。そして、定着ベルト22の温度変動(昇温時間)に基いて可変手段を調整している。これにより、定着装置20ごとのインダクタンス特性がばらつく場合であっても、定着装置20ごとの昇温時間のばらつきを少なくすることができる。
実施の形態4.
図9にて、この発明の実施の形態4について詳細に説明する。
図9は実施の形態4の定着装置19を示す断面図である。本実施の形態4の定着装置19は、発熱体として定着ローラ31を用いている点が、発熱体として定着ベルト22を用いている前記実施の形態1のものとは相違する。
図9に示すように、本実施の形態4の定着装置19は、主として、定着ローラ31(発熱体)、加圧ローラ30、誘導加熱部24等で構成される。
定着ローラ31は、円筒形状であって、鉄等からなる発熱層(基体)、シリコーンゴム等からなる弾性層、フッ素化合物等からなる離型層、等で構成される。定着ローラ31内には、前記実施の形態1の加熱ローラ23と同様に、内部コア28が設置されている。
定着ローラ31の外周面に対向する誘導加熱部24は、前記実施の形態1と同様に、コイル部25、コア26等からなる。そして、コイル部25に交番電流が供給されることで、コア26と内部コア28との間に磁束が形成されて、電磁誘導により定着ローラ31が加熱される。このようにして、加熱された定着ローラ31は、図9の破線矢印Y1方向に搬送される記録媒体P上のトナー像Tを加熱して記録媒体Pに定着する。
本実施の形態4の定着装置20においても、誘導加熱部24と定着装置主部20とが前記実施の形態1と同様に構成され動作する。
すなわち、定着ローラ31表面に当接するサーミスタ37と、CPUと、によって昇温時間差ΔTが求められて、ギャップ可変量が決定される。そして、決定したギャップ可変量に基いて、可変部51の位置が調整される。こうして、誘導加熱部24と定着ローラ31とのギャップが調整される。
以上説明したように、本実施の形態4では、誘導加熱部24と定着ローラとのギャップを可変する可変手段(可変部51、当接部45、スプリング46等の部材である。)を設けている。そして、定着ローラ31の温度変動(昇温時間)に基いて可変手段を調整している。これにより、定着装置20ごとのインダクタンス特性がばらつく場合であっても、定着装置20ごとの昇温時間のばらつきを少なくすることができる。
なお、本実施の形態4では、定着ローラ31内部に内部コア28を設置したが、内部コア28の設置を省くこともできる。この場合にも、本実施の形態4と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、上記各実施の形態の中で示唆した以外にも、上記各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。 図1の画像形成装置に設置される定着装置を示す断面図である。 図2の定着装置を示す上面図である。 図2の定着装置における、ギャップ可変調整の作業手順を示すフローチャートである。 図4のフローで用いられるテーブルを示す図である。 この発明の実施の形態2における定着装置の可変手段近傍を示す部分拡大図である。 この発明の実施の形態3における定着装置の誘導加熱部を示す概略斜視図である。 図7の定着装置を示す上面図である。 この発明の実施の形態4における定着装置を示す断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体(装置本体)、
19 定着装置、 20 定着装置主部(装置主部)、
20a ケース、 21 定着補助ローラ、
22 定着ベルト(発熱体)、 23 加熱ローラ、
24 誘導加熱部、 25 コイル部、 26 コア、 26a センターコア、
26b サイドコア、 27 コイルガイド、 28 内部コア、
29 基準ピン、 30 加圧ローラ、 31 定着ローラ(発熱体)、
34、35 位置決めピン、 37 サーミスタ(検知手段)、
41、42 係止部、 45 当接部、 46 スプリング、
51、51A、51B 可変部、 53 長穴、 54 目盛、 55 指針、
56 固定ねじ、 61 おねじ部、 62〜64 ギア、 65 モータ、
70 側面、 71 軸部、 75 ブラケット、 76 段ねじ。

Claims (12)

  1. トナー像を加熱して当該トナー像を記録媒体に定着する定着装置であって、
    磁束を発生させる誘導加熱部と、
    前記誘導加熱部に対向するとともに当該誘導加熱部から発生される磁束によって加熱される発熱体と、
    前記誘導加熱部と前記発熱体とのギャップを可変する可変手段と、
    を備えた定着装置において、
    前記可変手段は、前記誘導加熱部と一体的に前記発熱体側に付勢される当接部と、前記発熱体を保持するケースに保持されるとともに前記当接部に当接する位置を可変する可変部と、を備え、
    前記当接部は、前記誘導加熱部の幅方向両端部にそれぞれ設けられた2つの当接部であって、前記可変部は、前記2つの当接部に当接するそれぞれの位置を一体的に可変し、
    前記誘導加熱部は、前記2つの当接部が前記可変部に当接するように当該2つの当接部とともに揺動自在に構成されたことを特徴とする定着装置。
  2. 前記発熱体の温度を検知する検知手段を備え、
    前記検知手段の検知結果に基いて前記ギャップの可変量を求めることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記発熱体の温度変動を検知する検知手段を備え、
    前記検知手段の検知結果に基いて前記可変手段を駆動制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記検知手段は、第1の温度から第2の温度まで上昇する時間を検知することを特徴とする請求項2 又は請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記検知手段は、所定の温度から所定時間経過したときの上昇温度を検知することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の定着装置。
  6. 前記発熱体は、加熱ローラと定着補助ローラとに張架された定着ベルトであって、
    前記加熱ローラは、前記定着ベルトの外周面に対向する前記誘導加熱部に対して当該定着ベルトを介して対向するように配設され、
    前記定着ベルトは、搬送される記録媒体を加圧する加圧ローラに当接するように配設されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の定着装置。
  7. 前記定着補助ローラは、前記加圧ローラに対して前記定着ベルトを介して当接するように配設されたことを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  8. 前記発熱体は、搬送される記録媒体を加圧する加圧ローラに当接する定着ローラであって、
    前記誘導加熱部は、前記定着ローラの外周面に対向することを特徴とする請求項1〜請
    求項5のいずれかに記載の定着装置。
  9. 前記誘導加熱部はブラケットを介して画像形成装置に設置され、前記ブラケットは前記2つの当接部が前記可変部に当接する方向に画像形成装置に対して揺動自在に構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の定着装置。
  10. 前記可変部のうち前記当接部が当接する当接面は幅方向に対して所定の傾斜が設けられ、前記可変部は幅方向に移動することにより前記当接部と当接する位置を可変して、前記ギャップを可変することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の定着装置。
  11. 前記発熱体を備えた、前記誘導加熱部に対して分離可能な定着装置主部を有し、該定着装置主部は、前記誘導加熱部に対し接離方向に着脱可能に像形成装置本体に装着されることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の定着装置。
  12. 請求項1〜請求項11のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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