JP4456885B2 - 計測システムおよび受信機 - Google Patents

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Description

この発明は自転車などの集団レースの計測システムおよび受信機に関し、特に正確なゴール時刻を検出できる計測システムおよび受信機に関する。
図11は自転車競技におけるゴール地点の詳細を示す図である。図11を参照して、競技用自転車100には、IDタグ140のアンテナコイル141が走行方向に対して垂直方向に取付けられ、この状態で、ゴールライン201の前後に敷設されたトリガー線202および203を通過する。このとき、IDタグ140がトリガー線202と203との間で起動されて、その通過時を検出するデータを送信し、データ受信機210が受信する。データ受信機210は、受信データを管理コンピュータ220へ送信し、そこで全参加者のゴール通過時刻を管理する。
図12はIDタグ140のアンテナコイル141の移動状態とトリガー線202および203の作る磁気フィールド102および103との関係を示す図である。図11および図12を参照して、IDタグ140のアンテナコイル141は、相互に電流の流れる方向が異なるトリガー線202および203の作る磁気フィールド102および103に対して垂直にアンテナコアコイル141を配置した状態で図中矢印A方向に移動する。図中104は磁気のレベルを示すグラフであり、トリガー線202および203のちょうど中間で磁気の最高レベルがくるようになっている。磁気の最高レベルをはさんでIDタグ140は起動され、ID番号を含むデータを図中矢印Bで示す方向に何度か発信する。データ受信器210は、IDタグ140からのIDの発信の最初と最後の時刻を計測し、その平均値を算出し、それが最大レベルを通過する時間と考えて、それをゴール時間として検出し、それを管理コンピュータ220へ送信してゴール時間の管理を行っている。
従来の計測システムにおいては上記のようにしてゴール時間を検出していた。しかしながら、IDタグ140のID番号の発信の最初と最後の時刻が確実に検出されているかというと、現実にはそうではなく、最初の発信時刻または最後の発信時刻が検出できているかどうかは不明であり、正確なゴール時刻を検出できないという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、競技者のゴール時刻を正確に検出できる計測システムおよび受信機を提供することを目的とする。
この発明にかかる計測システムは、水平方向に相互に間隔をあけて配置され、相互に逆位相に電流が流される第1および第2のトリガー線を含み、第1および第2トリガー線によって、その中心部に水平方向の磁力が打ち消されたヌル点が形成され、所定のID番号を有し、第1および第2トリガー線上をアンテナコイルを水平に保持した状態で水平方向に移動するIDタグとを含み、IDタグは、ヌル点を検出するヌル点検出手段と、ヌル点検出手段がヌル点を検出したとき、自分のID番号を含むID情報を発信する発信手段とを含み、発信手段の発信したID情報を受信する受信機とを含む。
好ましくは、ID情報は、ID番号と、ヌル点検出からの送信回数とを含む。
さらに好ましくは、発信手段は、所定の時間ごとにID情報を複数回送信する。
さらに好ましくは、所定の時間はIDタグごとに予め定められる。
さらに好ましくは、第1および第2のトリガー線の対は複数設けられ、複数のトリガー線の各々の相互の間隔はそれぞれ異なり、電流量も異なる。
この発明の他の局面によれば、受信機は、所定のトリガー信号を発信するトリガー信号発信手段と、トリガー信号によって起動され、所定のヌル点を検出して所定のID情報を所定の間隔で複数回発信するIDタグからのID情報を受信する、受信手段とを含み、IDタグ情報は、IDタグのID番号とID番号の送信回数を示すカウント値を含み、IDタグ情報からIDタグのヌル点検出時刻を演算する手段と含む。
IDタグは、第1および第2トリガー線の中心部で水平方向の磁力が打ち消されたヌル点を検出する検出手段を有し、ヌル点を検出したとき、自分のID番号を含むID情報を発信し、これを受信機が受信してIDタグのゴールを検出する。所定のヌル点の通過時をゴール時点として検出するため、競技者のゴール時刻を正確に検出できる計測システムが提供できる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
まず、この発明の原理について説明する。図1はこの発明の原理を説明するための図であり、平面51の上にトリガー線52(図面の手前側へ電流が流れている)とトリガー線53(図面の奥側へ電流が流れている)とが置かれており、そこへ図中矢印A方向に、水平方向のアンテナコイル11を有するIDタグが通過する状態を示す図である。IDタグはアンテナコイル11とフェライト12とを含み、その具体的な構成は後述する。
ここでは、トリガー線52、53に流れる電流を直流として説明するが、交流信号を用いて、逆位相の電流を流すようにしてもよい。
このとき、トリガー線52および53によって、図中太線で示す方向に磁界が生じ、図中格子で示す範囲においてアンテナコイル11に電圧が生じる。しかし、トリガー線52と53との中央部では、トリガー線52と53の磁力の水平方向成分が打ち消されて垂直成分のみになってしまう。この水平方向成分が無くなったこの点を「ヌル点」50と呼ぶ。ヌル点50は、実際には点ではなく線となって図中矢印Bで示すように、上方へ連続している。トリガー線52、53が平行に紙面の奥へと連続する場合は線が面となる。この面をうまく利用すれば、トリガー線52と53との中点の矢印Bと平面51の交点を通る面をゴールラインとして、ヌル点50を基準とするゴールの面を作成できる。
すなわち、図1に示すように、アンテナコイル11を水平方向に保持されたIDタグを有する競技者がトリガー線で夾まれたゴールラインに到着すると、そのヌル点50の通過時を検出することによってそのゴール時刻を測定することが可能になる。
なお、図1において、IDタグがヌル点50に近づく側のトリガー線52で形成される磁界を立ち上がり磁界24といい、ヌル点50を通過後のトリガー線53で形成される磁界を送信磁界25という。IDタグは、立ち上がり磁界24において後に説明するヌル点検出の準備を行い、送信磁界25においてヌル点の検出時刻とともに自分の有するID番号を図示のない受信器に送信する。
次にIDタグについて説明する。図2は、IDタグ10の構成を示すブロック図である。図2を参照して、IDタグ10は、上記した、トリガー信号を検出するアンテナコイル11と、アンテナコイル11に接続されたトリガー信号検出部15と、ヌル点50を検出するトリガーヌル検出部16と、所定のIDを記憶するとともに、IDタグ10全体を制御するマイコン20と、マイコン20によって制御される周波数制御部17、発振/変調部18および出力部19と、出力部19に接続された送信アンテナ21とを含む。IDタグ10は、後に説明する所定の方法で、ヌル点検出部16で検出されたヌル点検出時を基準に、所定のID番号を送信アンテナ21によって外部へ送信する。
また、IDタグ10は外部からのトリガー信号を受けて図示のないスイッチをONし、内蔵する電池14からの電源を駆動源とする形式である。また、この実施の形態においては、IDタグ10は、電池14の充電回路13や内蔵電池14の電源制御部22を有している。しかしながら、IDタグ10は、外部から電源を受けるパッシブ形式であってもよい。
次にIDタグ10の動作について説明する。図3はIDタグ10の動作を示すフローチャートである。図1〜図3を参照してIDタグ10は、過去の一定時間以内にトリガー線52,53による磁界を検出していない場合(すなわち、競技者がスタートしてゴールに近づくまで)はスタンドバイ状態にある(ステップS11、以下、ステップを省略する)。
IDタグ10には所定のタイムアウト時間が設定されており、トリガー線52,53によるトリガー磁界を検出してから所定の時間内に上記したトリガーのヌル点50を検出しなければ、検出したトリガー磁界はゴールを示すトリガー線52,53からの磁界ではないと判断するようになっている。
IDタグ10がトリガー線52に近づき、立ち上がり磁界24(ゴール前の幅1m程度のエリア)を検出すれば(S12でY)、トリガー磁界がある場合は(S13でY)、ヌル点50が現れるのを待つ。なお、磁界を喪失したり(S13でN)、ヌル点が検出できなかったとき(S14でN)は、送信をあきらめてスタンバイに戻る(S11)。すなわち、立ち上がり磁界24は、IDタグ10をスタンバイ状態から起こし、ヌル点50を検出する準備待機状態に移す。
ヌル点50を検出すると(S14でY)、IDタグ10は内蔵するタイマーをリセットし(S15)、カウントを開始し、所定のカウントに達するまでに、送信周波数のセット(S16)やPLL回路の立ち上げ(S17)やデータのセットなどの送信データの準備を行う(S18)。なお、送信データの準備は、電池情報の検出(S19)、送信遅延カウンタのセット(S20)および送信カウンタ1のセット(S21)を含む。
送信データの準備ができると、カウンタが所定のカウント(遅延カウンター-=0)に達したらセットしたデータ(ID番号と送信カウンタの値)で信号を送信する(S22)。これが1回目のデータの送信になる。
その後、遅延カウンタを確認して、データの送出を連続して行う(S23)。すなわち、ヌル点50を通過後各IDタグ10によって定められた所定の間隔で、続けて16回までデータを送信する(S23〜S25)。16回の送信後スタンバイ状態に戻る(S11)。
なお、この所定の間隔は各IDタグ10ごとに予め定められており、たとえば、10mSから30mSである。また、この間隔はID番号からデータテーブルを参照して取得できる時間に応じた遅れで追加してIDタグ10は1回目以降、IDにカウントを付加させたデータを出力する。
以上のように、IDタグ10は、データ送信時にID番号とともに何回目の送信であるかが分かるカウントのデータ(カウント値)を付与して送信する。これにより受信機30は以下に示す演算を行うことによって過去にさかのぼりヌル点を通過した時間を計算できる。すなわち、受信機30は、16回のうち一度でも受信に成功すれば、そのIDタグ10のゴール時刻の計測に成功することになる。
次にヌル点50の検出方法について説明する。ヌル点50は概念上は明確であるが、ここでは、トリガー線の位置、トリガー線に流れる電流、IDタグ10の垂直方向の高さ等を仮定して、2つのトリガー線による合成磁界のシミュレーションを行った。
図4は、所定の条件でシミュレーションを行った場合の2つのトリガー線による合成磁界を真数表示した場合のグラフであり、図5は、図4の合成磁界を用いて、IDタグ10を移動させた時の真数表示のヌルポイントを拡大表示した場合の図である。図5において、横軸は距離(m)を表し、縦軸は磁界に比例する量の相対値である。
図5を参照して、真数表示においては、X軸を切る前後のプラスマイナス20程度の範囲内をヌル点通過時と判断するのが好ましい。
次にヌル点検出の別の方法について説明する。図6は、アンテナコイルの検出する磁界の強度の表示を対数表示に変えた場合を示す図である。図6を参照して、この場合は、ヌル点の前後で大きくデータ値が変っているため、検出が容易である。すなわち、この場合においては、たとえば、10を境界としてヌル点を判断すれば十分である。
次に受信機30の構成について説明する。図7は受信機30の構成を示すブロック図である。図7を参照して、受信機30は、それぞれが図示の無いアンテナを介して、IDタグ10からのID番号とカウント値とを受信する受信ユニット31a,31b、・・・31nと、受信ユニット31a,31b、・・・31nに接続されたデータ処理部32と、受信機30全体を制御するマイコン33と、マイコン33に接続され、受信したデータを一時的に保持するデータバッファ34、IDタグ10に対してトリガー信号を出力するトリガー信号生成部36、データを図示のない外部の管理用パソコンへ出力するデータ出力部40および受信したデータ等を表示する表示部35とを含む。マイコン33は計時機能を有し、正確な現在時刻を検出可能である。
トリガー信号生成部36はトリガー出力を行うトリガー出力部39を有するトリガーユニット37とトリガー信号のレベルを調整するトリガーレベル調整部38とに接続されている。
次に、受信機30のデータ検出動作について説明する。図8は受信機の動作を示すフローチャートである。図8を参照して、受信機30は、複数の受信ユニット31a〜31nでそれぞれのIDタグ10からのヌル点50およびカウント値を受信する(S31)。次いでそれぞれのデータについて同期を検出し(S32)、受信データからゴール時刻データへのデータ変換を行う(S33)。この変換されたデータに誤りが無いかどうかを検出後(S34)、変換データに基づいて時刻データを付与する(S35)。
S35の時刻データの付与においては、まず受信データからID番号を抽出する(S36)。そして、そのID番号より、そのIDタグ10に固有の遅延時間Tを算出する。このIDと遅延時間の対応データは図示のないデータテーブルに格納されている。次いで、受信データから遅延カウンタCを抽出し、C×Tで遅延時間を演算する(S38、S39)。次にゴール時間を時刻=現在時間−遅延時間で計算し、ID番号に計算で得られた時刻を付与する(S40、S41)。ここまでの処理は図8に示すように、各受信データごとに行われる。
次いで、データを統合し、同一データを廃棄し、得られたデータをデータバッファ34に格納する。その後、データバッファ34に格納されたデータをデータ出力部43から図示のない外部の管理コンピュータへ送信する。
なお、受信機30はIDタグ10を起動させるためのトリガー信号をトリガー出力部39から出力する。それによって、上記したように、IDタグ10は内蔵の電池14とマイコンとの間を遮断しているスイッチがONされ、内蔵の電池14から電源がマイコンに与えられ、上記したIDタグ10に固有のID番号とヌル点検出からのカウンタ値とを出力する。
次にこの発明の実施の形態におけるコイル線の配置方法についての他の実施の形態について説明する。図9はこの実施の形態における、トリガー線の配置平面図(A)と、その場合の各位置における検出レベルの実験結果を示す図である。この場合、IDタグ10は図中矢印方向に移動する。図9を参照して、この例においては、トリガー線44をゴールライン45の前後に5周させ、それぞれを、外側からecm、dcm、ccm、bcm、acm(a<b<c<d<e)の範囲で夾むようにした。その結果、ゴールライン45前の立ち上がり磁界領域46およびゴールライン45後の送信磁界領域47において、ゴールライン45の前後を除いて全体的にフラットな検出領域が得られるとともに、ゴールライン45の前後acm(好ましくは、幅10cm以下)の範囲でヌル点50において大きな検出レベル差(好ましくは30dB以上)の差が得られるため、より正確なゴール時間を知ることができる。
なお、この実施の形態においては、トリガー線44を1本の線で形成しているが、これに限らず、各トリガー線を別体としてもよい。
また、トリガー線44をゴールライン45の前後に周回する回数は任意の数でもよい。
次にこの発明の他の実施の形態について説明する。先の実施の形態においては、ヌル点の検出後、所定の時間をおいてからヌル点検出データを発信したが、この実施の形態においては、ヌル点検出と同時にヌル点検出データを発信する。
図10は、この実施の形態におけるIDタグの動作モードを示すフローチャートである。図10を参照して、この実施の形態においては、図3に示したフローチャートに対して、トリガー磁界の検出、すなわち、S11およびS12までは同じであるが、その次に、立ち上がり磁界24でヌル点50の検出のための待機状態に移行する。すなわち、S50において、図3のS16〜S21の処理が行われる点が異なる。
その後、タイムアウトにならずにトリガーヌル点を検出すれば(S58でN,S59でY)、第1回目のデータを送出し、送信遅延カウンタをセットし送信カウンタセットを行う(S60−S62)。S58でタイムアウトになれば、S11へ戻り、S59でトリガーヌル点を検出できなかったときはS58へ戻る。
その後、トリガー磁界の検出が続けば(S63でY)、先の実施の形態と同様に16回までデータの送信を続ける(S64、S65、S67)。S63でトリガー磁界を検出できなければ、エラーフラグをONしS11へ戻る。
S65でデータを16回送信し終わると、トリガー磁界の検出を続け(S68)、トリガー磁界が検出できなくなると、S11へ戻る。
上記実施の形態においては、受信機はIDタグから受信したデータを管理コンピュータに送信する例について説明したが、これに限らず、受信機のみで受信データの管理を行ってもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明にかかる計測システムの原理を説明するための図である。 IDタグの構成を示すブロック図である。 IDタグの処理手順を示すフローチャートである。 所定の条件でシミュレーションを行った場合の2つのトリガー線による合成磁界を真数表示した場合のグラフである。 図4の合成磁界を用いて、IDタグを移動させた時の真数表示のヌルポイントを拡大表示した図である。 アンテナコイルの検出する磁界の強度の表示を対数表示に変えた場合を示す図である。 受信機の構成を示すブロック図である。 受信機の動作を示すフローチャートである。 他の実施の形態における、トリガー線の配置平面図(A)と、その場合の各位置における検出レベルの実験結果を示す図である。 他の実施の形態にかかるIDタグの処理手順を示すフローチャートである。 競技用自転車のゴール地点の詳細を示す図である。 IDタグの移動状態とトリガー線の作る磁気フィールドとの関係を示す図である。
符号の説明
10 IDタグ、11 アンテナコイル、12 フェライト、13 充電回路、14 内蔵電池電源制御部、15 トリガー検出部、16 トリガーヌル検出部、17 周波数制御部、18 発振/変調部、19 出力部、20 マイコン、21 送信アンテナ、22 電池、24 立ち上がり磁界、25 送信磁界、30 受信機、31 受信ユニット、32 データ処理部、33 マイコン、34 データバッファ、35 表示部、36 トリガー信号生成部、37 トリガーユニット、38 トリガーレベル調整部、39トリガー出力部、40 データ出力部、44 トリガー線、45 ゴールライン、50 ヌル点、51 平面、52、53 トリガー線。

Claims (6)

  1. 水平方向に相互に間隔をあけて配置され、相互に逆位相に電流が流される第1および第2トリガー線を含み、
    前記第1および第2トリガー線は1本の線で形成されるコイルに含まれ、
    前記第1および第2トリガー線によって、その中心部に水平方向の磁力が打ち消されたヌル点が形成され、
    所定のID番号を有し、前記第1および第2トリガー線上をアンテナコイルを水平に保持した状態で水平方向に移動するIDタグとを含み、
    前記IDタグは、前記第1および第2トリガー線によって形成されたヌル点を検出するヌル点検出手段と、
    前記ヌル点検出手段が前記第1および第2トリガー線によって形成されたヌル点を検出したとき、自分のID番号を含むID情報を発信する発信手段とを含み、
    前記発信手段の発信したID情報を受信する受信機とを含む、
    計測システム。
  2. 前記ID情報は、前記ID番号と、ヌル点検出からの送信回数とを含む、請求項1に記載の計測システム。
  3. 前記発信手段は、所定の時間ごとに前記ID情報を複数回送信する、請求項1または2に記載の計測システム。
  4. 前記所定の時間は前記IDタグごとに予め定められる、請求項3に記載の計測システム。
  5. 前記第1および第2トリガー線の対は複数設けられ、前記複数のトリガー線の各々の相互の間隔はそれぞれ異なる、請求項1から4のいずれかに記載の計測システム。
  6. 所定のトリガー信号を発信するトリガー信号発信手段を含み、
    前記トリガー信号発信手段は、水平方向に相互に間隔をあけて配置され、相互に逆位相に電流が流される第1および第2トリガー線を介して前記トリガー信号を発信し、
    前記第1および第2トリガー線は1本の線で形成されるコイルに含まれ、
    前記トリガー信号によって起動され、前記第1および第2トリガー線によって形成されたヌル点を検出するヌル点検出手段を含み、所定のID情報を所定の間隔で複数回発信するIDタグからの前記ID情報を受信する、受信手段とを含み、
    前記IDタグ情報は、前記IDタグのID番号とID番号の送信回数を示すカウント値を含み、
    前記IDタグ情報から前記IDタグの前記ヌル点検出時刻を演算する手段と含む、受信機。
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