JP4456740B2 - ゴムガスケット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば水底トンネルを構成する沈埋函などの、構造物間の水密接続に使用されるゴムガスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
海底、河底などの水底にトンネルを造る方法として、陸上のドックなどで建造した沈埋函を複数個、両岸から順次、水底に掘った溝に沈埋するとともに、沈埋された隣接する沈埋函同士を環状のゴムガスケットによって止水しつつ順次、剛結合してトンネルを構築する、いわゆる沈埋工法がある。
かかる沈埋工法に使用されるゴムガスケットとしては、ゴムなどの弾性材料にて形成された、中実状でかつ長尺の、いわゆるソリッドタイプのものが一般的である。
【0003】
しかし沈埋函においては、ゴムガスケットが取り付けられる取付面や、あるいは他の沈埋函に取り付けられたゴムガスケットが圧接される被圧接面が、設計通りの、他の沈埋函の対向面と平行でかつきれいな平面にならない、いわゆる不陸が発生しやすく、しかもその不陸の大きさが、ソリッドタイプのゴムガスケットの、圧縮変形の範囲を超える大きなものになりやすいために、止水が不完全になってしまうおそれがある。
【0004】
沈埋函に不陸が発生するのは、中ないし大型船舶並みの大きさを有する沈埋函を建造できるドックが必ずしも施工現場の近くにあるとは限らず、通常は、洋上を遠路、施工現場まで航送するために、鉄製の函体のみ陸上のドックで建造して、函体内へのコンクリート詰めは、施工現場付近の安定しない水上で行われることが多いためであると考えられる。
そこで、大きな不陸にも柔軟に対応して、沈埋函間をより確実に止水できるゴムガスケット1として、例えば図6(a)に示すように圧肉平板状でかつ長尺の本体部10から、一方の沈埋函の被圧接面(図示せず)へ向けて、その長手方向に沿って、一対の凸条11、11を延設し、かつ上記被圧接面と対向する他方の沈埋函の取付面51へ向けて、その長手方向に沿って、一対の薄板状の脚部12、12を延設するとともに、それぞれの脚部12、12の先端に、上記取付面51への一対の取付部13、13を設け、両脚部12、12を折りたたみ、また伸ばすことによって、同図中に白矢印で示す高さ方向に伸縮自在とした不陸追従型のものが提案された。
【0005】
かかる不陸追従型のゴムガスケット1においては、上記取付部13、13によって取付面51に取り付けた状態で、両脚部12、12、本体部10および取付面51で囲まれた領域A1内に流体を充てんして高さ方向に伸長させるとともに、まず凸条11、11、次いで本体部10を、前記一方の沈埋函の被圧接面に圧接させ、次いで圧縮することで止水が行われる。
そして高さ方向への伸長時には、領域A1内での流体の流動などによって脚部12、12が曲げ伸ばしされることで、ソリッドタイプのものよりも高さ方向の変形量を大きくできるため、大きな不陸に対しても柔軟に対応して、沈埋函間をより確実に止水できると考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記ゴムガスケット1においては通常、大きな不陸に対してより確実な止水を行うために、両脚部12、12が、例えば図3(b)(c)に示すように完全に伸びきらず、それぞれ外方へ膨出した曲げの途中の状態で止水が行われるように、両沈埋函5、5′間の距離が設定される。
そしてゴムガスケット1を高さ方向に伸長させるべく領域A1内に充てんされるか、もしくはゴムガスケット1を高さ方向に伸長させるべく領域A1内先に充てんされた水等の流体Wと入れ替わりに当該領域A1内に充てんされる硬化性の流体Lが硬化した後、まず凸条11、11、次いで本体部10がこの順に圧縮されて、同図(b)に示すように止水が行われる。
【0007】
ところが図6(b)に白矢印で示すように本体部10が圧縮される際には、流体Lの硬化物L′はもはや変形も流動もしないため、本体部10に加えられた圧縮の応力は、図中黒矢印で示すように脚部12の方向へ逃げて、当該脚部12の、前記のように外方へ膨出した湾曲部12aをさらに外方へ押圧する力として働く結果、この湾曲部12aや、あるいは脚部12の、本体部10への付け根の部分などで、応力の集中によって硬化物L′からのはく離Dtを生じやすくなる。
【0008】
そして、これらの部分で脚部12のはく離Dtを生じると、本体部10は、脚部12と硬化物L′との密着力による規制を失うため、当該本体部10を構成するゴムが、上記黒矢印で示す方向に沿って移動するいわゆる肉逃げを起して、本体部10が設計どおりの圧縮変形特性を発揮できなくなったり、あるいは本体部10に異常変形が生じて破損したりして、止水が正常に行われなくなるという問題がある。
【0009】
本発明の目的は、流体の硬化後に本体部が圧縮されても、脚部の、上記流体の硬化物からのはく離を生じないために、止水を常に正常な状態で維持することができる、新規なゴムガスケットを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
請求項1記載の発明は、隣接する一対の構造物のうち、一方の構造物の被圧接面に圧接されて止水をする、厚肉平板状でかつ長尺の本体部と、
当該本体部から、圧接方向と反対方向である他方の構造物の、上記被圧接面と対向する取付面へ向けて、本体部の長さ方向に沿って延設された一対の薄板状の脚部と、
両脚部のそれぞれ先端から外方へ、脚部の長さ方向に沿って延設された一対の、取付面への取付部とを、
それぞれ弾性材料によって一体形成してなり、
両脚部を折りたたみ、また伸ばすことによって高さ方向に伸縮自在とされ、
上記取付部にて取付面に取り付けた状態で、両脚部、本体部および取付面で囲まれた領域に硬化性の流体を充てんして脚部を伸ばすことで、全体を高さ方向に伸長させながら、本体部を被圧接面に圧接させることによって、上記一対の構造物間を止水するゴムガスケットであって、
本体部、もしくは本体部と両脚部との角に設けた一対の肉盛り部の、他方の構造物の取付面に対向する面の、両脚部との隣接位置にそれぞれ、両脚部と離間させて、前記脚部の長さ方向に沿って平行に、流体の硬化物と係合する凸条または凹溝を形成したことを特徴とするゴムガスケットである。
【0011】
請求項2記載の発明は、凸条の、隣接する脚部側の側端から、当該凸条が形成された面と、上記脚部の凸条側の面との交差位置までの、本体部の長さ方向と直交する方向の離間距離が2〜30mmであることを特徴とする請求項1記載のゴムガスケットである。
【0012】
請求項3記載の発明は、凸条の、本体部の長さ方向と直交する方向の最大幅が2〜75mm、当該凸条が形成された面からの突出高さが2〜20mmであることを特徴とする請求項1または2記載のゴムガスケットである。
請求項4記載の発明は、凹溝の開口の、隣接する脚部側の側縁から、当該凹溝が形成された面と、上記脚部の凹溝側の面との交差位置までの、本体部の長さ方向と直交する方向の離間距離が2〜30mmであることを特徴とする請求項1記載のゴムガスケットである。
【0013】
請求項5記載の発明は、凹溝の開口の、本体部の長さ方向と直交する方向の幅が2〜75mm、凹溝の、当該凹溝が形成された面からの凹入深さが2〜20mmであることを特徴とする請求項1または4記載のゴムガスケットである。
前記請求項1記載の発明のゴムガスケットによれば、本体部、もしくは本体部と両脚部との角に設けた一対の肉盛り部の、所定の位置に形成した凸条または凹溝が流体の硬化物と係合することで、圧縮によって本体部に過剰に集中した応力が、脚部の方向へ逃げることが防止される。
【0014】
よって脚部の、硬化物からのはく離と、それに伴う本体部の肉逃げとを確実に防止して、止水を常に正常な状態で維持することが可能となる。
しかも凸条または凹溝は、本体部の長さ方向に沿って平行に連続的に形成されるため、上記の効果をより一層、効果的に、しかもゴムガスケットの全長にわたって切れ目なく発揮させることができる。またゴムコンパウンドを型に充てんし、加熱、加硫してゴムガスケットを製造する際の、型の構造の簡略化、ゴムコンパウンドの充てんのしやすさ等をも向上できる。
【0015】
またこのうち凸条の形成位置は特に限定されないが、請求項2に記載したように凸条の、隣接する脚部側の側端から、当該凸条が形成された面と、上記脚部の凸条側の面との交差位置までの、本体部の長さ方向と直交する方向の離間距離は2〜30mmであるのが好ましい。
凸条の形成位置が上記の範囲未満では、特にモルタル等の粘度の高い流体を使用した際に、当該流体が、脚部と凸条との間の隙間に十分に入り込めないおそれがあり、その場合には流体の硬化物と、凸条の、特に隣接する脚部側の側面との係合が不十分になるため、かかる係合による、前述した、本体部に過剰に集中した応力が脚部の方向へ逃げるのを防止する効果が不十分になるおそれがある。
【0016】
また逆に上記の範囲を超えた場合には、凸条の形成位置が脚部の根元から離れすぎるため、上述した流体の硬化物と凸条の脚部側の側面との係合によって、主としてこの脚部の根元付近で発生する上記応力の逃げを防止する効果が不十分になるおそれがある。
凸条は、上記形成位置の範囲内で脚部に近ければ近いほど、係合による、応力の逃げを防止する効果が向上する。
【0017】
凸条の寸法は、請求項3に記載したように、本体部の長さ方向と直交する方向の最大幅が2〜75mm、当該凸条が形成された面からの突出高さが2〜20mmであるのが好ましい。
凸条の最大幅が上記の範囲未満では、前記のようにゴムコンパウンドを型に充てんし、加熱、加硫してゴムガスケットを製造する際に、型の、凸条に対応する凹溝にゴムコンパウンドが十分に充てんされないおそれがあり、その場合には凸条がきれいに形成されないため、当該凸条の脚部側の側面と、流体の硬化物との係合による、前述した応力の逃げを防止する効果が十分に得られないおそれがある。
【0018】
またゴムコンパウンドを型の凹溝に十分に充てんできたとしても、形成された凸条は横方向に倒れやすいものとなるため、やはり係合による効果が不十分になるおそれがある。
また凸条の突出高さが上記の範囲未満では、流体の硬化物との係合力が小さくなるため、この場合もやはり係合による効果が不十分になるおそれがある。
一方、凸条の最大幅が上記の範囲を超えるか、あるいはその突出高さが上記の範囲を超えてもそれ以上の効果は期待できず、却って材料の無駄な浪費を生じるおそれがある。
【0019】
また凹溝の形成位置も特に限定はされないが、請求項4に記載したように凹溝の開口の、隣接する脚部側と反対側の側縁から、当該凹溝が形成された面と、上記脚部の凹溝側の面との交差位置までの、本体部の長さ方向と直交する方向の離間距離は2mm〜30mm以下であるのが好ましい。
凹溝の形成位置が上記の範囲未満では、相対的に凹溝の開口の幅が小さくなりすぎて、特にモルタル等の粘度の高い流体を使用した際に、当該流体が、凹溝に十分に入り込めないおそれがあり、その場合には流体の硬化物と、凹溝の、隣接する脚部側と反対側の側面との係合が不十分になるため、かかる係合による、前述した、本体部に過剰に集中した応力が脚部の方向へ逃げるのを防止する効果が不十分になるおそれがある。
【0020】
また逆に上記の範囲を超えた場合には、凹溝の形成位置が脚部の根元から離れすぎるため、上述した流体の硬化物と凹溝の脚部側と反対側の側面との係合によって、主としてこの脚部の根元付近で発生する上記応力の逃げを防止する効果が不十分になるおそれがある。
凹溝は、上記形成位置の範囲内で脚部に近ければ近いほど、係合による、応力の逃げを防止する効果が向上する。
【0021】
凹溝の寸法は、請求項5に記載したように凹溝の開口の、本体部の長さ方向と直交する方向の幅が2mm以上、凹溝の、当該凹溝が形成された面からの凹入深さが2〜20mmであるのが好ましい。
凹溝の開口の幅が上記の範囲未満では、前述したように特にモルタル等の粘度の高い流体を使用した際に、当該流体が、凹溝に十分に入り込めないおそれがあり、その場合には、当該凹溝の脚部側と反対側の側面と、流体の硬化物との係合による、前述した応力の逃げを防止する効果が十分に得られないおそれがある。
【0022】
なお開口の幅の上限は、当該開口の、隣接する脚部側と反対側の側縁の位置が前記請求項4で規定した範囲内となる任意の値に設定することができる。
また凹溝の凹入深さが上記の範囲未満では、流体の硬化物との係合力が小さくなるため、やはり係合による効果が不十分になるおそれがある。
一方、凹溝の凹入深さが上記の範囲を超えた場合には、本体部に肉厚の小さい部分が生じることになるため、当該本体部の圧縮特性や強度に影響を生じるおそれがある。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に本発明のゴムガスケットを、実施の形態の一例を示す図面を参照しつつ説明する。
図1(a)(b)に示すようにこの例のゴムガスケット1は、
・隣接する沈埋函5、5′の、相対向する取付面51と被圧接面52のうち被圧接面52に圧接される、厚肉平板状でかつ長尺の本体部10と、
・当該本体部10から、上記被圧接面52へ向けて本体部10の長さ方向に沿って延設された、本体部10の圧接に先立って被圧接面52と最初に当接して一次止水をする一対の凸条11、11と、
・圧接方向と反対方向である取付面51へ向けて末広がり状に、本体部10の長さ方向に沿って延設された一対の薄板状の脚部12、12と、
・両脚部12、12のそれぞれ先端から外方へ、各脚部12の長さ方向に沿って延設された一対の、取付面51への取付部13、13と
を、それぞれ従来同様に繊維布で補強された弾性材料などによって、図示していないが、沈埋函5の函内を囲繞するように環状に一体形成してなるものである。
【0024】
上記ゴムガスケット1は、両脚部12、12を折りたたみ、また伸ばすことによって、図1(a)中に白矢印で示すように高さ方向に伸縮自在とされている。
なお符号13a、13aは、ゴムガスケット1の、取付面51への固定のためのボルトB1、B1を挿通するために、取付部13、13に形成した通孔である。
そして取付面51と、金属板などで形成された座板Z1、Z1との間に取付部13、13を挟み、かつボルトB1、B1を、上記通孔13a、13aと、座板Z1、Z1に設けた通孔Z1a、Z1aとに挿通して、取付面51に設けたねじ孔51a、51aに締め付けることで、ゴムガスケット1が取付面51に固定されるように構成されている。
【0025】
また図において符号13b、13bは、領域A1に流体F1を注入、充てんして、前記のように脚部12、12を伸ばした際に、取付部13、13が取付面51と座板Z1、Z1との間から抜け出すの防止すべく、上記の固定構造において、座板Z1、Z1に形成した凹溝Z1b、Z1bに係合するように、取付部13、13の先端に形成した、抜け止めのための凸条である。
本体部10と両脚部12、12との角にはそれぞれ肉盛り部14、14が設けられており、この肉盛り部14、14の、他方の構造物5の取付面51に対向する面14a、14aの、両脚部12、12との隣接位置にそれぞれ、両脚部12、12と離間させて、流体Lの硬化物と係合する一対の凸条15、15が形成されている。
【0026】
各凸条15は、前記のように隣接する脚部12の長さ方向に沿って平行に形成されたもので、この例の場合は、図(b)に拡大して示したようにその断面が矩形状に形成されている。そして凸条15の、隣接する脚部12側の側面15aが、領域A1に注入される流体Lの硬化物と当接することで、本体部10の、脚部12の根元付近で発生する応力の逃げを防止するように機能する。
上記凸条15の寸法、形状は特に限定されないが、凸条15の、隣接する脚部12側の側端から、当該凸条15が形成された面14aと、上記脚部12の凸条15側の面12aとの交差位置Isまでの、本体部10の長さ方向と直交する方向の離間距離d1は、2〜30mmであるのが好ましい。
【0027】
また凸条15の、本体部10の長さ方向と直交する方向の最大幅w1は2〜75mm、当該凸条15が形成された面14aからの突出高さh1は2〜20mmであるのが好ましい。
これらの理由は前述したとおりである。
なお上記のうち離間距離d1は、前記応力の逃げをより確実に防止することを考慮すると、上記の範囲内でも特に5〜15mmであるのがさらに好ましい。
【0028】
また上記凸条15に代えて、図(c)に示すように凹溝16を形成しても良い。凹溝16は、凸条15と同様に、隣接する脚部12の長さ方向に沿って平行に形成されたもので、この例の場合は、その断面が矩形状に形成されている。そして凹溝16の、隣接する脚部12側と反対側の側壁面16aが、領域A1と連通した凹溝16内に注入される流体Lの硬化物と当接することで、本体部10の、脚部12の根元付近で発生する応力の逃げを防止するように機能する。
【0029】
上記凹溝16の寸法、形状は特に限定されないが、凹溝16の開口の、隣接する脚部12側と反対側の側縁から、当該凹溝16が形成された面14aと、上記脚部12の凹溝16側の面12aとの交差位置Isまでの、本体部10の長さ方向と直交する方向の離間距離d2は2mm〜30mm以下であるのが好ましい。
また凹溝16の開口の、本体部10の長さ方向と直交する方向の幅w2は2mm以上、凹溝16の、当該凹溝16が形成された面14aからの凹入深さh2は2〜20mmであるのが好ましい。
【0030】
これらの理由も前述した通りである。
なおこのうち離間距離d2は応力の逃げをより確実に防止することを考慮すると、上記の範囲内でも特に5〜15mmであるのがさらに好ましい。
また凹溝16の、開口の幅w2の上限は、当該開口の、隣接する脚部12側と反対側の側縁の位置、すなわち離間距離d2が上記で規定した範囲内となる任意の値に設定される。
【0031】
なお図2(a)(b)に示すように、本体部10と両脚部12、12との角の肉盛り部14、14を省略するとともに、一対の凸条15、15を、本体部10の、他方の構造物5の取付面51に対向する面10aの、両脚部12、12との隣接位置にそれぞれ、両脚部12、12と離間させて形成してもよい。
それ以外の構成は前記図1(a)(b)の例と同一であるため、同一個所に同一符号を付して説明を省略する。
【0032】
各凸条15は、前記と同様に隣接する脚部12の長さ方向に沿って平行に形成されたもので、この例の場合は、図(b)に拡大して示したようにその断面が矩形状に形成されている。そして凸条15の、隣接する脚部12側の側面15aが、領域A1に注入される流体Lの硬化物と当接することで、本体部10の、脚部12の根元付近で発生する応力の逃げを防止するように機能する。
上記凸条15の、隣接する脚部12側の側端から、当該凸条15が形成された面10aと、上記脚部12の凸条15側の面12aとの交差位置Isまでの、本体部10の長さ方向と直交する方向の離間距離d3は、2〜30mmであるのが好ましく、5〜15mmであるのがさらに好ましい。
【0033】
また凸条15の、本体部10の長さ方向と直交する方向の最大幅w3は2〜75mm、当該凸条15が形成された面10aからの突出高さh3は2〜20mmであるのが好ましい。
これらの理由は前記と同じである。
またこの例においても、上記凸条15に代えて、図(c)に示すように凹溝16を形成しても良い。
【0034】
凹溝16は、凸条15と同様に、隣接する脚部12の長さ方向に沿って平行に形成されたもので、この例の場合は、その断面が矩形状に形成されている。そして凹溝16の、隣接する脚部12側と反対側の側壁面16aが、領域A1と連通した凹溝16内に注入される流体Lの硬化物と当接することで、本体部10の、脚部12の根元付近で発生する応力の逃げを防止するように機能する。
上記凹溝16の開口の、隣接する脚部12側と反対側の側縁から、当該凹溝16が形成された面10aと、上記脚部12の凹溝16側の面12aとの交差位置Isまでの、本体部10の長さ方向と直交する方向の離間距離d4は2mm〜30mm以下であるのが好ましい。
【0035】
また凹溝16の開口の、本体部10の長さ方向と直交する方向の幅w4は2mm以上、凹溝16の、当該凹溝16が形成された面10aからの凹入深さh4は2〜20mmであるのが好ましい。
これらの理由も前記と同じである。
上記各例のゴムガスケット1は、種々の水中構造物の水密接続に使用可能であるが、とくにキーエレメント工法と呼ばれる工法における最終沈埋函の接続に好適に使用される。
【0036】
キーエレメント工法とは、陸上で建造した沈埋函を複数個、両岸から順次、水底に掘った溝に沈埋し、結合して最後に残された、沈埋トンネルの長さ方向に対して、その上端が下端よりも長く設定されたくさび形の空隙部に、例えば図4に示すように、この空隙部の形状に対応したくさび形の最終沈埋函(キーエレメント)5′を、図中黒矢印で示すようにその上方から挿入し、その前後の既設の沈埋函5、5の取付面51、51に取り付けたゴムガスケット1、1によって両者の間を止水しつつ最終接続する方法である。
【0037】
すなわちまず図3(a)にみるように、既設の沈埋函5の取付面51に取り付けたゴムガスケット1の領域A1に、当該沈埋函2内に配置された弁装置3を介して負圧をかけることによって一対の脚部12、12を折り畳んで、ゴムガスケット1を、高さ方向に最も収縮させた状態としつつ、上方から最終沈埋函5′を挿入する。
このようにすると、最終沈埋函5′を挿入する際にゴムガスケット1が邪魔にならない上、当該ゴムガスケット1の破損をより確実に防止できるという利点がある。
【0038】
つぎに図にみるように、両沈埋函5、5′間が所定の間隔となった時点で、最終沈埋函5′の挿入を一旦、停止し、ついで図中白矢印で示すように空気もしくは水Wを、弁装置3に接続された配管31を通して、ゴムガスケット1の領域A1に圧入して、当該領域A1の内圧を上昇させる。
そうすると図3(b)にみるように、折り畳まれていた一対の脚部12、12が伸ばされ、ゴムガスケット1が高さ方向に伸長して、凸条11、11が、最終沈埋函5′の被圧接面52に接触する。
【0039】
つぎにこの段階で、図中黒矢印で示すようにモルタルなどの硬化性の流体Lを、弁装置3に接続された配管32を通して、ゴムガスケット1の領域A1に注入、充てんする。この際、先に領域S1に圧入されていた空気や水Wは、弁装置3の差圧弁の作用によって、領域A1の内圧を維持しつつ、配管31を通して、領域A1から排出される。
つぎに、ゴムガスケット1の領域A1に注入、充てんされた硬化性の流体Lが十分に養生、硬化した段階で、最終沈埋函5′をさらに挿入すると、凸条11、11が一次圧縮されて、図5(c)に見るように沈埋函5、5′間が一次止水される。
【0040】
つぎに、上記のようにゴムガスケット1によって一次止水され、かつ既設の沈埋函5内、ならびに最終沈埋函5′内と、それぞれの沈埋函5、5′の端面に設けた隔壁によって仕切られた函接続部内の水を、トンネルの既設部分を通してトンネル外へ排水すると、周囲から静水圧が加わって最終沈埋函5′がさらに下方へ押し下げられ、ゴムガスケットの本体部10が二次圧縮されて、函接続部が完全に止水される。
【0041】
そしてこの際、図示していないが本体部10と両脚部12、12との角の肉盛り部14、14に形成した凸条15、または凹溝16と、流体Lの硬化物L′とが係合して、前記のように本体部10に加えられた応力の逃げと、それに伴う脚部12、12の硬化物L′からのはく離、そしてこのはく離による本体部10の肉逃げと、それに伴う止水不良の発生を確実に防止しつつ、止水が行われる。
なお函接続部内の水を排水すると、最終沈埋函5′が静水圧によって下方へ押し下げられるのは、当該最終沈埋函5′の上端が下端よりも長く設定されており、その上面に加わる下向きの静水圧の方が、下面に加わる上向きの静水圧よりも大きいからである。
【0042】
このあと、前後の沈埋函5、5と最終沈埋函5′とを剛結合すると、沈埋トンネルの最終接続が完了する。
なお本発明のゴムガスケットの構成は、以上で説明した図の例には限定されない。
例えば凸条や凹溝の断面形状は矩形状には限定されず、種々の断面形状とすることができる。但し、前述した流体の硬化物との係合による、応力の逃げを防止する効果を効率よく発揮させることを考慮すると、凸条の場合は脚部側の側面が、また凹溝の場合は脚部側と反対側の側壁面が、いずれも図の例の矩形状断面の場合と同様に、当該凸条または凹溝が形成された面に対して直交した断面形状に形成されているのが好ましい。
【0043】
本発明のゴムガスケットは、上述したキーエレメント工法による沈埋函の最終接続だけでなく、そこに至るまでの通常の、くさび形でない沈埋函同士の水密接続にも使用可能である他、浮体構造物の水中部分などの、種々の構造物の水密接続に使用可能である。
【0044】
領域A1に注入、充てんされる、硬化性を有する流体としては、沈埋函接合の作業性などを考慮すると、できれば、数時間以内に硬化して強度が発現されるものを使用するのが好ましく、その具体例としては、例えばコンクリートモルタル、樹脂モルタル等の無収縮モルタルや、アルミニウム粉末入り発泡モルタルなどのモルタルの他、シリコーン樹脂や2液タイプ等のポリウレタン樹脂などの、硬化性の樹脂組成物もあげられる。
【0045】
このうち樹脂組成物には、硬化後の強度や硬さなどを考慮して、例えば炭酸カルシウムやシリカ系粉末等のフィラーを添加するのが好ましい。
その他、本発明の要旨を変更しない範囲で、種々の設計変更を施すことができる。
【0046】
【実施例】
以下に本発明を、実施例、比較例を参照しつつ説明する。
実施例1
図1(a)に示す断面形状を有し、全体の高さが300mm、本体部10の厚みが49mm、肉盛り部14の面14aに形成した凸条15の、前述した離間距離d1が10mm、幅w1が5mm、高さh1が5mmであるゴムガスケット1の実物大のモデル(全長1m)を、繊維補強された加硫ゴムにて作製した。
【0047】
比較例1
凸条15を省略したこと以外は実施例1と同形状、同寸法のゴムガスケット1の実物大のモデル(全長1m)を、同じ繊維補強された加硫ゴムによって作製した。
圧縮特性試験
つぎに、加圧プレスの可動盤と固定盤のそれぞれに固定して、その距離が235mmとなるように互いに平行に配置された、取付面51および被圧接面52のモデルとしての、一対の鋼板間に、上記実施例、比較例のモデルのゴムガスケット1を、脚部12、12を折り畳んだ状態で挿入し、取付部13、13を、取付面51側の鋼板に、図1に示す取り付け構造で取り付けて固定した。
【0048】
次に、両端を密閉したゴムガスケット1の領域A1内に、硬化性を有する流体Lとしてのモルタルを注入することで脚部12、12を伸長させて、図3(b)に示すように凸条11、11を被圧接面52側の鋼板に当接させた後、モルタルを硬化させた。
次にこの状態から、加圧プレスの可動盤に固定された側の鋼板を、固定盤に固定された側の鋼板の方向へ移動させて、両鋼板によって、まず凸条11、11、次いで本体部10を圧縮変形させつつ、鋼板間の距離(mm)と、その際に発生した反力(kPa)とを測定した。
【0049】
結果を図5に示す。
図より、肉盛り部14に凸条を形成した実施例1のゴムガスケットは、凸条を形成しなかった比較例1のゴムガスケットに比べて、より高い反力特性を示すことがわかった。そこで試験終了後に、ゴムガスケットの状態を観察したところ、実施例1は試験前と殆ど変化なかったが、比較例1は、脚部12が流体Lの硬化物L′からはく離しているのが認められ、このことから、比較例1では圧縮時の本体部10の肉逃げにより、反力が低下していたことが確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】 同図(a)は、本発明のゴムガスケットの、実施の形態の一例を示す断面図、同図(b)は、上記例のゴムガスケットの要部である凸条の付近を拡大した拡大断面図、同図(c)は、上記凸条に代えて凹溝を形成したゴムガスケットの、上記凹溝の付近を拡大した拡大断面図である。
【図2】 同図(a)は、本発明のゴムガスケットの、実施の形態の他の例を示す断面図、同図(b)は、上記例のゴムガスケットの要部である凸条の付近を拡大した拡大断面図、同図(c)は、上記凸条に代えて凹溝を形成したゴムガスケットの、上記凹溝の付近を拡大した拡大断面図である。
【図3】 同図(a)〜(c)はそれぞれ、上記例のゴムガスケットを使用して、キーエレメント工法により、トンネルの最終接続を行う工程を示す部分拡大断面図である。
【図4】 キーエレメント工法における、沈埋トンネルの最終接続工程を説明する概略図である。
【図5】 本発明の実施例、比較例のゴムガスケットにおける、本体部の変形量と反力との関係を示すグラフである。
【図6】 同図(a)は、従来のゴムガスケットの一例を示す断面図、同図(b)(c)は、上記従来のゴムガスケットにおいて応力の逃げが発生する状態を説明する拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ゴムガスケット
10 本体部
12、12 脚部
13、13 取付部
15 凸条
16 凹溝
Claims (5)
- 隣接する一対の構造物のうち、一方の構造物の被圧接面に圧接されて止水をする、厚肉平板状でかつ長尺の本体部と、
当該本体部から、圧接方向と反対方向である他方の構造物の、上記被圧接面と対向する取付面へ向けて、本体部の長さ方向に沿って延設された一対の薄板状の脚部と、
両脚部のそれぞれ先端から外方へ、脚部の長さ方向に沿って延設された一対の、取付面への取付部とを、
それぞれ弾性材料によって一体形成してなり、
両脚部を折りたたみ、また伸ばすことによって高さ方向に伸縮自在とされ、
上記取付部にて取付面に取り付けた状態で、両脚部、本体部および取付面で囲まれた領域に硬化性の流体を充てんして脚部を伸ばすことで、全体を高さ方向に伸長させながら、本体部を被圧接面に圧接させることによって、上記一対の構造物間を止水するゴムガスケットであって、
本体部、もしくは本体部と両脚部との角に設けた一対の肉盛り部の、他方の構造物の取付面に対向する面の、両脚部との隣接位置にそれぞれ、両脚部と離間させて、前記脚部の長さ方向に沿って平行に、流体の硬化物と係合する凸条または凹溝を形成したことを特徴とするゴムガスケット。 - 凸条の、隣接する脚部側の側端から、当該凸条が形成された面と、上記脚部の凸条側の面との交差位置までの、本体部の長さ方向と直交する方向の離間距離が2〜30mmであることを特徴とする請求項1記載のゴムガスケット。
- 凸条の、本体部の長さ方向と直交する方向の最大幅が2〜75mm、当該凸条が形成された面からの突出高さが2〜20mmであることを特徴とする請求項1または2記載のゴムガスケット。
- 凹溝の開口の、隣接する脚部側と反対側の側縁から、当該凹溝が形成された面と、上記脚部の凹溝側の面との交差位置までの、本体部の長さ方向と直交する方向の離間距離が2mm〜30mm以下であることを特徴とする請求項1記載のゴムガスケット。
- 凹溝の開口の、本体部の長さ方向と直交する方向の幅が2mm以上、凹溝の、当該凹溝が形成された面からの凹入深さが2〜20mmであることを特徴とする請求項1または4記載のゴムガスケット。
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