JP4456372B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機に関する。
近年、遊技者の興趣を高めるためのパチンコ遊技機として、第1種と第2種の役物装置を備えたパチンコ遊技機(所謂複合パチンコ機)の提案が多数あり、例えば特許文献1に示すように2つの当たりが重複して発生した場合に、それぞれの当たりのラウンド数を加算してラウンドが実行されるようにしたパチンコ遊技機がある。
特開平11−333068号公報
しかしながら、このようなパチンコ遊技機では、2つの当たりを一体的な当たりとして遊技価値を遊技者が獲得できるものの、ただ単に2つの当たりを合わせただけであり、出玉獲得数が大きく変化するものではなく、かつ当たり遊技として面白味が十分加味されたものではなかった。
本発明は上記した背景をもとになされたもので、1つの当たりをストックして他方の当たりが発生することによりそのストックが放出され、ストック数に応じて遊技者に特典を付与するようにして獲得可能出玉数を変化させるとともに遊技性を向上したパチンコ遊技機を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために本発明パチンコ遊技機は、第1所定条件の成立により第1当たりの決定がされた場合に、その第1当たり情報を累積的にストックする第1当たりストック手段と、
第2所定条件の成立により第2当たりを発生させる第2当たり発生手段と、
第2当たりの発生に応じて、ストックしている第1当たりを放出する第1当たり放出手段と、
ストックした第1当たり情報の累積数に応じて、遊技者に特典を付与する特典付与手段と、
第1及び第2可変入賞装置と、
第1当たりの放出による発生に応じて、所定の第1ラウンド終了条件が成立するまで第1可変入賞装置を開放状態とする第1開放制御を実行するとともに、この開放制御中に所定の第1ラウンド更新条件が成立した場合は、第1開放制御を繰返し実行する第1開放制御手段と、
第2当たりの発生に応じて、所定の第2ラウンド終了条件が成立するまで第2可変入賞装置を開放状態とする第2開放制御を実行するとともに、この開放制御中に所定の第2ラウンド更新条件が成立した場合は、第2開放制御を繰返し実行する第2開放制御手段と、
第1当たりと第2当たりとが同時に発生した場合に、第1開放制御と第2開放制御とを重ねて実行し、第1ラウンド終了条件と第2ラウンド終了条件とのうち少なくとも一方が成立したときに、双方のラウンド終了条件が成立したと判定し、第1ラウンド更新条件と第2ラウンド更新条件とのうち少なくとも一方が成立したときに、双方のラウンド更新条件が成立したと判定する遊技制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
上記本発明のパチンコ遊技機は、第1当たりと第2当たりとの2つの当たりが発生可能に構成され、例えば第1当たりの発生に応じて開放制御される第1可変入賞装置(例えばアタッカー)と、例えば第2当たりの発生に応じて開放制御される第2可変入賞装置(例えば役物装置)とを備えて、第1当たりをストックして第2当たりの発生条件が成立することが放出条件として設定されている。従って、第2当たりが発生したときに、第1当たりも同時に発生するものである。そして、ストック数に応じて、遊技者に特典が付与されるようにしている。例えばストックが1つある状態でさらにストックされた場合には、ストック1個のときのラウンド数に対し、ストックが複数のときのラウンド数を増加させて遊技者の獲得可能な出玉を変化させるようにできる。
具体的には、特典付与手段は、第1当たりが発生した際にストックしていた第1当たり情報の累積数に基づいて、遊技状態を第1ストック状態と第2ストック状態とに区分し、この遊技状態に応じて、第1当たりと第2当たりとのうち少なくとも一方の当たり発生により遊技者に付与可能な利益の大きさを変化させるとしている。これによって、例えばストックが1個のときの第1当たりにおける第1可変入賞装置(例えばアタッカー)の開放モード(例えばラウンド数)よりも、ストックが複数(例えば2個)のときには大に設定するようにすれば、特典を得ようとして遊技者が遊技することが期待できる。すなわち遊技者にストック数がわかっている場合には、ここで第2当たりが発生したら、特典を得ることができる、と遊技者の遊技意欲を高めることができる。また、ストック数がわからない場合でも、ストック数を予想し、第1当たり或いは第2当たりを狙い分けて遊技することで遊技に戦略性が生まれる。第1当たり或いは第2当たりを狙い分けできない場合であっても、ここで第2当たりが発生したら、有利な展開になるかもしれない、といった想像をして遊技するようになる。
また、具体的には、第1及び第2可変入賞装置と、
第1当たりの放出による発生に応じて、所定の第1ラウンド終了条件が成立するまで第1可変入賞装置を開放状態とする第1開放制御を実行するとともに、この開放制御中に所定の第1ラウンド更新条件が成立した場合は、第1開放制御を繰返し実行する第1開放制御手段と、
第2当たりの発生に応じて、所定の第2ラウンド終了条件が成立するまで第2可変入賞装置を開放状態とする第2開放制御を実行するとともに、この開放制御中に所定の第2ラウンド更新条件が成立した場合は、第2開放制御を繰返し実行する第2開放制御手段と、
第1当たりと第2当たりとが同時に発生した場合に、第1開放制御と第2開放制御とを重ねて実行し、第1ラウンド終了条件と第2ラウンド終了条件とのうち少なくとも一方が成立したときに、双方のラウンド終了条件が成立したと判定し、第1ラウンド更新条件と第2ラウンド更新条件とのうち少なくとも一方が成立したときに、双方のラウンド更新条件が成立したと判定する遊技制御手段と、
を備えたことを特徴とするとしている。
このように、同時に当たりが発生した際に第1当たりと第2当たりとが同時にラウンドが進行し、当たりのラウンド消化は一方の当たりのラウンドが終了した時点で他方の当たりのラウンドも終了するとともに、いずれか一方のラウンド更新条件が成立した場合に他方のラウンド更新条件も成立する。これによって、例えば一方のV入賞口(入賞によってラウンド継続が成立する入賞口)に玉が入賞しなくとも、他方のV入賞によってラウンドが継続され、ラウンド継続し易く、遊技者は第1当たりと第2当たりとの双方のラウンド消化を堪能しつつ遊技でき、かつ第2当たりが発生したときに、第1当たりのストックがあり、第1,第2当たりが同時に発生したとしても、スムーズに当たりを消化できる。
また、具体的には、特典付与手段は、第1当たり及び第2当たりの双方の当たり終了条件が成立するまで双方の当たりを継続する制御を、遊技状態に応じて、遊技制御手段に実行させるとしている。
さらに、具体的には、特典付与手段は、第1ラウンド終了条件と第2ラウンド終了条件との双方が成立するまで次の開放制御を実行しない制御を、遊技状態に応じて、遊技制御手段に実行させるとしている。上記遊技状態としては、第1ストック状態、第2ストック状態、或いはそれ以外が挙げられる。
このように、第2ストック状態、例えばストックが複数(例えば2個)あって特典が付与された時には、一方の当たりは他方の当たりによって当たりの終了が変化し、延長されるので、遊技者にとって出玉獲得数の増加も期待できる。従って、2つの当たりが同時に発生する可能性が高い遊技機において、特典が与えられた場合と特典がない場合とで当たりの出玉及び遊技性に変化がでるため、2つの当たりが同時に発生した場合の遊技性を向上できる。
(実施例)
以下、本発明の実施の形態につき、図面に示すパチンコ遊技機の実施例を参照して説明する。図1は、本発明のパチンコ遊技機1の正面模式図である。パチンコ遊技機1は、台枠に取り付けられた透明ガラス扉2と、台枠の内側に配置されてガラス扉2によって覆われる遊技盤3を有する。遊技盤3は、円状に遊技領域が形成されている。遊技盤3の下方には、玉供給皿4が設けられている。玉供給皿4に準備された玉は、ハンドル5を含んで構成される玉発射機構によって遊技盤3に向けて発射される。遊技盤3に達した玉は、その遊技盤3の面上を落下する。
遊技盤3の面上には、その中央付近に役物装置6が配置されている。役物装置6の下方には、第1種始動入賞口7(第1始動入賞口)と、この第1種始動入賞口7の左右に複数(本実施例では2個)の第2種始動入賞口8,8が配置されている。第1種とは、所謂「セブン機」と称されるパチンコ遊技機の種類を指し一方、第2種とは、所謂「ハネ物」と称されるパチンコ遊技機の種類を指し、以下の説明において、第1種を1種、第2種を2種と省略することがある。これら1種始動入賞口7及び2種始動入賞口8,8の下方には、当該パチンコ遊技機1が1種当たり(第1当たりともいう)したときに開放するアタッカー9(大入賞口)と、玉を回収するためのアウト口10とが設けられている。
次に、図2に示すのは、パチンコ遊技機1の遊技制御装置20の構成を示すブロック図である。遊技制御装置20は、メイン基板21、このメイン基板21に搭載されたCPU22、遊技プログラムを格納したROM23、RAM24、入出力回路25、CPU22からの制御信号の出力が接続される表示制御基板26、音声制御基板27、ランプ制御基板28、払出制御基板29、発射制御基板30、およびこの遊技制御装置20に電源を供給する電源回路31を含み構成される。
玉の通過を検知したとき検知信号を出力する検知スイッチとして、1種始動入賞検出器32、2種始動入賞検出器33,34、1種通常入賞検出器35、1種V入賞検出器36、役物入賞検出器37及び2種V入賞検出器38が入出力回路25を介してCPU22に接続されている。アタッカー用ソレノイド39、ハネ開放用ソレノイド40が入出力回路25を介してCPU22に接続されている。CPU22からの制御信号によりアタッカー用ソレノイド39が駆動され、アタッカー9の開閉が制御される。また、CPU22からの制御信号によりハネ開放用ソレノイド40が駆動され、役物装置6のハネ部材11,11の開閉が制御される。表示制御基板26にはCPU22からの制御信号が入力され、該制御信号に応じて液晶表示部12の1種図柄表示部13、1種保留数表示部14、1種ラウンド数表示部15、アタッカー入賞数表示部16、2種ラウンド数表示部17及び2種役物入賞数表示部18の表示が制御される。また、音声制御基板27では音声信号を作成し、音声信号が増幅されスピーカ41から音声が出力される。ランプ制御基板28にはCPU22からの制御信号が入力され制御信号に応じてランプ42が制御される。また、払出制御基板29では制御信号に応じて賞球や貸球の払出装置43を制御する。発射制御基板30では同様に玉の発射装置44を制御する。
RAM24(第1当たりストック手段)は、1種始動入賞口7の入賞に起因して所定条件の成立により第1当たりの決定がされた場合に、その第1当たり情報を累積的にストックする機能を有している。CPU22(第2当たり発生手段)は、2種始動入賞口8,8の入賞に起因して所定条件が成立したときに第2当たりを発生させる機能を有している。CPU22(第1当たり放出手段)は、第2当たりの発生に応じて、ストックしている第1当たりを放出する機能を有している。
CPU22(特典付与手段)は、ストックの累積数に応じて遊技者に特典を付与する場合に、ストックの累積数が相対的に小さい第1ストック状態に対し、この第1ストック状態よりもストックの累積数が相対的に大きい第2ストック状態のときには、アタッカー9及び役物装置6の少なくとも1方の開放モードを、遊技者に付与可能な利益を大に設定する機能を有している。
CPU22(第1開放制御手段)は、第1当たりの発生に応じて、アタッカー9(第1可変入賞装置)を開放状態とする第1開放制御を実行するとともに、この開放制御中に所定の第1ラウンド更新条件が成立した場合は、第1開放制御を繰返し実行する機能を有している。CPU22(第2開放制御手段)は、第2当たりの発生に応じて、役物装置6(第2可変入賞装置)を開放状態とする第2開放制御を実行するとともに、この開放制御中に所定の第2ラウンド更新条件が成立した場合は、第2開放制御を繰返し実行する機能を有している。CPU22(遊技制御手段)は、第1当たりと第2当たりとが同時に発生した場合に、第1開放制御と第2開放制御とを重ねて実行し、第1ラウンド終了条件と第2ラウンド終了条件とのうち少なくとも一方が成立したときに、双方のラウンド終了条件が成立したと判定し、第1ラウンド更新条件と第2ラウンド更新条件とのうち少なくとも一方が成立したときに、双方のラウンド更新条件が成立したと判定する機能を有している。また、CPU22(特典付与手段)は、第1当たり及び第2当たりの双方の当たり終了条件が成立するまで双方の当たりを継続する制御を、ストック状態に応じて、遊技制御手段に実行させる一方、第1ラウンド終了条件と第2ラウンド終了条件との双方が成立するまで次の開放制御を実行しない制御を、ストック状態に応じて、遊技制御手段に実行させる機能を有している。
図3は役物装置6の構成を示す正面図である。役物装置6は、ほぼ左右対称に構成されている。遊技盤3のほぼ中央に配置された役物装置6は、その内側に空間が形成される役物本体6aと、上部に位置するハネ部材11.11と、正面側に位置する2種V入賞口61と、内側の正面に液晶表示部12とを備える。液晶表示部12には、中央に1種図柄表示部13、下方に1種保留数表示部14、この1種保留数表示部14の左側に1種ラウンド数表示部15、1種保留数表示部15の右側にアタッカー入賞数表示部16が配置されている。上方左側には2種ラウンド数表示部17、上方右側に2種役物入賞数表示部18が配置されている。
1種当たり中に、現在のラウンド数が1種ラウンド数表示部15に表示されるとともに、アタッカー9への入賞数がアタッカー入賞数表示部16に表示される。また、2種の当たり中に、現在のラウンド数が2種ラウンド数表示部17に表示されるとともに、現在の役物装置6内への入賞数が2種役物入賞数表示部18に表示される。さらに、1種図柄表示部13は、2種V入賞時あるいは2種当たり中に、メッセージ表示部13aに切換え表示され、「V入賞!!」あるいは「当たり中」のメッセージが表示されるように制御される。また、1種保留数表示部14では、保留数を単に数字で表している。本実施例では1種の保留玉の上限は4個に設定されている。
2種V入賞口61は、正面からみて役物装置6の内側空間部の下端部(遊技領域の終端部)において、モータ等のアクチュエータで駆動され、玉の進行方向に直交する方向WL(以下幅方向WLという)に可動自在に設けられている。
2種始動入賞口8,8に玉が入賞すると、役物装置6が備える一対のハネ部材11,11が開閉動作を行い、該役物装置6内への玉の入賞が許容される構成とされている。すなわち、非動作時には閉鎖した第1状態(図1に実線で示す状態;図3(a)の状態)を呈し、動作時には開放した第2状態(図1に破線で示す状態;図3(b)の状態)を呈するものである。第1状態では、玉の入賞が不可能又は困難である一方、第2状態では、玉の入賞が許容される。ハネ部材11,11は、玉の入賞の如何に関わらず、所定時間第2状態を保ったあと再び閉じる(第1状態に変位する)。
ハネ部材11,11が上記第2状態に変位すれば、玉は役物装置6内に入賞することができる。役物装置6内に入賞した玉はワープ入口62,62に導かれる。ワープ入口62,62は、ワープ出口63,63に連通しており、玉は、流通経路(図示しない)を通ってワープ出口63,63より役物本体6a内のステージ面6b上に排出される。ワープ入口62,62からワープ出口63,63に繋がる流通経路の中途には、役物入賞検出器37(図2参照)が設置されており、これにより役物装置6への玉の入賞が検出される。
図3に示すように、役物本体6aのステージ面6bは、役物本体6aの内側面を構成するとともに、パチンコ遊技機1のガラス扉2側を前方側、台の裏側にあたる側を後方側としたとき、前方側が低くなるように傾斜した平坦面とされる。ステージ面6bの後方側に位置するワープ出口63,63より排出された玉は、ステージ面6bの前方側に向かって転動する。前方側には遊技領域の終端部に左右可動式に設けられた2種V入賞口61と、この2種V入賞口61の運動方向と同じ方向に横長に開口部を有しハズレ玉の受入れ部となるハズレ口64とが設けられている。玉は2種V入賞口61に入賞するか、あるいはハズレ口64のいずれかに入る。2種V入賞口61に入賞しない場合すべてハズレとなる。役物装置6の開放中に2種V入賞口61に入賞すると、第2所定条件の成立により、2種当たり(第2当たりともいう)となる。
ステージ面6b上には、玉に接触して玉の経路を変化させる障害突起65,65が複数設けられている。障害突起65,65は、玉の通過が可能となるように所定間隔を維持して設けられる。
次に、図5〜図12に示すフローチャートに従って制御フローについて説明する。図5は基本処理のフローを示し、ステップS1において1種始動入賞処理を実行し、続いてステップS2において図柄変動処理を実行し、その後ラウンド決定処理(ステップS3)、1種当たり処理(ステップS4)を実行する。次に、ステップS5において役物開放処理を実行し、続いて役物入賞処理(ステップS6)、ラウンド終了処理(ステップS7)を実行する。以下、1種始動入賞処理から順に説明する。
図6は1種始動入賞処理のフローを示し、ステップS11において1種始動入賞口7に入賞があったか否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、1種保留数が4個に達しているか否かを判定する(ステップS12)。ここで、YESの場合、終了する一方、NOの場合、1種保留数を「1」インクリメントする(ステップS13)。保留数はRAM24の所定の記憶領域に記憶され、記憶された保留数が液晶表示部12の1種保留数表示部14に表示される。例えば「2」と数字で表示される(図3及び4参照)。
次に、ステップS14において、当たり抽選における乱数を取得する。実施例では、乱数値範囲を「0〜299」とし、当たり乱数を「7」としている。当たり抽選が実行され、取得した乱数が当たり乱数に一致した場合に、第1所定条件成立により、1種当たり(第1当たり)の決定となる。
次に、図7は図柄変動処理のフローを示す。ステップS21において1種当たりフラグが「0」であるか否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、1種図柄表示部13が図柄停止中であるか否かを判定する(ステップS22)。ここでNOの場合、ステップS32に移行する一方、YESの場合、保留数が「0」であるか否かを判定する(ステップS23)。ここでYESの場合、終了する一方、NOの場合、1種保留数を「1」デクリメントする(ステップS24)。続いて、ステップS25において該当乱数が当たりか否かを判定し、NOの場合、ストック数が「0」であるか否かを判定する(ステップS26)。ここで、YESの場合、ハズレ図柄にて図柄停止する図柄変動を開始する(ステップS27)。
ステップS25においてYESの場合(該当乱数が当たりの場合)、ストック数を「1」インクリメントする(ステップS28)。1種当たり抽選で当たりの場合、1種当たり情報はRAM24の所定領域に累積的に記憶される。次に、ステップS29において2種当たりフラグが「1」であるか否かを判定し、NOの場合、ハズレ図柄にて図柄停止する図柄変動を開始する(ステップS27)。また、ステップS26においてNOの場合(ストック数が「0」でない場合)、2種当たりフラグが「1」であるか否かを判定し(ステップS29)、NOの場合、ハズレ図柄にて図柄停止する図柄変動を開始する(ステップS27)。本実施例では、1種当たり抽選で当選(内部当選)した場合、ストックするが図柄表示はダミー図柄にてハズレ図柄を表示する。1種当たりは2種当たりが発生(2種V入賞)するまで累積的にストックされる。
ステップS29においてYESの場合(2種当たりフラグが「1」の場合)、当たり図柄にて図柄停止する図柄変動を開始する(ステップS30)。続いて図柄変動タイマがスタートする(ステップS31)。本実施例では、2種当たりが発生し1種当たりがストックされている場合に、次の図柄変動を強制的に当たり図柄にて図柄停止するようにしている。CPU22では、RAM24にストックされた1種当たり情報について、放出条件(第2当たりの発生)が成立した場合に、当たり図柄にて図柄停止するように表示制御を行い、第1当たりを放出する遊技制御を行う。このように、1種当たりは単独では発生しない設定となっている。
次にステップS32において図柄変動タイマがタイムアップしたか否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、図柄変動を停止する(ステップS33)。1種図柄表示部13の停止図柄が当たり図柄であるか否かを判定し(ステップS34)、NOの場合、終了する一方、YESの場合、1種当たりフラグを「1」とする(ステップS35)。当たりの場合、結果が1種図柄表示部13に例えば「777」と表示される(図3参照)。
次に、図8はラウンド決定処理のフローを示す。ステップS41において1種当たりフラグが「1」であるか否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、ラウンド決定フラグが「0」であるか否かを判定する(ステップS42)。本実施例では、1種当たりが発生した際のストック数に応じて1種のラウンド数が変化するように決定され、ストック数が「1」の場合、4ラウンド、ストック数が「2」の場合、10ラウンドに設定される。そして、ストック数が「3」以上の場合は、ストック数が「2」の場合と同じ特典を与え、残りのストック数は次回に持ち越すように設定されている。ストック数が「2」となった場合(第2ストック状態)に、遊技者に特典が付与され、ストック数が「1」の場合(第1ストック状態)よりもラウンド数が2倍以上に増加する。
次に、ステップS43においてYESの場合(ストック数が「1」である場合)、ストック数を「1」デクリメントし、1種ラウンド残数を「3」にして(ステップS45)、ラウンド決定フラグを「1」にする(ステップS48)。また、ステップS43においてNOの場合(ストック数が「1」でない場合)、ストック数を「2」デクリメントし、1種ラウンド残数を「9」にして(ステップS47)、ラウンド決定フラグを「1」にする(ステップS48)。1種ラウンド数はRAM24の所定領域に記憶され、結果として現在の1種ラウンド数は1種ラウンド数表示部15に、例えば「2」と表示される(図4(b)参照)。
次に、図9は1種当たり処理のフローを示す。ステップS51において1種当たりフラグが「1」であるか否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、アタッカー9(大入賞口)が閉鎖中か否かを判定する(ステップS52)。ここでNOの場合、ステップS55に移行する一方、YESの場合、終了フラグが「0」であるか否かを判定する(ステップS53)。ここでNOの場合、終了する一方、YESの場合、アタッカー9を開放する(ステップS54)。
次に、ステップS55においてアタッカー9に入賞があったか否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、アタッカー入賞数を「1」インクリメントする。アタッカー入賞数はRAM24の所定領域に記憶され、結果としてアタッカー入賞数表示部16に表示され、例えば「7」と表示される(図4(b)参照)。本実施例ではアタッカー9の最大入賞可能個数は「10」に設定されている。
続いてステップS57において1種残ラウンド数が「0」であるか否かを判定し、YESの場合、ステップS60に移行する一方、NOの場合、1種V入賞があったか否かを判定する(ステップS58)。アタッカー9内には1種通常入賞口(図示せず)と1種V入賞口(図示せず)が設けられており、アタッカー9開放により玉はこれら入賞口のいずれかに入賞し、入賞があったか否かを1種通常入賞検出器35と1種V入賞検出器36とで検出するようにしている。
ステップS58においてNOの場合(1種V入賞がなかった場合)、ステップS60に移行する一方、YESの場合(1種V入賞があった場合)、継続フラグ(更新フラグともいう)を「1」にする。次に、ステップS60においてアタッカー9の入賞数が「10」に達したか否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、アタッカー9を閉鎖し、ラウンド終了フラグを「1」にする。
本実施例では1種当たりと2種当たりとが同時に発生した場合に1種当たりのラウンド消化と2種当たりのラウンド消化を同時に進行するようにしている。そして、ラウンド更新フラグとラウンド終了フラグは同一としている。従って、当たりのラウンド消化時には、一方のラウンドが終了した時点で他方のラウンドも終了するとともに、いずれか一方のラウンド更新条件が成立(V入賞)すれば他方のラウンドも更新される。
次に、図10は役物開放処理のフローを示す。ステップS71において2種当たりフラグが「1」であるか否かを判定し、NOの場合、2種始動入賞口8,8に入賞があったか否かを判定する(ステップS72)。ここでNOの場合、終了する一方、YESの場合、役物装置6のハネ部材11,11を0.4秒(1回)開放する(ステップS73)。
ステップS71においてYESの場合(2種当たりフラグが「1」である場合)、1種図柄表示部13がメッセージ表示部13aに切換えられ、「V入賞!!」のメッセージが表示され(図4(a)参照)、続いてラウンド終了フラグが「0」であるか否かを判定し(ステップS74)、NOの場合、終了する一方、YESの場合、役物装置6のハネ部材11,11を1秒(1回)開放する(ステップS75)。あわせて役物開放数を「1」インクリメントする(ステップS76)。本実施例では2種当たりとして、1ラウンドにおける開放時間が1秒(1回)、開放回数が最大18回に設定されている。次に、ステップS77において役物開放数が「18」に達したか否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、ラウンド終了フラグを「1」にする(ステップS78)。
次に、図11は役物入賞処理のフローを示す。ステップS81において役物装置6内に入賞があったか否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、2種当たりフラグが「1」であるか否かを判定する(ステップS82)。ここでNOの場合、2種V入賞口61に入賞があったか否かを判定し(ステップS83)、NOの場合、終了する一方、YESの場合、2種当たりフラグを「1」にする。役物装置6の開放中に2種V入賞口61に入賞した場合、2種当たりとなる。2種当たりの最大ラウンド数は8ラウンドと設定されている。
次に、ステップS82においてYESの場合(2種当たりフラグが「1」である場合)、役物入賞数を「1」インクリメントする(ステップS85)。役物入賞数は2種役物入賞数表示部18に、例えば「5」と表示される(図4(b)参照)。続いてステップS86において2種ラウンド数が「8」未満であるか否かを判定する。
2種当たり処理において、ラウンド更新条件はラウンド中に2種V入賞口61に入賞があった場合と設定されている。また、ラウンド終了条件は2種V入賞口61への入賞があった場合又は役物装置6内への最大入賞可能個数(本実施例では10個)に達した場合と設定されている。ステップS86においてNOの場合(2種ラウンド数が「8」未満でない場合)、役物入賞数が「10」に達したか否かを判定し(ステップS87)、NOの場合、終了する一方、YESの場合、ラウンド終了フラグを「1」にする。また、ステップS86においてYESの場合(2種ラウンド数が「8」未満である場合)。2種V入賞口61に入賞があったか否かを判定し(ステップS88)、YESの場合、継続フラグを「1」にする(ステップS89)とともに、ラウンド終了フラグを「1」にする(ステップS90)。なお、ステップS88においてNOの場合(2種V入賞口61に入賞がなかった場合)、ステップS87に移行し、前述と同様に役物入賞数が「10」に達したか否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、ラウンド終了フラグを「1」にする。
次に、図12はラウンド終了処理のフローを示す。ステップS91において1種当たりフラグが「1」であるか否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、ラウンド終了フラグが「1」であるか否かを判定する(ステップS92)。ここでNOの場合、終了する一方、YESの場合、アタッカー9が開放中であるか否かを判定する(ステップS93)。ここでYESの場合、アタッカー9を閉鎖し(ステップS94)、アタッカー入賞数を「0」にイニシャライズし(ステップS95)、役物入賞数及び開放回数を「0」にイニシャライズする(ステップS96)一方、NOの場合、ステップS94をパスして、アタッカー入賞数を「0」にイニシャライズし(ステップS95)、役物入賞数及び開放回数を「0」にイニシャライズする(ステップS96)。
次に、ステップS97において継続フラグが「0」であるか否かを判定し、NOの場合、1種残ラウンド数を「1」デクリメントする(ステップS98)。1種ラウンド数は1種ラウンド数表示部15に現在のラウンド数として、例えば「2」と表示される(図4(b)参照)。続いて2種ラウンド数を「1」インクリメントする(ステップS99)。2種ラウンド数は2種ラウンド数表示部17に現在のラウンド数として、例えば「4」と表示される(図4(b)参照)。あわせて終了フラグ及び継続フラグを「0」にする(ステップS100)。
また、ステップS97においてYESの場合(継続フラグが「0」である場合)、1種当たりフラグを「0」にし(ステップS101)、あわせて終了フラグを「0」にする(ステップS102)。また、ラウンド決定フラグを「0」にし(ステップS103)、あわせて2種当たりフラグを「0」にする(ステップS104)。1種当たりと2種当たりのラウンド消化時には、1種当たりと2種当たりのいずれか一方で継続条件が成立(V入賞)していれば、双方ともにラウンドを継続するとともに、継続条件がどちらも成立しない場合には双方ともに当たりが終了となる。
このように、1種当たりをストックして2種当たりの発生条件が成立することが放出条件として設定され、2種当たりが発生したときに、1種当たりも同時に発生するものである。そして、ストック数に応じて、遊技者に特典が付与されるようにしており、ストックが1個のときの1種当たりにおけるアタッカー9のラウンド数(開放モード)よりも、ストックが2個のときには2倍以上のラウンド数に設定されるので、特典を得ようとして遊技者が遊技することが期待できる。ストックしたことを遊技者に報知するストック報知手段を設けるように構成することもでき、遊技者にストック数がわかっている場合には、ここで2種当たりが発生したら、特典を得ることができる、と遊技者の出玉獲得への期待感を高めることができる。また、ストック数がわからない場合でも、遊技者がストック数をある程度予想し、1種始動入賞口7或いは2種始動入賞口8,8を狙い分けて遊技することで遊技に戦略性が生まれる。さらに、狙い分けできない場合であっても、ここで2種当たりが発生したら、有利な展開になるかもしれない、といった想像をして遊技するようになり、遊技者の射幸心を程よく煽ることができる。
また、同時に当たりが発生した際に1種当たりと2種当たりとが同時にラウンドが進行し、当たりのラウンド消化は一方の当たりのラウンドが終了した時点で他方の当たりのラウンドも終了するとともに、いずれか一方のラウンド更新条件が成立した場合に他方のラウンド更新条件も成立するようにしており、一方のV入賞口に玉が入賞しなくとも、他方のV入賞によってラウンドが継続され、ラウンド継続し易く、遊技者は1種当たりと2種当たりとの双方のラウンド消化を堪能しつつ遊技でき、かつラウンド消化もスムーズにできる。
(変形例1)
図13は図9(1種当たり処理)のフローの変形例を表し、図14は図11(役物入賞処理)のフローの変形例を表している。実施例(図9及び図11)ではラウンド更新について、ラウンド数が上限に達していなければ、ストック数によらず、ラウンド更新可能としたが、ストック数によって変化させてもよい。すなわちストック数が「1」の場合(第1ストック状態)には、第1当たりと第2当たりのいずれかのラウンド残数(例えば1種当たりが4ラウンド、2種当たりが8ラウンド)がなくなった場合に(継続条件が成立していたとしても)ラウンドを終了させる。ストック数が「2」の場合(第2ストック状態)には、実施例(図9及び図11)と同様の処理が実行され、付与される特典として、1種当たりと2種当たりとのうち少なくとも一方の継続条件が成立すれば、1種当たり及び2種当たりのラウンド残数にかかわらず双方の当たりともラウンドを継続するようにできる。すなわち1種当たり及び2種当たりの双方の当たり終了条件が成立するまで双方の当たりを継続する。このように、ストック数に応じて特典を付与するようにすれば、一方の当たりは他方の当たりによって当たりの終了が変化し延長されるので、遊技者にとって出玉獲得数の増加も期待できる。
図13に示すように、ステップS117において1種残ラウンド数が「0」であるか否かを判定し、YESの場合、終了する一方、NOの場合、2種ラウンド数が「8」未満であるか否かを判定する(ステップS118)。ここでNOの場合、終了する一方、YESの場合、1種V入賞があったか否かを判定し(ステップS119)、NOの場合、終了する一方、YESの場合、継続フラグを「1」にする(ステップS120)。図13において、ステップS111〜S116までは、図9におけるステップS51〜S56までと、また図13のステップS121〜S123までは、図9のステップS60〜S62までと、同じ処理が実行され説明を省略する。
図14に示すように、ステップS136において2種ラウンド数が「8」未満であるか否かを判定し、NOの場合、終了する一方、YESの場合、1種残ラウンド数が「0」であるか否かを判定する(ステップS137)。ここでYESの場合、終了する一方、NOの場合、2種V入賞があったか否かを判定し(ステップS138)、NOの場合、終了する一方、YESの場合、継続フラグを「1」にする(ステップS139)。図14において、ステップS131〜S135までは、図11におけるステップS81〜S85までと、また図14のステップS140は、図11のステップS90と、同じ処理が実行され説明を省略する。
(変形例2)
図15は、図12(ラウンド終了処理)の変形例のフローを示す。1種当たりのストック数に応じた特典としてラウンド終了処理を変化させている。変形例では、1種当たりのストック数に応じて、ストック数が「2」の場合(第2ストック状態)には、特典が付与され、1種当たりの終了条件と2種当たりの終了条件との双方が成立するまでラウンドを継続するようにしている。
図15に示すように、1種当たりフラグが「1」であるか否かを判定し(ステップS151)、NOの場合、終了する一方、YESの場合、ストック数に応じた特典があるか否かを判定する(ステップS152)。NOの場合(特典がない場合)、1種終了フラグが「1」であるか否かを判定し(ステップS153)、YESの場合、役物開放処理を終了する(ステップS154)。ステップS153でNOの場合(1種終了フラグが「1」でない場合)、2種終了フラグが「1」であるか否かを判定し(ステップS155)、NOの場合、終了する一方、YESの場合、アタッカー9を閉鎖する(ステップS156)。つまりここまでは実施例と同様である。
ステップS152においてYESの場合(特典ありの場合)、1種終了フラグが「1」であるか否かを判定し(ステップS157)、NOの場合、終了する一方、YESの場合、2種終了フラグが「1」であるか否かを判定する(ステップS158)。ステップS158でNOの場合、終了する一方、YESの場合(2種終了フラグが「1」である場合)、継続フラグが「0」であるか否かを判定する(ステップS159)。ステップS159でNOの場合、ラウンド継続処理を実行する(ステップS160)一方、YESの場合(継続フラグが「0」である場合)、当たり終了処理を実行する(ステップS161)。このように、特典がある場合(ストック数が「2」である場合)には、1種終了フラグと2種終了フラグとが双方「1」となるまでラウンドを継続する。ただし、1種終了フラグが「1」となった場合(1種終了条件が成立)には、アタッカー9(大入賞口)の開放処理を終了し、一方2種終了フラグが「1」となった場合(2種終了条件が成立)には、役物開放処理を終了する。各々の終了条件が満たされれば開放を終了し、他方の終了条件が満たされるまで待機するようにしている。これによって、1種当たり、2種当たりのそれぞれの当たりが継続され、特典が付与されない場合と付与される場合とでは獲得出玉数も変化し、遊技性も向上する。
なお、次のような変形も可能である。
(1)1種のラウンド決定について、当たり図柄が揃い1種当たりフラグが「1」となってからラウンドを決定していたが、当たり抽選時にラウンド決定をしてもよい。
(2)ストック数が「2」の場合に特典を設定しストック数が3以上の場合については次回に持ち越しとしたが、ストック数が3以上あった場合には1種当たりのラウンド数を、例えば20ラウンドとするなど特典を設定してもよい。
(3)1種当たりと2種当たりとが同時に発生した場合にラウンド更新を同期させたが、1種当たり、2種当たり各々当たり処理を行うようにしてもよい。
(4)1種当たりのストック数は複数となったタイミングでアタッカー9を開放することで特典を与えてもよい。
(5)1種当たりをストックするようにしたが、逆にして2種当たりをストックし1種当たりをストックしない設定としてもよい。1種当たりと2種当たりとが同時に当たりとなるまで2種当たりをストックし、ストック数が複数ある方にラウンド数の増加などの特典を付与するようにしてもよい。
(6)ストック数を表示するストック数表示手段を設けてもよい。
(7)1種当たりと、2種当たりとの同時進行は、1種当たりがストックされる遊技性を備えていなくとも、偶然に当たりが重なった場合等(例えば単に1種と2種の複合パチンコ遊技機などやオーバーフロー入賞により当たりが発生する複合パチンコ遊技機など)に適用してもよい。
本発明のパチンコ遊技機の正面模式図。 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 役物装置の正面図。 液晶表示部の表示例を示す図。 基本処理を示すフローチャート。 1種始動入賞処理を示すフローチャート。 図柄変動処理を示すフローチャート。 ラウンド決定処理を示すフローチャート。 1種当たり処理を示すフローチャート。 役物開放処理を示すフローチャート。 役物入賞処理を示すフローチャート。 ラウンド終了処理を示すフローチャート。 図9の変形例を示すフローチャート。 図11の変形例を示すフローチャート。 図12の変形例を示すフローチャート。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
6 役物装置(第2可変入賞装置)
7 1種始動入賞口
8,8 2種始動入賞口
9 アタッカー(第1可変入賞装置)
11,11 ハネ部材
13 1種図柄表示部
22 CPU(第2当たり発生手段、第1当たり放出手段、特典付与手段、第1開放制御手段、第2開放制御手段、遊技制御手段)
24 RAM(第1当たりストック手段)
61 2種V入賞口

Claims (4)

  1. 第1所定条件の成立により第1当たりの決定がされた場合に、その第1当たり情報を累積的にストックする第1当たりストック手段と、
    第2所定条件の成立により第2当たりを発生させる第2当たり発生手段と、
    前記第2当たりの発生に応じて、前記ストックしている第1当たりを放出する第1当たり放出手段と、
    前記ストックした第1当たり情報の累積数に応じて、遊技者に特典を付与する特典付与手段と、
    第1及び第2可変入賞装置と、
    前記第1当たりの放出による発生に応じて、所定の第1ラウンド終了条件が成立するまで前記第1可変入賞装置を開放状態とする第1開放制御を実行するとともに、この開放制御中に所定の第1ラウンド更新条件が成立した場合は、前記第1開放制御を繰返し実行する第1開放制御手段と、
    前記第2当たりの発生に応じて、所定の第2ラウンド終了条件が成立するまで前記第2可変入賞装置を開放状態とする第2開放制御を実行するとともに、この開放制御中に所定の第2ラウンド更新条件が成立した場合は、前記第2開放制御を繰返し実行する第2開放制御手段と、
    前記第1当たりと第2当たりとが同時に発生した場合に、前記第1開放制御と第2開放制御とを重ねて実行し、前記第1ラウンド終了条件と第2ラウンド終了条件とのうち少なくとも一方が成立したときに、双方のラウンド終了条件が成立したと判定し、前記第1ラウンド更新条件と第2ラウンド更新条件とのうち少なくとも一方が成立したときに、双方のラウンド更新条件が成立したと判定する遊技制御手段と、
    を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記特典付与手段は、前記第1当たりが放出により発生した際にストックしていた前記第1当たり情報の累積数に基づいて、遊技状態を第1ストック状態と第2ストック状態とに区分し、この遊技状態に応じて、前記第1当たりと前記第2当たりとのうち少なくとも一方の当たり発生により遊技者に付与可能な利益の大きさを変化させることを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記特典付与手段は、前記第1当たり及び第2当たりの双方の当たり終了条件が成立するまで双方の当たりを継続する制御を、前記遊技状態に応じて、前記遊技制御手段に実行させることを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記特典付与手段は、前記第1ラウンド終了条件と第2ラウンド終了条件との双方が成立するまで次の開放制御を実行しない制御を、前記遊技状態に応じて、前記遊技制御手段に実行させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のパチンコ遊技機。
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