JP4456217B2 - 分電盤の負荷名称表示部 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
前面に開口を有した基台に主幹ブレーカと分岐ブレーカを載置し、開口を、端部をヒンジ構造とし、回動動作により開閉可能とした配線覆いで被覆すると共に、配線覆いにはブレーカの操作ハンドルを突出させるための操作孔を設け、操作孔の近傍には負荷名称を表示する分電盤の負荷名称表示部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術における分電盤は、二列に配置されている分岐回路の列間に対向する配線覆い21上に、負荷名称表示ラベル22を貼付し、分岐ブレーカの負荷名称を表示するものであった。配線作業やメンテナンス作業時に分岐回路の負荷を識別するには、配線覆い21の開閉を繰り返して確認したり、配線覆いを外し、作業場の傍らに置いて照合したりしていた。
【0003】
また、第二の従来技術における分電盤は、二列に配置されている分岐回路の列間に対向する配線覆い23上に、着脱可能な負荷名称表示部材24を取り付けていた。配線作業やメンテナンス作業時に分岐回路の負荷を識別するには、負荷名称表示部材24を配線覆い23から取り外し、充電部を保持している部材25の突出部26に仮保持させて、表示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術における分電盤での負荷名称の表示のしかたでは、いちいち配線覆いを開けたり閉めたりするのに手間がかかったり、また、負荷名称を見誤って誤配線を招く虞があった。
【0005】
また、第二の従来技術における分電盤での負荷名称の表示のしかたでは、配線覆いから負荷名称表示部材を着脱させるので負荷名称表示部材の紛失の虞があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、分岐回路の配列が正確に確認でき、配線工事点検等の作業を迅速にまた、正確に行える分電盤を提供することを目的とし、その構造は、配線覆いの端部をヒンジ構造とし、回動動作により開閉可能とし、負荷名称表示部の端部には係止部を設け、係止部はつまみをスライドさせることにより配線覆いに結合または結合を解除することが可能で、配線覆いを開放する場合に、配線覆い上または分岐ブレーカの近傍のどちらでも負荷名称表示を可能としたことである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に係る分電盤の負荷名称表示部は、端部に係止部を設け、係止部はつまみにより配線覆いに結合または結合を解除することが可能である。配線作業や電圧切換作業を行う際には、つまみをスライドさせ配線覆いへの結合を解除する。配線覆いを開放しても負荷名称表示部は分岐ブレーカ間に保持され、負荷名称の表示に従って配線作業や電圧切換作業を行う。また、点検作業を行う際には、つまみをスライドさせ配線覆いに負荷名称表示部を結合させる。配線覆いを開放したときには、配線覆い上に負荷名称表示がされたままになり、点検作業を行う。
【0008】
【実施例】
本発明に係る分電盤の実施例を図1〜図6の添付図面に基づいて説明する。
【0009】
本発明に係る分電盤1は、基台2に主幹ブレーカと分岐ブレーカを載置し、基台2の開口3は配線覆い4で被覆する。配線覆い4には、ブレーカの操作部を突出するための操作孔5を設け、操作孔5の近傍には負荷名称表示窓6を設ける。
【0010】
配線覆い4は端部をヒンジ構造とし、回動動作により開閉される。負荷名称表示窓6には、負荷名称表示部7で負荷名称の表示を行う。負荷名称表示部7の端部裏側には係止部8を設け、表側には係止部8がスライド移動可能とするつまみ9を設ける。
【0011】
分電盤1の配線作業や電圧切換作業を配線覆い4を開放して行う際には、図1〜図3に示すように、つまみ9を負荷名称表示部側へスライドさせ係止部8を移動させて、負荷名称表示部7の配線覆い4への結合を解除する。配線覆い4を開放したときには、負荷名称表示部7は配線覆い4に追従せず、基台2に載置された分岐ブレーカ10間に保持される。その状態で配線作業や電圧切換作業を行う。
【0012】
分電盤1の点検作業を行う際には、図4〜図6に示すように、つまみ9を負荷名称表示部とは反対側へスライドさせ係止部8を移動させて、負荷名称表示部7の配線覆い4への結合をする。配線覆い4を開放したときには、負荷名称表示部7は分電盤1の内部機器からは外れ配線覆い4に追従し、配線覆い4上で負荷名称表示をする。その状態で点検作業を行う。
【0013】
また、本発明に係る分電盤の負荷名称表示部は、上記示したようにつまみがスライド構造であるものや、つまみの位置や数量が上下一カ所ずつに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0014】
【発明の効果】
本発明に係る分電盤の負荷名称表示は、負荷名称表示部の端部には係止部を設け、係止部はつまみをスライドさせることにより配線覆いに結合または結合を解除することが可能で、配線覆いを開放する場合に、配線覆い上または分岐ブレーカの近傍のどちらでも負荷名称表示を可能としたため、分岐回路の配列が正確に認識でき、誤結線の発生が低減でき、配線工事や点検作業が迅速且つ安全確実に行うことができる。また、部品を着脱することもないので、紛失の虞もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る分電盤の負荷名称表示部を示す斜視図である。
【図2】 本発明に係る分電盤の負荷名称表示部を示す正面図である。
【図3】 本発明に係る分電盤の負荷名称表示部を示す説明図である。
【図4】 本発明に係る分電盤の負荷名称表示部を示す斜視図である。
【図5】 本発明に係る分電盤の負荷名称表示部を示す正面図である。
【図6】 本発明に係る分電盤の負荷名称表示部を示す説明図である。
【図7】 従来技術における分電盤の配線覆いを示す斜視図である。
【図8】 従来技術における分電盤の負荷名称表示方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 分電盤
2 基台
3 開口
4 配線覆い
5 操作孔
6 負荷名称表示窓
7 負荷名称表示部
8 係止部
9 つまみ
10 分岐ブレーカ
Claims (1)
- 前面に開口を有した基台に主幹ブレーカと分岐ブレーカを載置し、前記開口を、端部をヒンジ構造とし、回動動作により開閉可能とした配線覆いで被覆すると共に、該配線覆いには前記ブレーカの操作ハンドルを突出させるための操作孔を設け、該操作孔の近傍には負荷名称を表示する分電盤の負荷名称表示部において、前記負荷名称表示部の端部には係止部を設け、該係止部はつまみをスライドさせることにより前記配線覆いに結合または結合を解除することが可能で、前記配線覆いを開放する場合に、前記配線覆い上または前記分岐ブレーカの近傍のどちらでも負荷名称表示を可能としたことを特徴とする分電盤の負荷名称表示部。
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