JP4455345B2 - プレス機械用ダイクッション装置の油圧システム - Google Patents
プレス機械用ダイクッション装置の油圧システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4455345B2 JP4455345B2 JP2004567158A JP2004567158A JP4455345B2 JP 4455345 B2 JP4455345 B2 JP 4455345B2 JP 2004567158 A JP2004567158 A JP 2004567158A JP 2004567158 A JP2004567158 A JP 2004567158A JP 4455345 B2 JP4455345 B2 JP 4455345B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- pressure
- press machine
- hydraulic system
- die cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 8
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D24/00—Special deep-drawing arrangements in, or in connection with, presses
- B21D24/02—Die-cushions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
上記の従来技術は、上記の多数のクッションピンの長さ寸法にバラツキが存在する場合であっても、プレス加工時にシワ押え型が上記クッションピンを介して上記ピストンを油圧室内に押し込むことにより、上記クッションピンの長さ寸法のバラツキを吸収して、プレス加工時のクッション荷重を上記クッションピンへほぼ均等に伝達できる点で優れる。
即ち、前記の油圧室へ供給された圧油は、本質的には非圧縮性であり、許容圧縮量が極めて小さいため、上記ピストンのクッションストロークが小さくならざるを得ない。従って、上記の多数のクッションピンの長さ寸法のバラツキが大きい場合には、そのバラツキを吸収できなくなる。
プレス機械用ダイクッション装置のクッションパッド1の上面に複数の長尺ベース板2を間隔をあけて設ける。それぞれの長尺ベース板2に多数の油圧シリンダ3を上記の長尺ベース板2の長手方向に間隔をあけて設ける。油タンク20内のオイルを油圧ポンプ21を介して上記の多数の油圧シリンダ3の油圧室10へ供給し、その油圧室10の圧油がピストン9を介してクッションピン17を下側から受け止めるように構成する。上記の各油圧室10に、圧油を貯留することによって使用する圧油の総量を増加させて当該増加量に応じて圧油の許容圧縮量を増加させる高圧容器41を、連通させる。その高圧容器41を、隣り合う長尺ベース板2・2の間に配置する。
前記の高圧容器内に圧油を貯留することにより、ダイクッション装置の油圧システムに使用する圧油の総量を増加させることができ、その増加量に応じて圧油の許容圧縮量を増加させることが可能となった。従って、上記の高圧容器の内容積を所定の値に設定して上記の圧油の総量を調節することにより、前記の多数の油圧シリンダのクッションストロークを所望範囲に設定できる。
しかも、本発明は、上記の効果を達成するにあたり、高圧容器内に圧油を貯留するだけでよく、前述した先発明例のバネ式アキュームレータ(又はガス式アキュームレータ)に必要な可動部分を省略できるので、パッキンの摩耗等による圧油漏れを防止して長期間にわたってメンテナンスフリーで使用できる。
そのうえ、上記の高圧容器を隣り合う長尺ベース板の間に配置したので、その高圧容器を設置するための専用スペースを確保する必要がなくなり、コンパクトな油圧システムを提供できた。
例えば、図4又は図5に示すように、前記の高圧容器41を複数設け、これら複数の高圧容器41のうちの少なくとも一つの高圧容器41を、開閉弁51を介して、前記の油圧シリンダ3の前記の油圧室10に連通させる。
この発明によれば、上記の開閉弁を手動または自動で開閉することによって、その開閉弁に連結した高圧容器の内容積に相当する圧油量を付加または削減できる。このため、上記の油圧システムのダイクッション作用に使用する圧油の量を容易に調節できる。その結果、前記ダイクッション装置のダイクッション能力に応じた適切な圧油量を容易に設定することが可能となった。
図2Aは、上記の油圧システムの平面図である。
図2Bは、上記の図2A中の2B−2B線矢視図に相当する立面図である。
図3は、本発明の第1変形例を示し、上記の図2Aの平面図に類似する模式図である。
図4は、本発明の第2変形例を示し、上記の図3に類似する模式図である。
図5は、本発明の第3変形例を示し、同上の図3に類似する模式図である。
プレス機械のクッションパッド1の上面に、複数の長尺ベース板2が所定の間隔をあけて固定される。それぞれの長尺ベース板2に多数の油圧シリンダ3が設けられる。これらの油圧シリンダ3は、上記の長尺ベース板2の長手方向へ所定の間隔をあけて固定されている。これにより、上記の多数の油圧シリンダ3が平面視で碁盤目状に配置されている。なお、上記の油圧シリンダ3を配置してない箇所には、上記の長尺ベース板2の対応箇所にプラグ用のフランジ4を取りつけてある。
上記の長尺ベース板2の支持面2aにハウジング5が封止具6および複数のボルト7を介して保密状に固定される。そのハウジング5のシリンダ孔8にピストン9が保密状に挿入され、そのピストン9と上記の支持面2aとの間に油圧室10が形成される。その油圧室10は上記の支持面2aに直接に対面している。
また、上記の長尺ベース板2内には、水平方向へ延びる主流路13と上下方向へ延びる多数の分岐路14とが形成されている。前記の油圧シリンダ3の前記油圧室10が上記の分岐路14を経て上記の主流路13に連通されている。
前記の油圧シリンダ3の設置数量は161本であり、各油圧シリンダ3の前記の油圧室10の容積の合計と配管路(前記の主流路13および分岐路14など)の容積との総計は、約6リッター(約6000cm3)であった。また、本発明に係る前記の高圧容器41の内容積は、約4リッター(約4000cm3)に設定した。
前記の高圧容器41と油タンク20とブースタポンプ21と弁装置43の高さは、図2Bに示したように、前記の油圧シリンダ3の前記ピストン9の上端面の高さ以下となるように配置することが好ましいが、その上端面よりも少し高くなるように配置することも可能である。
上記の油圧シリンダ3は、例示の構造に限定されないことは勿論であり、種々の構造を採用可能である。
上記の高圧容器41は、複数設けることに代えて、1つだけ設けるようにしてもよい。
前記の弁装置43は、長尺ベース板2に固定することに代えて、隣り合う長尺ベース板2・2の間に配置してもよい。
上記の弁装置43と前記の油タンク20と前記ブースタポンプ21との少なくとも一つを前記クッションパッド1の外部に配置することも可能である。
前記の絞り弁34と前記の切換弁35とを個別に設けることに代えて、その絞り弁34を上記の切換弁35の内部に組み込んでもよい。
その図3中の左右の両側では、前記の隣り合う長尺ベース板2・2の間に二本の長尺高圧容器41を直列状に設置し、これら高圧容器41・41を前記一対の連結管42・42へ直列に接続してある。
前記の隣り合う長尺ベース板2・2の間の各スペースに二本の長尺高圧容器41を離間した状態で設置し、各高圧容器41の長手方向の外端部を開閉弁51を介して前記の連結管42に接続してある。上記の開閉弁51は、電動機や空圧シリンダ等のアクチュエータによって自動的に操作することが好ましいが、手動で操作する形式であっても差し支えない。
その図5中の左右の両側では、前記の隣り合う長尺ベース板2・2の間に三つの球形高圧容器41を前記の開閉弁51を介して直列状に接続し、外方に位置する高圧容器41を別の開閉弁51を介して前記の連結管42に接続してある。また、その図5中の左右方向の中央部分では、隣り合う長尺ベース板2・2の間の各スペースに二つの球形高圧容器41を離間した状態で設置してある。そして、上記の中央部分の左側では、各高圧容器41の外端部を前記の開閉弁51を介して前記の連結管42に接続してある。これに対して、上記の中央部分の右側では、上記の開閉弁51を省略してあり、各高圧容器41の外端部を上記の連結管42に直接に接続してある。
前記の開閉弁51は、複数の高圧容器41のうちの少なくとも一つの高圧容器41に接続すればよい。従って、前記の図4の第2変形例において、複数の任意の開閉弁51を省略してもよい。
また、上記の複数の高圧容器41の形状は、例示した長尺形や球形に限定されるものでないことは勿論である。
Claims (5)
- プレス機械用ダイクッション装置のクッションパッド(1)の上面に複数の長尺ベース板(2)を間隔をあけて設け、それぞれの長尺ベース板(2)に多数の油圧シリンダ(3)を上記の長尺ベース板(2)の長手方向に間隔をあけて設け、油タンク(20)内のオイルを油圧ポンプ(21)を介して上記の多数の油圧シリンダ(3)の油圧室(10)へ供給し、その油圧室(10)の圧油がピストン(9)を介してクッションピン(17)を下側から受け止めるように構成し、
上記の各油圧室(10)に、圧油を貯留することによって使用する圧油の総量を増加させて当該増加量に応じて圧油の許容圧縮量を増加させる高圧容器(41)を、連通させ、その高圧容器(41)を、隣り合う長尺ベース板(2)(2)の間に配置した、ことを特徴とするプレス機械用ダイクッション装置の油圧システム。 - 請求の範囲第1項に記載したプレス機械用ダイクッション装置の油圧システムにおいて、
前記の高圧容器(41)を複数設け、これら複数の高圧容器(41)のうちの少なくとも一つの高圧容器(41)を、開閉弁(51)を介して、前記の油圧シリンダ(3)の前記の油圧室(10)に連通させた、ことを特徴とするプレス機械用ダイクッション装置の油圧システム。 - 請求の範囲第2項に記載したプレス機械用ダイクッション装置の油圧システムにおいて、
前記の複数の高圧容器(41)を、それぞれ、開閉弁(51)を介して、前記の油圧シリンダ(3)の前記の油圧室(10)に連通させた、ことを特徴とするプレス機械用ダイクッション装置の油圧システム。 - 請求の範囲第1項または第2項に記載したプレス機械用ダイクッション装置の油圧システムにおいて、
前記高圧容器(41)を、前記の長尺ベース板(2)に沿わせて細長い形状に構成した、ことを特徴とするプレス機械用ダイクッション装置の油圧システム。 - 請求の範囲第1項または第2項に記載したプレス機械用ダイクッション装置の油圧システムにおいて、
前記の油タンク(20)および前記の油圧ポンプ(21)を、隣り合う長尺ベース板(2)(2)の間に配置した、ことを特徴とするプレス機械用ダイクッション装置の油圧システム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003010619 | 2003-01-20 | ||
JP2003010619 | 2003-01-20 | ||
PCT/JP2003/016518 WO2004065112A1 (ja) | 2003-01-20 | 2003-12-24 | プレス機械用ダイクッション装置の油圧システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2004065112A1 JPWO2004065112A1 (ja) | 2006-05-18 |
JP4455345B2 true JP4455345B2 (ja) | 2010-04-21 |
Family
ID=32767261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004567158A Expired - Fee Related JP4455345B2 (ja) | 2003-01-20 | 2003-12-24 | プレス機械用ダイクッション装置の油圧システム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4455345B2 (ja) |
AU (1) | AU2003296062A1 (ja) |
TW (1) | TW200417426A (ja) |
WO (1) | WO2004065112A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5695371B2 (ja) * | 2010-09-01 | 2015-04-01 | 株式会社エイチアンドエフ | ダイクッション装置 |
JP6227702B2 (ja) * | 2016-04-22 | 2017-11-08 | アイダエンジニアリング株式会社 | ダイクッション装置のシム調整装置及び方法 |
JP6710405B2 (ja) * | 2016-04-25 | 2020-06-17 | 合同会社竹とんぼ技術設計 | ダイクッション装置の加圧力の均等化装置 |
CN113002038B (zh) * | 2019-12-19 | 2023-04-07 | 倍科有限公司 | 冲压装置以及冲压方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60108429U (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-23 | トヨタ自動車株式会社 | プレス機械のクツシヨンピン均圧装置 |
JPS6112517U (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-24 | トヨタ自動車株式会社 | プレス機械のクツシヨン力調整装置 |
JP2753675B2 (ja) * | 1992-11-05 | 1998-05-20 | トヨタ自動車株式会社 | プレス機械のダイクッション装置 |
JP3060908B2 (ja) * | 1994-12-21 | 2000-07-10 | トヨタ自動車株式会社 | プレス機械の均圧装置 |
-
2003
- 2003-12-24 WO PCT/JP2003/016518 patent/WO2004065112A1/ja active Application Filing
- 2003-12-24 AU AU2003296062A patent/AU2003296062A1/en not_active Abandoned
- 2003-12-24 JP JP2004567158A patent/JP4455345B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2003-12-31 TW TW92137700A patent/TW200417426A/zh unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AU2003296062A1 (en) | 2004-08-13 |
JPWO2004065112A1 (ja) | 2006-05-18 |
WO2004065112A1 (ja) | 2004-08-05 |
TW200417426A (en) | 2004-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0718055B1 (en) | Apparatus including mutually communicating hydraulic cylinders for even distribution of blank-holding force on pressing machine | |
CN114144584B (zh) | 一种电动液驱动活塞式氢气压缩机及压缩方法 | |
JP6185973B2 (ja) | プレス機械のスライドクッション装置 | |
JP4455345B2 (ja) | プレス機械用ダイクッション装置の油圧システム | |
KR0161291B1 (ko) | 유체압 피스톤발동기 | |
JP2013108622A (ja) | 工作機械及びモータポンプユニット | |
JPH03181682A (ja) | 油圧装置の圧力保障弁付き三方弁装置 | |
KR100775687B1 (ko) | 클램프 장치 | |
US2155257A (en) | Fluid compressor | |
JP2002048103A (ja) | シリンダ装置 | |
JP4094165B2 (ja) | 機械プレスの過負荷防止装置 | |
CN201851428U (zh) | 带溢流结构的超高压油泵 | |
CN1103681C (zh) | 脉冲压力机尤其是单层或多层压力机 | |
KR102022940B1 (ko) | 에어가압 유압장치용 논리크 에어 파일럿 유압 절환 밸브 | |
JP3859311B2 (ja) | プレスクッションのロック装置 | |
JP2005532496A (ja) | ガス交換弁を制御するための装置 | |
CA2284891C (en) | Hydraulic system for a press | |
WO2021005321A1 (en) | Linear actuator assembly | |
CN108361238A (zh) | 用于成型机的活塞-缸单元以及成型机 | |
CN214304636U (zh) | 一种带有换油机构的液压机油缸 | |
CN214304214U (zh) | 一种自加压气缸 | |
GB2165893A (en) | Unloading twin cylinder compressor | |
SU1388324A1 (ru) | Гидравлический пресс | |
JPH0281799U (ja) | ||
JP2000233300A (ja) | 機械プレスの過負荷防止装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060919 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100202 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100203 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |