JP4455315B2 - 印刷制御装置及び印刷システム並びに印刷制御方法 - Google Patents

印刷制御装置及び印刷システム並びに印刷制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、印刷ジョブの処理順番の管理機能を備える印刷制御装置及び方法に関する。また、そのような印刷制御装置に好適な情報処理装置及びその制御方法、印刷システムに関する。
複数のホストコンピュータによってプリンタを共有するネットワークプリントシステムにおいては、一般に次の2種類のプリントサーバが用いられている。1つはプリントサーバに大容量の記憶媒体を備えることで印刷ジョブを記憶し、プリントサーバから印刷ジョブを実行する構成である。もう1つは、ホストコンピュータからの印刷ジョブの送信順序を管理し、必要な時にホストコンピュータに印刷ジョブの送信を行わせるというものである。
後者のネットワークプリントシステムにおいては、プリントサーバに、複数のジョブを蓄積するための大容量の記憶媒体を備えておくことを不要にすることができる。このようなネットワークプリントシステムに関しては、種々の方式が提案されている。例えば特許文献1によれば、プリントサーバはホストコンピュータから印刷予約を受け付け、印刷予約の受付順を管理し、その順序に応じてホストコンピュータに印刷要求を発行させる構成が記載されている。
また、特許文献2においては、クライアント(ホストコンピュータ)の側で自らがプリント要求の発行の時間待ち合わせを行なう構成が提案されている。より具体的には、クライアントから発行されたプリント要求に対するプリント処理時間を計測し、その計測したプリント処理時間に基づいてクライアントの側で発行するプリント要求の時間間隔を決定する。特許文献2は、このような構成を採用することにより、プリントサーバに負担をかけることなく、システム全体としてのプリント処理の効率向上を図る。
特開平02−146618号公報 特開平09−305338号公報
しかしながら、上記従来技術1、2において提案されたような従来の方式は、プリントサーバに大容量の記憶媒体を備える必要がないという効果は得られるものの、以下の問題点を有していた。
特許文献1では、プリントサーバから情報処理装置に対して印刷ジョブの送信を行わせるための要求を発行する機能(ポーリング機能)が必要であり、ポーリング機能を有していないプリントサーバに適用することはできない。
また、特許文献2では、クライアントが能動的にプリントサーバへの印刷要求タイミングを決定するため、印刷装置を効率的に利用するという観点では、必ずしも満足する結果が得られない。例えば、自らが決定したタイミングまでは印刷装置の状態に関わらず印刷要求を発行させるための要求を発行しない。このため、次の要求の発行までの待機期間中に、印刷装置が休止状態になったとしても、印刷が実行されない状態が続いてしまうという可能性がある。従って、印刷装置の利用効率が低下してしまう。
本発明は、印刷制御装置側に上記のようなポーリング機能を持たない場合であっても、印刷装置を効率的に利用でき、且つ、印刷制御装置の記憶容量を小さくすることができる仕組みを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様による印刷制御方法は、
印刷ジョブを送信する情報処理装置と、前記情報処理装置から受信した前記印刷ジョブを印刷手段に印刷させる印刷制御装置とを備えた印刷システムにおける印刷制御方法であって、
前記情報処理装置の発行手段が、前記印刷ジョブの処理を要求する印刷要求を前記印刷制御装置に対して発行する発行工程と、
前記印刷制御装置の受信手段が、前記発行工程において発行された、前記印刷要求を受信する受信工程と、
前記印刷制御装置の登録手段が、前記受信工程で受信した前記印刷要求の識別子を印刷待ちリストに登録する登録工程と、
前記印刷制御装置の設定手段が、前記登録工程で登録された印刷要求の識別子に対して、前記受信工程にて受信された印刷要求の受信順序に応じて、前記受信順序が早い印刷要求の識別子に対して優先度を高く設定し、前記受信順序が遅い印刷要求の識別子に対して優先度を低く設定する設定工程と、
前記印刷制御装置の決定手段が、前記設定工程で設定された前記識別子の前記優先度に基づいて、前記識別子に対応する印刷要求の発行元である前記情報処理装置における、当該印刷要求の発行間隔を決定する決定工程と、
前記印刷制御装置の通知手段が、前記決定工程で決定された発行間隔を示す情報を前記情報処理装置に通知する通知工程とを備え、
前記発行工程では、前記通知工程において前記発行間隔を示す情報が通知された後、前記情報により示される発行間隔に従って前記印刷要求を前記印刷制御装置に対して発行し、
前記決定工程では、前記優先度の高い識別子に対応する印刷要求の発行間隔を、前記優先度の低い識別子に対応する印刷要求の発行間隔に比べて短い間隔に決定する。
また、上記の目的を達成するための本発明の他の態様による印刷制御方法は、
印刷ジョブを送信する情報処理装置と通信可能であり、前記情報処理装置から受信した前記印刷ジョブを印刷手段に印刷させる印刷制御装置における印刷制御方法であって、
受信手段が、前記情報処理装置により発行された、前記印刷ジョブの処理を要求する印刷要求を受信する受信工程と、
登録手段が、前記受信工程で受信した前記印刷要求の識別子を印刷待ちリストに登録する登録工程と、
設定手段が、前記登録工程で登録された印刷要求の識別子に対して、前記受信工程にて受信された印刷要求の受信順序に応じて、前記受信順序が早い印刷要求の識別子に対して優先度を高く設定し、前記受信順序が遅い印刷要求の識別子に対して優先度を低く設定する設定工程と、
決定手段が、前記設定工程で設定された前記識別子の前記優先度に基づいて、前記識別子に対応する印刷要求の発行元である前記情報処理装置における、当該印刷要求の発行間隔を決定する決定工程と、
通知手段が、前記決定工程で決定された発行間隔を示す情報を前記情報処理装置に通知する通知工程とを備え、
前記決定工程では、前記優先度の高い識別子に対応する印刷要求の発行間隔を、前記優先度の低い識別子に対応する印刷要求の発行間隔に比べて短い間隔に決定する。
本発明によれば、印刷制御装置が上記ポーリング機能を持たない場合でも、印刷装置を効率的に利用でき、且つ、印刷制御装置の記憶容量を小さくすることができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態によるネットワークプリントシステムの構成例を示すブロック図である。図1に示されるシステムは、ホストである情報処理装置100、110、120と、印刷装置300とが、印刷制御装置200を介して接続されたネットワークプリントシステムの例である。なお、情報処理装置100、110、120は相互に直接通信するのではなく、各々が印刷制御装置200と通信する形態をとっている。以降、情報処理装置100,110,120に関して、構成や機能の説明は情報処理装置100を例に説明するが、情報処理装置110、120に関しても同様である。
情報処理装置100において、送信制御部101は、印刷装置へ印刷データを含む印刷ジョブを送信する機能や印刷装置のステータスを要求・取得する機能などを備えている。特に、送信制御部101は、設定されたポーリング間隔に従って未送信の印刷ジョブに関わる印刷要求を発行し、未送信の印刷ジョブをインターフェース・ホストコントローラ102を介して印刷制御装置200へ送信するための制御を行なう。インターフェース・ホストコントローラ(以下、IFHCと記す)102は、通信を行なうホストコントローラ(以下、HC)である。例えばUSBのバルク転送の場合は、データの送受信はこのHCによって管理される。また、情報処理装置100は、図示していない入出力機器(例えば、ディスプレイ、キーボード、マウス等)を備えている。
印刷制御装置200において、インターフェース・デバイスコントローラ201(以下、IFDCと記す)は、ネットワークを介して情報処理装置100,110,120との通信を行なう。IFHC202は、印刷装置300との通信を行なう。印刷制御装置200は更に予約部210、印刷装置管理部220、ジョブ管理部230を有する。
予約部210は、ジョブ管理部230における予約状況を識別する予約状況識別部211と、ジョブ管理部230に予約を登録する予約登録部212と、印刷装置管理部220による印刷装置300の管理状況を識別する印刷状況管理部213とを備えている。印刷装置管理部220は、印刷装置300のステータスを監視するステータス監視部221と、印刷装置300へ印刷ジョブを送信するジョブ送信部222を備えており、IFHC202を介して印刷装置300との通信を行なう。
ジョブ管理部230は、ジョブID(印刷要求を識別するための識別子)の新規追加・削除・順序変更等を制御するための印刷待ちリスト231を管理する。ここで印刷待ちリスト231には、印刷要求を識別するための識別子(印刷要求識別子)、印刷要求元の情報処理装置を識別する識別子(装置識別子)が登録されている。なお、装置識別子は第1実施形態では省略してもよいし、印刷ジョブの記録媒体への記録が終了するまで情報処理装置から1つの印刷ジョブのみしか印刷要求の登録を行えない場合には装置識別子を印刷要求識別子に割り当てるようにしても良い。更に、印刷待ちリスト231に登録されている各印刷要求には、優先度と、印刷要求元の情報処理装置からポーリングを発行する間隔(ポーリング間隔)に関する情報とが関連付けられている。
印刷装置300は、印刷制御装置200と通信を行なうためのIFDC301と、図示していない基本構成(バッファ、印刷機構など)とを備えている。印刷装置300は、IFDC301を介して受信した印刷ジョブを記録媒体上に可視像として記録する。以上の情報処理装置100,110,120と、印刷制御装置200と、印刷装置300により本実施形態の印刷システムが構成される。
図2は、本実施形態の情報処理装置100による印刷処理を説明するフローチャートである。また、図3は本実施形態の印刷制御装置200によるジョブ管理を説明するフローチャートである。以下、図2及び図3を参照して本実施形態による印刷処理について説明する。
まず、情報処理装置100において印刷開始が指示されると、処理はステップS201からステップS202に進む。ステップS202では、送信制御部101が印刷ジョブを送信可能であるかを確認するため、IFHC102を介して印刷制御装置200へ印刷要求としてのポーリング要求を発行する。
印刷制御装置200では、IFDC201を介して上記ポーリング要求を受信すると、処理をステップS211からステップS213へ進める。ステップS213では、当該印刷ジョブが印刷可能であるか否かを判断する。この判断は、印刷制御装置200の予約部210が印刷状況識別部213を用いて印刷装置管理部220が有するステータス監視部221に印刷装置300の印刷状態を問い合わせることにより、及び、予約状況識別部211を用いてジョブ管理部230における印刷ジョブの予約状況を識別することによりなされる。なおここでいう印刷可能とは、送信制御部101を介して印刷制御装置200へ印刷ジョブを送信できる状態であるということを意味する。よって、「印刷可能」とは、「印刷ジョブを送信可能」であるという言葉に置き換えることもできる。
印刷制御装置200において印刷ジョブを「印刷可能」と判定する基準の一例としては、
(a)現在印刷装置300で印刷中のジョブが存在せず、印刷待ちリスト231において当該印刷ジョブの予約順序が一番速く優先度が高い場合、
(b)現在印刷装置300で印刷中のジョブが存在せず、印刷待ちリスト231に印刷ジョブが登録されていない場合、
(c)印刷待ちリスト231に所定数より少ない印刷要求しか登録されていない場合が挙げられる。
(a)に関して、本実施形態では、優先度が一番高い印刷ジョブと予約順序が一番速い印刷ジョブは1対1に対応するので、いずれか一方をチェックすればよい。(c)の条件は、印刷待ちリスト231に登録された印刷ジョブの数が所定数以下であれば、印刷制御装置200が備える記憶装置に印刷ジョブを蓄積できるとの判断に基づくものである。従って、この判断に用いられる「所定数」は、印刷制御装置200の備える記憶装置の容量に応じて変わる。
印刷制御装置200は、上記条件に従って受信したポーリング要求(印刷要求)に関連する印刷ジョブを「印刷可能」である判断した場合は、ステップS213からステップS214へ進み、ステップS202で発行されたポーリング要求に対して印刷可能を示すポーリング応答を行なう。なお、このポーリング応答は当該ポーリング要求の発行元の情報処理装置へ送信されることは言うまでもない。
情報処理装置100においてこのポーリング応答(印刷可能を示すポーリング応答)を受信すると、処理はステップS203、S204を経て、ステップS205へ進む。ステップS205において、送信制御部101は印刷処理を遂行する。より具体的には、送信制御部101が、図示していない該当印刷ポートを介して印刷制御装置200へ印刷ジョブを送信する。
なお、図1においては、印刷制御装置200及び印刷装置300が一台づつしか示されていないが、これに限定されるものではなく、複数の印刷制御装置200及び印刷装置300がネットワーク上に接続されているような場合も想定され得る。その場合には送信制御部101は、宛先として印刷ジョブ送信先の印刷制御装置300のIPアドレス及び印刷ポートを併用して宛先とする。尚、これら送信制御部101から印刷制御装置200の印刷ジョブの送信処理については周知である様々な技術を適用することが可能であり、ここでは詳細な説明は割愛する。
一方、印刷制御装置200のステップS213において、現在印刷中の印字ジョブがある等の理由により、受信したポーリング応答に関連する印刷ジョブを印刷不可能であると判定された場合、処理はステップS215へ進む。ステップS215では、当該ジョブを印刷待ちリスト231へ追加し、ポーリング間隔に関する情報を含むポーリング応答を情報処理装置100に返す。以上のように、印刷制御装置200では、受信した印刷要求について印刷可能であれば直ちに対応する印刷ジョブの印刷を開始するが、印刷可能でない場合には、当該印刷要求の識別子を印刷待ちリスト231に登録する。そして、印刷待ちリスト231を用いて印刷要求に応じた印刷ジョブの実行を管理する。
ステップS215におけるジョブ管理処理およびポーリング応答の各ステップについてより詳細に説明する。ステップS213にて印刷不可と判断されると、ステップS301において、予約状況識別部211がジョブ管理部230の情報を参照する。ここで、当該印字ジョブがジョブ管理部230の印刷待ちリスト231に登録されていなければ、予約登録部212を介して印刷待ちリスト231の最後尾に当該印刷要求の識別子を追記する(印刷待ちリスト231の更新)。第1実施形態では、ジョブ管理部230は印刷待ちリスト231の管理と共に、印刷待ちリスト231における順番に応じてポーリング間隔も管理しているものとする。ここでは、図1に示すように、最優先の印字ジョブのポーリング間隔を短く(Short)、それ以外は長く(Long)設定するものとする。この点については図4により後述する。印刷待ちリスト231の更新、管理は印刷装置300による印刷処理(上記印刷ジョブの記録媒体上への可視像記録を含む)の進捗に応じてなされるものであり、印刷要求の受信とは個別に実行される。
ステップS302では、予約部210の予約状況識別部211が印刷待ちリスト231を参照して、当該ポーリング要求(印刷要求)に対応して設定されているポーリング間隔を取得する。ステップS303にて、予約部210は、ステップS202で発行されたポーリング要求に対し、ステップS302で取得したポーリング間隔を付加した応答ステータスを作成する。ステップS304では、ステップS303で作成した応答ステータスを含むポーリング応答を、当該ポーリング要求の発行元(送信制御部101)に対して送信する。
情報処理装置100は、ステップS304で送信されたポーリング応答を受信すると、ステップS203、S204を経てステップS206へ処理を進める。ステップS206では、受信したポーリング応答に含まれる応答ステータスに付加されているポーリング間隔でもって、ステップS202で実行するポーリング要求の送信間隔(ポーリング間隔)を設定する。そして、ステップS207において、設定されているポーリング間隔が経過するのを待ち、ポーリング間隔が経過したならばステップS202に処理を戻す。こうして、送信制御部101は応答ステータスに付加されたポーリング間隔に従って次回のポーリング要求を発行することになる。なお、応答ステータスでは、「Short」や「Long」等によってポーリング間隔が示されているので、情報処理装置100ではこれを実際のポーリング間隔時間に変換することになる。
次に、図4を用いて印刷待ちリスト231の更新について、より具体的に説明する。図4は図1のジョブ管理部230における印刷要求の登録状態の遷移を示す。なお、図4では印刷待ちリスト231の装置識別子を省略して示している。以下に説明する印刷待ちリスト231の更新管理は、ステータス監視部221によって監視される印刷装置300の状態に基づいて、ジョブ管理部230が行うものとする。
図4(a)は、JobAが印刷中であり、JobB並びにJobCが予約済みの印刷待ちリスト231を示している。この状態で、印刷制御装置200対して、新たにJobDが情報処理装置100から発行された場合を想定して説明する。この場合、JobDは印刷不可と判断され、印刷待ちリスト231の最下位に新規登録される(ステップS213,S301、図4(b)参照)。本実施形態では優先度1に登録されたジョブIDのみポーリング間隔が「Short」に設定されるため、JobDのポーリング間隔は「Long」となる。従って、ステップS304により、印刷制御装置200からはポーリング間隔が「Long」であるとのポーリング応答が送信され(ステップS302〜S304)、情報処理装置100はこれを受けて長い時間間隔でポーリングを行なう(S206、S207、S202)。
ポーリング要求と応答を繰り返すうちに、JobAの印刷が完了すると、最優先の印刷要求であるJobBに対応する印刷ジョブの印刷が開始される。印刷待ちリスト231は印刷待ちの印刷要求識別子を登録するものであるので、この時点でJobBは印刷待ちリスト231から削除される。そして、JobCが最優先の印刷要求へと繰り上がる(図4(c)参照)。この状態でJobCを発行した情報処理装置からのポーリング要求があれば、印刷制御装置200はその情報処理装置に対して、ポーリング間隔が「Short」に設定されたポーリング応答を送信する(S211、S213、S301〜S304)。ポーリング間隔が「Short」に設定されたポーリング応答を受信した情報処理装置は、次回以降のポーリング間隔を短い間隔で行なう。なお、この時点ではJobDのポーリング間隔は依然として「Long」のままである。
さらに時間が経過しJobBの印刷が完了すると、上述した処理に倣い、JobCの印刷が開始され、JobDが最優先ジョブIDとなる(図4(d)参照)。従って、JobDのポーリング間隔は「Short」となる。その後、ステップS202によるポーリング要求の送信に対するポーリング応答の受信により、ポーリング間隔が「Short」に変更されたことが検出される。この検出より後、情報処理装置100は、ポーリング要求を「Short」に対応した短い間隔で行なうことになる。
最後にJobCの印刷も完了すると、最優先の印刷要求となっていたJobDの印刷が開始される(印刷ジョブの送信が開始される)ので、JobDは印刷待ちリスト231から(図4(e)参照)削除される。
以上、説明してきたように、上記第1実施形態によれば、印刷要求を待ちリストに登録することで印刷順序を管理するので、例えばプリントサーバを構成するような印刷制御装置200に大容量の記憶媒体を備える必要がないという効果が得られる。また、優先順位の高い(印刷開始の間近な)印刷要求に関しては、短いポーリング間隔を設定するので、印刷装置を効率的に利用できると共に、プリントサーバに情報処理装置に対して印刷ジョブの送信を行わせるための要求を発行する機能(ポーリング機能)を持たせることなく簡易な仕組みでシステムを実現するという効果を奏する。
また、上記実施形態においては、例えば印刷待ちリスト231に登録された印刷要求において、最優先の印刷要求のポーリング間隔を短く、それ以外は長く設定する。これにより、ネットワーク経由の印刷を実行するホスト数が多くなっても、印刷要求のトラフィックがネットワーク内を占有することを避けることができ、同一ネットワーク全体の通信環境を損なうことを防ぐことができる。
また、最優先順位の印刷ジョブのポーリング間隔を短く設定しているので、1つの印刷ジョブが完了してから次の印刷ジョブが開始されるまでの印刷待ち時間を短くでき、印刷システムの稼働効率向上を図ることが可能となる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、印刷要求を行なったジョブが印刷待ちリスト231に登録された後は、そのときに通知を受けたポーリング間隔でポーリングを行なうのみである。このため、現在のポーリング間隔にLongが設定されている情報処理装置において、ポーリング間隔がShortになったことが検知されるまでに時間を要してしまう可能性がある。例えば、図4の(b)で、Shortに5秒、Longに60秒が設定されており、JobBの印刷が数秒で終わってしまうような場合を想定する。このような場合、印刷待ちリスト231の中では直ちに図4の(c)の状態となり、さらにJobCからの印刷要求を受信し次第jobCのジョブを印刷可能な状態となる。しかしながら、JobCの発行元の情報処理装置では、設定されたLongのポーリング間隔(60秒)でポーリング要求を行なうまでこれを認識できない。第2実施形態ではこのような不具合を解消する。
第2実施形態では、情報処理装置100より、対応するジョブに与えられているポーリング間隔を確認するためのポーリング要求を短いポーリング間隔で行なう。そのために、情報処理装置100において図6に示す処理が、例えば図2のステップS206において起動される。また、印刷装置側では図5に示される処理が実行される。
図5は第2実施形態の印刷制御装置200によるジョブ管理を説明するフローチャートである。図5において図3と同様の処理ステップには同一のステップ番号を付与してある。図5では、ポーリング間隔の変化をより細かい時間間隔で認識可能とするために、図3の処理にステップS212,S213,S216,S217が追加されている。
図6は、情報処理装置100において、図2に示した処理と連動して、或いは、非同期に実行される送信制御部101によるポーリング間隔確認処理を示すフローチャートである。この処理により、前述の図4に示されるように更新されるポーリング間隔を情報処理装置100側で迅速に把握可能とする。
ステップS231において、情報処理装置100(送信制御部101)は印刷制御装置200にポーリング間隔を問い合わせる。この問い合わせ(ポーリング間隔確認のポーリング要求)を受信した印刷制御部200では、ステップS212からステップS216へ処理を進め、印刷待ちリスト231を参照して、当該ポーリング間隔確認の要求元の情報処理装置の装置識別子に対して設定されているポーリング間隔を取得する。そして、ステップS217において、ステップS216で取得したポーリング間隔を付加して、当該確認の要求元の情報処理装置にポーリング応答を送信する。
このポーリング応答を受信した情報処理装置100では、当該応答に付加されているポーリング間隔から、ポーリング間隔が変更されたか否かを判定する。変更されていればステップS233へ進み、当該ポーリング応答に付加されていたポーリング間隔で、ポーリング間隔の設定を更新する。この更新処理以降は、上記ステップS207におけるポーリング間隔の経過判断を、更新されたポーリング間隔に従って行なうことになる。その後、当該情報処理装置が保持しているすべての印刷ジョブが終了するまでの間、一定時間(ポーリング間隔の更新確認を行なう時間間隔)が経過するたびに上記ステップS231〜S233の処理が繰り返される(ステップS234、S235)。上記処理において、ステップS234の待機する時間を例えば1秒などの短い時間に設定することにより、ステップS202で発行されるポーリング要求の間隔を、印刷制御装置200側のポーリング間隔の管理(前述の図5で説明した)に同期させることができる。
以上のように第2実施形態によれば、印刷待ちリスト231における優先度(ポーリング間隔)を情報処理装置側に迅速に反映することができるので、印刷装置の空き時間を低減し、効率よく印刷装置を利用することができる。
<第3実施形態>
上記第2実施形態では、第1実施形態に残された課題を解決するべく、短いポーリング間隔で予約リストに設定されているポーリング間隔の変化に追従するようにした。しかしながら、この場合、予約リストにジョブを予約している全ての情報処理装置において第1実施形態のLongに比べて短いポーリングが発生することになり、極度にネットワーク処理負荷の低い環境の場合にはトラフィックの混雑を招くおそれもある。そこで、第3実施形態では、予約リストで設定されるポーリング間隔として、「Short」と「Long」に、「VeryShort」と「Very Long」を加え、3段階以上のポーリング間隔を設ける。図7に示しように、優先度の高い順に、VeryShort→Short→Long→Very Longのポーリング間隔が設定される。優先度の最も高いジョブにはVery Shortが設定されるので、現在印刷中のジョブが完了すると速やかに処理が開始されるようになる。また、その次に優先度の高いジョブにはShortが設定されているので、上述したような印刷の開始されたジョブがすぐに終了してしまう場合にも、速やかに印刷を開始させることができる。なお、ポーリング間隔の設定は上記第1乃至第3実施形態による例示に限られるものではない。優先度1、2にはShortを、優先度3以下にはLongを設定するなど、種々の設定方法が考えられる。すなわち、印刷待ちリスト231において印刷要求を優先順位に従って複数段階に区切り、優先順位の高い段階のものほど短いポーリング間隔を設定するようにすればよい。なお、第1実施形態と同様に、印刷待ちリスト231’において装置識別子は省略可能である(第3実施形態に第2実施形態の処理を適用する場合に装置識別子が必要となる)。
<第4実施形態>
第1乃至第3実施形態では、ジョブの受信順序(優先度)に従ってポーリング間隔が決定されている。しかしながら、上述したように、印刷が数秒で終わってしまうような印刷量の非常に少ないジョブの直後のジョブはすぐに処理可能な状態となるので、これに応じたポーリング間隔の設定を行なうことも好ましい実施形態である。例えば、図4の(b)においてJobBの印刷量が非常に少ない場合は、図4の(b)の時点でJobCにもShortを設定するようにする。このような処理を実現するには、例えば、優先度が2になったジョブについては、優先度が1のジョブの印刷量に応じてポーリング間隔を決定するように構成すればよい。なお、ジョブの印刷量は、印刷要求に記述されているものとする。
<第5実施形態>
第1乃至第4実施形態では、印刷待ちリスト231にポーリング時間の情報としてShortあるいはLongが格納されており、このShort、Longに基づいて情報処理装置内でポーリング間隔を決定している。しかしながら、ポーリング間隔の設定する方法は種々考えられるので、以下にいくつかの例を記す。
図8は第5実施形態によるジョブ管理及びポーリング応答(図2のステップS215に対応する処理)を示すフローチャートである。第1実施形態のステップS215との比較で言えば、図2のステップS302をステップS402とS403で置き換えたものである。
即ち、第1実施形態では、印刷待ちリスト231に登録されているポーリング間隔(Long、Short)を予約部210を介して送信制御部101が取得し、送信制御部101は取得したポーリング間隔に従って次回のポーリングを発行する。これに対して第5実施形態では、ステップS402において、予約部210が、印刷待ちリスト231に登録されている当該印刷要求の優先度を取得する。そして、ステップS403において、予約部210が優先度(或いは順位)に基づいてポーリング間隔(Long、Short)を決定する。ステップS303ではこの決定されたポーリング間隔を応答ステータスへ付記する。ステップS304では、ステップS303で作成された応答ステータスを送信制御部101へ送信する。これにより、情報処理装置100の送信制御部101は、送信された応答ステータスにおいて定められているポーリング間隔に従って次回のポーリングを発行する。従って、第5実施形態では、印刷待ちリスト231のポーリング間隔の欄が不要となる。
<第6実施形態>
図9は第6実施形態によるジョブ管理及びポーリング応答の処理を説明するフローチャートである。第6実施形態は、第5実施形態と比較して、図8のステップS403に相当する処理が図9のステップS505で実現されている点が異なる。
即ち、第5実施形態では、予約部210がジョブ管理部230から取得した情報に基づきポーリング間隔を決定し、送信制御部101がポーリング間隔に従って次回のポーリングを発行する。これに対して第6実施形態では、予約部210はポーリング間隔を決定せずに、ジョブ管理部230から取得した当該印字ジョブの優先度を応答ステータスに付記して、ポーリングに応答する(ステップS503)。
このステータス応答を受信した情報処理装置100(送信制御部101)は、ステップS206において、ステータス応答に含まれる優先度(或いは順位)からポーリング間隔を決定し、設定する。従って、第6実施形態においても、印刷待ちリスト231のポーリング間隔の欄が不要となる。
なお、上記第2実施形態の処理を上記第5実施形態に適用する場合には、第2実施形態のステップS216、S217の処理(印刷待ちリスト231からポーリング間隔を取得して応答ステータスを生成して送信する処理)を、ステップS402、S403,S303,S304に置き換えればよい。また、上記第2実施形態の処理を上記第6実施形態に適用する場合には、第2実施形態のステップS216、S217の処理をステップS402、S503,S304に置き換えればよい。
また、上記実施形態では印刷制御装置200が印刷装置300に対して別体の構成を示したが、印刷制御装置200が印刷装置300に内蔵される構成としてもよい。また、上記第1〜第5実施形態において、印刷制御装置から情報処理装置へ送信される、ポーリング間隔を示す情報としてはShotやLong等が用いられるが、例えば5秒や10秒というように直接的にポーリング間隔時間を通知するようにしてもよい。
更に、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
第1実施形態によるネットワークプリントシステムの構成例を示すブロック図である。 第1実施形態の情報処理装置100による印刷処理を説明するフローチャートである。 第1実施形態の印刷制御装置200によるジョブ管理を説明するフローチャートである。 図1のジョブ管理部230における印刷要求の登録状態の遷移を説明する図である。 第2実施形態の印刷制御装置200によるジョブ管理を説明するフローチャートである。 情報処理装置100において、図2に示した処理と連動して、或いは、非同期に実行される送信制御部101によるポーリング間隔確認処理を示すフローチャートである。 第3実施形態によるネットワークプリントシステムの構成例を示すブロック図である。 第5実施形態によるジョブ管理及びポーリング応答処理を説明するフローチャートである。 第6実施形態によるジョブ管理及びポーリング応答処理を説明するフローチャートである。

Claims (11)

  1. 印刷ジョブを送信する情報処理装置と、前記情報処理装置から受信した前記印刷ジョブを印刷手段に印刷させる印刷制御装置とを備えた印刷システムにおける印刷制御方法であって、
    前記情報処理装置の発行手段が、前記印刷ジョブの処理を要求する印刷要求を前記印刷制御装置に対して発行する発行工程と、
    前記印刷制御装置の受信手段が、前記発行工程において発行された、前記印刷要求を受信する受信工程と、
    前記印刷制御装置の登録手段が、前記受信工程で受信した前記印刷要求の識別子を印刷待ちリストに登録する登録工程と、
    前記印刷制御装置の設定手段が、前記登録工程で登録された印刷要求の識別子に対して、前記受信工程にて受信された印刷要求の受信順序に応じて、前記受信順序が早い印刷要求の識別子に対して優先度を高く設定し、前記受信順序が遅い印刷要求の識別子に対して優先度を低く設定する設定工程と、
    前記印刷制御装置の決定手段が、前記設定工程で設定された前記識別子の前記優先度に基づいて、前記識別子に対応する印刷要求の発行元である前記情報処理装置における、当該印刷要求の発行間隔を決定する決定工程と、
    前記印刷制御装置の通知手段が、前記決定工程で決定された発行間隔を示す情報を前記情報処理装置に通知する第1通知工程とを備え、
    前記発行工程では、前記第1通知工程において前記発行間隔を示す情報が通知された後、前記情報により示される発行間隔に従って前記印刷要求を前記印刷制御装置に対して発行し、
    前記決定工程では、前記優先度の高い識別子に対応する印刷要求の発行間隔を、前記優先度の低い識別子に対応する印刷要求の発行間隔に比べて短い間隔に決定することを特徴とする印刷制御方法。
  2. 前記情報処理装置の問い合わせ手段が、前記印刷制御装置に対して、前記印刷要求の発行間隔を問い合わせる問い合わせ工程と、
    前記印刷制御装置の取得手段が、前記情報処理装置からの問い合わせに応じて前記決定工程で決定された前記印刷要求の発行間隔を取得する取得工程と、
    前記通知手段が、前記取得工程で取得された前記発行間隔を示す情報を前記情報処理装置に対して通知する第2通知工程とを更に備え、
    前記問い合わせ工程では、前記第2通知工程で通知された前記発行間隔に比べて短い間隔で前記印刷制御装置に対して問い合わせを行うことを特徴とする請求項1に記載の印刷制御方法。
  3. 前記印刷制御装置の判断手段が、前記受信工程で受信した前記印刷要求に対応する印刷ジョブを前記印刷手段で印刷可能か否かを判断する判断工程と、
    前記通知手段が、前記判断工程で前記印刷ジョブを前記印刷手段で印刷可能と判断された場合に、前記印刷ジョブが印刷可能であることを示す情報を前記情報処理装置に通知する第3通知工程と、
    前記情報処理装置の送信手段が、前記第3通知工程で通知された前記印刷ジョブが印刷可能であることを示す情報に応じて、前記情報により印刷可能であると示された印刷ジョブを前記印刷制御装置へ送信する送信工程とを更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷制御方法。
  4. 印刷ジョブを送信する情報処理装置と通信可能であり、前記情報処理装置から受信した前記印刷ジョブを印刷手段に印刷させる印刷制御装置における印刷制御方法あって、
    受信手段が、前記情報処理装置により発行された、前記印刷ジョブの処理を要求する印刷要求を受信する受信工程と、
    登録手段が、前記受信工程で受信した前記印刷要求の識別子を印刷待ちリストに登録する登録工程と、
    設定手段が、前記登録工程で登録された印刷要求の識別子に対して、前記受信工程にて受信された印刷要求の受信順序に応じて、前記受信順序が早い印刷要求の識別子に対して優先度を高く設定し、前記受信順序が遅い印刷要求の識別子に対して優先度を低く設定する設定工程と、
    決定手段が、前記設定工程で設定された前記識別子の前記優先度に基づいて、前記識別子に対応する印刷要求の発行元である前記情報処理装置における、当該印刷要求の発行間隔を決定する決定工程と、
    通知手段が、前記決定工程で決定された発行間隔を示す情報を前記情報処理装置に通知する通知工程とを備え、
    前記決定工程では、前記優先度の高い識別子に対応する印刷要求の発行間隔を、前記優先度の低い識別子に対応する印刷要求の発行間隔に比べて短い間隔に決定することを特徴とする印刷制御方法。
  5. 前記印刷制御装置の判断手段が、前記受信工程で受信した前記印刷要求に対応する印刷ジョブを前記印刷手段で印刷可能か否かを判断する判断工程を更に備え、
    前記登録工程では、前記判断工程で前記印刷ジョブを前記印刷手段で印刷可能ではないと判断された場合に、前記印刷要求の識別子を印刷待ちリストに登録することを特徴とする請求項4に記載の印刷制御方法。
  6. 前記通知工程では、前記判断工程で前記印刷ジョブを前記印刷手段で印刷可能と判断された場合に、前記印刷ジョブが印刷可能であることを示す情報を通知することを特徴とする請求項5に記載の印刷制御方法。
  7. 前記決定工程では、前記発行間隔を3段階以上に区切り、前記優先の高い段階のものほど短い発行間隔を決定することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の印刷制御方法。
  8. 前記印刷要求には対応するジョブの印刷量を示す情報が付加されており、
    前記決定工程では、優先度の最も高い識別子に対応する印刷ジョブの印刷量が所定量よりも少ない場合には、当該優先度の最も高い識別子に続く優先度の識別子に対応する印刷要求の発行間隔を短い間隔に決定することを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の印刷制御方法。
  9. 印刷ジョブを送信する情報処理装置と、前記情報処理装置から受信した前記印刷ジョブを印刷手段に印刷させる印刷制御装置とを備えた印刷システムであって、
    前記情報処理装置において、前記印刷ジョブの処理を要求する印刷要求を前記印刷制御装置に対して発行する発行手段と、
    前記印刷制御装置において、前記発行手段により発行された、前記印刷要求を受信する受信手段と、
    前記印刷制御装置において、前記受信手段で受信した前記印刷要求の識別子を印刷待ちリストに登録する登録手段と、
    前記印刷制御装置において、前記登録手段により登録された印刷要求の識別子に対して、前記受信手段により受信された印刷要求の受信順序に応じて、前記受信順序が早い印刷要求の識別子に対して優先度を高く設定し、前記受信順序が遅い印刷要求の識別子に対して優先度を低く設定する設定手段と、
    前記印刷制御装置において、前記設定手段により設定された前記識別子の前記優先度に基づいて、前記識別子に対応する印刷要求の発行元である前記情報処理装置における、当該印刷要求の発行間隔を決定する決定手段と、
    前記印刷制御装置において、前記決定手段により決定された発行間隔を示す情報を前記情報処理装置に通知する通知手段とを備え、
    前記発行手段は、前記通知手段により前記発行間隔を示す情報が通知された後、前記情報により示される発行間隔に従って前記印刷要求を前記印刷制御装置に対して発行し、
    前記決定手段は、前記優先度の高い識別子に対応する印刷要求の発行間隔を、前記優先度の低い識別子に対応する印刷要求の発行間隔に比べて短い間隔に決定することを特徴とする印刷システム。
  10. 印刷ジョブを送信する情報処理装置と通信可能であり、前記情報処理装置から受信した前記印刷ジョブを印刷手段に印刷させる印刷制御装置であって、
    前記情報処理装置により発行された、前記印刷ジョブの処理を要求する印刷要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記印刷要求の識別子を印刷待ちリストに登録する登録手段と、
    前記登録手段により登録された印刷要求の識別子に対して、前記受信手段により受信された印刷要求の受信順序に応じて、前記受信順序が早い印刷要求の識別子に対して優先度を高く設定し、前記受信順序が遅い印刷要求の識別子に対して優先度を低く設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された前記識別子の前記優先度に基づいて、前記識別子に対応する印刷要求の発行元である前記情報処理装置における、当該印刷要求の発行間隔を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された発行間隔を示す情報を前記情報処理装置に通知する通知手段とを備え、
    前記決定手段は、前記優先度の高い識別子に対応する印刷要求の発行間隔を、前記優先度の低い識別子に対応する印刷要求の発行間隔に比べて短い間隔に決定することを特徴とする印刷制御装置。
  11. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の印刷制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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