JP4454807B2 - 射出成形方法および射出成形装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インサート成形に関し、特に、インサート部材を確実に位置決めでき、インサート部材が変形することなく成形することのできる射出成形方法および射出成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、射出成形金型の射出用空間内にインサート部材を配置して、射出用空間内に溶融樹脂を射出してインサート部材を樹脂で被覆するインサート成形が様々な分野の成型品に広範に実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来より、図12に示したように、射出成形金型100の射出用空間102内にインサート部材104を配置する場合に、インサート部材104の基端部106を上方金型108と下方金型109との間に挟持して、インサート部材104のインサート成形すべきインサート成形部分110を片持ち状に、射出用空間102内に配置することが行われている。
【0004】
しかしながら、この場合、溶融樹脂を射出成形金型100の射出用空間102内に射出した際に、射出された溶融樹脂の圧力によって、図12の矢印Iで示したように、インサート部材104のインサート成形部分110が押されて変形し、成形後の樹脂被覆に偏肉部分が発生し、場合によっては、インサート成形部分110が外部に露出することがある。このため、成型品の強度が不足したり、例えば、インサート部材104が金属製である場合には、露出部分から金属腐食が発生するおそれがある。
【0005】
このような現象は、特に、図12に示したように、インサート部材104のインサート成形部分110が、インサート部材104の基端部106に対して、所定の角度で折曲されている場合には顕著である。
また、従来より、射出成形金型の射出用空間内にインサート部材を配置してインサート成形する場合、インサート部材の位置を設定するのが難しく、しかも溶融樹脂の射出時にその位置がずれてしまい、正確にインサート成形することができなかった。
【0006】
従って、本発明の目的とするところは、このような実情を考慮して、インサート部材が変形したり、成形後の樹脂被覆に偏肉部分が発生せず、インサート部材が外部に露出することによるインサート部材の腐食などのおそれのない強度的にも品質的にも優れた成形品を射出成形することの可能な射出成形方法および射出成形装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述したような従来技術における課題及び目的を達成するために発明なされたものであって、本発明の射出成形方法は、射出成形金型の射出用空間内にインサート部材を配置して、前記射出用空間内に溶融樹脂を射出してインサート部材を樹脂で被覆する方法であって、
前記インサート部材の片面を、金型壁面から射出用空間内に突出動可能な支持部材で支持するとともに、
前記射出用空間内に溶融樹脂を射出しつつ、前記支持部材を金型壁面位置まで後退させることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の射出成形装置は、射出成形金型の射出用空間内にインサート部材を配置して、前記射出用空間内に溶融樹脂を射出してインサート部材を樹脂で被覆するための射出成形装置であって、
前記インサート部材の片面を、金型壁面から射出用空間内に支持する突出動可能な支持部材を備え、
前記支持部材を、前記射出用空間内への溶融樹脂の射出の際に、前記支持部材を金型壁面位置まで後退するように構成したことを特徴とする。
【0009】
このように構成することによって、溶融樹脂が射出用空間内に射出ゲートから射出した場合にも、インサート部材が支持部材で射出用空間内の中央部分に支持されることになるので、インサート部材が溶融樹脂の射出圧力によって変形して曲がったり、位置が移動してしまうおそれがない。従って、成形後の樹脂被覆に偏肉部分が発生せず、インサート部材が外部に露出せず、成型品の強度の不足や、インサート部材の腐食などが発生するおそれがない。
【0010】
しかも、射出用空間内に溶融樹脂を射出しつつ、支持部材を金型壁面位置まで後退させるようにしたので、インサート部材の支持部材での支持面への溶融樹脂の回り込みが、支持部材によって阻害されることを防ぐとともに、成形面にいわゆる「ひけ」と呼ばれる凹凸が生じることがない。
また、本発明の射出成形方法は、前記支持部材によるインサート部材の支持位置と対峙する位置の金型壁面から、溶融樹脂を射出用空間内に射出することを特徴とする。
【0011】
また、本発明の射出成形装置は、前記支持部材によるインサート部材の支持位置と対峙する位置の金型壁面に、溶融樹脂を射出用空間内に射出する射出ゲートを設けたことを特徴とする。
このように、支持部材によるインサート部材の支持位置と対峙する位置の金型壁面に設けた射出ゲートから、溶融樹脂を射出用空間内に射出するので、支持部材で支持されたインサート部材が、射出ゲートから射出された溶融樹脂による射出圧力によって、支持部材による支持面と反対側からも支持されることになり、両側からインサート部材が射出用空間内の中央部分に、確実に支持、固定されることになる。
【0012】
従って、よりいっそう、インサート部材が溶融樹脂の射出圧力によって変形して曲がったり、位置が移動してしまうおそれがなく、成形後の樹脂被覆に偏肉部分が発生せず、インサート部材が外部に露出せず、成型品の強度の不足や、インサート部材の腐食などが発生するおそれがない。
また、本発明の射出成形方法は、前記インサート部材が、一方に屈曲された形状であり、前記支持部材が、前記インサート部材の屈曲された方向と反対面を支持するように設けられていることを特徴とする。
【0013】
また、本発明の射出成形装置は、前記インサート部材が、一方に屈曲された形状であり、前記支持部材が、前記インサート部材の屈曲された方向と反対面を支持するように設けられていることを特徴とする。
このようにすることによって、射出用空間内に射出された溶融樹脂の射出圧力で、屈曲されたインサート部材が、屈曲方向とは逆の方向に押し戻されて真っ直ぐに変形する傾向があるが、これを支持部材で支持して押し戻す方向への圧力に対抗することができるので、このような変形を有効に防止することが可能となる。
【0014】
さらに、本発明の本発明の射出成形方法は、射出成形金型の射出用空間内にインサート部材を配置して、前記射出用空間内に溶融樹脂を射出してインサート部材を樹脂で被覆する方法であって、
前記インサート部材に形成された係合孔の内部に、係合孔を貫通する状態で保持部材を嵌合して、
前記保持部材の片面を、金型壁面から射出用空間内に突出動可能な第1の支持部材で支持し、
前記保持部材の他方の面を、金型壁面から射出用空間内に突出動可能な第2の支持部材で支持するとともに、
前記第2の支持部材から突出動可能に構成した位置決め部材を、前記保持部材に形成された位置決め用孔内に突出させて、前記インサート部材を射出用空間内で位置決めして、
前記射出用空間内に溶融樹脂を射出する際に、前記位置決め部材を金型壁面位置まで後退した後、
前記射出用空間内に溶融樹脂を射出しつつ、前記第1の支持部材と第2の支持部材を金型壁面位置まで後退させることを特徴とする。
【0015】
また、本発明の射出成形装置は、射出成形金型の射出用空間内にインサート部材を配置して、前記射出用空間内に溶融樹脂を射出してインサート部材を樹脂で被覆するための射出成形装置であって、
前記インサート部材に形成された係合孔の内部に係合孔を貫通する状態で嵌合する保持部材を備えたインサート部材の片面を、金型壁面から射出用空間内に支持する突出動可能に構成した第1の支持部材と、
前記保持部材の他方の面を支持する金型壁面から射出用空間内に突出動可能に構成した第2の支持部材と、
前記第2の支持部材から前記保持部材に形成された位置決め用孔内に突出動可能に構成した位置決め部材とを備え、
前記位置決め部材を、前記保持部材に形成された位置決め用孔内に突出させて、前記インサート部材を射出用空間内で位置決めして、
前記射出用空間内に溶融樹脂を射出する際に、前記位置決め部材を金型壁面位置まで後退した後、
前記射出用空間内に溶融樹脂を射出しつつ、前記第1の支持部材と第2の支持部材を金型壁面位置まで後退させるように構成したことを特徴とする。
【0016】
このように構成することによって、第1の支持部材と第2の支持部材との間で、インサート部材が両面から、挟持、固定され、射出用空間の中央部分にインサート部材を固定できる。また、この際、インサート部材に形成された位置決め用孔内に位置決め部材を突出させることにより、インサート部材の位置決め、固定を、正確にかつ確実に行うことができる。
【0017】
従って、インサート部材が溶融樹脂の射出圧力によって変形して曲がったり、位置が移動してしまうおそれがなく、成形後の樹脂被覆に偏肉部分が発生せず、インサート部材が外部に露出せず、成型品の強度の不足や、インサート部材の腐食などが発生するおそれがない。
しかも、位置決め部材を金型壁面位置まで後退した後に、射出用空間内に溶融樹脂を射出しつつ、支持部材を金型壁面位置まで後退させるようにしたので、インサート部材の支持部材での支持面への溶融樹脂の回り込みが、位置決め部材および支持部材によって阻害されることを防ぐとともに、成形面にいわゆる「ひけ」と呼ばれる凹凸が生じることがない。
【0018】
また、本発明では、前記第1の支持部材の支持面に、前記保持部材に形成された位置決め用孔内に嵌合する位置決め用突出部が形成されていることを特徴とする。
これにより、第1の支持部材の支持面に形成された位置決め用突出部が、位置決め用孔内に嵌合するにことによって、インサート部材の位置決め、固定を、より正確にかつ確実に行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態(実施例)について説明する。
図1は、本発明の射出成形装置の第1の実施例の部分拡大断面図、図2はその使用状態を説明する概略図である。
図1に示したように、この実施例の射出成形装置10は、射出成形金型12を備えており、この射出成形金型12は、上下一対の上方金型14と下方金型16とから構成されている。これらの上方金型14と下方金型16とは、図示しないピストンシリンダー機構などの駆動機構によって、接近離反することができるようになっている。そして、射出成形金型12内には、これらの上方金型14と下方金型16とで閉止した際に射出用空間18が形成されるように構成されている。
【0020】
これらの上方金型14と下方金型16との間には、金属、セラミックなどからなるインサート部材20の非インサート成形部分22を挟持する挟持部14a、16aがそれぞれ形成されている。上方金型14と下方金型16の間に、挟持部14a、16aで挟持されたインサート部材20のインサート成形部分24は、片持ち状に射出用空間18内に保持されることになる。
【0021】
また、下方金型16には、射出用空間18を画成する金型壁面26から射出用空間18内に突出動可能な支持部材28を備えている。この支持部材28は、下方金型16に形成された突出孔30に摺動可能に装着されている。そして、支持部材28の拡径基端部32と突出孔30の拡径端部34との間に圧縮スプリング部材36が介装されるとともに、ストッパ部材38で拡径基端部32が閉止されており、支持部材28が金型壁面26から突出しない方向へ付勢されている。このストッパ部材38には、圧力作動用孔31が形成され、図示しない空気圧源、油圧源などの圧力源に接続されている。これにより、圧力を付与することによって、支持部材28が、スプリング部材36に抗して金型壁面26から射出用空間18内に突出し、逆に圧力を開放することによって、スプリング38の作用で、一定速度で支持部材28の支持面28aが金型壁面26の位置まで後退するようになっている。
【0022】
この場合、支持部材28の先端の支持面28aの位置は、支持部材28が射出用空間18内に金型壁面26から突出した状態で、インサート部材20のインサート成形部分24に接触した状態となるとともに、射出用空間18の厚さ方向Dの略中央部分に位置するように設定される。また、支持部材28の支持面28aが後退した状態では、支持面28aと金型壁面26とが平坦な状態となるように設定される。
【0023】
また、支持部材28の支持面28aが金型壁面26の位置まで後退する時間としては、溶融樹脂の種類、射出圧力、射出温度、射出機の能力などにより適宜選択すればよいが、好ましくは、2秒〜5秒、より好ましくは、3秒〜4秒で後退するようにするのが、溶融樹脂の回り込みを阻害せず、成形面にいわゆる「ひけ」と呼ばれる凹凸が生じることがないようにするためには望ましい。
【0024】
さらに、支持部材28の形状としては、円柱形状、四角形状など特に限定されるものではないが、溶融樹脂の回り込みを阻害しないためには、円柱形状とするのが望ましく、その直径としては、インサート部材の幅に対して、10%〜90%、好ましくは、20%〜50%とするのが望ましい。また、この実施例では、支持部材28の数を一つとしたが、これを複数個離間して設けることも可能である。
【0025】
さらに、この実施例では、支持部材の28の突出、後退を、スプリング36の作用を利用したピストンシリンダ機構を用いたが、これに何ら限定されるものではなく、例えば、モータ駆動などその他の機構を採用することも勿論可能である。
このような本発明の射出成形装置10では、図2に示したように、下記のように作動される。
【0026】
先ず、射出成形金型12の上方金型14と下方金型16とを、図示しない駆動機構によって、相互に離反した状態とする。
この状態で、インサート部材20の非インサート成形部分22を挟持部14a、16aで挟持した状態となるように、射出成形金型12の上方金型14と下方金型16とを閉止する。
【0027】
そして、図示しない圧力源を作動させることによって、スプリング部材36に抗して支持部材28を射出用空間18内に金型壁面26から突出させて、支持部材28の支持面28aが、インサート部材20のインサート成形部分24の片面24aに当接させる。これによって、インサート部材20のインサート成形部分24が、射出用空間18の厚さ方向Dの略中央部分に位置するように支持する(図2(A)参照)。
【0028】
この状態で、図示しない射出ゲートから、溶融樹脂Aを射出しつつ、圧力を解放することによって、スプリング部材36の作用によって、支持部材28が後退して、支持部材28の支持面28aが金型壁面26とが平坦な状態となる。
この際、図2(B)に示したように、溶融樹脂Aが矢印Cのようにインサート部材20のインサート成形部分24の両面に回り込むにつれて、矢印Eに示したように、支持部材28が後退していくので、溶融樹脂Aの回り込みが支持部材28に阻害されずに、成形面にいわゆる「ひけ」と呼ばれる凹凸が生じることがなく成形することができる。
【0029】
また、溶融樹脂Aが射出用空間18内に射出ゲートから射出した場合にも、インサート部材20のインサート成形部分24が支持部材28で射出用空間内の中央部分に支持されることになるので、インサート部材20のインサート成形部分24が溶融樹脂Aの射出圧力によって変形して曲がったり、位置が移動してしまうおそれがない。従って、成形後の樹脂被覆に偏肉部分が発生せず、インサート部材20のインサート成形部分24が外部に露出せず、成型品の強度の不足や、インサート部材20のインサート成形部分24の腐食などが発生するおそれがない。
【0030】
図3は、本発明の射出成形装置の第2の実施例を示す部分拡大断面図、図4は、その使用状態を説明する概略図である。
なお、図1に示した実施例の射出成形装置と同じ構成部材には、同じ参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
この実施例では、図3に示したように、支持部材28によるインサート部材20のインサート成形部分24の支持位置24aと対峙する位置の金型壁面、すなわち、上方金型14の射出用空間18を画成する金型壁面23に、溶融樹脂Aを射出用空間18内に射出する射出ゲート27を設けている。
【0031】
これにより、図4に示したように、射出ゲート27から、溶融樹脂Aを矢印F方向に射出しつつ、溶融樹脂Aが、支持部材28側となるインサート成形部分24の下面に回り込み始めた時点で、圧力を解放することによって、スプリング部材36の作用によって、支持部材28が後退して、支持部材28の支持面28aが金型壁面26とが平坦な状態となる(図4(A)(B)参照)。
【0032】
この際、溶融樹脂Aが矢印Cのようにインサート部材20のインサート成形部分24の両面に回り込むにつれて、矢印Eに示したように、支持部材28が後退していくので、溶融樹脂Aの回り込みが支持部材28に阻害されずに、成形面にいわゆる「ひけ」と呼ばれる凹凸が生じることがなく成形することができる(図4(B)参照)。
【0033】
また、溶融樹脂Aが射出用空間18内に射出ゲート27から射出した場合、インサート部材20のインサート成形部分24が、支持部材28によって支持されるとともに、溶融樹脂Aによる射出圧力によって、インサート部材20のインサート成形部分24の支持部材28による支持面24aと反対側から支持されることになり、インサート部材20のインサート成形部分24の下面が支持部材28に押しつけられ、その両面側から射出用空間内の中央部分に支持されることになる。
【0034】
従って、インサート部材20のインサート成形部分24が溶融樹脂Aの射出圧力によって変形して曲がったり、位置が移動してしまうおそれがない。これにより、成形後の樹脂被覆に偏肉部分が発生せず、インサート部材20のインサート成形部分24が外部に露出せず、成型品の強度の不足や、インサート部材20のインサート成形部分24の腐食などが発生するおそれがない。
【0035】
図5は、本発明の射出成形装置の第3の実施例を示す部分拡大断面図、図6は、インサート部材の部分拡大平面図、図7〜図11は、図5の射出成形装置の使用状態を説明する部分拡大概略図である。
この実施例の射出成形装置40では、例えば、前述した第1の実施例および第2の実施例で、インサート成形部分24が樹脂で被覆されインサート成形されたインサート部材20を用い、非インサート成形部分22をインサート成形部分として用いる場合に適用することができる(以下、この実施例では、非インサート成形部分22を、「インサート成形部分22」と言い、インサート成形部分24を、「インサート成形済み部分24」と言う)。
【0036】
図6に示したように、インサート部材20のインサート成形部分22には、係合孔21が形成されており、この係合孔21の内部に、予め、インサート成形によって、係合孔を貫通する状態で、円筒形状の保持部材25が成形嵌合されている。なお、第1の実施例におけるインサート成形済み部分24を成形する際に、金型14、16に空間を設けて、保持部材25を同時に成形してもよい。
【0037】
図5に示したように、この実施例の射出成形装置40は、射出成形金型42を備えており、この射出成形金型42は、上下一対の上方金型44と下方金型46とから構成されている。これらの上方金型44と下方金型46とは、図示しないピストンシリンダー機構などの駆動機構によって、接近離反することができるようになっている。そして、射出成形金型42内には、これらの上方金型44と下方金型46とで閉止した際に射出用空間48が形成されるように構成されている。
【0038】
これらの上方金型44と下方金型46との間には、インサート部材20のインサート成形済み部分24を挟持する挟持部44a、46aがそれぞれ形成されている。上方金型44と下方金型46の間に、挟持部44a、46aで挟持されたインサート部材20のインサート成形部分22は、片持ち状に射出用空間48内に保持されることになる。
【0039】
また、上方金型44には、射出用空間48を画成する金型壁面56から射出用空間48内に突出動可能な第1の支持部材58を備えている。この第1の支持部材58は、上方金型44に形成された突出孔60に摺動可能に装着されている。そして、第1の支持部材58の拡径基端部62と突出孔60の拡径端部64との間に圧縮スプリング部材66が介装されるとともに、ストッパ部材68で拡径基端部62が閉止されており、第1の支持部材58が金型壁面56から突出しない方向へ付勢されている。このストッパ部材68には、圧力作動用孔61が形成され、図示しない空気圧源、油圧源などの圧力源に接続されている。これにより、圧力を付与することによって、第1の支持部材58が、スプリング部材66に抗して金型壁面56から射出用空間48内に突出し、逆に圧力を開放することによって、スプリング68の作用で、一定速度で支持部材58の支持面58aが金型壁面56の位置まで後退するようになっている。
【0040】
この場合、第1の支持部材58の先端の支持面58aの位置は、支持部材58が射出用空間48内に金型壁面56から突出した状態で、第1の支持部材58の支持面58aが保持部材25の一方の面25aに当接するようになっている。また、この際、第1の支持部材58aの支持面58aに形成された位置決め用突出部58bが、保持部材25の中心に形成された位置決め用孔25b内に嵌合するように構成されている。
【0041】
そして、この状態で、インサート部材20のインサート成形部分22が、射出用空間48の厚さ方向Dの略中央部分に位置するように設定される。また、第1の支持部材58の支持面58aが後退した状態では、支持面58aと金型壁面56とが平坦な状態となるように設定される。なお、位置決め用突出部58bを設けない場合には、第1の支持部材58の支持面全体が平坦となり、成形後の凹凸が発生しない。
【0042】
一方、下方金型46には、射出用空間48を画成する金型壁面57から射出用空間48内に突出動可能な第2の支持部材70を備えている。この第2の支持部材70は、下方金型46に形成された突出孔63に摺動可能に装着されている。
また、第2の支持部材70に形成された中央孔72には、摺動可能に位置決め部材80が装着されている。
【0043】
この場合、第2の支持部材70の先端の支持面74の位置は、第2の支持部材70が射出用空間48内に金型壁面57から突出した状態で、第2の支持部材70の支持面74が保持部材25の他方の面25cに当接するようになっている。また、この際、第2の支持部材70の支持面74に装着された位置決め部材80が、保持部材25の中心に形成された位置決め用孔25b内に突出して嵌合するように構成されている。この場合、位置決め部材80の先端面82が、第1の支持部材58aの位置決め用突出部58bと当接するようになっている。しかしながら、位置決め部材80の先端面82が、第1の支持部材58aの位置決め用突出部58bと当接する必要は必ずしもなく、位置決め部材80によって、インサート部材20のインサート成形部分22が位置固定できるのであれば、これよりも短くても良い。
【0044】
また、この場合、第2の支持部材70の先端の支持面74の位置は、第2の支持部材70が射出用空間48内に金型壁面57から突出した状態で、インサート部材20のインサート成形部分22が、射出用空間48の厚さ方向Dの略中央部分に位置するように設定される。また、第2の支持部材70の支持面74が後退した状態では、第2の支持部材70の支持面74と位置決め部材80の先端面82とが、金型壁面57と平坦な状態となるように設定される。
【0045】
このような本発明の射出成形装置40では、図7〜図11に示したように、下記のように作動される。
先ず、射出成形金型42の上方金型44と下方金型46とを、図示しない駆動機構によって、相互に離反した状態とする。
この状態で、インサート部材20のインサート成形済み部分24を挟持部44a、46aで挟持した状態となるように、射出成形金型42の上方金型44と下方金型46とを閉止する。
【0046】
そして、図示しない圧力源を作動させることによって、スプリング部材66に抗して第1の支持部材58を射出用空間48内に金型壁面56から突出させて、第1の支持部材58の支持面58aを、保持部材25の一方の面25aに当接させる。この際、第1の支持部材58aの支持面58aに形成された位置決め用突出部58bを、保持部材25の中心に形成された位置決め用孔25b内に嵌合させる(図7参照)。
【0047】
次に、図示しないピストンシリンダ機構などの駆動機構によって、第2の支持部材70の支持面74に装着された位置決め部材80を金型壁面57から突出させ、位置決め部材80が、保持部材25の中心に形成された位置決め用孔25b内に突出して嵌合させる。これによって、インサート部材20のインサート成形部分22を所定の位置に位置決めする(図8参照)。
【0048】
そして、図示しないピストンシリンダ機構などの駆動機構によって、第2の支持部材70を金型壁面57から射出用空間48内に突出させて、第2の支持部材70の支持面74を保持部材25の他方の面25cに当接させる(図9参照)。
これによって、インサート部材20のインサート成形部分24が、射出用空間18の厚さ方向Dの略中央部分に位置するように固定支持される。
【0049】
この状態で、位置決め部材80を後退させることによって、位置決め部材80の保持部材25の位置決め用孔25bとの嵌合を解除して、位置決め部材80の先端面82とが、金型壁面57と平坦な状態となるようにする(図10参照)。
そして、図示しない射出ゲートから、溶融樹脂Bを射出しつつ、溶融樹脂Bが一定量射出された状態で圧力を解放することによって、スプリング部材66の作用によって、第1の支持部材58を後退しさせて、第1の支持部材58の支持面58aを金型壁面56とが平坦な状態とさせる。
【0050】
これと同時に、第2の支持部材70を後退させて、第2の支持部材70の支持面74を保持部材25の他方の面25cとの当接を解除して、第2の支持部材70の支持面74と金型壁面57とを平坦な状態となるようにする(図11参照)。
この際、図11に示したように、溶融樹脂Bが矢印Cのようにインサート部材20のインサート成形部分22の両面に回り込むにつれて、矢印G、Hに示したように、第1の支持部材28と第2の支持部材70とが後退していくので、溶融樹脂Bの回り込みがこれらの支持部材28、70に阻害されることを防ぐとともに、成形面にいわゆる「ひけ」と呼ばれる凹凸が生じることがなく成形することができる。
【0051】
また、溶融樹脂Bが射出用空間48内に射出ゲートから射出した場合にも、インサート部材20のインサート成形部分22が、第1の支持部材28と第2の支持部材70によって、その両面側から射出用空間内の略中央部分に支持されることになる。
従って、インサート部材20のインサート成形部分22が、溶融樹脂Bの射出圧力によって変形して曲がったり、位置が移動してしまうおそれがない。これによって、成形後の樹脂被覆に偏肉部分が発生せず、インサート部材20のインサート成形部分22が外部に露出せず、成型品の強度の不足や、インサート部材20のインサート成形部分22の腐食などが発生するおそれがない。
【0052】
また、これらの支持部材58、70が金型壁面の位置まで後退する時間としては、溶融樹脂の種類、射出圧力、射出温度、射出機の能力などにより適宜選択すればよいが、好ましくは、2秒〜5秒、より好ましくは、3秒〜4秒で後退するようにするのが、溶融樹脂の回り込みを阻害せず、成形面にいわゆる「ひけ」と呼ばれる凹凸が生じることがないようにするためには望ましい。
【0053】
さらに、これらの支持部材58、70の形状としては、円柱形状、四角形状など特に限定されるものではないが、溶融樹脂の回り込みを阻害しないためには、円柱形状とするのが望ましく、その直径としては、インサート部材の幅に対して、10%〜90%、好ましくは、20%〜50%とするのが望ましい。また、この実施例では、これらの支持部材58、70の数を一つとしたが、これを複数個離間して設けることも可能である。
【0054】
また、位置決め部材80の形状は、位置決めを円滑行うためには円柱形状とするのが好ましいが、特に限定されるものではない。
さらに、この実施例では、これらの支持部材58、70の突出、後退をピストンシリンダ機構を用いたが、これに何ら限定されるものではなく、例えば、モータ駆動などその他の機構を採用することも勿論可能である。
【0055】
以上説明した第1〜第3の実施例で用いる溶融樹脂A、Bとしては、特に限定されるものではなく、熱可塑性のエラストマーであるスチレン系やオレフィン系、ポリプロピレン系、ポリエステル、ポリアミドなどのエラストマー、ポリプロピレン、エラストマー、ポリプロピレンとエラストマーの混合物、PES(ポリエーテルサルフォン)、ポリアセタール、ポリイミド、ポリアリレートなどの合成樹脂などから構成すればよく、溶融樹脂A、Bを同じ種類の溶融樹脂とすることも、異なった種類の溶融樹脂とすることも可能である。
【0056】
また、上記第3の実施例では、第1の実施例および第2の実施例で、インサート成形部分24が樹脂で被覆されインサート成形されたインサート部材20を用い、非インサート成形部分22をインサート成形部分として用いる場合に適用したが、第3の実施例を、単独でインサート部材をインサート成形する場合に適用できることは勿論である。
【0057】
さらに、上記実施例の図面では、成型品を消毒鋏みの例を示しているが、本発明は何らこれに限定されるものではないなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、溶融樹脂が射出用空間内に射出ゲートから射出した場合にも、インサート部材が支持部材で射出用空間内の略中央部分に支持されることになるので、インサート部材が溶融樹脂の射出圧力によって変形して曲がったり、位置が移動してしまうおそれがない。
【0059】
また、本発明によれば、支持部材によるインサート部材の支持位置と対峙する位置の金型壁面に設けた射出ゲートから、溶融樹脂を射出用空間内に射出するので、支持部材で支持されたインサート部材が、射出ゲートから射出された溶融樹脂による射出圧力によって、支持部材による支持面と反対側からも支持されることになり、両側からインサート部材が射出用空間内の中央部分に、確実に支持、固定されることになる。
【0060】
さらに、本発明によれば、第1の支持部材と第2の支持部材との間で、インサート部材が両面から、挟持、固定され、射出用空間の中央部分にインサート部材を固定できる。また、この際、インサート部材に形成された位置決め用孔内に位置決め部材を突出させることにより、インサート部材の位置決め、固定を、正確にかつ確実に行うことができる。
【0061】
従って、溶融樹脂が射出用空間内に射出ゲートから射出した場合にも、インサート部材が支持部材で射出用空間内の中央部分に支持されることになるので、インサート部材が溶融樹脂の射出圧力によって変形して曲がったり、位置が移動してしまうおそれがない。従って、成形後の樹脂被覆に偏肉部分が発生せず、インサート部材が外部に露出せず、成型品の強度の不足や、インサート部材の腐食などが発生するおそれがない。
【0062】
しかも、射出用空間内に溶融樹脂を射出しつつ、支持部材を金型壁面位置まで後退させるようにしたので、インサート部材の支持部材での支持面への溶融樹脂の回り込みが、支持部材、位置決め部材によって阻害されることがなく、成形面にいわゆる「ひけ」と呼ばれる凹凸が生じることがないなど幾多の顕著で特有な作用効果を奏する極めて優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の射出成形装置の第1の実施例の部分拡大断面図である。
【図2】図2はその使用状態を説明する概略図である。
【図3】図3は、本発明の射出成形装置の第2の実施例を示す部分拡大断面図である。
【図4】図4は、その使用状態を説明する概略図である。
【図5】図5は、本発明の射出成形装置の第3の実施例を示す部分拡大断面図である。
【図6】図6は、インサート部材の部分拡大平面図である。
【図7】図7は、図5の射出成形装置の使用状態を説明する部分拡大概略図である。
【図8】図8は、図5の射出成形装置の使用状態を説明する部分拡大概略図である。
【図9】図9は、図5の射出成形装置の使用状態を説明する部分拡大概略図である。
【図10】図10は、図5の射出成形装置の使用状態を説明する部分拡大概略図である。
【図11】図11は、図5の射出成形装置の使用状態を説明する部分拡大概略図である。
【図12】図12は、従来の射出成形装置の概略図である。
【符号の説明】
10 射出成形装置
12 射出成形金型
14a、16a 挟持部
14 上方金型
16 下方金型
18 射出用空間
20 インサート部材
21 係合孔
22 非インサート成形部分
23 金型壁面
24 インサート成形部分
25 保持部材
25b 位置決め用孔
26 金型壁面
27 射出ゲート
28 支持部材
40 射出成形装置
42 射出成形金型
44a、46a 挟持部
44 上方金型
45 金型壁面
46 下方金型
48 射出用空間
56 金型壁面
57 金型壁面
58 第1の支持部材
58b 位置決め用突出部
70 第2の支持部材
72 中央孔
74 支持面
80 位置決め部材
A 溶融樹脂
B 溶融樹脂

Claims (4)

  1. 射出成形金型の射出用空間内にインサート部材を配置して、前記射出用空間内に溶融樹脂を射出してインサート部材を樹脂で被覆する方法であって、
    前記インサート部材に形成された係合孔の内部に、係合孔を貫通する状態で保持部材を嵌合して、
    前記保持部材の片面を、金型壁面から射出用空間内に突出動可能な第1の支持部材で支持し、
    前記保持部材の他方の面を、金型壁面から射出用空間内に突出動可能な第2の支持部材で支持するとともに、
    前記第2の支持部材から突出動可能に構成した位置決め部材を、前記保持部材に形成された位置決め用孔内に突出させて、前記インサート部材を射出用空間内で位置決めして、
    前記射出用空間内に溶融樹脂を射出する際に、前記位置決め部材を金型壁面位置まで後退した後、
    前記射出用空間内に溶融樹脂を射出しつつ、前記第1の支持部材と第2の支持部材を金型壁面位置まで後退させることを特徴とする射出成形方法。
  2. 前記第1の支持部材の支持面に、前記保持部材に形成された位置決め用孔内に嵌合する位置決め用突出部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の射出成形方法。
  3. 射出成形金型の射出用空間内にインサート部材を配置して、前記射出用空間内に溶融樹脂を射出してインサート部材を樹脂で被覆するための射出成形装置であって、
    前記インサート部材に形成された係合孔の内部に係合孔を貫通する状態で嵌合する保持部材を備えたインサート部材の片面を、金型壁面から射出用空間内に支持する突出動可能に構成した第1の支持部材と、
    前記保持部材の他方の面を支持する金型壁面から射出用空間内に突出動可能に構成した第2の支持部材と、
    前記第2の支持部材から前記保持部材に形成された位置決め用孔内に突出動可能に構成した位置決め部材とを備え、
    前記位置決め部材を、前記保持部材に形成された位置決め用孔内に突出させて、前記インサート部材を射出用空間内で位置決めして、
    前記射出用空間内に溶融樹脂を射出する際に、前記位置決め部材を金型壁面位置まで後退した後、
    前記射出用空間内に溶融樹脂を射出しつつ、前記第1の支持部材と第2の支持部材を金型壁面位置まで後退させるように構成したことを特徴とする射出成形装置。
  4. 前記第1の支持部材の支持面に、前記保持部材に形成された位置決め用孔内に嵌合する位置決め用突出部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の射出成形装置。
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